JP2002134489A - 基板除電方法、気相堆積装置、半導体装置の製造方法 - Google Patents

基板除電方法、気相堆積装置、半導体装置の製造方法

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JP2002134489A
JP2002134489A JP2000326103A JP2000326103A JP2002134489A JP 2002134489 A JP2002134489 A JP 2002134489A JP 2000326103 A JP2000326103 A JP 2000326103A JP 2000326103 A JP2000326103 A JP 2000326103A JP 2002134489 A JP2002134489 A JP 2002134489A
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Japan
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electrostatic chuck
processed
plasma
forming
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Gohei Kawamura
剛平 川村
Hiroshi Kawanami
博 河南
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 静電チャックを使った半導体装置の製造方法
において、被処理基板の処理後の除電を迅速かつ完全に
行い、基板の静電チャックからの取り外し時に生じる損
傷を最小化する。 【解決手段】 静電チャック100は絶縁層103で電
極101を挟持した構造を有し、絶縁層は1010Ω・
cm以下の体積抵抗率を有するAlN・TiC等の焼結
体からなる。静電吸着された被処理基板105に対して
絶縁膜を形成した後、静電吸着を解除し被処理基板を静
電チャックからプッシャーピン106により持ち上げる
工程を、プラズマの存在下において行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に半導体装置に
係り、特に基板の除電方法に関する。
【0002】半導体装置の製造工程では、被処理基板を
静電チャックにより保持して様々な処理がなされる。か
かる処理にはプラズマCVD処理あるいはプラズマエッ
チング処理、スパッタ処理、熱CVD処理等が含まれ
る。
【0003】
【従来の技術】図1は従来のプラズマエッチング装置等
の基板処理装置において一般的に使われている静電チャ
ック100の構成を示す。
【0004】図1を参照するに、前記静電チャック10
0は直流高圧電源101Aにより駆動される電極板10
1を含み、前記電極板101はポリイミド等の耐熱誘電
体材料よりなる保持台103中に埋め込まれている。一
方、前記保持台103は、前記プラズマエッチング装置
の下部電極104上に形成される。
【0005】前記保持台103は被処理基板105を保
持し、前記被処理基板105は前記直流高圧電源101
Aを駆動することにより、前記電極板101が形成する
クーロン力により、あるいはジョンセン・ラーベック
(Johnsen-Rahbek)力により、前記保持台103に吸引
される。ジョンセン・ラーベック力は基板105と前記
保持台103を構成する誘電体との間の微小な隙間の帯
電により発生し、前記保持台103を構成する誘電体の
体積固有抵抗値が小さい場合に支配的である。一方前記
体積固有抵抗値が大きい場合には、クーロン力が支配的
となる。
【0006】さらに図1の静電チャック101は、前記
被処理基板105の処理が終了した後に前記被処理基板
105を前記保持台103から取り外すために、前記保
持台103中に前記被処理基板105に係合するよう
に、プッシャーピン106が、上下方向に移動可能に形
成されている。前記プッシャーピン106が前記被処理
基板105に係合することにより、前記被処理基板10
5の帯電が解消され、さらに前記プッシャーピン106
を上昇させることにより、前記被処理基板105は前記
保持台104上から上方に持ち上げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の静電
チャック100を有する基板処理装置において、表面に
絶縁膜を有する基板を前記被処理基板105として処理
した場合、基板105表面の絶縁膜が帯電しているため
