JP2002120357A - カラーチャート測定装置を備えた印刷装置、カラーチャート測定装置およびカラーチャート測定方法 - Google Patents

カラーチャート測定装置を備えた印刷装置、カラーチャート測定装置およびカラーチャート測定方法

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JP2002120357A
JP2002120357A JP2000313250A JP2000313250A JP2002120357A JP 2002120357 A JP2002120357 A JP 2002120357A JP 2000313250 A JP2000313250 A JP 2000313250A JP 2000313250 A JP2000313250 A JP 2000313250A JP 2002120357 A JP2002120357 A JP 2002120357A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 搬送される印刷用紙上のカラーチャートを読
み取るカラーチャート測定装置を備えた印刷装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 撮像手段25は印刷用紙上の画像を読み
取り、読取画像データ記憶手段45に記憶する。基準マ
ーク検出手段46は、基準マークの位置を検出する。カ
ラーチャート実在位置算出手段47は、読み取ったカラ
ーチャートの傾斜を補正して、実在位置を算出する。そ
して読取画像データ読出手段48は、カラーチャート領
域の画像データを読み出す。同時にカラーチャート領域
の上にある紙白領域の画像データも読み出す。紙白補正
手段49は、読み出された紙白領域の画像データに基づ
いて白基準を作成し、前記カラーチャート領域の画像デ
ータを補正する。そしてカラーチャート情報演算手段5
0では各カラーチャート領域の色濃度や網パーセントな
どのカラーチャート情報を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷版に対しイ
ンキを供給してインキ画像を形成した後に印刷用紙に転
写するオフセット印刷などの印刷を行う印刷装置に関
し、特に印刷用紙上に印刷されたカラーチャートを読み
取ってカラーチャートの情報を得るカラーチャート測定
装置を備えた印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル画像データに基づいて印
刷版上に画像を形成する製版装置(印刷版記録装置)、
いわゆるCTP(Computer-To-Plate)装置を機内に組
み込んだ印刷装置が実用化されており、例えば特開平1
0−272756号公開公報などに開示されている。こ
のような印刷装置はデジタル印刷機と呼称されており、
画像データから直接印刷物が得られるため作業時間が短
い多品種少部数印刷などに適している。このデジタル印
刷機では、非熟練者でも容易に扱えるように製版工程な
どが自動化されているが、印刷工程におけるインキ供給
制御等については更なる自動化が望まれている。
【0003】従来の印刷装置におけるインキ供給制御で
は、取り出した印刷サンプルをテーブル上で測定する別
置きの色見台を使用するのが一般的であるが、この場
合、オペレータが適宜の印刷サンプルを取り出して印刷
物の色測定を行わなければならないという問題がある。
【0004】この問題を解決するために、特許第282
4334号に開示されているように、印刷装置に印刷物
の画像を撮像する手段を備える印刷装置が開示されてい
る。この従来技術では、印刷装置の圧胴上で印刷物を撮
像して画像データを得るとともに、この画像データと予
め制御の基準となる印刷物を読んだ基準画像データとの
比較によってインキ供給量を制御するようにしている。
この従来技術では、印刷装置内で印刷物の画像を撮像す
るようにしているので、色見台を用いる場合のようにオ
ペレータが介在しなくてもよいという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来技術
では、印刷物全体の画像を読み取って基準画像と比較す
るようにしているので扱う画像データが大きくなり、画
像データ処理に時間がかかるという問題がある。また基
準画像を予め準備しなければならないので、前記多品種
少部数印刷のように瞬発力の要求されるような作業には
不向きである。
【0006】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、印刷物全体の画像を読み取る代わりに
印刷物にカラーチャートを設けておいて、搬送される印
刷用紙上から前記カラーチャートに係る領域だけを読み
取って測定するカラーチャート測定装置を備えた印刷装
置を提供することを目的とする。この場合であれば、扱
う画像データ量としては少なくなり、またカラーチャー
トを用いるために前記基準画像を準備する必要がないと
いう利点がある。
【0007】特に本発明は、上述したデジタル印刷機の
ように印刷版に画像を記録する印刷版記録装置を備えた
印刷装置において好適であり、画像記録時にカラーチャ
ートを記録する位置に応じてカラーチャートを読み取る
領域を設定することができる印刷装置を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数のカラーチャート領域からなるカラーチャート
を印刷用紙上の余白部に印刷し、印刷された印刷用紙上
の各カラーチャート領域を読み取ってカラーチャート情
報を測定するカラーチャート測定装置を備えた印刷装置
であって、印刷された印刷用紙を搬送する搬送手段と、
搬送される印刷用紙上の画像を読み取る撮像手段と、前
記印刷用紙の搬送動作に対応して前記撮像手段により前
記カラーチャートの画像を読み取る読取期間を設定する
読取期間設定手段と、前記読取期間設定手段により設定
された読取期間中に前記撮像手段で読み取った領域の画
像データを記憶する読取画像データ記憶手段と、 前記
記憶された読取画像データから各カラーチャート領域が
実際に印刷された実在位置を算出するカラーチャート実
在位置算出手段と、算出された実在位置における画像デ
ータから各カラーチャート領域のカラーチャート情報を
演算するカラーチャート情報演算手段と、を有する。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の印刷装置において、前記印刷装置は、印刷版上にカラ
ーチャートを配置して記録する印刷版記録手段を有し、
前記読取期間設定手段は、前記カラーチャートの記録さ
れた位置に対応して前記読取期間を設定するようにした
ことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の印刷装置において、前記印刷装置は、印刷物を表す印
刷画像データに対し前記カラーチャートを表すカラーチ
ャートデータを付加するカラーチャートデータ付加手段
と、前記印刷画像データのサイズに基づいて前記カラー
チャートデータが付加される配置位置を演算するカラー
チャート配置位置演算手段と、を有し、前記読取期間設
定手段は、演算されたカラーチャートの配置位置に基づ
いて前記読取期間を設定するようにしたことを特徴とす
る。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の印刷装置において、前記印刷装置
は、印刷版を保持する版胴と、ブランケット面を備えて
版胴からインキ画像を受け取るブランケット胴と、印刷
用紙を保持してブランケット胴からインキ画像を受け取
る圧胴と、前記圧胴、版胴、またはブランケット胴の少
なくともいずれか1つの胴の回転位置を検出するエンコ
ーダ手段と、を備えており、前記読取期間設定手段は前
記エンコーダ手段の検出信号に基づいて読取期間を設定
するようにしたことを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の印刷装置において、前記版胴およびブランケット胴は
2つの印刷領域を有する2倍胴で、前記圧胴は版胴に対
しn/2倍(ただしnは自然数)の直径を有するn倍胴
であって、前記圧胴の2回転毎に印刷用紙を給排する印
刷装置において、前記印刷装置は、前記圧胴の回転毎に
当該回転が印刷用紙を給排する回かどうかを表す給排信
号を設定する給排信号設定手段を備えるとともに、前記
エンコーダ手段は前記圧胴の回転位置を検出するもので
あり、前記読取期間設定手段は前記給排信号によって前
記印刷用紙が撮像手段を通過する回を判断するととも
に、前記エンコーダ信号によって印刷用紙の搬送位置を
判断して、前記読取期間を設定するようにしたことを特
徴とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の印刷装置において、前記給排信号設定手段は印刷用紙
