JP2002138836A - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents

内燃機関の冷却装置

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JP2002138836A
JP2002138836A JP2000331291A JP2000331291A JP2002138836A JP 2002138836 A JP2002138836 A JP 2002138836A JP 2000331291 A JP2000331291 A JP 2000331291A JP 2000331291 A JP2000331291 A JP 2000331291A JP 2002138836 A JP2002138836 A JP 2002138836A
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passage
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cooling water
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JP2000331291A
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Akira Yoshihara
昭 吉原
Tetsuro Ishida
哲朗 石田
Masahiko Kubo
雅彦 久保
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の冷却装置に関し、高水温時に流路
断面積を比較的大きく確保して冷却性能を向上させると
ともに、水温制御弁の誤作動を防止して冷却水の確実な
温度制御を可能にする。 【解決手段】 冷却水通路中に並列に形成された一対の
感温流路r1,r2内に互いに異なる開弁温度を有する
低水温制御弁14と高水温制御弁15とをそれぞれ備え
た構成の内燃機関の冷却装置において、高水温制御弁1
5を低水温制御弁14よりもバイパス通路11,8,9
の上流側に接続し、高水温制御弁15のバイパス通路の
接続部よりも下流側で、且つ低水温制御弁14に至るバ
イパス通路を含む通路内に内燃機関2の運転状態に応じ
て通路を開閉する切換弁16を設け、さらに、両感温流
路r1,r2と連通して各感温流路r1,r2から冷却
水を排出するとともに一方の感温流路r2から排出され
た冷却水の他方の感温流路r1への流入を禁止するよう
に排出側通路7を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の冷却装
置、特に、冷却水循環路中の冷却水の流動を上下2つの
設定温度に基づき制御するよう2つの水温制御弁を設け
た内燃機関の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の冷却装置はエンジン本体の冷
却水を放熱器側に循環させて冷却し、エンジンの温度上
昇を防止している。この冷却装置は過度な温度上昇を抑
えてエンジン出力を適正に保持する機能や、エンジン構
成部材の耐熱性を上回る温度上昇を抑えてエンジンの信
頼性を保持する機能や、エンジン補機であるヒータの熱
源としての機能や、触媒を活性温度に保って排ガス性能
を保持する機能を発揮できる。特に、エンジンは高温よ
り低温運転時の方が充填効率を改善され、軸トルクや軸
出力が大きくなることが知られており、その一例を図1
0(a)、(b)に示した。ここでサーモスタット設定
温度が85℃(符号△の線)より82℃(符号○の線)
で運転された場合に軸トルクTや軸出力Peが大きいこ
とが示されている。しかも、サーモスタット設定温度が
85℃より82℃で運転された場合において、燃費改善
塞が高回転域(図10(b)参照)で改善され、低回転
域ではエンジンフリクションの影響が高まり低下するこ
とが示されている。このように、内燃機関の冷却装置は
複数の制御温度を設定されることが多く、その上限値は
エンジン出力特性に基づき、下限はヒータ特性に基づき
設定されるのが一般的である。
【0003】例えば、特開平3−23310号公報に開
示の冷却装置は、エンジンとラジエータとを結ぶ冷却水
出口通路の途中に並列状に低温側サーモバルブと高温側
サーモバルブを配備し、両弁の閉鎖時にはエンジン出口
