JP2002172173A - マーカー及びメッシュ状マーカー並びにカテーテル及びバルーンカテーテル - Google Patents

マーカー及びメッシュ状マーカー並びにカテーテル及びバルーンカテーテル

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Abstract

(57)【要約】 【課題】血管の屈曲部への通過が容易で、カテーテルチ
ューブ、ガイドワイヤー用チューブ等へ装着したときの
段差を無くすことができるマーカーを提供すること。 【解決手段】合成樹脂または合成ゴムに40質量パーセ
ント以上の放射線不透過性金属を含有させ円筒状に形成
したマーカー11。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカテーテルチューブ
(またはガイドワイヤー用チューブ)に装着される放射
線線不透過の金属マーカー(合成樹脂または合成ゴムに
放射線線不透過の金属を添加したものを含む)の形態及
び同金属マーカーの取付形態の形態の改良に関し、例え
ば脳カテーテル、マイクロカテーテル等のカテーテルや
あるいは経皮的冠状動脈血管形成術(PTCA)等に使
用するバルーンカテーテルの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】生体内
へのカテーテルの挿入長の確認やカテーテル先端部の位
置確認のため、例えば図11に示すようにX線不透過の
金属マーカー63がカテーテルチューブ64に装着され
て使用されている。これらの金属マーカー63は、白
金、タングステン、イリジウム等の金属材料より構成さ
れ、長さが0.5から3.0mmで薄肉で管状の形態に
形成されているため、柔軟性に乏しく、例えば図12に
示すようにガイドワイヤーGWに通しながら屈曲した血
管に挿入した場合、ガイドワイヤーGWにつかえて血管
の屈曲部を速やかに通過できないという課題が指摘され
ていた。また前記金属マーカー63は、カテーテルチュ
ーブ64に固定する際に、例えば図13(カテーテルチ
ューブ64の断面図)に示すように瞬間接着剤S等によ
って、接着したり、あるいは図14(カテーテルチュー
ブ64Aの断面図)に示すようスウェ−ジングマシンに
より、カテーテルチューブ64Aをスウェ−ジングして
凹部65を形成し、凹部65に金属マーカー63を固定
している。しかしながら、接着剤等による固定では、金
属マーカー63とカテーテルチューブ64の間に、段差
ができ、カテーテルの血管通過性を損なうことがある。
またスウェージングによる固定では、金属マーカー63
とカテーテルチューブ64Aの段差はなくなるが、カテ
ーテルチューブ64Aの肉厚が凹部65で薄くなるの
で、カテーテルチューブ64Aの強度低下やスウェージ
ング加工時のピンホール等の発生が懸念されていた。そ
こで本発明者は以上の課題を解決するために鋭意検討を
重ねた結果次の発明に到達した。
【0003】
【課題を解決するための手段】[1]本発明は、合成樹
脂または合成ゴムに40質量パーセント以上の放射線不
透過性金属を含有させ円筒状に形成したマーカー11を
提供する。 [2]本発明は、放射線不透過性の細径線により円筒状
に形成したメッシュ状マーカー11Aを提供する。 [3]本発明は、前記細径線は、放射線不透過性金属よ
りなる細径線である[2]に記載のメッシュ状マーカー
11Aを提供する。 [4]本発明は、カテーテルチューブ4の外周に[1]
ないし[3]に記載のマーカー11、メッシュ状マーカ
ー11Aを装着したカテーテル1、1aを提供する。 [5]本発明は、カテーテルチューブ4の外周に[1]
ないし[3]に記載のマーカー11、メッシュ状マーカ
ー11Aを装着するとともに、該マーカー11、メッシ
ュ状マーカー11Aの両側に外周がテーパーに形成され
た一対の固定チューブ12、12を装着し、前記マーカ
ー11、メッシュ状マーカー11Aと前記固定チューブ
12、12の間並びに前記固定チューブ12、12と前
