JP2002147985A - 保持体の取付構造 - Google Patents

保持体の取付構造

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JP2002147985A JP2000343345A JP2000343345A JP2002147985A JP 2002147985 A JP2002147985 A JP 2002147985A JP 2000343345 A JP2000343345 A JP 2000343345A JP 2000343345 A JP2000343345 A JP 2000343345A JP 2002147985 A JP2002147985 A JP 2002147985A
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
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    • F28F9/001Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
    • F28F9/002Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core with fastening means for other structures

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板状の保持体にその締結を解除する方向の力
が作用した際に、保持体の締結が解除されるのを防止し
た保持体の取付構造を提供する。 【解決手段】 保持体としての電動ファンシュラウドを
ラジエータに締結する電動ファンシュラウドの取付構造
は、電動ファンシュラウドの左右から突出する締結部3
1に設けられた係止孔32と、ラジエータの2箇所に設
けられ、各係止孔32に爪部36,36が係止される一
対の突片35,35とを備える。各突片35,35の爪
部36は、同爪部と係止孔32との係合を解除する力F
がより強く作用する側である一端側の幅W1がその他端
側の幅W2より大きくなる形状に形成されている。この
ため、電動ファンシュラウドに力Fが作用した際に、各
爪部36は、その一端側で係止孔32から容易には外れ
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状の保持体をボ
ルトを用いずに相手部材に複数箇所で締結する保持体の
取付構造に関し、例えば車両に搭載されるラジエータ用
の冷却ファンを駆動するファンモータが取り付けられた
電動ファンシュラウドをラジエータに複数箇所で締結す
るのに好適な保持体の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3及び図4に示すように、自動
車等の車両に搭載されるラジエータ用の冷却ファン21
を駆動するファンモータ22が取り付けられた電動ファ
ンシュラウド23を、ラジエータ24に複数箇所で締結
する必要がある。このような締結をボルトを用いずに行
うために、図11及び図12に示す取付構造が考えられ
る。
【0003】この取付構造にあっては、電動ファンシュ
ラウド23Aの複数箇所に係止孔25が穿設され、ラジ
エータ24Aの複数個所に係合部26が設けられてい
る。各係合部26は、ラジエータ24Aの外面に突設さ
れた一対の突片27,27で構成される。一対の突片2
7、27は、互いに対向し先端に爪部28を有する弾性
変形可能な壁部29をそれぞれ有する。
【0004】電動ファンシュラウド23Aをラジエータ
24Aに組み付けて締結する際には、係止孔25を対応
する一対の突片27,27の爪部28,28に近づけ
(図12(a)参照)、一対の突片27,27を、両壁
部29,29を弾性変形させて係止孔25に挿入してい
くと(同図(b)の実線で示す壁部29参照)、両壁部
29,29の各爪部28,28が同図(c)で示すよう
に係止孔25周囲の平面部30で係止される。こうし
て、電動ファンシュラウド23Aをラジエータ24Aに
ボルト無しで締結することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した取
付構造では、以下のような問題点がある。電動ファンシ
ュラウド23Aの中央部には、重量の大きなファンモー
タ22(図3参照)が取り付けられている。このため、
電動ファンシュラウド23Aに作業者等による外力が加
わったり、或いは、車両に減速度又は加速度が作用して
ファンモータ22の重量による慣性力がシュラウド23
Aに作用すると、各突片27と各係止孔25との係合を
解除する方向の力が生じることがある。このとき、各突
