JP2002136597A - 硬膜外麻酔用キット - Google Patents

硬膜外麻酔用キット

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JP2002136597A JP2000334588A JP2000334588A JP2002136597A JP 2002136597 A JP2002136597 A JP 2002136597A JP 2000334588 A JP2000334588 A JP 2000334588A JP 2000334588 A JP2000334588 A JP 2000334588A JP 2002136597 A JP2002136597 A JP 2002136597A
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kit
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epidural anesthesia
tray
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圭世 外山
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/002Packages specially adapted therefor, e.g. for syringes or needles, kits for diabetics

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  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】まとまりが良く、使い易い硬膜外麻酔用キット
を提供すること。 【解決手段】硬膜外麻酔用キット1は、硬膜外麻酔術の
施行に必要な処置具として、鉗子2と、複数の綿球3
と、複数のカップ4と、硬膜外針5と、硬膜外カテーテ
ル6と、コネクタ7と、フィルタ8と、低摩擦シリンジ
9と、複数のガーゼ10と、ドレッシング11と、テー
プ12と、複数のシリンジ13と、複数の注射針14と
を有し、さらに、第1小トレー100と、第2小トレー
200と、これら全てを収納する大トレー(容器)30
0と、ドレープ15と、シート16と、包材とを有して
いる。第1小トレー100と、第2小トレー200は、
それぞれ、処置具のうちの1または2以上をまとめて収
納した状態で、大トレー300内に収納されている。ま
た、第2小トレー200は、その内部が仕切り部220
により、3つの収納空間231、232、233に区画
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬膜外麻酔用キッ
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、硬膜外麻酔術の施行の際には、予
め、例えば、硬膜外カテーテル導入針、硬膜外カテーテ
ル、コネクタ、シリンジ、注射針等の処置具を、別個に
用意している。
【0003】しかしながら、この作業は、煩雑で時間を
要するものである。また、前記の処置具は、別個に用意
されるので、まとまりが無く、使い勝手が悪い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、まと
まりが良く、使い易い硬膜外麻酔用キットを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(8)の本発明により達成される。
【0006】(1) 硬膜外麻酔術に用いる複数種の処
置具と、前記処置具の少なくとも一部を収納する複数の
小トレーと、前記処置具および複数の前記小トレーの全
てを収納する容器とを有する硬膜外麻酔用キットであっ
て、複数の前記小トレーは、それぞれ、前記処置具のう
ちの1または2以上をまとめて収納した状態で、前記容
器内に収納されていることを特徴とする硬膜外麻酔用キ
ット。
【0007】(2) 前記処置具は、綿球と、カップ
と、硬膜外針と、硬膜外カテーテルと、コネクタと、フ
ィルタと、低摩擦シリンジと、ドレッシングと、ガーゼ
と、テープと、シリンジと、注射針と、鉗子またはピン
セットとを含む上記(1)に記載の硬膜外麻酔用キッ
ト。
【0008】(3) 複数の前記小トレーのうちの少な
くとも1つは、前記注射針を立てた状態で保持可能な針
立て部を有する上記(2)に記載の硬膜外麻酔用キッ
ト。
【0009】(4) 複数の前記小トレーおよび前記容
器は、紙で構成されている上記(1)ないし(3)のい
ずれかに記載の硬膜外麻酔用キット。
【0010】(5) 複数の前記小トレーのうちの少な
くとも1つは、仕切り部により区画されている上記
