JP2002187255A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2002187255A
JP2002187255A JP2000388124A JP2000388124A JP2002187255A JP 2002187255 A JP2002187255 A JP 2002187255A JP 2000388124 A JP2000388124 A JP 2000388124A JP 2000388124 A JP2000388124 A JP 2000388124A JP 2002187255 A JP2002187255 A JP 2002187255A
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humidity
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plate cylinder
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JP2000388124A
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English (en)
Inventor
Keisuke Hirai
敬祐 平井
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 印刷装置における温湿度調整が可能な印刷装
置、特に待機中の印刷用紙をシーズニング可能な印刷装
置を提供する。 【解決手段】 温湿度調整手段16は、設定された温風
を供給可能な温湿度制御ユニット30と、この温湿度制
御ユニット30に対しエアー配管された吹き出し部31
aないし31cと、印刷装置の各部の温湿度を検出する
検出センサー32aないし32cとを備える。温湿度制
御ユニット30は、印刷装置を囲うカバーCVの外部に
配置されており、エアーを加熱・冷却および加湿・除湿
して印刷装置内に温湿度を制御したエアーを供給可能な
手段である。温湿度制御ユニット30から選択的に吹き
出し部31aないし31cに対しエアーが供給されて印
刷装置内部の温湿度が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像データに基
づき版胴上において印刷版に画像を形成する製版手段を
備えた製版機構付き印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル画像データに基づいて印
刷版上に画像を形成する製版装置、いわゆるCTP(Co
mputer-To-Plate)装置を機内に組み込んだ印刷装置が
実用化されており、例えば特開平10−272756号
公開公報などに開示されている。このような印刷装置は
デジタル印刷機と呼称されており、画像データから直接
印刷物が得られるため作業時間が短い多品種少部数印刷
などのオンデマンド印刷に適しているとともに、製版工
程などが自動化されているため熟練していないオペレー
タでも容易に扱えるということがセールスポイントにな
っている。従って、このようなデジタル印刷機は、従来
の印刷工場だけでなく、印刷ビュローやプリントショッ
プなどの一般的なフロアーに設置される場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な一般的なフロアーでは印刷に適した作業環境が維持さ
れているとは限らない。例えば印刷作業時の環境湿度と
しては約50〜60%が好ましく、印刷用紙としては約
60%に対し±5%程度が望まれる。これに対し上記の
プリントショップなどでは来客に合わせた一般的な冷暖
房や湿度調整がなされていて印刷作業環境には適さない
場合や、外部との往来が頻繁であって温湿度が変化しや
すい場合などがある。さらに上述したデジタル印刷機で
は印刷版を現像液により現像処理する機構を備えている
場合があり、この場合は特に現像処理の実施にともなっ
て印刷機周囲の温湿度バランスが変化するということも
ある。
【0004】上記のように種々の要因で印刷機周囲の温
湿度が適切でない場合は、湿し水濃度やインキ濃度など
が変調して印刷品質が維持できないことがある。また同
様に印刷用紙の湿度の変化により紙が伸縮して印刷の見
当が合わない場合もある。
【0005】上記のような問題を解決するために、例え
ば特開平4−102373号公開公報や特開平10−1
19234号公開公報などに記載された技術が公知であ
る。前者の従来技術は、印刷機のユニットを密閉する部
屋を形成し、当該部屋内において温湿度の調整制御を行
うものである。また後者の従来技術は、印刷用紙を給紙
する直前において加湿および加圧して印刷用紙をシーズ
ニングするシーズニング機構を備えたものである。
【0006】前者の従来技術では、印刷装置をカバーな
どで密閉して内部の温湿度を調整するようにしているた
