JP2002153929A - ワーク供給装置 - Google Patents

ワーク供給装置

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JP2002153929A
JP2002153929A JP2000357189A JP2000357189A JP2002153929A JP 2002153929 A JP2002153929 A JP 2002153929A JP 2000357189 A JP2000357189 A JP 2000357189A JP 2000357189 A JP2000357189 A JP 2000357189A JP 2002153929 A JP2002153929 A JP 2002153929A
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Kazunori Yoshinuma
和紀 吉沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が簡単であり、またスペースが少なくて
済むワーク供給装置を提供することにある。 【解決手段】 ワークWを積載する素材テーブル1を回
転自在に取り付け、該素材テーブル1上に仕切板2を介
して複数のワーク積載位置LP1、LP2、LP3、L
P4を仕切ると共に1つのワーク引渡位置DEPを設定
し、該素材テーブル1を回転し所定のワーク積載位置L
P2をワーク引渡位置DEPに位置決めし該所定のワー
ク積載位置LP2上のワークWを外部のワーク把持手段
20、21に引き渡し可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワーク供給装置、特
にベンディングロボットによる曲げ加工システムに使用
されるワーク供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ベンディングロボットによる
曲げ加工システムは、例えば図8に示す構成を有してい
る。
【0003】図8において、曲げ加工機であるプレスブ
レーキ50の前方には、レール51上を左右方向(X軸
方向)に移動するベンディングロボット52が設置さ
れ、更にその前方には、ワークWを積載したローディン
グ台車53が設置されている。
【0004】この構成により、曲げ加工を行う際には、
ベンディングロボット52は、そのグリッパ54、55
で前方のローディング台車53上のワークWを一枚取り
する。
【0005】そして、ベンディングロボット52は、こ
の一枚取りしたワークWを今度は後方のプレスブレーキ
50へ供給すれば、該プレスブレーキ50によりワーク
Wに対して所定の曲げ加工が施されるようになっている
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】しかし、従来の曲げ加工システムには(図
8)、次のような課題がある。
【0008】即ち、大量生産を行う場合には、ワークW
を供給するローディング台車53側が(図8)、ベンデ
ィングロボット52側へ、大量のワークWを供給する必
要がある。
【0009】そのためのワーク供給方式の1つとして
は、例えば、図9に示すように、停止しているベンディ
ングロボット52の前方に、何台ものローディング台車
53A、53B・・・を入れ換えて配置する方式があ
る。
【0010】例えば、ベンディングロボット52が、最
初はローディング台車53A上のワークWを一枚取りし
て後方のプレスブレーキ50へ供給する。
【0011】ところが、曲げ加工中にローディング台車
53A上のワークWが無くなるので、その際には、新し
いローディング台車53B上を入れ換えて、今度はこの
新しいローディング台車53B上のワークWを一枚取り
して後方のプレスブレーキ50へ供給する。
【0012】このようにして、ワークWが無くなると、
新しいローディング台車53C、53D・・・を順次入
れ換えることにより、大量のワークWをベンディングロ
ボット52側へ供給している。
【0013】しかし、この方式では、ローディング台車
53A、53B・・・を(図9)順次入れ換えなければ
ならず、そのために、ローディング台車入換装置の構成
が複雑になり、その結果、装置が高価になるおそれがあ
る。
【0014】また、他のワーク供給方式としては、例え
