JP2002188566A - 圧縮機における冷却構造 - Google Patents

圧縮機における冷却構造

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JP2002188566A
JP2002188566A JP2001006529A JP2001006529A JP2002188566A JP 2002188566 A JP2002188566 A JP 2002188566A JP 2001006529 A JP2001006529 A JP 2001006529A JP 2001006529 A JP2001006529 A JP 2001006529A JP 2002188566 A JP2002188566 A JP 2002188566A
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chamber
refrigerant
suction
shaft
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Takeshi Yamada
健史 山田
Hisaya Yokomachi
尚也 横町
Tatsuya Koide
達也 小出
Masakazu Murase
正和 村瀬
Toshiro Fujii
俊郎 藤井
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Toyota Industries Corp
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    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/10Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
    • F04B27/1036Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
    • F04B27/109Lubrication
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮機の全体ハウジングの内部を密封するため
に全体ハウジングと回転軸との間に介在された軸シール
手段を効率よく冷却する。 【解決手段】回転軸13を通す挿通孔40には、シール
機構36とシール機構37とで構成されるメカニカルシ
ール、及びリップシールよりなるシール機構35が配設
されている。支持ハウジング30には吸入通路301,
305が挿通孔40に連通するように形成されている。
挿通孔40における入口402は、回転軸13の直上に
あり、挿通孔40における出口403は回転軸13の直
下にある。吸入通路301,305は、フロントハウジ
ング11及びシリンダ19に形成された吸入通路31
2,193を介して吸入室121に連通している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮室を区画する
圧縮動作体を回転軸の回転に基づいて動かし、前記圧縮
動作体の動作によって吸入室から冷媒を前記圧縮室に吸
入して前記圧縮室から吐出し、圧縮機の全体ハウジング
の内部を密封するために前記全体ハウジングと前記回転
軸との間に軸シール手段を配設した圧縮機における冷却
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】全体ハウジングと回転軸との間に配置さ
れた軸シール手段を潤滑するため、特開平10−260
92号公報の圧縮機では、吸入冷媒通路の途中から連通
孔を分岐させ、軸シール手段に前記連通孔を繋げてい
る。吸入冷媒通路を流れる冷媒の一部は、連通孔を経由
して軸シール手段に到達し、冷媒と共に流動する潤滑油
が軸シール手段を潤滑する。
【0003】特開平11−241681号公報の圧縮機
では、軸シール手段に至る減圧通路を回転軸内に設け、
回転軸と一体的に回転するファンの吸引作用によって減
圧通路内の減圧を行なうようになっている。軸シール手
段の配設領域は、斜板を収容する制御圧室に連通してい
る。制御圧室内の冷媒は、減圧通路内の減圧によって軸
シール手段の配設領域へ流れ込み、冷媒と共に流動する
潤滑油が軸シール手段を潤滑する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】軸シール手段のシール
