JP2002147380A - ロータリ圧縮機 - Google Patents

ロータリ圧縮機

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JP2002147380A JP2000347944A JP2000347944A JP2002147380A JP 2002147380 A JP2002147380 A JP 2002147380A JP 2000347944 A JP2000347944 A JP 2000347944A JP 2000347944 A JP2000347944 A JP 2000347944A JP 2002147380 A JP2002147380 A JP 2002147380A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油溜の油面レベルが低下した場合においても
揺動ブッシュ隙間やブレード隙間に油を積極的に供給し
て異音や異常摩耗を抑制し、圧縮機の使用条件を拡大す
る。 【解決手段】 クランク軸4内部に油通路4aと連通す
る連通路13,14を設け、油通路4aから連通路1
3,14へ油を導く。連通路13,14へ導かれた油は
クランク軸4外周とフロントヘッド9の内周の少なくと
も一方に設けたリング状の油ポケット部18,19を介
してフロントヘッド9およびリアヘッド10に設けた給
油溝15,16へ導かれる。給油溝15,16へ導かれ
た油は、揺動ブッシュ7に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリ圧縮機に
関し、より特定的には、ブレードあるいは揺動ブッシュ
の近傍への給油構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に、ブレードがピストンに固定され
たタイプの従来のロータリ圧縮機(以下、「スイング型
圧縮機」と称する)の構造例を示す。
【0003】図7に示すように、スイング型圧縮機は、
ケーシング1と、油溜部2と、モータ3と、クランク軸
4と、シリンダ5と、ローラー25と、ピストン6と、
ブッシュ7と、ブレード背部空間8と、フロントヘッド
9と、リアヘッド10と、ブレード11とを備える。
【0004】クランク軸4は、モータ3により回転駆動
され、油溜部2内の油を吸上げるための開口部を端部に
備えた油通路4aを有している。
【0005】ローラー25は、クランク軸4の偏心部に
外嵌され、クランク軸4の回転に伴って公転する。ま
た、ローラー25はブレード11と一体化されてピスト
ン6を形成する。
【0006】シリンダ5は、冷媒を吸入する吸入口を有
し、ピストン6を内装することによって冷媒を圧縮する
圧縮室と冷媒を吸入する吸入室とを形成する。
【0007】ブッシュ7は、ブレード11の両側面を挟
持する。シリンダ5にはブッシュ7を受け入れるブッシ
ュ穴が設けられ、ブッシュ7はブッシュ穴内に揺動可能
に受け入れられる。
【0008】ブレード11の背部に設けられるブレード
背部空間8は、油溜部2と連通している。フロントヘッ
ド9とリアヘッド10は、シリンダ5の上下端にそれぞ
れ取付けられる。
【0009】上記の構造を有するスイング型圧縮機にお
いて、モータ3でクランク軸4を回転駆動することによ
りピストン6がシリンダ5内で公転し、ピストン6とシ
リンダ5と形成された圧縮室内で冷媒が圧縮される。こ
のとき、ブレード11はブッシュ7の内側の表面上を摺
動しながらブッシュ7とともに揺動する。
【0010】次に、図8に従来のロータリ圧縮機の他の
構造例を示す。このタイプのロータリ圧縮機では、ブレ
ード11はローラー25に固定されていない。図8に示
すように、ブレード11の背面はバネ12によりローラ
ー25側に押圧され、ブレード11はローラー25の外
周面に当接される。そして、ローラー25の公転により
ブレード11はローラー25の外周面上を摺動すること
となる。
【0011】それ以外の構成については、図7に示すス
イング型圧縮機の場合とほぼ同様であるので、重複説明
は省略する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】スイング型圧縮機で
は、上述のようにブレード11はブッシュ7の内側表面
(ブレード11の側面と対向する面)上を摺動し、ブッ
シュ7はブッシュ穴内で揺動する。したがって、ブッシ
ュ7の外側表面(ブッシュ穴に対向する面)とブッシュ
穴表面間の隙間、ブッシュ7の内側表面とブレード11
間の隙間、ブッシュ7の上下端面とフロントヘッド9お
よびリアヘッド10のフェース面間の隙間(以下、上記
3箇所の隙間を総じて「揺動ブッシュ隙間」という)が
油で満たされている必要がある。
【0013】しかし、圧縮機の起動時等のように油面レ
ベルが低下しやすい運転状態もあり、たとえば油溜部2
の油面レベルが低下すると、上記の揺動ブッシュ隙間に
油が存在しなくなる。そのため、ブッシュ7はブッシュ
穴内でチッピングを起こし、異音を発生させる原因とな
る。また、同時に潤滑不良によるブッシュ穴の異常摩耗
をも引起こす。
【0014】よって、圧縮機の起動時や、本来能力が要