単に前記プッシャーピン106を前記基板105に係合
させても帯電は解消せず、このため基板105を保持台
103から持ち上げるのが困難になることがある。基板
105が帯電した状態で前記プッシャーピン16を駆動
させると、前記基板が跳躍し損傷する危険がある。
【0008】このような表面に絶縁膜を有する被処理基
板を静電チャックから離脱させる際には、従来は前記プ
ッシャーピン106を駆動する工程に先立ち、基板処理
装置中において基板表面にプラズマを形成し、プラズマ
の導電性を利用して基板表面の電荷を除く工程が行われ
ていた。前記プッシャーピン106の駆動工程は、かか
るプラズマ工程の後で行われていた。
【0009】しかしこのような従来のプラズマを使った
除電工程では基板の除電が不十分な場合が多く、特に基
板の上面あるいは上下面の全面に絶縁膜が形成されてい
る場合、図2に示すように基板の上面においてはプラズ
マを介した除電が有効であっても、下面においては除電
が不完全になりやすい問題点が生じていた。
【0010】一方、かかる基板処理装置において被処理
基板表面に絶縁膜をプラズマCVD工程などの気相堆積
工程により形成する場合には、プラズマエッチング工程
と異なり基板温度を一般に200°C以上の高い温度に
設定して基板表面処理を行う必要があり、従って静電チ
ャックも対応する耐熱性を有することが要求される。
【0011】そこで、本発明は上記の課題を解決した新
規で有用な基板の除電方法を提供することを概括的課題
とする。
【0012】本発明のより具体的な課題は、耐熱性を有
する静電チャックを備えた基板処理装置において、前記
静電チャック上に保持された基板を除電する除電方法お
よびかかる除電方法を使った気相堆積装置、さらに半導
体装置の製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を、
請求項1に記載したように、静電チャック上にて処理さ
れた被処理基板を除電する基板除電方法であって、静電
チャック上に静電吸着された被処理基板に対して絶縁膜
を形成する工程の後、前記静電チャックによる前記被処
理基板の静電吸着を解除する工程と、前記静電チャック
中に設けられた可動部材を駆動して、前記被処理基板を
前記静電チャックから持ち上げる工程とよりなり、前記
被処理基板を前記静電チャックから持ち上げる工程は、
プラズマの存在下において実行されることを特徴とする
基板除電方法により、または請求項2に記載したよう
に、前記絶縁膜を形成する工程は、350〜450°C
の温度で実行されることを特徴とする請求項1記載の基
板除電方法により、または請求項3に記載したように、
前記静電チャックは、1010Ω・cm以下の体積抵抗率
を有する絶縁材料よりなる基板保持台と、前記基板保持
台中に埋設された電極とよりなることを特徴とする請求
項1または2記載の基板除電方法により、または請求項
4に記載したように、前記基板保持台を構成する前記絶
縁材料は、プラズマ処理に対して耐性を有するセラミッ
クよりなることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれ
か一項記載の基板除電方法により、または請求項5に記
載したように、前記セラミックは、AlN・TiN焼結
体よりなることを特徴とする請求項4記載の基板除電方
法により、または請求項6に記載したように、前記被処
理基板上に絶縁膜を形成する工程は、前記被処理基板上
に前記絶縁膜として、SiO2,SiON,SiOF,
SiN,SiC,BN.CNおよびCFのいずれか一つ
よりなる膜を形成することを特徴とする請求項1〜5の
うち、いずれか一項記載の基板除電方法により、または
請求項7に記載したように、前記前記被処理基板を前記
静電チャックから持ち上げる工程は、前記被処理基板を
前記静電チャックから数ミリメートルの距離持ち上げ、
保持する工程を含むことを特徴とする請求項1〜6のう
ち、いずれか一項記載の基板除電方法により、または請
求項8に記載したように、処理室と、前記処理室中に配
設された静電チャックと、前記処理室中に原料ガスを導
入する原料ガス導入部と、前記処理室中においてプラズ
マを形成するプラズマ形成部と、前記静電チャックおよ
び前記原料ガス導入部および前記プラズマ形成部を制御
する制御装置とよりなる気相堆積装置において、前記静
電チャックは絶縁材料よりなる基板保持台と、前記基板
保持台中に形成された電極と、前記基板保持台中に上下
動可能に形成され、前記基板保持台上に保持されている
被処理基板を持ち上げる可動部材とよりなり、前記基板