側冷却水をバイパス路よりウォータポンプの吸込み通路
に戻し、開弁時にはエンジン出口側冷却水をラジエータ
側に導く。しかも、低温側サーモバルブのラジエータ側
出口近傍に流路を開閉する切り換え制御弁を設け、これ
により、低温側サーモバルブと高温側サーモバルブを選
択的に駆動させ、高低2つの制御温度で冷却水のラジエ
ータヘの循環を切り換え制御している。
【0004】特開平10−89071号公報に開示の冷
却装置は、エンジンとラジエータとを結ぶ冷却水出口通
路の途中に高温側及び低温側サーモバルブを配備し、高
温側サーモバルブの感温流路より分岐路を延ばしその下
流側に切り換え制御弁を隔てて低温側サーモバルブを配
し、これにより、高低2つの制御温度で冷却水のラジエ
ータヘの循環を切り換えている。なお、ヒータ取り出し
口を高温側サーモバルブの感温流路より引き出すように
形成している。
【0005】特開平7−91251号公報に開示の冷却
装置は、図11(a)乃至(c)に示すように、ラジエ
ータ100に連通するラジエータ側通路101からの冷
却水とバイパス路102通過後の冷却水とを高低2つの
開弁温度で作動する2つのサーモバルブ103、104
に各一対の分岐路105a,105b、106a,10
6bを介して導き、各分岐路の冷却水をウォータポンプ
107側の吸込み通路108へ選択的に流動させる切り
換えをしている。しかも、分岐路105bと分岐路10
6aに設けた2つの切換制御弁109、110の切り換
えにより2つのサーモバルブ103、104を選択的に
使用している。ここで、暖気時(a)には切換制御弁1
09を閉じると共に切換制御弁110を開いて分岐路1
06a,106bを開き、低負荷時(b)には切換制御
弁109を閉じると共に切換制御弁110を開いて分岐
路105aを開き、高負荷時(c)には切換制御弁10
9を開くと共に切換制御弁110を閉じて分岐路105
bを開き、高水温時にも高負荷時(c)と同様に分岐路
105bを開く切り換えモードを採っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平3−
23310号公報に開示の内燃機関の冷却装置は、低温
側及び高温側サーモバルブが仕切られてなく夫々の感温
流路が暖昧となり、感温性が悪く、温度制御が不安定と
なり易い上、両バルブのバイパス路の流路断面積を大小
調整して低温側サーモバルブヘの流入を優先させる必要
があり構造が複雑化する。
【0007】特開平10−89071号公報に開示の内
燃機関の冷却装置は、たとえ、制御弁用のアクチュエー
タが開放してもヒータ取り出し口に流入する冷却水は高
温側の感温流路を通過するのみであり、低温側サーモバ
ルブの感温流路が閉塞されているため低温側サーモバル
ブ開かず、同弁の開閉作動の応答性が悪い。特開平7−
91251号公報に開示の内燃機関の冷却装置は、図1
1(a)乃至(c)に示すように、常に、2つの切換制
御弁109、110の内のいずれか一方が各分岐路10
5、106及びそれに連通する一方のサーモバルブ10
3、104の流路を遮断している。このため、ラジエー
タ側通路101を流動する冷却水の流量を十分に権保し
たい高水温時(c)の切り換えモードにある場合に流路
断面積が比較的狭く、ラジエータを循環する冷却水流量
を十分確保できず、冷却性能が低いという問題があり、
しかも、2つの切換制御弁109、110を必要とし、
構造の複雑化を招くという問題もある。
【0008】本発明は上述の課題に鑑み創案されたもの
で、高水温時に流路断面積を比較的大きく確保でき、冷
却性能を向上させることができ、構造の簡素化をも図れ
る内燃機関の冷却装置を提供することを目的とする。ま
た、水温制御弁の誤作動を防止して冷却水の確実な温度
制御を可能にした内燃機関の冷却装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の内燃機関の冷却装置では、冷却水通路中
に並列に形成された一対の感温流路内に互いに異なる開
弁温度を有する低水温制御弁と高水温制御弁とをそれぞ
れ備え、該両水温制御弁の各々が内燃機関冷却後の冷却
水が該感温流路内に流入する通路を常時ラジエータに連
通するラジエータ側通路、或いは該ラジエータ側通路を
バイパスするバイパス通路に切換える内燃機関の冷却装
置において、該高水温制御弁は該低水温制御弁よりも該
バイパス通路の上流側に接続され、該高水温制御弁のバ
イパス通路との接続部よりも下流側で、且つ該低水温制