を検出する紙検出センサーであることを特徴とする。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
6のいずれかに記載の印刷装置において、前記カラーチ
ャートはカラーチャートの位置を特定する1以上の基準
マークを備えており、前記カラーチャート実在位置算出
手段は、まず前記記憶した読取画像データから基準マー
クの位置を検出し、次いで予め記憶されている基準マー
クと各カラーチャート領域との相対位置情報から各カラ
ーチャート領域の実在位置を算出するようにしたことを
特徴とする。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の印刷装置において、前記撮像手段は、各々カラーチャ
ート上の分割された領域を読み取るように印刷幅方向に
沿って並んで配置された2つのラインセンサーからな
り、両ラインセンサーの読み取る領域が一部重なってい
て、この重なった領域に共通の基準マークが位置するよ
うに前記カラーチャート内に前記基準マークが配置され
ていることを特徴とする。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の印刷装置において、前記読取画像データ記憶手段は、
前記2つのラインセンサーから得た読取画像データを各
々個別に記憶する2セットのメモリを備え、前記読取画
像データを記憶する際に、各々前記共通の基準マークを
挟んで反対の方向に順次読取画像データをメモリに格納
するようにしたことを特徴とする。
【0017】請求項10に記載の発明は、複数のカラー
チャート領域からなるカラーチャートを印刷用紙上の余
白部に印刷し、印刷された印刷用紙上の各カラーチャー
ト領域を読み取ってカラーチャート情報を測定するカラ
ーチャート測定装置を備えた印刷装置であって、印刷用
紙上のカラーチャートが配置された領域を測定領域とし
て設定する測定領域設定手段と、印刷された印刷用紙を
積載する積載手段と、前記積載される印刷用紙を粗位置
決めする粗位置決め手段と、前記印刷用紙上を読み取る
撮像手段と、前記撮像手段で読み取った読取画像データ
のうち、少なくとも前記測定領域設定手段によって設定
された領域に対応する読取画像データを記憶する読取画
像データ記憶手段と、前記記憶された読取画像データか
ら各カラーチャート領域の実在位置を算出するカラーチ
ャート実在位置算出手段と、算出された実在位置に対応
する読取画像データから各カラーチャート領域のカラー
チャート情報を演算するカラーチャート情報演算手段
と、を有する。
【0018】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の印刷装置において、前記印刷装置は、印刷版上に
カラーチャートを配置して記録する印刷版記録手段を有
し、前記測定領域設定手段は、前記カラーチャートの記
録された位置に基づいて前記領域を設定するようにした
ことを特徴とする。
【0019】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の印刷装置において、前記印刷装置は、印刷物を表
す印刷画像データに対し前記カラーチャートを表すカラ
ーチャートデータを付加するカラーチャートデータ付加
手段と、前記印刷画像データのサイズに応じて前記カラ
ーチャートデータが付加される配置位置を演算するカラ
ーチャート配置位置演算手段と、を有し、前記測定領域
設定手段は、算出された配置位置に基づいて前記測定領
域を設定するようにしたことを特徴とする。
【0020】請求項13に記載の発明は、印刷画像デー
タに基づいて印刷版に対し画像を記録する印刷版記録手
段を備え、画像が記録された印刷版を用いて印刷を行う
印刷装置において、カラーチャートを表すカラーチャー
トデータを記憶するカラーチャートデータ記憶手段と、
カラーチャートデータを印刷画像データに対し付加する
カラーチャート付加手段と、カラーチャートデータが付
加された印刷画像データに基づいて印刷版に画像を記録
する印刷版記録手段と、前記カラーチャートデータを付
加した配置位置を演算するカラーチャート配置位置演算
手段と、前記印刷版を用いて印刷用紙上に印刷画像とカ
ラーチャートとを印刷する印刷手段と、前記配置位置に
基づいて印刷用紙上のカラーチャートを含む領域の画像
データを収得する画像データ収得手段と、前記画像デー
タに基づいて各カラーチャート領域のカラーチャート情
報を演算するカラーチャート演算手段と、を備える。
【0021】請求項14に記載の発明は、複数のカラー
チャート領域からなるカラーチャートが印刷された印刷
用紙を撮像してカラーチャート情報を測定するカラーチ
ャート測定装置であって、搬送される印刷用紙上の画像
を読み取る撮像手段と、前記印刷用紙の搬送動作に対応
して前記撮像手段により前記カラーチャートの画像を読
み取る読取期間を設定する読取期間設定手段と、前記読
取期間設定手段により設定された読取期間中に前記撮像
手段で読み取った領域の画像データを記憶する読取画像
データ記憶手段と、前記記憶された読取画像データから
各カラーチャート領域が実際に印刷された実在位置を算
出するカラーチャート実在位置算出手段と、算出された
実在位置における画像データから各カラーチャート領域
のカラーチャート情報を演算するカラーチャート情報演
算手段と、を有する。
【0022】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載のカラーチャート測定装置において、前記読取期間
設定手段は、印刷版上にカラーチャートを記録した画像
記録装置からカラーチャートの配置位置情報を得るとと
もに、このカラーチャートの配置位置情報から読取期間
を設定するようにしたことを特徴とする。
【0023】請求項16に記載の発明は、複数のカラー
チャート領域からなるカラーチャートを印刷画像ととも
に印刷版上に記録し、当該印刷版を用いて印刷用紙上の
余白部にカラーチャートを印刷する印刷装置におけるカ
ラーチャート測定方法であって、印刷画像に対しカラー
チャートを配置した配置位置を演算する工程と、前記カ
ラーチャートの配置位置に基づいてカラーチャートを撮
像する領域を設定する工程と、前記設定に基づいて印刷
用紙上を撮像する工程と、読み取った読取画像データを
記憶する工程と、前記読取画像データにおける各カラー
チャート領域の実在位置を演算する工程と、前記実在位
置の読取画像データからカラーチャート情報を演算する
工程と、からなる。
【0024】請求項17に記載の発明は、複数のカラー
チャート領域からなるカラーチャートを印刷画像ととも
に印刷版上に記録し、当該印刷版を用いて印刷用紙上の
余白部にカラーチャートを印刷する印刷作業におけるカ
ラーチャート測定方法であって、印刷画像に対しカラー
チャートを配置した配置位置を演算する工程と、印刷用
紙上を撮像する工程と、前記カラーチャートの配置位置
に基づいてカラーチャートの配置された領域を設定する
工程と、 撮像した読取画像データから前記カラーチャ
ートの配置された領域の読取画像データを特定する工程
と、前記特定された読取画像データから各カラーチャー
ト領域の実在位置を演算する工程と、前記実在位置の読
取画像データからカラーチャート情報を演算する工程
と、からなる。
【0025】
【発明の実施の形態】[カラーチャートの実施の形態]
まず本発明で用いるカラーチャートの構成について説明
する。図6は本発明に係るカラーチャートの具体例を示
す説明図である。図6(A)において、印刷用紙S上に
は印刷物を表す画像imと、カラーチャートccとが印
刷され、カラーチャートccの位置は画像imの印刷方
向後端側に続く位置となっている。ここで印刷用紙Sに
おける画像imの位置は、印刷先頭側(紙咥え側)から
所定の咥え量fだけ離れた位置に位置決めして配置され
るものとし、前記画像imのサイズ(印刷方向サイズ)
をm、カラーチャートccの幅をrとすると、カラーチ
ャートccの配置される領域は、印刷用紙の先端側を原
点として「原点からf+mだけ進んだ地点」〜「原点か
らf+m+rだけ進んだ地点」までの領域となる。すな
わち、使用するカラーチャートccに基づいて幅rは一
定値であり、また咥え量fは予め設定される既知の値で
あるから、画像imのサイズmさえ分かればカラーチャ
ートccが配置される領域を演算することができる。
【0026】図6(B)はカラーチャートccの具体的
な例を示した図である。このカラーチャートccは、複
数のカラーチャート領域crと、各カラーチャート領域
cr間に設けられた基準マークrm1〜rm3(総称す
る場合はrmとする)とを印刷幅方向に沿って直列的に
配置した図案である。前記カラーチャート領域crは各
色毎に予め定めた濃度の網領域やベタ領域を所定の順に
繰り返し配置したものである。このカラーチャート領域
を測定してベタ濃度や網パーセントを演算し、予め定め
られた値と比較することによりインキ供給量の過不足を
判断することができる。なお、基準マークrm1を挟ん
で配置されたカラーチャート領域の配置は、基準マーク
