JP2002170197A - 巡回経路案内方法、システム、装置およびプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

巡回経路案内方法、システム、装置およびプログラムを記録した記録媒体

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JP2002170197A JP2000368721A JP2000368721A JP2002170197A JP 2002170197 A JP2002170197 A JP 2002170197A JP 2000368721 A JP2000368721 A JP 2000368721A JP 2000368721 A JP2000368721 A JP 2000368721A JP 2002170197 A JP2002170197 A JP 2002170197A
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Onchi Okamoto
穏治 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変化する交通状況に応じて最適な巡回経路を
リアルタイムで案内する巡回経路案内方法、システム、
装置およびプログラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 地図情報記憶部15で地図上の道路に沿
った移動にかかる時間の情報を含む地図情報を予め記憶
している。地図情報受付部11で、巡回すべき複数の地
点を示す情報である地点情報をユーザ端末2からインタ
ーネット4を介して受信して地点情報記憶部16に記録
し、地点間情報入力部12で、道路のリアルタイムの交
通状況の情報を含む地点間情報をインターネット4を介
して取得して地点間情報記憶部16に記録する。そし
て、最適経路抽出部13で、地図情報と地点情報と地点
間情報から複数の地点を最短の時間または距離で巡回す
る巡回経路を抽出し、抽出の結果をユーザ端末2に通知
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
利用したサービスの提供方法に関し、特に車両等の最適
な巡回経路をインターネットを通じてリアルタイムで提
供する巡回経路案内サービスの提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車やバイクによる宅配便等が一般化
している。宅配便は複数の場所を自動車で巡回して荷物
を配達するため、その巡回経路によって配達の効率が大
きく異なってくる。効率的に巡回すれば時間的のみでな
く、消費する自動車の燃料についても削減することがで
きる。
【0003】また、トラックによる配送など自動車等で
荷物を配送する業種は多く、また、荷物を配送しなくて
も自動車で得意先をまわる営業セールス、自動車で移動
しながらの宣伝広報活動、選挙活動、介護サービスなど
のように複数の場所を巡回する業務も多い。
【0004】複数の地点を効率的に巡回する経路を得る
ための従来の方法として、車載ナビゲーション装置にあ
るように、予め記録しておいた情報に基づいて、与えら
れた地点間の最短距離を算出する方法がある。
【0005】この方法によれば、複数地点を最短距離で
巡回する経路を得ることができる。
【0006】一方、近年、インターネットが広く普及し
て一般化するにしたがって、インターネットで公衆に様
々な情報が提供されており、また様々なサービスが提供
されるようになってきている。また、インターネット上
で情報やサービスを提供する様々なビジネスが生まれて
いる。
【0007】そのような状況の中、インターネットでも
地図情報や経路情報が提供されている。インターネット
で提供されているこれらの情報としては、ホームページ
に目的地の周辺地図が閲覧可能に掲載されており、利用
者は目的地の条件を入力することでその周辺地図を閲覧
することができるものが一般的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】事故によって、あるい
は自然に発生する交通渋滞や、道路工事などによる通行
止めや片側交互通行など交通状況は刻々と変化してお
り、それにより最適な巡回経路も変化する。
【0009】予め記録しておいた情報に基づいて最適な
巡回経路を算出する従来の方法では、記録された情報に
基づいて算出するため交通状況の変化に対応することは
できず、必ずしもその時点での最適な巡回経路を得るこ
とはできない。
【0010】また、インターネットで提供された情報か
ら最適な巡回経路を得るためには、巡回する者が経験に
基づいて地図情報から最適な巡回経路を推測する必要が
ある。また、地図情報からは交通状況を知ることはでき
ず、やはり、必ずしもその時点における最適な巡回経路
を得ることはできない。
【0011】その時点での最適な巡回経路を得るために
は、上記したような方法で得た巡回経路をラジオ等の交
通情報に基づいて変更する必要があり、また最適な巡回
経路を得るには経験により得られた知識が必要であっ
た。
【0012】また、上記した従来の方法では、決定した
巡回経路が最適なものであるか否かを確認することは不
可能であった。
【0013】本発明の目的は、変化する交通状況に応じ
て最適な巡回経路をリアルタイムで案内する巡回経路案
内方法、システム、装置およびプログラムを記録した記
録媒体を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の巡回経路案内方法は、ユーザの要求に応じ
て複数の地点を巡回する最適な巡回経路をインターネッ
トを通じて提供するための巡回経路案内方法であって、