御弁に至るバイパス通路を含む通路内に設けられ内燃機
関の運転状態に応じて通路を開閉する切換弁と、該両感
温流路と連通して各感温流路から冷却水を排出するとと
もに一方の感温流路から排出された冷却水の他方の感温
流路への流入を禁止するように形成された排出側通路と
を備えたことを特徴とする。
【0010】このように、該高水温制御弁のバイパス通
路との接続部より該低水温制御弁に至るバイパス通路を
含む通路内にのみ該切換弁が設けられ、該低水温制御弁
と該高水温制御弁に至る各ラジエータ側通路は常時ラジ
エータに連通されることにより、高水温時に該切換弁を
開作動した場合、該高水温制御弁と該低水温制御弁の両
ラジエータ側通路が開放され、同部での流路面積が十分
に拡大される。
【0011】また、該排出側通路が一方の感温流路から
排出された冷却水の他方の感温流路への流入を禁止する
ように形成されることにより、一方の感温流路から排出
された冷却水の温度により他方の感温流路に配設された
水温制御弁が誤作動することが防止される。特に、該切
換弁の閉作動持に、高感温流路から排出された冷却水の
低感温流路への流入により該低水温制御弁が誤作動する
ことが防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1、図2には内燃機関の冷却装
置11を示した。この内燃機関の冷却装置1はエンジン
2の冷却水循環系の要部を成し、ウォータジャケット3
と、そのウォータジャケット3の出口301に連通しラ
ジエータ5を備えたラジエータ側通路4と、ウォータジ
ャケット3の入口302に設けられるウォータポンプ6
と、同ポンプの吸込み通路(排出側通路)7と、ラジエ
ータ側通路4より分岐しラジエータ5を迂回して冷却水
を流すバイパス通路11と、ラジエータ側通路4の一部
を成すと共にラジエータ5の下流で、常時ラジエータ5
側に連通状態にある第1、第2のラジエータ側分岐路1
2、13と、バイパス通路11の一部を成すと共に下流
側で分岐して冷却水を流す第1、第2のバイパス側分岐
路8、9と、吸込み通路7に連通する低感温流路r1に
配備される低水温制御弁14と、吸込み通路7に連通す
る高感温流路r2に配備される高水温制御弁15と、第
1のバイパス側分岐路8に設けた切換弁16と、切換弁
16をエンジン2の運転状態に応じて切り換える制御手
段としてのコントローラ17とを備える。ここで、高水
温制御弁15は低水温制御弁14よりもバイパス通路1
1の上流側に接続される。
【0013】なお、ウォータジャケット3の出口301
に連通する拡径部401はヒータ18へ連通するヒータ
パイプ19が連結される。ウォータポンプ6は図示しな
いベルト式回転伝達系を介してエンジン回転力を受け、
エンジン駆動時に吸込み通路7の冷却水をウォータジャ
ケット3に循環させた上で出口301より流出させてい
る。ラジエータ5はラジエータ側通路4を流動する冷却
水を空気冷却し、図示しない放熱用の電動ファンを駆動
して冷却効率を向上できる。ヒータ18はヒータパイプ
19からの冷却水を放熱器181及び戻しパイプ22を
経て吸込み通路7に戻し、車内暖房を行っている。
【0014】ラジエータ側通路4の下流部には第1、第
2のラジエータ側分岐路12、13が分岐して連結さ
れ、その内の第1ラジエータ側分岐路12は低水温制御
弁14に、第2ラジエータ側分岐路13は高水温制御弁
15に連結する。さらに、バイパス通路11の下流部に
は第1、第2のバイパス側分岐路8、9が分岐して連結
され、その内の第1バイパス側分岐路8は低水温制御弁
14に、第2バイパス側分岐路9は高水温制御弁15に
流入口を連結する。低水温制御弁14及び高水温制御弁
15はそれぞれ、ワックスペレットからなる感温部a
1、a2を低高の各感温流路r1、r2の中央部に対向
配備する。
【0015】ここで、低水温制御弁14は、冷却水が設
定された低温側開弁温度を下回る問は感温部a1及び図
示しない戻しバネが働き、第1バイパス側分岐路8を開
き第1ラジエータ側分岐路12を閉じる基準位置P1
(図2(a)参照)に弁体b1を切り換え保持し、逆
に、冷却水が設定された低温側開弁温度を上回ると、第
1バイパス側分岐路8を閉じ第1ラジエータ側分岐路1
2を開く切換位置P2(図2(c)参照)に弁体b1を
切り換え保持する。高水温制御弁15は、冷却水が設定
された高温側開弁温度を下回る間は感温部a2及び図示
しない戻しバネが働き、バイパス側分岐路の他方9を開
