JP2002163575A - インターネットを利用したレンタル商品の予約システム及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを利用した簡便なレンタル商
品の予約システム等を提供する。 【解決手段】 ユーザ端末２１は、プロバイダ３０のサ
ーバ３１上に開設されたレンタル商品会社１０のホーム
ページ３２にインターネットを介してアクセスする。当
該ホームページ３２上で、表示される画面に従って、必
要な商品情報の検索と、レンタル商品の選択と、選択さ
れた商品の予約情報の入力とを行い、入力された商品の
予約情報をサーバ３１に送信する。サーバ３１は、ユー
ザ端末２１から受信した商品の予約情報（注文情報）に
基づいて商品データベース３４の商品情報と稼動情報３
５とを更新した後、予約識別情報を生成し、当該予約識
別情報をユーザ端末２１とレンタル店の店舗端末とに送
信する。レンタル店は、予約識別情報に基づいて利用者
２０を確認した後、代金と引き替えに商品を引き渡す。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、簡便にレンタル商
品を予約するシステム及び方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、利用者はレンタル商品の予約と受
取りのために直接レンタル店に出向き、店員が利用者の
希望するレンタル商品情報を検索し、当該レンタル商品
の在庫を確認した後、予約処理と貸出処理を行ってい
た。利用者がレンタル店を訪れても、希望するレンタル
商品がなく、不便なことがあった。

【０００３】そこで、例えば、特開平９−３３０３５７
号公報のレンタルショップシステムは、利用者が自宅の
電話機からレンタル店の商品情報を取得し、予約するこ
とが可能なシステムを提案している。このシステムは、
公衆網に接続された自動応答システムと、商品情報が蓄
積されたデータベースと、当該データベースの商品情報
の検索、更新、蓄積等を行うデータベースサーバから構
成される。利用者は自宅の電話機からレンタルショップ
に発呼し、自動応答システムの音声ガイダンスに従って
希望する商品のコードを電話機のキーを使用して入力
し、送信する。自動応答システムは、受信した商品コー
ドをデータベースサーバに引き継ぎ、データベースサー
バは、商品コードに従い商品情報データベースを検索
し、該当する商品情報に関する検索結果は、音声ファイ
ルに変換される。自動応答システムは、音声情報として
この検索結果を利用者の電話機に送信する。従って、利
用者は直接レンタル店に赴かなくても、自宅から希望す
るレンタル商品情報を照会できる。さらに、利用者は商
品の照会と同様にして、自宅の電話機から商品の予約も
可能となり便利である。

【０００４】しかし、利用者はレンタル店の商品コード
を例えば広告用チラシ等で予め取得しておく必要があ
る。従って、当該サービスを受けることができるのは、
利用者がレンタル商品のコード情報を入手していたレン
タル店のみであり、利用者は任意或いは複数のレンタル
店を選択して、商品の予約をすることはできない。ま
た、利用者の自宅の電話からの予約は、該当商品の仮予
約であり、貸出期間等については、利用者がレンタル店
に出向いて改めて申請する。また、利用者はレンタル店
で商品を受け取る際に、例えば運転免許証等の身分証明
書により本人確認を行った後、氏名、住所、電話番号等
を記入する。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】近時、インターネット
のホームページを開設し、開設されたホームページにレ
ンタル商品情報（商品名、仕様、画像等の情報）の紹介
及び貸出期間に応じた料金表等を掲載しているレンタル
店がある。利用者は、自宅からパーソナルコンピュータ
等のインターネットに接続可能な端末から、レンタル店
のホームページにアクセスして希望するレンタル商品情
報を取得することは可能である。

【０００６】しかし、このようなレンタル店のホームペ
ージにおいても、レンタル商品の貸出情報に関する検索
機能はない。またホームページ画面上での商品の予約申
込はできないことが多いので、利用者は結局、ホームペ
ージに表示された連絡先に電話或いは電子メールにより
希望するレンタル商品を照会して予約しなければならな
い。また、利用者が複数のレンタル店で商品の貸出を希
望する場合には、利用者はそれぞれのレンタル店に電話
若しくは電子メールによる予約を行い、それぞれのレン
タル店に商品を引き取りに行く必要がある。この場合
も、商品の受け取りの際に、利用者は身分証明書を提示
して本人確認を行ない、氏名、住所、電話番号等と共に
貸出期間等を記入する必要がある。

【０００７】本発明は、上記の実状に鑑みて、利用者が
レンタル店の取り扱う商品をホームページ上で閲覧検索
し、予約することができるインターネットを利用したレ
ンタル商品の予約システム及び方法を提供することを目
的とする。

【０００８】また、本発明は、レンタル店の予約システ
ムの管理運営の負担が軽く、利用者の予約手続の簡便な
インターネットを利用したレンタル商品の予約システム
及び方法を提供することを他の目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に第１の観点に係るインターネットを利用し
たレンタル商品の予約システムは、ユーザ端末と、複数
のレンタル店の店舗端末と、レンタル店のホームページ
を記憶しネットワーク上に配置されたサーバと、前記サ
ーバに接続された商品データベースとを備え、前記ユー
ザ端末は、ネットワークを介してレンタル店のホームペ
ージにアクセスし、該ホームページ上に表示された商品
群の中から商品を選択し、予約画面を呼び出し、呼び出
した予約画面に当該商品の予約情報を入力し、入力され
た予約情報を前記サーバに送信し、前記サーバは、ユー
ザ端末から送信されてきた予約情報を受信し、受信した
予約情報に基づいて、商品データベースの当該商品の稼
動情報を更新し、予約識別情報を生成し、生成した予約
識別情報を前記ユーザ端末とレンタル店の前記店舗端末
とに送信し、レンタル店は、前記予約識別情報に基づい
て利用者を確認した後、当該商品を利用者に引き渡す、
ことを特徴とする。