機能は、高温環境においては早期に劣化する。そのた
め、軸シール手段を潤滑するのみならず冷却することも
重要である。特開平10−26092号公報の圧縮機で
は、連通孔が軸シール手段の配設領域の所で行き止まり
である。そのため、連通孔の入り込んだ潤滑油の流れが
悪い。潤滑油の流れが悪いと、軸シール手段を冷却する
効率が低下する。
【0005】特開平11−241681号公報の圧縮機
では、制御圧室から軸シール手段の配設領域へ流入した
冷媒は、回転軸内の減圧通路を経由して制御圧室へ還流
するため、軸シール手段の配設領域における潤滑油の流
れは良い。しかし、制御圧室内の温度は高く、軸シール
手段の配設領域へ流入した潤滑油の温度も高い。そのた
め、軸シール手段の配設領域と制御圧室との間に差圧を
発生させるための減圧手段(例えば、ファン機構)が必
要であるにも関わらず、軸シール手段を冷却する効率は
低い。
【0006】本発明は、圧縮機の全体ハウジングの内部
を密封するために全体ハウジングと回転軸との間に介在
された軸シール手段を効率よく冷却することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、圧縮室を区画する圧縮動作体を回転軸の回
転に基づいて動かし、前記圧縮動作体の動作によって吸
入室から冷媒を前記圧縮室に吸入して前記圧縮室から吐
出し、圧縮機の全体ハウジングの内部を密封するために
前記全体ハウジングと前記回転軸との間に軸シール手段
を配設した圧縮機を対象とし、請求項1の発明では、前
記軸シール手段を収容し、かつ前記吸入室から隔離され
た収容空間と、前記収容空間へ前記冷媒、又は前記冷媒
と共に流動する潤滑油を送って前記軸シール手段に前記
冷媒又は前記潤滑油を接触させるために前記収容空間に
連通された潤滑通路とを備えた冷却構造を構成し、前記
潤滑通路は、前記全体ハウジングの外部の吸入圧領域か
ら前記収容空間を通過して前記吸入室へ至る経路とし、
前記収容空間の上流側にある潤滑通路から前記収容空間
に至る入口と、前記収容空間から、前記収容空間の下流
側にある潤滑通路に至る出口とは別々にした。
【0008】全体ハウジングの外部の吸入圧領域から潤
滑通路へ流入した冷媒あるいは潤滑油は、上流側の潤滑
通路から前記入口を経由して収容空間へ流入し、収容空
間から前記出口を経由して下流側の潤滑通路へ流出して
ゆく。収容空間における入口と出口とは別々であるた
め、収容空間における潤滑油の流れは良好である。しか
も、全体ハウジングの外部の吸入圧領域における冷媒は
低温であり、低温の冷媒と共に流動する潤滑油も低温で
ある。従って、収容空間に収容されている軸シール手段
は、効率よく冷却される。
【0009】請求項2の発明では、請求項1において、
前記収容空間の上流側にある潤滑通路から前記収容空間
に至る前記入口は、前記回転軸の上方にあり、前記収容
空間から、前記収容空間の下流側にある潤滑通路に至る
前記出口は、前記回転軸の下方にあるようにした。
【0010】前記入口から収容空間へ流入した潤滑油の
一部は、軸シール手段を伝い下りながら軸シール手段を
冷却する。軸シール手段を伝い下りながら冷却した潤滑
油は、前記出口から流出してゆく。入口と出口とを回転
軸の上下に振り分け配置したため、軸シール手段を伝う
潤滑油の流れは良好である。
【0011】請求項3の発明では、請求項1及び請求項
2のいずれか1項において、前記回転軸は、前記全体ハ
ウジングを構成するフロントハウジングを貫通して前記
全体ハウジングの外部に突出しており、前記軸シール手
段は、前記回転軸と前記フロントハウジングとの間に介
在されており、前記潤滑通路は、前記フロントハウジン
グの壁内を通って前記収容空間に連通しており、前記全
体ハウジングにおける前記潤滑通路の入口は、前記フロ
ントハウジングに設けた。
【0012】全体ハウジングの外部から収容空間に至る
潤滑通路の通路長が短くなり、全体ハウジングの外部か
ら収容空間に至る間の冷媒の温度上昇が抑制される。請
求項4の発明では、請求項1乃至請求項3のいずれか1
項において、前記圧縮機は、前記回転軸の周囲に配列さ
れるようにシリンダに複数のシリンダボアを設けると共
に、各シリンダボアにピストンを収容して前記圧縮室を
区画し、前記回転軸の回転に基づいて傾動可能な斜板を
回転し、前記斜板の回転に基づいて前記各ピストンを前
記シリンダボア内で往復動させ、前記ピストンの往復動
によって前記圧縮室内に前記冷媒を吸入して前記圧縮室