き第1ラジエータ側分岐路13を閉じる基準位置P1
(図2(a)参照)に弁体b2を切り換え保持し、逆
に、冷却水が設定された高温側開弁温度を上回ると、バ
イパス側分岐路の他方9を閉じ第1ラジエータ側分岐路
13を開く切換位置P2(図2(b)参照)に弁体b2
を切り換え保持する。第1バイパス側分岐路8に設けた
切換弁16は電磁弁であり、オン時に第1バイパス側分
岐路8を開き、オフ時に同分岐路8を閉じる。
【0016】ここで、図5乃至図8には低水温制御弁1
4と高水温制御弁15及び切換弁16をアッセンブリ化
した冷却水切り換えユニット30を示した。この冷却水
切り換えユニット30はサーモケース31とその開口を
閉鎖するインレットフィッチング32とで収容枠を形成
する。冷却水切り換えユニット30の内部には低水温制
御弁14及び高水温制御弁15を平行に収容する低高の
各感温流路r1,r2と、同各感温流路r1,r2に共
に連通し、同各感温流路r1,r2間のほぼ中央に配設
された吸込み通路7の上流部(図6、図7参照)と、ラ
ジエータ側通路4の下流端及びそれに常時連通する第
1、第2のラジエータ側分岐路12、13と、各感温流
路r1,r2に垂直に配設されたバイパス通路11の下
流端及びそれに連通する第1、第2のバイパス側分岐路
8、9(図7、図8参照)と、拡径部401に連通する
拡径部延出部33と、拡径部延出部33に連通するヒー
タホース取付け部34と、低高の各感温流路r1,r2
のエアを上方の拡径部延出部33に逃がすと共に中心線
CLに対称に配置されるエア抜き穴35、36(図5、
図6参照)と、切換弁16の取付け部37とを形成され
ている。
【0017】取付け部37は第1バイパス側分岐路8の
下流端開口の周縁に形成され、切換弁16の弁体161
が接離する弁座gと、同弁座gと第1バイパス側分岐路
8を隔てて対設され切換弁16の弁取付け枠162が螺
着されるねじ穴hとを備える。なお、ここでの切換弁1
6はヒータ付きのペレット弁、負圧作動弁、電磁弁等で
あり、非付勢時にバネ163の弾性力で弁体161を弁
座gに押圧し、付勢時にバネ163の弾性力に抗して弁
体161を弁座gより離脱させるように構成される。
【0018】また、感温流路r1,r2間の中央には、
吸込み通路7の上流端から流れ方向に向けて吸込み通路
7を2分割するように隔壁71が形成されている。この
ような隔壁71が形成されることにより、各感温流路r
1,r2から排出される冷却水は、吸込み通路7に沿っ
た方向に流れを規制され、他方の感温流路r1,r2へ
の流入が禁止される。
【0019】なお、ここでは、感温流路r1,r2間の
壁面にリブを溶接することによって隔壁71を形成し、
吸込み通路7を2つに区画することによって感温流路r
1,r2間での冷却水の混入を禁止しているが、少なく
とも吸込み通路7の形状が感温流路r1,r2間での冷
却水の混入を禁止(或いは抑制)できるような形状にな
ってさえすれば、その具体的な形状に限定はない。例え
ば、吸込み通路7の上流部を当初から二股に形成してお
き、各感温流路r1,r2からの冷却水が別々のルート
で吸込み通路7に排出されるようにしてもよい。ただ
し、上述のように当初から二股に形成し別々のルートで
吸込み通路7に排出するものでは感温流路r1,r2の
形状が複雑となり、特に、冷却水切り換えユニット30
をアッセンブリ化したものではユニット30が大型化す
る虞があるため、本実施例のように隔壁71を設けるこ
とが好ましい。
【0020】また、ここでは、各感温流路r1,r2か
ら吸込み通路7への冷却水の排出方向は隔壁71によっ
て略平行になるように規制されているが、他方の感温流
路r1,r2への冷却水の流入を禁止(或いは抑制)す
るには、各感温流路r1,r2からの冷却水の排出方向
を互いに鋭角をなすように設定すればより一層冷却水の
流入を抑制することが可能になる。或いは、各感温流路
r1,r2からの冷却水の排出方向が鈍角になる場合で
も、各感温流路r1,r2から合流部までの距離が流路
径に比較して長い場合には、他方の感温流路r1,r2
への冷却水の流入を禁止(或いは抑制)することができ
る。
【0021】このような冷却水切り換えユニット30は
低水温制御弁14と高水温制御弁15及び切換弁16を
アッセンブリ化したので、エンジン2の冷却水循環系へ
の装着作業を簡素化できる。しかも、感温流路r1,r
2、吸込み通路7、拡径部延出部33、バイパス側分岐
路8、9、エア抜き穴35、36を中心線CLに対称配
