JP2002183689A - 非接触データキャリア装置とその製造方法 - Google Patents

非接触データキャリア装置とその製造方法

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JP2002183689A
JP2002183689A JP2000375437A JP2000375437A JP2002183689A JP 2002183689 A JP2002183689 A JP 2002183689A JP 2000375437 A JP2000375437 A JP 2000375437A JP 2000375437 A JP2000375437 A JP 2000375437A JP 2002183689 A JP2002183689 A JP 2002183689A
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antenna coil
antenna
data carrier
pattern
carrier device
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Masako Yamaguchi
雅子 山口
Tatsuya Ikeuchi
達也 池内
Takuya Higuchi
樋口  拓也
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3層以上の積層構造からなるアンテナコイル
を有する通信効率の高い非接触データキャリア装置とそ
の製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明の非接触データキャリア装置は、
アンテナコイルと容量パターンとそれに接続したICチ
ップとからなる非接触データキャリア装置において、当
該アンテナコイル11〜61と容量パターン18〜68
が略同一形状のパターンを基材10に多面付けで形成し
たアンテナコイルと容量パターンとからなるアンテナシ
ート1をアンテナコイルと容量パターンの形状がそれぞ
れ重なるように折り畳みした3層以上の積層構造からな
ることを特徴とする。上記において、容量パターンは省
略した形態とすることもできる。本発明の非接触データ
キャリアの製造方法は、アンテナコイルの多面付けシー
トを製造する工程と、ICチップを装着する工程、当該
アンテナシートを折り畳んで積層する工程、等からな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナコイルと
ICチップ(半導体集積回路装置)とを有する非接触デ
ータキャリア装置とその製造方法にかかり、特にアンテ
ナコイルを3層以上の複数の層に形成した非接触データ
キャリア装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来よりアンテナコイルとICチップとを
有する非接触データキャリア装置が物流システム等にお
いて用いられている。この非接触データキャリア装置
は、一般に樹脂基材と、樹脂基材上に設けられた金属製
アンテナコイルと、アンテナコイルに接続されたICチ
ップとを備えている。これら従来技術において非接触デ
ータキャリア装置のアンテナコイルは、2層構成のアン
テナは基材の両面にアンテナコイルを形成することで容
易に製造でき、各種の実施形態が提案されている。しか
し、3層以上の多層においては、製造方法が複雑となり
コストも高くなること、容量パターンを設ける場合は非
接触データキャリアのサイズが大きくなってしまう問題
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、
非接触データキャリア装置のアンテナにおいて、1層の
シートに多層分のアンテナコイルを形成し、そのシート
を折り畳むことにより、多層アンテナを製造できること
に着目し、本発明の完成に至ったものである。
【0004】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第1は、アンテナコイルとそれに接続したICチップと
からなる非接触データキャリア装置において、当該アン
テナコイルが略同一形状のパターンを基材に多面付けで
形成したアンテナシートをアンテナコイルの形状が重な
るように折り畳みした3層以上の積層構造からなること
を特徴とする非接触データキャリア装置、にある。かか
る非接触データキャリア装置であるため、多層のアンテ
ナコイルからなる通信効率の高い非接触データキャリア
装置が得られる。
【0005】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第2は、アンテナコイルと容量パターンとそれに接続し
たICチップとからなる非接触データキャリア装置にお
いて、当該アンテナコイルと容量パターンが略同一形状