【００１０】この構成によれば、利用者は、ユーザ端末
からレンタル店のホームページにアクセスし、一以上の
レンタル店の有する商品の詳細情報を閲覧検索し、検索
した商品情報に基づいて所望のレンタル商品を選択す
る。利用者は、ホームページを介して商品の予約画面を
呼び出し、呼び出された画面表示に従ってユーザ端末か
ら必要な予約情報を入力することにより、簡便に希望レ
ンタル商品を予約することができる。

【００１１】レンタル店を運営する商品会社は、ネット
ワーク上に配置されたサーバ上にホームページを開設
し、商品に関する情報がサーバに接続された商品データ
ベースにより管理されるので、商品の予約情報等の管理
の負担が小さく、簡便な予約システムの運営が可能とな
る。

【００１２】レンタル店のホームページは複数のレンタ
ル店の商品群の中から利用者により選択された複数の商
品の詳細情報を表示するようにしても良い。利用者は、
それぞれの商品を有するレンタル店に商品情報を照会す
ることなく、ホームページ上で選択した商品の詳細情報
を閲覧し、検索することができるので、便利である。

【００１３】ユーザ端末に表示されるホームページが含
む一以上のレンタル店の商品群の表示情報及び／又は商
品データベースが有する商品の詳細情報は、当該商品の
画像を含むことができる。利用者は、希望商品を選択す
る際に、文字情報以外に視覚的な画像情報を参考にでき
るので便利である。一方、レンタル店は、利用者の視覚
に訴える画像情報を表示することによる商品の広告宣伝
効果を期待できる。

【００１４】利用者は、複数のレンタル店の有する複数
の商品をホームページ上で予約し、予約した商品の受け
取り場所として一のレンタル店を指定することができ
る。この場合、利用者は、複数のレンタル希望商品の予
約をホームページ上でまとめて行うことが可能で、それ
ぞれの商品を有する複数のレンタル店に受取りのために
出向く必要がなく便利である。

【００１５】利用者は、予約した商品を自宅で受け取る
ようにしても良い。利用者は、商品の予約から受け取り
まで全ての手続を自宅で行うことができるので効率的で
ある。

【００１６】予約識別情報は、当該商品を識別するバー
コードを含んでも良い。レンタル店は、商品引き渡しの
際、利用者が提示する印刷された予約識別情報から、例
えばバーコードリーダでバーコード情報を読み込んで、
商品データベースの予約識別情報と比較対照することに
より、商品の確認を簡便に行うことができる。

【００１７】利用者は、商品と引き替えに代金を支払っ
ても良い。また、利用者がホームページの予約申込画面
に予約情報と共にカード情報を入力すれば、レンタル店
は予約受付時にカードによる代金の決済を行うことも可
能である。

【００１８】上記目的を達成するため、本発明に第２の
観点に係るインターネットを利用したレンタル商品の予
約方法は、ユーザ端末と、複数のレンタル店の店舗端末
と、ネットワーク上に配置されたレンタル店のホームペ
ージを記憶するサーバと、前記サーバに接続された商品
データベースとを備え、ネットワークを介してレンタル
店のホームページにアクセスし、ホームページ上に表示
された商品群の中から商品を選択する商品選択ステップ
と、予約画面を呼び出し、呼び出した予約画面に当該商
品の予約情報を入力し、入力された予約情報を前記サー
バに送信する予約情報送信ステップと、ユーザ端末から
送信されてきた予約情報を受信し、受信した予約情報に
基づいて、商品データベースの当該商品の稼動情報を更
新する稼動情報更新ステップと、予約識別情報を生成
し、生成した予約識別情報を前記ユーザ端末とレンタル
店の前記店舗端末とに送信する予約識別情報送信ステッ
プとを備え、レンタル店は、前記予約識別情報に基づい
て利用者を確認した後、当該商品を利用者に引き渡す、
ことを特徴とする。

【００１９】この方法によれば、利用者は、ユーザ端末
からレンタル店のホームページにアクセスし、一以上の
レンタル店の有する商品の詳細情報を閲覧検索し、検索
した商品情報に基づいて所望のレンタル商品を選択す
る。利用者は、ホームページを介して商品の予約画面を
呼び出し、呼び出された画面表示に従ってユーザ端末か
ら必要な予約情報を入力することにより、簡便に希望レ
ンタル商品を予約することができる。

【００２０】ホームページに表示された複数のレンタル
店の商品群の中から商品を選択し、選択された当該商品
の詳細情報の検索をサーバに要求する検索要求ステップ
と、商品の詳細情報を有する商品データベースを検索
し、該当する商品の詳細情報を抽出し、抽出された当該
商品の詳細情報をホームページに表示する詳細情報表示
ステップとをさらに備えても良い。利用者は予約した商
品を自宅で受け取ることも可能である。

【００２１】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかるイン
ターネットを利用したレンタル商品の予約システム及び
方法について、以下図面を参照して説明する。

【００２２】本発明の第１の実施の形態に係るレンタル
商品の予約システムの構成例を図１に示す。レンタル商
品の予約システムは、レンタル商品会社１０の有するサ
ーバ１１と、サーバ１１に接続される一以上のレンタル
店の複数の店舗端末１３、１４、１５と、インターネッ
トプロバイダ（以下プロバイダと略す）３０の有するサ
ーバ３１とサーバ３１に接続される商品データベース３
４と、利用者２０のユーザ端末２１とから構成されてい
る。

【００２３】レンタル商品会社１０のサーバ１１とプロ
バイダ３０のサーバ３１とは、インターネット網を含む
公衆回線或いは専用回線等の通信回線１を介して接続さ
れている。ユーザ端末２１は、インターネット網を含む
公衆回線２を介してプロバイダ３０のアクセスポイント
３３に接続され得る。

【００２４】レンタル商品会社１０のサーバ１１は、プ
ロバイダ３０のサーバ３１から、商品の予約情報等を受
信し、該当する商品を有するレンタル店を判別し、受信
した予約情報等を当該レンタル店の店舗端末に送信す
る。また、サーバ１１は、レンタル商品の引き渡しと受
け取り時に各レンタル店の店舗端末から送信される商品
の貸出及び返却に関する情報を受信し、受信したこれら
の商品情報をプロバイダ３０のサーバ３１に送信する。
さらに、サーバ１１は、無線等を利用して携帯端末１２
との間で予約識別情報等の送受信を行う。