片27の壁部29のうち、前記力がより強く作用する側
にある一方の端部では、その他方の端部よりも大きな力
(図11の矢印で示す方向の力)を受ける。これによ
り、両壁部29,29には、その一方の端部側で局部的
なたわみが生じる。こうした局部的なたわみにより、各
突片27の爪部28がその一方の端部側より係止孔25
から外れていき、その結果、各爪部28が係止孔25か
ら外れてしまうことがある。こうして、電動ファンシュ
ラウド23Aのラジエータ24Aに対する締結が解除さ
れてしまうことがある。
【0006】本発明は、こうした事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、板状の保持体にその締結を解除す
る方向の力が作用した際に、保持体の締結が解除される
のを防止した保持体の取付構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、上記課題を解決す
るための手段およびその作用効果について記載する。請
求項1に係る発明は、板状の保持体をボルトを用いずに
相手部材に複数箇所で締結する保持体の取付構造であっ
て、前記保持体と相手部材のいずれか一方に設けられた
複数の係止部と、その他方に設けられ、前記複数の係止
部に爪部が弾発的に係合して係止される複数の係合部と
を備え、前記複数の係合部を、前記爪部と前記係止部と
の係合を解除する方向に作用する力に対して、同爪部が
前記係止部から外れにくい形状に形成したことを特徴と
している。
【0008】この発明によれば、複数の係合部を、爪部
と係止部との係合を解除する方向に作用する力に対し
て、同爪部が係止部から外れにくい形状に形成したの
で、板状の保持体にその締結を解除する方向の力が作用
した際に、各係合部の爪部が係止部から容易には外れな
い。したがって、板状の保持体にその締結を解除する方
向に作用する力が作用した際に、保持体の締結が解除さ
れるのを防止することができる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
保持体の取付構造において、前記複数の係止部はそれぞ
れ係止孔であり、前記複数の係合部は、互いに対向し先
端に前記爪部を有する弾性変形可能な壁部でそれぞれ構
成される一対の突片をそれぞれ含み、各係合部を、前記
力がより強く作用する部位での前記爪部と前記係止部と
の係合力或いは同部位での前記壁部の剛性が、他の部位
よりも大になる形状に形成したことを特徴としている。
【0010】この発明によれば、各係合部の一対の突片
の壁部を弾性変形させて係止孔に弾発的に係合させる
と、両壁部の各爪部が係止孔周囲の平面部で係止され
る。これにより、保持体が相手部材にボルトを用いずに
締結される。
【0011】各係合部は、前記力がより強く作用する部
位での爪部と係止部との係合力或いは同部位での壁部の
剛性が他の部位よりも大になる形状に形成されている。
このため、保持体に前記力が作用した際に、各係合部
は、前記力がより強く作用する部位で爪部が係止部から
容易には外れず、或いはその部位で壁部に局部的なたわ
みが生じにくい。したがって、板状の保持体にその締結
を解除する方向の力が作用した際に、保持体の締結が解
除されるのを防止することができる。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
保持体の取付構造において、前記各対の突片は水平方向
に延び、各突片の爪部を、前記力がより強く作用する一
端側での前記係止孔周囲の平面部との接触面が、その他
端側での前記平面部との接触面より大きくなる形状に形
成したことを特徴としている。
【0013】この発明によれば、各突片の爪部を、前記
力がより強く作用する一端側での前記係止孔周囲の平面
部との接触面が、その他端側での前記平面部との接触面
より大きくなる形状に形成してある。このため、保持体
に前記力が作用した際に、各突片の爪部は、その一端側
で係止孔から容易には外れない。したがって、各対の突
片が水平方向に延びている場合でも、板状の保持体にそ
の締結を解除する方向の力が作用した際に、保持体の締
結が解除されるのを効果的に防止することができる。
【0014】請求項4に係る発明は、請求項2に記載の
保持体の取付構造において、前記各対の突片は垂直方向
に延び、各対の突片の両爪部を、前記力がより強く作用
する側にある一方の爪部と前記係止孔周囲の平面部との
接触面が、前記力がより弱く作用する側にある他方の爪
部と前記平面部との接触面より大きくなる形状に形成し
たことを特徴としている。
【0015】この発明によれば、各対の突片の両爪部
を、前記力がより強く作用する側にある一方の爪部と係
止孔周囲の平面部との接触面が、前記力がより弱く作用