め、印刷機外部の環境の変化に容易に対応することがで
きるという利点がある。ところが、この技術では印刷時
の温湿度制御は行えるものの印刷前に印刷用紙のコンデ
ィションの調節は行えない。このため印刷用紙などを保
管する専用の部屋を設けておき、当該部屋を予め温湿度
制御して印刷用紙のシーズニングを行っておく必要があ
った。しかしながら印刷用紙のシーズニングは印刷条件
に応じて変更すべきであるが、種々の印刷条件に合わせ
て当該部屋と印刷装置との間の温湿度バランスを調整す
ることは面倒であった。なにより前述のようなプリント
ショップやビュローなどは小規模なところが多く、印刷
用紙のシーズニングを行う専門の部屋を設けること自体
が困難である。
【0007】一方、後者の従来技術では、印刷用紙を給
紙する直前において加湿や加圧してシーズニングを行う
ようにしているので、予め印刷前段階からシーズニング
をしておく必要はないという利点がある。しかしなが
ら、この従来技術で開示されているように印刷直前の短
時間において印刷用紙を最適にシーズニングすることは
困難であり、また急速なシーズニングでは印刷用紙の伸
縮などにムラが生じる可能性もある。
【0008】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、印刷前に適切な印刷用紙のシーズニン
グを行える機構を備えた印刷装置を提供することを目的
とする。
【0009】一方、前述のデジタル印刷機では、非熟練
者でも取り扱えるように温湿度調整を自動化することが
望まれている。この発明では、別の局面から見た場合、
印刷条件に応じて適切な温湿度調整、シーズニング調整
を行える機構を備えた印刷装置を提供することを目的と
する。
【0010】さらに別の局面から見た場合、複数の版胴
を備えた印刷装置において各版胴の周辺近傍での温湿度
を適切に調整可能とした印刷装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、印刷物を構成する画像データに基づいて印刷版に画
像を記録する画像記録手段を備えており、画像を記録し
た印刷版を用いて印刷を行う印刷装置であって、前記印
刷装置をカバーする筐体と、前記筐体内に設けられ、印
刷用紙を待機させておく待機部と、前記待機部において
制御すべき目標温湿度を設定する第1の目標温湿度設定
手段と、前記待機部における実際の温湿度を検出するた
めの第1の検出手段と、前記実際の温湿度と前記目標温
湿度とに基づいて前記待機部における温湿度を調整する
第1の温湿度制御手段と、を備える。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の印刷装置において、印刷版を保持する版胴近傍の温湿
度を検出する第2の検出手段と、前記第2の検出手段に
基づいて、前記版胴近傍における温湿度を調整する第2
の温湿度制御手段と、を備え、前記第1の温湿度制御手
段により制御する温湿度を、前記第2の温湿度制御手段
により制御する温湿度とは独立して制御するようにした
ことを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の印刷装置において、前記待機部は、次の印刷作業に用
いるための印刷用紙を現印刷作業で使用中の印刷用紙と
は個別に待機させておくことを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の印刷装置において、前記第2の温湿度制御手段による
制御は、現印刷作業中の温湿度条件に合わせ、前記第1
の温湿度制御手段による制御は、次の印刷作業の温湿度
条件に合わせるようにしたことを特徴とする。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項2ないし
4のいずれかに記載の印刷装置において、前記第1の温
湿度制御手段と第2の温湿度制御手段とにより制御する
温湿度は、予め定められた印刷条件に基づいて設定され
ることを特徴とする。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の印刷装置において、前記印刷条件は、印刷に使用する
印刷用紙の種類を含むことを特徴とする。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項2ないし
6のいずれかに記載の印刷装置において、前記画像記録
手段により記録された印刷版を現像処理する現像手段を
備え、前記第2の検出手段は前記現像手段から離間した
位置に設けられていることを特徴とする。
【0018】請求項8に記載の発明は、請求項2ないし
7のいずれかに記載の印刷装置において、前記版胴が複
数備えられており、前記第2の検出手段ならびに第2の
温湿度制御手段は各版胴毎に対応して複数設けられるこ
とを特徴とする。
【0019】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の印刷装置において、前記複数の第2の検出手段は、各
