JP2002184548A - 平型ケーブルと電気接続子との導通接続方法 - Google Patents

平型ケーブルと電気接続子との導通接続方法

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JP2002184548A
JP2002184548A JP2000377204A JP2000377204A JP2002184548A JP 2002184548 A JP2002184548 A JP 2002184548A JP 2000377204 A JP2000377204 A JP 2000377204A JP 2000377204 A JP2000377204 A JP 2000377204A JP 2002184548 A JP2002184548 A JP 2002184548A
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crimp piece
flat
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Kenji Enomoto
憲嗣 榎本
Yoshiyuki Suzuki
良征 鈴木
Kazumasa Sakata
和正 坂田
Mitsuhiro Yamamura
円博 山村
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    • H01R4/18Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平型ケーブルと電気接続子との導通接続を安
定した状態で良好に行うことができる平型ケーブルと電
気接続子との導通接続方法を得る。 【解決手段】 平型導体1をテープ状の絶縁被覆2で覆
った平型ケーブル3を成形クリンパ5の上に置き、複数
のクリンプ片4aを突設した電気接続子4をアンビル8
で押圧してクリンプ片4aを平型導体1に突き刺して導
通をとり、平型ケーブル3を通り抜けたクリンプ片4a
を成形クリンパ5で曲げ成形する。クリンプ片4aの先
端の平型ケーブル3からの突き出し寸法を、クリンプ片
4aの長さの50%〜5 %の範囲にしてクリンプ片4aの
先端側を曲げ成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電気機器や
自動車の電気配線等に用いる平型ケーブルと電気接続子
との導通接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の平型ケーブルと電気接続子との導
通接続部は、図7に示すように、平型導体1をテープ状
の絶縁被覆2で覆った平型ケーブル3で平型導体1の両
側の絶縁被覆2の箇所で、電気接続子4の両側縁から突
設した複数のクリンプ片4aをそれぞれその長さの50%
を超えるように突き刺して反対側に導出させ、絶縁被覆
2から突き出した各クリンプ片4aの先端側を破線で示
すように内向きにカールさせて曲げ成形し、これらクリ
ンプ片4aの先端部を絶縁被覆2を破って平型導体1に
接触させることにより形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の平型ケーブルと電気接続子との導通接続部で
は、各クリンプ片4aの先端部が絶縁被覆2を破って平
型導体1に接触させることができ難く、安定した導通が
得られない問題点があった。
【0004】また、図8に示すように平型ケーブル3を
成形クリンパ5の上に載せ、複数のクリンプ片4aを突
設した電気接続子4を位置決めガイド7でガイドしつつ
アンビル8で押圧して各クリンプ片4aを平型導体1に
突き刺し、各クリンプ片4aをその長さh1 の50%を超
えるように先端側部分の突き出し寸法h2 を定めて平型
ケーブル3から突出させた状態で、その突き出し部分を
成形クリンパ5の曲げ成形凹部6で内向きにカールさせ
て曲げ成形し、その曲げ成形部4aaの先端を平型導体
1に接触させて、平型ケーブル3をクランプする構造の
ものもあるが、突き出し寸法h2 が長いと平型導体1を