予め、地図上の道路に沿った移動にかかる時間の情報を
含む地図情報を記憶しておき、巡回すべき複数の前記地
点を示す情報である地点情報を前記インターネットを介
して受信して記録するステップと、前記道路のリアルタ
イムの交通状況の情報を含む地点間情報を前記インター
ネットを介して取得して記録するステップと、前記地図
情報と前記地点情報と前記地点間情報から複数の前記地
点を最短の時間で巡回する前記巡回経路を抽出するステ
ップと、抽出の結果を前記ユーザに前記インターネット
を介して通知するステップを有している。
【0015】したがって、インターネットを通じて地点
情報および地点間情報が取得され、地点情報と地点間情
報と予め記録されている地図情報に基づいて最短時間経
路が抽出されてインターネットを通じて通知されるの
で、その時点の状況に応じた最短時間の巡回経路をリア
ルタイムで容易に得ることができる。
【0016】本発明の他の巡回経路案内方法は、ユーザ
の要求に応じて複数の地点を巡回する最適な巡回経路を
インターネットを通じて提供するための巡回経路案内方
法であって、予め、地図上の道路に沿った距離の情報を
含む地図情報を記憶しておき、巡回すべき複数の前記地
点を示す情報を含む地点情報を前記インターネットを介
して受信して記録するステップと、前記道路のリアルタ
イムの交通状況の情報を含む地点間情報を前記インター
ネットを介して取得して記録するステップと、前記地図
情報と前記地点情報と前記地点間情報から複数の前記地
点を最短の距離で巡回する前記巡回経路を抽出するステ
ップと、抽出の結果を前記ユーザに前記インターネット
を介して通知するステップを有している。
【0017】したがって、インターネットを通じて地点
情報および地点間情報が取得され、地点情報と地点間情
報と予め記録されている地図情報に基づいて最短時間経
路が抽出されてインターネットを通じて通知されるの
で、その時点の状況に応じた最短距離の巡回経路をリア
ルタイムで容易に得ることができる。
【0018】本発明の実施態様によれば、前記地点情報
は、前記ユーザの出発位置、それぞれの前記地点の位
置、必要な場合に定められる前記地点に荷物を配達すべ
き時間帯である指定配達時間帯の情報を含み、前記出発
位置から出発し、定められた前記指定配達時間帯にその
地点に到着し、前記地点を巡回する巡回経路を抽出す
る。
【0019】本発明の実施態様によれば、記録した前記
地点情報および前記地点間情報をそれ以降の前記巡回経
路の抽出に用いる。
【0020】本発明の実施態様によれば、前記地点間情
報の交通状況に応じて、通行止めの道路を通過せず、片
側交互通行または交通渋滞の道路の通過には所定時間か
かるものとして前記巡回経路を抽出する。
【0021】本発明の実施態様によれば、前記地点間情
報の交通状況に応じて、通行止めの道路を通過しないよ
うに最短距離の前記巡回経路を抽出する。
【0022】本発明の巡回経路案内システムは、ユーザ
の要求に応じて複数の地点を巡回する最適な巡回経路を
インターネットを通じて提供する巡回経路案内システム
であって、地図上の道路に沿った移動にかかる時間の情
報を含む地図情報を予め記憶しており、巡回すべき複数
の前記地点を示す情報である地点情報を前記インターネ
ットを介して受信して記録し、前記道路のリアルタイム
の交通状況の情報を含む地点間情報を前記インターネッ
トを介して取得して記録し、前記地図情報と前記地点情
報と前記地点間情報から複数の前記地点を最短の時間で
巡回する前記巡回経路を抽出し、抽出結果を前記ユーザ
に前記インターネットを介して通知する巡回経路案内装
置と、前記地点情報の少なくとも一部の情報を作成して
前記巡回経路案内装置に送信し、前記巡回経路案内装置
から通知された前記抽出結果を受信するユーザ端末と、
前記地点間情報の少なくとも一部の情報を作成して前記
巡回経路案内装置に与える情報提供装置を有している。
【0023】本発明の他の巡回経路案内システムは、ユ
ーザの要求に応じて複数の地点を巡回する最適な巡回経
路をインターネットを通じて提供する巡回経路案内シス
テムであって、地図上の道路に沿った距離の情報を含む
地図情報を予め記憶しており、巡回すべき複数の前記地
点を示す情報を含む地点情報を前記インターネットを介
して受信して記録し、前記道路のリアルタイムの交通状
況の情報を含む地点間情報を前記インターネットを介し
て取得して記録し、前記地図情報と前記地点情報と前記
地点間情報から複数の前記地点を最短の距離で巡回する
前記巡回経路を抽出し、抽出結果を前記ユーザに前記イ
ンターネットを介して通知する巡回経路案内装置と、前
記地点情報の少なくとも一部の情報を作成して前記巡回
経路案内装置に送信し、前記巡回経路案内装置から通知
された前記抽出結果を受信するユーザ端末と、前記地点
間情報の少なくとも一部の情報を作成して前記巡回経路
案内装置に与える情報提供装置を有している。
【0024】本発明の実施態様によれば、前記地点情報
は、前記ユーザの出発位置、それぞれの前記地点の位
置、必要な場合に定められる前記地点に荷物を配達すべ
き時間帯である指定配達時間帯の情報を含み、前記巡回
経路案内装置は、前記出発位置から出発し、定められた
前記指定配達時間帯にその地点に到着し、前記地点を巡
回する巡回経路を抽出する。
【0025】本発明の実施態様によれば、前記巡回経路
案内装置は、記録した前記地点情報および前記地点間情
報をそれ以降の前記巡回経路の抽出に用いる。
【0026】本発明の実施態様によれば、前記巡回経路
案内装置は、前記地点間情報の交通状況に応じて、通行
止めの道路を通過せず、片側交互通行または交通渋滞の
道路の通過には所定時間かかるものとして前記巡回経路
を抽出する。
【0027】本発明の実施態様によれば、前記巡回経路
案内装置は、前記地点間情報の交通状況に応じて、通行
