JP2002150485A - 道路情報取得システム - Google Patents

道路情報取得システム

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JP2002150485A
JP2002150485A JP2000348148A JP2000348148A JP2002150485A JP 2002150485 A JP2002150485 A JP 2002150485A JP 2000348148 A JP2000348148 A JP 2000348148A JP 2000348148 A JP2000348148 A JP 2000348148A JP 2002150485 A JP2002150485 A JP 2002150485A
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Japan
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vehicle
unit
traffic
road
regulation information
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JP2000348148A
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English (en)
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Noritaka Taguchi
範高 田口
Tsuneto Kimura
恒人 木村
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 路側設備を小型化及び低コスト化し、インフ
ラ構築を容易にした道路情報取得システムを提供する。 【解決手段】 道路側装置30の検波部303は、車両
側送信部から無線送信されてくる所定周波数F1のキャ
リアを受信検波し、検波信号を出力する。そして、道路
側装置30の送信制御部304は、この検波信号に応答
して、記憶部305に格納される交通規制情報を読み出
し、この交通規制情報を変調信号として道路側送信部3
06に供給する。そして、道路側送信部306は上記所
定周波数F1のキャリアをこの変調信号で変調して、無
線送信する。一方、車両側装置10の車両側受信部は、
道路側装置30からの送信信号を無線受信する。そし
て、受信制御部104は車両側受信部にて受信された信
号から交通規制情報を抽出し、この交通規制情報を交通
規制情報出力部106に供給する。そして、交通規制情
報出力部106は交通規制情報を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線により道路情
報を取得し車内に出力する道路情報取得システムに関
し、特に、交通規制等の道路情報を送信する路側設備を
小型化し、低コスト化した道路情報取得システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の道路情報取得システムと
して、例えば、特開平04−333706号公報及び特
開平07−105479号公報等に記載されたものがあ
る。これらの従来技術は、道路標識等に取り付けられた
無線送信機により、その標識が意図する内容を車両の受
信機に送信し、標識内容をドライバーに知らせるもので
ある。また、他の従来例として、特開平10−1423
30号公報等に記載されているように、複数の反射板を
用いて道路情報をドライバーに知らせるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例は、ある程度の大きさの設置場所が必要である、
設置場所が制限される、外部電源が必要である等の理由
により、インフラ構築にコストがかかると問題があっ
た。
【0004】よって本発明は、上述した現状に鑑み、路
側設備を小型化及び低コスト化し、インフラ構築を容易
にした道路情報取得システムを提供することを課題とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の道路情報取得システムは、道
路側装置30と車両側装置10とから構成され、道路側
装置30から無線送信される交通規制情報を車両側装置
10が受信することにより取得して、車両側装置10に
てその交通規制情報を出力する道路情報取得システムで
あって、前記車両側装置10は、所定周波数F1のキャ
リアを無線送信する車両側送信部と、前記交通規制情報
を出力する交通規制情報出力部106と、前記道路側装
置30からの送信信号を無線受信する車両側受信部と、
前記車両側受信部にて、受信された信号から前記交通規
制情報を抽出し、この交通規制情報を前記交通規制情報
出力部106に供給する受信制御部104とを含み、前
記道路側装置30は、前記交通規制情報を記憶する記憶
部305と、前記所定周波数F1のキャリアを変調信号
で変調して、無線送信する道路側送信部306と、無線
送信されてくる前記所定周波数F1のキャリアを受信検
波し、検波信号を出力する検波部303と、前記検波信
号に応答して、前記記憶部305から前記交通規制情報
を読み出し、この交通規制情報を前記変調信号として、