rm1を中心に点対称に配置されている。
【0027】図6(C)は基準マークrmの拡大図であ
る。本実施の形態では、基準マークrmは、K色(ブラ
ック)の1色で印刷された位置決めのためのマークであ
って、印刷方向に沿って所定の長さを有する2本のバー
bと、このバーbの間に設けられた十字マークdとから
なる。前記十字マークdの横線の位置(図のア)は前記
カラーチャート領域crの略中心高さにあり、カラーチ
ャート領域crの印刷方向位置を特定することができ
る。またカラーチャート領域crに隣接する上方には未
印刷領域となる紙白領域hr(図6(B)を参照)が設
けられており、前記バーbの長さは前記カラーチャート
領域crの幅を越えて前記紙白領域hrを含むように設
定されている。従って印刷方向においてバーbの検出範
囲であれば紙白領域hrの範囲と判断することができ
る。なお、本実施の形態では、基準マークrm1はカラ
ーチャートccの中央に、基準マークrm2およびrm
3は、左右両端近傍に設けられている。
【0028】[第1の実施の形態]以下、本発明に係る
印刷装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1
はこの発明に係る印刷装置の一例を示す側面概要図であ
る。まず図1に示すように、この印刷装置は、印刷機構
として、印刷版を保持する第1および第2の版胴1、2
と、それぞれの版胴からインキ画像を転写するための第
1および第2のブランケット胴3、4と、印刷用紙を保
持して両ブランケット胴3、4からインキ画像が転写さ
れる圧胴5と、圧胴5に対し印刷用紙を供給または排出
する給紙胴6および排紙胴7と、前記第1および第2の
版胴1、2上の印刷版に対し湿し水またはインキを供給
する湿し水供給手段8およびインキ供給手段9と、積載
された未印刷の印刷用紙を順次供給する給紙部10と印
刷された印刷用紙を順次積載する排紙部11とを備え
る。
【0029】一方、この印刷装置は、製版機構として、
前記第1および第2の版胴1、2に対し未露光の印刷版
を供給する印刷版供給部12と、版胴上の印刷版に対し
画像を記録する画像記録部13と、画像が記録された印
刷版を現像処理する現像部14と、使用済みの印刷版を
排出する印刷版排出部15とを備える。また、この印刷
装置は、印刷された印刷用紙上の画像を撮像する撮像部
16と、圧胴5の回転位置を検出するエンコーダ手段1
7と、給紙部10から給紙される印刷用紙を検知する紙
検知センサー18とを備える。
【0030】以下、前記各部の詳細について説明する。
第1の版胴1は、図示しない版胴駆動機構によって図1
の実線で示す第1の印刷位置と二点鎖線で示す画像記録
位置との間を移動可能なように構成されており、第2の
版胴2についても同様に図示しない版胴駆動機構によっ
て図1の実線で示す第2の印刷位置と二点鎖線で示す画
像記録位置との間を移動可能なように構成されている。
すなわち第1および第2の版胴1、2は、印刷作業を実
行する時にはそれぞれ第1または第2の印刷位置に配置
され、製版作業を実行する時には、順次交代して画像記
録位置に配置されて各版胴上での印刷版の製版処理が行
われる。この第1の版胴1と第2の版胴2とは、それぞ
れ2色分の印刷版を保持可能な周面を有し、各印刷版を
その周面上で180度対向した位置に固定するための図
示しない咥え手段を備える。
【0031】第1のブランケット胴3は、前記第1の印
刷位置にて第1の版胴1と当接して回転するように構成
されており、第2のブランケット胴4についても同様に
前記第2の印刷位置にて第2の版胴2と当接して回転す
るように構成されている。この第1および第2のブラン
ケット胴3、4は、前記第1および第2の版胴1、2と
同じ直径を有し、各版胴から2色分のインキ画像を転写
可能なブランケットをその周面に装着している。
【0032】圧胴5は、前記第1および第2の版胴1、
2の1/2の直径を有し、第1および第2のブランケッ
ト胴3、4の両方と当接して回転するように構成されて
いる。この圧胴5には、前記印刷版に対応する大きさの
印刷用紙を1枚保持可能な図示しない咥え手段を備えて
いる。この咥え手段は図示しない開閉機構によって所定
のタイミングで開閉して、前記印刷用紙の前端部を挟持
することができる。一方この実施の形態では、圧胴5に
は同軸でエンコーダ手段17が設けられており、これに
よって圧胴5の回転位置を検知することができる。な
お、このようなエンコーダ手段17は圧胴5の回転位置
を制御するために一般的に設けられており、本発明では
これを流用して印刷用紙の搬送位置を検出するようにし
ている。
【0033】給紙胴6および排紙胴7は、圧胴5と同じ
直径を有し、前記圧胴5に備えられた咥え手段と同様の
図示しない咥え手段を備える。この給紙胴6の咥え手段
は前記圧胴5の咥え手段に対し同期して印刷用紙を受け
渡すように配置されており、排紙胴7の咥え手段は前記
圧胴5の咥え手段から同期して印刷用紙を受け取るよう
に配置されている。
【0034】上記第1および第2の印刷位置に配置され
た第1および第2の版胴1、2と、第1および第2のブ
ランケット胴3、4と、圧胴5と、給紙胴6および排紙
胴7とは、それぞれの胴に対し各胴の直径と同じ大きさ
の図示しない駆動ギアが胴端に備えられており、各々当
接する胴の間で各ギアが噛合している。従って、このギ
アを図示しない印刷駆動用モータにより駆動すること
で、上記各胴を同期して回転駆動することができる。な
お、本実施の形態の印刷装置では、圧胴5に対し版胴
1、2およびブランケット胴3、4が2倍の周長を有す
るため、版胴1、2およびブランケット胴3、4が1回
転する毎に圧胴が2回転する。従って、圧胴5が印刷用
紙を保持したまま2回転すると、第1および第2の版胴
1、2から、2色+2色の合計4色の多色印刷が行え
る。
【0035】湿し水供給手段8は、第1および第2の印
刷位置における各版胴1、2に対しそれぞれ2組づつ配
置されており、各版胴1、2上の2つの印刷版に対し選
択的に湿し水を供給することができる。この湿し水供給
手段8は、湿し水を貯留する水舟と、水舟内の湿し水を
汲み上げて印刷版面に渡す湿し水ローラ群とからなり、
湿し水ローラのうち少なくとも印刷版面に当接するロー
ラは、図示しないカム機構によって版胴面に対し当接ま
たは離間するするように構成されている。なお印刷版が
湿し水を不要とするタイプの印刷版であれば、湿し水供
給手段8は不要となる。
【0036】インキ供給手段9は、第1および第2の印
刷位置における各版胴1、2に対しそれぞれ2組づつ配
置されており、各版胴1、2上の2つの印刷版に対し選
択的に異なる色のインキを供給することができる。この
インキ供給手段9は、印刷幅方向の複数の領域毎にイン
キ出し量を調整する事が可能なインキ壷手段と、このイ
ンキ壷手段から出されたインキを練って印刷版面に対し
供給する複数のインキローラとからなり、インキローラ
のうち少なくとも印刷版面に対し当接するローラは図示
しないカム機構によって版胴面に対し当接または離間す
るように構成されている。また各インキ供給手段9のイ
ンキは、例えば第1の版胴1に対しては、K色(ブラッ
ク)とM色(マゼンタ)のインキ供給手段8が配置さ
れ、第2の版胴2に対しては、C色(シアン)とY色
(イエロー)のインキ供給手段8が配置される。なお、
湿し水供給手段8とインキ供給手段9のいくつかは、前
記第1および第2の版胴1、2の移動にともない、その
移動経路から待避できるように構成されている。
【0037】給紙部10は、未使用の印刷用紙を積載し
たパイルから印刷用紙を一枚ずつ取りだして給紙胴6に
渡すものであって、この実施の形態では、給紙胴の2回
転毎に1回印刷用紙を供給するよう動作する。なお、給
紙部10には、印刷用紙の通過を光学的に検知する紙検
出センサー18が備えられている。このような紙検出セ
ンサー18は、紙詰まりや2枚取り検出のために一般的
に設けられているものであるが、本実施の形態では、こ
の紙検出センサー18の検出結果に応じて、圧胴5また
は給紙胴6に印刷用紙が給紙される回か、それとも給紙
されない回かを判断することができる。一方、排紙部1
1は、印刷された印刷用紙を排紙胴7から受け取って積
載するものである。この排紙部11の詳細については撮
像部16の構成とともに後述する。
【0038】次に、この印刷装置の製版機構について説
明する。この印刷装置では、製版作業を実行する時に
は、第1および第2の版胴1、2を交互に画像記録位置
に移動させる。この画像記録位置では、図示しない摩擦
ローラが版胴に当接されて回転駆動するように構成され
ている。
【0039】印刷版供給部12は、ロール状の未露光印
刷版を遮光して保管したカセットロールと、引き出した
印刷版を版胴1、2まで搬送する搬送ローラおよび搬送
ガイドと、前記印刷版をシート状に切断する切断手段
と、を有する。この実施の形態では、印刷版としては銀
塩感材を用いており、レーザ光によって画像を記録する
ものである。なお印刷版の供給動作手順は、まず前記カ