求される条件下においても、運転周波数の制限を設ける
ことで、規定油面を確保するようにしていた。その結
果、使用範囲が限定されていた。
【0015】上記のような油面レベル低下に起因する問
題は、図8に示すロータリ圧縮機のブレード12とシリ
ンダ5との間の隙間(以下「ブレード隙間」という)で
も同様に生じ得る。
【0016】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものである。本発明の目的は、油溜部の油面レベル
が低下した場合においても揺動ブッシュ隙間やブレード
隙間に油を積極的に供給することにより異音や異常摩耗
を抑制し、圧縮機の使用条件を拡大することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るロータリ
圧縮機は、ローラーを内装するシリンダと、ローラーの
回転運動と連動して動くブレードと、ローラーを外嵌
し、内部に油通路を有するクランク軸と、シリンダの両
端に取付けられ、ブレードの端面と接するフェース面を
有するヘッドとを備え、ヘッドのフェース面に設けら
れ、油通路と連通し、油通路内の油をブレードに導くた
めの給油溝を備える。
【0018】クランク軸を回転させることにより、油溜
部からクランク軸内の油通路に油が吸上げられる。クラ
ンク軸内の油通路は上記のように給油溝と連通している
ので、油通路内の油を該給油溝に導くことができる。結
果として、油溜部からブレードの周囲に油を供給するこ
とができる。それにより、揺動ブッシュ隙間やブレード
隙間に油を積極的に供給することができる。
【0019】請求項2に係るロータリ圧縮機では、給油
溝を、ブレードの端面と常に接する領域内に設ける。給
油溝がブレードの端面と常に接する領域内にあるため、
給油溝はシリンダ内の圧縮室や吸入室と連通することが
ない。それにより、圧縮室や吸入室の冷媒が給油溝を通
って洩れること等を阻止できる。
【0020】請求項3に係るロータリ圧縮機では、ロー
ラーとブレードとを一体化したピストンを備えるととも
に、シリンダに設けられ、ブレードの両側に設置される
ブッシュを備え、給油溝は、ブッシュに向かって延びる
分岐部を有する。
【0021】給油溝が分岐部を有することにより、ロー
ラーとブレードが一体化されたピストンと、揺動ブッシ
ュを備えた、いわゆるスイング型圧縮機において、揺動
ブッシュ隙間に油を積極的に供給することができる。そ
れにより、ブッシュ穴内でブッシュがチッピングを起こ
すことによる異音の発生や、潤滑不良によるブッシュ穴
の異常摩耗等を効果的に抑制することができる。
【0022】請求項4に係るロータリ圧縮機では、分岐
部は、ブッシュの外側に達する。それにより、ブッシュ
の外側の表面とブッシュ穴表面の間に油を直接供給する
ことができ、効率的な給油を行なえる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1から図4を用いて、本
発明の実施の形態について説明する。
【0024】(実施の形態1)図1に本発明の実施の形
態1におけるスイング型圧縮機の断面構造を示し、図2
に本発明のリアヘッド10の構造例を示す。
【0025】図1に示すように、本実施の形態のスイン
グ型圧縮機は、ケーシング1と、油溜部2と、モータ3
と、クランク軸4と、シリンダ5と、ローラー25と、
ピストン6と、ブッシュ7と、ブレード背部空間8と、
フロントヘッド9と、リアヘッド10と、ブレード11
とを備える。
【0026】ケーシング1の一端(底部)に油溜部2が
ある。クランク軸4は、モータ3により回転駆動され、
油溜部2内の油を吸上げるための開口部を端部に備えた
油通路4aを有している。クランク軸4の軸方向におけ
る一端は油溜部2内に浸漬され、クランク軸4の回転に
より油溜部2内の油は油通路4a内に吸上げられ、さら
に連通路13,14内に供給される。
【0027】ローラー25は、クランク軸4の偏心部に
外嵌され、クランク軸4の回転によって公転する。ま
た、ローラー25はブレード11と一体化されてピスト
ン6を形成する。
【0028】シリンダ5は、冷媒を吸入する吸入口を有
し、ピストン6を内装することによって冷媒を圧縮する
圧縮室と冷媒を吸入する吸入室とを形成する。
【0029】ブッシュ7は、ブレード11の両側面を挟
持する。シリンダ5にはブッシュ7を受け入れるブッシ
ュ穴が設けられ、ブッシュ7はブッシュ穴内に揺動可能
に受け入れられる。ブレード11の背面に設けられるブ
レード背部空間8は、油溜部2と連通している。
【0030】フロントヘッド9とリアヘッド10は、シ
リンダ5の上下端(軸方向における両端)にそれぞれ取
付けられる。
【0031】クランク軸4の外周とフロントヘッド9の
内周部(クランク軸4を嵌合する部分で、クランク軸4
に対向する部分)の少なくとも一方に、連通路13と連
通する油ポケット部18を設け、クランク軸4の外周と
リアヘッド10の内周部(クランク軸4を嵌合する部分
で、クランク軸4に対向する部分)の少なくとも一方
に、連通路14と連通する油ポケット部19を設ける。
油ポケット部18,19は、ともにリング状であり、ク