置したことにより、低水温制御弁14と高水温制御弁1
5を同じ環境下に保持することができ、切換弁16の開
閉により冷却水の流れがほぼ変化しないので良好な水温
制御が可能となる。
【0022】切換弁16が接続されたコントローラ17
はその入力回路に、エンジンの冷却水温度TEを拡径部
40で検出する水温センサ24と、図示しないスロット
ル弁の開度θs情報を出力するスロットル開度センサ2
5と、外気温度Ta情報を入力する外気温センサ26
と、ヒータオン/オフ信号を入力するヒータスイッチ2
7と、モード切り換えスイッチ28とを備え、これらの
入力情報に応じて、負荷切り換えモード、或いは木気温
切り換えモードのいずれかで切換弁16を切り換え制御
する。
【0023】ここでのコントローラ17の冷却水温切り
換え制御を図1乃至図3及び図9を参照して説明する。
運転者によりモード切り換えスイッチ28が負荷切り換
えモードに切り換えられると、コントローラ17は図3
の弁切り換えマップm1を参照し切換弁16を制御す
る。ここで、冷却水温度TEが暖気判定値Aとしての
(76,5℃±α)(例えぱ許容誤差範囲として2℃が
設定される)を下回るか判断し、下回る間は暖気域A1
と判断し、切換弁16をオフして閉じる。このとき、図
2(a)に示すように、低水温制御弁14及ぴ高水温制
御弁15は低水温のため基準位置P1に保持され、第2
バイパス側分岐路9を開く。これにより、暖気運転が促
進され、触媒を早期に活性温度に保って排ガス性能を改
善し、ヒータ18を早期に熱源として適正に作動でき
る。
【0024】次に、冷却水温度TEが暖気判定値Aとし
ての(76,5℃±α)を上回り、高水温判定値Bとし
ての(85℃+α)(例えぱ許容誤差範囲として2℃が
設定される)を下回る運転域であると、現在の負荷情報
としてのスロットル開度θsが呼び出され、この値が高
負荷判定値Cとしての1/2開度を上回るか否か判断さ
れ、下回ると低負荷域A2,上回ると高負荷域A3と判
断される。低負荷域A2ではフリクションロスを低減す
べくエンジン温度を高める必要がある。このため高水温
制御弁15を使用すべく切換弁16をオフして閉じる。
【0025】このように切換弁16がオフして閉じられ
ることにより、バイパス通路11から低感温流路r1内
への冷却水の流入通路は閉じられ、冷却水は高感温流路
r2内へのみ流入する。したがって、バイパス通路11
を流れる冷却水の温度は高水温制御弁15の感温部a2
へのみ作用する。そして、エンジン温度の上昇に伴う冷
却水温度の上昇により、感温部a2が高温側開弁温度
(85℃に設定)に達したところで高水温制御弁15が
作動し、図2(b)に示すように高水温制御弁15が切
換位置P2に切り換え作動して第2ラジエータ側分岐路
13を開く。
【0026】このとき、低感温流路r1内にはバイパス
通路11から冷却水が流入していないので、低水温制御
弁14の感温部a1がバイパス通路11内の冷却水温度
の影響を直接は受けることはない。ところが、低感温流
路r1は高感温流路r2と吸込み通路7を介して常時連
通しているので、吸込み通路7の形状によっては高感温
流路r2から排出された冷却水が低感温流路r1へ流入
してしまう可能性がある。
【0027】ここで、図9(b)中に示す2点鎖線は、
仮に高感温流路r2から低感温流路r1へ冷却水が流入
した場合の低水温制御弁14の感温部a12の温度変化
を示したものである。図9(b)に示すように、高感温
流路r2から低感温流路r1へ冷却水が流入すると、低
水温制御弁14の感温部a1の温度も高水温制御弁15
の感温部a2の温度(同図に示す)とともに上昇してい
く。そして、感温部a1がやがて低温側開弁温度(7
6,5℃)に達したところで低水温制御弁14が切換位
置P2に切り換え作動し、第1ラジエータ側分岐路12
が開いて低温の冷却水が感温流路r1内へ流入し、これ
により低水温制御弁14の感温部a1の温度は一気に低
下する。そして、第1ラジエータ側分岐路12が開き低
感温流路r1内に低温の冷却水が流入することにより、
図9(a)中に2点鎖線で示すように冷却水のエンジン
入口温度及びエンジン出口温度は、それぞれ本来予定し
ていた高温側開弁温度(85℃)に応じた温度(実線で
示す)に比較して大幅に低下してしまう。したがって、
高感温流路r2から低感温流路r1へ冷却水が流入した
場合には、エンジン温度を十分に高めることができず、
フリクションロスにともなう燃費の悪化や出力の低下を
招いてしまう。