セットロールから引き出した印刷版の先端を前記版胴
1、2の図示しない咥え手段に挟持させ、この状態で版
胴1、2を回転させて印刷版を版胴1、2上に巻回し、
この後、所定長で印刷版を切断して印刷版の後端を他方
の咥え手段により挟持するものである。
【0040】画像記録部13は、レーザ光のon/of
fによって印刷版上に露光を施して前記画像imとカラ
ーチャートccとを記録するものである。この実施の形
態では、図示しないレーザ発信源から発射されたレーザ
光を図示しないポリゴンミラーなどの偏光器によって版
胴の軸線方向に沿って主走査するとともに、版胴を回転
させることで印刷版面を副走査する構成になっている。
なお、走査方式としては、複数のレーザビームを版胴軸
線方向に併設しておいて版胴の回転にともない主走査す
る形式であってもよい。また、印刷版および画像記録部
13としては、露光により画像を記録するものだけでな
く、熱や放電加工によって画像を記録するものであって
もよい。
【0041】現像部14は、前記画像記録部13により
露光された印刷版を現像処理するものである。この実施
の形態では、現像部14は、図示しない処理槽に貯留さ
れた処理液を塗布ローラにより汲み上げて印刷版に対し
塗布して現像処理を行う構成になっており、版胴から待
避する位置と版胴へ近接する位置とに移動する図示しな
い昇降手段が備えられている。なお現像処理が要らない
画像記録方法を採用すれば、現像部14はなくてもよ
い。
【0042】この印刷装置では、第1および第2の版胴
1、2を画像記録位置へ移動させ、印刷版の供給と画像
の記録および現像とを行って製版作業を実行する。製版
作業が完了すれば、第1および第2の版胴1、2を第1
および第2の印刷位置に配置して印刷作業を行うことが
できる。
【0043】一方、この印刷装置は印刷作業の終了後に
印刷版を自動で排出することができる。この実施の形態
では、印刷版排出部15は、画像記録位置にある版胴か
ら印刷版を剥離する剥離手段と、剥離された印刷版を搬
送する搬送手段と、搬送された使用済みの印刷版を排出
する排出カセットとを備える。
【0044】次に、図2を用いて本発明に係る撮像部1
6と前記排紙部11との構成について説明する。なお、
図2は排紙部11近傍の側面概要図である。まず排紙部
11は、前記排紙胴7と、この排紙胴7と略同径の2つ
のギア7’(図2の紙面において垂直方向に併設)との
間に掛け回された2本の無端状のチェーン20と、この
2本のチェーンによって搬送され、印刷用紙Sを搬送す
るための複数の咥え手段21と、これらの咥え手段21
により搬送された印刷用紙Sを積載するための排紙台2
2とからなる。
【0045】前記排紙胴7の両端部には、それぞれチェ
ーン20と係合するための図示しないギア部を備えてお
り、このギア部に対向して略同径の2つのギア7’が配
置されている。そして排紙胴7のギア部とギア7’とに
おいて無端状のチェーン20が掛け回されている。この
チェーン20の長さは、前記排紙胴7の周長の整数倍の
長さに設定されている。
【0046】咥え手段21は、印刷用紙Sの先端を挟持
するための開閉可能な爪部材を有し、複数の咥え手段2
1が前記2つのチェーン間に渡って固定されている。前
記チェーン20上における咥え手段21の配置間隔は前
記排紙胴7の周長に相当する。一方、各咥え手段21
は、図示しないカム機構によって前記排紙胴7に設けら
れた咥え手段(図示しない)と同期して開閉するように
構成されており、排紙胴7から印刷用紙Sを受け取り、
チェーン20の回転に伴って印刷用紙Sを搬送して排紙
台22上で排出する。
【0047】排紙台22は、複数の印刷用紙Sを積載可
能なパレット状部材であって、図示しない昇降手段によ
って上下移動をする。すなわち印刷用紙Sが排出される
に従って順次排紙台32が下降することにより印刷用紙
Sの排出高さを一定にし、印刷用紙Sの排出動作を円滑
にすることができる。
【0048】上記排紙部11では、印刷用紙Sの先端を
咥え手段21で挟持して搬送するため、印刷用紙Sの後
端は固定されていない状態で搬送される。このため搬送
にともない印刷用紙Sのばたつきが発生する。本実施の
形態では、この印刷用紙Sのばたつきを抑制するため
に、排紙台22の前方側において印刷用紙Sの搬送状態
を安定させる吸着ローラ23を備えている。
【0049】この吸着ローラ23は、その表面に微細な
吸着孔を多数備えており、図示しない真空ポンプと接続
されている。この吸着ローラ23は、そのローラ軸線が
前記2つのチェーン20間に掛け渡された咥え手段21
に対し平行となり、前記チェーン20の下方通過位置と
略同じ高さにローラの頂部が位置するように配置されて
いる。なお、吸着ローラ23は、前記咥え手段21の通
過速度に合わせて回転駆動するか、もしくは回転自在に
のみ構成されている。従って、印刷用紙Sは、吸着ロー
ラ23上を通過する際には吸着ローラ23の表面に吸着
された状態となって搬送されるので、この吸着ローラ2
3上の部分では印刷用紙Sはばたつかない。なお吸着ロ
ーラ23に代えて、前記印刷用紙Sを平面的に吸着する
ような吸着板部材を採用してもよい。
【0050】撮像部16は、搬送される印刷用紙を照明
する照明手段24と、照明された印刷用紙上の画像を撮
像して画像データを得るための撮像手段25とからな
る。照明手段24は、前記吸着ローラ23に沿って配置
され、前記吸着ローラ23上の印刷用紙Sを照明する複
数の線状光源からなり、前記チェーン20の上下走行間
に設けられている。なお、前記光源の中央部には撮像用
のスリットが形成されている。
【0051】撮像手段25は、遮光および防塵のための
筐体26と、この筐体内部に配置されたミラー27、レ
ンズ28、CCDラインセンサ29とを備える。この撮
像手段35は、前記吸着ローラ23上の印刷用紙の画像
を前記照明手段24のスリットを通して撮像するもので
あり、ミラー27で折り返された画像の入射光は、レン
ズ28を通ってCCDラインセンサ29で受光される。
なお、CCDラインセンサはRGBの3色に対応して画
像を読み取る。この実施の形態では、印刷用紙の搬送に
ともない、印刷用紙上の画像が順次ライン毎に読み取ら
れることになる。
【0052】なお、本実施の形態では、前記撮像手段2
5は、図2の紙面垂直方向に沿って2個併設されてお
り、印刷用紙Sの幅方向の画像を2分割して撮像するよ
うに構成している。この構成について図5を用いて説明
する。なお、図5は撮像手段25が印刷幅方向に沿って
2つ併設された状態を示す説明図である。図5に示すよ
うに2つの撮像手段25R、25Lは、それぞれ印刷幅
方向にカラーチャートccを分割して撮像するように配
置されており、前記撮像手段25Rと25Lとでは、C
CDラインセンサ29の読取方向が一致するように組み
込まれている。また各撮像手段25R、25Lの撮像す
る領域は中央部で一部重なっている。そして、この重な
った領域に基準マークrm1が位置するように配置され
ている。この実施の形態によれば、基準マークrm1に
よって2つの撮像手段25R、25Lにより読み取った
読取画像データの位置合わせを行うことができる。
【0053】一方、基準マークrm2およびrm3は印
刷用紙の左右両端近傍に設けられており、撮像手段25
Rでは、基準マークrm1およびrm2を撮像可能であ
り、撮像手段25Lでは基準マークrm1およびRM3
を撮像可能である。このように各々の撮像手段25R、
25Lに2つの基準マークrmを撮像するようにしてい
るので、各基準マークrm1〜rm3の位置検出によっ
てカラーチャートccの傾斜量を求めることができる。
すなわち、印刷用紙上のカラーチャートccが傾斜して
印刷されている場合や印刷用紙の搬送に傾斜が生じた場
合には、読取画像データ内のカラーチャートccの画像
も傾斜するが、このような場合でも前記基準マークrm
1〜rm3の位置検出によって傾斜を補正することがで
きる。
【0054】なお、上記のような傾斜補正を考えると、
基準マークrm2およびrm3の位置は出来る限り印刷
用紙Sの幅一杯の位置に配置するのが望ましい。本実施
の形態では、印刷装置に使用可能な最小幅の印刷用紙S
minに合わせて、その位置が設定されている。この場合
は、印刷用紙Sのサイズに関係なく、常に一定のカラー
チャートccを形成すればよいという利点がある。
【0055】次に印刷装置の制御部について、図3およ
び図4を用いて説明する。なお、図3は印刷装置全体の
ブロック図であり、図4は同ブロック図を機能的な構成
で示した機能ブロック図である。 図3のブロック図で
示されるように、この印刷装置は、画像データを編集し
たり印刷装置への印刷作業を指示するための制御端末3
0と、印刷装置各部の制御を行うための印刷制御部31
とを備え、各々はLANなどによって接続されている。
【0056】前記制御端末30は、演算を行うCPUや
メモリ、CRTなどの表示装置、キーボードやマウスな
どの入力装置、各種画像データやプログラムどを保管す