から前記冷媒を吐出するようにし、前記制御圧室と前記
シリンダとを挟むように前記収容空間と前記吸入室とを
隔離し、前記斜板を収容する制御圧室の圧力を調整して
前記斜板の傾角を変更する可変容量型のピストン式圧縮
機であり、前記回転軸の周面に沿った前記収容空間と前
記制御圧室との連通を第2の軸シール手段によって遮断
した。
【0013】制御圧室とシリンダとを挟むように収容空
間と吸入室とを隔離した可変容量型のピストン式圧縮機
は、本発明の適用対象として好適である。請求項5の発
明では、請求項1乃至請求項4のいずれか1項におい
て、前記軸シール手段はメカニカルシールよりなる。
【0014】メカニカルシールは耐圧性に優れる。請求
項6の発明では、請求項1乃至請求項4のいずれか1項
において、前記軸シール手段はリップシールよりなる。
【0015】リップシールは軸封構造を安価に構成する
ことができるし、オイルシール性に優れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
【0017】図1は可変容量型圧縮機の内部構造を示
す。圧縮機の全体ハウジング10は、フロントハウジン
グ11とリヤハウジング12とシリンダ19とを接合し
て構成されている。フロントハウジング11は、支持ハ
ウジング30と室形成ハウジング31とからなる。支持
ハウジング30、室形成ハウジング31、シリンダ19
及びリヤハウジング12は、支持ハウジング30、室形
成ハウジング31及びシリンダ19を貫通してリヤハウ
ジング12に螺合されたボルト32の締め付けによって
接合固定されている。
【0018】制御圧室111を形成する室形成ハウジン
グ31とシリンダ19とには回転軸13が架け渡されて
いる。制御圧室111内にて回転軸13には回転支持体
14が止着されており、回転支持体14と室形成ハウジ
ング31との間にはラジアルベアリング33が介在され
ている。シリンダ19に形成された支持孔195に挿入
された回転軸13の端部と支持孔195の周面との間に
はラジアルベアリング34が介在されている。室形成ハ
ウジング31は、ラジアルベアリング33を介して回転
支持体14及び回転軸13を一体回転可能に支持し、シ
リンダ19はラジアルベアリング34を介して回転軸1
3を回転可能に支持する。
【0019】支持ハウジング30の挿通孔40を通って
圧縮機外部に突出する回転軸13は、外部駆動源(例え
ば車両エンジン)から回転駆動力を得る。挿通孔40に
はシール機構36、シール機構37、及びリップシール
よりなるシール機構35が配設されている。シール機構
36は、挿通孔40の周面401に接するシールリング
361と、シールリング361を支持する支持リング3
62とからなる。
【0020】図2において詳細に示すように、前記シー
ル機構37はカーボン製の摺動リング371を備え、同
摺動リング371は回転軸13にO(オー)リング37
2を介して一体回転可能に取り付けられているととも
に、支持リング362の端面に接触されている。摺動リ
ング371の外周部には溝373が形成されている。シ
ール機構37は、回転軸13と一体回転可能な支持リン
グ374を備え、同支持リング374は溝373と係合
する係止片375を備えるとともに、摺動リング371
をシール機構36側に付勢するバネ376を備えてい
る。従って、シール機構37は、摺動リング371を以
ってシール機構36の支持リング362に圧接されてお
り、同シール機構37とシール機構36とでメカニカル
シールが構成されている。
【0021】前記シール機構37は、挿通孔40から圧
縮機外部への回転軸13の周面に沿った冷媒洩れを防止
する。シール機構36,37は、全体ハウジング10の
内部を密封するために全体ハウジング10と回転軸13
との間に介在された軸シール手段を構成する。シール機
構35は、回転軸13の周面に接している。シール機構
35は、回転軸13の周面に沿った挿通孔40と制御圧
室111との連通を遮断する第2の軸シール手段であ
る。挿通孔40は、シール機構36、シール機構37及
びシール機構35の収容空間となる。
【0022】回転軸13には斜板15が回転軸13の軸
方向へスライド可能かつ傾動可能に支持されている。図
3に示すように、斜板15には一対のガイドピン16が
止着されている。斜板15に止着されたガイドピン16
は、回転支持体14に形成されたガイド孔141にスラ
イド可能に嵌入されている。斜板15は、ガイド孔14
1とガイドピン16との連係により回転軸13の軸方向
