JP2002179940A - 反応性染料、その調製方法及びその使用 - Google Patents

反応性染料、その調製方法及びその使用

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JP2002179940A
JP2002179940A JP2001342731A JP2001342731A JP2002179940A JP 2002179940 A JP2002179940 A JP 2002179940A JP 2001342731 A JP2001342731 A JP 2001342731A JP 2001342731 A JP2001342731 A JP 2001342731A JP 2002179940 A JP2002179940 A JP 2002179940A
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reactive dye
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alkyl
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JP2001342731A
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Athanassios Tzikas
ツィカス アタナシオス
Bruno Cortese
コルテス ブルーノ
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BASF Schweiz AG
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Ciba Spezialitaetenchemie Holding AG
Ciba SC Holding AG
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
    • C09B62/44Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/4401Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring with two or more reactive groups at least one of them being directly attached to a heterocyclic system and at least one of them being directly attached to a non-heterocyclic system
    • C09B62/4403Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring with two or more reactive groups at least one of them being directly attached to a heterocyclic system and at least one of them being directly attached to a non-heterocyclic system the heterocyclic system being a triazine ring
    • C09B62/4411Azo dyes
    • C09B62/4415Disazo or polyazo dyes

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高い固着収率及び結合安定性を有し、良好な
堅ロウ性を有する反応性染料を提供すること。 【解決手段】 一般式1 の反応性染料。具体的には式1aの化合物が例示され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な反応性染
料、その調製方法及び紡織繊維材料の染色又は捺染にお
けるその使用に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、反応性染料を使用する染色の実施
が、染色の品質及び染色法の利益性に関して課されるよ
り高い要求を招いた。その結果、特に応用に関して改善
された性質を有する新規な反応性染料の必要性がなおも
ある。
【0003】今日、染色は、十分な直接性を有すると同
時に非固着染料を洗い落としやすい反応性染料を要す
る。また、反応性染料は、良好な着色収率及び高い反応
性を有するべきであり、その目的は、特に、高い固着度
を有する染色を提供することである。公知の染料は、こ
れらの要求をすべての性質において満たすわけではな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
基礎にある課題は、繊維材料の染色及び捺染に関して、
上記で特徴づけた性質を高度に有する新規で改良された
反応性染料を見いだすことである。新規な染料は、特
に、高い固着収率及び高い繊維−染料結合安定性によっ
て格別であるべきであり、また、繊維に固着しない染料
を容易に洗い落とすことができるべきである。また、染
料は、良好な万能の堅ロウ性、たとえば耐光堅ロウ性及
び濡れ堅ロウ性を有する染色を生むべきである。
【0005】提起した課題は、以下に定義する新規な染
料によっておおむね解決されることがわかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
式(1)
【0007】
【化7】
【0008】(式中、R1及びR2は、互いに独立して、
水素又は置換もしくは非置換のC1〜C4アルキルであ
り、R3及びR4は、互いに独立して、水素、C1〜C4
ルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、カルボキシ又
はスルホであり、R5及びR6は、互いに独立して、水
素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲ
ン、ニトロ、C2〜C4アルカノイルアミノ、ベンゾイル
アミノ、ウレイド、カルボキシ又はスルホであり、D
は、式
【0009】
【化8】
【0010】の基であり、式中、(R70-2は、ハロゲ
ン、C2〜C4アルカノイルアミノ、C1〜C4アルキル及
びC1〜C4アルコキシからなる群より選択される0〜2
個の同一又は異なる置換基を表し、Xは、ハロゲンであ
り、A−Yは、式
【0011】
【化9】
【0012】の基であり、式中、Y1は、α,β−ジブ
ロモプロピオニルアミノ又はα−ブロモアクリロイルア
ミノであり、Z1及びZ2は、互いに独立して、ビニル、
β−クロロエチル又はβ−スルファトエチルであり、m
は、数1、2又は3であり、nは、数1又は2であり、
ただし、A−Yが式(4b)の基であるとき、Dは、式
(3)の基である)の反応性染料に関する。
【0013】R1、R2、R3、R4、R5、R6及びR7
1〜C4アルキルとしては、互いに独立して、たとえば
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル及びイソブチル、好
ましくはメチル又はエチル、特にメチルが考えられる。
上述したアルキル基R1及びR2は、非置換であってもよ
いし、たとえばヒドロキシ、スルホ、スルファト、シア
ノ又はカルボキシルによって置換されていてもよい。好
ましいものは、対応する非置換アルキル基である。
【0014】R3、R4、R5、R6及びR7のC1〜C4
ルコキシとしては、互いに独立して、たとえばメトキ
シ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−
ブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ及びイソブ
トキシ、好ましくはメトキシ又はエトキシ、特にメトキ
シが考えられる。
【0015】R3、R4、R5、R6及びR7のハロゲンと
しては、互いに独立して、たとえばフルオロ、クロロ及
びブロモ、好ましくはクロロ又はブロモ、特にクロロが
考えられる。
【0016】R5、R6及びR7のC2〜C4アルカノイル
アミノとしては、互いに独立して、たとえばアセチルア
ミノ及びプロピオニルアミノ、特にアセチルアミノが考
えられる。
【0017】式(2)の基として、本発明の式(1)の
反応性染料におけるDは、たとえば、式
【0018】
【化10】
【0019】の基、好ましくは式(2.14)、(2.