るための磁気ディスクなどの記憶装置を備えたコンピュ
ータシステムであり、印刷装置本体外部に設けられてい
る。この制御端末30は、画像データを直接作成する
か、または他の画像データ作成装置から受け取った画像
データを編集することで、印刷物を表す印刷画像データ
を準備するものである。
【0057】印刷制御部31は、印刷装置本体内部に設
けられたCPU基板などからなるコンピュータシステム
であって、各種I/Fを介して印刷装置各部の制御を行
う。なお、前記撮像手段25によって撮像された読取画
像データを処理してカラーチャートを測定するためのカ
ラーチャート測定制御部32は、前記印刷制御部31に
対し別の基板で構成されおり、印刷制御部31に対し接
続されている。このカラーチャート測定制御部32もC
PU基板等からなるコンピュータシステムであって、撮
像手段25との接続に加え、前記エンコーダ手段17や
紙検出センサー18からの検出信号も受信するように構
成されている。
【0058】次に、図4を用いて本発明に係る前記制御
部の構成を機能的に説明する。前記制御端末30は、予
め準備されたカラーチャートccを表す画像データ(以
後、カラーチャートデータcdという)を記憶しておく
カラーチャートデータ記憶手段40と、記憶されたカラ
ーチャートデータcdを印刷画像データpdに付加する
カラーチャート付加手段41と、カラーチャートデータ
cdが付加された印刷画像データpdをRIP処理(ra
ster-image-processing)して、2値の画像データpd
2を生成するRIP処理部42とを備える。本実施の形
態では、カラーチャート付加手段41は予め定められた
配置条件、例えば「カラーチャートccを印刷画像im
の後端に続く位置に付加する」等、に従って自動的に処
理するものであるが、オペレータが手動によりカラーチ
ャートccの位置を決定するものであってもよい。なお
RIP処理部42で作成された画像データpd2は印刷
制御部31を介して画像記録部13に送られる。
【0059】一方、制御端末30は、カラーチャートc
cを付加した位置を演算するカラーチャート配置位置演
算手段43も備える。このカラーチャート配置位置演算
手段43は、例えば前記配置条件が「カラーチャートc
cを印刷画像imの後端に続く位置に付加する」であれ
ば、予め定めた咥え量fと印刷画像データpdの画像サ
イズmとを加算して、印刷用紙S上におけるカラーチャ
ートccの位置を演算することができる。ここで画像サ
イズmは、制御端末3が前記印刷画像データpdから求
めても良いし、当該印刷画像データpdを作成した図示
しない前段の画像データ作成装置から得てもよい。演算
されたカラーチャートの配置位置は、カラーチャート位
置データidとして印刷制御部31を介してカラーチャ
ート測定制御部32へ送られる。なおオペレータが任意
の位置にカラーチャートccを配置した場合は、その印
刷画像データpdに対するカラーチャートccを配置し
た相対位置に基づいてカラーチャート位置データidの
演算を行えばよい。
【0060】次にカラーチャート測定制御部32は、前
記カラーチャート位置データidに基づいて前記撮像手
段25の読取領域を設定する読取期間設定手段44と、
撮像手段25が読み取った読取画像データrdを記憶す
る読取画像データ記憶手段45と、読取画像データrd
から基準マークrmの位置を検出する基準マーク検出手
段46と、検出した基準マークrmの位置に基づいて各
カラーチャート領域crの実在位置を算出するカラーチ
ャート実在位置算出手段47と、前記実在位置の画像デ
ータを読み出す読取画像データ読出手段48と、読み出
した画像データに基づいて印刷用紙の白基準に基づく補
正を行う紙白補正手段49と、各カラーチャート領域c
rのベタ濃度や網パーセントなどのカラーチャート情報
を演算するカラーチャート情報演算手段50とを備え
る。
【0061】読取期間設定手段44は、カラーチャート
位置データidとエンコーダ手段17のエンコーダ信号
と紙検知センサー18の紙検知信号とに基づいて印刷用
紙S上のカラーチャートccを含む読取領域を撮像手段
25が読み取るように読取期間を設定する。ここでは、
まずエンコーダ手段17のエンコーダ信号を計数するこ
とにより印刷用紙Sが前記排紙部11のいずれに位置す
るかが分かる。従って、読み取り期間設定手段44は、
カラーチャート位置データidに定められたカラーチャ
ートccを含む読取領域が撮像手段25の読取位置にあ
るタイミングを前記エンコーダ信号の計数から判別し
て、前記撮像手段25に読取開始および読取終了の指令
を出す。
【0062】しかしながら本印刷装置は圧胴5の2回転
毎に印刷用紙を給排する形式のため、実際には2回転に
1回しか印刷用紙は搬送されていない。従って本実施の
形態では、前記紙検知センサー18による紙検出信号に
ともない、印刷用紙Sが撮像手段25下を搬送されてい
る場合にだけ撮像を行うように制御している。なお、実
際にはカラーチャートの測定は、予め定められた所定サ
ンプリング枚数毎に行われる。このように読取期間設定
手段44は、紙検出信号によって印刷用紙Sが撮像手段
25下を通過する回であると判断された圧胴回転時に圧
胴5の回転位置に従って印刷用紙の搬送位置を予測して
撮像手段25に読取期間を指示するものである。なお撮
像手段25の読取領域は、多少のズレが生じても問題が
ないようにカラーチャートccの幅よりも大きく設定し
てある。
【0063】前記読取期間設定手段44の指令により撮
像手段25は印刷用紙S上の画像を読み取り、読み取っ
た読取画像データrdは読取画像データ記憶手段45に
記憶される。読込画像データ記憶手段45は、前記撮像
手段25R、25Lに各々対応した2セットのメモリか
らなり、撮像手段25Lで読み込んだ読込画像データr
dは、記憶の際に、メモリの後方から逆に記憶される。
これによって、前記撮像手段25R、25Lから得られ
た読取画像データを読み出す際には同一の手順で読み出
すことができるようになる。なお、上記では読取画像デ
ータrdを記憶する際に一方をメモリの後方から格納す
るようにしているが、予め一方のCCDラインセンサ2
9の読取方向を逆方向にして配置しておいてもよい。
【0064】基準マーク検出手段46は、前記記憶され
た読取画像データrdから画像処理によって前記基準マ
ークrmを検出するものである。まず、予め基準マーク
rm内のバーbで挟まれた十字マークdの中心の画素配
列パターンを予め得ておく。例えば図6(C)における
十字マークdの中心におけるア方向の画素配列パターン
例を図6(D)に示す。この例では、理解しやすいよう
に簡略化してバーbの幅が黒3画素、バーbと十字マー
クdの横線との間が白2画素、十字マークdの横線が黒
5画素で表されている。前記基準マーク検出手段46
は、図6(D)の画素配列パターンがメモリ上の読取画
像データに含まれるかどうかを1画素づつ順にずらせて
照合する。このような手法を前記読取画像データrdを
格納したメモリ上の直交するXY方向にそれぞれ個別に
実施する。そして前記画素配列パターンが存在した位置
をXYそれぞれにヒストグラムにとり、最もヒストグラ
ムの高い位置を基準マークrmの位置とすることができ
る。なお、この手法はパターン認識の一例であり、基準
マークrmの位置が判別できれば他の手法を採用しても
よい。
【0065】カラーチャート実在位置算出手段47は、
まず検出した2つの基準マークrmの位置から当該マー
ク間の距離を演算する。これによりカラーチャートcc
の傾斜を検出することができる。図7はカラーチャート
ccの傾斜補正を説明する説明図であるが、この例では
2つの基準マークrm1とrm2とのY方向距離(印刷
方向のズレ)がh、X方向距離(印刷幅方向の距離)が
wであり、予め既知である基準マークrm1とrm2と
の間の距離をLとする。ここで目標となるカラーチャー
ト領域crxが基準マークrm1から既知のxの距離に
あるものとすると、当該目標となるカラーチャート領域
crxは、基準マークrm1の位置を原点基準として、
X方向にx・w/L、Y方向にx・h/Lの位置が読取
画像データrd内における実在位置となる。このよう
に、撮像手段25により少なくとも2つの基準マークr
mを読み取るようにすれば、カラーチャートccの傾斜
を補正することができる。
【0066】読取画像データ読出手段48は、前記実在
位置に対応するメモリ内の読取画像データを読み出すも
のであって、ここでは対応するカラーチャート領域cr
の画像データと、その直上にある紙白領域hrの画像デ
ータとを読み出す。なお、画像データの読み出しは予め
定められた微小サイズの領域で行われるが、これはメモ
リ上の所定のアドレス空間を指定して行われる。従って
本実施の形態では、予め定められた読取アドレスに対し
前記傾斜補正によるアドレス操作を行うことにより対応
している。例えば前述の例であれば、予め定められた読
出アドレスに対し、X方向アドレスに対しx・w/L
を、またY方向アドレスにはx・h/Lを加算すればよ
