JP2002127853A - 車輛における通報装置 - Google Patents

車輛における通報装置

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JP2002127853A
JP2002127853A JP2000324768A JP2000324768A JP2002127853A JP 2002127853 A JP2002127853 A JP 2002127853A JP 2000324768 A JP2000324768 A JP 2000324768A JP 2000324768 A JP2000324768 A JP 2000324768A JP 2002127853 A JP2002127853 A JP 2002127853A
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obstacle
notification
buzzer
vehicle
forklift
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JP2000324768A
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Shinobu Tanaka
忍 田中
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Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行開始時に発生される音色が、障害物が存
在することを示す音色であるか、または障害物がないこ
とを示す音色であるかを確実に識別でき、これによっ
て、走行方向の障害物の有無を確実に認識できる車輛に
おける通報装置を提供する。 【解決手段】 車体後方の障害物の有無を検知する障害
物検知スイッチ53と、検知装置53が障害物7を検知した
とき該障害物7の存在を通報する障害物通報装置とを備
え、車体後進時に障害物7が検知されたとき、第1ブザ
ー51による後進通報が行われた後、第2ブザー52による
障害物通報に切り換えて通報を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフト等
各種の車輛に好適な車輛における通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばフォークリフトにおいては、後退
時に走行方向に向けて超音波を発信し、後方に障害物が
ある場合には、超音波が障害物で反射して、この反射し
た超音波を検出することによって、障害物の存在を認識
できるようになっているのが一般的である。この場合、
フォークリフトのオペレータが、障害物の有無を即座に
認識できるようにするため、音色によって障害物の有無
を区別できるようにした障害物検知装置がある。図5
は、従来の障害物検知装置の障害物検知フローを示す。
【0003】ここでは、まず、車輛の走行方向を切り替
える切替レバー(図示せず)が後退になっているか否か
が判断され(ステップ11)、後退になっている場合に
は、障害物を検知したか否かが判断される(ステップ1
2)。障害物を検知した場合には、第2の音色(例えば
ブー、ブーという音)が発生される(ステップ13)。
【0004】ステップ12で、障害物を検知しなかった場
合には、第2の音色と異なる第1の音色(例えばプー、
プーという音)が発生される(ステップ14)。また、ス
テップ11で切替レバーが後退になっていないと判断され
た場合には、第1の音色も第2の音色も発生されない
(ステップ15)。
【0005】図6は、従来の障害物検知装置1を示す。
同図から分かるように、切替レバー内のレバー検知スイ
ッチ21と、障害物検知スイッチ22との両方がオンとなっ
たときに第2ブザー26の第2音色(ブー,ブーという
音)が発生し、レバー検知スイッチ21のみがオンとなっ
た時には、第1ブザー25の第1音声(プー,プーという
音)が発生する。また、両スイッチ21,22がオフの場合
には、第1音色及び第2音色の両方とも発生しない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
障害物検知装置1においては、フォークリフトの後退開
始時に、始めから後方に障害物があった場合には、最初
から第2の音色が発生されるので、オペレータはそれが
障害物の存在を示す音であると認識できない恐れがあっ
た。すなわち、第1の音色と第2の音色は、比較するこ
とによって初めてその相違を認識できるのであって、一
方の音だけ聞いてもそれがどちらの音かを認識するのは
困難だからである。
【0007】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることであり、走行開始時に発生される音色が、障害物
が存在することを示す音色であるか、または障害物がな