ランク軸4の回転中に常時連通路13,14と連通す
る。
【0032】フロントヘッド9におけるシリンダ5側の
表面(フェース面)に、油ポケット部18と連通する給
油溝15を設け、リアヘッド10におけるシリンダ5側
の表面(フェース面)に、油ポケット部19と連通する
給油溝16を設ける。
【0033】図2に示すように、リアヘッド10のフェ
ース面17に設けられる給油溝16は、分岐部20を有
し、略T字形状である。また、図3に示すように、給油
溝16は、ブッシュ7間の中央部近傍に達した後に分岐
する。そして分岐部20は、図3に示すようにブッシュ
7に向かって延び、ブッシュ7の外側の表面とブッシュ
穴との隙間に達する。
【0034】なお、分岐部20は、ブッシュ7の外側の
表面とブッシュ穴との隙間に油を供給できるものであれ
ば、図2〜図4に示す形状以外の任意の形状を採用可能
である。また、分岐部20の数や延在方向についても任
意に選択可能である。さらに、フロントヘッド9に設け
られる給油溝15も、上記の給油溝16と同様の形状を
有する。
【0035】次に、図3および図4を用いて、給油溝1
6の溝幅や形成位置について詳しく説明する。ここでは
給油溝16について説明するが、給油溝15の溝幅や形
成位置も給油溝16のそれと同様である。
【0036】図3は圧縮室23と給油溝16とが最も近
づいた状態を示し、図4は吸入室24と給油溝16とが
最も近づいた状態を示している。図3における領域21
内において給油溝16が圧縮室23に最も近づき、図4
における領域22内において給油溝16が吸入室24に
最も近づく。
【0037】図3および図4に示すように、給油溝16
は、ブレード11の可動範囲内であってブレード11の
端面と常に接する領域内に位置する。つまり、給油溝1
6を、ブレード11の端面と常に重なる位置に設ける。
また、給油溝16の幅を、圧縮室23および吸入室24
と連通しない幅とする。それにより、圧縮室23や吸入
室24の冷媒が給油溝16を通って洩れること等を阻止
できる。
【0038】上記の構造を有するスイング型圧縮機にお
いて、モータ3でクランク軸4を回転させることによ
り、油溜部2から油がクランク軸4内の油通路4aに吸
上げられる。この油通路4aは連通路13,14および
油ポケット部18,19を介して給油溝15,16とそ
れぞれ連通しているので、油通路4a内の油を給油溝1
5,16に導くことができ、油通路4a内の油をブレー
ド11の周囲に供給することができる。つまり、油溜部
2の油を揺動ブッシュ隙間に積極的に供給することがで
きる。
【0039】それにより、ブッシュ穴内でブッシュ7が
チッピングを起こすことによる異音の発生や、潤滑不良
によるブッシュ穴の異常摩耗等を効果的に抑制すること
ができ、油溜部2の規定油面レベルを下げることができ
る。その結果、圧縮機の使用条件を拡大することが可能
となる。
【0040】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について、図5を用いて説明する。図5は、本発明
の実施の形態2におけるロータリ圧縮機の断面図であ
る。
【0041】本実施の形態では、ローラー25とピスト
ン6とが別体であるタイプのロータリ圧縮機に本発明を
適用している。
【0042】図5に示すように本実施の形態では、ブレ
ード11の背面をバネ12で押圧してブレード11をロ
ーラー25に押付けている。ブレード11は、往復運動
するだけなのでブレード11の両側にブッシュ7を設け
ていない。
【0043】そして、本実施の形態においてもフロント
ヘッド9とリアヘッド10に給油溝15,16を設けて
いる。この給油溝15,16は、実施の形態1の場合と
同様に分岐部を有し略T字形状であってもよいが、分岐
部を有していなくてもよい。
【0044】給油溝15,16が分岐部を有する場合、
分岐部は、図6に示すようにブレード11の側面を延長
した面に達していればよい。それにより、ブレード隙間
に油を直接供給することができ、ブレード隙間に効率的
に給油を行なえる。
【0045】上記のような給油溝15,16を設けるこ
とにより、ブレード隙間に油を積極的に供給することが
できるので、実施の形態1の場合と同様に油溜部2の規
定油面レベルを下げることができ、圧縮機の使用条件を
拡大することが可能となる。
【0046】それ以外の構成については実施の形態1の
場合と同様であるので、重複説明は省略する。
【0047】なお、上述の各実施の形態では、フロント
ヘッド9とリアヘッド10の双方にそれぞれ給油溝1
5,16を設けた場合の例について説明したが、フロン
トヘッド9とリアヘッド10の少なくとも一方に給油溝
が設けられればよい。
【0048】
【発明の効果】請求項1に係るロータリ圧縮機において
は、ヘッドのフェース面に設けられた給油溝と油通路と
が連通しているため、油溜部の油面レベルが低下した場
合においてもクランク軸の端部が油溜部内に位置する限
り、油溜部の油を揺動ブッシュ隙間やブレード隙間に積
極的に供給することができる。それにより、チッピング
による異音発生やシリンダ等の異常摩耗を抑制でき、規
定油面をも下げることができる。その結果、圧縮機の使