版胴の周面に対してインキおよび/または湿し水を供給
する位置から等距離の位置に設置されることを特徴とす
る。
【0020】請求項10に記載の発明は、請求項8に記
載の印刷装置において、前記複数の第2の検出手段は、
各版胴の周面に対して同一角度位置に設置されることを
特徴とする。
【0021】請求項11に記載の発明は、複数の版胴を
備え、各版胴に対する周囲の温湿度を調整制御する温湿
度調整機構を備えた印刷装置であって、前記印刷装置を
カバーする筐体と、前記各版胴の近傍に設けられた複数
の温湿度検出手段と、前記温湿度検出手段による検出結
果に応じて、温湿度を制御したエアーを発生させるとと
もに前記筐体内において少なくとも2以上の吹き出し口
からエアーを供給する温湿度制御手段と、を備え、前記
各版胴の周辺近傍毎に温湿度を調整制御するようにし
た。
【0022】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の印刷装置において、前記複数の温湿度検出手段
は、各版胴の周面に対してインキおよび/または湿し水
を供給する位置から等距離の位置に設置されることを特
徴とする。
【0023】請求項13に記載の発明は、請求項11に
記載の印刷装置において、前記複数の温湿度検出手段
は、各版胴の周面に対して同一角度位置に設置されるこ
とを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る印刷装置
の一例を示す側面概要図である。図1に示すように、こ
の印刷装置は、印刷機構として、印刷版を保持する第1
および第2の版胴1、2と、それぞれの版胴からインキ
画像を転写するための第1および第2ブランケット胴
3、4と、印刷用紙を保持して両ブランケット胴3、4
に当接する圧胴5と、圧胴5に対し印刷用紙を供給また
は排出する給紙胴6および排紙胴7と、前記第1および
第2の版胴1、2上の印刷版に対し湿し水またはインキ
を供給する湿し水供給手段8およびインキ供給手段9
と、積載された未印刷の印刷用紙を順次供給する給紙部
10と印刷された印刷用紙を順次積載する排紙部11と
を備える。
【0025】一方、この印刷装置は、製版機構として、
前記第1および第2の版胴1、2に対し未露光の印刷版
を供給する印刷版供給部12と、版胴上の印刷版に対し
画像を記録する画像記録部13と、画像が記録された印
刷版を現像処理する現像部14と、使用済みの印刷版を
排出する印刷版排出部15とを備える。上記印刷装置の
各部は、カバーCVにより比較的気密に覆われており、
外気に対し遮断されている。また上記以外の構成では、
この印刷装置は、印刷装置の各部の温湿度を調整する温
湿度調整手段16と、前記印刷装置の各部を制御する制
御部17とを備える。
【0026】以下、各部の詳細について説明する。第1
の版胴1は、図示しない版胴駆動機構によって図1の実
線で示す第1の印刷位置aと一点鎖線で示す画像記録位
置bとの間を移動可能なように構成されており、第2の
版胴2についても同様に図示しない版胴駆動機構によっ
て図1の実線で示す第2の印刷位置cと一点鎖線で示す
画像記録位置bとの間を移動可能なように構成されてい
る。すなわち第1および第2の版胴1、2は、印刷作業
を実行する時にはそれぞれ第1または第2の印刷位置
a、cに配置され、製版作業を実行する時には、順次交
代して画像記録位置bに配置されて各版胴上で印刷版の
製版処理が行われる。
【0027】この第1の版胴1と第2の版胴2は、それ
ぞれ2色分の印刷版を保持可能な周面を有し、各色の印
刷版をその周面上で180度対向した位置に固定するた
めの図示しない咥え手段を2組ずつ備える。なお、この
実施の形態では、1つの印刷領域を有する印刷版を2枚
ずつ版胴へ装着するようにしているが、2つの印刷領域
を列設する1枚の印刷版を装着するようにしてもよい。
【0028】第1のブランケット胴3は、前記第1の印
刷位置aにて第1の版胴1と当接して回転するように構
成されており、第2のブランケット胴4についても同様
に前記第2の印刷位置cにて第2の版胴2と当接して回
転するように構成されている。この第1および第2のブ
ランケット胴3、4は、前記第1および第2の版胴1、
2と同じ直径を有し、各版胴から2色分のインキ画像を
転写可能なブランケットをその周面に装着している。
【0029】圧胴5は、前記第1および第2の版胴1、
2の1/2の直径を有し、第1および第2のブランケッ
ト胴3、4の両方と当接して回転するように構成されて
いる。この圧胴5には、前記印刷版上の印刷領域に対応
する大きさの印刷用紙を1枚保持可能な図示しない咥え
手段を備えている。この咥え手段は図示しない開閉機構
によって所定のタイミングで開閉して、前記印刷用紙を
挟持することができる。
【0030】給紙胴6および排紙胴7は、圧胴5と同じ
直径を有し、前記圧胴5に備えられた咥え手段と同様の
図示しない咥え手段を備える。この給紙胴6および排紙