15)又は(2.16)の基、特に式(2.14)の基
である。
【0020】式(3)の基として、本発明の式(1)の
反応性染料におけるDは、たとえば、式
【0021】
【化11】
【0022】の基、好ましくは式(3.11)又は
(3.12)の基、特に式(3.12)の基である。
【0023】Xとしては、たとえばフルオロ、クロロ及
びブロモが考えられる。
【0024】R1及びR2は、好ましくは、互いに独立し
て、水素又はC1〜C4アルキル、特に水素又はメチル、
とりわけ水素である。
【0025】R3及びR4は、好ましくは、互いに独立し
て、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ又は
スルホ、特に水素、C1〜C4アルキル又はC1〜C4アル
コキシ、とりわけ水素である。
【0026】R5及びR6は、好ましくは、互いに独立し
て、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C
2〜C4アルカノイルアミノ、ベンゾイルアミノ、ウレイ
ド又はスルホ、特に水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4
アルコキシ、ウレイド、C 2〜C4アルカノイルアミノ、
とりわけ水素である。
【0027】式(3)の基DにおけるR7は、好ましく
は、C1〜C4アルキル及びC1〜C4アルコキシからなる
群より選択される0〜2個の同一又は異なる置換基を示
し、特に水素である。
【0028】Xは、好ましくはフルオロ又はクロロ、特
にフルオロである。
【0029】式(2)の基Dにおけるmは、好ましくは
数2又は3、特に数3である。
【0030】式(3)の基Dにおけるnは、好ましくは
数2である。
【0031】好ましいものは、mが数2又は3であり、
nが数2であり、R7が水素である、本発明の反応性染
料である。
【0032】Z1及びZ2は、好ましくは、互いに独立し
て、ビニル又はβ−クロロエチルである。
【0033】式(4b)の基において、繊維反応性基−
CO−NH−(CH22−SO2−Z2は、好ましくは3
位置にある。好ましくは、式(4b)の基は、ベンゼン
環上にスルホ基を含まない。
【0034】本発明の式(1)の反応性染料の特に好ま
しい実施態様では、式−A−Yの基は、式(4a)又は
(4b)の基、特に式(4a)の基である。
【0035】本発明の好ましい実施態様では、式(1)
の反応性染料は、式
【0036】
【化12】
【0037】の反応性染料、特に式(1a)の反応性染
料である。
【0038】本発明はまた、式
【0039】
【化13】
【0040】の化合物、ハロゲン化シアヌル及び式
【0041】
【化14】
【0042】(式中、上記定義及び好ましい意味が、R
1、R2、R3、R4、R5、R6、A−Y及びDに当てはま
る)のアミンを任意の順序で互いに反応させる、本発明
の反応性染料の調製方法に関する。
【0043】上述した工程は、異なる順序で実施しても
よいし、場合によっては同時に実施してもよいため、種
々の方法態様が可能である。一般に、反応は段階を追っ
て実施され、個々の反応成分の間の簡単な反応の順序
は、有利には、具体的な条件によって決まる。たとえ
ば、式(6)のアミン約1モル当量をハロゲン化シアヌ
ル約1モル当量と反応させたのち、得られた生成物を式
(5)の化合物約1モル当量とで縮合させる。もう一つ
の方法態様では、たとえば、式(5)の化合物約1モル
当量をハロゲン化シアヌル約1モル当量と反応させたの
ち、得られた縮合物を式(6)のアミン約1モル当量と
で縮合させる。また、式(5)の染料の代わりに、その
前駆体を使用し、後続の工程でジアゾ化したのち、カッ