のパターンを基材に多面付けで形成したアンテナコイル
と容量パターンとからなるアンテナシートをアンテナコ
イルと容量パターンの形状がそれぞれ重なるように折り
畳みした3層以上の積層構造からなることを特徴とする
非接触データキャリア装置、にある。かかる非接触デー
タキャリア装置であるため、多層のアンテナコイルと容
量パターンからなる通信効率の高い非接触データキャリ
ア装置が得られる。
【0006】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第3は、非接触データキャリア装置の製造方法であっ
て、(1)基材上に、略同一形状のアンテナコイルパタ
ーンを、基材を折り畳んだ際にパターンが重なり合うよ
うに一定の間隔を置いて、平行して3面以上設ける工程
と、(2)アンテナコイルの両端部分に、ICチップを
装着する工程と、(3)アンテナコイルの金属面を誘電
体層で被覆する工程と、(4)アンテナコイルパターン
どうしを位置合わせしてから折り畳んで重ねかつ接着す
る工程と、(5)必要なスルーホールを設けてアンテナ
パターンの層間を接続する工程と、を包含することを特
徴とする非接触データキャリア装置の製造方法、にあ
る。かかる製造方法であるため通信効率の高い非接触デ
ータキャリア装置を容易に製造できる。
【0007】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第4は、非接触データキャリア装置の製造方法であっ
て、(1)基材上に、略同一形状のアンテナコイルパタ
ーンと容量パターンを、基材を折り畳んだ際にパターン
が重なり合うように一定の間隔を置いて、平行して3面
以上設ける工程と、(2)アンテナコイルの両端部分
に、ICチップを装着する工程と、(3)アンテナコイ
ルと容量パターンの金属面を誘電体層で被覆する工程
と、(4)アンテナコイルと容量パターンのそれぞれの
どうし間を位置合わせしてから折り畳んで重ねかつ接着
する工程と、(5)必要なスルーホールを設けてアンテ
ナパターンと容量パターンの層間を接続する工程と、を
包含することを特徴とする非接触データキャリア装置の
製造方法、にある。かかる製造方法であるため通信効率
の高い非接触データキャリア装置を容易に製造できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、図面を参
照して説明する。図1は、折り畳み積層する非接触デー
タキャリア装置用のアンテナを1枚の基材上に形成した
状態を示す平面図である。図1の場合、基材10上に、
6層に積層するアンテナパターンが、A1,A2,A
3,A4,A5,A6のように形成されている。各アン
テナパターンは巻線パターン状のアンテナコイルと容量
パターンである矩形状部分とから構成されている。各ア
ンテナコイル11,21,31,41,51,61と容
量パターン18,28,38,48,58,68は、実
用的にはプラスチック基材にラミネートした導電性の金
属箔をフォトエッチング等して形成するか、基材に導電
性の印刷インキにより印刷してプリント配線として形成
する。非接触データキャリア装置では、コンデンサをI
Cチップ等に内蔵させて容量パターンを設けない場合も
あるので、容量パターンは必須のものではない。アンテ
ナパターンA1とA2、A3とA4、A5とA6間に
は、それぞれ双方のアンテナパターンを接続する接続部
12J,34J,56Jが形成されている。これら接続
部は折り曲げた際に断線を生じないように比較的に幅広
のパターンに形成することが好ましい。
【0009】また、アンテナパターンA2とA3、A4
とA5、A6とA1間を、後にスルーホールを設けて接
続するために突起部22と32、42と52、62と1
2が形成されている。同様に、容量パターンをスルーホ
ールで接続する突起部14,23,34,43,54,
63も形成されており、突起部23,43,63とIC
チップに接続する突起部13の相互間および突起部1
4,34,54の相互間は積層後にスルーホールを設け
て導通が図られる。A1のアンテナパターンにおける、
端子15,16は積層後にICチップを装着する端子部
分となるものである。この端子15と突起部12との間
は接続回路の役割をする部分である。また、各アンテナ
パターン間には、後に折り畳み加工するための基準とす
る折り畳みマークm1,m2,m3,m4,m5を設け
ることができる。m2とm4の部分には接続部が無いの
で断裁して分離して加工することもできる。
【0010】各アンテナコイルの線幅は0.1〜1.0
mm程度であり、通常はアルミ等の金属箔のエッチング
による線パターンが数回巻きに形成される。線間の間隔
部も0.1〜1.0mm程度であるが、これらは非接触
データキャリアの大きさ等により変動するもので、これ
に限定される訳ではない。A1とA2のように隣接する
