JPH0569863A - 多目的作業機 - Google Patents

多目的作業機

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Publication number
JPH0569863A
JPH0569863A JP23586591A JP23586591A JPH0569863A JP H0569863 A JPH0569863 A JP H0569863A JP 23586591 A JP23586591 A JP 23586591A JP 23586591 A JP23586591 A JP 23586591A JP H0569863 A JPH0569863 A JP H0569863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hitch
crawler traveling
working machine
engine
mission case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23586591A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokio Horikawa
時男 堀川
Arinobu Ishida
有伸 石田
Toshishige Uejima
敏成 上島
Hiroshi Nishikawa
宏 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP23586591A priority Critical patent/JPH0569863A/ja
Publication of JPH0569863A publication Critical patent/JPH0569863A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多目的作業機を、荷重大なる作業装置も装着
できるように、機体の重量バランスを安定した状態に構
成できる。 【構成】 エンジン3、ミッションケース5、及び、操
縦座席6を配設するとともに、操縦座席6より前方に位
置する状態で操縦塔8を機体2に設け、かつ、作業装置
9を着脱自在に取り付けるヒッチ10を、操縦塔8より
前方位置に備えてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多目的作業機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、多目的作業機としては、草刈り
や、中耕等の管理作業を行うことを目的として歩行型の
作業機が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、作業
装置の大型化、重量化に伴って、100kg近い荷重の
作業装置を装着することがあって、人手によりハンドル
を保持することが難しいものとなってきたため、従来構
造の歩行型作業機を改良して、大型の作業装置を装着で
きる乗用型の作業機が提案されるに至った。しかしなが
ら、従来構造のまま荷重大なる作業装置を機体の前端部
がわに設けると作業機全体の重心が前がわに偏るため、
機体の重量バランスが不安定になるという問題点があっ
た。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであっ
て、機体全体の重量バランスを安定した状態に構成でき
る多目的作業機の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる多目的作
業機は、上記目的を達成するために、エンジン、ミッシ
ョンケース、及び、操縦座席を、左右一対のクローラ走
行装置に支持された機体の後部に配設するとともに、前
記操縦座席より前方に位置する状態で操縦塔を前記機体
に設け、かつ、作業装置を着脱自在に取り付けるヒッチ
を、前記操縦塔より前方位置に備えてあることを特徴構
成とする。又、上記構成において、前記クローラ走行装
置の最後部の転輪を、前記ミッションケースの出力軸に
軸支された駆動スプロケットよりも後方に配置するとと
もに、前記クローラ走行装置の最前部の転輪を、前後方
向における前記ヒッチと前記操縦塔との中間に配置して
ある構成にしても良い。かかる特徴構成による作用・効
果は次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、荷重が大なる部品であるエンジン、ミッ
ションケースを機体の後部がわに配備して作業装置を装
着していないときには機体重心が後ろがわに偏った状態
に設定されることになり、この機体に作業装置を装備し
たときには、機体の前部がわと後部がわとに重量物が振
り分けられているから、全体的に機体の前後重量バラン
スが安定したものにできる。
【0006】
【発明の効果】従って、作業時には、全体的に機体の前
後重量バランスが安定したものとなっているから、大き
な作業荷重に対しても十分支えることができて、作業性
を高めることができるに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1、図2及び図4に、本発明にかかる多目的作
業機の一例を示している。この多目的作業機は、左右一
対のクローラ走行装置1,1に支持されたフレーム構造
から成る機体2の最後部にエンジン3を配設するととも
に、エンジン3からの動力が主クラッチ及び静油圧式無
段変速装置4を介して入力されるミッションケース5を
エンジン3の前方で主フレーム2Aに連結して、このミ
ッションケース5の上方において座席設置用フレーム2
Bを主フレーム2Aより立設し、このフレーム2Bに操
縦座席6を取り付け、かつ、この操縦座席6の前方に、
操向レバー7等を備えた操縦塔8を立設しており、さら
に、この操縦塔8より前方に、草刈り装置等の作業装置
9を上下揺動操作可能で着脱自在にヒッチ10を介して
取り付けて構成している。
【0008】尚、エンジン3は、図1に示すように、ミ
ッションケース5に後方へ延出された状態に連設したエ
ンジン搭載用フレーム2Cに搭載連結されている。そし
て、図1に示すように、ミッションケース5の下部を貫
通してその前面部より前方に向かって作業装置9を駆動
するための動力伝達軸11を延出しているとともに、ミ
ッションケース5の下部両横側部より、左右のクローラ
走行装置1,1の駆動スプロケット1A,1Aに連動連
結される走行用出力軸17,17を左右に突出させてい
る。前記動力伝達軸11は、2個の自在継手12,12
を介して機体2の最先端まで延出しているとともに、そ
の先端部を前記ヒッチ10に枢着している。このヒッチ
10は、図1及び図2に示すように、箱状に板金加工し
たヒッチ本体10Aに、作業装置9の入力軸と噛み合い
連結される噛み合いクラッチ部13を臨ませた状態に動
力伝達軸11を枢着している。この箱状のヒッチ本体1
0Aの左右幅は、左右のクローラ走行装置1,1の内が
わ間隔幅より小に設定して、これらクローラ走行装置
1,1内に位置するように設定している。