へ傾動可能かつ回転軸13と一体的に回転可能である。
斜板15の傾動は、ガイド孔141とガイドピン16と
のスライドガイド関係、及び回転軸13のスライド支持
作用により案内される。
【0023】図1に示すように、シリンダ19において
回転軸13の周りには複数のシリンダボア191(図1
では1つのみ示すが、図4に示すように本実施の形態で
は5つ)が等角度の間隔で配列されている。各シリンダ
ボア191には圧縮動作体であるピストン17が収容さ
れている。ピストン17は、シリンダボア191内に圧
縮室192を区画する。回転軸13と一体的に回転する
斜板15の回転運動は、シュー18を介してピストン1
7の前後往復運動に変換され、ピストン17がシリンダ
ボア191内を前後動する。
【0024】シリンダ19とリヤハウジング12との間
にはバルブプレート20、弁形成プレート21,22及
びリテーナ形成プレート23が介在されている。図4に
示すように、リヤハウジング12内には吸入室121及
び吐出室122が区画形成されている。吸入室121と
吐出室122とは隔壁41によって隔てられており、吐
出室122は吸入室121によって包囲されている。
【0025】吸入圧領域となる吸入室121内の冷媒
は、ピストン17の復動動作(図1において右側から左
側への移動)によりバルブプレート20上の吸入ポート
201から弁形成プレート21上の吸入弁211を押し
退けて圧縮室192内へ流入する。圧縮室192内へ流
入した冷媒は、ピストン17の往動動作(図1において
左側から右側への移動)によりバルブプレート20上の
吐出ポート202から弁形成プレート22上の吐出弁2
21を押し退けて吐出圧領域となる吐出室122へ吐出
される。吐出弁221はリテーナ形成プレート23上の
リテーナ231に当接して開度規制される。
【0026】吐出室122と制御圧室111とを接続す
る圧力供給通路38は、吐出室122内の冷媒を制御圧
室111へ送る。制御圧室111内の冷媒は、制御圧室
111と吸入室121とを接続する放圧通路39を介し
て吸入室121へ流出する。圧力供給通路38上には電
磁式の容量制御弁25が介在されている。容量制御弁2
5はコントローラ(図示略)の励消磁制御を受け、前記
コントローラは車両の室内の温度を検出する室温検出器
(図示略)によって得られる検出室温及び室温設定器
(図示略)によって設定された目標室温に基づいて容量
制御弁25の励消磁を制御する。容量制御弁25は、通
電停止状態では弁開状態にあり、通電状態では弁閉状態
にある。即ち、容量制御弁25が消磁しているときには
吐出室122の冷媒が制御圧室111へ送られ、容量制
御弁25が励磁しているときには吐出室122の冷媒が
制御圧室111へ送られることはない。容量制御弁25
は、吐出室122から制御圧室111への冷媒供給を制
御する。
【0027】斜板15の傾角は、制御圧室111内の圧
力制御に基づいて変えられる。制御圧室111内の圧力
が増大すると斜板15の傾角が減少し、制御圧室111
内の圧力が減少すると斜板15の傾角が増大する。吐出
室122から制御圧室111へ冷媒が供給されると制御
圧室111内の圧力が増大し、吐出室122から制御圧
室111への冷媒供給が停止されると制御圧室111内
の圧力が減少する。即ち、斜板15の傾角は、容量制御
弁25によって制御される。
【0028】斜板15の最大傾角は、斜板15と回転支
持体14との当接によって規定される。斜板15の最小
傾角は、回転軸13上のサークリップ24と斜板15と
の当接によって規定される。
【0029】図2に示すように、支持ハウジング30に
は吸入通路301,305が挿通孔40に連通するよう
に形成されている。全体ハウジング10における吸入通
路301の入口101は、支持ハウジング30の外周面
の最上位位置に設けられている。吸入通路301から挿
通孔40に至る入口402は、挿通孔40の周面401
の最上位位置に設けられている。挿通孔40から吸入通
路305に至る出口403は、挿通孔40の周面401
の最下位位置に設けられている。即ち、入口402は回
転軸13の直上にあり、出口403は回転軸13の直下
にある。
【0030】図1に示すように、室形成ハウジング31
の周壁311の最下位位置付近及びシリンダ19の最下
位位置付近には吸入通路312,193が形成されてい
る。吸入通路312は、支持ハウジング30と室形成ハ
ウジング31との接合部で吸入通路305に連通してお
り、吸入通路312と吸入通路193とは室形成ハウジ