アンテナコイルの捲線方向は折り畳み前の状態では、互
いに逆向きになるように形成されている。これは後述す
るように折り畳み積層した場合には、同方向になって逆
方向に電流が流れないようにするためである。アンテナ
コイルを折り畳みすると金属コイル間が接触するのでア
ンテナコイル面に保護フィルムを被覆することが好まし
いが、接着剤層や薄層の塗工層を誘電体層とすることで
保護フィルムに代えることもできる。
【0011】(材質に関する実施形態) 上記において、基材10には厚み5μmから300μ
m程度のポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド等の樹脂基材
が使用される。基材の厚みは強度、加工作業性、コスト
等の点から10〜100μmがより好ましい。 アンテナコイルとなる金属層は、連続的なラミネート
およびエッチング加工可能な材料が好ましく、厚み6〜
50μm程度の銅箔、アルミニュウム箔、鉄箔等が使用
できる。導電性、コスト等の点から通常はアルミニュウ
ム箔の使用が好ましい。 保護フィルムとしては、基材10と同様の樹脂材料を
使用することができる。接着剤を使用する場合はエポキ
シ系等の感熱性または感圧性の薄層シート材料を使用で
き、塗工による場合はビニル系や塩酢ビ系、セルロース
系等の塗工材料を使用できる。
【0012】次に、アンテナシート1からデータキャリ
ア装置を組み立てる工程について説明する。図2は、ア
ンテナシートを折り畳み積層する工程を示す図、図3
は、折り畳み後に表面から透視した状態を示す図であ
る。まず、最初にICチップ2を端子15と16との間
に、ICチップのバンプが双方の端子にかかるように装
着する。ICチップは最後の工程で装着することもでき
るが保護フィルム20を設ける前に装着するのが、保護
フィルムの処理を必要とせず装着を容易とし好ましい。
次いで、図2のように、アンテナシート1をアコーデオ
ンカーテン状に折り畳み、A2とA3、A4とA5の面
が保護フィルム20を介してそれぞれ対面するようにす
る。A1とA2間、A3とA4間、A5とA6間には、
それぞれ接続部12J,34J,56があり折り畳み後
も断線しないことが必要である。ただし、m2、m4の
部分には接続部が無いので、前述のように相互のアンテ
ナパターン間の位置合わせが確実のものとなれば、この
部分は裁断して重ね合わせることもできる。
【0013】図3の透視図のように、各アンテナコイル
と容量パターンは、鉛直方向に立体的に配置され、透視
した場合に同一位置に重なるように積層されることが好
ましい。磁束の効率を高めることと静電容量を大きくす
るためである。図3の場合、積層するアンテナパターン
が正確に同一のものではないので、コイルのコーナー部
に線ズレが生じていることが認められる。正確に合致す
るパターンが好ましいが、この程度のズレは許容され得
る。各アンテナパターンは端子や接続部の形状等もあり
全く同一にはできないからである。特許請求の範囲にお
いて、「略同一」とするのもこのためである。アンテナ
コイルの11と61は突起部12と62が、アンテナコ
イルの21と31は突起部22と32が、アンテナパタ
ーンの41と51は突起部42と52が重なる位置に配
置され、それぞれの突起部中央付近に貫通孔を開け、貫
通孔内に導電性のメッキや塗工を施しスルーホールによ
る層間導通を図ることができる。容量パターンについて
も同様に、突起部13,23,43,63を重ねてスル
ーホールを形成し、突起部14,34,54を重ねてス
ルーホールを形成して導通をとる。容量パターンの場合
は、1枚置き毎のパターンが交互に接続することにな
る。
【0014】図4は、アンテナコイルの積層状態の断面
を模式的に描いた図である。図3のA−A線に沿う断面
を示している。図4の上方から、A1,A2,A3,A
4,A5,A6の各アンテナコイルパターンが積層され
ている。各アンテナコイルの導線において、「×」マー
クを付している部分は導線に対して紙面の手前から紙面
の奥へ向かって電流が流れることを示し、「・」マーク
を付している部分は導線に対して電流が紙面の奥から手
前に向かって流れてくることを示している。このよう
に、A1〜A6の各層の電流が同方向に流れるようにパ
ターンを積層することが必要で、そうすることにより反
対方向に向かう磁束が生じて磁束が打ち消し合うことを
防止している。
【0015】A1とA2層のアンテナコイルは接続部1
2Jで接続し、A2とA3層のアンテナコイルの内側は
スルーホール23tで接続している。同様に、A3とA
4層のアンテナコイルは接続部34Jで接続し、A4と
A5層のアンテナコイルはスルーホール45tで接続
し、A5とA6層のアンテナコイルは接続部56Jで接
続している。最後に、A6とA1層のアンテナコイルは
スルーホール16tで接続してA1層に戻る。このよう
にして、全体のアンテナコイルは一体の捲線パターンブ
