JP2002164542A - 集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents

集積回路装置及びその製造方法

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JP2002164542A JP2001284497A JP2001284497A JP2002164542A JP 2002164542 A JP2002164542 A JP 2002164542A JP 2001284497 A JP2001284497 A JP 2001284497A JP 2001284497 A JP2001284497 A JP 2001284497A JP 2002164542 A JP2002164542 A JP 2002164542A
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Christopher Boguslaw Kocon
ボグスロウ ココン クリストファー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホットキャリアのエージングを受けにくい集
積回路装置を提供する。 【解決手段】 集積回路装置は、第1導電型の半導体層
と、この半導体層から外方に延在し、複数の互いに離間
した半導体柱状部であって、これら半導体柱状部間にト
レンチを規定している当該半導体柱状部と、各トレンチ
内のそれぞれのゲート構造体と、少なくとも1つのトレ
ンチの内部に少なくとも1つの不活性ゲート構造体を規
定している当該少なくとも1つトレンチの底部の下側で
且つ一対の隣接する対応の半導体柱状部間で前記半導体
層内に延在するように位置する第2導電型の少なくとも
1つの深い井戸領域とを具える。前記少なくとも1つの
深い井戸領域は、少なくとも1つのトレンチがその下側
に深い井戸領域を有さずに、少なくとも1つの活性ゲー
ト構造体を規定するように配置することができる。各半
導体柱状部は、第1導電型とは反対の第2導電型とする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路、特にM
OSゲートトランジスタのような電力半導体装置の分野
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路の形態の半導体装置は、殆どの
電子装置に広く用いられている。例えば、コンピュー
タ、セル方式の携帯電話及びその他の同様な装置も代表
的に1つ以上の集積回路(IC)を有している。更に、
多くの代表的な種類のICは、各トランジスタが半導体
基板中に、ドーピングされたソース及びドレイン領域を
有し、これらソース及びドレイン領域間に井戸又はチャ
ネル領域があるようにする金属酸化物半導体(MOS)
技術に基づくものである。
【0003】高電力半導体分野に一般的に用いられてい
る1つの特定の構造のMOS電界効果型トランジスタ
(FET)は、いわゆるトレンチ(溝)型MOSFET
と称されている。この構造では、基板上に半導体層が形
成され、この半導体層にドーピングが行われて、基板側
とは反対側の半導体層の表面に井戸領域が形成される。
トレンチは通常半導体層に到達するまで井戸領域内にエ
ッチング形成され、半導体層から外方に延在する数個の
本体部分又は柱状部を規定している。MOSゲート装置
はトレンチ内に形成され、このMOSゲート装置は、ト
レンチと半導体層の対応部分とに隣接する酸化物層と、
この酸化物層に隣接する導電層(例えば、ポリシリコ
ン)とを有している。ソース領域は柱状部の表面上にド
ーピング形成され、基板と半導体層とがドレイン領域を
規定している。ソース領域とドレイン領域との間にはチ
ャネル領域が延在する。
【0004】電力MOSFETの構造によれば、これら
電力MOSFETを多量の電力を取扱うのに充分適した
ものにするが、代表的な電力MOSFET装置には、ト
レンチの底部に、すなわち、ゲート酸化物層と半導体層
との間の接合付近に高電界が形成される傾向にあるとい
う欠点がある。この電界はホットキャリアの注入による
酸化物の破壊を生ぜしめるおそれがある。この酸化物の
破壊は一般に、ホットキャリアのエージングと称されて
いる。
【0005】この問題を解決しようとする1つの従来の
試みは、米国特許第 6,084,264号明細書で行なわれてい
る。この米国特許明細書には、N+ 基板を覆うP型エピ
タキシャル層を有するトレンチMOSFETが開示され
ている。トレンチの底部においてエピタキシャル層中に
N型ドレイン領域が注入され、且つ拡散されてトレンチ
の底部から基板まで延在している。従って、ドレイン領
域と、トレンチから基板まで延在するエピタキシャル層
との間には接合が形成される。しかし、この構造は、ド
レイン領域を形成するのに用いるドーパントをトレンチ
の底部を充分に越えて延在させ、基板に到達するように