【００２５】各レンタル店は店舗端末を備え、図１で
は、店舗端末１３は、レンタル店Ｘ１６に、店舗端末１
４は、レンタル店Ｙ１７に、店舗端末１５は、レンタル
店Ｚ１８に設置される。複数の店舗端末１３、１４、１
５は、イントラネット等の通信手段によりレンタル商品
会社１０のサーバ１１に接続されている。各店舗端末
は、例えばパーソナルコンピュータ等であり、制御部、
入力部、表示部、記憶部、通信部等を含み、必要に応じ
てスキャナー、バーコードリーダ等の読取入力手段及び
プリンタ等の出力手段と接続される。

【００２６】例えば店舗端末１３は、利用者２０が選択
予約した商品をレンタル店Ｘ１６が有している場合、サ
ーバ１１を経由して、プロバイダ３０のサーバ３１から
送信される予約識別情報等を受信し記憶する。店舗端末
１３は、利用者２０がレンタル店Ｘ１６を商品の借り受
けのために訪れた際、レンタル店Ｘ１６の店員の操作に
より、記憶した予約識別情報を呼び出し、利用者２０が
提出する予約識別情報を読み込む。また、店舗端末１３
は、呼び出された予約識別情報と読み込まれた予約識別
情報とを画面に表示し、画面上で両者を照合確認した
後、記憶した予約識別情報を更新し、更新した予約識別
情報をサーバ１１を介して、プロバイダ３０のサーバ３
１に送信する。

【００２７】ユーザ端末２１は、パーソナルコンピュー
タ或いは携帯情報端末等の情報処理装置であり、必要に
応じてプリンタ等の出力手段と接続される。ユーザ端末
２１は、利用者２０の操作により、識別番号、パスワー
ド等を入力され、インターネット網２を介して、プロバ
イダ３０のアクセスポイント３３に接続を要求し、アク
セスポイント３３の個人認証後に、サーバ３１に接続さ
れる。ユーザ端末２１は、サーバ３１により表示される
プロバイダ３０のポータルサイトにリンクする広告やホ
ームページ案内等を利用者がクリックすることにより、
一以上のレンタル店の情報を有するホームページ３２に
アクセスする。ユーザ端末２１は、ウェブページを閲覧
するための閲覧ソフトウェア（ウェブブラウザ）等を備
える。

【００２８】ユーザ端末２１は、ホームページ３２に表
示されるレンタル商品群の商品分類に従って選択された
商品の詳細情報をサーバ３１に要求し、サーバ３１から
提供される商品の詳細情報を参照する。ユーザ端末２１
は、ホームページ３２から商品の予約申込画面を表示
し、選択されたレンタル商品を予約するための注文情報
と利用者が受け取りを希望する受け取り場所の指定情報
を利用者の操作により入力され、入力された情報をサー
バ３１に送信する。ユーザ端末２１は、接続されるプリ
ンタ２２等の出力手段により、サーバ３１から受信した
予約識別情報を、必要に応じて印刷する。

【００２９】プロバイダ３０のアクセスポイント３３
は、インターネット網２を介してユーザ端末２１より受
信した識別番号、パスワード等により利用者２０の個人
認証を行った後、ユーザ端末２１をサーバ３１に接続す
る。アクセスポイント３３は、サーバ３１への接続の可
否をユーザ端末２１に送信し、表示する。アクセスポイ
ント３３は、ユーザ端末２１からの接続断要求に従っ
て、ユーザ端末２１とサーバ３１の接続を解除する。

【００３０】サーバ３１は、サーバコンピュータ等の情
報処理装置であり、一以上のレンタル店の商品情報を有
するホームページ３２を備える。サーバ３１は、ホーム
ページ３２上で、レンタル商品会社１０の提供する商品
一覧リスト（商品分類リスト）を表示し、選択された商
品分類リストの範囲で利用（予約）可能な商品の商品情
報画面と、商品の注文情報を入力させる予約画面をユー
ザ端末２１に表示する。また、サーバ３１は、商品デー
タベース３４に接続され、ホームページ３２に掲載さ
れ、リンクされている商品データベース３４の商品情報
を検索し、抽出し、表示し、さらに更新する機能を有す
る。

【００３１】サーバ３１は、ユーザ端末２１から送信さ
れる注文情報及び受け取り場所の指定情報を受信し、受
信した情報を分析して、商品データベース３４の商品情
報と稼動情報３５とを更新する。さらに、更新した商品
情報及び稼動情報３５から、予約識別情報を生成し、ユ
ーザ端末２１と該当する商品を有するレンタル店の店舗
端末に送信する。また、利用者２０への商品引き渡し時
に、店舗端末１３或いは携帯端末１２から送信される更
新された予約識別情報を受信し、受信した予約識別情報
に基づいて商品データベース３４の商品情報と稼動情報
３５を更新する。

【００３２】商品データベース３４は、レンタル商品の
商品情報と稼動情報３５とを記憶する。当該商品情報
は、例えば、旅行用鞄、バーベキューセットやテント等
のレジャー用の商品、或いはコンパクトディスクやビデ
オ等のＡＶ（Audio Visual）商品等の商品分類リスト
と、当該商品分類に属する各商品の情報、例えば、商品
の名称、商品番号、レンタル可能期間、レンタル料金、
写真等の情報を含む。当該商品情報は、サーバ３１によ
り検索、抽出され、ホームページ３２上に商品情報画
面、予約画面として表示される。また、商品データベー
ス３４は、商品の予約情報或いは貸出情報に関する稼動
情報３５を有する。さらに、商品データベース３４は、
商品毎の予約に対応した予約識別情報を記憶する。ここ
で、予約識別情報は、利用者（注文者）と予約情報を識
別するための情報であり、一度の予約毎に固有の情報と
してサーバ３１により生成される。

