JP2002178960A - 装軌式車両 - Google Patents

装軌式車両

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JP2002178960A
JP2002178960A JP2000383973A JP2000383973A JP2002178960A JP 2002178960 A JP2002178960 A JP 2002178960A JP 2000383973 A JP2000383973 A JP 2000383973A JP 2000383973 A JP2000383973 A JP 2000383973A JP 2002178960 A JP2002178960 A JP 2002178960A
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JP
Japan
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cover
mud
mudguard cover
mudguard
hydraulic cylinder
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Application number
JP2000383973A
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English (en)
Inventor
Takashi Fujimoto
隆司 藤本
Yasuo Hayakawa
泰夫 早川
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 泥除けカバー上に泥土が付着したときに泥除
けカバーを自動的に加振させる。 【解決手段】 トラックフレーム8には油圧シリンダ2
7を設け、この油圧シリンダ27にはカバー支持プレー
ト22を一体に取付ける。また、このカバー支持プレー
ト22上には弾性支持体である懸架ばね24を介して泥
除けカバー25を設ける。さらに、カバー支持プレート
22と泥除けカバー25との間には、固定接点34Aと
可動接点34Bとからなる検出スイッチ34を設ける。
これにより、泥除けカバー25上に泥土26が付着した
ときには、懸架ばね24が縮小して泥除けカバー25が
カバー支持プレート22に接近するように変位する。そ
して、このときには検出スイッチ34が閉成し、検出ス
イッチ34からの検出信号により油圧シリンダ27と一
体なった泥除けカバー25を加振させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン等の履帯を備えた建設機械に好適に用
いられる装軌式車両に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の建設機械に用
いられる装軌式車両は、センタフレームの左,右両側に
サイドフレームが設けられたトラックフレームと、サイ
ドフレームの前,後方向の一側に設けられた遊動輪と、
サイドフレームの前,後方向の他側に設けられた駆動輪
と、遊動輪と駆動輪との間に巻回された履帯とを備えて
いる。
【0003】この種の従来技術による装軌式車両は、ト
ラックフレームのサイドフレームに設けた駆動輪を走行
用油圧モータ等で回転駆動し、履帯を遊動輪と駆動輪と
の間で周回動作させることによって、車両を前進または
後進させる。
【0004】ところで、このような装軌式車両にあって
は、例えば泥濘地等を走行するときに、履帯によって掻
き上げられた泥土等がサイドフレームと履帯との間に堆
積し易くなり、この泥土によって上ローラの円滑な回動
が妨げられ、走行性が低下し易くなる。
【0005】そこで、このような装軌式車両には、サイ
ドフレームの遊動輪側と駆動輪側とに排土部材を設け、
履帯の走行駆動時に履帯の内側に付着した泥土を排土部
材によって掻き落とすように排出させる構成としたもの
が知られている。(例えば、特開平8−310457号
公報等)。
【0006】また、他の装軌式車両としては、トラック
フレームと履帯との間にサイドフレームを上側から覆う
泥除けカバーを配置し、この泥除けカバーを加振用アク
チュエータを用いて振動させる構成としたものが知られ
ている(例えば、特開2000−247269号公報
等)。
【0007】そして、この装軌式車両は、走行時等に加
振用アクチュエータによって泥除けカバーを振動させる
ことにより、履帯から泥除けカバーに落下してくる泥土
を外部に排出し、トラックフレームと履帯との間に泥土
が堆積するのを防止している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した特
開平8−310457号公報に記載の従来技術では、サ
イドフレームに排土部材を単に設けているに過ぎないた
め、例えば泥濘地等の走行時には履帯に付着した泥土を
十分に排出するのが難しく、サイドフレームの上面側に