する必要があるという点で不利である。すなわち、注入
処理に固有のキャリアの散乱の為に、このようなドレイ
ン領域を形成するのに必要な注入エネルギー及びドーズ
量を与えるのが困難である。キャリアの散乱によると、
トレンチの側壁に不適切な極性のドーパントが注入さ
れ、これにより装置のしきい値を不均一に低下させると
ともに短チャネル効果を生ぜしめてしまうおそれがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ホッ
トキャリアのエージングを受けにくい集積回路装置を提
供せんとするにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この及びその他の目的
や、本発明による特徴及び利点は、第1導電型の半導体
層と、この半導体層から外方に延在し、複数の互いに離
間した半導体柱状部であって、これら半導体柱状部間に
トレンチを規定している当該半導体柱状部と、各トレン
チ内のそれぞれのゲート構造体と、少なくとも1つのト
レンチの内部に少なくとも1つの不活性ゲート構造体を
規定している当該少なくとも1つトレンチの底部の下側
で且つ一対の隣接する対応の半導体柱状部間で前記半導
体層内に延在するように位置する第2導電型の少なくと
も1つの深い井戸領域とを具えている集積回路装置によ
り達成される。各半導体柱状部は、第1導電型とは反対
の第2導電型とすることができる。前記少なくとも1つ
の深い井戸領域は、少なくとも1つのトレンチがその下
側に深い井戸領域を有さずに、少なくとも1つの活性ゲ
ート構造体を規定するように配置することができる。前
記少なくとも1つの深い井戸領域は、活性ゲート構造体
の底部に高電界を発生させるのを著しく低減させ、これ
により、ゲート酸化物層内へのホットキャリアの注入を
減少させる。
【0008】集積回路装置は、活性ゲート構造体と不活
性ゲート構造体とを交互に規定するように配置された複
数の深い井戸領域を有することができる。各半導体柱状
部は第1導電型の上側部分を有し、少なくとも1つの不
活性ゲート構造体は各半導体柱状部の前記上側部分に接
続することができる。前記少なくとも1つの不活性ゲー
ト構造体と前記少なくとも1つの活性ゲート構造体とは
互いに接続することができる。
【0009】各ゲート構造体は、トレンチに隣接するゲ
ート酸化物層と、このゲート酸化物層に隣接するポリシ
リコン層のような導電層とを有することができる。更
に、前記半導体柱状部の側とは反対側の前記半導体層の
側でこの半導体層に隣接させて半導体基板を設けること
ができる。この半導体基板はシリコンを有するようにで
き、しかも、前記半導体層よりも多量にドーピングされ
ているようにしうる。半導体基板を例えば、第1導電型
とすることにより金属酸化物半導体電界効果トランジス
タを形成するか、或いは半導体基板を第2導電型とする
ことにより絶縁ゲートバイポーラトランジスタを形成す
るようにしうる。第1導電型を例えば、N型とし、前記
第2導電型をP型とすることができる。
【0010】本発明による集積回路装置の製造方法は、
第1導電型の半導体層に隣接し、この半導体層から外方
に延在し、複数の互いに離間した半導体柱状部であっ
て、これら半導体柱状部間にトレンチを規定している当
該半導体柱状部を形成する工程と、各トレンチ内にそれ
ぞれゲート構造体を形成する工程と、少なくとも1つの
トレンチの内部に少なくとも1つの不活性ゲート構造体
を規定している当該少なくとも1つトレンチの底部の下
側で且つ一対の隣接する対応の半導体柱状部間で前記半
導体層内に延在する第2導電型の少なくとも1つの深い
井戸領域を形成する工程とを具えている。前記少なくと
も1つの深い井戸領域は、少なくとも1つのトレンチが
その下側に深い井戸領域を有さずに、少なくとも1つの
活性ゲート構造体を規定するように位置させることがで
きる。又、各半導体柱状部は第1導電型とは反対の第2
導電型にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適実施例を示
す添付図面を用いて、本発明を詳細に説明する。しか
し、本発明は種々の異なる形態で構成できるものであ
り、これらの実施例に限定されるものではない。これら
の実施例は、本発明の開示が完全となり、当業者に本発
明の範囲を完全に伝えるようにするために与えたものに
すぎない。同じ素子には同じ符号を付し、互いに異なる
実施例で同様な素子には、ダッシュ符号を付した。層及
び領域のある方向の寸法は図面を明瞭にするために誇張
してある。
【0012】図1の線図を参照するに、本発明の1つの
観点によるMOSFET装置20を図1に示している。
この装置20は、N型半導体基板21と、N型半導体層
22と、この半導体層から外方に延在し互いに離間して
いる半導体柱状部23とを有するNチャネル装置であ
り、半導体柱状部はこれらの間にトレンチ(溝)24を
規定している。これらのトレンチ24は図5〜7で見る