胴7の咥え手段は、前記圧胴5の咥え手段と同期して印
刷用紙を受け渡し可能なように配置されている。
【0031】上記第1および第2の印刷位置a、cに配
置された第1および第2の版胴1、2と、第1および第
2のブランケット胴3、4と、圧胴5と、給紙胴6およ
び排紙胴7とは、それぞれの胴に対し各胴の直径と略同
じ大きさの図示しない駆動ギアが胴端に備えられてお
り、各々当接する胴の間で各ギアが噛合している。従っ
て、このギアを図示しない印刷駆動用モータにより駆動
することで、上記各胴を同期して回転駆動することがで
きる。
【0032】なお、本実施の形態の印刷装置では、圧胴
5に対し版胴1、2およびブランケット胴3、4が2倍
の周長を有するため、版胴1、2およびブランケット胴
3、4が1回転する毎に圧胴が2回転する。従って、圧
胴5が印刷用紙を保持したまま2回転すると、第1およ
び第2の版胴1、2から、各2色ずつ合計4色の多色印
刷が行える。
【0033】湿し水供給手段8は、第1および第2の印
刷位置a、cにおける各版胴1、2に対しそれぞれ2組
づつ配置されており、各版胴1、2上の2つの印刷版に
対し選択的に湿し水を供給することができる。この湿し
水供給手段8は、湿し水を貯留する水舟と、水舟内の湿
し水を汲み上げて印刷版面に渡す湿し水ローラ群とから
なり、湿し水ローラのうち少なくとも印刷版面に当接す
るローラは、図示しないカム機構によって版胴面に対し
当接または離間するするように構成されている。なお印
刷版が湿し水を不要とするタイプの印刷版であれば、湿
し水供給手段8は不要となる。
【0034】インキ供給手段9は、第1および第2の印
刷位置a、cにおける各版胴1、2に対しそれぞれ2組
づつ配置されており、各版胴1、2上の2つの印刷版に
対し選択的に異なる色のインキを供給することができ
る。例えばこの実施の形態では、第1の版胴1に対して
は、K色(ブラック)とM色(マゼンタ)のインキ供給
手段8が配置され、第2の版胴2に対しては、C色(シ
アン)とY色(イエロー)のインキ供給手段8が配置さ
れる。このインキ供給手段9は、インキを貯留するイン
キ壷手段と、インキ壷手段から繰り出されたインキを練
り渡すインキローラ群とからなり、インキローラのうち
少なくとも印刷版面に当接するローラは、図示しないカ
ム機構によって版胴面に対し当接または離間するするよ
うに構成されている。なお、湿し水供給手段8とインキ
供給手段9のいくつかは、前記第1および第2の版胴
1、2の移動にともない、その移動経路から待避できる
ように構成されている。
【0035】給紙部10は、未使用の印刷用紙を積載し
たパイル20から印刷用紙を一枚ずつ取りだして給紙胴
6に渡すものであって、パイル20の最上部の印刷用紙
を吸盤により1枚づつ吸着取り出すとともに給紙胴6に
対し送出するための駆動ローラに対し送り出すように構
成されている。この実施の形態では、給紙胴の2回転毎
に1回印刷用紙を供給するよう動作する。
【0036】一方、給紙部10には、印刷時に印刷用紙
を取り出すためのパイル20とは別個に次の印刷におい
て用いる印刷用紙のパイル21を予備的に備える。この
パイル21はカバーCV内において、開閉カバー22
(図の二点鎖線でカバーの位置のみ図示)で覆われた予
備温湿度調整エリア23に配置されており、パイル21
を支持する台座24は搬送手段25によりパイル20の
位置へ交換移動可能とされている。なお開閉カバー22
は、手動にて開閉可能なアコーディオン・カーテンなど
で構成され、適宜必要に応じて予備温湿度調整エリア2
3を隔離すればよく、完全に気密なものでなくてもよ
い。
【0037】排紙部11は、印刷された印刷用紙を排紙
胴7から受け取って積載するものであり、この実施の形
態では、排紙胴7に対し掛け渡されたチェーングリッパ
ー手段と、排出された印刷用紙を積載する排出台とから
なる。
【0038】次に、この印刷装置の製版機構について説
明する。この印刷装置では、製版作業を実行する時に
は、第1および第2の版胴1、2を交互に共通の画像記
録位置bに移動させる。この画像記録位置bでは、版胴
に対し図示しない摩擦ローラが当接されて回転駆動する
ように構成されている。
【0039】印刷版供給部12は、ロール状の未露光印
刷版を遮光して保管したカセットロールと、引き出した
印刷版を版胴1、2まで搬送する搬送ローラおよび搬送
ガイドと、前記印刷版をシート状に切断する切断手段
と、を有する。この実施の形態では、印刷版としてレー
ザ光によって画像を露光記録する銀塩感材を用いている
が、例えばレーザにより溶融、剥離、化学変化またはア
ブレーション加工などを行うタイプの印刷版を用いても
良い。
【0040】なお印刷版の供給動作手順は、まず前記カ
セットロールから引き出した印刷版の先端を前記版胴
1、2の図示しない咥え手段に挟持させ、この状態で版
胴1、2を回転させて印刷版を版胴1、2上に巻回し、
この後、所定長で印刷版を切断して印刷版の後端を他方
