JPS6291926A - 投影画像の二重放映システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は、直視型、投影型等の１台、或は、２台の画
像表示装置で２つの画像を同一画面仝而に実質的に同時
に放映しながらも複数の視聴者が同時に各々所望の番組
を相互独立して同一画面の仝而で視聴することが出来る
ようにした投影画像の二重放映システムの技術分野に属
する。

く要旨の概要〉 而して、この出願の発明は複数の視聴者に対して１台、
或は、２台の投影装置により同一スクリーンに２つの画
像を同一画面全面に同時に放映して当該多数の視Ｉ唸者
か各々所望の番組を個別に選択的に視聴することが出来
るようにした投影画像の二重放映システムに関する発明
でおり、特に、１台の投影装置により１つのステレオス
クリーンに対して９０°相異なる偏光で残像保持時間内
の極めて短時間内にて２つの異なる画像を時分割に順次
同一サイクルで同一画面仝而に実質的に同時に放映して
肉眼では画面の画像を識別することは不可能であるが、
複数の視聴者が上記時分割に変化する放映画像の偏光に
一致する偏光眼鏡によりチャンネルを選択して複数の視
聴者が実質的に同時に同一画面全面で２つの番組を個別
に選択的に視ることが出来るようにし、或は、２台の画
像投影装置により２つの画像を９０’相異なる偏光によ
り１つのステレオスクリーンに同時に放映して所望の画
像に一致する偏光角度の偏光フィルタ眼鏡を選択してか
けることにより、同様に複数の視聴者が同時に個別的に
、且つ、選択的に同一画面の全面で′ｇｌ聴することが
出来るようにした投影画像の二重放映システムに係る発
明でおる。

〈従来技術〉 周知の如く、テレビは単に娯楽設備としてばかりではな
く、情報伝達の重要な手段として広く普及するようにな
ってきている。

そして、このうち投影テレビは大型スクリーンに投影し
て多数の視聴者に供する等の利点から次第に多く用いら
れるようになってきている。

しかしながら、一般に在来態様の投影テレビによる放映
システムでは１つのスクリーンに一時に１番組しか放映
されず、したがって、二人、三人等の複数の、或は、多
数の視聴者をして１つのスクリーン装置により一時に１
つの番組を同時に視聴する場合には、情報伝達メディア
としては極めて有効に機能する。

しかしながら、上述の如く、在米の１台の投影テレビ放
映システムでは１つのスクリーンしかなく、しかも、一
時に１番組しか放映されないために、同時に複数の番組
や異なった情報を放映するマルチシステムとしては活用
されないものでおる。

〈発明が解決しようとする問題点〉 したがって、同時に２つの番組や異なる情報等の画像を
放映するためには、２つの大型スクリーンを１つ、或は
、２つの場所にセットしなければならず、当然のことな
がら、広い空間、２つの施設を必要とし、多大の経費が
かかるという不利点があり、特殊な場合を除いて実現不
可能な場合が多い不具合がおる。

これに対処するに、第７図に示す様に、１つの投影テレ
ビの１つの画面の片隅に同時に裏番組の画＠２を表示し
てこれを大型スクリーン３に放映するシステムも可能で
はめるが、当該システムでは視聴者が所望の番組を視聴
する場合、他の番組も目に入り、気が散って望みの番組
を長時間視聴することが出来ないという欠点がめった。

而して、近時、大型スクリーンによるテレビ放映が求め
られて、第８図に示す様に、大型スクリーン画面を複数
画面３’、３’・・・に分割して同時に槽数番組を放映
するシステムも考えられなくはないが、視聴者にとって
視聴するに、せっかくの大型スクリーン３の画面が生か
しきれずに各画面３′が小さくなり、しかも、不要な画
面まで視野に入るため口の疲労が大きく、実際にはスム
ーズに視聴することは困難であるという難点がある。

この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく１つの大
型スクリーンの画面によって同時に複数の視聴者にとっ
て同時に２つの所望する番組等の画像を個々に独立に選
択して、しかも、スクリーン上の同一画面の仝而で視聴
することが出来ないという問題点を解決すべき技術的課
題とし、大型スクリーンが１つで、即ち、画面が１つで
おりながら２つの画像を実質同時に放映し、これに対応
して複数の視聴者が相互に独立して実質同時に当該大型
スクリーンの同一画面全面で所望の画像を視聴すること
が出来るようにして情報産業にあけるマルチシステム技
術利用分野に益する倒れた投影画像の二重放映システム
を提供せんとするもので市る。