保持台はプラズマ処理および350〜450°Cの処理
温度に対する耐性を有するセラミック焼結体よりなり、
前記制御装置は、前記可動部材を駆動して前記被処理基
板を前記基板保持台から持ち上げる工程の際に前記処理
室中にプラズマが形成されるように前記プラズマ形成部
を制御し、さらに前記制御装置は、前記被処理基板が、
前記処理室中に前記プラズマが形成された状態で前記基
板保持台から持ち上げられて保持されるように前記可動
部材を制御することを特徴とする気相堆積装置により、
または請求項9に記載したように、前記セラミックは、
1010Ω・cm以下の体積抵抗率を有することを特徴と
する請求項8記載の気相堆積装置により、または請求項
10に記載したように、前記セラミックは、AlN・T
iN焼結体よりなることを特徴とする請求項8または9
記載の気相堆積装置により、または請求項11に記載し
たように、処理室と、前記処理室中に設けられた静電チ
ャックとを有する基板処理装置中において実行される半
導体装置の製造方法であって、被処理基板を前記処理室
中に導入し、前記静電チャック上に載置する工程と、前
記静電チャックを駆動し、前記被処理基板を前記静電チ
ャックに吸着する工程と、前記被処理基板を昇温する工
程と、前記昇温された被処理基板上に絶縁膜を形成する
工程と、前記絶縁膜形成工程の後、前記静電チャックの
駆動を消勢する工程と、前記被処理基板を前記静電チャ
ックから持ち上げる工程とよりなり、前記被処理基板を
前記静電チャックから持ち上げる工程は、前記処理室中
にプラズマを形成した状態で行われることを特徴とする
半導体装置の製造方法により、または請求項12に記載
したように、前記被処理基板を昇温する工程は、前記被
処理基板を350〜450°Cの範囲の基板温度に昇温
する工程を含むことを特徴とする請求項11記載の半導
体装置の製造方法により、または請求項13に記載した
ように、前記静電チャックは、1010Ω・cm以下の体
積抵抗率を有する絶縁材料よりなる保持台と、前記保持
台中に埋設された電極とよりなることを特徴とする請求
項11または12記載の半導体装置の製造方法により、
または請求項14に記載したように、前記保持台を構成
する前記絶縁材料は、プラズマ処理と350〜450°
Cの処理温度とに対して耐性を有するセラミック焼結体
よりなることを特徴とする請求項11〜13のうち、い
ずれか一項記載の半導体装置の製造方法により、または
請求項15に記載したように、前記セラミックスは、A
lN・TiN焼結体よりなることを特徴とする請求項1
1〜14のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造
方法により、または請求項16に記載したように、前記
絶縁膜を形成する工程は、前記被処理基板上に前記絶縁
膜として、SiO 2,SiON,SiOF,SiN,S
iC,BN.CNおよびCFのいずれか一つよりなる膜
を形成することを特徴とする請求項11〜15のうち、
いずれか一項記載の半導体装置の製造方法により、解決
する。 [作用]図3は本発明の原理を示す。ただし図3中、図
1に対応する部分には対応する参照符号を付し、説明を
省略する。
【0014】図3を参照するに、本発明においては、前
記被処理基板105をプッシャーピン106により、前
記保持台103から持ち上げる操作を、前記被処理基板
周辺にプラズマが形成された条件下において実行する。
かかる構成によれば、前記基板保持台13と前記被処理
基板15との間にわずかでも隙間が生じたならは、前記
プラズマを構成する荷電粒子はかかる隙間に侵入し、そ
の結果前記被処理基板15の表面、すなわち上側表面の
電荷のみならず、裏面、すなわち下側表面の電荷も中和
される。
【0015】かかる中和作用により、前記被処理基板は
表面が絶縁膜で覆われ、しかも前記絶縁膜が帯電してい
る場合でも帯電が速やかに解除され、従って前記被処理
基板は前記プッシャーピンにより、破損することなく前
記基板保持台から持ち上げられる。
【0016】
【発明の実施の形態】[第1実施例]図4は本発明の第
1実施例による平行平板型プラズマCVD装置1の構成
を示す。
【0017】図4を参照するに、プラズマCVD装置1
は、アルミニウム等の導電性材料よりなる処理容器2を
有し、前記処理容器2中にはモータ等の昇降機構3によ
り昇降自在なステージ4が設けられる。前記ステージ4
はアルミニウム等よりなる複数の部材より被処理基板W
を保持するように構成され、内側にヒータ等の熱源5が
形成されている。かかる熱源5を駆動することにより、