記カテーテルチューブ4の間に、段差が生じないように
形成したカテーテル1、1aを提供する。 [6]本発明は、ガイドワイヤー用チューブ4Aの外周
に[1]ないし[3]に記載のマーカー11、メッシュ
状マーカー11Aを装着したバルーンカテーテル1A、
1B、1Cを提供する。 [7]本発明は、ガイドワイヤー用チューブ4Aの外周
に[1]ないし[3]に記載のマーカー11、メッシュ
状マーカー11Aを装着するとともに、該マーカー1
1、メッシュ状マーカー11Aの両側に外周がテーパー
に形成された一対の固定チューブ12、12を装着し、
前記マーカー11、メッシュ状マーカー11Aと前記固
定チューブ12、12の間並びに前記固定チューブ1
2、12と前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの間に、
段差が生じないように形成したバルーンカテーテル1
A、1B、1Cを提供する。 [8]本発明は、シャフト2の先端にバルーン5を装着
し、シャフト2は少なくとも可とう性の前方部2Fと少
なくとも剛性の基端部2Bより構成され、先端と後端に
それぞれ開口部9F、9Bを形成しかつガイドワイヤー
ルーメン6を有するガイドワイヤー用チューブ4Aを前
記前方部2Fの側面からバルーン5内を経てバルーン5
の先端に至るまで配置し、前記前方部2F内及びガイド
ワイヤー用チューブ4A外周の間に形成される流体ルー
メン7内に補強体3を配置し、前記ガイドワイヤー用チ
ューブ4Aの外周に[1]ないし[3]に記載のマーカ
ー11、メッシュ状マーカー11Aを装着するととも
に、該マーカー11、メッシュ状マーカー11Aの両側
に外周がテーパーに形成された一対の固定チューブ1
2、12を装着し、前記マーカー11、メッシュ状マー
カー11Aと前記固定チューブ12、12並びに前記固
定チューブ12、12と前記ガイドワイヤー用チューブ
4Aの間に、段差が生じないように形成したバルーンカ
テーテル1A、1Bを提供する。 [9]シャフト12Aの先端にバルーン15を装着し、
前記シャフト12Aの内部に先端と後端にそれぞれ開口
部19F、19Bを形成しかつガイドワイヤールーメン
16を有するガイドワイヤー用チューブ14を配置し、
前記ガイドワイヤー用チューブ14の外周に[1]ない
し[3]に記載のマーカー11、メッシュ状マーカー1
1Aを装着するとともに、該マーカー11、メッシュ状
マーカー11Aの両側に外周がテーパーに形成された一
対の固定チューブ12、12を装着し、前記マーカー1
1、メッシュ状マーカー11Aと前記固定チューブ1
2、12並びに前記固定チューブ12、12と前記ガイ
ドワイヤー用チューブ14の間に、段差が生じないよう
に形成したバルーンカテーテル1Cを提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】図1は本発明のマーカー11の概
略図で、図2と図3は前記マーカー11を装着したカテ
ーテルの概略図で、図4は図3の縦断面図である。本発
明のマーカー11は、合成樹脂または合成ゴムに40質
量パーセント以上の放射線不透過性金属を含有させ円筒
状(チューブ状または管状ともいう)に形成される。
【0005】前記合成樹脂または合成ゴムは、柔軟性を
有するものが好ましく、例えばポリウレタン、ポリアミ
ド、ポリアミド系エラストマー、エチレンー酢酸ビニル
共重合体、ポリオレフィン、ポリオレフィン系エラスト
マー、ポリエステル、ポリエステル系エラストマー等の
熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、シリコーンゴム
等の合成ゴム等が使用される。前記放射線不透過性金属
とは白金−ニッケル合金または金、白金、タンタル、タ
ングステン、イリジウム、レニウム、鉛またはこれらの
材料の合金等の金属材料が使用される。前記マーカー1
1は前記合成樹脂または合成ゴムに前記放射線不透過性
金属を混合して、細径のチューブ状に成形し、さらにこ