クリンプ片4aが貫通する部分での接触が不十分となっ
て、各クリンプ片4aと平型導体1との導通がやはり安
定して得られない問題点があった。
【0005】本発明の目的は、平型ケーブルと電気接続
子との導通接続を安定した状態で良好に行うことができ
る平型ケーブルと電気接続子との導通接続方法を得るこ
とにある。
【0006】本発明の他の目的は、平型ケーブルと電気
接続子との導通接続を安定した状態で得られる曲げ成形
を容易に得られる平型ケーブルと電気接続子との導通接
続方法を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、平型導体をテ
ープ状の絶縁被覆で覆った平型ケーブルを成形クリンパ
の上に置き、複数のクリンプ片を突設した電気接続子を
アンビルで押圧してクリンプ片を平型導体に突き刺して
導通をとり、平型ケーブルを通り抜けたクリンプ片を成
形クリンパで曲げ成形してクランプする平型ケーブルと
電気接続子との導通接続方法を改良するものである。
【0008】本発明に係る平型ケーブルと電気接続子と
の導通接続方法は、クリンプ片の先端側の平型ケーブル
からの突き出し寸法を、クリンプ片の長さの50%〜5 %
の範囲にして該クリンプ片の先端側を曲げ成形すること
を特徴とする。
【0009】また、本発明に係る平型ケーブルと電気接
続子との導通接続方法は、クリンプ片の先端側の平型ケ
ーブルからの突き出し寸法を、クリンプ片の長さの50%
〜5%の範囲にして該クリンプ片の先端側を曲げ成形
し、クリンプ片が平型導体を突き抜ける箇所での第1の
導通部と、クリンプ片の先端側の曲げ成形部の内面と平
型導体の曲がり部の外面とが接触している箇所での第2
導通部とで導通させることを特徴とする。
【0010】このようにクリンプ片の先端側の平型ケー
ブルからの突き出し寸法を、クリンプ片の長さの50%〜
5 %の範囲にして該クリンプ片の先端側を曲げ成形する
と、クリンプ片が平型導体を突き抜ける箇所での第1の
導通部以外に、クリンプ片の先端側の曲げ成形部の内面
と平型導体の曲がり部の外面とが接触している箇所での
第2導通部が得られ、平型ケーブルと電気接続子との導
通接続を安定した状態で良好に行うことができる。特
に、第2の導通部は、クリンプ片の先端側の曲げ成形部
の内面と平型導体の曲がり部の外面とが接触して形成さ
れているので、接触状態が非常に安定し、信頼性の高い
導通部となる。
【0011】クリンプ片の先端側の平型ケーブルからの
突き出し寸法がクリンプ片の長さの50%を超えると、導
通部の安定性が得られなくなり、導通部の信頼性が低下
する。クリンプ片の先端側の平型ケーブルからの突き出
し寸法がクリンプ片の長さの5 %より小さいと、クリン
プ片の先端側の曲げ成形が不十分となり、第2導通部が
得られなくなる。
【0012】さらに、本発明に係る平型ケーブルと電気
接続子との導通接続方法は、成形クリンパの曲げ成形凹
部は、クリンプ片の長さの50%〜5 %の範囲の該クリン
プ片の先端側の平型ケーブルからの突き出し部分を曲げ
成形できる形状になっていることを特徴とする。
【0013】このような曲げ成形凹部を備えた成形クリ
ンパを用いると、クリンプ片の長さの50%〜5 %の範囲
の該クリンプ片の先端側の平型ケーブルからの突き出し
部分の曲げ成形を容易に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1(A)〜(C)は本発明に係
る平型ケーブルと電気接続子との導通接続方法の実施の
形態の一例の各工程を示す縦断面図である。
【0015】本例では、平型導体1をテープ状の絶縁被
覆2で覆った平型ケーブル3を成形クリンパ5の上に置
く。この成形クリンパ5の上面には、電気接続子4の複
数のクリンプ片4aを内向きにカールさせて曲げ成形す
る曲げ成形凹部6が設けられている。
【0016】かかる状態で、複数のクリンプ片4aを突
設した電気接続子4を位置決めガイド7でガイドしつつ
アンビル8で押圧して各クリンプ片4aを平型導体1に
突き刺して導通をとり、平型ケーブル3を通り抜けたク
リンプ片4aを成形クリンパ5の曲げ成形凹部6で曲げ
成形してクランプする。この例の電気接続子4には、各