ことができる。半導体基板21はドレイン金属層55に
隣接しており、半導体層22と、半導体基板21と、ド
レイン金属層55とがドレイン領域30を形成してい
る。半導体基板21は、半導体層22よりも多量にドー
ピングするのが好ましい。例えば、半導体基板21のド
ーパント濃度を約5・1018〜約4・1019cm-3
し、その固有抵抗を約 0.002〜0.01Ω・cmとすること
ができ、半導体層22のドーパント濃度を約5・1014
〜約8・1016cm-3とし、その固有抵抗を約 0.1〜10
Ω・cmとすることができる。半導体基板21と半導体
層22との双方を例えば、シリコンにでき、半導体層は
エピタキシャル成長させることができる。
【0013】各半導体柱状部23は、後に更に説明する
ように、半導体層22内にドーピングされた本体部分2
5(この本体部分はNチャネル装置の場合P型である)
と、ソース領域26及び本体接点部分27を有する上側
部分とを具えている。本体部分25は、例えば約1・1
16〜約1・1018cm-3のドーパント濃度とすること
ができる。ソース領域26はNチャネル装置の場合N型
であり、これには半導体層22よりも多量にドーピング
するのが好ましい。例えば、ソース領域のドーパント濃
度は約1・1018〜約1・1020cm-3にすることがで
きる。本体接点部分27はNチャネル装置の場合P型で
あり、これには本体部分25よりも多量にドーピングす
るのが好ましく、そのドーパント濃度は例えば、約1・
1018〜約1・1020cm-3にすることができる。
【0014】各トレンチ24内にはMOSゲート構造体
57がそれぞれ形成され、このMOSゲート構造体は、
トレンチに隣接するゲート酸化物層28と、このゲート
酸化物層に隣接する導電層29とを有する。この導電層
29は例えば、Nチャネル装置20の場合N型であるポ
リシリコンにでき、そのドーパント濃度は例えば、約1
・1018〜約1・1020cm-3にすることができる。ゲ
ート構造体と、ソース領域26と、本体接点部分27と
の上にはソース金属層50を形成しうる。
【0015】MOSFET装置20は,Nチャネル装置
の場合P型である深い井戸領域35をも有する。深い各
井戸領域35は、一対の隣接する半導体柱状部23間で
且つ対応するトレンチ24の底部の下側で半導体層22
内に延在するように位置しており、このトレンチはその
内部で不活性ゲート構造体57bを規定している。深い
井戸領域35は互いに離間させ、少なくとも1つのトレ
ンチがその下側に深い井戸領域を有さずに、少なくとも
1つの活性ゲート構造体57aをこのトレンチが規定す
るようにする。この深い井戸領域35は、上述した本体
部分25のドーパント濃度に匹敵するドーパント濃度
(すなわち、約1・1016〜約1・1018cm-3)を有
するのが好ましい。更に、本体接点部分27は不活性ゲ
ート構造体57bに隣接しており、ソース領域26は活
性ゲート構造体57aに隣接している。
【0016】不活性ゲート構造体57bは、図1に線図
的に示すようにコネクタ56によりソース領域26に接
続するか、或いは、後に説明する図8の他の実施例に線
図的に示すようにこの不活性ゲート構造体57b′をコ
ネクタ56′により活性ゲート構造体57a′と一緒に
接続することができる。いずれの場合にも、本発明の装
置20により実現されるブレークダウン特性の改善(こ
れについては、後に説明する)は失われない。その理由
は、ブロッキング工程中に、導電層29aがソース領域
26と同じ電位になる為である。ある分野では、不活性
ゲート構造体をソース領域26に接続するのが望まし
い。その理由は、当業者にとって明らかなように、装置
の入力端すなわちゲートと井戸領域との間のキャパシタ
ンスが殆ど増大しない為である。
【0017】本発明の利点は、図2に示す従来のシミュ
レートしたMOSゲートトレンチ装置40と、図3に示
す本発明のシミュレートしたMOSゲート装置20とを
比較することにより、より完全に理解されるであろう。
従来の装置40は、半導体層42内にあり本体部分45
に隣接するそれぞれのトレンチ内に形成された酸化物層
48及び導電層49を有するゲート構造体を具えてい
る。本体部分45にはその上側部内でソース領域46が
形成されている。本体部分45と半導体層42との間の
接合41はトレンチの下側に延在していないことが分
る。
【0018】当業者にとって明らかなように、ブロッキ
ング電圧を装置40に印加すると、ゲート酸化物層48
が半導体層42と接するトレンチの底部に高電界47を
形成するおそれがある。この高電界47によりホットキ
ャリアを注入し、これにより酸化物層48を絶縁破壊さ
せるおそれがあり、この絶縁破壊が動作特性を劣化さ
せ、最終的に酸化物層を壊損させるおそれがある。
【0019】本発明によれば、図3に示す深い井戸領域
35が、活性ゲート構造体57aを有するトレンチの底
部に高電界を発生させるのを低減させる。すなわち、深