れらを0.5から3mmの長さに切断して製造すること
ができる。マーカー11の放射線不透過性を良くするた
めに、前記放射線不透過性金属は、前記合成樹脂または
合成ゴムに対して40質量パーセント以上添加するのが
良い。マーカー11は、接着剤、高周波溶着、超音波溶
着、熱溶着等により、カテーテルチューブ(ガイドワイ
ヤー用チューブ)に装着することができる。これらのカ
テーテルチューブ(ガイドワイヤー用チューブ)も前記
マーカー11を構成する前記合成樹脂または合成ゴムと
同様の材料により構成される。
【0006】図5はメッシュ状マーカー11Aをカテー
テルチューブに装着したところの概略図で、メッシュ状
マーカー11Aは放射線不透過性の細径線により円筒状
(チューブ状または管状ともいう)に形成される。前記
放射線不透過性金属よりなる細径線で前記メッシュ状マ
ーカー11を形成する場合は、例えば次の方法により製
造することができる。第一の方法として、細径線をブレ
ーダーマシン等の編機で、円筒状に編む。この場合、編
込用の細径線は2本から32本使用するのが良い。メッ
シュ状マーカー11Aの細径線の直径は0.01から
0.06mmに形成するのが良い。第二の方法として、
前記放射線不透過性金属よりなる円筒状パイプを、レー
ザー加工機により、表面をメッシュ状に切断し、円筒状
パイプ自体を柔軟な構造にする。
【0007】以上のように形成したマーカー11、メッ
シュ状マーカー11Aは例えば次のようにカテーテル
1、1aを構成するカテーテルチューブ4の外周に装着
される。 (A)合成樹脂または合成ゴムに40質量パーセント以
上の不透過性金属を含有させた円筒状のマーカー11の
場合、図2のようにマーカー11をカテーテル1のカテ
ーテルチューブ4の外周に装着した後、熱溶着する。こ
れにより図3と図4のように、カテーテルチューブ4の
構成材料(合成樹脂または合成ゴム)とマーカー11を
構成する合成樹脂または合成ゴムが溶着し、マーカー1
1に添加した放射線不透過性金属は、カテーテルチュー
ブ4の壁面内に埋設される。このためカテーテルチュー
ブ4の壁面の肉厚を薄くすることなく、マーカー11の
両端とカテーテルチューブ4の外周の間に、段差を生じ
ることなく装着することができる。また必要によりマー
カー11の両端にメッシュ状マーカー11Aと同様に固
定チューブ12を装着しても良い。 (B)放射線放射線不透過性金属よりなる細径線より構
成されるメッシュ状マーカー11Aの場合、図5のよう
にカテーテル1aのカテーテルチューブ4の外周にメッ
シュ状マーカー11Aを装着するとともに、該メッシュ
状マーカー11Aの両側に外周がテーパーに形成された
一対の固定チューブ12、12を装着し、前記メッシュ
状マーカー11Aと前記固定チューブ12、12の間並
びに前記固定チューブ12、12と前記ガイドワイヤー
用チューブ4の間に、段差が生じないように形成する。
本発明で、「固定チューブ12」とは、管状で、その外
周は、メッシュ状マーカー11A(マーカー11)側の
端部からこれと反対側のカテーテルチューブ4の外周方
向へ向けて、なだらかなテーパーに形成されている。こ
のためメッシュ状マーカー11A(マーカー11)とこ
れの両側に配置された固定チューブ12の間並びに固定
チューブ12とカテーテルチューブ4の間には、段差が
なく、血管への通過性を損なうことがない。
【0008】本発明のカテーテル1、1aは、図6
(a)、(b)に示すように、マーカー11、メッシュ
状マーカー11A自体が柔軟に屈曲することで、ガイド
ワイヤーGWに通しながら血管の屈曲部にカテーテルチ
ューブ4を挿入しても、マーカー11、メッシュ状マー
カー11Aが容易に変形するので、血管の屈曲部に止ま
ることなく、速やかに通過することができる。以上説明
したカテーテル1、1aのマーカー11、メッシュ状マ
ーカー11Aを装着したカテーテルチューブ4は、以下
に説明するバルーンカテーテル1A、1B、1Cのガイ