(1)ないし(4)のいずれかに記載の硬膜外麻酔用キ
ット。
【0011】(6) 前記処置具、複数の前記小トレー
および前記容器を包むシートをさらに有する上記(1)
ないし(5)のいずれかに記載の硬膜外麻酔用キット。
【0012】(7) 包材内に収納される上記(1)な
いし(6)のいずれかに記載の硬膜外麻酔用キット。
【0013】(8) ドレープをさらに有する上記
(1)ないし(7)のいずれかに記載の硬膜外麻酔用キ
ット。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の硬膜外麻酔用キッ
トを添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明
する。
【0015】図1は、本発明の硬膜外麻酔用キットの実
施形態の分解状態を示す斜視図であり、図2は、本発明
の硬膜外麻酔用キットの実施形態の使用前の状態を示す
斜視図であり、図3は、小トレーの収納状態を示す平面
図であり、図4は、図3中A−A線断面図であり、図5
は、硬膜外針の構成を示す斜視図であり、図6は、低摩
擦シリンジの構成を示す部分断面図である。以下の説明
では、図5および図6中の上側を「基端」、下側を「先
端」という。
【0016】図1および図2に示す硬膜外麻酔用キット
1は、硬膜外麻酔術に用いる複数種の処置具として、鉗
子2と、複数の綿球3と、複数のカップ4と、硬膜外針
5と、硬膜外カテーテル6と、コネクタ7と、フィルタ
8と、低摩擦シリンジ9と、複数のガーゼ10と、ドレ
ッシング11と、テープ12と、複数のシリンジ13
と、複数の注射針14とを有し、さらに、第1小トレー
100と、第2小トレー200と、これら全てを収納す
る大トレー(容器)300と、ドレープ15と、シート
16と、包材17とを有している。なお、図1では、包
材17を省略して示した。以下、各構成要素について説
明する。
【0017】大トレー300は、その上部に上部開口3
10を有し、その内部には、略直方体状の収納空間32
0が形成されている。この収納空間320内には、図2
に示す状態(以下、「使用前の状態」という。)で、前
記処置具、第1小トレー100および第2小トレー20
0が収納されている。
【0018】また、この大トレー300は、硬膜外麻酔
術の施行の際には、例えば、使用済みの前記処置具等を
破棄するための容器としても使用することができる。こ
れにより、廃棄物をまとめることができるので、廃棄物
の散逸をより確実に防止することができる。
【0019】大トレー300、後述する第1小トレー1
00および第2小トレー200の構成材料としては、そ
れぞれ、例えば、紙、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペ
ンテン−1)、ポリカーボネート、アクリル樹脂、アク
リルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエ
チレンテレフタレート等のポリエステル、ブタジエン−
スチレン共重合体、ポリアミドのような各種樹脂等が挙
げられるが、廃棄の容易性の点から、紙であるのが好ま
しい。
【0020】大トレー300内には、収納空間320の
寸法より若干小さい第2小トレー200が収納されてい
る。
【0021】この第2小トレー200は、その上部開口
縁部を囲むように鍔部210が外方に突出形成されてい
る。また、第2小トレー200の内部は、平面視形状が
略T字状をなす仕切り部220により、収納空間231
(図1中紙面左奥側)、収納空間232(図1中紙面左
手前側)および収納空間233(図1中紙面右側)の3
つの略直方体状の空間(部分)に区画されている。
【0022】この仕切り部220を設けることにより、
第2小トレー200の強度をより向上することができ
る。また、仕切り部220は、第2小トレー200内に
収納される各処置具および第1小トレー100が自由に
移動してしまうのを防止する移動規制手段としての機能
も有する。
【0023】収納空間231内には、複数(本実施形態
では3つ)のカップ4が重ねられて収納され、さらに、
最も上部に位置するカップ4内に複数(本実施形態では
3つ)の綿球3が収納されている。
【0024】各綿球3および各カップ4は、例えば、後
述する硬膜外針5で穿刺部位(例えば、患者の腰部等)
を穿刺するのに先立って、該穿刺部位の表面(皮膚)を
消毒する操作を行う際等に用いられる。
【0025】硬膜外針5による穿刺部位の表面を消毒す
る場合、カップ4に消毒液を貯留する。そして、綿球3
に消毒液を吸収させ、この綿球3を穿刺部位およびその
周囲に押し当てることにより、消毒液を塗布する。な
お、この操作は、後述する鉗子2で綿球3を摘んで行わ
れる。
【0026】このカップ4は、例えば、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポ
リ−(4−メチルペンテン−1)、ポリカーボネート、
アクリル樹脂、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレ
ン共重合体、ポリエチレンテレフタレート等のポリエス
テル、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアミドのよ
うな各種樹脂等で構成され、好ましくは実質的に透明と
される。
【0027】また、各カップ4の底部は、例えば1つの
角部あるいは中心部等に向かって傾斜するテーパ面で構
成することもできる。これにより、例えば、後述するシ
リンジ13等で、カップ4内に貯留されている消毒薬を
吸引する操作の際には、この操作をより効率よく行うこ
とができる。
【0028】なお、図示の構成では、各カップ4は、ほ
ぼ等しい形状であるが、各カップ4の形状を異なるもの
としてもよい。ただし、この場合でも、各カップ4は、
重ねることが許容されるものとされる。これにより、例
えば各カップ4にそれぞれ異なる種類の消毒液を貯留し
て用いる場合等には、視覚によりカップ4内の消毒液の
種類を認識することができ便利である。
【0029】また、このような観点からは、各カップ4
に異なるマーカー(例えば、着色等)を施すようにして
もよい。
【0030】収納空間231の図1中手前側には、隣接
して収納空間232が形成されている。
【0031】この収納空間232内には、複数(本実施
形態では3本)のシリンジ(ロック付きシリンジ)13
と、複数(本実施形態では3本)の注射針14とが収納
されている。
【0032】各シリンジ13は、例えば、前述したよう
な消毒薬を吸引する操作の際や、麻酔薬を穿刺部位の表
面下(皮下)あるいは硬膜外腔内に注入する操作の際等
に用いられる。
【0033】各シリンジ13の先端部には、螺合によ
り、各注射針14を着脱自在に装着することができる。
シリンジ13の先端部に注射針14を装着して、例えば
バイアル、アンプル等の容器内から麻酔薬等をシリンジ
13内に吸引(採取)したり、後述する硬膜外針5によ
る穿刺部位およびその周囲に局所麻酔(表面麻酔)を施
したりすることができる。
【0034】このようなシリンジ13および注射針14
は、全て同じサイズのものが収納されていてもよいが、
異なるサイズのものが含まれていてもよい。
【0035】また、収納空間232には、その内方に仕
切り部220が増大した針立て部221が形成されてい
る。この針立て部221は、その外形が略直方体状とさ
れ、その内部は、中空とされている。また、針立て部2
21の上面には、各注射針14を立てた状態で保持可能
である孔222が3つ形成されている。
【0036】各注射針14を、これらの孔222に挿入
して、針立て部221に立て置くことにより、例えば、
各注射針14のサイズや、各注射針14が使用済みか否
か等をより容易かつ確実に見極めることができ便利であ
る。
【0037】なお、本実施形態では、孔222の数は、
注射針14の数に合わせて設けられているが、これに限
定されず、適宜設定可能である。
【0038】また、針立て部221の設置位置も、図示
のものに限定されないことは言うまでもない。
【0039】収納空間231および232の図1中右側
には、これらの収納空間より大きい収納空間233が隣
接して形成されている。
【0040】この収納空間233内には、第1小トレー
100、複数のガーゼ10、ドレッシング11およびテ
ープ12が収納されている。
【0041】第1小トレー100は、その上部開口縁部
を囲むように鍔部110が外方に突出形成されている。
また、第1小トレー100は、その内部に略直方体状の
収納空間120が形成されている。
【0042】第1小トレー100を収納空間233内に
設置したとき、鍔部110が第2小トレー200の鍔部
210および仕切り部220の頂部に係止して、第1小
トレー100の第2小トレー200に対する上下方向の
位置が規定される。
【0043】また、図3および図4に示すように、第1
小トレー100の幅(図3および図4中長さW1)は、
収納空間233の幅(図3および図4中長さW2)より
小さく設定されている。したがって、第1小トレー10
0を収納空間233内に設置したとき、第1小トレー1
00と第2小トレー200との間には、図3および図4
中横方向において間隙S1が形成される。
【0044】この間隙S1には、例えば硬膜外カテーテ
ル6の患者への固定等に用いられるテープ12が収納さ
れている。
【0045】また、図4に示すように、第1小トレー1
00の高さ(図4中長さH1)は、収納空間233の深
さ(図4中長さH2)より小さく設定されている。した
がって、第1小トレー100を収納空間233内に設置