前記道路側送信部306に供給する送信制御部304と
を含むことを特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、本道路情報
取得システムは、道路側装置30と車両側装置10とか
ら構成される。車両側装置10は、車両側送信部、交通
規制情報出力部106、車両側受信部及び受信制御部1
04を含む。道路側装置30は、記憶部305、道路側
送信部306、検波部303及び送信制御部304を含
む。このような構成において、道路側装置30の検波部
303は、車両側送信部から無線送信されてくる所定周
波数F1のキャリアを受信検波し、検波信号を出力す
る。そして、道路側装置30の送信制御部304は、こ
の検波信号に応答して、記憶部305に格納される交通
規制情報を読み出し、この交通規制情報を変調信号とし
て道路側送信部306に供給する。そして、道路側送信
部306は上記所定周波数F1のキャリアをこの変調信
号で変調して、無線送信する。一方、車両側装置10の
車両側受信部は、道路側装置30からの送信信号を無線
受信する。そして、受信制御部104は車両側受信部に
て受信された信号から交通規制情報を抽出し、この交通
規制情報を交通規制情報出力部106に供給する。そし
て、交通規制情報出力部106は交通規制情報を出力す
る。
【0007】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の道路情報取得システムは、請求項1記載の道路
情報取得システムにおいて、前記道路側送信部306に
て送信時に用いられるキャリアは、前記車両側送信部か
ら送信されてくる前記所定周波数F1のキャリアである
ことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明によれば、道路側送信
部306にて送信時に用いられるキャリアは、車両側送
信部から送信されてくる所定周波数F1のキャリアであ
るので、道路側装置30側に種々の周波数発振器が不要
になり、更なる道路側装置30の小型化及び簡素化が可
能になる。
【0009】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の道路情報取得システムは、請求項1記載の道路
情報取得システムにおいて、前記車両側装置10は、前
記車両に装備された装置から得られる検出信号を供給す
るセンサ部105を更に含み、前記交通規制情報出力部
106は、前記交通規制情報に加えて、前記交通規制情
報と前記検出信号の組み合わせによる警報情報を出力す
ることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明によれば、車両側装置
10は、車両に装備された装置から得られる検出信号を
供給するセンサ部105を更に含み、交通規制情報に加
えて、交通規制情報と検出信号の組み合わせによる警報
情報を出力するので、運転状態に応じた的確な注意がド
ライバーに喚起できるようになる。
【0011】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の道路情報取得システムは、請求項2又は3いず
れか記載の道路情報取得システムにおいて、前記交通規
制情報出力部106は、ディスプレイ106A及びスピ
ーカ106Bを含むことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明によれば、交通規制情
報出力部106は、ディスプレイ106A及びスピーカ
106Bを含むので、悪天候や夜間等により、道路標識
が見づらい時にも、ドライバーは確実に標識の内容を認
知できるようになる。特に、運転中にはスピーカ106
Bからの音声により注意が喚起されるので、運転に支障
なく、ドライバーは注意が喚起される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、図1を用いて本実施形態の
道路情報取得システムの概要を説明する。図1(A)及
び図1(B)は、本実施形態の道路情報取得システムの
概要を説明するための説明図である。
【0014】図1(A)に示すように、車両1が、道路
2の路側に設置された道路標識3に近づくと、道路標識
3の一部を利用して配置された応答器30は、車両1側
から送信されている周波数F1のキャリアを受信する。
そして、応答器30は、この周波数F1のキャリアを利
用して、指向性の電波を発し、自装置の内部に格納する
交通規制情報を車両1側に送り返す。この交通規制情報
を受信した車両1は、車内で交通規制情報を表示した
り、音声により警告又は警報したりして、ドライバーに
注意を喚起する。
【0015】なお、図1(B)に示すように、車両1に
は上述の周波数F1のキャリアを送信したり、交通規制
情報を受信する質問器10が搭載されている。また、道
路標識3は、速度規制や進行方向規制等の交通規制を標
示する表示板31及びこの表示板31を支え、道路2の
路側に立設される支柱32とから構成される。上記応答
器30は、原則的に、この表示板31が示す交通規制の
内容と同等の、読み出し可能な情報を内部に格納してい
る。
【0016】次に、上述の質問器及び応答器に関して、
図2及び図3を用いて説明する。図2は、本実施形態の
質問器の概要構成を示すブロック図である。図3は、本