は履帯との間に泥土が堆積することが多い。
【0009】特に、粘度の大きな泥土からなる軟弱地を
走行するときには、この泥土がトラックフレームと履帯
との間の隙間にぎっしり詰まってしまうことがある。そ
して、この場合には泥土によって油圧ショベル等の装軌
式車両の外観品質が著しく低下し、リース業者またはレ
ンタル業者等にとっては商品価値が低下するという問題
がある。
【0010】さらに、寒冷地等においては、サイドフレ
ームと履帯との間に堆積した泥土が凍土となった場合
に、泥土の除去作業が極めて困難な作業となる。特に、
履帯によって跳ね上げられた泥水等は、履帯と上ローラ
との間等に付着して凍結することにより、これらの履
帯、上ローラ等の円滑な作動が妨げられ、安定した走行
動作を行うことが難しくなるという問題がある。
【0011】また、特開2000−247269号公報
に記載の従来技術においては、走行時に加振用アクチュ
エータを作動することにより泥除けカバーを加振させる
機能しか有しておらず、泥除けカバー上に落ちてくる泥
土を必ずしも効率的に排出する構成とはなっていない。
【0012】この場合、キャブ内のオペレータがスイッ
チを手動操作して加振用アクチュエータを作動、停止さ
せることは可能である。しかし、加振用アクチュエータ
を停止させた状態で走行を続けていると、オペレータが
気付かないうちに泥土が泥除けカバーに付着することが
あり、泥除けカバーに一度付着した泥土は、その後に加
振用アクチュエータを作動させても、泥除けカバーを水
洗い等で洗浄する必要が生じ、作業性が悪くなるという
問題が生じる。
【0013】一方、車両の走行時に加振用アクチュエー
タを予め作動させて泥除けカバーを振動させた場合に
は、泥土が泥除けカバーに付着する前に加振用アクチュ
エータを余分に作動させることになり、エネルギが無駄
に消費されるという問題がある。
【0014】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
てなされたもので、本発明の目的は、泥除けカバー上に
泥土が落下したときに泥除けカバーを自動的に加振さ
せ、泥除けカバー上の泥土を効率的に外部に排出でき、
泥土の除去作業を簡略化でき、外観品質を向上できるよ
うにした装軌式車両を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明による装軌式車両は、センタフレームの
左,右両側にサイドフレームが設けられたトラックフレ
ームと、前記サイドフレームの前,後方向の一側に設け
られた遊動輪と、前記サイドフレームの前,後方向の他
側に設けられた駆動輪と、前記遊動輪と駆動輪との間に
巻回された履帯と、前記トラックフレームに設けられ前
記サイドフレームの上面と履帯との間に位置して前記ト
ラックフレームを上側から覆う泥除けカバーと、前記泥
除けカバーを振動させる加振用アクチュエータとにより
構成している。
【0016】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記トラックフレームと泥除けカバーとの間に
は前記泥除けカバー上に泥土が付着したか否かを検出す
る泥土検出手段を設け、前記加振用アクチュエータは前
記泥土検出手段からの検出信号に従って作動または停止
する構成としたことにある。
【0017】このように構成したことにより、泥除けカ
バー上に泥土等が付着したときには、泥土検出手段が泥
除けカバー上に泥土が付着したことを検出し、このとき
の検出信号に従って加振用アクチュエータを作動させ、
これによって泥除けカバー上の泥土を外部に排出するこ
とができる。
【0018】また、請求項2の発明は、加振用アクチュ
エータは油圧源からの圧油が給排されることにより作動
する油圧シリンダからなり、泥土検出手段は、泥除けカ
バー上に泥土が付着したか否かで開,閉成される検出ス
イッチにより構成し、前記油圧シリンダを油圧源に接続
する管路の途中には、前記検出スイッチからの検出信号
に従って前記油圧源からの圧油を油圧シリンダに給排す
る加振用制御弁を設ける構成としている。
【0019】このように構成したことにより、泥除けカ
バー上に泥土等が付着したときには、検出スイッチが閉
成され、検出信号が加振用制御弁に出力される。この結
果、加振用制御弁により油圧源からの圧油が加振用アク
チュエータに給排され、この加振用アクチュエータを作
動することができる。
【0020】また、請求項3の発明は、トラックフレー
ムと泥除けカバーとの間には泥除けカバーを下側から支
持し加振用アクチュエータにより泥除けカバーと一緒に
加振されるカバー支持体を設け、泥土検出手段は、前記
カバー支持体と泥除けカバーとの間に配設され前記泥除
けカバーがカバー支持体に対して上,下に変位するのを
検出する構成としたことにある。
【0021】このように構成したことにより、泥除けカ
バー上に泥土等が付着したときには、この泥土の重みで
泥除けカバーがカバー支持体に向け下方に近付くように