ドワイヤー用チューブ4Aに、置き換えて使用すること
ができる。すなわちガイドワイヤー用チューブ4Aの外
周に前記マーカー11、メッシュ状マーカー11Aと前
記固定チューブ12を装着する。前記マーカー11、メ
ッシュ状マーカー11Aと固定チューブ12のカテーテ
ルチューブ4、ガイドワイヤー用チューブ4Aへの装着
位置は、カテーテルチューブ4、ガイドワイヤー用チュ
ーブ4Aの外周であれば、同チューブ4、4Aの中間、
先端、後端のいずれの位置でも良い。後述するバルーン
カテーテル1A、1B、1Cのガイドワイヤー用チュー
ブ4A、14へ装着する場合は、バルーン5(15)内
もしくはその先端または前方部2F(シャフト12Aの
前方部)内のいずれの位置でも良い。
【0009】図7はいわゆるラピッドエクスチェンジタ
イプといわれる本発明のバルーンカテーテル1Aの一例
を示す概略図(断面図、なお、コネクタ8付近の断面図
は前方部2F付近の断面図より縮小化して記載されてい
る)である。本発明のバルーンカテーテル1Aはシャフ
ト2の先端にバルーン5を装着し、シャフト2は少なく
とも可とう性の前方部2F(合成樹脂管ともいう)と少
なくとも剛性の基端部2B(シャフトパイプまたは金属
管ともいう)より構成されている。さらに前記剛性の基
端部2Bの先端に細径部2Sが形成されている。細径部
2Sは、さらに詳述すると、例えば図7に示すように、
前記剛性の基端部2Bの先端にスリット2SLを形成し
かつテーパー状の第一の細径部2S1(基端部2Bより
細径に形成されている)を介して第二の細径部2S2
(第一の細径部2S1より細径に形成されている)を一
体成形ないし接続することにより形成される。前記剛性
の基端部2Bは、例えば金属製シャフトパイプを延伸し
(シャフトパイプの先端内径を補強体3の基端部3Bの
外径と実質的に同一となるまで延伸する)、さらにシャ
フトパイプの径を細くし、さらに造影剤が注入できる程
度のスリット2SLを形成することにより製造する。
【0010】またシャフト2内に先端と後端にそれぞれ
開口部9F、9Bを形成しかつガイドワイヤールーメン
6を有するガイドワイヤー用チューブ4Aを前記前方部
2Fの側面からバルーン5内を経てバルーン5の先端に
至るまで配置している。さらに前記前方部2F内及びガ
イドワイヤー用チューブ4A外周の間に形成される流体
ルーメン7内に補強体3の前方部3Fを配置する(シャ
フト2への開口部9Bの形成位置により前方部3Fと中
間部3Mも配置されることがある)とともに前記補強体
3の基端部3Bを前記基端部2Bの細径部に直接接着す
ることなく固定している。さらに詳述すれば前記剛性の
基端部2Bの先端にスリット2SLを形成した第一の細
径部2S1に連続して形成される第二の細径部2S2
に、前記補強体3の基端部3Bを直接接着することなく
固定している。
【0011】本発明の図7に記載のバルーンカテーテル
1で前記「固定」とは前記補強体3の基端部3Bを前記
細径部(第二の細径部2S2)に直接溶接等により接着
しないで、単に圧入等により挿着またはこれらと実質的
に同等の固定手段を意味する。本発明で、細径部2Sと
は、前記図7に示した第一の細径部2S1(基端部2B
より細径に形成されている)と第二の細径部2S2(第
一の細径部2S1より細径に形成されている)の形態に
限定されず、要するに前記補強体3の基端部3Bを直接
溶接等により接着しないで、単に圧入等により挿着また
はこれらと実質的に同等の固定手段により固定できる形
態であれば何でも良い。また本発明で補強体3の前方部
3Fは前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの側部(外壁
面)及び前方部2Fの側部(内壁面)の間に固定され
る。本発明の図5に記載のバルーンカテーテル1Aで、
前記「固定」とは、図7のように補強体3の前方部3F
の側部をガイドワイヤー用チューブ4Aの側部(外壁
面)及び/又は前方部2Fの側部(内壁面)に直接又は