する側にある他方の爪部と前記平面部との接触面より大
きくなる形状に形成してある。このため、保持体に前記
力が作用した際に、各対の突片の両爪部のうち、前記力
がより強く作用する側にある一方の爪部が係止孔から容
易には外れない。したがって、各対の突片が垂直方向に
延びている場合でも、板状の保持体にその締結を解除す
る方向の力が作用した際に、保持体の締結が解除される
のを効果的に防止することができる。
【0016】請求項5に係る発明は、請求項2に記載の
保持体の取付構造において、前記各対の突片は水平方向
に延び、各対の突片の壁部を、前記力がより強く作用す
る一端側の厚さがその他端側の厚さより大きくなる形状
に形成したことを特徴としている。
【0017】この発明によれば、各対の突片の壁部を、
前記力がより強く作用する一端側の厚さがその他端側の
厚さより大きくなる形状に形成されている。このため、
保持体に前記力が作用した際に、各対の突片の壁部を、
前記力がより強く作用する一端部側で局部的なたわみが
生じにくく、各爪部の一端部側は係止部から容易には外
れない。したがって、各対の突片が水平方向に延びてい
る場合でも、板状の保持体にその締結を解除する方向の
力が作用した際に、保持体の締結が解除されるのを効果
的に防止することができる。
【0018】請求項6に係る発明は、請求項1〜5のい
ずれか一項に記載の保持体の取付構造において、前記相
手部材は車両に搭載されるラジエータであり、また、前
記保持体は、前記ラジエータ用の冷却ファンを駆動する
ファンモータが取り付けられた電動ファンシュラウドで
あることを特徴としている。
【0019】この発明によれば、重量の大きなファンモ
ータが取り付けられた電動ファンシュラウドに前記力が
作用した際に、各係合部の爪部が係止部から容易には外
れない。したがって、電動ファンシュラウドにその締結
を解除する方向の力が作用した際に、同シュラウドのラ
ジエータに対する締結が解除されるのを防止することが
できる。
【0020】請求項7に係る発明は、請求項6に記載の
保持体の取付構造において、前記一対の突片は前記ラジ
エータ側に設けられており、また、前記係止孔は前記電
動ファンシュラウド側に設けられていることを特徴とし
ている。
【0021】この発明によれば、電動ファンシュラウド
がラジエータに締結された状態で、ラジエータ側に設け
た一対の突片の爪部が電動ファンシュラウド側に設けた
係止穴から外部に突出している。このため、電動ファン
シュラウドをラジエータから取り外す際には、各対の突
片の両爪部を指で摘んで両壁部を弾性変形させながら、
両爪部を係止穴から外すことができる。したがって、ラ
ジエータに対する電動ファンシュラウドの締結解除を容
易に行うことができ、同シュラウドの取外し作業を容易
に行うことができる。
【0022】請求項8に係る発明は、請求項6又は7に
記載の保持体の取付構造において、前記電動ファンシュ
ラウドの下端部には、前記ラジエータ側に設けたピンと
係合可能な係合溝が少なくとも1箇所に設けられている
ことを特徴としている。
【0023】この発明によれば、電動ファンシュラウド
をラジエータに締結する際に、同シュラウドの下端部に
設けた係合溝をラジエータに設けたピンに係合させた状
態で、各係合部と各係止孔とを係合させることができる
ので、その係合作業を電動ファンシュラウドを安定した
姿勢にした状態で行うことができる。したがって、電動
ファンシュラウドのラジエータへの組付け作業を容易に
行うことができる。また、電動ファンシュラウドをラジ
エータから外す際に、各係合部と各係止部との係合を解
除した状態で、同シュラウドの係合溝がラジエータのピ
ンに係合している。このため、前記係合の解除により電
動ファンシュラウドがラジエータから一気に外れたりせ
ず、同シュラウドの取外し作業を安全に行うことができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る保持体の取付
構造を、自動車等の車両に搭載される電動ファンシュラ
ウドの取付構造に適用した各実施形態を図面に基づいて
説明する。
【0025】[第1実施形態]第1実施形態に係る電動
ファンシュラウドの取付構造を、図1〜図6に基づいて
説明する。
【0026】図3〜図5に示すように、板状の保持体と
しての電動ファンシュラウド23の中央部には、自動車
等の車両に搭載されるラジエータ24用の冷却ファン2
1を駆動するファンモータ22が取り付けられている。
電動ファンシュラウド23には、その上下方向の略中間
部の左右2箇所に、締結部31が折曲げにより突設され
ている。左右の締結部31,31には、係止部として、
水平方向(図3の左右方向)に長い長方形の係止孔32
がそれぞれ穿設されている。また、電動ファンシュラウ