変位し、この泥除けカバーの変位を泥土検出手段により
検出することができる。
【0022】さらに、請求項4の発明は、カバー支持体
と泥除けカバーとの間には泥除けカバーを弾性的に支持
する弾性支持体を設ける構成としたことにある。このよ
うに構成したことにより、泥除けカバー上に泥土等が付
着したときには、この泥土の重みで弾性支持体が弾性変
形することにより、泥除けカバー部をカバー支持体側に
向け接近するように下向きに変位させることができる。
【0023】さらに、請求項5の発明は、泥除けカバー
は泥土の重みに応じて弾性変形する平板材により構成し
ている。このように構成したことにより、泥除けカバー
上に泥土が付着したときには、泥土の重みで泥除けカバ
ー自体が弾性変形することにより、この泥除けカバーを
カバー支持体側へと下向きに変位させることができる。
【0024】一方、請求項6の発明は、泥除けカバーを
カバー支持体に対して折り重ね可能に連結する構成とし
ている。このように構成したことにより、泥除けカバー
をカバー支持体に対して折り重ね可能に連結する構成と
した場合には、カバー支持体と泥除けカバーをトラック
フレーム側に組付けるときに、これらカバー支持体と泥
除けカバーを別々に組付ける手間を省くことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
装軌式車両を油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、
添付図面に従って詳細に説明する。
【0026】ここで、図1ないし図6は本発明の第1の
実施の形態を示し、1は油圧ショベルの走行体、2はこ
の走行体1上に旋回可能に搭載された旋回体で、この旋
回体2は旋回フレーム3を有し、この旋回フレーム3に
は例えば原動機等を収容した建屋カバー4、運転室を画
成するキャブ5およびカウンタウエイト6等が設けられ
ている。また、旋回体2の前部側には作業装置7が俯仰
動可能に設けられている。
【0027】8は走行体1の本体部分を構成するトラッ
クフレームで、このトラックフレーム8は、鋼板等を溶
接することにより図2ないし図4に示す如く形成され、
中央に位置するセンタフレーム9と、センタフレーム9
の左,右両側に設けられ、前,後方向に延びた後述のサ
イドフレーム12とによって大略構成されている。
【0028】ここで、センタフレーム9は、中央の丸胴
10と、この丸胴10の外周側から前,後,左,右方向
に延び全体としてH型形状をなす脚部11とにより構成
されている。そして、脚部11は、上板部11A、下板
部11Bおよびこれらの板部11A,11Bを上,下方
向で連結した側板部11C等により製缶構造体として形
成されている。
【0029】12,12はセンタフレーム9の脚部11
の先端側に溶接して設けられた左,右のサイドフレーム
で、このサイドフレーム12は、図2ないし図4に示す
如く前,後方向に延びた略コ字状の枠体として形成され
ている。そして、サイドフレーム12は、左,右の幅方
向途中部分がく字状に折曲げられた上板部12Aと、上
板部12Aの幅方向の内側端部(図3中の右側端部)か
ら下向きに延びた内側の側板部12Bと、上板部12A
の外側端部から下向きに延びた外側の側板部12Cとに
より大略構成されている。
【0030】また、サイドフレーム12の前,後方向の
一側端部には端板13が設けられ、この端板13には遊
動輪ブラケット14が一体に設けられている。また、サ
イドフレーム12の前,後方向の他端側にも端板15が
設けられ、この端板15には駆動輪ブラケット16が一
体に設けられている。
【0031】17はサイドフレーム12の前,後方向の
一側に位置して遊動輪ブラケット14に設けられた遊動
輪、18はサイドフレーム12の前,後方向の他側に位
置して駆動輪ブラケット16に設けられた駆動輪で、こ
の駆動輪18は、走行用の油圧モータ(図示せず)等に
よって回転駆動されるものである。
【0032】19は遊動輪17と駆動輪18との間に巻
回して設けられた左,右の履帯(一方のみ図示)で、こ
の履帯19は、遊動輪17と駆動輪18との間でサイド
フレーム12の上面側および下面側を前,後方向に延び
ている。そして、履帯19は前記走行用の油圧モータで
駆動輪18を回転駆動することにより、走行体1を走行
駆動するものである。
【0033】20,20はサイドフレーム12の上板部
12Aに前,後に離間して設けられた上ローラで、これ
ら各上ローラ20は、サイドフレーム12の上側で履帯
19をガイドし、履帯19の円滑な動きを補償するもの
である。また、21,21…はサイドフレーム12の下
部側に設けられた下ローラで、これら下ローラ21は、
サイドフレーム12の下側で履帯19をガイドし、地面
に対する履帯19の接地面積を広げると共に、地面に沿
って履帯19を円滑に作動させるものである。
【0034】22,22はトラックフレーム8と後述の
泥除けカバー25との間に設けられたカバー支持体とし
ての左,右のカバー支持プレートで、このカバー支持プ