の咥え手段により挟持するものである。
【0041】画像記録部13は、レーザ光のon/of
fによって印刷版上に露光を施して画像を記録するもの
である。この画像記録部13は、例えば複数のレーザ光
源を版胴1、2の軸線方向に併設したマルチビームヘッ
ドを備えており、版胴1、2を回転するとともに当該マ
ルチビームヘッドを版胴の軸線方向に沿って移動させる
ことで印刷版の操作を行うものである。本実施の形態で
は、版胴1、2には各々2つの印刷版が装着されるた
め、同時に2色分の画像を記録することになる。
【0042】現像部14は、前記画像記録部13により
露光された印刷版を現像処理するものである。この実施
の形態では、現像部14は、処理槽に貯留された処理液
を塗布ローラにより汲み上げて印刷版に対し塗布して現
像処理を行う構成になっており、図示しない昇降手段に
より版胴から待避する下方位置と版胴へ近接する上方位
置とに移動する。すなわち現像部14は版胴1、2が画
像記録位置bへ移動する際などにおいては下方位置にあ
り、現像処理時には上方位置へ移動するように構成され
ている。この現像部14では、現像時にのみ必要な処理
液を処理槽に貯留するようにしてあり、現像時以外では
処理液の蒸気が機内に蔓延しないようにしている。さら
に必要であれば、現像部14近傍に不要な処理液蒸気を
排出するための換気口が設けられる。なお現像処理が要
らない画像記録方法を採用すれば、現像部14はなくて
もよい。
【0043】この印刷装置では、第1および第2の版胴
1、2を画像記録位置bへ移動させ、印刷版の供給と画
像の記録および現像とを行って製版作業を実行する。製
版作業が完了すれば、第1および第2の版胴1、2をそ
れぞれ第1および第2の印刷位置a、cに配置して印刷
作業を行うことができる。
【0044】一方、この印刷装置は印刷作業の終了後に
印刷版を自動で排出することができる。この実施の形態
では、印刷版排出部15は、画像記録位置にある版胴か
ら印刷版を剥離する剥離手段と、剥離された印刷版を搬
送する搬送手段と、搬送された使用済みの印刷版を排出
する排出カセットとを備える。
【0045】次に本発明に係る温湿度調整手段16およ
び制御手段17について説明する。温湿度調整手段16
は、設定された温風を供給可能な温湿度制御ユニット3
0と、この温湿度制御ユニット30に対しエアー配管さ
れた吹き出し部31aないし31cと、印刷装置の各部
の温湿度を検出する検出センサー32aないし32cと
を備える。この温湿度制御手段16は制御手段17に電
気的に接続されており、その動作制御がなされている。
【0046】温湿度制御ユニット30は、前記カバーC
Vの外部に配置されており、エアーを加熱・冷却および
加湿・除湿して印刷装置内に温湿度を制御したエアーを
供給可能な手段である。この温湿度制御ユニット30は
各吹き出し部31aないし31c間と個別に配管(図1
において点線により模擬的に図示)されており、温湿度
調整されたエアーが各吹き出し部31aないし31cか
ら選択的に印刷装置内に供給される。
【0047】吹き出し部31aは第1の版胴1の近傍に
配置され、吹き出し部31bは予備温湿度調整エリア内
でパイル21の近傍に配置され、吹き出し部31cは第
2の版胴2の近傍に配置されており、各吹き出し部31
aないし31cの吹き出し口前面には、各々吹き出すエ
アーが適宜分散するような整流部33aないし33cが
装着されている。これは吹き出したエアーが直接的に版
面やローラ面に強く吹き付けられるのを防止するためで
ある。なお、吹き出し部31aないし31cにはそれぞ
れ異なる温湿度のエアーまたは異なる風量のエアーが供
給されるように、温湿度制御ユニット30では3系統の
独立した制御が可能になっている。
【0048】検出センサー32aないし32cは、設置
された周囲近傍の温度および湿度を検出して、接続され
た制御手段17に対し温湿度の検出値を出力するセンサ
ー手段であって、この実施の形態では、検出センサー3
2aおよび32cはそれぞれ第1の版胴1および第2の
版胴2の近傍に設けられており、検出センサー32bは
前記予備温湿度調整エリア23内に設置されている。
【0049】ここで検出センサー32aおよび32cの
設置位置については図2を用いて説明する。図2は版胴
周面に対する検出センサーの設置位置を示す説明図であ
る。図において、第1の版胴1の周面に対し2版分の湿
し水供給およびインキ供給がp1点からp2点にかける
領域S1で行われるものとする。また同様に、第2の版
胴2の周面に対し2版分の湿し水供給およびインキ供給
がq1点からq2点にかける領域S2で行われるものと
する。
【0050】この状態において、検出センサー32aお
よび32cはぞれぞれp2点およびq2点から周方向に
等距離だけ離れたp3点およびq3点に設置される。す
なわち各版胴1、2に対し湿し水およびインキが供給さ
れてから同一のタイミングで各版胴1、2周囲の温湿度
を検出できるようにしている。これにより2つの版胴