止めの道路を通過しないように最短距離の前記巡回経路
を抽出する。
【0028】本発明の巡回経路案内装置は、ユーザの要
求に応じて複数の地点を巡回する最適な巡回経路をイン
ターネットを通じて提供する巡回経路案内装置であっ
て、地図上の道路に沿った移動にかかる時間の情報を含
む地図情報を予め記憶した地図情報記憶手段と、巡回す
べき複数の前記地点を示す情報である地点情報を前記イ
ンターネットを介して受信して記録する地点情報受付手
段と、前記道路のリアルタイムの交通状況の情報を含む
地点間情報を前記インターネットを介して取得して記録
する地点間情報入力手段と、前記地図情報と前記地点情
報と前記地点間情報から複数の前記地点を最短の時間で
巡回する前記巡回経路を抽出し、抽出の結果を前記ユー
ザに前記インターネットを介して通知する最適経路抽出
手段を有している。
【0029】本発明の他の巡回経路案内装置は、ユーザ
の要求に応じて複数の地点を巡回する最適な巡回経路を
インターネットを通じて提供する巡回経路案内装置であ
って、地図上の道路に沿った距離の情報を含む地図情報
を予め記憶した地図情報記憶手段と、巡回すべき複数の
前記地点を示す情報を含む地点情報を前記インターネッ
トを介して受信して記録する地点情報受付手段と、前記
道路のリアルタイムの交通状況の情報を含む地点間情報
を前記インターネットを介して取得して記録する地点間
情報入力手段と、前記地図情報と前記地点情報と前記地
点間情報から複数の前記地点を最短の距離で巡回する前
記巡回経路を抽出し、抽出の結果を前記ユーザに前記イ
ンターネットを介して通知する最適経路抽出手段を有し
ている。
【0030】本発明の記録媒体は、ユーザの要求に応じ
て複数の地点を巡回する最適な巡回経路をインターネッ
トを通じて提供するための巡回経路案内プログラムを記
録した記録媒体であって、巡回すべき複数の前記地点を
示す情報である地点情報を前記インターネットを介して
受信して記録する処理と、前記道路のリアルタイムの交
通状況の情報を含む地点間情報を前記インターネットを
介して取得して記録する処理と、地図上の道路に沿った
移動にかかる時間の情報を含む地図情報と前記地点情報
と前記地点間情報から複数の前記地点を最短の時間で巡
回する前記巡回経路を抽出する処理と、抽出の結果を前
記ユーザに前記インターネットを介して通知する処理を
情報処理装置に実行させるための巡回経路案内プログラ
ムを記録している。
【0031】本発明の他の記録媒体は、ユーザの要求に
応じて複数の地点を巡回する最適な巡回経路をインター
ネットを通じて提供するための巡回経路案内プログラム
を記録した記録媒体であって、巡回すべき複数の前記地
点を示す情報を含む地点情報を前記インターネットを介
して受信して記録する処理と、前記道路のリアルタイム
の交通状況の情報を含む地点間情報を前記インターネッ
トを介して取得して記録する処理と、地図上の道路に沿
った距離の情報を含む地図情報と前記地点情報と前記地
点間情報から複数の前記地点を最短の距離で巡回する前
記巡回経路を抽出する処理と、抽出の結果を前記ユーザ
に前記インターネットを介して通知する処理を情報処理
装置に実行させるための巡回経路案内プログラムを記録
している。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図面を
参照して詳細に説明する。
【0033】本発明はユーザから指定された複数の地点
を巡回する最適な経路を抽出し、抽出された最適な経路
をインターネットを通じてユーザに提供するサービスを
実現するためのものである。
【0034】なお、複数の地点を巡回するような業種や
業務はさまざまであるが、本実施形態では宅配便ビジネ
スの荷物の配送を例にとって説明する。この例では巡回
する複数の地点は全て巡回者が属する営業所の配達区域
内にあり、巡回者は予め定められた巡回地点を自動車で
巡回してそれぞれの地点で荷物を届ける。荷物にはその
荷物を届けるべき指定配達時間帯が指定されているもの
がある。配達区域内の交通状況は刻々と変化しており、
同一の経路でも通る時間によって所用時間が異なる場合
がある。
【0035】図1は、本発明の一実施形態の巡回経路案
内システムの構成を示すブロック図である。
【0036】図1を参照すると、本実施形態の巡回経路
案内システムは巡回経路案内装置1と、パーソナルコン
ピュータ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)などのユ
ーザ端末2と、交通情報提供装置3を有している。そし
て、巡回経路案内装置1、ユーザ端末2および交通情報
提供装置3はインターネット4を介して互いにデータを
送受信可能に接続されている。
【0037】ユーザ端末2は、巡回者あるいは巡回経路
の計画を作成する者(ユーザ)によって用いられるパー
ソナルコンピュータ、携帯電話、携帯情報端末(PD
A)などであり、インターネット4を通じて巡回経路案
内装置1にアクセスしてデータを送受信し、表示するこ
とができる。
【0038】交通情報提供装置3は通行止め、片側交互
通行あるいは交通渋滞の交通状況の情報をインターネッ
ト4を通じて提供する既存の装置である。
【0039】巡回経路案内装置1はユーザから指定され
た複数の地点を最短の時間または最短の距離で巡回する
巡回経路を抽出し、ユーザに提供する。
【0040】図2は本実施形態の巡回経路案内装置1の
構成を示すブロック図である。
【0041】図2を参照すると、巡回経路案内装置1は
処理部10と記憶部14を有している。
【0042】処理部10は地点情報受付部11と地点間
情報入力部12と最適経路抽出部13を有しており、記
憶部14は地点情報記憶部15と地点間情報記憶部16
と地図情報記憶部17を有している。