実施形態の応答機の概要構成を示すブロック図である。
【0017】図2のブロック図に示すように、質問器1
0(請求項の車両側装置に相当)は、送信部100、ミ
キサ101、110、(ローカル周波数)LO発振器1
02、(中間周波数)IF発振器103、受信制御部1
04、センサ部105、交通規制情報出力部106、復
調部107、(バンドパスフィルタ)BPF108、及
び増幅器109を含んで構成される。
【0018】上記IF発振器103で生成された中間周
波数帯の信号は、ミキサ101でLO発振器102で生
成された所定ローカル周波数の信号と乗算され、アップ
コンバートされて周波数F1の信号となり送信部100
に供給される。この周波数F1の信号は、キャリアとし
てアンテナを介して応答器30側に送信される。これら
送信部100、ミキサ101、LO発振器102及びI
F発振器103は、請求項の車両側送信部に相当する。
なお、この周波数F1のキャリアを受信した応答器30
の作用は図3を用いて後述する。
【0019】一方、応答器30側で交通規制情報により
変調された周波数F1の信号波は、ミキサ110でLO
発振器102により生成された所定ローカル周波数の信
号が除算されて、中間周波数帯の信号にダウンコンバー
トされて増幅部109に供給される。この供給された信
号は増幅部109で増幅された後、BPF108で所定
のフィルタリング処理がなされて、復調部107に供給
される。復調部107では、復調処理をし、交通規制情
報を含む復調信号を受信制御部104に供給する。これ
らLO発振器102、復調部107、BPF108、及
びミキサ110は、請求項の車両側送信部に相当する。
【0020】上記復調信号が供給された受信制御部10
4では、復調信号から交通規制情報を抽出し、この交通
規制情報を交通規制情報出力部106に供給する。交通
規制情報出力部106は、受信制御部104からの交通
規制情報に応答して、交通規制情報を出力する。交通規
制情報出力部106は、例えば、(表示器)DSP10
6A及び(スピーカ)SPK106Bを含んで構成され
る。これらによる出力例は、図4を用いて後述する。
【0021】また、上記受信制御部104には、車両1
に含まれる各種センサ装置から得られるセンサ出力(請
求項記載の検出信号に相当)を供給するセンサ部105
も接続されている。例えば、センサ部105は車速を検
出する速度センサや進行方向を示すウインカ装置であ
る。このセンサ部105からの検出信号を受けて受信制
御部104は、上記検出信号と共に交通規制情報を交通
規制情報出力部106に供給する。交通規制情報出力部
106は、これら交通規制情報と検出信号の組み合わせ
による警報を出力することもできる。
【0022】図3のブロック図に示すように、応答器3
0(請求項の道路側装置に相当)は、増幅部301、3
07、(ハイブリッド)HYB302、検波部303、
送信制御部304、記憶部305及び変調部306を含
んで構成される。
【0023】上述の質問器10から無線送信されてくる
周波数F1のキャリアは、増幅部301で増幅された
後、HYB302を介して、検波部303に入力する。
検波部303ではこの周波数F1のキャリアを受信検波
し、この周波数F1を検波すると検波信号を出力する。
【0024】この検波信号は送信制御部304に供給さ
れ、送信制御部304は検波信号に応答して、記憶部3
05から交通規制情報を読み出す。この記憶部305は
基本的にROMで構成されており、このには、制限速度
や車両通行止等の交通規制情報が読み出し可能に格納さ
れている。質問器10を道路標識3に設置する際に、そ
の道路標識3の内容に応じて記憶部305の交通規制情
報の内容を一致させるようにする。交通規制情報毎に質
問器1を製造してもよいし、記憶部305をEEPRO
Mにより構成し、適宜、書込装置により交通規制情報を
書き込むようにしてもよい。
【0025】送信制御部304は、記憶部305から読
み出した交通規制情報を変調信号として、変調部306
(請求項の道路側送信部に相当)に供給する。変調部3
06は、HYB302を介して、質問器10から無線送
信されてくる周波数F1の信号波が供給されており、こ
の周波数F1の信号波をキャリアとして、これを上記変
調信号(交通規制情報)で変調して、増幅部307で増
幅した後、アンテナを介して質問器10側に無線送信す
る。
【0026】上述のように、道路側装置30にて送信時
に用いられるキャリアは、車両側装置10から送信され
てくる所定周波数F1のキャリアであるので、道路側装
置30側に種々の周波数発振器が不要になり、道路側装
置30の小型化及び簡素化が可能になる。この結果、製
造コストが抑えられ、設置が容易になりこの種のシステ
ムのインフラ構築が更に容易になる。
【0027】なお、道路側装置30にて送信時に用いら
れるキャリアは、上記所定周波数F1に基づき、若干の
周波数変更した周波数F1とは異なるものとしてもよ
い。
【0028】ここで、再度上記図2及び図3を用いて、
道路側装置30及び車両側装置10の作用及びその効果
を説明する。
【0029】上記図2及び図3で示したような構成にお
いて、道路側装置30の検波部303は、車両側から無
線送信されてくる所定周波数F1のキャリアを受信検波
し、検波信号を出力する。そして、道路側装置30の送
信制御部304は、この検波信号に応答して、記憶部3