レート22は、図3ないし図5に示す如く、鋼板等を用
いて平板状に形成され、後述の油圧シリンダ27のロッ
ド27Cに一体に取付けられている。また、カバー支持
プレート22とサイドフレーム12との間には複数のガ
イド23(1個のみ図示)が設けられ、このガイド23
は、泥除けカバー25が図5中の矢示A方向に滑らかに
摺動変位するのを補償するものである。
【0035】ここで、ガイド23は、例えば本出願人が
先に出願した特開2000−247269号公報等に記
載されたガイドとほぼ同様に、サイドフレーム12の上
板部12Aに固着されたガイドレール23Aと、カバー
支持プレート22の下面側(裏面側)に固着されガイド
レール23Aと摺動可能に嵌合した摺動子23Bとによ
り構成されている。
【0036】そして、カバー支持プレート22は、泥除
けカバー25を後述の懸架ばね24を介して下側から支
持しつつ、油圧シリンダ27により泥除けカバー25と
一緒に加振されるものである。
【0037】24,24,…は各カバー支持プレート2
2上に左,右に離間して前,後に例えば3個ずつ設けら
れた合計12個の懸架ばねで、この懸架ばね24は、例
えばコイルばねとオイルダンパとからなり、カバー支持
プレート22と泥除けカバー25との間に伸縮可能に取
付けられている。そして、この懸架ばね24は、泥除け
カバー25をカバー支持プレート22上で弾性的に支持
する弾性支持体としての機能を有するものである。
【0038】25,25はサイドフレーム12と覆帯1
9との間に位置して、トラックフレーム8上に設けられ
た左,右の泥除けカバーで、この泥除けカバー25は、
図2ないし図5に示す如く、例えば一般構造用圧延鋼材
(SS材)等を用いて略長方形状の平板体として形成さ
れ、カバー支持プレート22上で懸架ばね24に取付け
られている。
【0039】そして、泥除けカバー25は、センタフレ
ーム9側からサイドフレーム12側へと斜め下向きに配
置され、センタフレーム9の脚部11、サイドフレーム
12を上側から覆うことにより、履帯19によって掻き
上げられた泥土26等が脚部11の上板部11Aおよび
サイドフレーム12の上板部12Aに落ちるのを防止
し、油圧シリンダ27による加振動作に伴って泥土26
等を泥除けカバー25の傾斜方向に沿って外部に排出さ
せるものである。
【0040】また、泥除けカバー25には、図2、図4
に示すように、上ローラ20と対応した位置に四角形状
の切欠部25A,25Aが形成されている。そして、こ
の切欠部25Aは、泥除けカバー25を油圧シリンダ2
7によって振動させるときに、泥除けカバー25が上ロ
ーラ20と干渉するのを避けるものである。
【0041】ここで、図3に示す如く泥除けカバー25
に外部から荷重が加えられることのない無負荷の状態で
は、懸架ばね24によりカバー支持プレート22と泥除
けカバー25との間の間隔はLに保たれる。
【0042】これに対し、図5に示す如く泥除けカバー
25上に泥土26が堆積した状態では、この泥土26の
重みによる荷重Fが泥除けカバー25に加えられ、これ
に伴って懸架ばね24は縮小し、泥除けカバー25はカ
バー支持プレート22側に接近するように移動するよう
になる。そして、泥土26による前記荷重Fが予め決め
られた設定値fを越えたとき(F>f)には、図5に示
すようにカバー支持プレート22と泥除けカバー25と
の間隔はL′まで狭められる。
【0043】27,27…はトラックフレーム8と泥除
けカバー25との間に設けられた加振用アクチュエータ
としての油圧シリンダで、これらの油圧シリンダ27
は、図2に示す如くセンタフレーム9の脚部11上で
前,後,左,右に離間して合計4個配設されている。
【0044】ここで、油圧シリンダ27は、図3に示す
ようにセンタフレーム9の脚部11に固定され左,右方
向に斜めに傾斜して配置されたチューブ27Aと、この
チューブ27A内に摺動可能に挿嵌されたピストン27
Bと、基端側がこのピストン27Bに一体に設けられ先
端側がチューブ27A外へと突出したロッド27Cとに
よって大略構成されている。
【0045】また、ピストン27Bは、チューブ27A
の内部を2つの油室27D,27Eに画成している。そ
して、油圧シリンダ27のロッド27C突出端側にはカ
バー支持プレート22がボルト(図示せず)等を用いて
一体に取付けられている。そして、この油圧シリンダ2
7は、後述する検出スイッチ34からの検出信号に従っ
て後述の油圧ポンプ28からの圧油が給排され、ロッド
27Cを繰返し伸縮させて、カバー支持プレート22を
泥除けカバー25と一緒に加振させるものである。
【0046】次に、図6を参照して油圧シリンダ27の
作動を制御する制御回路について述べる。
【0047】28はタンク29と共に油圧源を構成する
油圧ポンプで、この油圧ポンプ28は、旋回体2の建屋
カバー4内に収容され、原動機で回転駆動されることに
より、タンク29内の作動油を高圧の圧油として油圧シ
リンダ27等に給排するものである。