ング31とシリンダ19との接合部で連通している。
【0031】バルブプレート20、弁形成プレート2
1,22及びリテーナ形成プレート23の最下位位置付
近には通口203が形成されている。通口203は、吸
入通路193及び吸入室121に連通している。吸入通
路301は、収容空間である挿通孔40の上流側の潤滑
通路を構成し、吸入通路305,312,193及び通
口203は、挿通孔40の下流側の潤滑通路を構成す
る。
【0032】吐出室122と吸入室121とは、外部冷
媒回路26、吸入通路301,305,312,193
及び通口203を介して接続している。吐出室122か
ら外部冷媒回路26へ流出した冷媒は、凝縮器27、膨
張弁28及び蒸発器29を経由し、吸入通路301,3
05,312,193及び通口203を経由して吸入室
121へ還流する。
【0033】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (1-1)蒸発器29から吸入通路301の入口101に
至る通路261は、圧縮機外部の吸入圧領域である。蒸
発器29で熱交換作用を受けた冷媒の温度は低くなって
おり、蒸発器29を通過する冷媒と共に流動する潤滑油
の温度も低くなる。外部冷媒回路26から吸入通路30
1へ流入した冷媒は、挿通孔40を通過し、吸入通路3
05,312,193を経由して吸入室121へ流入す
る。低温の潤滑油の一部は、シール機構36、シール機
構37及びシール機構35に付着して同シール機構3
6、シール機構37及びシール機構35を潤滑すると共
に冷却する。又、低温の潤滑油の一部は、回転軸13の
周面に接触して挿通孔40付近における回転軸13の部
分を冷却する。挿通孔40における入口402と出口4
03とは別々であるため、挿通孔40内における冷媒の
流れは良好である。従って、挿通孔40における冷媒と
共に流動する低温の潤滑油の流れは良好であり、挿通孔
40に収容されている軸シール手段であるシール機構3
6,37及びシール機構35は、効率よく冷却される。
【0034】(1-2)回転軸13の直上にある入口40
2から挿通孔40へ流入した潤滑油の一部は、シール機
構36、シール機構37及びシール機構35を伝い下り
ながらシール機構36、シール機構37及びシール機構
35を冷却する。シール機構36、シール機構37及び
シール機構35を伝い下りながらシール機構36、シー
ル機構37及びシール機構35を冷却した潤滑油は、回
転軸13の直下の出口403から流出してゆく。入口4
02と出口403とを回転軸13の上下に振り分け配置
したため、シール機構36、シール機構37及びシール
機構35を伝う潤滑油は、冷媒流の流れ作用に加えて自
重によって降下してゆく。潤滑油の自重による降下作用
は、挿通孔40内の潤滑油を良好に流すことに寄与す
る。
【0035】(1-3)吸入通路301,305は、シー
ル機構35及びシール機構36を支持するフロントハウ
ジング11の壁内を通っており、全体ハウジング10に
おける吸入通路301の入口101は、フロントハウジ
ング11の外周面に設けてある。外部冷媒回路26から
挿通孔40に至る吸入通路301の通路長が短いほど、
外部冷媒回路26から吸入通路301を通って挿通孔4
0に至る間の潤滑油の昇温が抑制される。フロントハウ
ジング11の外周面に入口101を設けた構成は、全体
ハウジング10の外部の吸入圧領域である通路261か
ら挿通孔40に至る吸入通路301の通路長を短くす
る。
【0036】(1-4)支持ハウジング30の外端面30
2(図1に図示)の近傍は、外部駆動源から回転軸13
へ動力を伝達するための動力伝達機構の一部(例えば、
電磁クラッチ)の配置スペースである。そのため、外端
面302に吸入通路301の入口101を設けることは
難しい。支持ハウジング30の外周面、特に外周面のう
ちの回転軸13の直上の部分は、入口101の配設箇所
として好適である。
【0037】(1-5)支持ハウジング30と室形成ハウ
ジング31とを接合してフロントハウジング11とした
構成は、フロントハウジング11の壁内を通る吸入通路
301,305,312の形成を容易にする。
【0038】(1-6)軸シール手段(36,37)はメ
カニカルシールよりなっており、同メカニカルシールは
耐圧性に優れる。従って、例えば冷媒として、その圧力
がフロンを用いた場合の圧力よりも高くなる二酸化炭素
を用いた場合に、軸封構造として特に有利となる。