ド23の下端両側の2箇所には、係合溝33を有する係
合片40がそれぞれ突設されている。
【0027】一方、ラジエータ24には、電動ファンシ
ュラウド23の左右の係止孔32,32にそれぞれ係合
可能な左右の係合部34A,34Bが設けられている。
各係合部34A,34Bは、図1及び図5に示すよう
に、ラジエータ24のシュラウド側外面に突設された一
対の突片35,35でそれぞれ構成されている。各対の
突片35、35は、互いに対向し先端に爪部36を有す
る弾性変形可能な壁部37でそれぞれ構成されている。
【0028】また、左右の係合部34A,34Bの各突
片35,35は、車両に略垂直な姿勢で搭載されるラジ
エータ24の外面上で、水平方向に延びている。すなわ
ち、図1に示す左側の係合部34Aの各突片35,35
には、上述した慣性力等の力が電動ファンシュラウド2
3に作用すると、その力により各対の突片35,35と
各係止孔32との係合を解除する方向の力(この力を外
力Fという)が生じる。
【0029】このとき、左側の係合部34Aの各突片3
5の壁部37のうち、外力Fがより強く作用する部位で
ある一端部(図1で右側端部)側では、その他端部(同
図で左側端部)側よりも大きな力を受ける。これとは逆
に、右側の係合部34Bの各突片35の壁部37のう
ち、外力Fがより強く作用する部位である一端部(図5
で左側端部)側では、その他端部(同図で右側端部)側
よりも大きな力を受ける。
【0030】そこで、左右の係合部34A,34Bを、
各爪部36と係止部32との係合を解除する方向の力
(外力)Fに対して、各爪部36が係止部32から外れに
くい形状に形成してある。具体的には、本例では、左側
の係合部34Aの各突片35,35は、図1及び図2に
示すように、各爪部36の右側端部と係止孔32周囲の
平面部38(図5参照)との接触面が、各爪部36の左
側端部と平面部38との接触面よりも大きくなる形状に
形成されている。すなわち、左側の係合部34Aでは、
各爪部36は、その右側端部の幅(突出長さ)W1がそ
の左側端部の幅W2より大きく、その幅が右側端部から
左側端部へ向かって次第に小さくなるように形成されて
いる。
【0031】一方、右側の係合部34Bの各突片35
は、図5に示すように、各爪部36の左側端部と平面部
38との接触面が、各爪部36の右側端部と平面部38
との接触面よりも大きくなる形状に形成されている。す
なわち、右側の係合部34Bでは、各爪部36は、上記
左側の係合部34Aの各爪部36とは逆に、左側端部の
幅W1が右側端部の幅W2より大きく、その幅が左側端
部から右側端部へ向かって次第に小さくなるように形成
されている。
【0032】また、左右の係合部34A,34Bの各突
片35の両壁部37は、同じ厚さd1に形成されている
(図2参照)。したがって、係止孔32の短手方向の幅
をLとし、各係合部34A,34Bが係止孔32と係合
した状態での両壁部37,37の間隔をL1とすると、
各係合部34A,34Bは、L1>2W1を満足する形
状に形成されている。
【0033】また、図5及び図6に示すように、ラジエ
ータ24には、左右の係合部34A,34Bと同じ外面
上で両係合部34A,34Bの下方位置に、電動ファン
シュラウド23の係合溝33,33がそれぞれ係合する
ピン39,39と、係合片40,40がそれぞれ挿入さ
れる穴41を有する保持部42,42とが設けられてい
る。電動ファンシュラウド23の各係合片40をラジエ
ータ24の各保持部42の穴41にそれぞれ挿入して各
係合溝33を各ピン39に係合することにより、電動フ
ァンシュラウド23の下端部がラジエータ24の左右2
箇所で保持されるようになっている(図3参照)。
【0034】以上の構成を有する第1実施形態におい
て、電動ファンシュラウド23をラジエータ24に組み
付けて締結する際には、まず同シュラウド23の各係合
片40をラジエータ24の各保持部42の穴41にそれ
ぞれ挿入して、各係合溝33を各ピン39に係合させ
る。これにより、電動ファンシュラウド23の下端部が
ラジエータ24に左右2箇所で保持される。
【0035】次に、電動ファンシュラウド23の左右の
各係止孔32をラジエータ24の左右の各係合部34
A,34Bに近づけ、一対の突片35,35の各壁部3
7を弾性変形させて各係止孔32に挿入すると、各爪部
36が各係止孔32周囲の平面部38で係止される(図
1、図5参照)。こうして、電動ファンシュラウド23
をボルトを用いずにラジエータ24に締結することがで
きる。
【0036】以上説明した第1実施形態によれば、以下
の作用効果を奏する。 (1)左側の係合部34Aでは、一対の突片35,35
の各爪部36は、右側端部の幅W1が左側端部の幅W2
より大きく、その幅が右側端部から左側端部へ向かって