【0048】30は図1、図6に示す如く走行体1と旋
回体2との間に設けられた回転継手としてのセンタジョ
イントで、このセンタジョイント30は、走行体1側に
設けられたアウタバルブ30Aと、旋回体2側に設けら
れこのアウタバルブ30A内に回転可能に挿嵌されたイ
ンナバルブ30Bとにより構成されている。そして、セ
ンタジョイント30は、旋回体2側に配設された後述の
管路31A,31Bと走行体1側に配設された後述の管
路32A,32Bとを互いに接続するものである。
【0049】31A,31Bは旋回体2側に位置して油
圧ポンプ28、タンク29とセンタジョイント30との
間に配設された一対の管路、32A,32Bは走行体1
側に位置して油圧シリンダ27の油室27D,27Eと
センタジョイント30との間に配設された一対の他の管
路である。
【0050】33は管路32A,32Bの途中に位置し
て下部走行体1側に設けられた加振用制御弁としての油
圧シリンダ用制御弁で、この油圧シリンダ用制御弁33
は、例えば4ポート3位置の電磁式の方向制御弁によっ
て構成されるものである。そして、この油圧シリンダ用
制御弁33は後述のコントローラ35に接続され、コン
トローラ35を介した検出スイッチ34からの検出信号
に応じて油圧ポンプ28から油圧シリンダ27に給排さ
れる圧油の流れ方向を一定の周期をもって切換え、ロッ
ド27Cを伸縮させるものである。
【0051】34,34,…はトラックフレーム8と泥
除けカバー25との間に位置して、カバー支持プレート
22と泥除けカバー25との間に設けられた泥土検出手
段となる検出スイッチで、この検出スイッチ34は、図
2に示す如く、各泥除けカバー25の左,右方向のほぼ
中間位置で前,後に離間して例えば3個ずつ配置されて
いる。また、この検出スイッチ34は、図3、図5に示
すように、カバー支持プレート22の上面側に設けられ
た固定接点34Aと、泥除けカバー25の下面側に設け
られた可動接点34Bとにより構成されている。
【0052】そして、検出スイッチ34は、図3に示す
ように泥除けカバー25に荷重が加えられることのない
無負荷の状態では、固定接点34Aと可動接点34Bと
が離れ、開成状態に保持される。
【0053】また、泥除けカバー25上に泥土26が付
着し、この泥土26の重みによる荷重Fが設定値fより
も大きくなると、図5に示すように泥除けカバー25が
カバー支持プレート22側に接近するように変位し、こ
のカバー支持プレート22と泥除けカバー25との間隔
がL′となって可動接点34Bが固定接点34Aと接
し、閉成される。即ち、検出スイッチ34は、泥除けカ
バー25上に泥土26が付着したか否かを泥除けカバー
25の上,下の変位を利用して検出し、この検出信号を
コントローラ35に出力するものである。
【0054】35は走行体1側に設けられたコントロー
ラで、このコントローラ35は、配線36A、配線36
Bによってそれぞれ検出スイッチ34の固定接点34
A、可動接点34Bと接続されている。そして、コント
ローラ35は、検出スイッチ34からの検出信号を油圧
シリンダ用制御弁33を切換制御する制御信号に変換し
て、この油圧シリンダ用制御弁33に出力するものであ
る。
【0055】本実施の形態による油圧ショベルは上述の
如き構成を有するもので、路上走行時には走行用の油圧
モータ等で駆動輪18を回転駆動することにより、履帯
19を遊動輪17と駆動輪18との間で周回動作させ、
車両を前,後方向等に走行させる。
【0056】ここで、例えば粘度の高い軟弱地を走行す
るときには、履帯19に付着した泥土26が泥除けカバ
ー25上に頻繁に落ちてくる。そして、泥除けカバー2
5上に付着した泥土26の重みが増えて、泥除けカバー
25に加えられる泥土26による荷重Fが設定値fを超
えたとき(F>f)には、図5に示すように懸架ばね2
4が縮小して泥除けカバー25がカバー支持プレート2
2に近付く方向に変位し、検出スイッチ34が閉成され
る。
【0057】この結果、検出スイッチ34からのコント
ローラ35を介した検出信号が油圧シリンダ用制御弁3
3に出力され、油圧シリンダ27に油圧ポンプ28から
の圧油が給排されることにより、泥除けカバー25を図
5中に示す矢示A方向へと自動的に振動させ、泥除けカ
バー25上に付着した泥土26等を外部に効率よく排出
することができる。
【0058】このため、走行時にはトラックフレーム8
と履帯19との間に泥土26、凍土等が堆積する不具合
を解消でき、安定した走行を行えると共に油圧ショベル
のメンテナンス作業時に行う泥土26の除去作業等を簡
略化でき、油圧ショベルのレンタル業者、リース業者等
に対する負担を軽減でき、洗車作業等を簡単に行うこと
ができる。そして、油圧ショベルを清浄な状態に保ち、
その外観品質を高めることができる。
【0059】一方、泥除けカバー25に外部から荷重が
加えられることのない無負荷状態のときには、泥除けカ
バー25がカバー支持プレート22から離れる方向に変
位して、検出スイッチ34が開成される。この結果、コ