05に格納される交通規制情報を読み出し、この交通規
制情報を変調信号として道路側送信部306に供給す
る。そして、道路側送信部306は上記所定周波数F1
のキャリアをこの変調信号で変調して、無線送信する。
【0030】一方、車両側装置10では、道路側装置3
0からの送信信号を無線受信する。そして、受信制御部
104は受信された信号から交通規制情報を抽出し、こ
の交通規制情報を交通規制情報出力部106に供給す
る。そして、交通規制情報出力部106は上記交通規制
情報を出力する。
【0031】このようにして、車両側装置10で道路側
装置30からの所定の交通規制情報が出力されるので、
ドライバーは的確に交通規制を喚起され、交通安全に寄
与できる。特に、道路側装置30に、車両側装置10か
らの所定周波数F1のキャリア検波に基づく交通規制情
報送信機能を持たせることにより、道路側装置30が小
型化され、製造コストが抑えられるうえ、既設の道路標
識支柱等を利用した設置が可能になる。また、道路側装
置30はキャリア検波に基づき交通規制情報を送信する
ので、換言すれば、常時交通規制情報を送信する必要が
ないので、道路側装置30は外部電源を使用しなくても
装置内蔵電源でも長時間駆動可能になり、設置場所の制
約等を受けることが少なくなり、更に設置が容易にな
る。これらの結果、この種のシステムのインフラ構築が
容易になる。
【0032】更に、図4を用いて、上記質問器10に含
まれる交通規制情報出力部106から出力される情報出
力を例示する。図4は、図2の交通規制情報出力部、特
にDSP106A、の情報出力例を示す概略図である。
【0033】図4に示すように、表示器106Aは、応
答器30からの交通規制情報の内容に基づいて、区間規
制情報、交差点規制情報及び警報灯等を表示する。区間
規制情報は、通行中の道路区間に関する規制情報であ
る。表示器106Aには、応答器30からの交通規制情
報の内容に基づいて、速度規制DSPA、駐車禁止DS
PB、転回禁止DSPC、一方通行DSPD等が表示さ
れる。
【0034】また、交差点規制情報は、これから進入し
ようとする交差点に関する情報である。表示器106A
には、応答器30からの交通規制情報の内容に基づい
て、右折禁止DSPE等が表示される。更に、警報灯は
図2で示したセンサ部105としての、例えば速度セン
サからの速度センサ出力と、応答器30からの交通規制
情報としての速度規制との組み合わせにより警報を表示
する。例えば、自車両が速度規制に示される制限速度を
10km/h以上超過して走行中である場合には、受信
制御部104の制御により、表示器106Aには、黄色
の警報灯DSPGが点滅される。同様に、20km/h
以上超過して走行中である場合には、表示器106Aに
は、赤色の警報灯DSPFが点滅される。また、ウイン
カ装置からのウインカセンサ出力と、応答器30からの
交通規制情報としての右折禁止規制とから、右折方向に
ウインカを出した時、受信制御部104は、所定の警報
灯を点滅させるようにしてもよい。
【0035】一方、交通規制情報出力部106に含まれ
る図示しないスピーカ106Bによる音声による情報出
力例を例示する。例えば、上記制限速度超時の黄色(又
は赤色)の警報灯の点滅と連動させて、受信制御部10
4は、「10km/h(又は20km/h)のスピード
オーバーです」のような警告を発したり、禁止されてい
る右折方向にウインカを出した時、所定の警報灯点滅と
連動させて、受信制御部104は、「この交差点は右折
禁止です」のような警告を発するようにする。なお、こ
の音声警告は、警報灯点滅と連動させずに、単独で発す
るようにしてもよい。
【0036】上述のように、交通規制情報に加えて、交
通規制情報とセンサ出力との組み合わせによる警報情報
を出力するので、運転状態に応じた的確な注意がドライ
バーに喚起できるようになる。また、警報情報の出力
は、ディスプレイ106A及びスピーカ106Bによっ
て行われるので、ドライバーは確実に標識の内容を認知
できる。特に、運転中にはスピーカ106Bからの音声
により注意が喚起されるので、運転に支障を与えること
もない。この結果、更に交通安全性が向上するようにな
る。
【0037】なお、上述の表示や警告、警報は、上記図
4の例に限定するものでなく、ドライバーに注意を喚起
できるものであれば、他の手段、方法を用いてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、車両側装置10で道路側装置30からの所
定の交通規制情報が出力されるので、ドライバーは的確
に交通規制を喚起され、交通安全に寄与できる。特に、
道路側装置30に、車両側装置10からの所定周波数F
1のキャリア検波に基づく交通規制情報送信機能を持た
せることにより、道路側装置30が小型化され、製造コ
ストが抑えられるうえ、既設の道路標識支柱等を利用し
た設置が可能になる。また、道路側装置30はキャリア
検波に基づき交通規制情報を送信するので、換言すれ
ば、常時交通規制情報を送信する必要がないので、道路
側装置30は外部電源を使用しなくても装置内蔵電源で
も長時間駆動可能になり、設置場所の制約等を受けるこ
とが少なくなり、更に設置が容易になる。これらの結
果、この種のシステムのインフラ構築が容易になる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、道路側送信