したとき、第1小トレー100の底部の下面と、収納空
間233(第2小トレー200)の底部の上面との間に
は、間隙S2が形成される。
【0046】この間隙S2には、複数のガーゼ10およ
びドレッシング11が積層されて収納されている。各ガ
ーゼ10は、例えば、患者の皮膚に塗布した余剰の消毒
液や、後述する硬膜外針5の穿刺に伴って穿刺部位から
出血する血液の拭き取りに用いたり、また、ドレッシン
グ11とともに後述する硬膜外カテーテル6の患者への
固定に用いたりすることができる。
【0047】なお、図3および図4では、第1小トレー
100および第2小トレー200のみ示し、その他のも
のは省略した。
【0048】さて、第1小トレー100の収納空間12
0内には、硬膜外針5、硬膜外カテーテル6、コネクタ
7、フィルタ8および低摩擦シリンジ9がまとめて収納
されている。
【0049】硬膜外カテーテル6は、麻酔薬を患者の硬
膜外腔内に注入(導入)するために用いられるものであ
り、その先端部が患者の硬膜外腔に挿入され、一方、そ
の基端部に、シリンジ13の先端部やフィルタ8との接
続を可能とするコネクタ7および異物(例えば、アンプ
ル開封時に発生するガラス片等)除去のために用いられ
るフィルタ8が連結(接続)され、これらを介して、麻
酔薬が患者の硬膜外腔内に注入される。
【0050】また、硬膜外針5および低摩擦シリンジ9
は、硬膜外カテーテル6を患者の硬膜外腔に挿入する操
作の際に用いられるものである。
【0051】この硬膜外針5は、図5に示すように、針
51と、この針51に対して挿入・抜去が可能とされる
芯材52とを有している。
【0052】針51は、先端に先端開口512を有する
中空の針本体511と、この基端部に固着されたハブ5
13とを有している。このハブ513には、後述する低
摩擦シリンジ9の先端部が接続可能である。
【0053】一方、芯材52は、中実、棒状の芯材本体
521と、この芯材本体521の基端部に固着されたハ
ブ522とを有している。芯材本体521は、その寸法
(長さ、太さ)および形状が針本体511の中空部にほ
ぼ対応して形成されている。したがって、芯材本体52
1を針本体511に装填すると、先端開口512および
針本体511の中空部は、芯材本体521により塞がれ
る。
【0054】低摩擦シリンジ9は、硬膜外針5の針51
の先端部が硬膜外腔に到達したことを確認するために用
いられる硬膜外腔確認用のシリンジであり、図6に示す
ように、外筒91と、外筒91内で摺動するガスケット
92と、このガスケット92を移動操作するプランジャ
93とを備えている。
【0055】ガスケット92は、外形が略円柱状の部材
で構成され、その先端側外周部に、外径が先端方向に向
って漸増した弾性変形可能なスカート部921が形成さ
れている。また、ガスケット92の基端部外周部には、
ガスケット92を外筒91内に挿入したとき、ガスケッ
ト92の中心軸と外筒91の中心軸とのズレをより確実
に防止するためのリング状の凸部(位置決め部)922
が形成されている。
【0056】このガスケット92を外筒91内に挿入し
たとき、スカート部921の先端部外面および凸部92
2の頂部付近が、それぞれ、外筒91の内面に当接す
る。これにより、ガスケット92(低摩擦シリンジ9)
は、シリンジ内圧の増減により作用する軽微な力で外筒
91の軸方向(長手方向)に移動することができる優れ
た摺動性と、優れた密着性(特に、気密性)とを発揮す
る。
【0057】このような硬膜外針5、硬膜外カテーテル
6、コネクタ7、フィルタ8および低摩擦シリンジ9
は、次のようにして使用される。
【0058】まず、硬膜外針5を針51と芯材52と
を組立てた状態で、患者の腰部(穿刺部位)に穿刺す
る。
【0059】次に、硬膜外針5を所定長さ穿刺する
と、芯材52を針51から引き抜く。
【0060】次に、針51のハブ513に、所定量の
空気を収納した低摩擦シリンジ9を装着する。そして、
針51をさらに前進させると、針51の先端開口512
が患者の硬膜外腔に至る。このとき、硬膜外腔は、陰圧
となっているので、低摩擦シリンジ9内の空気が硬膜外
腔に流出して、低摩擦シリンジ9内の容積が減少する方
向(先端方向)にガスケット92およびプランジャ93
が移動する。これにより、針51の先端開口512が硬
膜外腔に達したことを確認できる。
【0061】次に、低摩擦シリンジ9を針51から取
り外し、針51の基端から、硬膜外カテーテル6を挿通
して、その先端を患者の硬膜外腔内に挿入する。
【0062】次に、針51を患者から引き抜き、続い
て、硬膜外カテーテル6の基端から引き抜いて取り外
す。
【0063】次に、硬膜外カテーテル6の基端に、コ
ネクタ7およびフィルタ8を、この順序で取り付ける。
そして、麻酔薬を収納したシリンジ13の先端部をフィ
ルタ8に接続して、麻酔薬の注入を行う。