い。なお紙白領域hrの実在位置は、前記各基準マーク
rmを構成するバーbによって範囲が定められている。
この紙白領域hrの印刷幅方向の位置は該当する各カラ
ーチャート領域crと同じ位置であり、印刷方向の位置
は前記バーbの検出範囲内の予め定められた所定ライン
位置にあり、各紙白領域hrの位置は各カラーチャート
領域crとの相対位置関係から簡単に求めることができ
る。
【0067】紙白補正手段49は、読み出された紙白領
域hrの画像データから白データを作成し、この白デー
タに基づいて前記カラーチャート領域crから算出した
色データを補正するものであって、例えば前記色データ
をC1、白データをC0、求める色濃度をDとすると、
D=−k・log(C1/C0)で求められる。(ただ
しkはゲイン係数)この実施の形態では、各カラーチャ
ート領域の1つずつに対しそれぞれ隣接する紙白領域h
rから白基準となる白データを得るようにしているた
め、例えば印刷用紙のバタツキなどが生じて印刷用紙の
各所において撮像レベルが変化しても適切な測色が行え
るという利点がある。
【0068】カラーチャート情報演算手段50は、前記
カラーチャート領域crのカラーチャート情報、例えば
前記色濃度Dの他に網パーセントなどを演算するもので
ある。また得られた色濃度をYMCKのインキ濃度に変
換したり、必要によってはインキ壺手段のインキキーの
開度量などに換算するようにしてもよい。
【0069】このようにして得られたカラーチャートの
カラーチャート情報は、インキや湿し水の供給量の調整
に用いられる。すなわちカラーチャート測定制御部32
または印刷制御部31は、前記測定されたカラーチャー
ト情報を予め設定された基準値と比較してインキや湿し
水の過不足を判断し、インキや湿し水の適切な供給量の
制御を行うようにする。
【0070】次に、本実施の形態に係る印刷装置の動作
について、図8のフローチャートを用いて説明する。な
お図8(A)は印刷作業の全体工程を示すローチャー
ト、図8(B)はカラーチャート測定工程を示すフロー
チャートである。まず図8(A)において、印刷作業工
程はステップS1において各種設定が行われる。例えば
使用する印刷画像データpdの指定や、印刷枚数の設定
などである。また予め印刷画像データpdにはカラーチ
ャートデータcdが付加される。そしてカラーチャート
が付加された位置はカラーチャート位置データidとし
て演算される。またカラーチャートcdが付加された印
刷画像データpdはRIP処理されて画像データpd2
が生成される。なお画像データpd2の生成は印刷版へ
の露光に合わせてリアルタイムに行われても良い。
【0071】次のステップS2では印刷版に対し画像が
形成される。まずいずれかの版胴1、2が画像記録位置
に移動し、未露光の印刷版が装着される。そして前記画
像データpd2に基づいて画像の露光が行われる。露光
終了後は現像部14により現像処理が行われる。この製
版工程は、各々の版胴1、2により交互に行われる。ス
テップ3では製版された印刷版に基づいて印刷作業が行
われる。すなわち版胴1、2上の印刷版に対し湿し水が
供給され、次いで各版に対応する色のインキが供給され
る。この印刷版上のインキ画像はブランケット胴3、4
に転写され、圧胴5に給紙された印刷用紙上に転写され
る。
【0072】ステップS4では印刷枚数が所望量に達し
たかどうかを判断し、達していれば本作業を終了する。
未達成の場合は予め定められたサンプリング枚数毎に、
ステップS5のカラーチャート測定を行う。このカラー
チャート測定は図8(B)のフローを用いて後述する。
ステップS6ではステップS5の測定で得られたカラー
チャート情報に基づいてインキや湿し水の供給量を調整
し、ステップS3に戻る。
【0073】次に本発明に係るカラーチャート測定工程
について説明する。図8(B)において、まずステップ
P1では、前記ステップS1で演算したカラーチャート
位置データidに基づいて読取期間設定手段44により
読取期間が設定される。ステップP2では、この読取期
間の開始にともない、撮像手段25R、25Lが読み取
りを開始する。ステップP3では撮像手段が25R、2
5Lのいずれであるかを判断し、撮像手段が25Rの場
合はステップP4へ進み、撮像手段25Lの場合はステ
ップP5へ進む。このステップP4では読取画像データ
記憶手段45のメモリに対し順方向に読取画像データr
dを格納する。またステップP5では読取画像データ記
憶手段45のメモリに対し逆方向に読取画像データrd
を格納する。
【0074】前記読取画像データrdの格納が終了すれ
ば、ステップP6では各メモリ内の読取画像データrd
を画像処理して基準マークrmの検出を行う。次のステ
ップP7では、検出した基準マークrm間の距離を演算
して、読み取ったカラーチャートccの傾き量を演算す
る。ステップS8では得られた傾き量に基づいて各カラ
ーチャート領域crの実在位置を算出し、前記メモリ内
の画像データを読み出すアドレスを補正する。
【0075】ステップP9では前記傾斜補正により補正
されたアドレス位置から、カラーチャート領域crの画
像データを読み出す。またステップP9では、当該カラ
ーチャート領域crに隣接する紙白領域hrからも画像
データを読み出す。ステップP10では、前記紙白領域
hrの画像データに基づいて白基準となる白データを定
め、これによってカラーチャート領域crの色濃度を補
正する。そしてステップP11ではカラーチャート情報
の演算が行われる。ステップP12では、測定すべき次
のカラーチャート領域crがあるかどうかを判断する。
ここでまだ測定すべきカラーチャート領域crが残って
いればステップP8に戻って測定を繰り返す。
【0076】この第1の実施の形態に係る印刷装置で
は、搬送中の印刷用紙からカラーチャートを含む領域を
読み取ってカラーチャート情報を測定するようにしてい
るため、装置をコンパクトに構成でき、また扱う画像デ
ータも少なくてすむという利点がある。特に印刷版記録
装置を備えた印刷装置であれば、カラーチャートを配置
した位置の情報から読取領域を設定することができるの
で、例えば画像サイズが異なってカラーチャートの配置
位置が変わっても適切に対応することができる。
【0077】なお、この実施の形態では、読取期間設定
手段により設定された読取領域だけを撮像しているよう
にしているが、記憶容量が許せば印刷用紙上の全ての画
像データを読み取り、その後カラーチャートの配置位置
に基づいて、カラーチャートを含む領域の画像データの
みを取り扱うようにしてもよい。この場合であっても画
像処理で扱う画像データを少なくすることができるとい
う利点はあるが、第1の実施の形態の方が記憶手段の容
量が少なくなり好ましい。
【0078】[第2の実施の形態]第1の実施の形態で
は、搬送中の印刷用紙を線順次に読み取るようにしてい
るので装置構成をコンパクトにできるという利点がある
が、別の実施の構成として、図9で示すように排紙台2
2上に排出された印刷用紙Sを読み取るようにしてもよ
い。この例では、排出された印刷用紙Sを排紙台22上
で粗位置決めする位置決め部材60と、粗位置決めされ
た印刷用紙を照明する光源61と、印刷用紙を撮像する
CCDカメラ62とを有する。
【0079】位置決め部材60は印刷用紙の端部に当接
して粗位置決めを行うものであり、排出された印刷用紙
がこの位置決め部材60に当たって停止するように配置
されている。さらに精度よく位置決めするのであれば、
位置決め部材60を移動可能に構成して、排出された印
刷用紙を幅寄せするようにしてもよい。
【0080】CCDカメラ62は印刷用紙上の画像を一
括して撮像可能に配置され、撮像された画像データから
前記カラーチャートの配置位置に基づいてカラーチャー
トを含む領域の画像データだけを特定するようにしてい
る。ずなわち第1の実施の形態と同様に、画像記録時の
カラーチャートccの配置位置に基づいて印刷用紙上の
カラーチャートccが位置する領域を測定領域として求
める。この測定領域に基づいて読み取った画像データか
らカラーチャートの位置する領域のみを取り出し、以後
の画像処理に用いるようにする。ただしCCDカメラ6
2はカラーチャート部分だけを撮像できるように適宜撮
像箇所を移動もしくはトリミングするものであってもよ
い。この場合であれば、前記測定領域に従ってカラーチ
ャートccを含む領域だけを撮像すれば良く、その他の
不要な画像データを取り込む必要がない。なお排出台2
2上の印刷用紙を撮像する手段としては、前記CCDカ
メラ62の代わりに排出台22上を走行可能なラインセ
ンサーを用いても良い。この実施の形態では、排出台2
2上の印刷用紙を粗位置決めする機構が必要となるが、
搬送中の印刷用紙を走査読み取りする必要がないため、
印刷用紙の搬送を安定させる機構、例えば吸着ローラ2
3などは不要となる。
【0081】[その他の実施の形態] (1)第1の実施の形態では、印刷用紙Sが排出搬送さ
れる排紙部11に撮像手段25を設けたが、圧胴5や排
紙胴7上で搬送される印刷用紙Sを読み取るように配置