ば、図10に示すように、予め何台ものローディング台
車53A、53B・・・を並べておいて、ベンディング
ロボット52を自走させる方式がある。
【0015】例えば、ベンディングロボット52が、最
初はローディング台車53Aまで移動し、その上のワー
クWを一枚取りした後プレスブレーキ50へ供給する。
【0016】そして、曲げ加工中にローディング台車5
3A上のワークWが無くなった場合には、ベンディング
ロボット52は、次のローディング台車53Bまで移動
し、同様に今度はローディング台車53B上のワークW
を一枚取りした後プレスブレーキ50へ供給する。
【0017】このようにして、ワークWが無くなると、
ベンディングロボット52を順次次のローディング台車
53C、53D・・・まで移動させることにより、大量
のワークWをベンディングロボット52側へ供給してい
る。
【0018】しかし、この方式では、ローディング台車
53A、53B・・・を予め並べておく必要があり、そ
のためのスペースを十分確保しなければならない。
【0019】本発明の目的は、構成が簡単であり、また
スペースが少なくて済むワーク供給装置を提供すること
にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、図1〜図7に示すように、ワークWを積
載する素材テーブル1を回転自在に取り付け、該素材テ
ーブル1上に仕切板2(例えば図4(A))を介して複
数のワーク積載位置LP1、LP2、LP3、LP4を
仕切ると共に1つのワーク引渡位置DEPを設定し、該
素材テーブル1を回転し(図4(B))所定のワーク積
載位置LP2(図4(C))をワーク引渡位置DEPに
位置決めし該所定のワーク積載位置LP2上のワークW
を外部のワーク把持手段20、21に(図4(A))引
き渡し可能としたことを特徴とするワーク供給装置11
という技術的手段を講じている。
【0021】従って、本発明の構成によれば、素材テー
ブル1(図2)の回転機構を、例えば該素材テーブル1
に取り付けた回転シャフト5とベルト6とシリンダ8に
より構成したことにより、素材テーブル1を回転するだ
けで曲げ加工に必要なワークWを供給できるので、構成
が極めて簡単になる。
【0022】また、本発明の構成によれば、仕切板2に
より素材テーブル1を複数のワーク積載位置LP1、L
P2、LP3、LP4に仕切ると共に1つのワーク引渡
位置DEPを設定したことにより、上記回転機構を介し
て所定のワーク積載位置LP2を(図4(B))1つの
ワーク引渡位置DEPに位置決めするだけで、該所定の
ワーク積載位置LP2上のワークWを、外部の例えばベ
ンディングロボット10のワーク把持手段20、21に
引き渡すことができるので、装置全体がコンパクトに纏
まり、そのためワークWを引き渡すためのスペースが少
なくて済む。
【0023】これにより、本発明によれば、構成が簡単
であり、またスペースが少なくて済むワーク供給装置を
提供することが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して説明する。図1は、本発明を実施
するための曲げ加工システムを示す全体図である。
【0025】図1の曲げ加工システムは、曲げ加工機1
3と、該曲げ加工機13の前方に設置されたベンディン
グロボット10と、本発明に係るワーク供給装置11
と、ワーク掴み直し装置12などにより構成されてい
る。
【0026】曲げ加工機13は、例えばプレスブレーキ
であり、よく知られているように、上記ベンディングロ
ボット10から供給されたワークWに対してパンチPと
ダイDにより所定の曲げ加工を施す。
【0027】ベンディングロボット10は、プレート1
4に沿って左右(X軸方向)に移動自在であり、そのハ
ンド22には、グリッパ20、21が取り付けられてい
る。
【0028】この構成により、ベンディングロボット1
0は、後述するワーク供給装置11のワーク引渡位置D
EPまで移動し、該ワーク引渡位置DEPに位置決めさ
れた所定のワーク積載位置、例えばLP2上の(図4
(C))ワークWを上記グリッパ20、21で把持して
一枚取りした後、該ワークWを曲げ加工機13(図1)
に供給し突当9に突き当てて位置決めする。
【0029】この場合、ベンディングロボット10は、
ワークWを把持する辺を途中で変更する場合には、ワー