【００３３】次に、図２を参照して、本発明の第１の実
施の形態について説明する。図２は、各端末及びサーバ
の動作手順を示すフローチャートである。

【００３４】利用者２０は、ユーザ端末２１からレンタ
ル商品会社１０のホームページ３２にアクセスし、表示
される画面に従って必要な予約情報を入力し、希望する
商品の予約手続を行う。図２を参照して、以下に各端末
及びサーバの動作ステップを詳細に示しながら、予約処
理のフローを説明する。

【００３５】ユーザ端末２１は、利用者２０により自己
識別子とパスワードとを入力され、入力された自己識別
子とパスワードとをプロバイダ３０のアクセスポイント
３３に送信する（ステップＳ１）。アクセスポイント３
３は、受信した自己識別子とパスワードとに基づいて利
用者の個人認証を行った後、ユーザ端末２１をサーバ３
１に接続する（ステップＳ２）。ユーザ端末２１に接続
されたサーバ３１は、プロバイダ３０のポータルサイト
をユーザ端末２１に送信し、表示する（ステップＳ
３）。

【００３６】ユーザ端末２１が、利用者２０の操作によ
り、プロバイダ３０のポータルサイトの広告或いはリン
クしたウェブサイトをクリックすること（ステップＳ
４）により、サーバ３１は、レンタル商品会社１０の一
以上のレンタル店の商品情報を有するホームページ３２
をユーザ端末２１に表示する（ステップＳ５）。ユーザ
端末２１は、ホームページ３２上の商品分類一覧リスト
から該当する商品分類を選択すると、選択された商品分
類に属する商品の商品情報が画面に表示される（ステッ
プＳ６）。表示される商品情報画面の例を図３に示す。
図３に示すように、商品情報画面は、商品の名称、商品
番号、レンタル可能期間、レンタル料金等の情報の他
に、予約チェックボックスと、各商品毎の詳細情報を検
索し、表示させるボタンと、また、予約チェックボック
スにチェックされた商品のレンタル期間や受け取り場所
の指定情報等の注文情報を入力する、予約画面を表示さ
せるボタンとを備える。

【００３７】ユーザ端末２１は、必要に応じて、詳細情
報を検索し、表示させるために商品画面（図３）の「詳
細」ボタンをクリックすることにより、商品の詳細情報
を取得する。取得した商品情報を参照して、表示された
商品情報画面上で選択された商品の予約チェックボック
スにチェックマークを入力し（ステップＳ７）、「レン
タル期間／受け取り場所の指定」ボタンをクリックする
ことにより、レンタル期間や受け取り場所の指定情報等
を入力する予約画面をホームページ３２から呼び出し、
表示する（ステップＳ８）。

【００３８】図４に表示される予約画面の例を示す。レ
ンタル開始日とレンタル終了日の入力フィールドと、受
け取り可能なレンタル店のリストと、受け取りレンタル
店を指定する指定チェックボックスと、各レンタル店毎
に詳細な場所の地図を表示させるためのボタンと、入力
した注文情報を確定し、予約情報としてサーバ３１に送
信するためのボタンとを備える。レンタル店のリスト
は、レンタル店の名称、住所、電話番号等の情報を含
む。

【００３９】ユーザ端末２１は、予約画面（図４）上の
各入力フィールドにレンタル開始日とレンタル終了日を
入力する（ステップＳ９）。ユーザ端末２１は、必要に
応じて、レンタル店の場所情報を検索し、その地図を表
示させるために予約画面（図４）の「地図」ボタンをク
リックすることにより、レンタル店の地図情報を取得す
る。取得した地図情報を参照して、表示された予約画面
上で選択されたレンタル店の指定チェックボックスにチ
ェックマークを入力し（ステップＳ１０）、「予約」ボ
タンをクリックすることにより、レンタル期間や受け取
り場所の指定情報等の入力した情報を確定させ、入力さ
れた予約情報をサーバ３１に送信する（ステップＳ１
１）。

【００４０】サーバ３１は、ユーザ端末２１から送信さ
れた予約情報を受信し、該当する商品を判別して、商品
データベース３４の当該商品の商品情報を予約済みとし
て更新し、さらに当該商品の稼動情報３５をレンタル期
間に応じて更新する（ステップＳ１２）。次いで、サー
バ３１は、利用者（注文者）２０及び予約情報を識別す
るための予約識別情報を生成し、ユーザ端末２１と、レ
ンタル商品会社１０のサーバ１１とに対し、生成した予
約識別情報を、予約を受け付けた旨を表現するメッセー
ジと共に送信する（ステップＳ１３）。

【００４１】サーバ１１は、受信した予約識別情報を分
析して、受け取り場所に指定されたレンタル店Ｘ１６の
店舗端末１３と、該当商品が存在するレンタル店Ｙ１７
の店舗端末１４とに対し、例えばイントラネット等の店
舗端末を結ぶ通信手段を介して、受信した予約識別情報
を転送する（ステップＳ１４）。店舗端末１３と１４と
は、転送された予約識別情報を記憶する（ステップＳ１
５）。

【００４２】ユーザ端末２１は、サーバ３１から送信さ
れた、予約識別情報等を含む予約受付画面を表示する
（ステップＳ１６）。図５に、表示される予約受付画面
の例を示す。予約受付画面は、予約を受け付けた旨のメ
ッセージと、予約識別情報番号と当該商品のバーコード
と、予約が受け付けられたことを確認するためのボタン
とを備える。ユーザ端末２１は、表示された予約受付画
面をプリンタ２２により印刷する（ステップＳ１７）。

【００４３】ユーザ端末２１は、表示された予約受付画
面（図５）上で「ＯＫ」ボタンをクリックすることによ
り、今回の予約処理を終了させる（ステップＳ１８）。
予約処理を終了させると、ホームページ３２はメインの
（初期の）ウェブページを表示する。ユーザ端末２１
は、例えばホームページ閲覧用ブラウザを閉じることに
より、自動的にサーバ３１との接続断要求を行う（ステ
ップＳ１９）。アクセスポイント３３は、ユーザ端末２
１からの接続断要求を受けて、サーバ３１との接続を解
除する（ステップＳ２０）。