い井戸領域35は、この深い井戸領域と半導体層22と
の間に接合54を形成する。この深い井戸領域35は、
ゲート酸化物層28aの底部を遮蔽し、接合54の両側
における層電位を降下させる。電界が減少すると、これ
に応じてゲート酸化物層28aにおけるホットキャリア
の注入が減少し、従って、ホットキャリアのエージング
による絶縁破壊を軽減させる。更に、ブレークダウン電
圧特性の改善も達成される。その結果、半導体層22
に、従来の装置におけるよりも多量にドーピングするこ
とができる。これにより、ドレイン領域30を流れる電
流に対する抵抗値をかなり低くし、これにより、当業者
にとって明らかなように装置の“オン”抵抗値を低減さ
せるとともに装置の効率を改善する。
【0020】深い井戸領域35は、図1に示すように、
活性ゲート構造体と、不活性ゲート構造体とを交互に規
定するように互いに離間させることができる。しかし、
当業者にとって明らかなように、3番目毎、4番目毎、
等のゲート構造体(又は間欠的なゲート構造体)を不活
性ゲート構造体として規定するように、深い井戸領域3
5を互いに離間させることができること、勿論である。
【0021】本発明による深い井戸領域35を有する集
積回路装置の製造方法を図4〜7につき説明する。まず
最初に、図4に示すように、半導体基板21に隣接させ
て半導体層22を例えばエピタキシャル成長させる。次
に、半導体層22の上側部分に(例えば、イオン注入に
より)P型ドーパント、例えば、硼素をドーピングし
て、内部にP型井戸領域37を形成する。P型ドーパン
トのイオン注入は、例えば約1・1012〜約5・1014
cm-2の範囲にすることができる。次に、図5に示すよ
うに、P型井戸領域37の上側面上にマスク38を堆積
し、トレンチ24をエッチング形成することができる。
これらトレンチ24は、半導体層22から外方に延在す
る本体部分25をP型井戸領域37内に規定する。次
に、任意ではあるが、トレンチ24内に犠牲酸化物層
(図示せず)を形成することができる。
【0022】次に、図6に示すように、活性ゲート構造
体が形成されるトレンチ24上に深い井戸領域マスク3
9を堆積させて、その他のトレンチ内に深い井戸領域の
イオン注入を行なうことができる。深い井戸領域のイオ
ン注入は、例えばP型井戸領域37を形成するのに用い
たのと同じイオン注入とすることができる。次に、図7
に示すように、マスク38、39と、(存在する場合に
は)犠牲酸化物層とを除去することができる。ゲート酸
化物層28の形成中に熱が加えられると、トレンチ24
の底部内への深い井戸領域のイオン注入が半導体層22
内に拡散して隣接対の対応する本体部分25間に延在
し、深い井戸領域35を形成する。
【0023】上述した工程は、当業者にとって既知の通
常の方法を用いて達成できること明らかであり、これら
を更に詳細に説明しない。更に、活性及び不活性MOS
ゲート構造体や、ソース領域26や、本体接点部分27
や、金属層50、55も当業者にとって既知の通常の技
術を用いて形成しうる。上述したように、不活性ゲート
構造体57bはその形成中に、ソース領域26に接続す
るか、又は活性ゲート構造体と一緒に接続することがで
きる。
【0024】上述した実施例はNチャネル装置として線
図的に示したが、Pチャネル装置のような他の構造のも
のも本発明により実現しうること当業者にとって明らか
である。更に、本発明は、上述した実施例以外の装置、
例えば、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGB
T)又はMOS制御サイリスタ(MCT)のような装置
にも適用しうる。P+ 基板21′を有するIGBT装置
20′を図8に線図的に示す。この図8に示す他の素子
は、図1につき上述した素子に類似するものであり、そ
の詳細な説明は省略する。更に、本発明による種々の層
及び領域に対し与えたドーパント濃度は例示的なもので
あり、本発明の範囲を逸脱することなく他のドーパント
濃度を用いうること、当業者にとって明らかである。
【0025】本発明は上述した実施例に限定されず、当
業者にとって明らかな種々の変更も本発明の範囲内であ
ること勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 深い井戸領域を有する、本発明によるMOS
FET装置の断面図である。
【図2】 トレンチの底部に高電界が形成されているこ
とを示している従来のシミュレートしたMOSゲート装
置の断面図である。
【図3】 深い井戸領域を延長させた、本発明のシミュ
レートしたMOSゲート装置を示す断面図である。
【図4】 本発明により深い井戸領域を形成する一工程
を示す断面図である。
【図5】 同じくその他の工程を示す断面図である。
【図6】 同じくその更に他の工程を示す断面図であ
る。
【図7】 同じくその更に他の工程を示す断面図であ
る。
【図8】 本発明の他の実施例によるIGBTを示す断