ク掴み直し装置12のバキュームパッド12Aにワーク
Wを一旦吸着させた後、ハンド22を水平面内で180
°旋回させて異なる辺をグリッパ20、21で掴み直
す。
【0030】そして、上記曲げ加工機13と、ベンディ
ングロボット10及びそのグリッパ20、21、更に本
発明に係るワーク供給装置11などの制御動作は(図
7)、全てNC装置15により制御されるようになって
いる(制御信号S1、S2など)。
【0031】上記ワーク供給装置11の詳細は、図2に
示されている。
【0032】図2において、ワーク供給装置11は、フ
レーム3を有し、該フレーム3上には、ワークWを積載
する素材テーブル1がフリーベア4を介して回転自在に
取り付けられ、これにより、後述するモータ8などの回
転機構を介して素材テーブル1が円滑に回転するように
なっている。
【0033】この場合、素材テーブル1の下面のほぼ中
央部には、回転シャフト5が取り付けられ、該回転シャ
フト5は、ベルト6を介してモータ8の回転軸7に結合
されている。
【0034】この構成により、モータ8を駆動すると、
その回転力はベルト6を介して回転シャフト5に伝達さ
れ、素材テーブル1が前記フリーベア4上で回転するこ
とにより、後述する所定のワーク積載位置LP1、LP
2、LP3、LP4を、予め設定されたワーク引渡位置
DEPに位置決めするようになっている。
【0035】また、素材テーブル1上の各ワーク積載位
置LP1、LP2、LP3、LP4の下面には、穴18
1、182、183、184が形成され(図4
(A))、この穴181、182、183、184は、
フレーム3に取り付けられた位置決め用のシリンダ16
のピストンロッド17の位置に対応している。
【0036】従って、この構成により、素材テーブル1
の所定のワーク積載位置、例えばLP2がワーク引渡位
置DEPに移動した場合には(図4(C))、前記シリ
ンダ16を作動しピストンロッド17をその直上方のワ
ーク積載位置LP4の穴184に挿入すれば、素材テー
ブル1はロックされ、該ワーク積載位置LP2をワーク
引渡位置DEPに位置決めすることができる。
【0037】更に、素材テーブル1上には、溝9(図
5)が形成され、該溝9には、仕切板2が着脱自在に取
り付けられている。
【0038】この仕切板2は、図示するように例えば十
字型に形成され、この十字型仕切板2により、素材テー
ブル1上では、4つのワーク積載位置LP1、LP2、
LP3、LP4が仕切られている(例えば図4
(A))。
【0039】また、この仕切板2で仕切られた素材テー
ブル1上の領域であって、前記ベンディングロボット1
0に対向する位置、例えば図4(A)では、左側の領域
(ワーク積載位置LP1の位置)には、1つのワーク引
渡位置DEPが設定されている。
【0040】この構成により、ベンディングロボット1
0は、前記ワーク供給装置11のワーク引渡位置DEP
に移動したときに(図7のステップ101)、当該ワー
ク積載位置、例えば図4(A)の位置の第1ワーク積載
位置LP1にワークWが有れば(図7のステップ102
のYES)、そのままグリッパ20、21でワークWを
把持することができる(図7のステップ103)。
【0041】しかし、ベンディングロボット10がワー
ク供給装置11のワーク引渡位置DEPに移動しても
(図7のステップ101)、図4(A)の位置の第1ワ
ーク積載位置LP1にワークWが無ければ(図7のステ
ップ102のNO)、後述するように、位置決め用のシ
リンダ16を作動して素材テーブル1をアンロックし
(図7のステップ106)素材テーブル1を回転し次の
第2ワーク積載位置LP2をワーク引渡位置DEPに移
動させて(図7のステップ107)素材テーブル1をロ
ックした後(図7のステップ108)、初めてグリッパ
20、21でワークWを把持することができる(図7の
ステップ103)。
【0042】一方、上記仕切板2による素材テーブル1
上の仕切り態様は、図6に示すとおりである。
【0043】即ち、図6(A)は、素材テーブル1上の
溝9に、X軸方向に延びる平板状の仕切板2を装着した
場合であって(右図)、溝9のX軸方向にだけ該仕切板
2が挿入されている。
【0044】この場合は、素材テーブル1上には(図6
(A)の左図)、第1ワーク積載位置LP1と第2ワー