1、2に対する測定条件を極力近似することができる。
ただし、この実施例では各検出センサー32a、32c
を設置するp3点およびq3点を湿し水およびインキの
供給が終了したp2点、q2点以降に設けているが、こ
れ以前の同一タイミング位置に設置してもよい。
【0051】なお、本実施の形態では版胴1、2が移動
する機構を備えるため、例えば検出センサー32aを版
胴周面に対向する位置に設置すれば版胴移動時に干渉す
る。この問題を解決するには、次の2つの方法がある。
【0052】第1の方法は、2つの検出センサー32a
を版胴の移動時に干渉しないように版胴1の両軸端の外
側に各々設置しておき両センサーの平均値などを用いる
方法である。この場合、言うまでもなく他方の検出セン
サー32cも同一の構成にするのが望ましい。この方法
では版胴が移動しても検出センサー32aが干渉しない
という利点がある。
【0053】第2の方法は、版胴1の周面に対向して配
置した検出センサー32aを版胴移動経路から待避可能
にする方法である。例えば図示しない駆動アームの先端
などに検出センサー32aを設置しておき、版胴移動時
に当該駆動アームを駆動して検出センサーを版胴周面か
ら待避移動させればよい。この場合は、検出センサーの
待避機構が必要になるが、版胴移動型印刷装置でも版胴
周面に近い位置で使用することができる。
【0054】上述の説明では、検出センサー32a、3
2cの設置位置を湿し水およびインキの供給位置から相
対的に等距離の位置に設置しているが、他の方法とし
て、各検出センサーを印刷部の配置位置や吹き出し部3
1a、31cの設置位置に対して近似的な同一角度位置
に設けても良い。例えば図2の例では、検出センサー3
2cが版胴2の直下近傍に配置されているので、他方の
検出センサー32aをこれに合わせて版胴1の直下近傍
(この図2ではp1点近傍)に設けるようにしてもよ
い。この場合は、印刷装置内において各検出センサーを
相似的に版胴上の同一角度位置に配置することができる
ので、印刷部の配置にともなうエアーの流れなどの条件
を合わせやすいという利点がある。
【0055】さらに本実施の形態にともなう印刷装置で
は製版時に現像処理がなされる。この現像処理では、周
囲温度よりも比較的高温の処理液が用いられるため、そ
の蒸気により温湿度検出精度への影響が考えられる。従
って、使用する処理液の温度が高くて処理液蒸気が多い
場合や、現像部近傍に換気口がない場合などには、前記
検出センサー32a、32cはできるかぎり現像部14
より隔離された位置に配置するのが好ましい。例えば図
2では検出センサー32cを配置するq3点などであ
る。
【0056】制御手段17は、種々の入出力手段や記憶
手段などを備えたマイクロコンピュータからなり、本実
施の形態では印刷装置全体の制御を行うとともに、本発
明に係る温湿度制御も実行する。この制御手段17は、
各検出センサー32aないし32cからの検出値に基づ
いて印刷機各部の現在の温湿度を判断する。そして予め
設定された目標温湿度になるように温湿度制御ユニット
30を制御し、各吹き出し部31aないし31cから必
要なエアーを供給する。
【0057】次に図3の動作フローチャートを用いて、
本発明に係る温湿度制御動作手順について説明する。ま
ずステップS11では、印刷作業における印刷条件の設
定が行われる。印刷条件としては、例えば印刷用紙の種
類であり、その他の条件として湿し水やインキの種類、
また印刷速度などである。ステップS12では前記印刷
条件に応じて、予め規定した目標温湿度を制御手段17
内の記憶手段などから読み出す。これによりオペレータ
は印刷用紙の種類などの印刷条件を設定するだけで、適
切な温湿度調整を設定することができる。これは印刷条
件が変われば温湿度調整も自動的に設定されるため、オ
ペレータによる設定忘れなどがなく常に適切な制御が行
えるという利点がある。
【0058】なお、本実施の形態では、印刷装置内部の
目標温湿度は印刷条件に合わせて設定がなされる。また
予備温湿度調整エリア23の目標温湿度は次の印刷作業
に合わせて温湿度が設定される。すなわち本実施の形態
では、予備温湿度調整エリア23には、次作業に使用す
る印刷用紙を予めセットしておいて印刷前のシーズニン
グを行えるようにしてある。例えば前記版胴1、2近辺
の湿度を50%程度、前記予備温湿度調整エリア23近
辺の湿度を60%程度というように各々独立して制御す
ることができる。これにより作業毎に用いる印刷用紙の
シーズニングを行うことができる。
【0059】また上記のように独立しているので、過分
に乾燥または湿潤した印刷用紙に対し予備温湿度調整エ
リア23にて印刷作業前に急速な湿度調整を行うことも
可能である。また開閉カバー22により予備温湿度調整
エリア23が分離されていれば、印刷作業中に外部から
当該予備温湿度調整エリア23へ印刷用紙を入れ替えし
ても印刷装置本体側への影響は少ない。
【0060】ステップS13では、各検出センサー32