【0064】なお、このとき、患者から外部に露出して
いる部分の硬膜外カテーテル6は、ガーゼ10、ドレッ
シング11およびテープ12を用いて患者の背中に固定
される。これにより、硬膜外カテーテル6が患者から不
本意に抜けてしまうのをより確実に防止することができ
る。
【0065】以上のように、各処置具2〜14、第1小
トレー100および第2小トレー200を収納した大ト
レー300の上部には、綿球3を摘まんで穿刺部位およ
びその周囲を消毒する操作等に用いられる鉗子2が収納
されている。なお、鉗子2に代わり、ピンセットが収納
されていてもよい。
【0066】さらに、鉗子2の上部には、大トレー30
0の上部開口310を塞ぐようにしてドレープ15が折
りたたまれて設置されている。このドレープ15は、硬
膜外麻酔術の施行に先立って、患者に被せられるもので
ある。
【0067】なお、以下、各処置具2〜14、第1小ト
レー100、第2小トレー200、大トレー300、鉗
子2およびドレープ15の集合体を「キット本体1’」
と言う。
【0068】このキット本体1’は、使用前の状態で
は、その全体が1枚のシート16で包装され、さらに、
包材17内に密閉収納されている。
【0069】包材17は、図2に示すように、対向する
一対のシート材17a、17bを重ね、それらの外周部
を融着(熱融着、高周波融着、超音波融着等)または接
着(接着剤や溶剤による接着)によりシールしたもので
ある。このシール部171で囲まれる空間に、シート1
6で包装されたキット本体1’が収納されている。
【0070】また、図2中、格子を施して示すように、
シール部171の一部は、他の部分(シール部172)
より接合強度(剥離強度)が弱い弱シール部(イージー
ピールシール部)173で構成されている。シール部1
72は、対向するシート材同士が完全に融着され、強固
な接合状態であるのに対し、弱シール部173は、それ
より低温で融着する等により、対向するシート材同士の
融着がある程度不完全であるような状態とされる。ただ
し、弱シール部173においても、気密性は、確保され
ている。そして、その効果は、経時的に持続する。
【0071】すなわち、包材17では、弱シール部17
3により、包材17を開封する部分である開封口が構成
されている。
【0072】この包材17および前記シート16には、
それぞれ、好ましくは、エチレンオキサイドガス、オー
トクレーブ、放射線、電子線等の滅菌に対応可能なガス
透過性や耐熱性を有する材料、あるいは、滅菌後に無菌
性を維持できる材料が用いられる。
【0073】このような観点からは、シート材17a、
17bおよびシート16には、それぞれ、例えば、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、こ
れらポリオレフィン樹脂のブレンド樹脂、ポリエチレン
テレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニリ
デン、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体等の単層フ
ィルム、これらのフィルムにアルミニウム、シリカ等を
蒸着したもの、アルミニウムフィルム、アルミニウムラ
ミネートフィルム等の金属箔または金属箔を含むフィル
ムを使用することができる。さらには、これら各フィル
ムを2層以上積層したものを用いることもできる。ま
た、シート材17a、17bおよびシート16は、それ
ぞれ、例えば、プラスチック製不織布や紙等を用いても
よい。
【0074】これにより、このような硬膜外麻酔用キッ
ト1では、予め包材17の内部に滅菌処理を施すことが
でき、包材17が開封されるまで内部の無菌状態が確実
に保持される。
【0075】また、内部の視認性を確保するために、シ
ート材17a、17bの少なくとも一方は、実質的に透
明であるのが好ましい。
【0076】このような包材17を構成するシート材
(単層または多層積層体)およびシート16の厚さは、
それぞれ、その層構成や用いる素材の特性(柔軟性、強
度、水蒸気透過性、耐熱性等)等に応じて適宜決定さ
れ、特に限定されないが、通常は、60〜700μm程
度であるのが好ましく、100〜500μm程度である
のがより好ましい。
【0077】また、シート16も予め滅菌処理が施され
るため、硬膜外麻酔術の施行の際には、シート16を展
開して使用することにより、使用場所(例えば、手術室
等)において清潔域(シート16の部分)と不潔域(シ
ート16以外の部分)とを明確に区分けすることができ
便利である。
【0078】また、このような硬膜外麻酔用キット1で
は、硬膜外麻酔術の施行の最初に必要なドレープ15、
鉗子2、綿球3、カップ4等が上部に設置され、さら
に、各処置具は、ほぼ同時期に使用されるものがまとめ