ロックを構成することになる。なお、図4において接続
部23tと45tは導通する箇所だけが図示されてい
る。実際にはスルーホールは、積層したシートの上から
下までの全体を貫通するように穿孔してから導通処理を
施すが、図示部以外の層部分には突起部が無いので層間
導通に関係しない。
【0016】図5は、容量パターンの積層状態を模式的
に描いた図である。図5(A)は透視した平面図、図5
(B)は、図5(A)のA−A線に沿う断面を示してい
る。図5(A)のように、6層の容量パターン18〜6
8が鉛直方向に整列して積層されている。容量パターン
28,48,68は平面図では鎖線で描かれ、突起部2
3,43,63を貫通するスルーホール246tで接続
され、さらに突起部13に接続している。容量パターン
18,38,58は実線で描かれ、突起部14,34,
54を貫通するスルーホール135tで接続されてい
る。突起部13は、さらに端子15と突起部12に接続
し(図1)、突起部12はスルーホール16tにより最
下層のアンテナコイル61に接続しているので、結局、
突起部13と突起部14との間に、アンテナコイル11
〜61(L)が直列接続していることになる。
【0017】図6は、完成した非接触データキャリア装
置の表面状態を示す図、図7は、非接触データキャリア
装置の回路構成を示す図である。前記のようにICチッ
プ2は、端子15と16との間に、ICチップのバンプ
が双方の端子にかかるようにフェイスダウンの状態で装
着される。結局、非接触データキャリア装置の回路構成
は、図7のようにICチップ2に対して静電容量Cとイ
ンダクタンスLが並列した共振回路を構成することにな
る。ただし前述のように、ICチップや回路自体に浮遊
容量がある場合は容量パターンは設けないことになる。
静電容量Cは、櫛型の容量パターンからなり、パターン
面積の調整により静電容量を変えることができる。パタ
ーン面積を増加させることは難しいが、パターンにピン
ホールを開けて共振周波数を微調整することも可能とな
る。
【0018】
【実施例】(実施例)図1〜図6を参照して本発明の実
施例を説明する。厚み25μmの透明2軸延伸ポリエチ
レンテレフタレートフィルムに20μm厚のアルミニュ
ウム箔をドライラミネートしてアンテナシート用基材1
0を準備した。一方、アンテナコイルと容量パターンか
らなる組み合わせパターンを、図1のように6面付けで
構成したフォトマスクを別途準備した。アンテナパター
ンの線幅は0.6mm、線間0.6mmとし約8ターン
となるようにした。なお、図1には図示されていない
が、各アンテナコイルパターンの両サイドには位置合わ
せ用の見当トンボを設けた。上記、アンテナシート用基
材のアルミ箔表面に塩酢ビ系樹脂による感光性レジスト
(ザ・インクテック株式会社製)を乾燥後の厚みが1μ
mとなるように塗布して設け、アンテナコイルパターン
用フォトマスクを介してを露光し、現像した後、塩化第
2鉄水溶液でアルミ露出部をエッチングして、図1図示
のようなアンテナコイルパターンを有するアンテナシー
ト1を得た。
【0019】次に、ICチップ装着部にエポキシ系熱硬
化性接着剤を塗布した後、ICチップ2をバンプをフェ
イスダウンの状態にして、アンテナコイルの接続端子1
5,16に位置合わせして載置し装着した(図6)。ア
ンテナシートに保護フィルム20として、厚み15μm
の透明2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを
ラミネートして、保護フィルム付きアンテナシートとし
た。このアンテナシート1のm1,m3,m5の部分が
山折りとなるように、m2,m4の部分が谷折りとなる
ように折り曲げ(図2)、かつアンテナコイルパターン
と容量パターンの位置が合致するように見当トンボを目
印にして位置合わせを行ってから接着剤を介して熱圧プ
レスして一体の容量パターン付きデータキャリアシート
が得られた。
【0020】次いで、アンテナコイル間のスルーホール
16t,23t,45tと(図4)、容量パターン間の
スルーホール135t,246t(図5)を設けた。こ
れにより、アンテナコイルサイズ28mm×63mmか
らなる目的の非接触データキャリア装置が完成し、所定
の性能を有することが確認された。
【0021】
【発明の効果】上述のように、本発明の非接触データキ
ャリア装置では、3層以上の多層のアンテナ構造を有
し、容量パターンを要する場合も多層にできるので、平
面的に構成する場合に比較してサイズを小型にでき、し
かも通信効率等の諸特性を高くできる効果がある。ま
た、本発明の製造方法では、製法が比較的簡易であり、
コストを軽減できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 折り畳み積層する非接触データキャリア装置
用のアンテナを1枚の基材上に形成した状態を示す平面
図である。