ントローラ35を介した検出スイッチ34から油圧シリ
ンダ用制御弁33への検出信号の出力が停止され、油圧
シリンダ27による泥除けカバー25の加振動作を自動
的に停止することができる。
【0060】かくして、本実施の形態では、走行時等に
履帯19から泥除けカバー25上に泥土26が落ちて付
着したときに、泥除けカバー25に加えられる泥土26
による負荷の大きさに応じて、泥除けカバー25を適宜
に自動的に加振させることができ、走行時中、油圧シリ
ンダ27を常に作動させる必要がなくなり、油圧シリン
ダ27の作動音による騒音を低く抑えられると共に、省
エネルギ化を図ることができる。
【0061】また、泥除けカバー25上に泥土26が付
着したときには、オペレータが油圧シリンダ27を駆動
するために手動でスイッチ操作を行う手間を省くと共
に、このようなスイッチ操作を忘れるような不具合をな
くすことができ、油圧シリンダ27の操作性等を高める
ことができる。
【0062】次に、図7および図8は本発明の第2の実
施の形態を示し、本実施の形態では、第1の実施の形態
と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略
するものとする。
【0063】然るに、本実施の形態の特徴は、カバー支
持プレート22と泥除けカバー25との間には、第1の
実施の形態で述べた懸架ばね24に替えて複数の固定台
41(2個のみ図示)を設け、泥除けカバー25上に泥
土26が付着したときには、この泥除けカバー25を複
数の固定台41を支点(固定端)として弾性変形させる
構成としたことにある。
【0064】ここで、固定台41は、カバー支持プレー
ト22の上面側に固定して取付けられ、泥除けカバー2
5をカバー支持プレート22上で弾性変形可能に支持す
るものである。
【0065】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、図8に示すように泥除けカバー25上に泥土
26が付着し、この泥土26の重みによる荷重Fが泥除
けカバー25上に加えられたときには、泥除けカバー2
5が各固定台41間で弾性変形することにより、検出ス
イッチ34を閉成することができ、第1の実施の形態と
ほぼ同様の作用効果を得ることができる。
【0066】次に、図9は本発明の第3の実施の形態を
示し、本実施の形態では、第1の実施の形態と同一の構
成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものと
する。
【0067】然るに、本実施の形態の特徴は、泥除けカ
バー25をカバー支持プレート22に対し蝶番51を介
して折り重ね可能に連結し、カバー支持プレート22と
泥除けカバー25との間には、懸架ばね52と検出スイ
ッチ53を設ける構成としたことにある。
【0068】ここで、蝶番51は、泥除けカバー25の
左,右方向の外端側をカバー支持プレート22の左,右
方向の外端側に回動可能に取付けるものである。また、
懸架ばね52はカバー支持プレート22の左,右方向の
内端側と泥除けカバー25の左,右方向の内端側との間
に取付けられるものである。
【0069】さらに、検出スイッチ53は、第1の実施
の形態による検出スイッチ34とほぼ同様に、固定接点
53Aと可動接点53Bとを有している。そして、検出
スイッチ34は懸架ばね52の近傍に位置してカバー支
持プレート22と泥除けカバー25との間に配置される
ものである。
【0070】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、泥除けカバー25上に泥土が付着したときに
は、この泥土の重みにより懸架ばね52が縮小し、これ
に伴って泥除けカバー25を蝶番51を支点として下向
きに回動させ、検出スイッチ53を閉成することがで
き、第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得るこが
できる。
【0071】特に、本実施の形態では、泥除けカバー2
5を蝶番51を介してカバー支持プレート22に折り重
ね可能に一体に連結する構成としたので、カバー支持プ
レート22と泥除けカバー25をトラックフレーム8に
組付けるときには、これらカバー支持プレート22と泥
除けカバー25を別々に組付ける必要がなくなり、組付
作業時の作業性を高めることができる。
【0072】なお、第1の実施の形態では、泥除けカバ
ー25をカバー支持プレート22上で支持する弾性支持
体として懸架ばね24を用いる場合を例に挙げて説明し
たが、これに替えて、例えば図10に示す変形例のよう
に、弾性支持体としてゴム61を用いてもよい。このこ
とは第3の実施の形態についても同様である。
【0073】また、各実施の形態では、スイッチ機構
は、可動接点を固定接点と接触させることにより開,閉
成させる接触式のスイッチを用いる場合を例に挙げて説
明したが、これに替えて、カバー支持プレートと泥除け
カバーとの間の間隔に応じて開,閉成される光電スイッ