してもよい。
【0082】(2)第1の実施の形態では、制御端末3
0によってカラーチャートデータcdを付加するように
しているが、印刷制御部31などにおいて予めRIP処
理された印刷画像データに対しRIP処理済みのカラー
チャートデータを付加するようにしてもよい。
【0083】(3)第1の実施の形態では、撮像手段2
5を2つ並べて配置しているが、1つ、または3つ以上
配置するようにしてもよい。
【0084】(4)第1の実施の形態では、カラーチャ
ートccを画像imの後端側に配置しているが、先頭側
に設けても良い。またカラーチャートccは画像imの
直後の位置に配置するのではなく、所定距離離れた位置
や印刷用紙のサイズに合わせて一定の位置に配置するも
のであってもよい。
【0085】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、撮像手
段によってカラーチャートを含む領域だけを読み取るこ
とができるので、扱う画像データ量としては少なくな
る。また予め設定されたカラーチャートを用いるために
比較を行うための基準画像を準備する必要がない。
【0086】請求項2に記載の発明によれば、画像記録
時のカラーチャートを記録する位置に応じて前記カラー
チャートを読み取る読取期間を適切に設定することがで
きる。
【0087】請求項3に記載の発明によれば、画像デー
タのサイズに従ってカラーチャートの配置される位置を
演算するようにしているので、画像サイズの変化に応じ
て前記読取期間を適切に設定することができる。
【0088】請求項4に記載の発明によれば、胴の回転
位置を検出するエンコーダ手段を用いて読取期間を設定
するようにしているので、別途印刷用紙の位置を検出す
る手段を必要としない。
【0089】請求項5、6に記載の発明によれば、圧胴
の複数回転毎に印刷用紙を供給する印刷装置であって
も、搬送される印刷用紙に対してのみ読取期間を設定す
ることができる。
【0090】請求項7に記載の発明によれば、カラーチ
ャートには基準マークが含まれているためカラーチャー
トの位置を検出することが容易であり、各カラーチャー
ト領域の位置を精度良く得ることができる。
【0091】請求項8に記載の発明によれば、撮像手段
が2つに分割されて構成されている場合でも、各撮像手
段で読み取った画像データの位置決めを同一の基準マー
クに基づいて行うことができる。また、これによりカラ
ーチャート上の基準マークの個数を減らすことができ
る。
【0092】請求項9に記載の発明によれば、2つの撮
像手段で読み込んだ画像データを共通の基準マークから
同一のアドレス方向でメモリに格納することができるの
で、2つの画像データの処理を同様の処理手順で行うこ
とができる。
【0093】請求項10ないし12に記載の発明によれ
ば、排出された印刷用紙を静止して読み取ることができ
るので、印刷用紙の搬送を安定させて読み取る機構が不
要となる。
【0094】請求項13に記載の発明によれば、画像記
録時のカラーチャートの位置に基づいてカラーチャート
を含む領域の画像データを収得することができるので、
適切にカラーチャートを測定することができる。
【0095】請求項14に記載の発明によれば、撮像手
段によってカラーチャートを含む領域だけを読み取るこ
とができるので、扱う画像データ量としては少なくな
る。また予め設定されたカラーチャートを用いるために
比較を行うための基準画像を準備する必要がない。
【0096】請求項15に記載の発明によれば、画像記
録時のカラーチャートを記録する位置に応じて前記カラ
ーチャートを読み取る読取期間を適切に設定することが
できる。
【0097】請求項16に記載の発明によれば、印刷画
像に対するカラーチャートの配置位置から画像データを
撮像する読取期間を設定することができるので、読取画
像データ量を小さくできる。
【0098】請求項17に記載の発明によれば、印刷画
像に対するカラーチャートの配置位置からカラーチャー
トを含む領域の画像データだけを特定することができる
ので、画像処理に係る画像データ量を少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る印刷装置の一例を示す側面概要
図である。
【図2】この印刷装置における排紙部と撮像部とを示す
側面概要図である。
【図3】この印刷装置の制御部の構成を示すブロック図
である。
【図4】図3のブロック図を機能的に示した機能ブロッ
ク図である。
【図5】撮像手段とカラーチャート上の基準マークとの
位置の関係を示すための説明図である。
【図6】カラーチャートの構成を示す説明図である。
【図7】傾斜したカラーチャートの傾斜補正を説明する
ための説明図である。
【図8】この印刷装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】別の撮像部の構成を示す側面概要図である。
【符号の説明】
1 第1の版胴 2 第2の版胴 3 第1のブランケット胴 4 第2のブランケット胴 5 圧胴 6 給紙胴 7 排紙胴 9 インキ供給手段 11 排紙部 13 画像記録部 17 エンコーダ手段 18 紙検出センサー 22 排紙台 23 吸着ローラ 25 撮像手段 29 CCDラインセンサ 30 制御端末 31 印刷制御部 32 カラーチャート測定制御部 40 カラーチャートデータ記憶手段 41 カラーチャート付加手段 42 RIP処理部 43 カラーチャート配置位置演算手段 44 読取期間設定手段 45 読取画像データ記憶手段 46 基準マーク検出手段 47 カラーチャート実在位置算出手段 48 読取画像データ読出手段 49 紙白補正手段 50 カラーチャート情報演算手段 60 粗位置決め手段 62 CCDカメラ S 印刷用紙 im 画像 m 画像サイズ f 咥え量 cc カラーチャート cr カラーチャート領域 hr 紙白領域 rm 基準マーク cd カラーチャートデータ id カラーチャート位置データ pd 印刷画像データ pd2 2値化された印刷画像データ rd 読取画像データ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカラーチャート領域からなるカラ
    ーチャートを印刷用紙上の余白部に印刷し、印刷された
    印刷用紙上の各カラーチャート領域を読み取ってカラー
    チャート情報を測定するカラーチャート測定装置を備え
    た印刷装置であって、 印刷された印刷用紙を搬送する搬送手段と、 搬送される印刷用紙上の画像を読み取る撮像手段と、 前記印刷用紙の搬送動作に対応して前記撮像手段により
    前記カラーチャートの画像を読み取る読取期間を設定す
    る読取期間設定手段と、 前記読取期間設定手段により設定された読取期間中に前
    記撮像手段で読み取った領域の画像データを記憶する読
    取画像データ記憶手段と、 前記記憶された読取画像データから各カラーチャート領
    域が実際に印刷された実在位置を算出するカラーチャー
    ト実在位置算出手段と、 算出された実在位置における画像データから各カラーチ
    ャート領域のカラーチャート情報を演算するカラーチャ
    ート情報演算手段と、を有する印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷装置は、印刷版上にカラーチャ
    ートを配置して記録する印刷版記録手段を有し、 前記読取期間設定手段は、前記カラーチャートの記録さ
    れた位置に対応して前記読取期間を設定するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷装置は、印刷物を表す印刷画像
    データに対し前記カラーチャートを表すカラーチャート
    データを付加するカラーチャートデータ付加手段と、 前記印刷画像データのサイズに基づいて前記カラーチャ
    ートデータが付加される配置位置を演算するカラーチャ
    ート配置位置演算手段と、を有し、 前記読取期間設定手段は、演算されたカラーチャートの
    配置位置に基づいて前記読取期間を設定するようにした
    ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷装置は、 印刷版を保持する版胴と、 ブランケット面を備えて版胴からインキ画像を受け取る
    ブランケット胴と、 印刷用紙を保持してブランケット胴からインキ画像を受
    け取る圧胴と、 前記圧胴、版胴、またはブランケット胴の少なくともい
    ずれか1つの胴の回転位置を検出するエンコーダ手段
    と、を備えており、 前記読取期間設定手段は前記エンコーダ手段の検出信号
    に基づいて読取期間を設定するようにしたことを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記版胴およびブランケット胴は2つの
    印刷領域を有する2倍胴で、前記圧胴は版胴に対しn/