【0028】しかしながら、本実施形態の冷却水切り換
えユニット30では、上述したように吸込み通路7の上
流端から流れ方向に向けて吸込み通路7を2分割するよ
うに隔壁71が形成され、この隔壁71によって各感温
流路r1,r2から排出される冷却水の他方の感温流路
r1,r2への流入が禁止されている。このため、低水
温制御弁14の感温部a1周辺の水温は安定し、低感温
流路r1に溜まった冷却水とサーモケース31や吸込み
通路7を流れる冷却水との間における熱交換に伴い上昇
するのみであり、図9(b)中に実線で示すように極め
て緩やかに上昇していく。したがって、本実施形態の冷
却水切り換えユニット30では、高水温制御弁15が作
動する前に低水温制御弁14が作動することはなく、ウ
ォータジャケット3よりラジエータ5を経て来る冷却水
は高水温制御弁15の高感温流路r2を通過し吸込み通
路7に戻り循環する。これにより冷却水は高感温流路r
2付近において高温側開弁温度(85℃)近傍に保持さ
れて循環し、図9(b)中に実線で示すようにエンジン
入口及びエンジン出口における冷却水温度も高い温度に
保持される。つまり、本実施形態の冷却水切り換えユニ
ット30によれば、低水温制御弁14が誤作動すること
なく、高温側開弁温度(85℃)に応じた温度までエン
ジン温度を十分に高めることができる。
【0029】一方、高負荷域A3では、吸気温度の低減
を図り充填効率を上げて軸トルク及び軸出カを向上させ
るべくエンジン温度を下げる必要がある。このため、低
水温制御弁14を使用すべく、切換弁16をオンして開
く。このとき、図2(c)に示すように、低水温制御弁
14はその感温部a1が低温側開弁温度(76,5℃に
設定)で作動し、切換位置P2に切り換え作動し、第1
ラジエータ側分岐路12を開く。この際、ウォータジャ
ケット3よりラジエータ5を経て来る冷却水は低水温制
御弁14の低慮温流路r1を通過し吸込み通路7に戻り
循環する。これにより冷却水は低感温流路r1付近にお
いて低温側開弁温度(76,5℃)近傍に保持されて循
環する。
【0030】なお、このような低負荷域A2及ぴ高負荷
域A3はスロットル開度θsが高負荷判定値Cとしての
1/2開度をしきい値としているが、ここでは、ハンチ
ングを防止するため、図3(b)に示すようにスロット
ル開度θs上昇時のしきい値をθs2(=θs+β)
に、スロットル開度θs下降時のしきい値をθs1(=
θs−β)に設定し、ヒステリシスを設けることが望ま
しい。なお、ここでの補正値βは実験的に適宜設定され
る。
【0031】次に、冷却水温度TEが高水温判定値Bと
しての(85℃±α)(例えば許容誤差範囲として2℃
が設定される)を上回る高水温域A4であることを判断
すると、切換弁16をオンして開く。このとき、図2
(d)に示すように、第1、第2のラジエータ側分岐路
12、13は常時ラジエータ5側に連通状態にあるし、
低水温制御弁14及び高水温制御弁15は高水温のため
共に切換位置P2に保持され、ラジエータ側通路4に続
く第1、第2の両ラジエータ側分岐路12、13を開
き、流路面積を十分に拡大し、ラジエータ5側を流動す
る冷却水の流量を十分に確保し、冷却性能を向上させる
ことができる。このとき、コントローラ17は水温セン
サ24より高水温情報を受取り、図示しない電動ファン
を駆動させ、ラジエータ5の放熱作用を促進させること
となる。このため、エンジン2が過度に温度上昇するこ
とを防止でき、エンジン出力を適正に保持し、エンジン
構成部材の耐熱性を上回る温度上昇を抑え、エンジンの
信頼性を保持できる。
【0032】次に、モード切り換えスイッチ28が外気
温切り換えモードに切り換えられると、コントローラ1
7は図4の弁切り換えマップm2を参照し切換弁16を
制御する。ここで、冷却水温度TEが暖気判定値A(7
6,5℃±α)を下回る間は弁切り換えマップm1の暖
気域A1と同じ暖気域B1と判断し、切換弁16をオフ
して閉じる。このとき、図2(a)に示すように、低水
温制御弁14及び高水温制御弁15は基準位置P1に保
持され、バイパス側分岐路9を開き、暖気運転が促進さ
れる。
【0033】次に、冷却水温度TEが暖気判定値A(7
6,5℃±α)を上回り、高水温判定値B(85℃±
α)を下回る運転域であると、現在の外気温度Ta情報
を外気温センサ26より取り込み、外気温度Taが高温
判定値Dとしての20℃を上回るか否か判断され、下回
ると外気温低域(冬)B2と判断し,上回ると外気温高.