クリンプ片4aの先端側をカールさせて曲げ成形した際
に対向する箇所に窓4bが設けられている。
【0017】本発明では、特にクリンプ片4aの先端側
の平型ケーブル3からの突き出し寸法h2 を、クリンプ
片4aの長さh1 の50%〜5 %の範囲、好ましくは40%
〜5%の範囲に止どめて、該クリンプ片4aの先端側を
曲げ成形凹部6で曲げ成形する。
【0018】このようにすると、クリンプ片4aが平型
導体1を突き抜ける箇所で導通する第1の導通部9a以
外に、クリンプ片4aの先端側の曲げ成形部4aaの内
面と平型導体1の曲がり部1aの外面とが接触している
箇所での第2導通部9bが得られ、平型ケーブル1と電
気接続子4との導通接続を安定した状態で良好に行うこ
とができる。特に、第2の導通部9bは、クリンプ片4
aの先端側の曲げ成形部4aaの内面と平型導体1の曲
がり部1aの外面とが接触して形成されているので、接
触状態が非常に安定し、信頼性の高い導通部となる。
【0019】次に、クリンプ片4aの先端側の平型ケー
ブル3からの突き出し寸法h2 を、クリンプ片4aの長
さh1 の50%〜5 %の範囲、好ましくは40%〜5 %の範
囲に止どめて、該クリンプ片4aの先端側を曲げ成形す
るとよい理由について、具体的に説明する。
【0020】図2(A)〜(D)はクリンプ片4aの先
端側の平型ケーブル3からの突き出し寸法h2 が、クリ
ンプ片4aの長さh1 の50%〜5 %の範囲の状態で、好
ましくは40%〜5 %の範囲の状態で、換言すればクリン
プ片4aの先端側の平型ケーブル3からの突き出し寸法
h2 が浅い状態で、平型ケーブル3から突出したクリン
プ片4aの先端側をカールさせて曲げ成形する過程を示
す要部断面図である。
【0021】最終状態まで曲げ成形された状態を示す図
2(D)から明らかなように、この状態では、クリンプ
片4aが平型導体1を突き抜ける箇所で導通する第1の
導通部9aと、クリンプ片4aの先端側の曲げ成形部4
aaの内面が平型導体1に接触している箇所での第2導
通部9bとの2つの導通部を各クリンプ片4aが備えて
いる。特に、第2導通部9bはクリンプ片4aの先端側
の曲げ成形部4aaの内面と平型導体1の曲がり部1a
とが相互に押し合って形成されているので、非常に安定
した導通部となっている。
【0022】図3の1〜8は、図2(A)〜(D)と同
様に、クリンプ片4aの先端側の平型ケーブル3からの
突き出し寸法h2 が、クリンプ片4aの長さh1 の50%
〜5%の範囲の状態で、平型ケーブル3から突出したク
リンプ片4aの先端側をカールさせて曲げ成形する各過
程を、その各過程での実物を樹脂で固めて断面として示
した写真である。これら写真によれば、図2(A)〜
(D)と同様な姿で加工が行われていることが分かる。
【0023】これに対し、図4(A)〜(D)はクリン
プ片4aの先端側の平型ケーブル3からの突き出し寸法
h2 が、クリンプ片4aの長さh1 の50%を超えた状態
で、換言すればクリンプ片4aの先端側の平型ケーブル
3からの突き出し寸法h2 が深い状態で、平型ケーブル
3から突出したクリンプ片4aの先端側をカールさせて
曲げ成形する過程を示す比較例の要部断面図である。
【0024】最終状態まで曲げ成形された状態を示す図
4(D)から明らかなように、この状態でも、クリンプ
片4aが平型導体1を突き抜ける箇所で導通する第1の
導通部9aと、クリンプ片4aの先端側の曲げ成形部4
aaの先端が平型導体1に接触している箇所での第2導
通部9bとの2つの導通部を各クリンプ片4aが備えて
いる。特に、第2導通部9bはクリンプ片4aの先端側
の曲げ成形部4aaの先端が平型導体1に接触している
だけであって、図2(D)の第2導通部9bと相違して
いる。
【0025】なお、図2(A)〜(D)及び図4(A)
〜(D)はタブ幅が2.3 mmの汎用のクリンプ片4aで
実験したものである。
【0026】図5はタブ幅が2.3 mmの汎用のクリンプ
片4aを用いて平型導体1に接続した3種のサンプル
A,B,Cに+80℃〜−30℃のサーマルショックを与え
て、接触抵抗値の変化を示したものである。ここで、サ
