JP2002189530A - 携帯型情報処理装置 - Google Patents

携帯型情報処理装置

Info

Publication number
JP2002189530A
JP2002189530A JP2000386632A JP2000386632A JP2002189530A JP 2002189530 A JP2002189530 A JP 2002189530A JP 2000386632 A JP2000386632 A JP 2000386632A JP 2000386632 A JP2000386632 A JP 2000386632A JP 2002189530 A JP2002189530 A JP 2002189530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker
information processing
portable information
shield plate
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000386632A
Other languages
English (en)
Inventor
Reiji Matsumura
玲二 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000386632A priority Critical patent/JP2002189530A/ja
Publication of JP2002189530A publication Critical patent/JP2002189530A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られた配置空間のなかにスピーカを配置す
ることができ、スピーカの音質と出力を向上した携帯型
情報処理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 キーボード3を支持するとともに情報処
理装置の本体部1内部からの電磁波の外部放出を防ぐシ
ールド板4にスピーカ5を取り付ける。スピーカ5は弾
性体7でシールド板4に密着し、キーボード3の支持お
よびシールドのため広い面積を有するシールド板4はス
ピーカ5の前後の分離板として作用し、情報処理装置の
本体部1内部の空間のほぼ全体を音響空間として利用
し、スピーカの音質および出力を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声出力機能を有
するノートパソコンなどの携帯型情報処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ノートパソコンなどの携帯型情報
処理装置は、性能向上により、映像や音声を処理するマ
ルチメディアと呼ばれる機能が装備されるようになって
きている。こうした中で、音声出力機能であるスピーカ
も高音質な音声の再生が行えるものが装備されるように
なってきている。
【0003】以下、従来の音声出力機能を持つ携帯型情
報処理装置について説明する。
【0004】図4は、従来の携帯型情報処理装置のスピ
ーカの取り付け構造を示す斜視図で、説明のため、他の
部品は省略している。図5はスピーカ部の斜視図で、図
5(a)はスピーカの前面(放音側)から見た図、図5
(b)はスピーカの後ろ側から見た図である。また、図
6は他の従来例を示す斜視図である。図において、11
は携帯型情報処理装置の本体部で、CPUを含む情報処
理手段(図示せず)、記憶手段であるハードディスクド
ライブ(図示せず)等が配置されている。12はスピー
カ、13は取り付け金具、14はスピーカ固定用のスプ
リングを示す。
【0005】上記のように構成された従来の携帯型情報
処理装置において、スピーカ12の取り付けは、取り付
け金具13にスプリング14を使用してスピーカ12を
取り付ける。そして、携帯型情報処理装置の本体部11
の内部に配置される。その後、図示しない電気回路基板
やキーボードなどが取り付けられる。
【0006】また、図6に示す他の従来例では、携帯型
情報処理装置の本体部21に、スピーカ22を小型のス
ピーカボックス23に収納したものが配置されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、携帯型情報処理
装置は、小型軽量化が要求される一方、短期間における
性能向上が著しく、スピーカにおいても出力や音質の向
上が求められている。また、CPUやCPUの性能向上
に伴う放熱のための構造部品などの内部部品が簡単に交
換できる構造や、配置スペースの確保が求められるな
ど、限られた配置領域のなかでの性能向上が要求されて
いる。
【0008】上記従来の携帯型情報処理装置では、スピ
ーカ12と、スピーカの取り付け金具13や、スピーカ
を固定するスプリング14などを配置するスペースが必
要となり、小型軽量化を求めようとすればスピーカやス
ピーカを取り付ける金具を小型にしなければならなくな
り、スピーカの後ろ側の空間も少なくなる。また、スピ
ーカから発生する音が前面から後ろ側に回り込みやす
い。これらの影響によって高出力高音質な音声の再生が
難しかった。逆に高出力高音質な音声の再生を求めよう
とすれば、図6に示すような、スピーカ22を小型のス
ピーカボックス23に収納することによって、スピーカ
22の前面と後ろ側の空間を分離するとともに、スピー
カ22の後ろ側の空間を確保するなどの対策が必要であ
った。
【0009】しかし、上記により音響効果は良くなる
が、スピーカボックス23を携帯型情報処理装置の本体
部21内に配置するため、スピーカボックス23が占め
る容積が大きく、CPUや他の部品の配置場所に制約が
多い、放熱のための構造部品などの配置空間が少なくな
るなどの課題があった。
【0010】本発明は、限られた配置空間のなかにスピ
ーカを配置することができ、スピーカの出力と音質を向
上した携帯型情報処理装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の携帯型情報処理装置では、キーボードを支
持するとともに情報処理装置内部からの電磁波の外部放
出を防ぐシールド板にスピーカを取り付けるようにした
ものである。
【0012】これにより、情報処理装置内部の空間のほ
ぼ全体をスピーカの後ろ側の空間とするため音響空間を
拡大でき、高出力高音質な音声の再生を行うことができ
る。また、シールド板を取り外すと、CPUやCPUの
放熱のための構造部品の配置や交換を容易に行うことが
できる。
【0013】このように限られた配置空間のなかでスピ
ーカの出力と音質を向上させ、さらに、CPUの配置や
CPUの放熱構造の配置や交換などが容易に行える携帯
型情報処理装置が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、キーボードと、前記キーボードを支持するとともに
情報処理装置内部からの電磁波の外部放出を防ぐシール
ド板と、前記シールド板に取り付けられたスピーカを備
えたことを特徴とする携帯型情報処理装置であり、スピ
ーカをキーボードを支持しかつ電波の漏れを防ぐため広
い面積を持つシールド板に固定することによって、スピ
ーカの前側と後ろ側の空間を分離するとともに、限られ
た配置空間のなかでスピーカの音響空間を拡大し、出力
と音質を向上させ、さらに、CPUやCPUの放熱構造