プリング反応によってその調製を完了することも可能で
ある。
【0044】個々の縮合反応は、たとえば、そのもの公
知の方法にしたがって、一般的には水溶液中、たとえば
0〜50℃、特に0〜10℃の温度及びたとえば3〜1
0、特に3〜7のpHで実施する。
【0045】ハロゲン化シアヌルとしては、たとえば塩
化シアヌル及びフッ化シアヌル、特にフッ化シアヌルが
適当である。
【0046】場合によっては、最終生成物をさらなる転
換反応に付してもよい。このような転換反応は、たとえ
ば、水酸化ナトリウム希釈溶液を用いる処理により、
Y、すなわちZ1、Z2又はY1に含まれ、ビニル基に転
換されることができる反応性基をそのビニル形態に転換
する、たとえば、β−スルファトエチルスルホニル又は
β−クロロエチルスルホニル基をビニルスルホニル基に
転換する反応である。このような反応そのものは公知で
ある。好ましくは、ビニル化を実施する。
【0047】本発明の反応性染料の調製法は、好ましく
は、式(5)(式中、上記定義及び好ましい意味が
1、R3、R4、R5、R6及びDに当てはまる)の化合
物約1モル当量を塩化シアヌル又はフッ化シアヌル、好
ましくはフッ化シアヌル約1モル当量と反応させ、得ら
れた縮合物を式(6)(式中、上記定義及び好ましい意
味がR2及びAに当てはまり、Yは、ビニル基に転換さ
れることができる反応性基を含む)の化合物約1モル当
量とで縮合させ、該反応性基をそのビニル形態に転換す
ることによって実施される。
【0048】式(5)及び(6)の化合物は公知である
か、公知の化合物と同様に調製することができる。
【0049】本発明の式(1)の反応性染料は、遊離酸
の形態又は好ましくはそれらの塩の形態で存在する。適
当な塩は、たとえば、アルカリ金属、アルカリ土類金属
もしくはアンモニウム塩又は有機アミンの塩である。挙
げることができる例は、ナトリウム塩、リチウム塩、カ
リウム塩もしくはアンモニウム塩又はモノ、ジもしくは
トリエタノールアミン塩である。
【0050】本発明の式(1)の化合物は、広く異なる
材料、たとえばヒドロキシル基又は窒素を含有する繊維
材料を染色及び捺染するための染料として適している。
窒素含有繊維材料の例として、絹、皮革、羊毛、ポリア
ミド繊維及びポリウレタンを挙げることができる。本発
明の反応性染料は、すべてのタイプのセルロース系繊維
材料を染色及び捺染するのに特に適している。このよう
なセルロース系繊維材料は、たとえば、天然セルロース
繊維、たとえば綿、リネン及び***ならびにセルロース
及び再生セルロース、好ましくは綿である。本発明の反
応性染料はまた、セルロース系混紡布、たとえば綿とポ
リアミド繊維との混紡又は特に綿/ポリエステル混紡線
維を染色又は捺染するのに適している。
【0051】本発明の反応性染料は、多数の方法で、特
に染料水性溶液又は染料捺染ペーストの形態で繊維材料
に適用し、繊維に固着させることができる。これらは、
エキゾースト法に適し、また、パッド染色法を使用する
染色にも適している。パッド染色法によると、場合によ
っては塩を含む染料水性溶液で品物を含浸させ、アルカ
リを用いる又はアルカリの存在における処理ののち、場
合によっては熱の作用又は室温で数時間の保持の結果と
して、染料を固着させる。固着後、染色又は捺染を冷水
及び温水で、場合によっては、分散作用を有し、非固着
染料の拡散を促進する薬剤を添加して徹底的にすすぐ。
【0052】本発明の反応性染料は、高い反応性、良好
な固着特性及び非常に良好な付着特性によって格別であ
る。したがって、これらは、エキゾースト染料法で低い
染色温度で使用することができ、パッド蒸気法では短い
蒸熱時間しか要しない。固着度は高く、非固着染料は容
易に洗い落とすことができ、エキゾーストの程度と固着