面図である。
【符号の説明】
20 MOSFET装置 21 半導体基板 22 半導体層 23 半導体柱状部 24 トレンチ 25 本体部分 26 ソース領域 27 本体接点部分 28 ゲート酸化物層 29 導電層 30 ドレイン領域 35 深い井戸領域 57a 活性ゲート構造体 57b 不活性ゲート構造体

Claims (55)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体層と、 この半導体層から外方に延在し、前記第1導電型とは反
    対の第2導電型とした複数の互いに離間した半導体柱状
    部であって、これら半導体柱状部間にトレンチを規定し
    ている当該半導体柱状部と、 各トレンチ内のそれぞれのゲート構造体と、 少なくとも1つのトレンチの内部に少なくとも1つの不
    活性ゲート構造体を規定している当該少なくとも1つト
    レンチの底部の下側で且つ一対の隣接する対応の半導体
    柱状部間で前記半導体層内に延在するように位置する第
    2導電型の少なくとも1つの深い井戸領域であって、こ
    の少なくとも1つの深い井戸領域は、少なくとも1つの
    トレンチがその下側に深い井戸領域を有さずに、少なく
    とも1つの活性ゲート構造体を規定するように位置して
    いる当該少なくとも1つの深い井戸領域とを具えている
    集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の集積回路装置におい
    て、前記少なくとも1つの深い井戸領域が、活性ゲート
    構造体と不活性ゲート構造体とを交互に規定するように
    配置された複数の深い井戸領域である集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の集積回路装置におい
    て、前記少なくとも1つの深い井戸領域のドーパント濃
    度が約1・1016〜約1・1018cm-3の範囲内にある
    集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の集積回路装置におい
    て、各半導体柱状部が第1導電型の上側部分を有してい
    る集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の集積回路装置におい
    て、前記少なくとも1つの不活性ゲート構造体が各半導
    体柱状部の前記上側部分に接続されている集積回路装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の集積回路装置におい
    て、前記少なくとも1つの不活性ゲート構造体と前記少
    なくとも1つの活性ゲート構造体とが互いに接続されて
    いる集積回路装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の集積回路装置におい
    て、各ゲート構造体が、前記トレンチに隣接するゲート
    酸化物層と、このゲート酸化物層に隣接する導電層とを
    有している集積回路装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の集積回路装置におい
    て、前記導電層がポリシリコンを有している集積回路装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の集積回路装置におい
    て、この集積回路装置が更に、前記半導体柱状部の側と
    は反対側の前記半導体層の側でこの半導体層に隣接する
    半導体基板を有している集積回路装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の集積回路装置におい
    て、前記半導体基板がシリコンを有している集積回路装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の集積回路装置におい
    て、前記半導体基板には前記半導体層よりも多量にドー
    ピングされている集積回路装置。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の集積回路装置におい
    て、前記半導体基板を第1導電型とすることにより金属
    酸化物半導体電界効果トランジスタを形成している集積
    回路装置。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の集積回路装置におい
    て、前記半導体基板を第2導電型とすることにより絶縁
    ゲートバイポーラトランジスタを形成している集積回路
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の集積回路装置におい
    て、前記第1導電型をN型とし、前記第2導電型をP型