これらの間に、溶着または接着剤等により固定するこ
と、もしくはこれらの間に圧入して固定すること(挟持
すること)を意味する。
【0012】本発明に使用される補強体3としては、例
えば図7に示すように基端部3Bから先端部3F方向へ
向けて先細りテーパー状に形成されたコアワイヤーが使
用されるが、これらのコアワイヤーと実質的に同様の機
能を果たすものであれば、何でも使用することができ
る。
【0013】本発明で前記可とう性の前方部2Fの構成
材料は、柔軟性を有する合成樹脂が好ましく、例えばポ
リウレタン、ポリアミド、ポリアミド系エラストマー、
エチレンー酢酸ビニル共重合体、ポリオレフィン、ポリ
オレフィン系エラストマー、ポリエステル、ポリエステ
ル系エラストマー、ポリイミド等の熱可塑性樹脂、熱可
塑性エラストマー等の合成樹脂を使用することができ
る。本発明で前記剛性の基端部2Bの構成材料は、例え
ばステンレス、Ni−Ti、Cu−Mn−Al系合金等
の金属を使用することができる。前記可とう性の前方部
2Fと剛性の基端部2Bは、例えば接着剤、熱溶着等の
手段により接続することができる。また剛性の基端部2
Bの後方部はコネクタ8前方の管状体8a内に配置さ
れ、管状体8aの内周と剛性の基端部2Bの外周の間に
接着剤10を充填することにより固定されている。ある
いは剛性の基端部2Bの後方部とコネクタ8はインサー
ト成形により固定することができる。コネクタ8後方の
管状体8bの後端にはバルーンの拡張用流体を導入する
ための開口部8Bが形成されている。
【0014】本発明の図7に記載のバルーンカテーテル
1Aは前記補強体3の基端部3Bをシャフト2の前記基
端部2Bをシャフト2の前記基端部2Bの細径部2Sに
直接接着することなく固定するので、剛性の基端部2B
に溶接不可能な補強体3でも容易に固定することができ
る。また造影剤をシャフト2の基端部2Bのスリット2
SLから流入させることができるので、バルーン5を膨
張させたり、萎ませるまでの時間を容易に調整すること
ができる。補強体3を後からシャフト2の基端部2B
(シャフトパイプ)に接続できるため、前記補強体3の
前方部3Fを、シャフト2の前方部2F(合成樹脂管)
のガイドワイヤー用チューブの開口部9Bの前後付近の
間に固定することができる。シャフト2の基端部2B
(シャフトパイプ)からのプッシャビリティとトラッカ
ビリティが、単に基端部2B(シャフトパイプ)から前
方部2F(合成樹脂管)に伝達されるだけでなく、補強
体3からも前方部2F(合成樹脂管)に伝達されるの
で、バルーン5の挿入を容易に行うことができる。
【0015】また本発明のラピッドエクスチェンジタイ
プのバルーンカテーテルは図7に記載した形態のバルー
ンカテーテル1Aの他に、図8(特願2000−216
873号の図2に記載)に記載した形態のバルーンカテ
ーテル1Bも含む。すなわち、バルーンカテーテル1B
は前方部2Fの基端部から途中に至るまで基端部2Bが
延設され、前記前方部2F内に補強体3が配置されてい
る。補強体3の基端部は基端部2Bの前方内壁面内に熱
溶着または接着剤等により接続されている。また補強体
3の基端部を前記基端部2Bの前方内壁面内に直接接着
することなく、該補強体3の前方部と略中腹部の側部を
前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの側部(外壁面)及
び前方部2Fの側部(内壁面)に熱溶着または接着剤等
により接着しても良い。補強体3は基端部から先端部方
向へ向けて先細りテーパー状に形成されたコアワイヤー
が使用されるが、これらのコアワイヤーと実質的に同様
の機能を果たすものであれば、何でも使用することがで
きる。本発明で「ガイドワイヤー用チューブ4A」と
は、ガイドワイヤーGWを通すチューブを全て含み、本
発明で前記「ガイドワイヤー用チューブ4A」を有する
「バルーンカテーテル」とは、図7、図8に示したいわ
ゆるラピッドエクスチェンジタイプといわれるバルーン