〈問題点を解決するための手段・作用〉上述目的に沿い
先述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の溝成
は、前述問題点を解決するために、１つのステレオスク
リーンに対し２つの画像を偏光を介して時分割に順次同
一サイクルで残像保持時間内で放映し、実質的には同時
に２つの画像を同一画面の仝而に放映し、その際偏光板
を投影装置に設けて番組によって偏光方向を変え、これ
に対し視聴者側では視ｌ！！者が所望する画像の偏光方
向に一致する偏光眼鏡を選んでかけることにより、同時
に複数の視聴者が各々所望する画像を個別に選択的に実
質的に同時に１つのスクリーンの全画面で視聴すること
が出来るようにする技術的手段を講じたものである。

〈実施例〉 次に、この出願の発明の実施例を第１〜６図に基づいて
説明すれば以下の通りである。

４はこれまでに実用化可能のレベルまで開発されている
液晶式の投影画像装置としての投影テレビであり、その
画像作像面５は、第２図に示す様に、液晶６の前接に電
源７に接続された画像作成制御装置８に電気的に接続さ
れた透明電極９．９が付設され、該画像作成側（１１装
置８により残像保持時間範囲の極めて短い時間で第３図
（イ）に示す様に、２つの番組の画＠ＡＢをＡＢ、ＡＳ
・・・と時分割的に作像するようにされている。

そして、画像作像面５の前方には、即も、投影テレビ４
の前方には偏光変換装置１０が設けられており、液晶６
に対する画像作成制御装置８からの印加電圧を画像作像
に同期して制御裡に印加することにより、画像作像面５
からの透過光をその偏光面を９０’旋回させたり、旋回
させないように制御している。

このようにして、投影テレビ４の内部接方に設けられた
光源１１からの光１２を画像作像面５、及び、偏光変換
装置１０を透過させて周公知の反射光も偏光性を維持す
るステレオスクリーン１３上に時分割的に偏光を９０’
相互に変換させた２つの番組の画像を残像保持時間内に
交互に時分ｖｊ的に作像させる。

そして、客至内に設定数の多数のシート１４．１４・・
・に着席する視聴者１５．１５・・・は偏光眼鏡１６を
かけてその偏光フィルタ１１を使うことによりステレオ
スクリーン１３から反射する光１８によりステレオスク
リーン１３上の画像を選択的に視ることが出来、又、イ
ヤホーン１９をして画像作成側１ｉＩＩｌ装置８にリー
ド腺２０を介して設けて必るシート１４のジャックに差
し込むことにより音声を聞くことが出来、この場合、偏
光眼鏡１６の偏光フィルタ１７は各々の番組に合致する
偏光角度にされていることにより、シート１４には各々
２つの番組Ａ、Ｂに対する偏光眼鏡１６．１６が一対用
怠されであることにより、視聴者はその表示に従って好
みの番組用の偏光眼鏡１６を用い、イヤホーン１９によ
り所望する番組のテレビ画面を視聴することが出来るよ
うにされている。

〈実施例−作用〉 上述構成において、投影画像装置の投影テレビの液晶テ
レビ４の電源７により画像作像制御装置８を稼動し、光
源１１より光１２を入射させることにより、画像作像面
５には前述した如く、Ａ、Ｂの２つの番組の画像が残像
保持時間内にて、第３図（イ）に示す様に交互に作像さ
れ、光源１１からの入射光１２は作像画像を放映光とし
て偏光変換装置１０により画像ＡとＢを９０’異ならし
めた偏光画像としてステレオスクリーン１３上に放映し
、相互に偏光が維持された状態で反射し、シート１４．
１４・・・に着席している視聴者１５の偏光眼鏡１６に
入り、視聴者１５が予め所望する番組の眼鏡１６をかけ
ていることによりその偏光フィルタ１７て所望するｌを
視ることが出来、又、シート１４のジャックにイヤホー
ン１つを差し込むことにより、当該選択した番組の音声
を聞くことが出来、したがって、多くの視聴者１５．１
５・・・は各種の所望する番組を視聴することが出来る
。