    としている集積回路装置。
  15. 【請求項15】 半導体基板と、 この半導体基板上の第1導電型の半導体層と、 この半導体層から外方に延在し、前記第1導電型とは反
    対の第2導電型とした複数の互いに離間した半導体柱状
    部であって、これら半導体柱状部間にトレンチを規定し
    ている当該半導体柱状部と、 各トレンチ内に設けられ、このトレンチに隣接するゲー
    ト酸化物層と、このゲート酸化物層に隣接する導電層と
    を有するそれぞれのMOSゲート構造体と、 第2導電型の複数の深い井戸領域であって、各深い井戸
    領域は、対応するトレンチの内部に不活性ゲート構造体
    を規定している当該対応するトレンチの底部の下側で且
    つ一対の隣接する半導体柱状部間で前記半導体層内に延
    在するように位置しており、これら深い井戸領域は、こ
    れらの間に活性ゲート構造体を規定するように互いに離
    間している当該深い井戸領域とを具えているMOSゲー
    ト集積回路装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のMOSゲート集積
    回路装置において、各深い井戸領域のドーパント濃度が
    約1・1016〜約1・1018cm-3の範囲内にあるMO
    Sゲート集積回路装置。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載のMOSゲート集積
    回路装置において、前記複数の深い井戸領域が活性ゲー
    ト構造体と不活性ゲート構造体とを交互に規定するよう
    に配置されたMOSゲート集積回路装置。
  18. 【請求項18】 請求項15に記載のMOSゲート集積
    回路装置において、各半導体柱状部が第1導電型の上側
    部分を有しているMOSゲート集積回路装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のMOSゲート集積
    回路装置において、前記少なくとも1つの不活性ゲート
    構造体が各半導体柱状部の前記上側部分に接続されてい
    るMOSゲート集積回路装置。
  20. 【請求項20】 請求項15に記載のMOSゲート集積
    回路装置において、前記不活性ゲート構造体と前記活性
    ゲート構造体とが互いに接続されているMOSゲート集
    積回路装置。
  21. 【請求項21】 請求項15に記載のMOSゲート集積
    回路装置において、前記導電層がポリシリコンを有して
    いるMOSゲート集積回路装置。
  22. 【請求項22】 請求項15に記載のMOSゲート集積
    回路装置において、前記半導体基板がシリコンを有して
    いるMOSゲート集積回路装置。
  23. 【請求項23】 請求項15に記載のMOSゲート集積
    回路装置において、前記半導体基板を第1導電型とする
    ことにより金属酸化物半導体電界効果トランジスタを形
    成しているMOSゲート集積回路装置。
  24. 【請求項24】 請求項15に記載のMOSゲート集積
    回路装置において、前記半導体基板を第2導電型とする
    ことにより絶縁ゲートバイポーラトランジスタを形成し
    ているMOSゲート集積回路装置。
  25. 【請求項25】 請求項15に記載のMOSゲート集積
    回路装置において、前記半導体基板には前記半導体層よ
    りも多量にドーピングされているMOSゲート集積回路
    装置。
  26. 【請求項26】 請求項15に記載のMOSゲート集積
    回路装置において、前記第1導電型をN型とし、前記第
    2導電型をP型としているMOSゲート集積回路装置。
  27. 【請求項27】 第1導電型の半導体層に隣接し、この
    半導体層から外方に延在し、前記第1導電型とは反対の
    第2導電型とした複数の互いに離間した半導体柱状部で
    あって、これら半導体柱状部間にトレンチを規定してい
    る当該半導体柱状部を形成する工程と、 各トレンチ内にそれぞれゲート構造体を形成する工程
    と、 少なくとも1つのトレンチの内部に少なくとも1つの不
    活性ゲート構造体を規定している当該少なくとも1つト
    レンチの底部の下側で且つ一対の隣接する対応の半導体
    柱状部間で前記半導体層内に延在する第2導電型の少な
    くとも1つの深い井戸領域であって、この少なくとも1
    つの深い井戸領域は、少なくとも1つのトレンチがその
    下側に深い井戸領域を有さずに、少なくとも1つの活性
    ゲート構造体を規定するように位置している当該少なく
    とも1つの深い井戸領域を形成する工程とを具えている
    集積回路装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の集積回路装置の製