前記ステージ4上に保持された被処理基板の処理面温度
が所望の温度、例えば前記被処理基板W上にSiO2
を形成するのに適した350〜450°Cの温度に設定
される。
【0018】前記ステージ4は上面中央部に凸部を有す
る円板形状を有し、前記上面には、典型的には前記被処
理基板Wと同程度の大きさの静電チャック8が形成され
ている。前記静電チャック8は前記350〜450°C
の温度に耐えられ、しかもプラズマを使ったクリーニン
グ工程に耐えられるように好ましくはAlN・TiC等
の絶縁性セラミック焼結体からなる層8a,8bでタン
グステン電極8cを挟持した構成を有し、前記タングス
テン電極8cに可変直流電圧源11からハイカットフィ
ルタ10およびリード線9を介して直流高電圧を供給す
ることにより、前記ステージ4上に載置された被処理基
板Wを、前記セラミック絶縁層8aに対して静電吸着す
る。図4の構成では、前記可変直流電圧源11は、前記
プラズマCVD装置1の全般の動作を制御する制御装置
1Aにより制御される。
【0019】図示の例では、前記静電チャック8には同
心円状に、伝熱ガス供給孔12が形成されており、前記
伝熱ガス供給孔12には伝熱ガス管13より、Heなど
の伝熱ガスが供給され、前記伝熱ガスは静電チャック8
と被処理基板Wとの間の隙間を充填する。これにより、
ステージ4から被処理基板Wへの伝熱効率を高めること
が可能になる。
【0020】さらに図5(A),(B)に示すように、
前記静電チャック8は前記制御装置1Aにより制御され
るモータ8Bおよび前記モータ8Bにより上下動するプ
ッシャーピン8Aを含み、前記プッシャーピン8Aは図
5(A)の下降状態において前記静電チャックW上の被
処理基板Wから離脱するように、また図5(B)の上昇
状態において前記被処理基板Wに係合し、これを前記静
電チャック8上に持ち上げるように設けられる。
【0021】再び図4を参照するに、前記ステージ4の
回りには、前記静電チャック8上に装着された被処理基
板Wを囲むように環状のフォーカスリング14が配設さ
れる。前記フォーカスリング14は反応性イオンを引き
寄せない絶縁性または導電性の材料よりなり、反応性イ
オンをその内側の被処理基板Wに入射させるように作用
する。さらに、前記ステージ4と処理容器2の内壁の間
には、複数のバッフル孔が形成された排気リング15
が、前記ステージ4を囲み、さらに前記フォーカスリン
グ14の外縁に係合するように配設されている。前記排
気リング15を設けることにより、排気流の流れが整流
され、前記処理室2から処理ガスが均一に排気される。
【0022】前記ステージ4には阻止コンデンサを含む
インピーダンス整合器17を介して低周波電源18が接
続される。前記被処理基板W上にSiO2膜を堆積する
典型的な場合には、前記低周波電源18は2MHzの低
周波バイアスを前記ステージ4に印加し、その結果、前
記ステージ4は被処理基板Wを担持する下側電極として
機能する。ここで、前記低周波電源18が形成する低周
波バイアスとは、前記下側電極4に給電されてもプラズ
マの点火を誘起しないような周波数の交流バイアスのこ
とであり、周波数が前記2MHzに限定されるものでは
ない。
【0023】一方、前記ステージ4の上方には、前記ス
テージ4に対向するように上側電極21が約5〜150
mmの間隔で離間して形成されている。その際、前記ス
テージ4は前記昇降機構3により上下に昇降自在に形成
されており、前記間隔は、前記昇降機構3を駆動するこ
とにより、前記被処理基板W上の被処理膜の性質・組成
に応じて自在に調整することができる。
【0024】前記上側電極21には前記下側電極4と同
様に、阻止コンデンサを含むインピーダンス整合器28
を介して高周波電源29が接続されており、前記高周波
電源29は前記処理装置1の動作時に前記上側電極21
に典型的には60MHzの高周波電力を供給する。
【0025】図4よりわかるように、前記上側電極21
は中空の部材より形成されており、前記中空部には原料
ガス供給管22が接続される。一方、前記原料ガス供給
管22には原料ガス源23より、所定の原料ガス、例え
ばSiH4とO2の混合ガスが流量制御装置24を介して
供給される。前記上側電極21の、前記下側電極4に対
する対向面上には、処理ガスの均一な拡散を促進するた
め、多数の小孔を有するバッフル板25が配設され、さ
らに前記バッフル板25の下方には多数の小孔26を形
成された板状の原料ガス導入部27が配設されている。
また、前記処理容器2の下方には、真空ポンプを含む排