【0043】地点情報記憶部15はユーザ端末2の出発
位置、ユーザから指定された複数の巡回地点を含む情報
を地点情報として記憶している。
【0044】地点間情報記憶部16は通行止め、片側交
互通行、交通渋滞などの道路の交通状況を地点間情報と
して記憶している。
【0045】地図情報記憶部17は、配達区域内全域の
地図情報を予め記憶している。地図情報には2地点間の
距離を算出するための距離情報と、2点間の移動にかか
る通過時間の時間情報が含まれている。
【0046】地点情報受付部11はユーザ端末2から地
点情報を受信して地点情報記憶部15に記録する。
【0047】地点間情報入力部12は交通情報提供装置
3にアクセスし、地点間情報を受信して地点間情報記憶
部16に記録する。
【0048】最適経路抽出部13は地点情報記憶部15
から地点情報を取り出し、地点間情報記憶部16から地
点間情報を取り出し、地図情報記憶部17の地図情報を
参照しながら時間が最短の巡回経路および距離が最短の
巡回経路を抽出し、最適経路情報としてユーザ端末2に
送信する。ユーザ端末2で受信された最適経路情報は画
面に表示される。
【0049】次に、本実施形態の巡回経路案内システム
の動作について説明する。
【0050】図3は、本実施形態の巡回経路案内システ
ムの動作の一例を示すシーケンス図である。
【0051】図4は地点情報の内容の一例を示すデータ
構成図である。
【0052】図5は地点間情報の内容の一例を示すデー
タ構成図である。
【0053】図6は巡回経路案内装置1の処理の流れを
示すフローチャートである。
【0054】図3を参照すると、巡回者はユーザ端末2
で巡回経路案内装置1にアクセスし、画面表示にしたが
って地点情報を作成して送信する。
【0055】図4に示すように、地点情報には出発時
刻、出発位置、複数の巡回地点の住所、それぞれの巡回
地点の指定配達時間帯および巡回済か否かを含む情報が
記述されている。
【0056】地点情報を受信した巡回経路案内装置1で
は、その地点情報が地点情報受付部11で受け付けられ
て地点情報記憶部15に記録される。地点情報を記録し
た巡回経路案内装置1はインターネット4を介して交通
情報提供装置3にアクセスし、地点間情報を取得して地
点間情報記憶部16に記録する。
【0057】次に、巡回経路案内装置1は、最適経路抽
出部13で最短時間の巡回経路(最短距離経路)および
最短距離の巡回経路(最短時間経路)を抽出する。
【0058】最適経路抽出部13において最短距離経路
を抽出する際には地図情報に含まれる距離情報が用いら
れる。このとき、経路内に通行止めがあればその経路は
除外される。
【0059】また、最適経路抽出部13において最短時
間経路を抽出する際、移動時間の計算に地図情報の中の
時間情報が用いられ、各地点での作業時間としては予め
設定された所定時間が用いられる。このとき、通行止め
のある経路は除外され、片側交互通行や交通渋滞があれ
ばその所要時間は補正される。例えば、片側交互通行で
は通常の3倍の時間、交通渋滞では5倍の時間とする。
また、交通渋滞ではその程度によって複数段階の補正を
行ってもよい。
【0060】さらに、巡回地点に指定配達時間帯が既定
されている場合、その経路で巡回すると、その地点に到
着する時刻が指定配達時間帯の範囲外となる経路は除外
される。
【0061】最短時間経路および最短距離経路が抽出さ
れた後、これらは最適経路情報として巡回経路案内装置
1からユーザ端末2に送信される。最適経路情報はユー
ザ端末2に画面表示され、巡回者はユーザ端末2の画面
に表示された最適経路情報に基づいて巡回を開始すれば
よい。なお、ユーザ端末2は予め配達区域内の地図情報
を記憶していてもよい。この場合、ユーザ端末2の画面
に最適時間経路および最適距離経路を地図とともに画像
表示することができる。また、最適経路情報に地図情報
を含めてもよい。この場合にも、ユーザ端末2の画面に
最適時間経路および最適距離経路を地図とともに画像表
示することができる。
【0062】最適経路情報には、最短時間経路と最短距
離経路が含まれているが、最短時間経路によれば時間を
短縮することができ、最短距離経路によれば自動車の燃
料を節約することができる。巡回者はこれら経路のいず
れかを選択すればよい。
【0063】そして、巡回者は次の地点に到着し作業を
終えたときに、ユーザ端末2で再度、巡回経路案内装置
1にアクセスして最適な巡回経路の抽出を行う。以降、
同様にして1地点の配達が終了する毎にその時点で最適
な巡回経路を再度抽出する。
【0064】図6は最適な巡回経路を再度抽出するとき
にユーザ端末2から巡回経路案内装置1に与える地点情
報の一例を示すデータ構成図である。
【0065】図6を参照すると、巡回済欄に“○”が付
された巡回地点は既に巡回を終えた地点である。前回、
巡回経路案内装置1に与えた地点情報(図4)を修正し
て用いることができる。
【0066】図4に示すような地点情報をユーザ端末2
から巡回経路案内装置1に与えると、巡回経路案内装置
1では巡回済でない地点を巡回する最適な経路が抽出さ
れる。
【0067】図7は本実施形態の巡回経路案内装置1の
動作を示すフローチャートである。
【0068】図7に示すように、本実施形態の巡回経路
案内装置1は、ユーザ端末2から地点情報が入力される
と(ステップ101)、交通情報取得提供装置3にアク
セスして地点間情報を取得し(ステップ102)、地点
情報、地点間情報、地図情報に基づいて最適経路を抽出
し(ステップ103)、ユーザ端末2に最適経路情報を
送信する(ステップ104)。
【0069】本実施形態の巡回経路案内システムによれ
ば、ユーザがユーザ端末2でインターネット4を通じて
巡回経路案内装置1にアクセスして地点情報を入力する
と、巡回経路案内装置1で交通情報取得装置3から地点