ク積載位置LP2の2ポジションだけが仕切られてお
り、しかもベンディングロボット10(図1)に対向す
る位置全体、図6(A)では第1ワーク積載位置LP1
の位置にワーク引渡位置DEPが設定されている。
【0045】この構成により、ワークWの端面を、素材
テーブル1の左端の中央部に位置する素材セット基準S
ref に揃えることにより、図示するように、ワークWを
2山積載することができる。
【0046】そして、ベンディングロボット10(図
1)に対して第1ワーク積載位置LP1のワークWを全
部引き渡した後は、素材テーブル1を180°回転すれ
ば、第2ワーク積載位置LP2がワーク引渡位置DEP
に位置決めされるので、該第2ワーク積載位置LP2上
のワークWをベンディングロボット10に引き渡すこと
ができる。
【0047】また、図6(B)は、素材テーブル1上の
溝9に、既述したX軸方向とY軸方向に延びる十字型の
仕切板2を装着した場合であって(右図)、溝9の全部
に該仕切板2が挿入されている。
【0048】この場合は、素材テーブル1上には(図6
(B)の左図)、第1ワーク積載位置LP1から第4ワ
ーク積載位置LP4までの4ポジションが仕切られてお
り、しかも前記したようにベンディングロボット10
(図1)に対向する位置のうちの例えば左側の、図6
(B)では第1ワーク積載位置LP1の位置にワーク引
渡位置DEPが設定されている。
【0049】この構成により、ワークWの端面を、素材
テーブル1の中心に位置する素材セット基準Sref に揃
えることにより、図示するように、ワークWを4山積載
することができる。
【0050】そして、ベンディングロボット10(図
1)に対しては、素材テーブル1を順次90°ずつ回転
すれば、各ワーク積載位置LP1〜LP4はワーク引渡
位置DEPに位置決めされるので、該各ワーク積載位置
LP1〜LP4上のワークWをベンディングロボット1
0に順次引き渡すことができる。
【0051】更に、図6(C)は、素材テーブル1上の
溝9から仕切板2を取り外した場合である(右図)。
【0052】この場合は、明らかに、素材テーブル1は
1ポジションのみであって、図示するように、当該1ポ
ジションがワーク引渡位置DEPとなる。
【0053】この構成により、ワークWの端面を、素材
テーブル1の左端上部に位置する素材セット基準Sref
に揃えることにより、図示するように、ワークWを1山
のみ積載することができる。
【0054】そして、ベンディングロボット10(図
1)に対しては、素材テーブル1は固定したままで、そ
の上のワークWをベンディングロボット10に引き渡す
ことができ、これにより、素材テーブル1と同じサイズ
のワークWを供給することが可能となり、本発明の利便
性が高められる。
【0055】以下、前記構成を有する本発明の動作を図
7に基づいて説明する。
【0056】この場合、素材テーブル1上の溝9には、
十字型の仕切板2が挿入され(図1〜図5)、従って、
素材テーブル1上には仕切板2を介して4つのワーク積
載位置LP1、LP2、LP3、LP4が仕切られ、且
つワーク引渡位置DEPがベンディングロボット10に
対向する位置の左側(図4(A)の場合の第1ワーク積
載位置LP1の位置)に設定されているものとする。
【0057】また、最初は(図4(A))、第1ワーク
積載位置LP1がワーク引渡位置DEPに位置決めさ
れ、第3ワーク積載位置LP3の穴183にシリンダ1
6のピストンロッド17が挿入されることにより、素材
テーブル1がロックされているものとする。
【0058】(1)グリッパ20、21でワークWを把
持するまでの動作。
【0059】(1)−A ワーク引渡位置DEPのおけ
る当該ワーク積載位置上のワークWの有無の判断。
【0060】図7のステップ101において、ベンディ
ングロボット10をワーク引渡位置DEPに移動させ、
ステップ102において、当該ワーク積載位置にワーク
Wが有るか否かを判断する。
【0061】即ち、NC装置15は(図1)、ベンディ
ングロボット10を制御して(制御信号S5)ワーク供
給装置11に接近させ、その素材テーブル1上に設定さ
れたワーク引渡位置DEPに移動させる。
【0062】この状態で、NC装置15は、ベンディン
グロボット10のグリッパ20、21を制御し(制御信
号S2、S3)、例えばセンサ(図示省略)を介して、