【0039】次に、図5の第2の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が用い
てある。リヤハウジング12には導入通路123が形成
されている。導入通路123は通路261に連通してい
る。バルブプレート20、弁形成プレート21,22及
びリテーナ形成プレート23には通口204が導入通路
123に連通するように形成されている。シリンダ19
の外周部及び室形成ハウジング31の周壁311の各最
上位位置付近には吸入通路194,313が形成されて
いる。吸入通路194は通口204に連通しており、吸
入通路194,313は室形成ハウジング31とシリン
ダ19との接合部で連通している。支持ハウジング30
内の吸入通路303は、吸入通路313,312に連通
している。
【0040】導入通路123、通口204、吸入通路1
94,313,303によって上流側の潤滑通路を構成
すると共に、吸入通路305,312,193及び通口
203によって下流側の潤滑通路を構成する第2の実施
の形態では、第1の実施の形態における(1-1)項、
(1-2)項、(1-5)項及び(1-6)項と同じ効果が得
られる。
【0041】次に、図6及び図7の第3の実施の形態を
説明する。第2の実施の形態と同じ構成部には同じ符号
が用いてある。図7に示すように、リヤハウジング12
には第1の吸入室124と第2の吸入室125とが隔壁
41,411,412によって区画されている。第2の
吸入室125は、複数の吸入ポート201のうちの特定
の1つの吸入ポート201Aにのみ連通している。第1
の吸入室124は、吸入ポート201A以外の吸入ポー
ト201に連通している。
【0042】図6に示すように、第1の吸入室124
は、リヤハウジング12に形成された導入通路126を
介して外部冷媒回路26に繋がっている。吸入通路19
4は、通口204を介して導入通路126に連通してお
り、吸入通路193は、通口203を介して第2の吸入
室125に連通している。蒸発器29を通過してきた冷
媒は、導入通路126を介して第1の吸入室124及び
吸入通路194に流入する。吸入通路194に流入した
冷媒は、吸入通路313,303,305,312,1
93を経由して吸入ポート201Aに流れる。
【0043】第3の実施の形態では第2の実施の形態の
場合と同じ効果が得られる。吸入通路194,313,
303,305,312,193を流れる冷媒は、複数
の圧縮室192のうちの1つにのみ吸入されるため、吸
入通路194,313,303,305,312,19
3における冷媒流量は、第2の実施の形態の場合よりも
少なくなる。従って、吸入通路194,313,30
3,305,312,193の通路径は、第2の実施の
形態の場合よりも小さくできる。その結果、吸入通路3
13,312の通る周壁311の厚みを小さくすること
ができ、圧縮機が第2の実施の形態の場合よりも軽量に
なる。
【0044】次に、図8の第4の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が用い
てある。吸入室121Bは吐出室122Bによって包囲
されている。支持孔195と吸入室121Bとの間のバ
ルブプレート20、弁形成プレート21,22及びリテ
ーナ形成プレート23の部分には通口205が形成され
ている。支持孔195と吸入室121Bとは、通口20
5を介して連通している。支持孔195にはリップシー
ルよりなるシール機構43が配設されている。シール機
構43は、制御圧室111から支持孔195への回転軸
13の周面に沿った冷媒洩れを防止する。
【0045】支持ハウジング30には吸入通路304が
形成されている。吸入通路304は、回転軸13の直上
にあって挿通孔40に連通している。回転軸13内には
吸入通路42が形成されている。吸入通路42の入口4
21は、挿通孔40内における回転軸13の周面に設け
られており、吸入通路42の出口422は、支持孔19
5内における回転軸13の周面に設けられている。吸入
通路42は、入口421を介して挿通孔40に連通して
おり、吸入通路42は、出口422を介して支持孔19
5に連通している。
【0046】外部冷媒回路26から吸入通路304へ流
入した冷媒は、挿通孔40へ流入した後に吸入通路42
へ入る。吸入通路42内の冷媒は、出口422、支持孔
195及び通口205を経由して吸入室121Bへ流入
する。
【0047】吸入通路304によって上流側の潤滑通路
を構成すると共に、吸入通路42、支持孔195及び通