間情報が取得され、地点情報と地点間情報と予め記録さ
れている地図情報に基づいて最短時間経路、最短距離経
路が抽出され、それらがインターネット4を通じてユー
ザ端末2に通知されるので、その時点の状況に応じた最
適な経路をリアルタイムで容易に得ることができ、容易
に最短時間あるいは最短距離で巡回することが可能とな
る。
【0070】なお、本実施形態において巡回者は各地点
で最適な巡回経路を再度抽出しなくてもよい。その場
合、巡回者は配達先が不在であったために後に再度同じ
配達先を巡回する場合や、道路の交通状況が変化した場
合など必要に応じて再度最適な巡回経路の抽出を行って
計画を変更する。
【0071】また、本実施形態において交通情報提供装
置3は既存のサイトの装置ではなく、通行止め、片側交
互通行あるいは交通渋滞の情報をインターネット4を通
じて提供する本システムに専用の装置であってもよい。
【0072】さらに、ユーザ端末2はGPS受信機を搭
載した携帯電話やPDAあるいは通信システムから位置
情報を取得できるPHS端末のようにその位置を検出可
能な装置であってもよい。この場合、出発位置として現
在位置を使用するときにはユーザ端末2自身が自動的に
位置情報を取得して地点情報に記述してもよい。これに
よればユーザは出発位置を入力する必要がない。
【0073】さらに、図8に示すように本実施形態にお
いて地点情報に各地点での予想作業時間を含めてもよ
い。予想作業時間はユーザ端末2から入力され、ユーザ
端末2から巡回経路案内装置1に送信され、地点情報記
憶部15に各地点に対応して記述される。この場合、巡
回時間は各地点毎の予想作業時間を用いて計算されるの
で、巡回時間の精度が高くなる。
【0074】さらに、本実施形態において荷物の配達作
業と収集作業とを行ってもよい。この場合、図9に示す
ように地点情報に各地点で荷物を配達するのか収集する
のかの情報を含めてもよい。配達/収集種別はユーザ端
末2から入力され、ユーザ端末2から巡回経路案内装置
1に送信され、各地点に対応して地点情報記憶部15に
記述される。
【0075】自動車の荷台に空きスペース無いほど多く
の荷物を積載して出発する場合、配達作業を初めに行う
必要がある。巡回経路案内装置1では配達/収集種別を
用いて優先的に配達作業を行なうような巡回経路を選択
してもよく、収集した荷物を荷台に載せられないという
ことが防げる。
【0076】さらに、図10に示すように地点情報に各
地点で配達する荷物の指定配達時刻を与えてもよい。指
定配達時刻はユーザ端末2から入力され、ユーザ端末2
から巡回経路案内装置1に送信され、地点情報記憶部1
5に各地点に対応して記述される。指定配達時刻とは、
所定の時刻に正確に到達することが必要な場合に指定さ
れる時刻である。巡回者はその地点に指定配達時刻以前
に到着しておき、指定配達時刻まで待って訪問する。巡
回経路案内装置1がこの条件を課して配達経路を最適化
することで、顧客の指定時刻を忠実に考慮しつつ、効率
的に巡回することが可能になる。
【0077】さらに、図11に示すように地点情報に、
各定点で配達する荷物の大きさおよび重さを含む荷物属
性を与えてもよい。荷物属性はユーザ端末2から入力さ
れ、ユーザ端末2から巡回経路案内装置1に送信され、
地点情報記憶部15に各地点に対応して記述される。荷
物を収集する地点がある場合に、巡回経路案内装置1で
荷物属性を用いて荷物を集積可能か否かを判定すること
ができるので、最適経路情報に基づいて巡回したとき
に、荷台の空スペースが無い、あるいは積載重量の制限
を超えるなどにより荷物を収集できないということがな
くなる。
【0078】さらに、各地点の訪問相手が不在である時
間帯が予め判っている場合には、図12に示すように地
点情報に不在時間帯情報を含めてもよい。不在時間帯は
ユーザ端末2から入力され、ユーザ端末2から巡回経路
案内装置1に送信され、地点情報記憶部15に各地点に
対応して記述される。この場合、最適巡回経路の抽出に
おいて到着する時刻がその地点の不在時間帯となるよう
な巡回経路は除外されるので、不在を避けて効率的に巡
回することができる。
【0079】さらに、図13に示すように地点情報に各
地点の顧客要求条件を与えてもよい。顧客要求条件は不
在であった配達先から電話等で宅配便集荷センタへ連絡
され、そこから配達人の携帯電話等に連絡される。それ
がユーザ端末2から入力され、ユーザ端末2から巡回経
路案内装置1に送信され、地点情報記憶部15に各地点
に対応して記述される。顧客要求条件とは不在配達先か
らの再配達依頼情報であり、指定配達時間帯あるいは指
定配達時刻を含む場合がある。巡回経路案内装置1は、
顧客要求条件を含めて配達経路を再び最適化することが
でき、顧客サービスの向上と配達業務の効率化ができ
る。
【0080】なお、本実施形態において地点間情報に天
候情報を含めてもよい。この場合、天候情報は巡回時間
の計算において2点間の通過時間を補正するために用い
られるので天候による巡回時間のずれが少なくなる。例
えば、悪天候においては地点間の通過時間が通常よりも
長くなることが予想されるので、通過時間を一律30%
増しで計算するようなことが考えられる。この天候情報
はユーザ端末2から入力してもよく、またインターネッ
ト4上で提供されている情報を用いてもよい。インター
ネット4で提供されている情報を用いる場合、巡回経路
案内装置1は自動的にそれを提供するサイトにアクセス
して天候情報を取得する。
【0081】また、地点間情報に主要な道路の予想通過
時間の情報を含めてもよい。この場合、2点間の通過時
間にはこの予想通過時間が用いられる。この予想通過時
間は、ユーザ端末2から入力してもよく、またインター
ネット4上で提供されている情報を用いてもよい。イン