該ワーク引渡位置DEPの当該ワーク積載位置、即ち第
1ワーク積載位置LP1におけるワークWの有無を検出
させる。
【0063】(1)−B 当該ワーク積載位置上にワー
クWが有る場合の動作。
【0064】図7のステップ102において、当該ワー
ク積載位置にワークWが有ると判断された場合には(Y
ES)、ステップ103において、グリッパ20、21
でワークWを把持する。
【0065】即ち、この場合、NC装置15は、直ちに
グリッパ20、21を制御し(制御信号S2、S3)、
該グリッパ20、21に当該ワーク積載位置、即ち第1
ワーク積載位置LP1上のワークWを把持させることに
より、該ワークWを一枚取りさせる。
【0066】(1)−C 当該ワーク積載位置上にワー
クWが無い場合の動作。
【0067】図7のステップ102において、当該ワー
ク積載位置にワークWが無いと判断された場合には(N
O)、ステップ106において、素材テーブル1をアン
ロックし、ステップ107において、素材テーブル1を
回転し、次のワーク積載位置をワーク引渡位置DEPに
移動させ、ステップ108において、素材テーブル1を
ロックし、ステップ103において、グリッパ20、2
1でワークWを把持する。
【0068】即ち、この場合、NC装置15は、ワーク
供給装置11を制御し(図1の制御信号S1)、シリン
ダ16を(図4(A))作動してそのピストンロッド1
7を第3ワーク積載位置LP3の穴183から抜くこと
により、素材テーブル1をアンロックする。
【0069】この状態で、NC装置15は、再度ワーク
供給装置11を制御し(図1の制御信号S1)、今度は
モータ8(図4(B))を作動することにより、素材テ
ーブル1を反時計方向に回転させ次のワーク積載位置、
即ち第2ワーク積載位置LP2をワーク引渡位置DEP
に移動させる。
【0070】このとき、位置決め用のシリンダ16の直
上方には、第4ワーク積載位置LP4が配置されている
ので(図4(C))、NC装置15は、シリンダ16を
作動してそのピストンロッド17を第4ワーク積載位置
LP4の穴184に挿入することにより、素材テーブル
1をロックする。
【0071】これにより、次の第2ワーク積載位置LP
2がワーク引渡位置DEPに位置決めされるので、NC
装置15は、今度はグリッパ20、21を制御し(図1
の制御信号S2、S3)、該グリッパ20、21に上記
第2ワーク積載位置LP2上のワークWを把持させるこ
とにより、該ワークWを一枚取りさせる。
【0072】(2)曲げ加工動作。
【0073】前記ステップ103でワークWを把持した
後は、ステップ104において、ワークWを曲げ加工機
13へ供給し、位置決め後曲げ加工を行う。
【0074】即ち、NC装置15は(図1)、再度ベン
ディングロボット10を制御し(制御信号S5)、ワー
クWをグリッパ20、21で把持させた状態でプレスブ
レーキ13と対向させ、該ワークWをダイD上へ載せる
ことによりプレスブレーキ13へ供給させ、更に前進さ
せて突当9に突き当てて位置決めする。
【0075】そして、NC装置15は、今度はプレスブ
レーキ13を制御し(制御信号S4)、ダイDを上昇又
はパンチPを下降させることにより、パンチP・ダイD
により上記位置決めしたワークWに曲げ加工を施す。
【0076】最後に、図7のステップ105において、
加工終了か否かを判断し、終了でない場合には(N
O)、前記ステップ101に戻って同じ動作を繰り返
し、終了した場合には(YES)、全ての動作を停止す
る(END)。
【0077】このようにして、ワーク引渡位置DEPの
当該ワーク積載位置(第1ワーク積載位置LP1)にワ
ークWが有れば、そのワークWが無くなるまで図7の
のフローに沿った動作が行われる。
【0078】しかし、当該ワーク積載位置(第1ワーク
積載位置LP1)にワークWが無くなった場合には、一
旦図7ののフローに沿って次のワーク積載位置(第2
ワーク積載位置LP2)をワーク引渡位置DEPに移動
させることにより動作が行われ、その後は新しい当該ワ
ーク積載位置(第2ワーク積載位置LP2)のワークW
が無くなるまで図7ののフローに沿った動作が行われ
る。
【0079】このことは、第3ワーク積載位置LP3と
第4ワーク積載位置LP4についても同様であり、上記
第1ワーク積載位置LP1と第2ワーク積載位置LP2
の代わりに、図7において、当該ワーク積載位置(ステ