部306にて送信時に用いられるキャリアは、車両側送
信部から送信されてくる所定周波数F1のキャリアであ
るので、道路側装置30側に種々の周波数発振器が不要
になり、更なる道路側装置30の小型化及び簡素化が可
能になる。この結果、製造コストが抑えられ、設置が容
易になりこの種のシステムのインフラ構築が更に容易に
なる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、車両側装置
10は、車両に装備された装置から得られる検出信号を
供給するセンサ部105を更に含み、交通規制情報に加
えて、交通規制情報と検出信号の組み合わせによる警報
情報を出力するので、運転状態に応じた的確な注意がド
ライバーに喚起できるようになる。
【0041】請求項4記載の発明によれば、交通規制情
報出力部106は、ディスプレイ106A及びスピーカ
106Bを含むので、悪天候や夜間等により、道路標識
が見づらい時にも、ドライバーは確実に標識の内容を認
知できるようになる。特に、運転中にはスピーカ106
Bからの音声により注意が喚起されるので、運転に支障
なく、ドライバーは注意が喚起される。この結果、更に
交通安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)及び図1(B)は、本実施形態の道
路情報取得システムの概要を説明するための説明図であ
る。
【図2】本実施形態の質問器の概要構成を示すブロック
図である。
【図3】本実施形態の応答機の概要構成を示すブロック
図である。
【図4】図2の交通規制情報出力部の情報出力例を示す
概略図である。
【符号の説明】
1 車両 2 道路 3 道路標識 10 質問器(車両側装置) 30 応答器(道路側装置) 31 表示板 32 支柱 100 送信部 101、110 ミキサ 102 ローカル周波数発振器 103 中間周波数発振器 104 受信制御部 105 センサ部 106 交通規制情報出力部 107 復調部 108 バンドパスフィルタ 109 増幅部 301、307 増幅部 302 ハイブリッド 303 検波部 304 送信制御部 305 記憶部 306 変調部(道路側送信部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04H 1/00 H04H 1/00 Q Fターム(参考) 2D064 AA15 AA22 BA01 EA01 EA13 EA17 FA01 5H180 AA01 BB04 FF12 FF13 FF25 FF27 FF40 GG09 GG19 5J070 AB15 AC20 AE08 AF03 AH39 AK13 AK40 BC06 BC08 BC25 BD03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路側装置と車両側装置とから構成さ
    れ、道路側装置から無線送信される交通規制情報を車両
    側装置が受信することにより取得して、車両側装置にて
    その交通規制情報を出力する道路情報取得システムであ
    って、 前記車両側装置は、 所定周波数のキャリアを無線送信する車両側送信部と、 前記交通規制情報を出力する交通規制情報出力部と、 前記道路側装置からの送信信号を無線受信する車両側受
    信部と、 前記車両側受信部にて、受信された信号から前記交通規
    制情報を抽出し、この交通規制情報を前記交通規制情報
    出力部に供給する受信制御部とを含み、 前記道路側装置は、 前記交通規制情報を記憶する記憶部と、 前記所定周波数のキャリアを変調信号で変調して、無線
    送信する道路側送信部と、 無線送信されてくる前記所定周波数のキャリアを受信検
    波し、検波信号を出力する検波部と、 前記検波信号に応答して、前記記憶部から前記交通規制
    情報を読み出し、この交通規制情報を前記変調信号とし
    て、前記道路側送信部に供給する送信制御部とを含むこ
    とを特徴とする道路情報取得システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の道路情報取得システムに
    おいて、 前記道路側送信部にて送信時に用いられるキャリアは、
    前記車両側送信部から送信されてくる前記所定周波数の
    キャリアであることを特徴とする道路情報取得システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の道路情報取得システムに
    おいて、 前記車両側装置は、前記車両に装備された装置から得ら
    れる検出信号を供給するセンサ部を更に含み、 前記交通規制情報出力部は、前記交通規制情報に加え
    て、前記交通規制情報と前記検出信号の組み合わせによ
    る警報情報を出力することを特徴とする道路情報取得シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3いずれか記載の道路情報
    取得システムにおいて、 前記交通規制情報出力部は、ディスプレイ及びスピーカ
    を含むことを特徴とする道路情報取得システム。
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