【００４４】レンタル店Ｙ１７は、店舗端末１４で受信
した予約識別情報を判別して、レンタル開始日までに当
該商品を受け取り場所に指定されたレンタル店Ｘ１６に
送付する。

【００４５】利用者２０は、指定したレンタル開始日
に、指定した受け取り場所であるレンタル店Ｘ１６に出
向き、ステップＳ１７で印刷された予約識別情報を提示
する。さらに、利用者２０は、氏名、住所、電話番号等
の個人情報も提供する。

【００４６】レンタル店Ｘ１６の店舗端末１３は、提示
された予約識別情報を、例えばバーコードリーダにより
読み取り、ステップＳ１５で記憶した予約識別情報を呼
び出し、読み込まれた予約識別情報と呼び出された予約
識別情報を、照合確認する（ステップＳ２１）。

【００４７】レンタル店Ｘ１６は、店舗端末１３が前記
の予約識別情報が一致したことを確認した後、代金と引
き替えに当該商品を利用者２０に引き渡す。

【００４８】店舗端末１３は、利用者２０に引き渡す当
該商品に付属するバーコードをバーコードリーダで読み
取り、利用者により提供された個人情報を入力する。入
力された情報は、ステップＳ２１で照合確認された予約
識別情報と共にサーバ１１を介して、プロバイダ３０の
サーバ３１に送信される（ステップＳ２２）。

【００４９】サーバ３１は、受信した商品及び個人情報
と予約識別情報を判別して、商品データベースの当該商
品の商品情報を貸出中に更新し、さらに当該商品の稼動
情報３５をレンタル期間に応じて更新し、貸出先情報を
追加する（ステップＳ２３）。

【００５０】利用者２０は、レンタル期間の終了日に、
受け取り場所に指定したレンタル店Ｘ１６に出向き、商
品を返却する。

【００５１】レンタル店Ｘ１６の店舗端末１３は、商品
に付されたバーコードをバーコードリーダで読み取る。
店舗端末１３は、記憶した予約識別情報を呼び出し、呼
び出された予約識別情報の商品情報と予約情報を、読み
取った商品情報と照合確認する（ステップＳ２４）。次
いで店舗端末１３は、返却された当該商品の商品情報を
返却受領通知と共にサーバ１１を介して、プロバイダ３
０のサーバ３１に送信する（ステップＳ２５）。

【００５２】サーバ３１は、受信した当該商品の商品情
報と返却受領通知を判別して、商品データベースの当該
商品の商品情報を予約可能に更新し、さらに当該商品の
稼動情報３５を返却受領通知に応じて更新し、ステータ
スを待機中とする（ステップＳ２６）。

【００５３】以上説明したように、本発明の第１の実施
の形態によれば、利用者２０は、インターネットを利用
して、希望するレンタル商品の詳細情報を検索し、選択
した商品の予約及び受け取り場所の指定等、商品の情報
収集と予約手続を全てホームページ３２上で行うことが
可能となり、使い勝手が良い。

【００５４】上記第１の実施の形態の説明では、利用者
２０は、ステップＳ１７で印刷された予約識別情報を、
受け取り場所に指定したレンタル店Ｘ１６に出向いて提
示するとしたが、ステップＳ１６で表示される予約受付
画面を参照して予約識別情報番号を控え、この控えられ
た予約識別情報番号をレンタル店Ｘ１６に通知しても良
い。

【００５５】さらに、上記第１の実施の形態では、予約
された当該商品がレンタル店Ｙ１７に存在し、受け取り
場所に指定されたレンタル店Ｘ１６に当該商品を送付す
ると説明した。複数の選択された商品が、複数のレンタ
ル店、例えばレンタル店Ｙ１７とレンタル店Ｚ１８とに
存在する場合には、当該２つのレンタル店Ｙ１７及びレ
ンタルＺ１８から、当該商品をレンタル店Ｘ１６に送付
する。

【００５６】また、上記第１の実施の形態では、単品の
商品毎にユーザ端末２１が、商品情報画面（図３）で商
品を選択し、選択された商品について予約画面（図４）
でレンタル開始日と終了日等の注文情報を入力し、入力
された情報をサーバ３１に送信する。サーバ３１は商品
データベースの商品情報等を更新し、予約受付画面（図
５）をユーザ端末２１に表示する。ここで、例えば、予
約画面（図４）に、次の予約手続に進むボタンと全ての
予約手続を完了するボタンとをさらに備え、商品情報画
面（図３）で商品を選択し、予約画面（図４）で注文情
報を入力する。次の予約手続に進むボタンをクリックし
て商品情報画面（図３）を表示させ、次の商品を選択
し、予約画面（図４）で注文情報を入力する。レンタル
希望する全ての商品に関してこれらの操作を繰り返した
後、全ての予約手続を完了するボタンをクリックするこ
とにより、ユーザ端末２１に記憶した選択された全ての
商品の商品情報と注文情報とを一括して、サーバ３１に
送信する。サーバ３１は、受信した注文情報等に基づい
て、例えば商品コード順に、該当する商品を判別し、商
品データベース３４の商品情報と稼動情報３５とを更新
し、受け付けた商品毎に予約受付画面（図５）を、ユー
ザ端末２１に表示するようにしても良い。

【００５７】上記第１の実施の形態の説明では、利用者
は、レンタル商品の返却時に、受け取り場所として指定
したレンタル店Ｘ１６に出向いて、返却手続を行うとし
た。利用者２０は、いずれのレンタル店で返却手続を行
っても良い。即ち、受け取り場所に指定したレンタル店
Ｘ１６或いは当該商品の存在していたレンタル店Ｙ１７
以外であっても返却手続は可能である。利用者が出向い
たレンタル店Ｚ１８の店舗端末１５は、サーバ１１を介
してプロバイダ３０のサーバ３１に予約識別情報の提供
を要求して、サーバ３１は、商品データベース３４に記
憶された稼動情報３５から予約識別情報を判別、抽出
し、抽出された予約識別情報を店舗端末１５に送信す
る。店舗端末１５は、受信した予約識別情報の商品情報
と予約情報とを、利用者が返却した商品に付されたバー
コードから読み取った商品情報と照合確認することによ
りステップＳ２４を行っても良い。