カテーテル1A、1Bの他に、図9(図10は図9のB
付近の断面図)に記載のいわゆるオーバーザワイヤータ
イプといわれるバルーンカテーテル1C(特願2000
−216873号の図3ないし図4に記載)も含む。す
なわちバルーンカテーテル1Cは、ガイドワイヤー用チ
ューブ14をバルーン15の先端からバルーン15内、
可とう性のシャフト12A内を経てコネクタ18後端の
開口部18Bに至るまで配置し、ガイドワイヤーを開口
部19Fから挿入しシャフト12内を経て開口部19B
から排出するように形成されている。シャフト12内に
はコネクタ18側部の開口部18Sとバルーン15内に
連通する流体ルーメン17が形成されている。
【0016】
【発明の作用効果】本発明のマーカー11、メッシュ状
マーカー11Aは、それ自体が柔軟であるため血管の屈
曲部への通過が容易である。また、合成樹脂または合成
ゴムに放射線不透過金属を添加したマーカー11の場
合、カテーテルチューブ4、ガイドワイヤー用チューブ
4A、14の外周に熱溶着等が可能であるためマーカー
11とカテーテルチューブ4、ガイドワイヤー用チュー
ブ4A、14間の段差を無くすことができる。カテーテ
ル1、1a及びバルーンカテーテル1A、1B、1C
は、カテーテルチューブ4、ガイドワイヤー用チューブ
4A、14の肉厚を薄くすることなくかつ、マーカー1
1とカテーテルチューブ4、ガイドワイヤー用チューブ
4A、14の段差をなくすことができるため、カテーテ
ルチューブ4、ガイドワイヤー用チューブ4A、14の
強度を低下させることがない。血管通過性もスエージン
グ加工のものと同じ効果を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマーカーの概略図
【図2】図1のマーカーを装着したカテーテルの概略図
【図3】図1のマーカーを装着したカテーテルの概略図
【図4】図3の縦断面図
【図5】本発明のメッシュ状マーカーを装着したカテー
テルの概略図
【図6】図3(図5)の使用状態図
【図7】本発明のバルーンカテーテルの一例を示す概略
図(断面図)
【図8】本発明のバルーンカテーテルの一例を示す概略
図(断面図)
【図9】本発明のバルーンカテーテルの一例を示す概略
【図10】図9のB付近の断面図
【図11】従来のガイドワイヤー用チューブの拡大図
【図12】図9の使用状態図
【図13】従来のカテーテルチューブの断面図
【図14】従来のカテーテルチューブの断面図
【符号の説明】
1、1a カテーテル 1A バルーンカテーテル 1B バルーンカテーテル 1C バルーンカテーテル 2、12A シャフト 2F 前方部 2B 基端部 2S 細径部 2S1 第一の細径部 2S2 第二の細径部 2SL スリット 3 補強体 3F 前方部 3M 中間部 3B 基端部 4 カテーテルチューブ 4A、14 ガイドワイヤー用チューブ 5、15 バルーン 6、16 ガイドワイヤールーメン 7、17 流体ルーメン 8、18 コネクタ 8B、18B、18S、19B 開口部(コネクタ) 8a、8b 管状体 9F、9B 、19F 開口部(ガイドワイヤー用チュー
ブ) 10 接着剤 11 マーカー 11A メッシュ状マーカー 12 固定チューブ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂または合成ゴムに40質量パーセ
    ント以上の放射線不透過性金属を含有させ円筒状に形成
    した、ことを特徴とするマーカー11。
  2. 【請求項2】放射線不透過性の細径線により円筒状に形
    成したことを特徴とするメッシュ状マーカー11A。
  3. 【請求項3】前記細径線は、放射線不透過性金属よりな
    る細径線であることを特徴とする請求項2に記載のメッ
    シュ状マーカー11A。
  4. 【請求項4】カテーテルチューブ4の外周に請求項1な
    いし請求項3に記載のマーカー11、メッシュ状マーカ
    ー11Aを装着した、ことを特徴とするカテーテル1、