の配置や交換などが容易に行えるという作用を有する。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
携帯型情報処理装置において、シールド板に開口が設け
られ、前記開口にスピーカを保持し、さらに固定枠によ
り弾性体を介して前記スピーカを押し付けて固定するこ
とを特徴とするもので、弾性体によってスピーカの前側
と後ろ側の空間を分離する働きを向上させ、スピーカの
出力と音質が向上するという作用を有する。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
携帯型情報処理装置において、固定枠はスピーカの放音
側方向からシールド板に取り付けられることを特徴とす
るもので、シールド板を外すことなくスピーカを交換で
きるという作用を有する。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項2記載の
携帯型情報処理装置において、弾性体はスピーカの放音
側方向に突起を有し、前記スピーカの放音側に設けられ
たカバー、または情報処理装置筐体に前記突起が接触す
ることを特徴とするもので、スピーカの前側と後ろ側の
空間を分離する弾性体を利用してカバー、または情報処
理装置筐体のスピーカによる振動を抑えることができる
という作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図3を用いて説明する。
【0019】(実施の形態)図1は本発明の一実施の形
態による携帯型情報処理装置を示す斜視図、図2は携帯
型情報処理装置の分解斜視図で、説明のため、内部の部
品は省略している。図3はスピーカ取り付け部の断面図
である。図において、1は携帯型情報処理装置の本体部
で、CPUを含む情報処理手段(図示せず)、記憶手段
であるハードディスクドライブ(図示せず)等が配置さ
れている。2は本体部1に回動可能に取り付けられた表
示部、3はキーボード、4はキーボード3を支持すると
ともに携帯型情報処理装置1内部からの電磁波の外部放
出を防ぐシールド板で、開口4aが後部の左右に設けら
れている。5はスピーカ、6は押さえ部品、7は弾性体
である。また、8はカバーで、キーボード3の後方に配
置され、スピーカ5を覆い隠すとともにキーボード3の
上下方向と左右方向とを固定している。8aは、スピー
カの放音孔である。弾性体7は図3に示すように、スピ
ーカ5の周囲を囲うように突起7aを有している。
【0020】以上のように構成された本発明の携帯型情
報処理装置について、その動作について説明する。ま
ず、スピーカ5の取り付けは、シールド板4の開口4a
にスピーカ5を嵌め込み、その上から弾性体7を介して
スピーカ5を押さえるようにシールド板4に取り付け
る。携帯型情報処理装置の本体部1の内部には図示しな
い電気回路基板などがすでに取り付けられており、その
上を覆うようにシールド板4を取り付ける。その後、キ
ーボード3を載置し、さらにカバー8を取り付けて固定
する。このとき、図3に示すように、弾性体7の突起7
aの先端がカバー8の下面に当接する。
【0021】スピーカ5を固定したシールド板4は同時
にキーボード3を支持するための広い面積を有してお
り、この広い面はスピーカを固定したときにスピーカ5
の前側と後ろ側の空間を分離する分離板として働き、後
ろ側の空間ほぼ全体がスピーカの音響空間となるため、
音質および音声信号の出力の向上に効率良く作用する。
また、スピーカ5はこのシールド板4に取り付けられて
いるため、シールド板4と一緒に取り外すことが出来
る。シールド板4を外すと本体装置の電気回路基板など
の内部部品(図示せず)が現れ、生じた広い開口部分の
範囲でCPUやCPUの放熱の為の構造部品などを交換
することが出来る。
【0022】また、スピーカ5の前方に突起した弾性体
7の突起7aの先端がカバー8の下面に当接することに
より、スピーカ5の音声出力による部分的な不要な振動
が防止されるほか、カバー8を外した状態でスピーカ5
に音声信号を送るケーブルやコネクタを抜き差しするこ
とができ配線部分のはさみ込みによる断線などの危険を
防止することができるほか、弾性体7によってスピーカ
5がシールド板4に密着し、スピーカ5の前側と後ろ側
の空間を分離する働きを向上させ、スピーカの出力と音
質が向上する。
【0023】また、スピーカ5はスピーカボックスのよ
うな容積を必要としないため,CPUやCPU放熱構造
部品の配置を行うことが容易である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、キーボー
ドを支持するとともに情報処理装置内部からの電磁波の
外部放出を防ぐシールド板にスピーカを取り付けるよう
にしたことにより、キーボード後方の限られた空間の中
にスピーカを配置し、情報処理装置内部の空間を音響空
間として利用し、スピーカの音質および出力を向上させ
ると共に、内部構造部品の部品配置領域を有効に活用せ
しめる携帯型情報処理装置を提供することができるとい
う有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による携帯型情報処理装
置を示す斜視図
【図2】本発明の一実施の形態による携帯型情報処理装
置の分解斜視図
【図3】本発明の一実施の形態による携帯型情報処理装
置のスピーカ取り付け部の断面図
【図4】従来の携帯型情報処理装置のスピーカの取り付
け構造を示す斜視図
【図5】従来の携帯型情報処理装置のスピーカ部の斜視
【図6】他の従来例を示す斜視図
【符号の説明】 1 本体部 3 キーボード 4 シールド板 5 スピーカ 6 押さえ部品 7 弾性体 7a 突起 8 カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーボードと、前記キーボードを支持する
    とともに情報処理装置内部からの電磁波の外部放出を防
    ぐシールド板と、前記シールド板に取り付けられたスピ
    ーカを備えたことを特徴とする携帯型情報処理装置。
  2. 【請求項2】シールド板に開口が設けられ、前記開口に
    スピーカを保持し、さらに固定枠により弾性体を介して
    前記スピーカを押し付けて固定することを特徴とする請
    求項1記載の携帯型情報処理装置。
  3. 【請求項3】固定枠はスピーカの放音側方向からシール
    ド板に取り付けられることを特徴とする請求項2記載の
    携帯型情報処理装置。
  4. 【請求項4】弾性体はスピーカの放音側方向に突起を有
    し、前記スピーカの放音側に設けられたカバー、または
    情報処理装置筐体に前記突起が接触することを特徴とす
    る請求項2記載の携帯型情報処理装置。
JP2000386632A 2000-12-20 2000-12-20 携帯型情報処理装置 Pending JP2002189530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000386632A JP2002189530A (ja) 2000-12-20 2000-12-20 携帯型情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000386632A JP2002189530A (ja) 2000-12-20 2000-12-20 携帯型情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002189530A true JP2002189530A (ja) 2002-07-05