いことを示す音色であるかを確実に識別でき、これによ
って、走行方向の障害物の有無を確実に認識できる車輛
における通報装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、車
体の後進を通報する後進通報装置を備えた車輛におい
て、車体後方の障害物の有無を検知する障害物検知装置
と、該検知装置が障害物を検知したとき該障害物の存在
を通報する障害物通報装置とを備え、車体後進時に障害
物が検知されたとき、上記後進通報装置による後進通報
が行われた後、上記障害物通報装置による障害物通報に
切り換えて通報が行われることを特徴とする車輛におけ
る通報装置によって達成できる。
【0009】この車輛における通報装置によれば、車輛
の走行開始時に、走行方向に最初から障害物がある場合
でも、一定の時間は障害物がないことを示す後進通報を
発生し、その後、障害物があることを示す障害物通報を
発生するので、オペレータが後進通報と障害物通報とを
確実に識別できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車輛における
通報装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に
説明する。図1は本発明に係る車輛における通報装置を
示す図、図2は本発明に係る車輛における通報装置を適
用したフォークリフトを示す側面図、図3は本発明に係
る車輛における通報装置を適用したフォークリフトの上
面図、図4は本発明に係る車輛における通報装置の音色
発生フローを示す図である。
【0011】図1に示すように、本発明の車輛における
通報装置5は、車輛であるフォークリフト6(図2)が
所定の方向、ここでは後方に走行するとき、走行方向の
障害物7(図2)の有無に応じて互いに異なる音色を発
生するようになっている。すなわち、この車輛における
通報装置5は、後進通報(例えばプー,プーという音)
を発生する後進通報発生手段としての第1ブザー51と、
後進通報と異なる障害物通報(例えばブー,ブーという
音)を発生する障害物通報発生手段としての第2ブザー
52と、フォークリフト6の後方に存在する障害物7を検
知する障害物検知スイッチ53と、フォークリフト6の走
行方向を切り替える切替レバー(図示せず)の設定方向
を検知するレバー検知スイッチ54とを備えている。
【0012】また、この障害物検知装置5は、第1ブザ
ー51と第2ブザー52とを切り替える切替スイッチ55と、
障害物検知スイッチ53の出力を一定時間だけ遅延させて
切替スイッチ55に供給する遅延手段としてのタイマーリ
レー56を備えている。切替スイッチ55は、レバー検知ス
イッチ54とタイマーリレー56の両方に接続されている。
【0013】そして、レバー検知スイッチ54がオンであ
り、障害物検知スイッチ53がオフの場合には、切替スイ
ッチ55が第1ブザー51側に切り替えられる。また、レバ
ー検知スイッチ54と、障害物検知スイッチ53の両方がオ
ンの場合には、最初に切替スイッチ55が第1ブザー51側
に切り替えられた後、タイマーリレー56によって一定時
間経過後に切替スイッチ55が第2ブザー52側に切り替え
られるようになっている。
【0014】上述の障害物検知スイッチ53は、図2に示
すように、フォークリフト6の後部側の適宜な高さの位
置に取り付けられており、フォークリフト6から一定の
距離内にある障害物7を検知できるようになっている。
また、この障害物検知スイッチ53は、図3に示すよう
に、互いに適宜な間隔を空けて2個設けられており、フ
ォークリフト6の幅より広い範囲をカバーできるように
なっている。
【0015】次に、図4を参照して、障害物検知装置5
の障害物検知フローを説明する。フォークリフト6の走
行開始時には、切替レバーが後退か否かが判断され(ス
テップ61)、切替レバーが後退であると判断された場合
には、次に、走行方向、すなわち、後方に障害物7が検
知されたか否かが判断される(ステップ62)。
【0016】ステップ62で障害物7が検知された場合に
は、続いて、切替レバーを後退にしてからt時間経過し
たか否かが判断される(ステップ63)。ここで、切替レ
バーを後退にしてからt時間(例えば0.5秒程度)経
過していないと判断された場合には、第2ブザー52がオ
フとなり、第1ブザー51がオンとなる(ステップ64)。
すなわち、後方に障害物7があっても、最初は第1ブザ
ー51から後進通報のプー,プーという音が発生される。
【0017】そして、t時間経過すると、ステップ63で
t時間経過したと判断され、次に、第1ブザー51がオフ
となり、第2ブザー52がオンとなる。すなわち、後退開
始時には、最初に第1ブザー51のプー、プーという音が
発生された後、t時間経過後に第2ブザー52から障害物
通報であるブー,ブーという音が発生される。従って、
フォークリフト6のオペレータは、障害物通報を後進通
報と比較することになるので、第2ブザーが鳴っている