    1a。
  5. 【請求項5】カテーテルチューブ4の外周に請求項1な
    いし請求項3に記載のマーカー11、メッシュ状マーカ
    ー11Aを装着するとともに、該マーカー11、メッシ
    ュ状マーカー11Aの両側に外周がテーパーに形成され
    た一対の固定チューブ12、12を装着し、前記マーカ
    ー11、メッシュ状マーカー11Aと前記固定チューブ
    12、12の間並びに前記固定チューブ12、12と前
    記カテーテルチューブ4の間に、段差が生じないように
    形成した、ことを特徴とするカテーテル1、1a。
  6. 【請求項6】ガイドワイヤー用チューブ4Aの外周に請
    求項1ないし請求項3に記載のマーカー11、メッシュ
    状マーカー11Aを装着した、ことを特徴とするバルー
    ンカテーテル1A、1B、1C。
  7. 【請求項7】ガイドワイヤー用チューブ4Aの外周に請
    求項1ないし請求項3に記載のマーカー11、メッシュ
    状マーカー11Aを装着するとともに、該マーカー1
    1、メッシュ状マーカー11Aの両側に外周がテーパー
    に形成された一対の固定チューブ12、12を装着し、
    前記マーカー11、メッシュ状マーカー11Aと前記固
    定チューブ12、12の間並びに前記固定チューブ1
    2、12と前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの間に、
    段差が生じないように形成した、ことを特徴とするバル
    ーンカテーテル1A、1B、1C。
  8. 【請求項8】シャフト2の先端にバルーン5を装着し、
    シャフト2は少なくとも可とう性の前方部2Fと少なく
    とも剛性の基端部2Bより構成され、 先端と後端にそれぞれ開口部9F、9Bを形成しかつガ
    イドワイヤールーメン6を有するガイドワイヤー用チュ
    ーブ4Aを前記前方部2Fの側面からバルーン5内を経
    てバルーン5の先端に至るまで配置し、 前記前方部2F内及びガイドワイヤー用チューブ4A外
    周の間に形成される流体ルーメン7内に補強体3を配置
    し、 前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの外周に請求項1な
    いし請求項3に記載のマーカー11、メッシュ状マーカ
    ー11Aを装着するとともに、該マーカー11、メッシ
    ュ状マーカー11Aの両側に外周がテーパーに形成され
    た一対の固定チューブ12、12を装着し、前記マーカ
    ー11、メッシュ状マーカー11Aと前記固定チューブ
    12、12並びに前記固定チューブ12、12と前記ガ
    イドワイヤー用チューブ4Aの間に、段差が生じないよ
    うに形成した、ことを特徴とするバルーンカテーテル1
    A、1B。
  9. 【請求項9】シャフト12Aの先端にバルーン15を装
    着し、 前記シャフト12Aの内部に先端と後端にそれぞれ開口
    部19F、19Bを形成しかつガイドワイヤールーメン
    16を有するガイドワイヤー用チューブ14を配置し、 前記ガイドワイヤー用チューブ14の外周に請求項1な
    いし請求項3に記載のマーカー11、メッシュ状マーカ
    ー11Aを装着するとともに、該マーカー11、メッシ
    ュ状マーカー11Aの両側に外周がテーパーに形成され
    た一対の固定チューブ12、12を装着し、前記マーカ
    ー11、メッシュ状マーカー11Aと前記固定チューブ
    12、12並びに前記固定チューブ12、12と前記ガ
    イドワイヤー用チューブ14の間に、段差が生じないよ
    うに形成した、ことを特徴とするバルーンカテーテル1
    C。
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