【図2】 アンテナシートを折り畳み積層する工程を示
す図である。
【図3】 折り畳み後に表面から透視した状態を示す図
である。
【図4】 アンテナコイルの積層状態の断面を模式的に
描いた図である。
【図5】 容量パターンの積層状態を模式的に描いた図
である。
【図6】 完成した非接触データキャリア装置の表面状
態を示す図である。
【図7】 非接触データキャリア装置の回路構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 アンテナシート 2 ICチップ 10 基材 11,21,31,41,51,61 アンテナコイ
ル 12,22,32,42,52,62 突起部 12J,34J,56J 接続部 15,16 端子 18,28,38,48,58,68 容量パターン 13,14,23,34,43,54,63 突起部 20 保護フィルム m1,m2,m3,m4,m5 折り畳みマーク 16t,23t,45t スルーホール 135t,246t スルーホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 7/00 G06K 19/00 K (72)発明者 樋口 拓也 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA16 MA19 NA09 NB28 PA03 PA04 PA09 PA15 PA17 PA19 PA29 5B035 AA00 BA05 BA07 BB09 BC00 CA23 5J046 AA03 AB11 PA07 5J047 AA03 AB11 FC05 FC06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナコイルとそれに接続したICチ
    ップとからなる非接触データキャリア装置において、当
    該アンテナコイルが略同一形状のパターンを基材に多面
    付けで形成したアンテナシートをアンテナコイルの形状
    が重なるように折り畳みした3層以上の積層構造からな
    ることを特徴とする非接触データキャリア装置。
  2. 【請求項2】 アンテナコイルと容量パターンとそれに
    接続したICチップとからなる非接触データキャリア装
    置において、当該アンテナコイルと容量パターンが略同
    一形状のパターンを基材に多面付けで形成したアンテナ
    コイルと容量パターンとからなるアンテナシートをアン
    テナコイルと容量パターンの形状がそれぞれ重なるよう
    に折り畳みした3層以上の積層構造からなることを特徴
    とする非接触データキャリア装置。
  3. 【請求項3】 各層のアンテナコイル間が接続部とスル
    ーホールにより接続していることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の非接触データキャリア装置。
  4. 【請求項4】 1層置き毎の容量パターン間がスルーホ
    ールにより接続していることを特徴とする請求項2記載
    の非接触データキャリア装置。
  5. 【請求項5】 非接触データキャリア装置の製造方法で
    あって、(1)基材上に、略同一形状のアンテナコイル
    パターンを、基材を折り畳んだ際にパターンが重なり合
    うように一定の間隔を置いて、平行して3面以上設ける
    工程と、(2)アンテナコイルの両端部分に、ICチッ
    プを装着する工程と、(3)アンテナコイルの金属面を
    誘電体層で被覆する工程と、(4)アンテナコイルパタ
    ーンどうしを位置合わせしてから折り畳んで重ねかつ接
    着する工程と、(5)必要なスルーホールを設けてアン
    テナパターンの層間を接続する工程と、を包含すること
    を特徴とする非接触データキャリア装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 非接触データキャリア装置の製造方法で
    あって、(1)基材上に、略同一形状のアンテナコイル
    パターンと容量パターンを、基材を折り畳んだ際にパタ
    ーンが重なり合うように一定の間隔を置いて、平行して
    3面以上設ける工程と、(2)アンテナコイルの両端部
    分に、ICチップを装着する工程と、(3)アンテナコ
    イルと容量パターンの金属面を誘電体層で被覆する工程
    と、(4)アンテナコイルと容量パターンのそれぞれの
    どうし間を位置合わせしてから折り畳んで重ねかつ接着
    する工程と、(5)必要なスルーホールを設けてアンテ
    ナパターンと容量パターンの層間を接続する工程と、を
    包含することを特徴とする非接触データキャリア装置の
    製造方法。
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