aないし32cによって各部の温湿度が検出される。こ
の検出は例えば所定時間間隔毎に行われる。ステップS
14では、制御手段17が検出した温湿度と目標温湿度
とを比較し、その差分が許容値を越える場合はステップ
S15に進む。また許容値である場合は、ステップS1
3へ戻る。
【0061】ステップS15では、前記比較結果に応じ
て温湿度制御ユニット30が作動されて適切に温湿度調
整されたエアーが対応する吹き出し部31aないし31
cから選択的に吹き出される。例えば前記比較による差
分が大きい場合は急速な制御が必要なためエアー風量を
大きくし、差分が小さい場合はエアー風量を小さくす
る。そしてステップS16で作業が終了されると判断さ
れるまで、ステップS13ないしS16の制御動作が繰
り返される。
【0062】[その他の実施の形態]上記実施の形態で
は、予備温湿度調整エリア23内の温湿度を版胴近傍の
温湿度に対し独立して制御するようにしているが、予備
温湿度調整エリア23に代えて給紙部10にパイルして
待機された印刷用紙を独立して温湿度調整するようにし
てもよい。
【0063】また上記実施の形態では、印刷条件に合わ
せて目標温湿度を設定するようにしているが、他の要
因、例えばフロアーの温湿度や印刷の仕上がり状態など
を考慮するようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、印刷用
紙を待機中に温湿度調整をすることができるので、印刷
品質を安定させることができる。
【0065】請求項2に記載の発明によれば、さらに印
刷作業中の版胴近傍の温湿度調整を独立して行えるの
で、さらに精度よく温湿度調整をすることができる。
【0066】請求項3に記載の発明によれば、次作業の
印刷用紙を待機させておけるため、次作業に用いる印刷
用紙を予めシーズニングしておくことができる。
【0067】請求項4に記載の発明によれば、次作業の
印刷用紙の温湿度制御を異なる条件にすることができる
ので、作業条件毎の対応が行える。
【0068】請求項5および6に記載の発明によれば、
温湿度制御を印刷条件に合わせて設定されるので、オペ
レータが複雑な温湿度条件等を考慮しなくてもよい。
【0069】請求項7に記載の発明によれば、検出手段
が現像手段から離間した位置にあるため、現像液等の蒸
気による影響を少なくすることができる。
【0070】請求項8に記載の発明によれば、複数の版
胴を有する印刷装置であっても、各版胴近辺毎に温湿度
を調整することができる。
【0071】請求項9に記載の発明によれば、複数の版
胴に対する検出手段の位置が湿し水およびインキ供給位
置に対し等距離に設定されているので、測定時の条件を
ほぼ同じにすることができる。
【0072】請求項10に記載の発明によれば、複数の
版胴に対する検出手段の位置が近似的な同一角度位置に
設定されているので、対称的な印刷部の配置や吹き出し
部の配置に合わせることができる。
【0073】請求項11に記載の発明によれば、複数の
版胴を有する印刷装置であっても、各版胴近辺毎に温湿
度を調整することができる。
【0074】請求項12に記載の発明によれば、複数の
版胴に対する検出手段の位置が湿し水およびインキ供給
位置に対し等距離に設定されているので、測定時の条件
をほぼ同じにすることができる。
【0075】請求項13に記載の発明によれば、複数の
版胴に対する検出手段の位置が近似的な同一角度位置に
設定されているので、対称的な印刷部の配置や吹き出し
部の配置に合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る印刷装置の一例を示す側面概要
図である。
【図2】複数の版胴に対する各検出センサーの位置関係
を示す説明図である。
【図3】この印刷装置における温湿度制御手順を表すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 第1の版胴 2 第2の版胴 3 第1のブランケット胴 4 第2のブランケット胴 5 圧胴 6 給紙胴 7 排紙胴 8 湿し水供給手段 9 インキ供給手段 10 給紙部 11 排紙部 13 画像記録部 14 現像部 16 温湿度調整手段 17 制御手段 20、21 印刷用紙パイル 22 開閉カバー 23 予備温湿度調整エリア 30 温湿度制御ユニット 31a〜31c 吹き出し部 32a〜32c 検出センサー 33a〜33c 整流部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷物を構成する画像データに基づいて
    印刷版に画像を記録する画像記録手段を備えており、画
    像を記録した印刷版を用いて印刷を行う印刷装置であっ
    て、 前記印刷装置をカバーする筐体と、 前記筐体内に設けられ、印刷用紙を待機させておく待機
    部と、 前記待機部において制御すべき目標温湿度を設定する第
    1の目標温湿度設定手段と、 前記待機部における実際の温湿度を検出するための第1