尚、第２図において図示の都合上スプレオスクリーン１
３を反射する放映光１８は直線的に示して肩先眼鏡１６
に入射するように示しである。

したがって、多数の視聴者１５．１５・・・は相互に独
立した状態で１つのステレオスクリーン１３上の２つの
番組を自由にその仝而にて７５．！　［捻することか出
来る。

即ち、第３図（ロ）、（ハ）に示す様に、（イ）におい
てステレオスクリーン１３上に形成される２つの番組の
ＡＢ、ＡＢ・・・を相互に独立したＡ、Ａ・・・、Ｂ、
Ｂ・・・の画像として視聴することが出来、この場合、
各独立の番組Ａ、Ｂ・・・は前述した如く、残像保持時
間内に作像されるために、各視聴者１５．１５・・・の
目には充分に残像として連続画面を得ることが出来る。

而して、上述実施例においては、投影テレビ４が液晶テ
レビでおった態様であるが、この出願の発明においては
投影画像装置がブラウン管方式の投影テレビである場合
にも確実に適用出来、第４図に示す実施例においては、
投影投影画像がブラウン管方式の投影テレビ４′であり
、したがって、ブラウン管方式の投影テレビが液晶テレ
ビのように偏光板を設けていないために、投影テレビ４
′とその前方の偏光変換装置１０との間に外付は偏光板
２２を設けることにより、ステレオスクリーン１３上に
は上述同様に第３図（イ）に示した相互に９０°異なる
偏光による２つの番組ＡＢ、ＡＳ・・・を残像保持時間
内にて連続的に同一サイクルで作像することが出来、視
聴者１５．１５・・・の偏光眼鏡１６に所望する番組に
一致する偏光フィルタ１７を有する偏光眼鏡１６を選択
することにより、ステレオスクリーン１３で反射された
光線１８は偏光を維持したまま各視聴者１５の目２１に
選択された所望の画面が上）ホ実施例同様に全画面に相
互に独立して選択的に視覚されることが出来る。

尚、当該実施例においても偏光眼鏡１６を外して肉眼で
ステレオスクリーン１３を視ても、画面を認識すること
は出来ない。

そして、上述２実施例は１つのステレオスクリーン上に
１台の投影テレビ４．４′により時分割的に、即ら、第
３図（イ）に示す様に、２つの番組△、Ｂを交互に放映
して各番組の画像を残像保持時間内に形成して視聴者の
残像視認により選択的に所望の番組を視聴するようにし
た態様であるが、第５図に示す実施例においては投影テ
レビの液晶テレビ４．４を番組Ａ、Ｂ専用に設置して各
々偏光変換装置を用いることなく、専用に番組Ａ、Ｂを
９０’の偏光を有するように相互に独立して放映し、視
聴者１５．１５・・・が所望する番組に合致する偏光眼
鏡１６をかけることにより、結果的に、上）ホ各実施例
同様に選択的に全画面に所望の番組を視聴することが出
来る。

又、当該実施例と実質的に同様に投影テレビをプラ「シ
ン管方式の投影テレビとして用いるには、第６図に示す
、様に、２台のブラウン管方式投影テレビ４′、４′を
設置し、その前方に第４図に示す実施例同様に相互に９
０°偏光角度を異ならせた偏光板２２．２２′を設けて
同一ステレオスクリーン１３上に各々の専用の番組Ａ、
Ｂをオーバーラツプさせて放映するようにし、したがっ
て、当該実施例においては上述各実施例に示す様に、偏
光変換装置１０は何ら設置する必要はなく、１つのステ
レオスクリーン１３上に形成された相互に独立する２つ
の番組の画面はその偏光を維持された状態で視聴者１５
．１５・・・に大剣され、各自の選択した偏光眼鏡１６
．１６・・・によりそれぞれ選択された番組を画面の全
面にて視聴することが出来る。

勿論、上述各実施例においては、第１図に示す実施例同
様にイヤホーン１９からの音声は各番組に一致するチャ
ンネルに合せたジャックに差し込むことにより、画面の
選択された番組に一致する音声を聞くことが出来ること
は勿論のことである。