【0009】さらに、前記ヒッチ10は、図1に示すよ
うに、ヒッチ本体10Aより後方に延出した左右一対の
アーム部材10B,10Bにおいて、機体2の主フレー
ム2Aに横軸心P周りで上下揺動自在に枢着している。
このアーム部材10B,10Bの遊端部同士にわたり架
設されたピン14に、ヒッチ10を上下揺動する単動型
の油圧シリンダ15のシリンダロッド15aを枢着して
おり、油圧シリンダ15のシリンダチューブ15bは、
操縦塔8の外装ボックスケース8A内に配置した状態で
枢着している。そして、油圧シリンダ15を伸縮駆動す
るための油圧ポンプユニット16を、図1及び図2に示
すように、左右のクローラ走行装置1,1の間で、かつ
ミッションケース5と操縦塔8との間における前記動力
伝達軸11の下方の機体下腹部空間に配備している。ま
た、ヒッチ10を上下揺動操作するための操作レバー
を、前記操向レバー7で兼用している。つまり、1本の
操向用レバー7を左右に選択して揺動操作することで、
その選択に対応するがわのクローラ走行装置1への動力
伝達を断って操向されるとともに、一方、操向用レバー
7の前後の揺動操作に対応して、ヒッチ10が上下に揺
動操作されるように構成している。
【0010】そして、前記各クローラ走行装置1,1に
おいては、図1に示すように、前後に4個並設した転輪
1B〜1Eのうち、最後部の転輪1Eは、前記駆動スプ
ロケット1Aより少し後方位置に配設しているととも
に、最前部の転輪1Bは、前後方向における前記ヒッチ
10と前記操縦塔8との中間に位置する状態で配設して
いる。このように転輪1B〜1Eを設けることにより、
エンジン3やミッションケース5等を配設した機体後端
部から、作業装置9を取り付ける機体前端部までにわた
る広範囲の接地長さをクローラ走行装置1,1では確保
できるので、作業装置9を装着した状態で重量物が前後
に振り分け配置されることになる作業機全体を安定的に
支持できる。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】多目的作業機を示す全体側面図
【図2】多目的作業機を示す平面図
【図3】油圧ポンプユニットと動力伝達軸とを示す縦断
側面図
【図4】作業装置を装着した多目的作業機を示す側面図
【符号の説明】
1 クローラ走行装置 1A 駆動スプロケット 1B 転輪 2 機体 3 エンジン 5 ミッションケース 6 操縦座席 8 操縦塔 9 作業装置 10 ヒッチ 17 出力軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 宏 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(3)、ミッションケース
    (5)、及び、操縦座席(6)を、左右一対のクローラ
    走行装置(1)に支持された機体(2)の後部に配設す
    るとともに、前記操縦座席(6)より前方に位置する状
    態で操縦塔(8)を前記機体(2)に設け、かつ、作業
    装置(9)を着脱自在に取り付けるヒッチ(10)を、
    前記操縦塔(8)より前方位置に備えてある多目的作業
    機。
  2. 【請求項2】 エンジン(3)、ミッションケース
    (5)、及び、操縦座席(6)を、左右一対のクローラ
    走行装置(1)に支持された機体(2)の後部に配設す
    るとともに、前記操縦座席(6)より前方に位置する状
    態で操縦塔(8)を前記機体(2)に設け、かつ、作業
    装置(9)を着脱自在に取り付けるヒッチ(10)を、
    前記機体(2)前部の操縦塔(8)より前方位置に備
    え、かつ、前記クローラ走行装置(1)の最後部の転輪
    (1E)を、前記ミッションケース(5)の出力軸(1
    7)に軸支された駆動スプロケット(1A)よりも後方
    に配置するとともに、前記クローラ走行装置(1)の最
    前部の転輪(1B)を、前後方向における前記ヒッチ
    (10)と前記操縦塔(8)との中間に配置してある請
    求項1に記載の多目的作業機。
JP23586591A 1991-09-17 1991-09-17 多目的作業機 Pending JPH0569863A (ja)

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JP23586591A JPH0569863A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 多目的作業機

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JP23586591A JPH0569863A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 多目的作業機

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Publication Number Publication Date
JPH0569863A true JPH0569863A (ja) 1993-03-23

Family

ID=16992398

Family Applications (1)

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JP23586591A Pending JPH0569863A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 多目的作業機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6626695B2 (en) 2000-12-12 2003-09-30 The Furukawa Electric Co., Ltd. Method of connecting flat cable and terminal
JP2009005659A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Iseki & Co Ltd フロントモーアの伝動装置
CN107878595A (zh) * 2016-09-29 2018-04-06 深圳市中惠农装科技有限公司 一种多用农用设备

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6626695B2 (en) 2000-12-12 2003-09-30 The Furukawa Electric Co., Ltd. Method of connecting flat cable and terminal
JP2009005659A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Iseki & Co Ltd フロントモーアの伝動装置
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