次第に小さくなっている(図1及び図2参照)。一方、
右側の係合部34Bでは、一対の突片35,35の各爪
部36は、左側端部の幅W1が右側端部の幅W2より大
きく、その幅が左側端部から右側端部へ向かって次第に
小さくなっている(図5参照)。
【0037】このため、電動ファンシュラウド23にそ
の締結を解除する方向の力(外力F)が図1に示すよう
に作用した際に、左側の係合部34Aでは、各壁部37
の右側端部にその左側端部よりも大きい局部的なたわみ
が生じたとしても、各爪部36の右側端部は係止孔32
から容易には外れない。一方、右側の係合部34Bで
も、各壁部37の左側端部にその右側端部よりも大きい
局部的なたわみが生じたとしても、各爪部36の左側端
部は係止孔32から容易には外れない。したがって、電
動ファンシュラウド23にラジエータ24との締結を解
除する方向の力が作用した際に、電動ファンシュラウド
23の締結が解除されるのを防止することができる。
【0038】(2)一対の突片35,35がラジエータ
24側に設けられ、係止孔32が電動ファンシュラウド
23側に設けられているので、同シュラウド23がラジ
エータ24に締結された状態で、一対の突片の各爪部3
5がシュラウド23側にある係止孔32から外部に突出
している(図1及び図3参照)。このため、電動ファン
シュラウド23をラジエータ24から取り外す際には、
各対の突片35,35の両爪部36,36を指で摘んで
両壁部37,37を弾性変形させながら、両爪部を係止
穴32から容易に外すことができる。したがって、ラジ
エータに対する電動ファンシュラウドの締結解除を容易
に行うことができ、同シュラウドの取外し作業を容易に
行うことができる。
【0039】(3)電動ファンシュラウド23の下端部
には、ラジエータ24側に設けた2箇所のピン39,3
9とそれぞれ係合可能な係合溝33,33が2箇所に設
けられている。このため、電動ファンシュラウド23を
ラジエータ24に締結する際に、各係合溝33を各ピン
39に係合させた状態で、左右の係合部34A,34B
と左右の係止孔32,32とをそれぞれ係合させること
ができ、その係合作業を電動ファンシュラウド23を安
定した姿勢にした状態で行うことができる。したがっ
て、電動ファンシュラウド23のラジエータ24への組
付け作業を容易に行うことができる。
【0040】(4)電動ファンシュラウド23をラジエ
ータ24から外す際に、各係合部34A,34Bと各係
止孔32,32との係合を解除した状態で、同シュラウ
ド23の各係合溝33がラジエータ24の各ピン39に
係合している。このため、前記係合の解除により電動フ
ァンシュラウド23がラジエータ24から一気に外れた
りせず、同シュラウド23の取外し作業を安全に行うこ
とができる。
【0041】(5)電動ファンシュラウド23側の係合
溝33,33がラジエータ24側のピン39,39にそ
れぞれ係合した状態で、同シュラウド23の下端両側に
設けた係合片40,40がラジエータ24側に設けた保
持部42,42の各穴41に挿入されて保持されてい
る。このため、前記係合の解除により電動ファンシュラ
ウド23がラジエータ24から一気に外れたりするのを
より効果的に防止でき、同シュラウド23の取外し作業
をより一層安全に行うことができる。
【0042】[第2実施形態]次に、第2実施形態に係
る電動ファンシュラウドの取付構造を、図7及び図8に
基づいて説明する。
【0043】この実施形態では、電動ファンシュラウド
23の左右の各締結部31には、係止部として、垂直方
向に長い長方形の係止孔32aがそれぞれ穿設されてい
る。また、ラジエータ24側に設けた両係合部34A,
34Bの各対の突片35a,35aは垂直方向に延びて
いる。そして、各対の突片35a,35aの両爪部は、
前記外力Fがより強く作用する側にある一方の爪部と係
止孔32周囲の平面部38との接触面が、外力Fがより
弱く作用する側にある他方の爪部と平面部38との接触
面より大きい形状に形成されている。
【0044】具体的には、図7に示す左側の係合部34
Aでは、その両爪部、36a、36bのうち、右側の爪
部36aと平面部38との接触面が、左側の爪部36b
と平面部38との接触面より大きくなっている。そのた
めに、右側の爪部36aの幅W3は、左側の爪部36b
の幅W4よりも大きくなっている。一方、図示を省略し
てある右側の係合部34Bでは、その両爪部のうち、左
側の爪部と平面部との接触面が、右側の爪部と平面部と
の接触面よりも大きくなっている。そのため、左側の爪
部の幅(W3)は、右側の爪部の幅(w4)よりも大き
くなっている。
【0045】また、係止孔32aの短手方向の幅をLと
し、各係合部34A,34Bが係止孔32と係合した状
態での両壁部37,37の間隔をL2とすると、各係合