気系に連通する排気口31が設けられ、前記処理室2
を、所定の、例えば20mTorrの内圧に減圧する。
【0026】さらに、前記処理室2の一方の側壁面には
ゲートバルブ32を介してロードロック室33が形成さ
れ、前記ロードロック室33中には搬送アーム34を備
えた搬送機構35が設けられている。
【0027】図6は図4のプラズマCVD装置1におい
て、前記制御装置1Aにより実行されるSi基板上への
SiO2膜の堆積シーケンスを示す。
【0028】図6を参照するに、ステップ1においてS
i基板が前記ゲートバルブ32を介して前記ロードロッ
ク室33から導入され、前記静電チャック8上に前記被
処理基板Wとして保持される。この状態では前記静電チ
ャック8は先の図5(A)の状態にあり、前記プッシャ
ーピン8Aは下げられている。この状態を、図6では0
mm位置として示す。さらに前記被処理基板Wが前記静
電チャック8上に保持された状態で前記可変直流電源1
1が前記制御装置1Aの制御により約500Vの駆動電
圧を生じるように駆動され、前記被処理基板Wは前記静
電チャック8上に吸着される。
【0029】さらに前記ステップ1においては前記処理
容器内圧を5Paまで減圧し、電極間隔を30mmに設
定した状態で前記上部電極21に前記高周波電源29か
ら2000Wの高周波パワーを供給し、さらに前記下部
電極4に前記低周波電源18から1000Wの低周波パ
ワーを供給することにより、前記処理容器2の内部にプ
ラズマを形成する。前記ステップ1においては、このよ
うにプラズマを形成した状態で前記原料ガス源23から
前記処理容器2中に、前記上部電極21および原料ガス
導入部27を介してSiH4ガス,O2ガスおよびArキ
ャリアガスをそれぞれ40SCCM,80SCCMおよ
び40SCCMの流量で導入し、前記静電チャック8上
に保持されたSi基板Wの表面にSiO2膜をプラズマ
CVD工程により堆積する。
【0030】ステップ1においては、さらに前記静電チ
ャック8上に保持された被処理基板Wの温度を制御する
ために、前記伝熱ガス管13より、Heガスが100P
aの圧力で供給され、前記被処理基板Wは350〜45
0°Cの温度に制御される。
【0031】ステップ1の工程を約180秒間継続した
後、前記プラズマCVD装置1の状態はステップ2に遷
移し、前記SiH4ガスとO2ガスの供給が遮断される。
その結果、前記被処理基板W上へのSiO2膜の堆積は
終了する。
【0032】一方前記ステップ2においては、前記処理
容器2中へのArプラズマガスの供給および前記上側電
極21への高周波パワーの供給はステップ1と同様に継
続され、その結果前記処理容器2中においては前記被処
理基板W表面においてプラズマが維持され、前記SiO
2膜表面に前記プラズマCVD工程の際に蓄積した電荷
は、前記プラズマを介して散逸する。すなわち、前記ス
テップ2は、前記被処理基板Wの除電工程となる。ステ
ップ2においては、前記静電チャック8はステップ1と
同様に駆動され、従ってステップ2の除電工程において
は、前記被処理基板Wは前記静電チャック8に吸着され
た状態にある。また前記ステップ2では、前記静電チャ
ック8へのHeガスの供給が継続されている一方で、前
記下側電極4への低周波パワーの供給は遮断されてい
る。
【0033】前記ステップ2は約10秒間継続され、次
いでステップ3において前記Heガスの供給が遮断され
る。前記ステップ3においてはプラズマおよび静電チャ
ック8の駆動は前記ステップ2と同様に継続され、その
結果さらに前記被処理基板Wの除電が継続される。
【0034】前記ステップ3の除電工程は約15秒間継
続され、さらに次のステップ4において前記静電チャッ
ク8の駆動電圧が、前記制御装置1Aが前記可変直流電
源を制御することにより、ゼロに設定される。この状態
においても前記上側電極21には高周波パワーが供給さ
れており、その結果前記被処理基板Wの除電が継続され
る。
【0035】前記ステップ4は約5秒間継続され、続い
てステップ5において前記プッシャーピン8Aが前記駆
動モータ8Bにより上昇させられる。その結果、前記静
電チャック8の状態は、先の図5(A)の状態から図5
(B)の状態に変化する。
【0036】前記ステップ4においては前記処理容器2
中へのArプラズマガスの供給および上側電極21への
高周波パワーの供給が継続され、その結果、前記プッシ
ャーピンの作用により、前記静電チャック8と前記被処
理基板Wとの間にわずかでも隙間ができると、プラズマ
中の荷電粒子がかかる隙間に侵入し、前記被処理基板W
の帯電を中和する。このため、前記被処理基板Wの帯電