ップ102)として第3ワーク積載位置LP3を、次の
ワーク積載位置(ステップ107)として第4ワーク積
載位置LP4をそれぞれ置き換えることにより、前記し
たのフロー又はのフローの後ののフローに沿った
動作が行われる。
【0080】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、素材テ
ーブルの回転機構を、該素材テーブルに取り付けた回転
シャフトとベルトとシリンダにより構成したことによ
り、素材テーブルを回転するだけで曲げ加工に必要なワ
ークWを供給できるので、構成が極めて簡単になるとい
う効果を奏することとなった。
【0081】また、本発明によれば、仕切板により素材
テーブルを複数のワーク積載位置に仕切ると共に1つの
ワーク引渡位置を設定したことにより、上記回転機構を
介して所定のワーク積載位置を1つのワーク引渡位置に
位置決めするだけで、該所定のワーク積載位置上のワー
クを、外部の例えばベンディングロボットのワーク把持
手段に引き渡すことができるので、装置全体がコンパク
トに纏まり、そのためワークを引き渡すためのスペース
が少なくて済むという効果を奏することとなった。
【0082】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための曲げ加工システムを示
す全体図である。
【図2】本発明によるワーク供給装置11の全体図であ
る。
【図3】図2の正面図である。
【図4】本発明によるワーク積載位置LP1、LP2、
LP3、LP4とワーク引渡位置DEPとの関係を示す
図である。
【図5】本発明を構成する素材テーブル1と仕切板2と
の関係を示す図である。
【図6】本発明を構成する仕切板2による仕切態様を示
す図である。
【図7】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図8】従来の曲げ加工システムの説明図である。
【図9】第1従来技術の説明図である。
【図10】第2従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 素材テーブル 2 仕切板 3 フレーム 4 フリーベア 5 回転シャフト 6 ベルト 7 回転軸 8 モータ 9 溝 10 ベンディングロボット 11 ワーク積載装置 12 ワーク掴み直し装置 13 曲げ加工機 14 プレート 15 NC装置 16 シリンダ 17 ピストンロッド 20、21 グリッパ 22 ハンド 181、182、183、184 穴 LP1、LP2、LP3、LP4 ワーク積載位置 DEP ワーク引渡位置 Sref 素材セット基準 W ワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを積載する素材テーブルを回転自
    在に取り付け、該素材テーブル上に仕切板を介して複数
    のワーク積載位置を仕切ると共に1つのワーク引渡位置
    を設定し、該素材テーブルを回転し所定のワーク積載位
    置をワーク引渡位置に位置決めし該所定のワーク積載位
    置上のワークを外部のワーク把持手段に引き渡し可能と
    したことを特徴とするワーク供給装置。
  2. 【請求項2】 上記素材テーブルの回転機構が、モータ
    を有し、該モータの回転軸がベルトを介して素材テーブ
    ルの回転シャフトに結合している請求項1記載のワーク
    供給装置。
  3. 【請求項3】 上記素材テーブルの位置決め機構が、シ
    リンダを有し、該シリンダのピストンロッドが素材テー
    ブル上の各ワーク積載位置の下面に形成された穴に挿入
    可能となっている請求項1記載のワーク供給装置。
  4. 【請求項4】 上記素材テーブルが、フレーム上にフリ
    ーベアを介して回転自在に取り付けられている請求項1
    記載のワーク供給装置。
  5. 【請求項5】 上記仕切板が、素材テーブルに形成され
    た溝に対して着脱自在である請求項1記載のワーク供給
    装置。
JP2000357189A 2000-11-24 2000-11-24 ワーク供給装置 Pending JP2002153929A (ja)

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