口205によって下流側の潤滑通路を構成する第4の実
施の形態では、(1-1)項、(1-3)項、(1-4)項及
び(1-6)項と同じ効果が得られる。又、回転軸13内
に吸入通路42を設けた構成は、室形成ハウジング31
及びシリンダ19に対し、特に吸入通路の下流側を設け
る必要性をなくす。
【0048】本発明では以下のような実施の形態も可能
である。 ○例えば図9に示すように、軸シール手段として、上記
各実施の形態で挙げたメカニカルシール(36,37)
に代えてリップシール60を用いること(図9は第1の
実施の形態を変更した場合を示している)。リップシー
ル60は軸封構造を安価に構成することができるし、オ
イルシール性に優れる利点がある。特に、図9に示すリ
ップシール60は、本体金具601内にフッ素樹脂等の
樹脂製のリップリング602と、ゴム製のリップリング
603とが抱持されてなる。複数のリップリング60
2,603を備えることで、リップシール60の軸封性
能が高まる。また、リップリング602において回転軸
13との摺動面には、回転軸13の軸線を中心とした螺
旋溝604が刻設されている。同螺旋溝604は、回転
軸13との相対回転によって潤滑油を挿通孔40側に案
内するオイル戻し作用を奏し、リップシール60のオイ
ルシール性をさらに向上させる。 ○前記各実施の形態において、吸入通路の入口402の
手前で吸入通路の通路方向を急激に変えること。入口4
02の手前での通路方向の急激な変化は、冷媒中の潤滑
油を慣性分離し、シール機構36、シール機構37、シ
ール機構35あるいは挿通孔40内の回転軸13の周面
に直接接触する潤滑油の量が増える。シール機構36、
シール機構37、シール機構35あるいは挿通孔40内
の回転軸13の周面に直接接触する潤滑油の量が増えれ
ば、シール機構36、シール機構37、シール機構35
を冷却する効率が向上する。 ○支持ハウジング30と室形成ハウジング31とを一体
に形成すること。 ○スクロール型圧縮機等のピストン式圧縮機以外の圧縮
機に本発明を適用すること。
【0049】上記実施形態から把握できる技術的思想に
ついて記載する。 (1)前記軸シール手段(リップシール)は複数のリッ
プリングを備えている請求項6に記載の圧縮機における
冷却構造。 (2)前記軸シール手段(リップシール)のリップリン
グには、回転軸との相対回転によってオイルを全体ハウ
ジング内へ戻す作用を奏する溝が形成されている請求項
6又は前記(1)のいずれか1項に記載の圧縮機におけ
る冷却構造。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、全体ハ
ウジングの外部の吸入圧領域から、軸シール手段を収容
する収容空間を通過して吸入室へ至る潤滑通路を設け、
前記収容空間における入口と出口とを別々にしたので、
圧縮機の全体ハウジングの内部を密封するために全体ハ
ウジングと回転軸との間に介在された軸シール手段を効
率よく冷却し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す圧縮機全体の側断面
図。
【図2】要部拡大側断面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】図1のB−B線断面図。
【図5】第2の実施の形態を示す圧縮機全体の側断面
図。
【図6】第3の実施の形態を示す要部側断面図。
【図7】図6のC−C線断面図。
【図8】第4の実施の形態を示す圧縮機全体の側断面
図。
【図9】別例を示す圧縮機の要部拡大断面図。
【符号の説明】
10…全体ハウジング、101…入口、11…全体ハウ
ジングを構成するフロントハウジング、111…制御圧
室、12…全体ハウジングを構成するリヤハウジング、
121,121B,124,125…吸入室、13…回
転軸、15…斜板、17…圧縮動作体であるピストン、
19…全体ハウジングを構成するシリンダ、191…シ
リンダボア、192…圧縮室、193,194,30
1,303,304,305,312,313,42…
吸入通路、261…外部の吸入圧領域となる通路、36
…全体ハウジング内を密封するための軸シール手段を構
成するシール機構、37…同じくシール機構、35…第
2の軸シール手段であるシール機構、40…収容空間と