尚、この出願の発明の実施態様は上述各実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、偏光眼鏡において
固定した偏光フィルタを設ける代わりに偏光角度が調整
可能な偏光眼鏡を使用すれば、偏光角度を変更するだけ
で番組の選択が可能でおる。

又、適用対象は航空前の客席のみならず、船舶の客席１
は勿論、映画館や野外映画場等にも適用出来、家庭用の
大型テレビ等にも適用出来ることも勿論のことである。

〈発明の効果〉 以上、この出願の発明によれば、基本的に、１台、或は
、２台の投影画像装置により１つのステレオスクリーン
の仝而に対し２つの画像を放映することが出来、複数の
視聴者が各々相互に独立して個別に所望する画像を選択
的に、しかも、同時に同一スクリーン上の全面で視聴す
ることが出来、航空□の客苗等に於いて多数の視聴者の
視聴を現出することが出来るという優れた効果が秦され
、装置も１つのステレオスクリーンで済むために、又、
設計によっては１台の投影画＠装置で流むために、空間
の有効利用は勿論のこと、施設的にも］ス１〜的にも見
合うという効果が奏される。

そして、甲に娯楽のみならず、研究所や学校での学習や
研究等に用いることが出来、情報の教育的な利用も図れ
るという優れた効果が奏される。

而して、特定発明においては、１台の投影画像装置によ
り喝光を介して２つの番組等の画像を時分割的に１つの
ステレオスクリーンに投影することが出来るために、又
、ステレオスクリーンの全面に異なる画像を放映するこ
とが出来るため、視聴者は残像を利用して選択的に異な
る番組の画像等を視聴することが出来るという優れた効
果が奏される。

又、従属発明においては、２台の投影画＠装置によって
偏光は９０°相異なるようにして１つのステレオスクリ
ーン上に異なる画像を放映することにしたことにより、
ステレオスクリーン上の２つの番組等の画像が各々に対
応する偏光眼鏡により選択的に視聴することか出来るた
めに、多くの視聴者がより高精度の画面を視１１．Ｑす
ることが出来るという優れた効果が秦される。

又、この出願の発明においては、２つの画像が１つのス
テレオスクリーン上に放映されるために、多数の視聴が
偏光を維持された反射光線によって異なる画像を視聴す
ることが出来るという効果が奏される。

そして、１つのステレオスクリーンの全面で１つの番組
を各人が視聴することが出来るために、目も疲れず、実
態的には多くの人が１つの画像を視ていることと同じよ
うな効果が奏される。

【図面の簡単な説明】

第１〜６図はこの出願の発明の詳細な説明図であり、第
１図は１実施例の模式図、第２図は同偏光画面の視聴模
式図、第３図はオーバーラツプした２つの画像のステレ
オスクリーン上の分離グラフ図、第４．５．６図は第１
図相当他の実施例の模式図、第７図は従来技術に基づく
二重画面の放映模式図、第８図は同じ〈従来技術に基づ
く分！１１スクリーンの模式図である。 ４．４′・・・画像投影装置、 １３・・・ステレオスクリーン、 Ａ、Ｂ・・・番組（画像）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）投影画像を１つのスクリーンに２つ同時に放映し
   て複数の視聴者が個別に画像を選択的に視聴するように
   した投影画像の二重放映システムにおいて、１台の画像
   投影装置により互いに直交する２つの偏光を介して２つ
   の画像を時分割的に１つのステレオスクリーンに同一全
   画面にて順次同一サイクルで放映し、複数の視聴者が上
   記２つの番組の各々に合致する偏光眼鏡により２つの番
   組の画面を個別に選択的に同一全画面で視るようにした
   ことを特徴とする投影画像の二重放映システム。
2. （２）画像投影装置により１つのスクリーンに２つの画
   像を同時に放映して複数の視聴者が個別に画像を選択的
   に視聴するようにした投影画像の二重放映システムにお
   いて、２台の画像投影装置により９０°相異なる偏光を
   介して２つの画像を同時に１つのステレオスクリーンに
   同一全画面にて放映し、一方複数の視聴者が上記２つの
   画像の各々に合致する偏光眼鏡により２つの画像の画面
   を個別に選択的に同一全画面で視るようにしたことを特
   徴とする投影画像の二重放映システム。