の程度との差が著しく小さく、すなわちソーピング損失
が非常に低い。本発明の染料はまた、特に綿に対して捺
染するのに特に適しているが、同じく、窒素含有繊維、
たとえば羊毛もしくは絹又は羊毛もしくは絹を含む混紡
布を捺染するのにも適している。
【0053】本発明の反応性染料を使用して得られる染
色及び捺染は、酸性範囲及びアルカリ性範囲の両方で高
い色強度及び高い繊維−染料間結合の安定性を有し、さ
らには、良好な耐光堅ロウ性及び非常に良好な濡れ堅ロ
ウ性、たとえば洗浄、水、海水、クロス染め及び発汗に
対する堅ロウ性ならびに塩素、プリーツ付け処理、ホッ
トプレス及び摩擦に対する良好な堅ロウ性を有する。
【0054】
【実施例】以下の例が本発明を説明するのに役立つ。別
段示さない限り、温度は摂氏度で表記し、部は重量部で
あり、%値は重量%に関する。重量部と容量部との関係
は、キログラムとリットルとの関係と同じである。
【0055】例1 a)フッ化シアヌル18.5部を、湿潤剤及びリン酸水
素二ナトリウム0.16部の添加とともに、氷/水混合
物100部に入れて0℃で激しく攪拌した。水580部
中、式
【0056】
【化15】
【0057】の染料80.10部の中性溶液をそこに滴
下した。縮合が完了するまで、反応混合物の温度を0〜
5℃に維持し、水酸化ナトリウム溶液の添加によってp
Hを7に維持した。
【0058】b)4℃及びpH7で、まず、式 H2N−(CH22−O−(CH22−SO2−(C
22−Cl の化合物22.63部をa)にしたがって得た反応混合
物に加え、次いで、4〜6℃で、20%ソーダ溶液の添
加によってpHを7.5に調節した。24〜34℃及び
pH7.5でさらに4時間縮合を実施した。そして、希
釈塩酸を使用してpHを6に調節し、室温で夜通し攪拌
を実施した。
【0059】c)b)にしたがって得た反応混合物を水
酸化ナトリウム溶液の添加によってpH11に調節し、
そのpH及び室温で35分間攪拌した。次に、希釈塩酸
を使用してpHを6に調節し、得られた反応混合物をろ
過によって透明にし、真空中、わずかに高い温度での蒸
発によって濃縮した。遊離酸の形態で式(101)
【0060】
【化16】
【0061】に該当する化合物を含み、良好な万能の堅
ロウ性で綿を黄色の色合いに染める混合物158.2部
を得た。
【0062】例2〜10 例1に記載の手順と同様にして、良好な万能の堅ロウ性
で綿を黄色の色合いに染める、以下に記す染料を得た。
【0063】
【化17】
【0064】
【化18】
【0065】染色手順I 綿布100部を、1リットルあたり塩化ナトリウム45
g及び例1にしたがって得た反応性染料2部を含む染浴
1500部に80℃で入れた。80℃で45分後、1リ
ットルあたり20gの焼成ソーダを加えた。この温度で
さらに45分間染色を実施した。その後、染色品をすす
ぎ、非イオン系洗剤を用いて沸騰状態で15分間ソーピ
ングし、再度すすぎ、乾燥させた。
【0066】また、前記手順の代替として、80℃では
なく60℃で染色を実施してもよい。
【0067】染色手順II 例1の染料0.1部を水200部に溶解し、硫酸ナトリ
ウム0.5部、均染助剤(高級脂肪族アミンとエチレン
オキシドとの縮合物に基づく)0.1部及び酢酸ナトリ
ウム0.5部を加えた。次に、酢酸(80%)を使用し
てpHを5.5に調節した。染浴を50℃で10分間加
熱したのち、羊毛布10部を加えた。約50分かけて染
浴を100℃まで加熱し、この温度で60分間染色を実
施した。その後、90℃まで冷まし、染色品を取り出し
た。羊毛布を温水及び冷水で洗浄したのち、スピンさ
せ、乾燥させた。
【0068】捺染手順 例1にしたがって得た染料3部を、すばやく攪拌しなが
ら、5%アルギン酸ナトリウム増粘剤50部、水27.