ンプルAはh1 とh2 の比が65%の図4に示す比較例を
示し、サンプルBはh1 とh2 の比が35%の図2に示す
本発明例を示し、サンプルCは図7に示す従来例を示
す。
【0027】この図5から明らかなように、本発明のサ
ンプルBによる接続部の接触抵抗値がサーマルショック
に対して安定していることが分かった。即ち、クリンプ
片4aの先端の平型ケーブル3からの突き出し寸法を、
クリンプ片4aの長さの50%〜5 %の範囲にして該クリ
ンプ片4aの先端側を曲げ成形すれば、クリンプ片4a
の先端側の平型ケーブル3からの突き出し寸法がクリン
プ片4aの長さの50%を超える状態にして該クリンプ片
4aの先端側を曲げ成形したものに対して、サーマルシ
ョックに対する接触抵抗値の安定性が優れていることが
判明した。
【0028】図6は前述した3種のサンプルA,B,C
を高温放置(100 ℃×120 時間)した後、4.5 G,20H
z〜200 Hz、掃引時間3分の条件で、前後、左右、上
下の3方向に振動させる振動試験をした後の接触抵抗値
を測定した結果を示したものである。
【0029】この図6から明らかなように、本発明のサ
ンプルBによる接続部の接触抵抗値が温度兼振動変化に
対して安定していることが分かった。即ち、クリンプ片
4aの先端の平型ケーブル3からの突き出し寸法を、ク
リンプ片4aの長さの50%〜5 %の範囲にして該クリン
プ片4aの先端側を曲げ成形すれば、クリンプ片4aの
先端側の平型ケーブル3からの突き出し寸法がクリンプ
片4aの長さの50%を超える状態にして該クリンプ片4
aの先端側を曲げ成形したものに対して、接触抵抗値が
温度兼振動変化に対して接触抵抗値の安定性が優れてい
ることが判明した。
【0030】なお、上記例では、1枚の平型ケーブル3
と電気接続子4のクリンプ片4aとの導通について示し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、平型ケ
ーブル3は複数枚が重ね合わされ、内部の平型導体1が
クリンプ片4aで導通されるものにも本発明は同様に適
用されるものである。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る平型ケーブルと電気接続子
との導通接続方法は、クリンプ片の先端側の平型ケーブ
ルからの突き出し寸法を、クリンプ片の長さの50%〜5
%の範囲にして該クリンプ片の先端側を曲げ成形してい
るので、クリンプ片が平型導体を突き抜ける箇所での第
1の導通部以外に、クリンプ片の先端側の曲げ成形部の
内面と平型導体の曲がり部の外面とが接触している箇所
での第2導通部が得られ、平型ケーブルと電気接続子と
の導通接続を安定した状態で良好に行うことができる。
特に、第2の導通部は、クリンプ片の先端側の曲げ成形
部の内面と平型導体の曲がり部の外面とが接触して形成
されているので、接触状態が非常に安定し、信頼性の高
い導通部となる。
【0032】クリンプ片の先端側の平型ケーブルからの
突き出し寸法がクリンプ片の長さの50%を超えると、導
通部の安定性が得られなくなり、導通部の信頼性が低下
する。クリンプ片の先端側の平型ケーブルからの突き出
し寸法がクリンプ片の長さの5 %より小さいと、クリン
プ片の先端側の曲げ成形が不十分となり、第2導通部が
得られなくなる。
【0033】さらに、本発明に係る平型ケーブルと電気
接続子との導通接続方法は、成形クリンパの曲げ成形凹
部が、クリンプ片の長さの50%〜5 %の範囲の該クリン
プ片の先端側の平型ケーブルからの突き出し部分を曲げ
成形できる形状になっているので、クリンプ片の長さの
50%〜5 %の範囲の該クリンプ片の先端側の平型ケーブ
ルからの突き出し部分の曲げ成形を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(C)は本発明に係る平型ケーブルと
電気接続子との導通接続方法の実施の形態の一例の各工
程を示す縦断面図である。
【図2】(A)〜(D)はクリンプ片の平型ケーブルか
らの突き出し寸法が、クリンプ片の長さの50%〜5 %の
範囲の状態で、平型ケーブルから突出したクリンプ片の