部34A,34Bは、L2>W3+W4を満足する形状
に形成されている。本実施形態におけるその他の構成
は、上記第1実施形態と同じである。
【0046】以上説明した第2実施形態によれば、以下
の作用効果を奏する。 (6)左側の係合部34Aでは、その両爪部のうち、右
側の爪部36aと平面部38との接触面が、左側の爪部
36bと平面部38との接触面より大きくなっている。
また、図示を省略してある右側の係合部34Bでは、そ
の両爪部のうち、左側の爪部と平面部との接触面が、右
側の爪部と平面部との接触面よりも大きくなっている。
【0047】このため、電動ファンシュラウド23にそ
の締結を解除する方向の力(外力F)が図7に示すよう
に作用した際に、左側の係合部34Aでは、その右側の
壁部37aにその左側の壁部37bよりも大きな局部的
なたわみが生じたとしても、右側の爪部36aは係止孔
32から容易には外れない。同様に、左側の係合部34
Bでも、両壁部の左側にその右側よりも大きな局部的な
たわみが生じたとしても、左側の爪部は係止孔32から
容易には外れない。したがって、ラジエータ24の両側
にある各対の突片が垂直方向に延びている場合でも、電
動ファンシュラウド23にその締結を解除する方向の力
(外力F)が作用した際に、同シュラウド23の締結が
解除されるのを効果的に防止することができる。
【0048】[第3実施形態]次に、第3実施形態に係
る電動ファンシュラウドの取付構造を、図9及び図10
に基づいて説明する。
【0049】この実施形態では、左右の係合部34A,
34B(図9では左側の係合部34Aのみを示してあ
る)の各突片35b,35bは、上記第1実施形態と同
様に、車両に略垂直な姿勢で搭載されるラジエータ24
の外面上で、水平方向に延びている。
【0050】また、ラジエータ24の両側に設けた各対
の突片35bの両壁部37c、37cは、前記外力Fが
より強く作用する部位である一端側(左側の係合部34
Aでは右端側、右側の係合部34Bでは左端側)の厚さ
が、その他端側の厚さより大きい形状に形成されてい
る。そのために、左側の係合部34Aでは、両壁部37
c、37cの右端側の厚さd2がその左端側の厚さd3
よりも大きくなっている。同様に、右側の係合部34B
では、両壁部の左端側の厚さ(d2)がその右端側の厚
さ(d3)よりも大きくなっている。
【0051】また、左側の係合部34Aは、両壁部37
c、37cの右端側の間隔をL3とすると、L3>2W
5を満足する形状に形成されている。同様に、右側の係
合部34Bも、両壁部の左端側の間隔をL3とすると、
L3>2W5を満足する形状に形成されている。本実施
形態におけるその他の構成は、上記第1実施形態と同じ
である。
【0052】以上説明した第3実施形態によれば、以下
の作用効果を奏する。 (7)左側の係合部34Aでは、両壁部37c、37c
の右端側の厚さd2がその左端側の厚さd3よりも大き
くなっており、右側の係合部34Bでは、両壁部の左端
側の厚さ(d2)がその右端側の厚さ(d3)よりも大
きくなっている。このため、電動ファンシュラウド23
に前記外力Fが作用した際に、各対の突片35b、35
bの両壁部37c、37cは、外力Fがより強く作用す
る一端部側(左側の係合部34Aでは右端側、右側の係
合部34Bでは左端側)で局部的なたわみが生じにく
く、各爪部35bの一端部側は係止孔32から容易には
外れない。したがって、各対の突片35b,35が水平
方向に延びている場合でも、電動ファンシュラウド23
にその締結を解除する方向の力が作用した際に、電動フ
ァンシュラウド23の締結が解除されるのを効果的に防
止することができる。
【0053】[変形例]以上、本発明の各実施形態につい
て説明したが、各実施形態は以下に示すようにその構成
を変更して実施することもできる。
【0054】・上記各実施形態では、本発明に係る保持
体の取付構造を、自動車等の車両に搭載される電動ファ
ンシュラウドの取付構造に適用した例を示してあるが、
本発明は重量の大きい部品等が取り付けられる板状の保
持体を相手部材に締結する保持体の取付構造に広く適用
可能である。
【0055】・上記各実施形態では、各係合部34A,
34Bをラジエータ24側に、各係止孔32或いは32
aを電動ファンシュラウド23側に設けてあるが、各係
合部を電動ファンシュラウド23側に、各係止孔をラジ
エータ24側に設けてもよい。
【0056】・上記各実施形態では、係合部34A,3
4Bをラジエータ24側の2箇所、係止孔32を電動フ
ァンシュラウド23側の2箇所それぞれ設けてあるが、
係合部及び係止孔の数は、それぞれ3以上であってもよ
い。
【0057】・上記各実施形態では、係合片40を電動
ファンシュラウド23の下端部の2箇所に、保持部42