ターネット4で提供されている情報を用いる場合、巡回
経路案内装置1は自動的にそれを提供するサイトにアク
セスして予想通過時間の情報を取得する。この場合、主
要な道路の予想通過時間としてリアルタイムな情報を用
いるので、巡回時間の算出の精度が高くなる。
【0082】さらに、地点間情報に催物・イベント情報
を含めてもよい。催物・イベント情報には、マラソンや
パレードによって道路が通行止め、通行制限される時間
帯の情報が示されており経路の抽出に考慮される。通行
止めあるいは通行制限された道路を経由しない巡回経路
を抽出することができるので、抽出された巡回経路で確
実に巡回することができる。例えば、マラソン等によっ
て通行止めとなる道路を通行止めされる時間帯に通過す
る経路を除外する。
【0083】なお、地点情報記憶部15に記憶された地
点情報および地点間情報記憶部16に記憶された地点間
情報はそのときの経路抽出だけでなく、以降の巡回経路
の抽出に共有情報として用いてもよい。
【0084】なお、本実施形態における最適経路とし
て、自動車のガソリン等の燃料使用量が最低となるよう
な経路を抽出してもよい。通常、宅配便では同車種の自
動車が複数用いられているので、距離に対する標準的な
燃料使用量を予め定めておくことができる。またさら
に、地点間情報に主要な道路の標準的な燃料使用量の情
報を含めてもよい。例えば、主要な道路における過去の
燃料使用量を記録しておき、その平均をとることで標準
的な燃料使用量を算出することができる。
【0085】巡回経路案内装置1は、渋滞している道路
では標準的な燃料使用量に対して補正を加え、予想燃料
使用量を算出することができる。また、巡回経路案内装
置1は、そのときの積載重量により燃料使用量を補正し
てもよい。したがって、燃料消費が最小となる経路で巡
回することができ経済的である、またCO2の排出など
低減され環境への悪影響も低減できる。
【0086】本実施形態の巡回経路案内システムにおい
て巡回経路案内装置1は最適経路の抽出とは関係なく、
定期的に交通情報提供装置3にアクセスして地点間情報
を取得することとしてもよい。
【0087】図14は定期的に地点間情報を更新する巡
回経路案内システムの地点間情報更新動作の一例を示す
シーケンス図である。
【0088】図15は定期的に地点間情報を更新する巡
回経路案内システムの最適経路の抽出動作の一例を示す
シーケンス図である。
【0089】図14を参照すると、巡回経路案内装置1
は一定時間毎に交通情報提供装置3にアクセスして地点
間情報を取得し、地点間情報記録部16の内容を更新す
る。これにより、巡回経路案内装置1の地点間情報は常
に最新に保たれる。
【0090】図15を参照すると、ユーザ端末2から巡
回経路案内装置1に地点情報が通知されると、巡回経路
案内装置1では最適な経路の抽出に地点間情報記録部1
6に記録され定期的に更新されている地点間情報が用い
られ、抽出された最適経路情報がユーザ端末2に通知さ
れる。
【0091】これによれば、地点間情報は定期的に更新
されているので、巡回経路案内装置1は最適な巡回経路
の抽出の度に交通情報提供装置3にアクセスする必要が
なく、巡回経路の抽出に要する時間が短縮される。
【0092】次に、本発明の他の実施形態の巡回経路案
内装置について説明する。
【0093】図16は本発明の他の実施形態の巡回経路
案内装置の構成を示すブロック図である。
【0094】図16を参照すると、本発明の他の実施形
態の巡回経路案内装置は入力装置21と出力装置22と
記憶装置23と記録媒体24と情報処理装置25を有し
ている。
【0095】入力装置21は、操作者が巡回経路案内装
置の操作を行うために用いるキーボードやマウスなどで
ある。
【0096】出力装置22は、操作者が巡回経路の状態
や記憶しているデータを表示させるためのディスプレイ
や印刷させるためのプリンタなどである。
【0097】記憶装置23は、図2の巡回経路案内装置
の記憶部14と同様に地点情報、地点間情報および地図
情報を記憶する。
【0098】記録媒体24は、フロッピー(登録商標)
ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク等の記録媒体
であり、図2中の地点情報受付部11から最適経路抽出
部13までの各部の処理からなる巡回経路案内プログラ
ムが記録されている。
【0099】情報処理装置25は、CPU、入出力イン
タフェース等を含み、記録媒体24から巡回経路案内プ
ログラムを読み取り、記憶装置23に格納した後、これ
を実行する。
【0100】
【発明の効果】本発明によれば、インターネットを通じ
て地点情報および地点間情報が取得され、地点情報と地
点間情報と予め記録されている地図情報に基づいて最短
時間または最短距離の経路が抽出されてインターネット
を通じて通知されるので、その時点の状況に応じた最短
時間の巡回経路をリアルタイムで容易に得ることがで
き、複数地点を容易に最短時間あるいは最短距離で巡回
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の巡回経路案内システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の巡回経路案内装置1の構成を示す
ブロック図である。
【図3】本実施形態の巡回経路案内システムの動作の一
例を示すシーケンス図である。
【図4】地点情報の内容の一例を示すデータ構成図であ
る。
【図5】地点間情報の内容の一例を示すデータ構成図で
ある。
【図6】巡回経路案内装置の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図7】本実施形態の巡回経路案内装置1の動作を示す
フローチャートである。