て第1小トレー100、第2小トレー200に収納され
ているので、この操作を、より迅速、容易かつ確実に進
めることができ、使い勝手もよい。
【0079】以上、本発明を図示の好適実施形態に基づ
いて説明してきたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、硬膜外麻酔用キットを構成する各部は、同様の
機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することがで
きる。
【0080】また、本発明の硬膜外麻酔用キットでは、
任意の組み合わせで処置具を収納することができ、さら
に、図示の構成以外のものを追加することもできる。
【0081】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ま
とまりが良く、使い易い硬膜外麻酔用キットを提供する
ことができる。
【0082】また、小トレーおよび容器を紙で構成した
場合には、廃棄時にこれらを圧縮して小さくすることが
できるので、より容易に廃棄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の硬膜外麻酔用キットの実施形態の分解
状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の硬膜外麻酔用キットの実施形態の使用
前の状態を示す斜視図である。
【図3】小トレーの収納状態を示す平面図である。
【図4】図3中A−A線断面図である。
【図5】硬膜外針の構成を示す斜視図である。
【図6】低摩擦シリンジの構成を示す部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1 硬膜外麻酔用キット 1’ キット本体 2 鉗子 3 綿球 4 カップ 5 硬膜外針 51 針 511 針本体 512 先端開口 513 ハブ 52 芯材 521 芯材本体 522 ハブ 6 硬膜外カテーテル 7 コネクタ 8 フィルタ 9 低摩擦シリンジ 91 外筒 92 ガスケット 921 スカート部 922 凸部 93 プランジャ 10 ガーゼ 11 ドレッシング 12 テープ 13 シリンジ 14 注射針 15 ドレープ 16 シート 17 包材 17a、17b シート材 171 シール部 172 弱シール部以外のシール部 173 弱シール部 100 第1小トレー 110 鍔部 120 収納空間 200 第2小トレー 210 鍔部 220 仕切り部 221 針立て部 222 孔 231 収納空間 232 収納空間 233 収納空間 300 大トレー 310 上部開口 320 収納空間 S1、S2 間隙

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬膜外麻酔術に用いる複数種の処置具
    と、 前記処置具の少なくとも一部を収納する複数の小トレー
    と、 前記処置具および複数の前記小トレーの全てを収納する
    容器とを有する硬膜外麻酔用キットであって、 複数の前記小トレーは、それぞれ、前記処置具のうちの
    1または2以上をまとめて収納した状態で、前記容器内
    に収納されていることを特徴とする硬膜外麻酔用キッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記処置具は、綿球と、カップと、硬膜
    外針と、硬膜外カテーテルと、コネクタと、フィルタ
    と、低摩擦シリンジと、ドレッシングと、ガーゼと、テ
    ープと、シリンジと、注射針と、鉗子またはピンセット
    とを含む請求項1に記載の硬膜外麻酔用キット。
  3. 【請求項3】 複数の前記小トレーのうちの少なくとも
    1つは、前記注射針を立てた状態で保持可能な針立て部
    を有する請求項2に記載の硬膜外麻酔用キット。
  4. 【請求項4】 複数の前記小トレーおよび前記容器は、
    紙で構成されている請求項1ないし3のいずれかに記載
    の硬膜外麻酔用キット。
  5. 【請求項5】 複数の前記小トレーのうちの少なくとも
    1つは、仕切り部により区画されている請求項1ないし
    4のいずれかに記載の硬膜外麻酔用キット。
  6. 【請求項6】 前記処置具、複数の前記小トレーおよび
    前記容器を包むシートをさらに有する請求項1ないし5
    のいずれかに記載の硬膜外麻酔用キット。
  7. 【請求項7】 包材内に収納される請求項1ないし6の
    いずれかに記載の硬膜外麻酔用キット。
  8. 【請求項8】 ドレープをさらに有する請求項1ないし
    7のいずれかに記載の硬膜外麻酔用キット。
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