用条件の拡大を図ることができる。
【0049】請求項2に係るロータリ圧縮機では、給油
溝がブレードの端面と常に接する領域内にあるため、給
油溝はシリンダ内の圧縮室や吸入室と連通することがな
い。それにより、圧縮室や吸入室の冷媒が給油溝を通っ
て洩れること等を阻止できる。
【0050】請求項3に係るロータリ圧縮機は、ローラ
ーとブレードとを一体化したピストンを備えるととも
に、ブレードの両側に揺動ブッシュを有する構造である
ため、ブッシュに向かって延びる分岐部を有する給油溝
を設けることによって、油溜部の油を揺動ブッシュ隙間
に積極的に供給することができる。それにより、ブッシ
ュ穴内でブッシュがチッピングを起こすことによる異音
発生や、潤滑不良によるブッシュ穴の異常摩耗等を効果
的に抑制でき、規定油面を下げることができる。その結
果、圧縮機の使用条件の拡大を図ることができる。
【0051】請求項4に係るロータリ圧縮機では、分岐
部はブッシュの外側に達しているため、油溜部の油面レ
ベルが低下した場合においてもクランク軸の端部が油溜
部内に位置する限り、油溜部の油をブッシュの外側の表
面とブッシュ穴の表面の間や揺動ブッシュ隙間に積極的
に供給することができる。それにより、チッピングによ
る異音発生やシリンダ等の異常摩耗を抑制でき、規定油
面をも下げることができる。その結果、圧縮機の使用条
件の拡大を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるスイング型圧
縮機の断面図である。
【図2】 (a)は図1に示すスイング型圧縮機におけ
るリアヘッドフェイス面の平面図である。(b)は図1
に示すスイング型圧縮機におけるリアヘッドフェイス面
の斜視図である。
【図3】 本発明の給油溝が圧縮室に最も近づいた状態
を示す平面図である。
【図4】 本発明の給油溝が吸入室に最も近づいた状態
を示す平面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2におけるロータリ圧縮
機の断面図である。
【図6】 図5に示すロータリ圧縮機における給油溝を
示す平面図である。
【図7】 従来のスイング型圧縮機の断面図である。
【図8】 従来のロータリ圧縮機の他の例の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ケーシング、2 油溜部、3 モータ、4 クラン
ク軸、4a 油通路、5 シリンダ、6 ピストン、7
ブッシュ、8 ブレード背部空間、9 フロントヘッ
ド、10 リアヘッド、11 ブレード、12 バネ、
13,14 連通路、15,16 給油溝、17 フェ
ース面、18,19 油ポケット部、20 分岐部、2
1,22 領域、23圧縮室、24 吸入室、25 ロ
ーラー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラー(25)を内装するシリンダ
    (5)と、前記ローラー(25)の回転運動と連動して
    動くブレード(11)と、前記ローラー(25)を外嵌
    し、内部に油通路(4a)を有するクランク軸(4)
    と、前記シリンダ(5)の両端に取付けられ、前記ブレ
    ード(11)の端面と接するフェース面(17)を有す
    るヘッド(9,10)とを備えたロータリ圧縮機におい
    て、前記ヘッド(9,10)の前記フェース面(17)
    に設けられ、前記油通路(4a)と連通し、前記油通路
    (4a)内の油を前記ブレード(11)に導くための給
    油溝(15,16)を備える、ロータリ圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記給油溝(15,16)を、前記ブレ
    ード(11)の端面と常に接する領域内に設ける、請求
    項1に記載のロータリ圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記ローラー(25)と前記ブレード
    (11)とを一体化したピストン(6)を備えるととも
    に、前記シリンダ(5)に設けられ、前記ブレード(1
    1)の両側に設置されるブッシュ(7)を備え、前記給
    油溝(15,16)は、前記ブッシュ(7)に向かって
    延びる分岐部(20)を有する、請求項1または請求項
    2に記載のロータリ圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記分岐部(20)は、前記ブッシュ
    (7)の外側に達する、請求項3に記載のロータリ圧縮
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109595157A (zh) * 2018-12-17 2019-04-09 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 转缸活塞压缩机的泵体结构及转缸活塞压缩机
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