    造方法において、少なくとも1つの深い井戸領域を形成
    する前記工程が、少なくとも1つのトレンチの底部内に
    ドーパントを注入するとともにこのドーパントを拡散さ
    せて前記少なくとも1つの深い井戸領域を形成するよう
    にする集積回路装置の製造方法。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の集積回路装置の製
    造方法において、前記ドーパントを注入する前に、前記
    少なくとも1つの活性ゲート構造体を規定する前記少な
    くとも1つのトレンチに隣接させてマスク層を形成し、
    前記ドーパントの拡散後にこのマスク層を除去する工程
    を更に有する集積回路装置の製造方法。
  30. 【請求項30】 請求項28に記載の集積回路装置の製
    造方法において、前記ドーパントの注入が硼素ドーパン
    トの注入を有する集積回路装置の製造方法。
  31. 【請求項31】 請求項28に記載の集積回路装置の製
    造方法において、前記ドーパントの注入が約1・1012
    〜約5・1014cm-2の範囲のドーパントの注入を有す
    る集積回路装置の製造方法。
  32. 【請求項32】 請求項27に記載の集積回路装置の製
    造方法において、少なくとも1つの深い井戸領域を形成
    する前記工程が、活性及び不活性ゲート構造体を交互に
    規定するように配置した複数の深い井戸領域を形成する
    工程を有する集積回路装置の製造方法。
  33. 【請求項33】 請求項27に記載の集積回路装置の製
    造方法において、複数の半導体柱状部を形成する前記工
    程が、 半導体層の表面に第2導電型のドーパントをドーピング
    して井戸領域を規定する工程と、 複数のトレンチを井戸領域内にエッチング形成し、これ
    により複数の半導体柱状部を形成する工程とを有する集
    積回路装置の製造方法。
  34. 【請求項34】 請求項27に記載の集積回路装置の製
    造方法において、ゲート構造体を形成する前記工程が、
    前記少なくとも1つの不活性ゲート構造体を各半導体柱
    状部の上側部分に接続する工程を有する集積回路装置の
    製造方法。
  35. 【請求項35】 請求項27に記載の集積回路装置の製
    造方法において、ゲート構造体を形成する前記工程が、
    前記少なくとも1つの不活性ゲート構造体を前記少なく
    とも1つの活性ゲート構造体に接続する工程を有する集
    積回路装置の製造方法。
  36. 【請求項36】 請求項27に記載の集積回路装置の製
    造方法において、ゲート構造体を形成する前記工程が、
    各トレンチに隣接してゲート酸化物層を形成する工程
    と、各ゲート酸化物層に隣接して導電層を形成する工程
    とを有する集積回路装置の製造方法。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載の集積回路装置の製
    造方法において、導電層を形成する前記工程が、ポリシ
    リコン導電層を形成する工程を有する集積回路装置の製
    造方法。
  38. 【請求項38】 請求項27に記載の集積回路装置の製
    造方法において、第1導電型の半導体基板に隣接して半
    導体層を形成する工程を更に有し、これにより金属酸化
    物半導体電界効果トランジスタを規定する集積回路装置
    の製造方法。
  39. 【請求項39】 請求項27に記載の集積回路装置の製
    造方法において、第2導電型の半導体基板に隣接して半
    導体層を形成する工程を更に有し、これにより絶縁ゲー
    トバイポーラトランジスタを規定する集積回路装置の製
    造方法。
  40. 【請求項40】 請求項38に記載の集積回路装置の製
    造方法において、半導体層を形成する前記工程が、シリ
    コン層をエピタキシャル成長させる工程を有する集積回
    路装置の製造方法。
  41. 【請求項41】 請求項27に記載の集積回路装置の製
    造方法において、第1導電型をN型とし、第2導電型を
    P型とする集積回路装置の製造方法。
  42. 【請求項42】 半導体基板に隣接させて第1導電型の
    半導体層を形成する工程と、 半導体基板の側とは反対側の半導体層の側に隣接させ
    て、互いに離間した複数の半導体柱状部を半導体層から
    外方に延在するように形成し、これら半導体柱状部間に
    トレンチを規定し、各半導体柱状部を第1導電型とは反
    対の第2導電型とする工程と、 各トレンチに隣接するゲート酸化物層と、各ゲート酸化
    物層に隣接する導電層とを有するMOSゲート構造体を
    各トレンチ内にそれぞれ形成する工程と、 少なくとも1つのトレンチの内部に少なくとも1つの不