    の検出手段と、 前記実際の温湿度と前記目標温湿度とに基づいて前記待
    機部における温湿度を調整する第1の温湿度制御手段
    と、を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 印刷版を保持する版胴近傍の温湿度を検
    出する第2の検出手段と、 前記第2の検出手段に基づいて、前記版胴近傍における
    温湿度を調整する第2の温湿度制御手段と、を備え、 前記第1の温湿度制御手段により制御する温湿度を、前
    記第2の温湿度制御手段により制御する温湿度とは独立
    して制御するようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記待機部は、次の印刷作業に用いるた
    めの印刷用紙を現印刷作業で使用中の印刷用紙とは個別
    に待機させておくことを特徴とする請求項2に記載の印
    刷装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の温湿度制御手段による制御
    は、現印刷作業中の温湿度条件に合わせ、前記第1の温
    湿度制御手段による制御は、次の印刷作業の温湿度条件
    に合わせるようにしたことを特徴とする請求項3に記載
    の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の温湿度制御手段と第2の温湿
    度制御手段とにより制御する温湿度は、予め定められた
    印刷条件に基づいて設定されることを特徴とする請求項
    2ないし4のいずれかに記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記印刷条件は、印刷に使用する印刷用
    紙の種類を含むことを特徴とする請求項5に記載の印刷
    装置。
  7. 【請求項7】 前記画像記録手段により記録された印刷
    版を現像処理する現像手段を備え、 前記第2の検出手段は前記現像手段から離間した位置に
    設けられていることを特徴とする請求項2ないし6のい
    ずれかに記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記版胴が複数備えられており、前記第
    2の検出手段ならびに第2の温湿度制御手段は各版胴毎
    に対応して複数設けられることを特徴とする請求項2な
    いし7のいずれかに記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の第2の検出手段は、各版胴の
    周面に対してインキおよび/または湿し水を供給する位
    置から等距離の位置に設置されることを特徴とする請求
    項8に記載の印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の第2の検出手段は、各版胴
    の周面に対して同一角度位置に設置されることを特徴と
    する請求項8に記載の印刷装置。
  11. 【請求項11】 複数の版胴を備え、各版胴に対する周
    囲の温湿度を調整制御する温湿度調整機構を備えた印刷
    装置であって、 前記印刷装置をカバーする筐体と、 前記各版胴の近傍に設けられた複数の温湿度検出手段
    と、 前記温湿度検出手段による検出結果に応じて、温湿度を
    制御したエアーを発生させるとともに前記筐体内におい
    て少なくとも2以上の吹き出し口からエアーを供給する
    温湿度制御手段と、を備え、 前記各版胴の周辺近傍毎に温湿度を調整制御するように
    したことを特徴とする印刷装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の温湿度検出手段は、各版胴
    の周面に対してインキおよび/または湿し水を供給する
    位置から等距離の位置に設置されることを特徴とする請
    求項11に記載の印刷装置。
  13. 【請求項13】 前記複数の温湿度検出手段は、各版胴
    の周面に対して同一角度位置に設置されることを特徴と
    する請求項11に記載の印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2018003618A1 (ja) * 2016-06-27 2019-04-11 株式会社シンク・ラボラトリー グラビア印刷装置、グラビア印刷方法及び印刷物の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2018003618A1 (ja) * 2016-06-27 2019-04-11 株式会社シンク・ラボラトリー グラビア印刷装置、グラビア印刷方法及び印刷物の製造方法

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