    2倍(ただしnは自然数)の直径を有するn倍胴であっ
    て、前記圧胴の2回転毎に印刷用紙を給排する印刷装置
    において、 前記印刷装置は、前記圧胴の回転毎に当該回転が印刷用
    紙を給排する回かどうかを表す給排信号を設定する給排
    信号設定手段を備えるとともに、前記エンコーダ手段は
    前記圧胴の回転位置を検出するものであり、 前記読取期間設定手段は前記給排信号によって前記印刷
    用紙が撮像手段を通過する回を判断するとともに、前記
    エンコーダ信号によって印刷用紙の搬送位置を判断し
    て、前記読取期間を設定するようにしたことを特徴とす
    る請求項4に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記給排信号設定手段は印刷用紙を検出
    する紙検出センサーであることを特徴とする請求項5に
    記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記カラーチャートはカラーチャートの
    位置を特定する1以上の基準マークを備えており、 前記カラーチャート実在位置算出手段は、まず前記記憶
    した読取画像データから基準マークの位置を検出し、次
    いで予め記憶されている基準マークと各カラーチャート
    領域との相対位置情報から各カラーチャート領域の実在
    位置を算出するようにしたことを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれかに記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記撮像手段は、各々カラーチャート上
    の分割された領域を読み取るように印刷幅方向に沿って
    並んで配置された2つのラインセンサーからなり、 両ラインセンサーの読み取る領域が一部重なっていて、
    この重なった領域に共通の基準マークが位置するように
    前記カラーチャート内に前記基準マークが配置されてい
    ることを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記読取画像データ記憶手段は、前記2
    つのラインセンサーから得た読取画像データを各々個別
    に記憶する2セットのメモリを備え、前記読取画像デー
    タを記憶する際に、各々前記共通の基準マークを挟んで
    反対の方向に順次読取画像データをメモリに格納するよ
    うにしたことを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
  10. 【請求項10】 複数のカラーチャート領域からなるカ
    ラーチャートを印刷用紙上の余白部に印刷し、印刷され
    た印刷用紙上の各カラーチャート領域を読み取ってカラ
    ーチャート情報を測定するカラーチャート測定装置を備
    えた印刷装置であって、 印刷用紙上のカラーチャートが配置された領域を測定領
    域として設定する測定領域設定手段と、 印刷された印刷用紙を積載する積載手段と、 前記積載される印刷用紙を粗位置決めする粗位置決め手
    段と、 前記印刷用紙上を読み取る撮像手段と、 前記撮像手段で読み取った読取画像データのうち、少な
    くとも前記測定領域設定手段によって設定された領域に
    対応する読取画像データを記憶する読取画像データ記憶
    手段と、 前記記憶された読取画像データから各カラーチャート領
    域の実在位置を算出するカラーチャート実在位置算出手
    段と、 算出された実在位置に対応する読取画像データから各カ
    ラーチャート領域のカラーチャート情報を演算するカラ
    ーチャート情報演算手段と、を有する印刷装置。
  11. 【請求項11】 前記印刷装置は、印刷版上にカラーチ
    ャートを配置して記録する印刷版記録手段を有し、 前記測定領域設定手段は、前記カラーチャートの記録さ
    れた位置に基づいて前記領域を設定するようにしたこと
    を特徴とする請求項10に記載の印刷装置。
  12. 【請求項12】 前記印刷装置は、印刷物を表す印刷画
    像データに対し前記カラーチャートを表すカラーチャー
    トデータを付加するカラーチャートデータ付加手段と、 前記印刷画像データのサイズに応じて前記カラーチャー
    トデータが付加される配置位置を演算するカラーチャー
    ト配置位置演算手段と、を有し、 前記測定領域設定手段は、算出された配置位置に基づい
    て前記測定領域を設定するようにしたことを特徴とする
    請求項11に記載の印刷装置。
  13. 【請求項13】 印刷画像データに基づいて印刷版に対
    し画像を記録する印刷版記録手段を備え、画像が記録さ
    れた印刷版を用いて印刷を行う印刷装置において、 カラーチャートを表すカラーチャートデータを記憶する
    カラーチャートデータ記憶手段と、 カラーチャートデータを印刷画像データに対し付加する
    カラーチャート付加手段と、 カラーチャートデータが付加された印刷画像データに基
    づいて印刷版に画像を記録する印刷版記録手段と、 前記カラーチャートデータを付加した配置位置を演算す
    るカラーチャート配置位置演算手段と、 前記印刷版を用いて印刷用紙上に印刷画像とカラーチャ
    ートとを印刷する印刷手段と、 前記配置位置に基づいて印刷用紙上のカラーチャートを
    含む領域の画像データを収得する画像データ収得手段
    と、 前記画像データに基づいて各カラーチャート領域のカラ
    ーチャート情報を演算するカラーチャート演算手段と、
    を備える印刷装置。
  14. 【請求項14】 複数のカラーチャート領域からなるカ
    ラーチャートが印刷された印刷用紙を撮像してカラーチ
    ャート情報を測定するカラーチャート測定装置であっ
    て、 搬送される印刷用紙上の画像を読み取る撮像手段と、 前記印刷用紙の搬送動作に対応して前記撮像手段により
    前記カラーチャートの画像を読み取る読取期間を設定す
    る読取期間設定手段と、 前記読取期間設定手段により設定された読取期間中に前
    記撮像手段で読み取った領域の画像データを記憶する読
    取画像データ記憶手段と、 前記記憶された読取画像データから各カラーチャート領
    域が実際に印刷された実在位置を算出するカラーチャー
    ト実在位置算出手段と、 算出された実在位置における画像データから各カラーチ
    ャート領域のカラーチャート情報を演算するカラーチャ
    ート情報演算手段と、を有するカラーチャート測定装
    置。
  15. 【請求項15】 前記読取期間設定手段は、印刷版上に
    カラーチャートを記録した画像記録装置からカラーチャ
    ートの配置位置情報を得るとともに、このカラーチャー
    トの配置位置情報から読取期間を設定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項14に記載のカラーチャート測定
    装置。
  16. 【請求項16】 複数のカラーチャート領域からなるカ
    ラーチャートを印刷画像とともに印刷版上に記録し、当
    該印刷版を用いて印刷用紙上の余白部にカラーチャート
    を印刷する印刷作業におけるカラーチャート測定方法で
    あって、 印刷画像に対しカラーチャートを配置した配置位置を演
    算する工程と、 前記カラーチャートの配置位置に基づいてカラーチャー
    トを撮像する領域を設定する工程と、 前記設定に基づいて印刷用紙上を撮像する工程と、 読み取った読取画像データを記憶する工程と、 前記読取画像データにおける各カラーチャート領域の実
    在位置を演算する工程と、 前記実在位置の読取画像データからカラーチャート情報
    を演算する工程と、からなるカラーチャート測定方法。
  17. 【請求項17】 複数のカラーチャート領域からなるカ
    ラーチャートを印刷画像とともに印刷版上に記録し、当
    該印刷版を用いて印刷用紙上の余白部にカラーチャート
    を印刷する印刷作業におけるカラーチャート測定方法で
    あって、 印刷画像に対しカラーチャートを配置した配置位置を演
    算する工程と、 印刷用紙上を撮像する工程と、 前記カラーチャートの配置位置に基づいてカラーチャー
    トの配置された領域を設定する工程と、 撮像した読取画像データから前記カラーチャートの配置
    された領域の読取画像データを特定する工程と、 前記特定された読取画像データから各カラーチャート領
    域の実在位置を演算する工程と、 前記実在位置の読取画像データからカラーチャート情報
    を演算する工程と、からなるカラーチャート測定方法。
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