8部、尿素20部、m−ニトロベンゼンスルホン酸ナト
リウム1部及び炭酸水素ナトリウム1.2部を含む増粘
剤原液100部中に散布した。このようにして得た捺染
ペーストを使用して綿布を捺染し、乾燥を実施し、得ら
れた捺染布を飽和蒸気中102℃で2分間蒸熱した。そ
して、捺染布をすすぎ、場合によっては沸騰状態でソー
ピングし、再度すすいだのち、乾燥させた。
フロントページの続き (72)発明者 ブルーノ コルテス フランス国 68350 ブリュンスタット リュ デ ヴェルジェ 24アー Fターム(参考) 4H056 JA06 JB02 JB03 JD13 4H057 AA04 BA07 BA24 DA01 DA21 DA24 GA04 GA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1) 【化1】 (式中、 R1及びR2は、互いに独立して、水素又は置換もしくは
    非置換のC1〜C4アルキルであり、 R3及びR4は、互いに独立して、水素、C1〜C4アルキ
    ル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、カルボキシ又はス
    ルホであり、 R5及びR6は、互いに独立して、水素、C1〜C4アルキ
    ル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、C2〜C4
    アルカノイルアミノ、ベンゾイルアミノ、ウレイド、カ
    ルボキシ又はスルホであり、 Dは、式 【化2】 の基であり、 式中、 (R70-2は、ハロゲン、C2〜C4アルカノイルアミ
    ノ、C1〜C4アルキル及びC1〜C4アルコキシからなる
    群より選択される0〜2個の同一又は異なる置換基を表
    し、 Xは、ハロゲンであり、 A−Yは、式 【化3】 の基であり、 式中、 Y1は、α,β−ジブロモプロピオニルアミノ又はα−
    ブロモアクリロイルアミノであり、 Z1及びZ2は、互いに独立して、ビニル、β−クロロエ
    チル又はβ−スルファトエチルであり、 mは、数1、2又は3であり、 nは、数1又は2であり、ただし、 A−Yが式(4b)の基であるとき、Dは、式(3)の
    基である)の反応性染料。
  2. 【請求項2】 R1及びR2が水素である、請求項1記載
    の反応性染料。
  3. 【請求項3】 R3及びR4が水素である、請求項1又は
    2記載の反応性染料。
  4. 【請求項4】 R5及びR6が水素である、請求項1〜3
    のいずれか1項記載の反応性染料。
  5. 【請求項5】 Xがフルオロ又はクロロ、特にフルオロ
    である、請求項1〜4のいずれか1項記載の反応性染
    料。
  6. 【請求項6】 mが数2又は3であり、 nが数2であり、 R7が水素である、請求項1〜5のいずれか1項記載の
    反応性染料。
  7. 【請求項7】 式 【化4】 に該当する、請求項1記載の反応性染料。
  8. 【請求項8】 式 【化5】 の化合物、ハロゲン化シアヌル及び式 【化6】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、A−Y及びD
    は、請求項1で定義したとおりである)のアミンを任意
    の順序で互いに反応させることを含む、請求項1記載の
    反応性染料の調製方法。
  9. 【請求項9】 ヒドロキシル基又は窒素を含有する繊維
    材料を染色又は捺染するための、請求項1〜7のいずれ
    か1項記載の反応性染料又は請求項8記載の方法にした
    がって調製される反応性染料の使用。
  10. 【請求項10】 セルロース系繊維材料、特に綿を含有
    する繊維材料を染色又は捺染するための、請求項9記載
    の使用。
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