【００５８】次に、図６を参照して、本発明の第２の実
施の形態について説明する。図６は、各端末及びサーバ
の動作手順を示すフローチャートである。

【００５９】本発明の第２の実施の形態は、ユーザ端末
２１がホームページ３２上の画面で受け取り場所に自宅
を指定し、レンタル店の店員が利用者２０の自宅にレン
タル商品を配送する変形例である。図６を参照して、各
端末及びサーバの動作ステップを詳細に示しながら、予
約処理のフローを説明する。

【００６０】ユーザ端末２１が、自己識別子とパスワー
ドを入力してアクセスポイント３３にサーバ３１との接
続を要求するステップＳ３１から、表示された商品情報
画面（図３）上で選択された商品のチェックボックスに
チェックマークを入力するステップＳ３７までの動作手
順は、第１の実施の形態に係るフローチャート（図２）
のステップＳ１からステップＳ７と同様である。

【００６１】ユーザ端末２１が商品情報画面上で商品を
選択し、「レンタル期間／受け取り場所の指定」ボタン
をクリックする（ステップＳ３７）と、レンタル期間や
受け取り場所の指定情報等を入力する予約画面（図７）
がホームページ３２から呼び出され、表示される（ステ
ップＳ３８）。

【００６２】図７に表示される予約画面の例を示す。レ
ンタル開始日とレンタル終了日の入力フィールドと、受
け取り可能なレンタル店のリストと、受け取りレンタル
店を指定する指定チェックボックスと、各レンタル店毎
に詳細な場所の地図を表示させるためのボタンと、入力
した注文情報を確認し、予約情報としてサーバ３１に送
信するためのボタンとを備える。さらに、自宅配送を希
望する場合の氏名、住所、電話番号等の個人情報（ユー
ザ情報）を入力する画面を表示させるボタンを備える。
レンタル店のリストは、レンタル店の名称、住所、電話
番号等の情報を含む。

【００６３】ユーザ端末２１は、予約画面（図７）上の
各入力フィールドにレンタル開始日とレンタル終了日と
を入力する（ステップＳ３９）。次いで、予約画面上の
「氏名／住所指定」ボタンをクリックすることにより、
レンタル商品が自宅へ配送されるために必要な氏名、住
所、電話番号等の情報を入力する個人情報入力画面（図
８）を表示させる（ステップＳ４０）。

【００６４】図８に表示される個人情報入力画面の例を
示す。住所、氏名、電話番号と受け取り時間の入力フィ
ールドと、商品情報画面（図３）で選択された商品、予
約画面（図７）で入力されたレンタル開始日及びレンタ
ル終了日と、個人情報入力画面（図８）で入力した個人
情報を含む入力された注文情報とを確定し、予約情報と
してサーバ３１に送信するためのボタンとを備える。

【００６５】ユーザ端末２１は、個人情報入力画面（図
８）上の各入力フィールドに利用者２０の住所、氏名、
電話番号及び受け取りを希望する日時を入力する（ステ
ップＳ４１）。次いでユーザ端末２１は、「予約」ボタ
ンをクリックすることにより、ステップＳ３８からステ
ップＳ４１で入力されたレンタル期間や受け取り場所の
指定情報等の入力した情報を確定させ、入力された予約
情報をサーバ３１に送信する（ステップＳ４２）。

【００６６】サーバ３１が、受信した予約情報に基づい
て該当する商品を判別して、商品データベース３４の当
該商品の商品情報と稼動情報３５とを更新するステップ
Ｓ４３から、ユーザ端末２１が、サーバ３１との接続断
要求を行い（ステップＳ５０）、アクセスポイント３３
が、ユーザ端末２１からの接続断要求を受けて、サーバ
３１との接続を解除するステップＳ５１までの動作手順
は、第１の実施の形態に係るフローチャート（図２）の
ステップＳ１２からステップＳ２０と同様である。

【００６７】ただし、サーバ１１は、受け取りを指定さ
れたレンタル店がないので（自宅が受け取り場所に指
定）、ステップＳ４４で当該商品の存在するレンタル店
Ｙ１７の店舗端末１４にのみ予約識別情報を転送する。
レンタル店Ｙは、当該商品を指定された受け取り日（レ
ンタル開始日）まで保管する。

【００６８】指定された商品の受け取り日時に、レンタ
ル店Ｙ１７の店員は、携帯端末１２を携行し、商品を利
用者２０の自宅に配達する。レンタル店Ｙ１７の店員が
利用者２０の自宅を訪れた際、利用者２０はステップＳ
４７で印刷された予約識別情報を提示する。

【００６９】携帯端末１２は、ステップＳ４５で店舗端
末１４が記憶した予約識別情報をサーバ１１を介して呼
び出し（ステップＳ５２）、利用者２０により提示され
た予約識別情報を例えば携帯スキャナ等で読み取り、読
み込まれた予約情報と呼び出された予約識別情報を、照
合確認する（ステップＳ５３）。

【００７０】レンタル店Ｙ１７の店員は、携帯端末１２
が前述の予約識別情報が一致したことを確認した後、代
金と引き替えに当該商品を利用者２０に引き渡す。

【００７１】携帯端末１２は、利用者２０に引き渡す当
該商品に付属するバーコードを予めレンタル店Ｙ１７の
バーコードリーダで読み取り、利用者２０により提供さ
れた個人情報を入力しておく。入力された情報は、ステ
ップＳ５１で照合確認された予約識別情報と共にサーバ
１１を介して、プロバイダ３０のサーバ３１に送信され
る（ステップＳ５４）。

【００７２】サーバ３１は、受信した商品情報、個人情
報及び予約識別情報を判別して、商品データベースの当
該商品の商品情報を貸出中に更新し、さらに当該商品の
稼動情報３５をレンタル期間に応じて更新し、貸出先情
報を追加する（ステップＳ５５）。