をラジエータ24の2箇所にそれぞれ設けてあるが、係
合片40及び保持部42の数は、それぞれ1或いは3以
上であってもよい。
【0058】・上記各実施形態において、左右に締結部
31を有する電動ファンシュラウド23に代えて、図1
1に示すように係止孔25が穿設された箱形の締結部3
1を左右に有する電動ファンシュラウド23Aを使用し
てもよい。
【0059】・図1,図7にそれぞれ示す上記第1,第
2実施形態の各係合部34A,34Bについては、爪部
36を除く部分の形状を、図11に示す係合部26と同
様の形状にしてもよい。
【0060】・図9に示す上記第3実施形態の各係合部
34A,34Bについては、壁部37cを除く部分の形
状を、図11に示す係合部26と同様の形状にしてもよ
い。 ・上記第2実施形態において、爪部36a、36bの各
幅を同じにし、両壁部のうち、前記外力Fがより強く作
用する側にある壁部37aの厚さを、他方の壁部37b
の厚さよりも大きくしてもよい。これにより、壁部37
aの剛性が壁部37bよりも大きくなるので、前記外力
Fの作用時に壁部37aに局部的なたわみが生じにくく
なる。
【0061】・上記第1実施形態では、各爪部36を、
その幅が一端側の幅W1から他端側の幅w2へ次第に小
さくなるように形成してあるが、本発明はこのような構
成に限られない。例えば、各爪部36の一端側の幅がそ
の他の部位の幅よりも大きければよい。また、各爪部3
6の幅がその一端側からその他端側へ直線的に小さくな
る場合に限らず、その幅が非連続的に或いは曲線的に小
さくなる場合にも適用される。
【0062】・上記各実施形態において、各係止孔32
或いは32aに代えて、一対の突片35,35或いは3
5a,35bの各爪部36或いは36a,36bを係止
する複数の係止片からなる係止爪或いは係止溝を係止部
として設けてもよい。
【0063】以下、上記各実施例から把握できる技術思
想について説明する。 (イ)車両に搭載されるラジエータ用の冷却ファンを駆
動するファンモータが取り付けられた電動ファンシュラ
ウドを、ボルトを用いずにラジエータに複数箇所で締結
する電動ファンシュラウドの取付構造であって、前記電
動ファンシュラウドとラジエータのいずれか一方に設け
られた複数の係止部と、その他方に設けられ、前記複数
の係止部に爪部が弾発的に係合して係止される複数の係
合部とを備え、前記複数の係合部を、前記爪部と前記係
止部との係合を解除する方向の力に対して、前記爪部が
前記係止部から外れにくい形状に形成したことを特徴と
する電動ファンシュラウドの取付構造。
【0064】(ロ)上記(イ)に記載の電動ファンシュ
ラウドの取付構造において、前記複数の係止部はそれぞ
れ係止孔であり、前記複数の係合部は、互いに対向し先
端に前記爪部を有する弾性変形可能な壁部でそれぞれ構
成される一対の突片をそれぞれ含み、各係合部を、前記
力がより強く作用する部位での前記爪部と前記係止部と
の係合力或いは同部位での前記壁部の剛性が、他の部位
よりも大になる形状に形成したことを特徴とする電動フ
ァンシュラウドの取付構造。
【0065】(ハ)上記(ロ)に記載の電動ファンシュ
ラウドの取付構造において、前記各対の突片は水平方向
に延び、各突片の爪部を、前記力がより強く作用する一
端側での前記係止孔周囲の平面部との接触面が、その他
端側での前記平面部との接触面より大きくなる形状に形
成したことを特徴とする電動ファンシュラウドの取付構
造。
【0066】(ニ) 上記(ロ)に記載の電動ファンシ
ュラウドの取付構造において、前記各対の突片は垂直方
向に延び、各対の突片の両爪部を、前記力がより強く作
用する側にある一方の爪部と前記係止孔周囲の平面部と
の接触面が、前記力がより弱く作用する側にある他方の
爪部と前記平面部との接触面より大きい形状に形成した
ことを特徴とする電動ファンシュラウドの取付構造。
【0067】(ホ) 上記(ロ)に記載の電動ファンシ
ュラウドの取付構造において、前記各対の突片は水平方
向に延び、各対の突片の両壁部を、前記力がより強く作
用する一端側の厚さがその他端側の厚さより大きくなる
形状に形成したことを特徴とする電動ファンシュラウド
の取付構造。
【0068】(ヘ) 上記(ロ)〜(ホ)のいずれか一
つに記載の電動ファンシュラウドの取付構造において、
前記一対の突片は前記ラジエータ側に設けられており、
また、前記係止孔は前記電動ファンシュラウド側に設け
られていることを特徴とする電動ファンシュラウドの取
付構造。
【0069】(ト) 上記(ホ)又は(ヘ)に記載の電
動ファンシュラウドの取付構造において、前記電動ファ
ンシュラウドの下端部には、前記ラジエータ側に設けた
ピンと係合可能な係合溝が少なくとも1箇所に設けられ
ていることを特徴とする電動ファンシュラウドの取付構