チ等を用いた非接触式のスイッチを用いる構成としても
よいし、泥除けカバーに泥土が付着したときに、この泥
除けカバーに加えられる圧力を検出する感圧センサを用
いてもよい。
【0074】また、カバー支持プレートの上面側と泥除
けカバーの下面側に電極を対向して設けることにより、
カバー支持プレートに対する泥除けカバーの変位量を検
出する静電容量型の変位センサを用いてもよい。
【0075】また、第1の実施の形態では、泥除けカバ
ー25を懸架ばね24のみを用いてカバー支持プレート
22に連結する場合を例に挙げて説明したが、これに替
えて、例えば第3の実施の形態と同様に、泥除けカバー
をカバー支持プレートに対し懸架ばねと蝶番を用いて連
結する構成としてもよい。また、第2の実施の形態につ
いても、泥除けカバーをカバー支持プレートに対し固定
台と蝶番を用いて連結する構成としてもよい。
【0076】さらに、各実施の形態では、加振用アクチ
ュエータとして油圧シリンダ27を用いる場合を例に挙
げて説明したが、これに替えて、例えば電動モータ等の
電動式のアクチュエータを用いて加振用アクチュエータ
を構成してもよい。
【0077】さらに、各実施の形態では、車両として油
圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限
らず、例えば油圧クレーン等の他の装軌式車両にも適用
できるものである。
【0078】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、トラックフレームと泥除けカバーとの間には、前
記泥除けカバー上に泥土が付着したか否かを検出する泥
土検出手段を設け、泥除けカバーを振動させる加振用ア
クチュエータは前記泥土検出手段からの検出信号に従っ
て作動または停止する構成としたので、走行時等には泥
除けカバー上に泥土等が付着した否かによって泥除けカ
バーを適宜に自動的に加振させることができ、走行時
中、加振用アクチュエータを常に作動させる必要がなく
なり、加振用アクチュエータの操作性を高められると共
に、省エネルギ化を図ることができる。
【0079】また、走行時等にトラックフレームと履帯
との間に泥土、凍土等が堆積する不具合を解消でき、安
定した走行を行えると共に、装軌式車両のメンテナンス
作業時に行う泥土等の除去作業等を簡略化でき、外観品
質を高めることができる。
【0080】また、請求項2の発明は、泥土検出手段
を、泥除けカバー上に泥土が付着したか否かで開,閉成
される検出スイッチにより構成し、検出スイッチからの
検出信号に従って加振用制御弁を切換制御することによ
り、加振用アクチュエータとしての油圧シリンダに圧油
を給排する構成としたので、泥除けカバー上に泥土等が
付着したときには、検出スイッチを閉成させ、この状態
で加振用制御弁により油圧シリンダを振動させ続けるこ
とができ、泥除けカバー上の泥土を外部へと円滑に排出
することができる。
【0081】また、請求項3の発明は、トラックフレー
ムと泥除けカバーとの間には泥除けカバーを下側から支
持するカバー支持体を設け、泥土検出手段は泥除けカバ
ーがカバー支持体に対して上,下に変位するのを検出す
る構成としたので、泥除けカバー上に泥土等が付着した
ときには、カバー支持体に対する泥除けカバーの変位量
を利用することにより、泥除けカバーに泥土が付着した
か否かを泥土検出手段により正確に検出することができ
る。
【0082】また、請求項4の発明は、カバー支持体と
泥除けカバーとの間に泥除けカバーを弾性的に支持する
弾性支持体を設ける構成としたので、泥除けカバー上に
泥土等が付着したときには、弾性支持体が弾性変形する
ことによって泥除けカバーを変位させることができ、泥
土検出手段により泥除けカバー上に泥土が付着したか否
かを一層正確に検出することができる。
【0083】さらに、請求項5の発明のように、泥除け
カバーを泥土の重みに応じて弾性変形する平板材により
構成した場合でも、泥除けカバー上に泥土等が付着した
ときには、泥除けカバー自体が弾性変形することにより
この泥除けカバーを変位させることができ、これによっ
ても泥除けカバー上に泥土が付着したか否かを泥土検出
手段により一層正確に検出することができる。
【0084】さらに、請求項6の発明のように、泥除け
カバーをカバー支持体に対して折り重ね可能に連結する
構成とした場合には、カバー支持体と泥除けカバーをト
ラックフレーム側に組付けるときには、これらカバー支
持体と泥除けカバーを別々に組付ける手間を省くことが
でき、作業性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に適用される油圧ショベル
を示す正面図である。
【図2】図1中のトラックフレーム、泥除けカバー等を
拡大して示す平面図である。
【図3】トラックフレーム、カバー支持プレート、泥除
けカバーおよび油圧シリンダ等を図2中の矢示III−III
方向から拡大してみた拡大断面図である。