は表面の側からのみならず裏面の側からも解消し、前記
被処理基板Wの静電チャック8への吸着は、実質的に完
全に解消される。この場合、前記被処理基板Wは表面の
みならず裏面もSiO2膜で覆われていてよい。
【0037】前記ステップ5は前記プッシャーピン8A
を約5mm上昇させた状態で、すなわち前記被処理基板
Wが前記静電チャック8から約5mm上方に持ち上げら
れた状態で約5秒間継続され、その後ステップ6におい
て前記上側電極21への高周波パワーの供給が遮断され
る。これに伴い、前記被処理基板W表面におけるプラズ
マも停止し、前記プラズマCVD装置1は、前記被処理
基板を取り出し得る状態になる。
【0038】すなわち、前記ステップ6において前記被
処理基板Wは、前記搬送機構35の搬送アーム34によ
り、前記ゲートバルブ32を通ってロードロック室33
へと移される。
【0039】このように、本実施例においては前記被処
理基板Wの表面にSiO2膜がプラズマCVD工程によ
り形成される場合であっても、プラズマを形成した状態
で前記被処理基板Wを前記静電チャック8から持ち上げ
ることにより、除電が不完全な基板Wがプッシャーピン
8A上で跳躍して損傷する問題を回避することが可能に
なる。その際、図7(A)に示すように、前記被処理基
板Wは、SiO2膜を片面のみに形成されたSi基板で
あっても、あるいは図7(B)に示すようにSiO2
oxを両面に有するSi基板であってもよい。ただし図
7(A),(B)中、先に説明した部分に対応する部分
には同一の参照符号を付し、説明波省略する。
【0040】さらに、本実施例において前記被処理基板
W上に形成される絶縁膜は前記SiO2膜に限定される
ものではなく、SiON膜、SiOF膜、SiN膜、S
iC膜、BN膜、CN膜、CF膜等であってもよい。
【0041】さらに前記静電チャック8を構成するセラ
ミック層8a,8bは、350〜450°Cの基板温度
に耐え、プラズマを使ったクリーニング工程に耐えるも
のであれば、AlN・TiN焼結体に限定されるもので
はなく、Al23,AlN,SiNあるいはBN等によ
り形成してもよい。これら前記セラミック層8a,8b
を構成するセラミック材料は、ジョンセン・ラーベック
力による静電吸着が支配的になる1010Ω・cm以下の
体積抵抗率を有するのが好ましい。
【0042】なお、以上の説明は、図4に示す平行平板
型のプラズマCVD装置1を元に説明したが、本発明は
かかる特定の構成のプラズマCVD装置に限定されるも
のではなく、ECR型あるいはICP型のプラズマ発生
部を備えたプラズマCVD装置においても同様に適用が
可能である。
【0043】さらに、本発明は静電チャックおよびプラ
ズマ発生部を有していることを前提に、プラズマCVD
装置以外の一般的なCVD装置等の気相堆積装置に対し
ても適用が可能である。 [第2実施例]図8は、本発明による静電チャックの除
電工程を使った半導体装置の製造工程を説明するフロー
チャートである。
【0044】図8を参照するに、ステップS11におい
て被処理基板Wが図4のプラズマCVD装置1中に導入
され、前記静電チャック8上に載置される。
【0045】ステップS12において前記可変直流電源
11が駆動され、その結果前記被処理基板Wは前記静電
チャック8上に吸着される。
【0046】次いでステップS13において前記保持台
4中の熱源5が駆動され、前記被処理基板Wの温度が3
50〜450°Cの範囲に設定され、ステップS14に
おいて前記高周波電源29および低周波電源18が駆動
され、前記処理室2中にプラズマが形成される。
【0047】さらにステップS15において前記処理室
2に前記ガス源23からSiH4ガスおよびO2ガスが、
Arキャリアガスと共に導入され、前記被処理基板W上
にSiO2膜が堆積される。このステップS15におい
て他の原料ガスを使うことにより、前記被処理基板W上
にSiO2膜の代わりにSiOF膜、SiN膜、SiC
膜、BN膜、CN膜、CF膜等を堆積することもでき
る。
【0048】次にステップS16において前記図6のス
テップ1〜6を順次実行し、前記被処理基板Wを除電す
る。
【0049】ステップS16において前記被処理基板W
の除電をプラズマを形成した状態でプッシャーピン8A
を駆動することで実行することにより、除電が効果的に
実行され、被処理基板Wの損傷が回避されると同時に、
半導体装置の製造スループットが向上する。
【0050】以上、本発明を好ましい実施例について説
明したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において
様々な変形・変更が可能である。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、被処理基板上への絶縁
膜の堆積の後の除電工程において、プラズマを維持した
まま静電チャックのプッシャーピンを駆動することによ
り、前記被処理基板の両面あるいは片面が絶縁膜により
覆われている場合であっても前記被処理基板の除電を効
果的に行うことができ、プッシャーピンを駆動する際に
帯電した基板が跳躍して損傷する問題を回避することが
できる。また半導体装置の製造スループットが向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の静電チャックの構成を示す図である。
【図2】従来の静電チャックの問題点を説明する図であ
る。
【図3】本発明の原理を説明する図である。
【図4】本発明の第1実施例によるプラズマCVD装置
の構成を示す図である。
【図5】(A),(B)は図4のプラズマCVD装置に
おける静電チャックの状態を示す図である。
【図6】図1のプラズマCVD装置を使って行われる除
電工程の詳細を説明する図である。
【図7】(A),(B)は、図1のプラズマCVD装置
において処理される基板の例を示す図である。
【図8】本発明の第2実施例による半導体装置の製造工
程を説明する図である。
【符号の説明】
1 プラズマエッチング装置 1A 制御装置 2 処理室 4,104 下側電極 5 熱源 8,100 静電チャック 8a,8b,103 絶縁層 8c,100 電極 9 リード線 10 フィルタ 12 溝 13 Heガス導入口 11,101A 可変直流電源 17 下側インピーダンス整合器 18 低周波電源 19 電力検出器 21 上側電極 23 ガス源 24 流量制御装置 26 小孔 27 原料ガス導入部 28 上側インピーダンス整合器 29 高周波電源 30 電力検出器 32 ゲートバルブ 33 ロードロック室 34 搬送アーム 35 搬送機構 105,W 被処理基板 105A,ox 絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F031 CA02 HA02 HA16 HA33 HA35 HA37 HA39 MA28 PA21 5F045 AA08 AB06 AB31 AB32 AB33 AB34 AC01 AC11 AC17 AD07 AD08 AE17 BB16 EB08 EF20 EG01 EH05 EH07 EH14 EH20 EM05 EM09 EM10 EN04 HA11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電チャック上にて処理された被処理基
    板を除電する基板除電方法であって、 静電チャック上に静電吸着された被処理基板に対して絶
    縁膜を形成する工程の後、前記静電チャックによる前記
    被処理基板の静電吸着を解除する工程と、 前記静電チャック中に設けられた可動部材を駆動して、
    前記被処理基板を前記静電チャックから持ち上げる工程
    とよりなり、 前記被処理基板を前記静電チャックから持ち上げる工程
    は、プラズマの存在下において実行されることを特徴と
    する基板除電方法。
  2. 【請求項2】 前記絶縁膜を形成する工程は、350〜
    450°Cの温度で実行されることを特徴とする請求項
    1記載の基板除電方法。
  3. 【請求項3】 前記静電チャックは、1010Ω・cm以
    下の体積抵抗率を有する絶縁材料よりなる基板保持台
    と、前記基板保持台中に埋設された電極とよりなること
    を特徴とする請求項1または2記載の基板除電方法。
  4. 【請求項4】 前記基板保持台を構成する前記絶縁材料
    は、プラズマ処理に対して耐性を有するセラミックより
    なることを特徴とする請求項1から3のうち、いずれか
    一項記載の基板除電方法。
  5. 【請求項5】 前記セラミックは、AlN・TiN焼結
    体よりなることを特徴とする請求項4記載の基板除電方
    法。
  6. 【請求項6】 前記被処理基板上に絶縁膜を形成する工
    程は、前記被処理基板上に前記絶縁膜として、Si
    2,SiON,SiOF,SiN,SiC,BN.C
    NおよびCFのいずれか一つよりなる膜を形成すること
    を特徴とする請求項1〜5のうち、いずれか一項記載の
    基板除電方法。