Family

ID=18853699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000386632A Pending JP2002189530A (ja) 2000-12-20 2000-12-20 携帯型情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002189530A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6972946B2 (en) 2003-08-21 2005-12-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus having a housing
US7382604B2 (en) 2004-09-30 2008-06-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
JP2010250515A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Fujitsu Ltd 電子機器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6972946B2 (en) 2003-08-21 2005-12-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus having a housing
US7382604B2 (en) 2004-09-30 2008-06-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
US7684177B2 (en) 2004-09-30 2010-03-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
JP2010250515A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Fujitsu Ltd 電子機器
US8730666B2 (en) 2009-04-14 2014-05-20 Fujitsu Limited Electronic device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW445386B (en) Thin-type display
US7556121B2 (en) Speaker set and mobile phone incorporating the same
US20120128189A1 (en) Integrated speaker assembly for personal media device
US6697495B1 (en) Portable computer speaker assembly
US8073177B2 (en) Film-type audio output apparatus
JP2006108791A (ja) 電子機器
JP2020140406A (ja) 電子機器
TW200533219A (en) Speaker module frame, speaker module therewith, and electrical device with the speaker module
JP6686117B1 (ja) 電子機器
JP6857704B1 (ja) 携帯用情報機器
CA2674271C (en) Diaphragm type sound source output device
JP2002189530A (ja) 携帯型情報処理装置
CN212278462U (zh) 音频模组和终端
US10805700B2 (en) Expansion device having a speaker
JP2001145186A (ja) テレビジョン受像機
CN219916603U (zh) 显示设备
JP4945834B2 (ja) スピーカーシステムおよびこれを含む平面型ディスプレイ用スタンド
JPH11143579A (ja) 携帯用情報処理装置
JP4538385B2 (ja) 携帯型電子機器
JP3253460B2 (ja) 電子楽器のスピーカシステム
JPH11175191A (ja) スピーカを内蔵した携帯形情報機器
JP6653740B1 (ja) 電子機器
JP4082055B2 (ja) スピーカユニット内蔵情報処理装置
JP2001290559A (ja) 携帯型情報処理装置
CN114257672B (zh) 一种发声装置和电子设备