一一域(夏)B3と判断される。
【0034】外気温低域(冬)B2ではフリクションロ
スを低減すべくエンジン温度を高める。このため高水温
制御弁15を使用すべく切換弁16をオフして閉じる。
このとき、図2(b)に示すように、高水温制御弁15
は高温側開弁温度(85℃)で作動して第1ラジエータ
側分岐路13を開く。この場合も、本実施形態の冷却水
切り換えユニット30では、上述したように高感温流路
r2から排出される冷却水が低感温流路r1へ流入する
ことがないので、高水温制御弁15が作動する前に低水
温制御弁14が作動することはなく、ウォータジャケッ
ト3よりラジエータ5を経て来る冷却水は、高感温流路
r2を通過して吸込み通路7に戻り循環し、高感温流路
r2付近において高温側開弁温度(85℃)近傍に保持
される。
【0035】一方、外気温高域(夏)B3では充填効率
を上げるべくエンジン温度を下げる。このため、低水温
制御弁14を使用すべく切換弁16をオンして開く。こ
のとき、図2(c)に示すように、低水温制御弁14は
その感温部a1が低温側開弁温度(76,5℃)で作動
し、第1ラジエータ側分岐路12を開く。この際、ラジ
エータ5を経て来る冷却水は低感温流路r1を通過し吸
込み通路7に戻り循環し低水温(76,5℃)近傍に保
持されて循環する。
【0036】なお、このような外気温低域(冬)B2及
び外気温高域(夏)B3は高温判定値D(20℃)をし
きい値としているが、ここでは、ハンチングを防止する
ため、図4(b)に示すように外気温度Ta上昇時のし
きい値をTn1(=20℃+δ)に、外気温度Ta下降
時のしきい値をTn2(=20℃−δ)に設定し、ヒス
テリシスを設けることが望ましい。なお、ここでの補正
値δは実験的に適宜設定される。
【0037】次に、外気温度Taが高水温判定値Bとし
ての(85℃±α)を上回ると、弁切り換えマップm1
の高水温域A4と同じ高水温域B4であることより、高
水温域A4の場合と同様に、図2(d)に示すように、
低水温制御弁14及び高水温制御弁15は共に切換位置
P2に保持され、ラジエータ側の冷却水流量を十分胃確
保でき冷却性能を向上させることができ、エンジン2が
過度に温度上昇することを防止でき、エンジンの信頼性
を保持できる。
【0038】なお、ここでは外気温度Ta情報を外気温
センサ26より取り込み、外気温度Taが高温判定値D
(20℃)を上回るか否かで低水温制御弁14或いは高
温切換弁15を選択して使用していた。しかし、これに
代えて、コントローラ17がヒータスイッチ27(図1
参照)のヒータオン/オフ信号がオンで冬と判定し、高
温切換弁15を選択して冷却水温の上昇を図り、ヒータ
オン/オフ信号がオフで夏と判定し、低水温制御弁14
選択して冷却水温の低下を図るという制御を行っても良
く、この場合も外気温切り換えモードでの制御の時と同
様の作用効果を得られる。
【0039】また、上述においての開弁温度・高負荷刊
定値、高温判定値は上述に限定されるものではなく、そ
のエンジンの特性、作動環境等に基づき最適な値を選択
することが好ましい。更に、上述のところにおいて、低
水温制御弁14はその感温部a1が低温側開弁温度(7
6,5℃)で作動し、高水温制御弁15はその感温部a
2が高温側開弁温度(85℃)で作動するものとした
が、その他の水温値に設定されてもよく、それらの場合
も図1の内燃機関の冷却装置1と同様の作用効果が得ら
れる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明の内燃機関の冷却
装置によれば、高水温制御弁のバイパス通路との接続部
より低水温制御弁に至るバイパス通路を含む通路内にの
み切換弁を設け、低水温制御弁と高水温制御弁に至る各
ラジエータ側通路を常時ラジエータに連通させたので、
高水温時に切換弁を開作動した場合、高水温切換制御弁
と低水温切換制御弁の両ラジエータ側分岐路を開放で
き、同部での冷却水の流路面積を十分に拡大でき、ラジ
エータ側を流動する冷却水の流量を十分に確保し、冷却
性能を向上させることができるという効果がある。
【0041】また、一方の感温流路から排出された冷却
水の他方の感温流路への流入を禁止するように排出側通
路が形成されているので、切換弁を閉作動して内燃機関
を昇温する場合、高感温流路から排出された冷却水が低
感温流路へ流入して低水温切換制御弁を誤作動させるこ
とがなく、高水温切換制御弁の開弁温度に応じた温度ま
で冷却水を確実に昇温することができる。したがって、