こと、すなわち、後方に障害物7があることを確実に認
識できる。
【0018】ステップ62で後方に障害物7が検知されな
かったときは、次に、第1ブザー51がオンとなり、第2
ブザー52がオフとなる(ステップ65)。すなわち、最初
から第1ブザーの後進通報のみ発生され、t時間経過後
もこの後進通報が継続して発生される。これによって、
オペレータは、後方に障害物7がないことを認識でき
る。なお、この実施形態において、後進通報および障害
物通報として発する音は2種類であるが、スピーカを含
む各種装置はもちろん1つでもよい。
【0019】また、フォークリフト6が後退以外の方
向、すなわち、前進や横移動する場合には、ステップ61
で切替レバーが後退ではないと判断され、次に、第1ブ
ザー51及び第2ブザー52の両方がオフとなる(ステップ
66)。
【0020】このように、本発明は、フォークリフト6
の後退開始時に、後方に最初から障害物7がある場合で
も、極短い一定の時間t(例えば0.5秒程度)は障害
物7がないことを示す第1ブザー51の後進通報であるプ
ー,プーという音が発生し、その後、障害物7があるこ
とを示す第2ブザー52の障害物通報であるブー,ブーと
いう音を発生するので、オペレータがこれらの音色を比
較することにより確実に識別でき、これにより、オペレ
ータが後方に障害物7があることを確実に認識して、適
切な処置をとることができる。
【0021】なお、上述の実施形態では、フォークリフ
ト6が後退する場合について説明したが、本発明は、フ
ォークリフト6等が前進または横移動する場合にも適用
できる。また、本発明は、フォークリフト6に限らず各
種の車両に適用できる。
【0022】また、上述の実施形態では、後進通報とし
てプー,プーという音を発生させ、障害物通報としてブ
ー,ブーという音を発生させていたが、本発明において
は音声、例えば「バックシマス」,「ショウガイブツガ
アリマス」等を後進通報および障害物通報として採用し
てもよく、あるいは連続音および断続音を後進通報およ
び障害物通報として採用してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車体後進時に障害物が検知されたとき、後進通報装置に
よる後進通報が行われた後、障害物通報装置による障害
物通報に切り換えて通報が行われるので、オペレータが
障害物通報を後進通報と比較することによって確実に識
別でき、これにより、走行方向に障害物のあることを確
実に認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車輛における通報装置を示す図で
ある。
【図2】本発明に係る車輛における通報装置を適用した
車輛を示す側面図である。
【図3】本発明に係る車輛における通報装置を適用した
車輛の上面図である。
【図4】本発明に係る車輛における通報装置の音色発生
フローを示す図である。
【図5】従来例に係る車輛における通報装置の音色発生
フローを示す図である。
【図6】従来例に係る車輛における通報装置を示す図で
ある。
【符号の説明】
5 車輛における通報装置 6 フォークリフト(車輛) 7 障害物 51 第1ブザー(後進通報発生手段) 52 第2ブザー(障害物通報発生手段) 53 障害物検知スイッチ(障害物検知手段) 54 切替レバー検知スイッチ(切替レバー検知手段) 55 切替スイッチ(切替手段) 56 タイマーリレー(遅延手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の後進を通報する後進通報装置を備
    えた車輛において、車体後方の障害物の有無を検知する
    障害物検知装置と、該検知装置が障害物を検知したとき
    該障害物の存在を通報する障害物通報装置とを備え、車
    体後進時に障害物が検知されたとき、上記後進通報装置
    による後進通報が行われた後、上記障害物通報装置によ
    る障害物通報に切り換えて通報が行われることを特徴と
    する車輛における通報装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005125953A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Alpine Electronics Inc 車載用物体認識システムおよびこれを用いた運転支援システム
JP2013144515A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Denso Corp 障害物検知装置
WO2017169026A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 運転支援装置、自動運転制御装置、車両、運転支援方法およびプログラム

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