【００７３】レンタル店Ｙ１７の店員は、レンタル期間
の終了日に、携帯端末１２を持って利用者２０の自宅に
出向き、商品を引き取る。

【００７４】携帯端末１２は、商品に付されたバーコー
ドを携帯型バーコードリーダで読み取る。携帯端末１２
は、店舗端末１４が記憶した予約識別情報をサーバ１１
を介して呼び出し、呼び出された予約識別情報の商品情
報と予約情報を、読み取った商品情報と照合確認する
（ステップＳ５６）。次いで携帯端末１２は、返却され
た当該商品の商品情報を返却受領通知と共にサーバ１１
を介して、プロバイダ３０のサーバ３１に送信する（ス
テップＳ５７）。

【００７５】サーバ３１は、受信した当該商品の商品情
報と返却受領通知とを判別して、商品データベースの当
該商品の商品情報を予約可能に更新し、さらに当該商品
の稼動情報３５を返却受領通知に応じて更新し、ステー
タスを待機中とする（ステップＳ５８）。

【００７６】以上説明したように、本発明の第２の実施
の形態によれば、利用者２０は、第１の実施の形態と同
様にして、インターネットを利用して、商品の情報収集
と予約手続を全てホームページ３２上で行うことが可能
となる上、商品の受け取りと返却を自宅で行うことがで
きるので、使い勝手が良い。

【００７７】上記第２の実施の形態では、個人情報入力
画面（図８）で受け取り時間を入力すると説明したが、
返却時間も合わせて入力するようにしても良い。この場
合、利用者２０及び商品を引き取りに出向くレンタル店
にとっても好都合である。さらに、利用者２０は、電話
等の連絡により、予め指定した受け取り時間及び返却時
間を変更できるようにしても良い。

【００７８】上記第２の実施の形態の説明では、利用者
２０は、ステップＳ４７で印刷された予約識別情報を、
商品の配達に自宅を訪れたレンタル店Ｙ１７の店員に提
示するとしたが、ステップＳ４６で表示される予約受付
画面を参照して予約識別情報番号を控え、この控えられ
た予約識別情報番号を店員に通知しても良い。

【００７９】本発明は、上記実施の形態の説明に限定さ
れず、種々の応用変形がさらに可能である。上記実施の
形態では、各レンタル店の店舗端末は、イントラネット
等の通信手段によりレンタル商品会社１０のサーバ１１
に接続され、サーバ１１を介してプロバイダ３０のサー
バ３１と情報の送受信を行うと説明した。例えば、各レ
ンタル店の店舗端末を専用回線或いはインターネット網
を介して直接プロバイダのサーバと接続可能にしても良
い。

【００８０】さらに、ホームページ３２が格納されるサ
ーバ３１と商品データベース３４とはプロバイダ３０に
備えられるとしたが、例えば、データセンタ或いは貸出
サーバ等の外部ソース（データ管理のアウトソーシング
サービス等）を利用して、ホームページ３２及び商品デ
ータベース３４の管理運営を委託することも可能であ
る。

【００８１】また、ユーザ端末２１に表示される商品情
報画面、予約画面、個人情報入力画面のそれぞれが、商
品の予約手続を中断し、ホームページ３２の初期画面に
戻るための「中断」ボタンを備えても良い。

【００８２】上記実施の形態では、ユーザ端末２１に表
示される、第１の実施の形態の予約画面（図４）及び、
第２の実施の形態の予約画面（図７）と個人情報入力画
面（図８）とがそれぞれ、「予約」ボタンを備え、各画
面で入力されたレンタル期間、受け取り場所等の予約情
報を確定し、「予約」ボタンをクリックすることにより
確定した予約情報をサーバ３１に送信すると説明した。
ここで、ユーザ端末２１が上記各画面の「予約」ボタン
をクリックすると、入力情報確認画面（図示せず）が表
示され、選択された商品の名称、商品番号等も含め、入
力された全ての予約情報がまとめて表示され、利用者２
０が予約内容を確認した後、入力情報確認画面に備えら
れた「確認」ボタンをクリックすることにより、表示さ
れた全ての予約情報をサーバ３１に送信するようにして
も良い。

【００８３】さらに、上記の入力情報確認画面に表示さ
れた情報に間違いがあれば、訂正入力し、ユーザ端末２
１の入力情報確認画面に備えられた「訂正」ボタンをク
リックすることにより、訂正した情報を確定させた後、
「確認」ボタンをクリックすることにより、表示された
全ての予約情報をサーバ３１に送信するようにしても良
い。

【００８４】上記実施の形態の説明では、レンタル商品
は、代金と引き替えに引き渡されるとした。例えば、予
約画面（図４又は図７）で支払い方法を選択するボタン
を備え、利用者２０は、現金支払いかカード支払いを選
択する。カード支払いが選択されると、ユーザ端末２１
にカード情報入力画面が表示され、カードの種類、カー
ド番号、有効期限、支払い金額、氏名、登録住所等の必
要項目を画面に従って入力する。次いでカード情報入力
画面に備える「確認」ボタンをクリックすることによ
り、入力されたカード情報を予約情報と共にサーバ３１
に送信し、サーバ３１は受信したカード情報をレンタル
商品会社のサーバ１１に転送する。サーバ１１は、受信
したカード情報を決済端末（図示せず）に送信し、当該
決済端末がカード情報に基づき代金の決済を行うように
しても良い。

【００８５】

【発明の効果】本発明によれば、インターネットを利用
して、簡便にレンタル商品を予約することが可能であ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係るレンタル商品の予約
システムの構成例である。