【図8】各地点での予想作業時間を含めた地点情報の内
容の一例を示すデータ構成図である。
【図9】各地点で荷物を配達するのか収集するのかの情
報を含めた地点情報の内容の一例を示すデータ構成図で
ある。
【図10】各地点で配達する荷物の指定優先順位を含め
た地点情報の内容の一例を示すデータ構成図である。
【図11】各定点で配達する荷物の大きさ、重さおよび
貴重品度を含む荷物属性を与えた地点情報の内容の一例
を示すデータ構成図である。
【図12】不在時間帯情報を含めた地点情報の内容の一
例を示すデータ構成図である。
【図13】各地点の顧客要求条件を含めた地点情報の内
容の一例を示すデータ構成図である。
【図14】定期的に地点間情報を更新する巡回経路案内
システムの地点間情報更新動作の一例を示すシーケンス
図である。
【図15】定期的に地点間情報を更新する巡回経路案内
システムの最適経路の抽出動作の一例を示すシーケンス
図である。
【図16】他の実施形態の巡回経路案内装置の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 巡回経路案内装置 10 処理装置 11 地点情報受付部 12 地点間情報入力部 13 最適経路抽出部 14 記憶部 15 地点情報記憶部 16 地点間情報記憶部 17 地図情報記憶部 2 ユーザ端末 3 交通情報提供装置 4 インターネット 21 入力装置 22 出力装置 23 記憶装置 24 記録媒体 25 情報処理装置 101〜104 ステップ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの要求に応じて複数の地点を巡回
    する最適な巡回経路をインターネットを通じて提供する
    ための巡回経路案内方法であって、 予め、地図上の道路に沿った移動にかかる時間の情報を
    含む地図情報を記憶しておき、 巡回すべき複数の前記地点を示す情報である地点情報を
    前記インターネットを介して受信して記録するステップ
    と、 前記道路のリアルタイムの交通状況の情報を含む地点間
    情報を前記インターネットを介して取得して記録するス
    テップと、 前記地図情報と前記地点情報と前記地点間情報から複数
    の前記地点を最短の時間で巡回する前記巡回経路を抽出
    するステップと、 抽出の結果を前記ユーザに前記インターネットを介して
    通知するステップを有する巡回経路案内方法。
  2. 【請求項2】 ユーザの要求に応じて複数の地点を巡回
    する最適な巡回経路をインターネットを通じて提供する
    ための巡回経路案内方法であって、 予め、地図上の道路に沿った距離の情報を含む地図情報
    を記憶しておき、 巡回すべき複数の前記地点を示す情報を含む地点情報を
    前記インターネットを介して受信して記録するステップ
    と、 前記道路のリアルタイムの交通状況の情報を含む地点間
    情報を前記インターネットを介して取得して記録するス
    テップと、 前記地図情報と前記地点情報と前記地点間情報から複数
    の前記地点を最短の距離で巡回する前記巡回経路を抽出
    するステップと、 抽出の結果を前記ユーザに前記インターネットを介して
    通知するステップを有する巡回経路案内方法。
  3. 【請求項3】 前記地点情報は、前記ユーザの出発位
    置、それぞれの前記地点の位置、必要な場合に定められ
    る前記地点に荷物を配達すべき時間帯である指定配達時
    間帯の情報を含み、 前記出発位置から出発し、定められた前記指定配達時間
    帯にその地点に到着し、前記地点を巡回する巡回経路を
    抽出する、請求項1または2記載の巡回経路案内方法。
  4. 【請求項4】 記録した前記地点情報および前記地点間
    情報をそれ以降の前記巡回経路の抽出に用いる、請求項
    1または2記載の巡回経路案内方法。
  5. 【請求項5】 前記地点間情報の交通状況に応じて、通
    行止めの道路を通過せず、片側交互通行または交通渋滞
    の道路の通過には所定時間かかるものとして前記巡回経
    路を抽出する、請求項1記載の巡回経路案内方法。
  6. 【請求項6】 前記地点間情報の交通状況に応じて、通
    行止めの道路を通過しないように最短距離の前記巡回経
    路を抽出する、請求項2記載の巡回経路案内方法。
  7. 【請求項7】 ユーザの要求に応じて複数の地点を巡回
    する最適な巡回経路をインターネットを通じて提供する
    巡回経路案内システムであって、 地図上の道路に沿った移動にかかる時間の情報を含む地
    図情報を予め記憶しており、巡回すべき複数の前記地点
    を示す情報である地点情報を前記インターネットを介し
    て受信して記録し、前記道路のリアルタイムの交通状況
    の情報を含む地点間情報を前記インターネットを介して
    取得して記録し、前記地図情報と前記地点情報と前記地
    点間情報から複数の前記地点を最短の時間で巡回する前
    記巡回経路を抽出し、抽出結果を前記ユーザに前記イン
    ターネットを介して通知する巡回経路案内装置と、 前記地点情報の少なくとも一部の情報を作成して前記巡
    回経路案内装置に送信し、前記巡回経路案内装置から通
    知された前記抽出結果を受信するユーザ端末と、 前記地点間情報の少なくとも一部の情報を作成して前記
    巡回経路案内装置に与える情報提供装置を有する巡回経
    路案内システム。
  8. 【請求項8】 ユーザの要求に応じて複数の地点を巡回
    する最適な巡回経路をインターネットを通じて提供する
    巡回経路案内システムであって、 地図上の道路に沿った距離の情報を含む地図情報を予め