【図4】図3中のトラックフレーム、カバー支持プレー
トおよび泥除けカバー等を示す斜視図である。
【図5】泥除けカバー上に泥土が落下した状態を示す図
3と同様の断面図である。
【図6】第1の実施の形態による油圧シリンダを作動す
る油圧回路図である。
【図7】第2の実施の形態によるトラックフレーム、カ
バー支持プレート、泥除けカバーおよび油圧シリンダ等
を図3と同様位置からみた断面図である。
【図8】泥除けカバー上に泥土が落下した状態を示す図
7と同様の断面図である。
【図9】第3の実施の形態によるトラックフレーム、カ
バー支持プレート、泥除けカバーおよび油圧シリンダ等
を図3と同様位置からみた断面図である。
【図10】本発明の変形例によるトラックフレーム、カ
バー支持プレート、泥除けカバーおよび油圧シリンダ等
を図3と同様位置からみた断面図である。
【符号の説明】
1 走行体 2 旋回体 8 トラックフレーム 9 センタフレーム 12 サイドフレーム 17 遊動輪 18 駆動輪 22 カバー支持プレート(カバー支持体) 24,52 懸架ばね(弾性支持体) 25 泥除けカバー 26 泥土 27 油圧シリンダ(加振用アクチュエータ) 28 油圧ポンプ(油圧源) 29 タンク(油圧源) 31A,31B,32A,32B 管路 33 油圧シリンダ用制御弁(加振用制御弁) 34,53 検出スイッチ(泥土検出手段) 51 蝶番 61 ゴム(弾性支持体)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタフレームの左,右両側にサイドフ
    レームが設けられたトラックフレームと、前記サイドフ
    レームの前,後方向の一側に設けられた遊動輪と、前記
    サイドフレームの前,後方向の他側に設けられた駆動輪
    と、前記遊動輪と駆動輪との間に巻回された履帯と、前
    記トラックフレームに設けられ前記サイドフレームの上
    面と履帯との間に位置して前記トラックフレームを上側
    から覆う泥除けカバーと、前記泥除けカバーを振動させ
    る加振用アクチュエータとからなる装軌式車両におい
    て、 前記トラックフレームと泥除けカバーとの間には前記泥
    除けカバー上に泥土が付着したか否かを検出する泥土検
    出手段を設け、前記加振用アクチュエータは前記泥土検
    出手段からの検出信号に従って作動または停止する構成
    としたことを特徴とする装軌式車両。
  2. 【請求項2】 前記加振用アクチュエータは油圧源から
    の圧油が給排されることにより作動する油圧シリンダか
    らなり、前記泥土検出手段は、前記泥除けカバー上に泥
    土が付着したか否かで開,閉成される検出スイッチによ
    り構成し、 前記油圧シリンダを油圧源に接続する管路の途中には、
    前記検出スイッチからの検出信号に従って前記油圧源か
    らの圧油を油圧シリンダに給排する加振用制御弁を設け
    る構成としてなる請求項1に記載の装軌式車両。
  3. 【請求項3】 前記トラックフレームと泥除けカバーと
    の間には前記泥除けカバーを下側から支持し前記加振用
    アクチュエータにより泥除けカバーと一緒に加振される
    カバー支持体を設け、前記泥土検出手段は、前記カバー
    支持体と泥除けカバーとの間に配設され前記泥除けカバ
    ーがカバー支持体に対して上,下に変位するのを検出す
    る構成としてなる請求項1または2に記載の装軌式車
    両。
  4. 【請求項4】 前記カバー支持体と泥除けカバーとの間
    には泥除けカバーを弾性的に支持する弾性支持体を設け
    てなる請求項3に記載の装軌式車両。
  5. 【請求項5】 前記泥除けカバーは前記泥土の重みに応
    じて弾性変形する平板材により構成してなる請求項3に
    記載の装軌式車両。
  6. 【請求項6】 前記泥除けカバーはカバー支持体に対し
    て折り重ね可能に連結してなる請求項3,4または5に
    記載の装軌式車両。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7204519B2 (en) 2003-05-20 2007-04-17 Komatsu Ltd. Construction machine
US7730647B2 (en) 2003-05-20 2010-06-08 Komatsu Utility Co., Ltd. Construction machine
JP2020180513A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 住友重機械工業株式会社 ショベル、ショベル用泥落としシステム
CN113479276A (zh) * 2021-07-30 2021-10-08 上海中为智能机器人有限公司 一种轻型抛投式侦察机器人

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