冷却水の確実な温度制御が可能になり、内燃機関の温度
を両水温制御弁の開弁温度差に応じた温度範囲で確実に
制御できるようになるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例としての内燃機関の冷却
装置の概略構成図である。
【図2】図1の冷却装置で用いる低水温制御弁及び高水
温制御弁の切り換え作動説明図であり、(a)は暖気
時、(b)は低負荷或いは低温時、(c)は高負荷或い
は高温時、(d)は高水温時を示す。
【図3】図1の冷却装置の負荷切り換えモードにおける
弁切り換え制御特性を説明する図であり、(a)は弁切
り換えマップm1を、(b)はスロットル開度のしきい
値に設けたヒステリシスの特性説明図である。
【図4】図1の冷却装置の外気温切り換えモードにおけ
る弁切り換え制御特性を説明する図であり、(a)は弁
切り換えマップm2を、(b)は外気温のしきい値に設
けたヒステリシスの特性説明図である。
【図5】図1の冷却装置で用いる冷却水切り換えユニッ
トの平面図である。
【図6】図5の冷却水切り換えユニットのV2方向視の
側面図である。
【図7】図5の冷却水切り換えユニットのインレットフ
ィッチングを排除した状態でのV3方向視の側面図であ
る。
【図8】図5の冷却水切り換えユニットのV1方向視の
側面図である。
【図9】図5の冷却水切り換えユニットにおいて切換弁
を閉じた場合の各温度変化(実線)と両感温流路間で冷
却水の混入がある場合の各温度変化(2点鎖線)とを比
較して示す図であり、(a)はエンジン入口の冷却水温
度及びエンジン出口の冷却水温度の変化を示し、(b)
は低水温制御弁の感温部温度及び高水温制御弁の感温部
温度の変化を示す。
【図10】従来の内燃機関の冷却装置を用いたエンジン
の機能説明図であり、(a)は冷却水温度切り換えによ
る軸トルク及び軸出力の変化特性説明図であり、(b)
は燃費改善率説明図である。
【図11】従来の内燃機関の冷却装置が用いる低水温制
御弁及び高水温制御弁の切り換え作動説明図であり、
(a)は暖気時、(b)は低負荷時、(c)は高負荷或
いは高水温時を示す。
【符号の説明】
1 内燃機関の冷却装置 2 エンジン 4 ラジエータ側通路 5 ラジエータ 6 ウォータポンプ 7 吸込み通路(排出側通路) 8 第1バイパス側分岐路 9 第2のバイパス側分岐路 12 第1ラジエータ側分岐路 13 第2のラジエータ側分岐路 14 低水温制御弁 15 高水温制御弁 16 切換弁 17 コントローラ 71 隔壁 r1 低感温流路 r2 高感温流路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却水通路中に並列に形成された一対の
    感温流路内に互いに異なる開弁温度を有する低水温制御
    弁と高水温制御弁とをそれぞれ備え、該両水温制御弁の
    各々が内燃機関冷却後の冷却水が該感温流路内に流入す
    る通路を常時ラジエータに連通するラジエータ側通路、
    或いは該ラジエータ側通路をバイパスするバイパス通路
    に切換える内燃機関の冷却装置において、 該高水温制御弁は該低水温制御弁よりも該バイパス通路
    の上流側に接続され、 該高水温制御弁の該バイパス通路との接続部よりも下流
    側で、且つ該低水温制御弁に至る該バイパス通路を含む
    通路内に設けられ、内燃機関の運転状態に応じて通路を
    開閉する切換弁と、 該両感温流路と連通して各感温流路から冷却水を排出す
    るとともに、一方の感温流路から排出された冷却水の他
    方の感温流路への流入を禁止するように形成された排出
    側通路とを備えたことを特徴とする内燃機関の冷却装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012026279A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Toyota Motor Corp エンジンの冷却装置
DE102014204257A1 (de) * 2014-03-07 2015-09-10 Mahle International Gmbh Kühlvorrichtung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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