    記憶しており、巡回すべき複数の前記地点を示す情報を
    含む地点情報を前記インターネットを介して受信して記
    録し、前記道路のリアルタイムの交通状況の情報を含む
    地点間情報を前記インターネットを介して取得して記録
    し、前記地図情報と前記地点情報と前記地点間情報から
    複数の前記地点を最短の距離で巡回する前記巡回経路を
    抽出し、抽出結果を前記ユーザに前記インターネットを
    介して通知する巡回経路案内装置と、 前記地点情報の少なくとも一部の情報を作成して前記巡
    回経路案内装置に送信し、前記巡回経路案内装置から通
    知された前記抽出結果を受信するユーザ端末と、 前記地点間情報の少なくとも一部の情報を作成して前記
    巡回経路案内装置に与える情報提供装置を有する巡回経
    路案内システム。
  9. 【請求項9】 前記地点情報は、前記ユーザの出発位
    置、それぞれの前記地点の位置、必要な場合に定められ
    る前記地点に荷物を配達すべき時間帯である指定配達時
    間帯の情報を含み、 前記巡回経路案内装置は、前記出発位置から出発し、定
    められた前記指定配達時間帯にその地点に到着し、前記
    地点を巡回する巡回経路を抽出する、請求項7または8
    記載の巡回経路案内システム。
  10. 【請求項10】 前記巡回経路案内装置は、記録した前
    記地点情報および前記地点間情報をそれ以降の前記巡回
    経路の抽出に用いる、請求項7または8記載の巡回経路
    案内システム。
  11. 【請求項11】 前記巡回経路案内装置は、前記地点間
    情報の交通状況に応じて、通行止めの道路を通過せず、
    片側交互通行または交通渋滞の道路の通過には所定時間
    かかるものとして前記巡回経路を抽出する、請求項7記
    載の巡回経路案内システム。
  12. 【請求項12】 前記巡回経路案内装置は、前記地点間
    情報の交通状況に応じて、通行止めの道路を通過しない
    ように最短距離の前記巡回経路を抽出する、請求項8記
    載の巡回経路案内システム。
  13. 【請求項13】 ユーザの要求に応じて複数の地点を巡
    回する最適な巡回経路をインターネットを通じて提供す
    る巡回経路案内装置であって、 地図上の道路に沿った移動にかかる時間の情報を含む地
    図情報を予め記憶した地図情報記憶手段と、 巡回すべき複数の前記地点を示す情報である地点情報を
    前記インターネットを介して受信して記録する地点情報
    受付手段と、 前記道路のリアルタイムの交通状況の情報を含む地点間
    情報を前記インターネットを介して取得して記録する地
    点間情報入力手段と、 前記地図情報と前記地点情報と前記地点間情報から複数
    の前記地点を最短の時間で巡回する前記巡回経路を抽出
    し、抽出の結果を前記ユーザに前記インターネットを介
    して通知する最適経路抽出手段を有する巡回経路案内装
    置。
  14. 【請求項14】 ユーザの要求に応じて複数の地点を巡
    回する最適な巡回経路をインターネットを通じて提供す
    る巡回経路案内装置であって、 地図上の道路に沿った距離の情報を含む地図情報を予め
    記憶した地図情報記憶手段と、 巡回すべき複数の前記地点を示す情報を含む地点情報を
    前記インターネットを介して受信して記録する地点情報
    受付手段と、 前記道路のリアルタイムの交通状況の情報を含む地点間
    情報を前記インターネットを介して取得して記録する地
    点間情報入力手段と、 前記地図情報と前記地点情報と前記地点間情報から複数
    の前記地点を最短の距離で巡回する前記巡回経路を抽出
    し、抽出の結果を前記ユーザに前記インターネットを介
    して通知する最適経路抽出手段を有する巡回経路案内装
    置。
  15. 【請求項15】 ユーザの要求に応じて複数の地点を巡
    回する最適な巡回経路をインターネットを通じて提供す
    るための巡回経路案内プログラムを記録した記録媒体で
    あって、 巡回すべき複数の前記地点を示す情報である地点情報を
    前記インターネットを介して受信して記録する処理と、 前記道路のリアルタイムの交通状況の情報を含む地点間
    情報を前記インターネットを介して取得して記録する処
    理と、 地図上の道路に沿った移動にかかる時間の情報を含む地
    図情報と前記地点情報と前記地点間情報から複数の前記
    地点を最短の時間で巡回する前記巡回経路を抽出する処
    理と、 抽出の結果を前記ユーザに前記インターネットを介して
    通知する処理を情報処理装置に実行させるための巡回経
    路案内プログラムを記録した記録媒体。
  16. 【請求項16】 ユーザの要求に応じて複数の地点を巡
    回する最適な巡回経路をインターネットを通じて提供す
    るための巡回経路案内プログラムを記録した記録媒体で
    あって、 巡回すべき複数の前記地点を示す情報を含む地点情報を
    前記インターネットを介して受信して記録する処理と、 前記道路のリアルタイムの交通状況の情報を含む地点間
    情報を前記インターネットを介して取得して記録する処
    理と、 地図上の道路に沿った距離の情報を含む地図情報と前記
    地点情報と前記地点間情報から複数の前記地点を最短の
    距離で巡回する前記巡回経路を抽出する処理と、 抽出の結果を前記ユーザに前記インターネットを介して
    通知する処理を情報処理装置に実行させるための巡回経
    路案内プログラムを記録した記録媒体。
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