なる挿通孔、402…入口、403…出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小出 達也 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 村瀬 正和 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 藤井 俊郎 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3H003 AA03 AC03 BE09 CA01 3H076 AA06 BB04 BB17 CC20 CC36 CC67 CC70 CC83 CC94 CC99

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮室を区画する圧縮動作体を回転軸の
    回転に基づいて動かし、前記圧縮動作体の動作によって
    吸入室から冷媒を前記圧縮室に吸入して前記圧縮室から
    吐出し、圧縮機の全体ハウジングの内部を密封するため
    に前記全体ハウジングと前記回転軸との間に軸シール手
    段を配設した圧縮機において、 前記軸シール手段を収容し、かつ前記吸入室から隔離さ
    れた収容空間と、 前記収容空間へ前記冷媒、又は前記冷媒と共に流動する
    潤滑油を送って前記軸シール手段に前記冷媒又は前記潤
    滑油を接触させるために前記収容空間に連通された潤滑
    通路とを備え、 前記潤滑通路は、前記全体ハウジングの外部の吸入圧領
    域から前記収容空間を通過して前記吸入室へ至る経路と
    し、前記収容空間の上流側にある潤滑通路から前記収容
    空間に至る入口と、前記収容空間から、前記収容空間の
    下流側にある潤滑通路に至る出口とは別々にした圧縮機
    における冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記収容空間の上流側にある前記潤滑通
    路から前記収容空間に至る前記入口は、前記回転軸の上
    方にあり、前記収容空間から、前記収容空間の下流側に
    ある潤滑通路に至る前記出口は、前記回転軸の下方にあ
    る請求項1に記載の圧縮機における冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記回転軸は、前記全体ハウジングを構
    成するフロントハウジングを貫通して前記全体ハウジン
    グの外部に突出しており、前記軸シール手段は、前記回
    転軸と前記フロントハウジングとの間に介在されてお
    り、前記潤滑通路は、前記フロントハウジングの壁内を
    通って前記収容空間に連通しており、前記全体ハウジン
    グにおける前記潤滑通路の入口は、前記フロントハウジ
    ングに設けられている請求項1及び請求項2のいずれか
    1項に記載の圧縮機における冷却構造。
  4. 【請求項4】 前記圧縮機は、前記回転軸の周囲に配列
    されるようにシリンダに複数のシリンダボアを設けると
    共に、各シリンダボアにピストンを収容して前記圧縮室
    を区画し、前記回転軸の回転に基づいて傾動可能な斜板
    を回転し、前記斜板の回転に基づいて前記各ピストンを
    前記シリンダボア内で往復動させ、前記ピストンの往復
    動によって前記圧縮室内に前記冷媒を吸入して前記圧縮
    室から前記冷媒を吐出するようにし、前記斜板を収容す
    る制御圧室と前記シリンダとを挟むように前記収容空間
    と前記吸入室とを隔離し、前記制御圧室の圧力を調整し
    て前記斜板の傾角を変更する可変容量型のピストン式圧
    縮機であり、前記回転軸の周面に沿った前記収容空間と
    前記制御圧室との連通を第2の軸シール手段によって遮
    断した請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の圧
    縮機における冷却構造。
  5. 【請求項5】 前記軸シール手段はメカニカルシールよ
    りなる請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の圧
    縮機における冷却構造。
  6. 【請求項6】 前記軸シール手段はリップシールよりな
    る請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の圧縮機
    における冷却構造。
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