    活性ゲート構造体を規定している当該少なくとも1つト
    レンチの底部の下側で且つ一対の隣接する対応の半導体
    柱状部間で前記半導体層内に延在する第2導電型の少な
    くとも1つの深い井戸領域であって、この少なくとも1
    つの深い井戸領域は、少なくとも1つのトレンチがその
    下側に深い井戸領域を有さずに、少なくとも1つの活性
    ゲート構造体を規定するように位置している当該少なく
    とも1つの深い井戸領域を形成する工程とを具えている
    MOSゲート集積回路装置の製造方法。
  43. 【請求項43】 請求項42に記載のMOSゲート集積
    回路装置の製造方法において、少なくとも1つの深い井
    戸領域を形成する前記工程が、少なくとも1つのトレン
    チの底部内にドーパントを注入するとともにこのドーパ
    ントを拡散させて前記少なくとも1つの深い井戸領域を
    形成するようにするMOSゲート集積回路装置の製造方
    法。
  44. 【請求項44】 請求項43に記載のMOSゲート集積
    回路装置の製造方法において、前記ドーパントを注入す
    る前に、前記少なくとも1つの活性ゲート構造体を規定
    する前記少なくとも1つのトレンチに隣接させてマスク
    層を形成し、前記ドーパントの拡散後にこのマスク層を
    除去する工程を更に有するMOSゲート集積回路装置の
    製造方法。
  45. 【請求項45】 請求項43に記載のMOSゲート集積
    回路装置の製造方法において、前記ドーパントの注入が
    硼素ドーパントの注入を有するMOSゲート集積回路装
    置の製造方法。
  46. 【請求項46】 請求項43に記載のMOSゲート集積
    回路装置の製造方法において、前記ドーパントの注入が
    約1・1012〜約5・1014cm-2の範囲のドーパント
    の注入を有するMOSゲート集積回路装置の製造方法。
  47. 【請求項47】 請求項42に記載のMOSゲート集積
    回路装置の製造方法において、少なくとも1つの深い井
    戸領域を形成する前記工程が、活性及び不活性ゲート構
    造体を交互に規定するように配置した複数の深い井戸領
    域を形成する工程を有するMOSゲート集積回路装置の
    製造方法。
  48. 【請求項48】 請求項42に記載のMOSゲート集積
    回路装置の製造方法において、複数の半導体柱状部を形
    成する前記工程が、 半導体層の表面に第2導電型のドーパントをドーピング
    して井戸領域を規定する工程と、 複数のトレンチを井戸領域内にエッチング形成し、これ
    により複数の半導体柱状部を形成する工程とを有するM
    OSゲート集積回路装置の製造方法。
  49. 【請求項49】 請求項42に記載のMOSゲート集積
    回路装置の製造方法において、ゲート構造体を形成する
    前記工程が、前記少なくとも1つの不活性ゲート構造体
    を各半導体柱状部の上側部分に接続する工程を有するM
    OSゲート集積回路装置の製造方法。
  50. 【請求項50】 請求項42に記載のMOSゲート集積
    回路装置の製造方法において、ゲート構造体を形成する
    前記工程が、前記少なくとも1つの不活性ゲート構造体
    を前記少なくとも1つの活性ゲート構造体に接続する工
    程を有するMOSゲート集積回路装置の製造方法。
  51. 【請求項51】 請求項42に記載のMOSゲート集積
    回路装置の製造方法において、導電層を形成する前記工
    程が、ポリシリコン導電層を形成する工程を有するMO
    Sゲート集積回路装置の製造方法。
  52. 【請求項52】 請求項42に記載のMOSゲート集積
    回路装置の製造方法において、半導体基板がシリコンを
    有し、半導体層を形成する前記工程が、シリコン層をシ
    リコン基板上にエピタキシャル成長させる工程を有する
    MOSゲート集積回路装置の製造方法。
  53. 【請求項53】 請求項42に記載のMOSゲート集積
    回路装置の製造方法において、前記半導体基板を第1導
    電型とし、これにより金属酸化物半導体電界効果トラン
    ジスタを規定するMOSゲート集積回路装置の製造方
    法。
  54. 【請求項54】 請求項42に記載のMOSゲート集積
    回路装置の製造方法において、前記半導体基板を第2導
    電型とし、これにより絶縁ゲートバイポーラトランジス
    タを規定するMOSゲート集積回路装置の製造方法。
  55. 【請求項55】 請求項42に記載のMOSゲート集積
    回路装置の製造方法において、第1導電型をN型とし、
    第2導電型をP型とするMOSゲート集積回路装置の製
    造方法。
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