先端側をカールさせて曲げ成形する過程を示す要部断面
図である。
【図3】1〜7はクリンプ片の平型ケーブルからの突き
出し寸法が、クリンプ片の長さの50%〜5 %の範囲の状
態で、平型ケーブルから突出したクリンプ片の先端側を
カールさせて曲げ成形する各過程を、その各過程での実
物を樹脂で固めて断面として示した写真である。
【図4】(A)〜(D)はクリンプ片の平型ケーブルか
らの突き出し寸法が、クリンプ片の長さの50%を超えた
状態で、平型ケーブルから突出したクリンプ片の先端側
をカールさせて曲げ成形する過程を示す比較例の要部断
面図である。
【図5】クリンプ片を平型導体に接続した3種のサンプ
ルA,B,Cにサーマルショックを与えて、接触抵抗値
の変化を示した線図である。
【図6】3種のサンプルA,B,Cを高温放置し、且つ
振動試験をした後の接触抵抗値を測定した結果を示した
線図である。
【図7】従来の平型ケーブルと電気接続子との導通接続
部の一例の縦断面図である。
【図8】従来の平型ケーブルと電気接続子との導通接続
部の他の例の接続過程の縦断面図である。
【符号の説明】
1 平型導体 1a 曲がり部 2 絶縁被覆 3 平型ケーブル 4 電気接続子 4a クリンプ片 4aa 曲げ成形部 5 成形クリンパ 6 曲げ成形凹部 7 位置決めガイド 8 アンビル 9a 第1の導通部 9b 第2導通部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 和正 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 山村 円博 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 5E051 HA07 5G355 AA08 BA01 BA11 CA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平型導体をテープ状の絶縁被覆で覆った
    平型ケーブルを成形クリンパの上に置き、複数のクリン
    プ片を突設した電気接続子をアンビルで押圧して前記ク
    リンプ片を前記平型導体に突き刺して導通をとり、前記
    平型ケーブルを通り抜けた前記クリンプ片を前記成形ク
    リンパで曲げ成形してクランプする平型ケーブルと電気
    接続子との導通接続方法において、 前記クリンプ片の先端の前記平型ケーブルからの突き出
    し寸法を、前記クリンプ片の長さの50%〜5 %の範囲に
    して該クリンプ片の先端側を曲げ成形することを特徴と
    する平型ケーブルと電気接続子との導通接続方法。
  2. 【請求項2】 平型導体をテープ状の絶縁被覆で覆った
    平型ケーブルを成形クリンパの上に置き、複数のクリン
    プ片を突設した電気接続子をアンビルで押圧して前記ク
    リンプ片を前記平型導体に突き刺して導通をとり、前記
    平型ケーブルを通り抜けた前記クリンプ片を前記成形ク
    リンパで曲げ成形してクランプする平型ケーブルと電気
    接続子との導通接続方法において、 前記クリンプ片の先端の前記平型ケーブルからの突き出
    し寸法を、前記クリンプ片の長さの50%〜5 %の範囲に
    して該クリンプ片の先端側を曲げ成形し、 前記クリンプ片が前記平型導体を突き抜ける箇所での第
    1の導通部と、前記クリンプ片の先端側の曲げ成形部の
    内面と前記平型導体の曲がり部の外面とが接触している
    箇所での第2導通部とで導通させることを特徴とする平
    型ケーブルと電気接続子との導通接続方法。
  3. 【請求項3】 前記成形クリンパの曲げ成形凹部は、前
    記クリンプ片の長さの50%〜5 %の範囲の該クリンプ片
    の先端側の前記平型ケーブルからの突き出し部分を曲げ
    成形できる形状になっていることを特徴とする請求項1
    または2に記載の平型ケーブルと電気接続子との導通接
    続方法。
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