  7. 【請求項7】 前記前記被処理基板を前記静電チャック
    から持ち上げる工程は、前記被処理基板を前記静電チャ
    ックから数ミリメートルの距離持ち上げ、保持する工程
    を含むことを特徴とする請求項1〜6のうち、いずれか
    一項記載の基板除電方法。
  8. 【請求項8】 処理室と、前記処理室中に配設された静
    電チャックと、前記処理室中に原料ガスを導入する原料
    ガス導入部と、前記処理室中においてプラズマを形成す
    るプラズマ形成部と、前記静電チャックおよび前記原料
    ガス導入部および前記プラズマ形成部を制御する制御装
    置とよりなる気相堆積装置において、 前記静電チャックは絶縁材料よりなる基板保持台と、前
    記基板保持台中に形成された電極と、前記基板保持台中
    に上下動可能に形成され、前記基板保持台上に保持され
    ている被処理基板を持ち上げる可動部材とよりなり、 前記基板保持台はプラズマ処理および350〜450°
    Cの処理温度に対する耐性を有するセラミック焼結体よ
    りなり、 前記制御装置は、前記可動部材を駆動して前記被処理基
    板を前記基板保持台から持ち上げる工程の際に前記処理
    室中にプラズマが形成されるように前記プラズマ形成部
    を制御し、 さらに前記制御装置は、前記被処理基板が、前記処理室
    中に前記プラズマが形成された状態で前記基板保持台か
    ら持ち上げられて保持されるように前記可動部材を制御
    することを特徴とする気相堆積装置。
  9. 【請求項9】 前記セラミックは、1010Ω・cm以下
    の体積抵抗率を有することを特徴とする請求項8記載の
    気相堆積装置。
  10. 【請求項10】 前記セラミックは、AlN・TiN焼
    結体よりなることを特徴とする請求項8または9記載の
    気相堆積装置。
  11. 【請求項11】 処理室と、前記処理室中に設けられた
    静電チャックとを有する基板処理装置中において実行さ
    れる半導体装置の製造方法であって、 被処理基板を前記処理室中に導入し、前記静電チャック
    上に載置する工程と、 前記静電チャックを駆動し、前記被処理基板を前記静電
    チャックに吸着する工程と、 前記被処理基板を昇温する工程と、 前記昇温された被処理基板上に絶縁膜を形成する工程
    と、 前記絶縁膜形成工程の後、前記静電チャックの駆動を消
    勢する工程と、 前記被処理基板を前記静電チャックから持ち上げる工程
    とよりなり、前記被処理基板を前記静電チャックから持
    ち上げる工程は、前記処理室中にプラズマを形成した状
    態で行われることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記被処理基板を昇温する工程は、前
    記被処理基板を350〜450°Cの範囲の基板温度に
    昇温することを特徴とする請求項11記載の半導体装置
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記静電チャックは、1010Ω・cm
    以下の体積抵抗率を有する絶縁材料よりなる保持台と、
    前記保持台中に埋設された電極とよりなることを特徴と
    する請求項11または12記載の半導体装置の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 前記保持台を構成する前記絶縁材料
    は、プラズマ処理と350〜450°Cの処理温度とに
    対して耐性を有するセラミック焼結体よりなることを特
    徴とする請求項11〜13のうち、いずれか一項記載の
    半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記セラミックスは、AlN・TiN
    焼結体よりなることを特徴とする請求項11〜14のう
    ち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記絶縁膜を形成する工程は、前記被
    処理基板上に前記絶縁膜として、SiO2,SiON,
    SiOF,SiN,SiC,BN.CNおよびCFのい
    ずれか一つよりなる膜を形成することを特徴とする請求
    項11〜14のうち、いずれか一項記載の半導体装置の
    製造方法。
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