【図２】本発明の第１の実施の形態に係る各端末とサー
バの動作手順を示すフローチャートである。

【図３】レンタル商品会社のホームページの商品情報画
面の例である。

【図４】レンタル商品会社のホームページの予約画面の
例である。

【図５】レンタル商品会社のホームページの予約受付画
面の例である。

【図６】本発明の第２の実施の形態に係る各端末とサー
バの動作手順を示すフローチャートである。

【図７】レンタル商品会社のホームページの予約画面の
例である。

【図８】レンタル商品会社のホームページの個人情報入
力画面の例である。

【符号の説明】

１ 通信回線 ２ インターネット網 １０ レンタル商品会社 １１ サーバ １２ 携帯端末 １３ 店舗端末 １４ 店舗端末 １５ 店舗端末 １６ レンタル店Ｘ １７ レンタル店Ｙ １８ レンタル店Ｚ ２０ 利用者 ２１ ユーザ端末 ２２ プリンタ ３０ プロバイダ ３１ サーバ ３２ ホームページ ３３ アクセスポイント ３４ 商品データベース ３５ 稼動情報

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ユーザ端末と、 複数のレンタル店の店舗端末と、 レンタル店のホームページを記憶しネットワーク上に配
   置されたサーバと、 前記サーバに接続された商品データベースとを備え、 前記ユーザ端末は、ネットワークを介してレンタル店の
   ホームページにアクセスし、該ホームページ上に表示さ
   れた商品群の中から商品を選択し、予約画面を呼び出
   し、呼び出した予約画面に当該商品の予約情報を入力
   し、入力された予約情報を前記サーバに送信し、 前記サーバは、ユーザ端末から送信されてきた予約情報
   を受信し、受信した予約情報に基づいて、商品データベ
   ースの当該商品の稼動情報を更新し、予約識別情報を生
   成し、生成した予約識別情報を前記ユーザ端末とレンタ
   ル店の前記店舗端末とに送信し、 レンタル店は、前記予約識別情報に基づいて利用者を確
   認した後、当該商品を利用者に引き渡す、 ことを特徴とするインターネットを利用したレンタル商
   品の予約システム。
2. 【請求項２】前記ユーザ端末は、ホームページに表示さ
   れた複数のレンタル店の商品群の中から商品を選択し、
   選択された当該商品の詳細情報の検索を前記サーバに要
   求し、 前記サーバは、商品の詳細情報を有する前記商品データ
   ベースを検索し、該当する商品の詳細情報を抽出し、抽
   出された当該商品の詳細情報をホームページに表示す
   る、 ことを特徴とする請求項１に記載のインターネットを利
   用したレンタル商品の予約システム。
3. 【請求項３】前記商品データベースが有する商品の詳細
   情報は、当該商品の画像を含む、 ことを特徴とする請求項１又は２に記載のインターネッ
   トを利用したレンタル商品の予約システム。
4. 【請求項４】前記サーバは、前記ユーザ端末がホームペ
   ージの予約画面から入力送信した複数の商品の予約情報
   に基づいて、商品データベースの複数の商品の稼動情報
   を更新し、複数の予約識別情報を生成し、生成した複数
   の予約識別情報を前記ユーザ端末と複数のレンタル店の
   前記店舗端末とに送信し、 複数のレンタル店の中の一のレンタル店は、前記複数の
   予約識別情報に基づいて利用者を確認した後、当該複数
   の商品を利用者に引き渡す、 ことを特徴とする請求項１に記載のインターネットを利
   用したレンタル商品の予約システム。
5. 【請求項５】複数のレンタル店は、利用者の自宅に当該
   商品を配送する、 ことを特徴とする請求項１又は４に記載のインターネッ
   トを利用したレンタル商品の予約システム。
6. 【請求項６】前記予約識別情報は、当該商品を識別する
   バーコードを含む、 ことを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載
   のインターネットを利用したレンタル商品の予約システ
   ム。
7. 【請求項７】代金と引き替えに当該商品が利用者に引き
   渡される、 ことを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項に記載
   のインターネットを利用したレンタル商品の予約システ
   ム。
8. 【請求項８】前記ユーザ端末は、ホームページの予約画
   面を呼び出し、呼び出された予約画面に当該商品の予約
   情報とカード情報とが入力され、入力された予約情報と
   共にカード情報を前記サーバに送信し、 前記サーバは、カード情報と共に受信した予約情報に基
   づいて、前記店舗端末にカード情報を送信し、レンタル
   店が受信したカード情報に基づいて決済を行う、 ことを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項に記載
   のインターネットを利用したレンタル商品の予約システ
   ム。
9. 【請求項９】ユーザ端末と、複数のレンタル店の店舗端
   末と、ネットワーク上に配置されたレンタル店のホーム
   ページを記憶するサーバと、前記サーバに接続された商
   品データベースとを備え、 ネットワークを介してレンタル店のホームページにアク
   セスし、ホームページ上に表示された商品群の中から商
   品を選択する商品選択ステップと、予約画面を呼び出
   し、呼び出した予約画面に当該商品の予約情報を入力
   し、入力された予約情報を前記サーバに送信する予約情
   報送信ステップと、 ユーザ端末から送信されてきた予約情報を受信し、受信
   した予約情報に基づいて、商品データベースの当該商品
   の稼動情報を更新する稼動情報更新ステップと、予約識
   別情報を生成し、生成した予約識別情報を前記ユーザ端
   末とレンタル店の前記店舗端末とに送信する予約識別情
   報送信ステップとを備え、 レンタル店は、前記予約識別情報に基づいて利用者を確
   認した後、当該商品を利用者に引き渡す、 ことを特徴とするインターネットを利用したレンタル商
   品の予約方法。
10. 【請求項１０】ホームページに表示された複数のレンタ
    ル店の商品群の中から商品を選択し、選択された当該商
    品の詳細情報の検索を前記サーバに要求する検索要求ス
    テップと、商品の詳細情報を有する前記商品データベー
    スを検索し、該当する商品の詳細情報を抽出し、抽出さ
    れた当該商品の詳細情報をホームページに表示する詳細
    情報表示ステップとをさらに備える、 ことを特徴とする請求項９に記載のインターネットを利
    用したレンタル商品の予約方法。
11. 【請求項１１】レンタル店は、当該商品を利用者の自宅
    に配送する商品配送ステップを備える、 ことを特徴とする請求項９又は１０に記載のインターネ
    ットを利用したレンタル商品の予約方法。