造。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係る電動ファンシュラウドの
取付構造を示す図で、図4のB部を示す斜視図。
【図2】 図1に示す部分の平面図。
【図3】 第1実施形態に係る電動ファンシュラウドの
取付構造の全体を示す正面図。
【図4】 図3のA−A線に沿った断面図。
【図5】 第1実施形態において締結が解除された電動
ファンシュラウドとラジエータを示す正面図。
【図6】 第1実施形態において電動ファンシュラウド
の下端部とラジエータとの係合状態を示す拡大図。
【図7】 第2実施形態に係る取付構造を示す図で、図
2と同様の平面図。
【図8】 図7の縦断面図。
【図9】 第3実施形態に係る取付構造を示す図で、図
2と同様の平面図。
【図10】 第3実施形態における1つの突片を示す斜
視図。
【図11】 従来例に係る電動ファンシュラウドの取付
構造を示す斜視図。
【図12】 図11の取付構造における電動ファンシュ
ラウドの組付け手順を示す説明図。
【符号の説明】
23…電動ファンシュラウド、24…ラジエータ24、
31…締結部、32,32a…係止孔、34A,34B
…係合部、35,35a,35b…突片、36,36
a,36b,36c…爪部、37,37a,37b,3
7c…壁部、38…平面部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の保持体をボルトを用いずに相手部
    材に複数箇所で締結する保持体の取付構造であって、 前記保持体と相手部材のいずれか一方に設けられた複数
    の係止部と、 その他方に設けられ、前記複数の係止部に爪部が弾発的
    に係合して係止される複数の係合部とを備え、 前記複数の係合部を、前記爪部と前記係止部との係合を
    解除する方向に作用する力に対して、同爪部が前記係止
    部から外れにくい形状に形成したことを特徴とする保持
    体の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記複数の係止部はそれぞれ係止孔であ
    り、前記複数の係合部は、互いに対向し先端に前記爪部
    を有する弾性変形可能な壁部でそれぞれ構成される一対
    の突片をそれぞれ含み、各係合部を、前記力がより強く
    作用する部位での前記爪部と前記係止部との係合力或い
    は同部位での前記壁部の剛性が、他の部位よりも大にな
    る形状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の保
    持体の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記各対の突片は水平方向に延び、各突
    片の爪部を、前記力がより強く作用する一端側での前記
    係止孔周囲の平面部との接触面が、その他端側での前記
    平面部との接触面より大きくなる形状に形成したことを
    特徴とする請求項2に記載の保持体の取付構造。
  4. 【請求項4】 前記各対の突片は垂直方向に延び、各対
    の突片の両爪部を、前記力がより強く作用する側にある
    一方の爪部と前記係止孔周囲の平面部との接触面が、前
    記力がより弱く作用する側にある他方の爪部と前記平面
    部との接触面より大きくなる形状に形成したことを特徴
    とする請求項2に記載の保持体の取付構造。
  5. 【請求項5】 前記各対の突片は水平方向に延び、各対
    の突片の壁部を、前記力がより強く作用する一端側の厚
    さがその他端側の厚さより大きくなる形状に形成したこ
    とを特徴とする請求項2に記載の保持体の取付構造。
  6. 【請求項6】 前記相手部材は車両に搭載されるラジエ
    ータであり、また、前記保持体は、前記ラジエータ用の
    冷却ファンを駆動するファンモータが取り付けられた電
    動ファンシュラウドであることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか一項に記載の保持体の取付構造。
  7. 【請求項7】 前記一対の突片は前記ラジエータ側に設
    けられており、また、前記係止孔は前記電動ファンシュ
    ラウド側に設けられていることを特徴とする請求項6に
    記載の保持体の取付構造。
  8. 【請求項8】 前記電動ファンシュラウドの下端部に
    は、前記ラジエータ側に設けたピンと係合可能な係合溝
    が少なくとも1箇所に設けられていることを特徴とする
    請求項6又は7に記載の保持体の取付構造。
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