JP2002125653A - 新規な蒸留酒とその製造法 - Google Patents

新規な蒸留酒とその製造法

Info

Publication number
JP2002125653A
JP2002125653A JP2000367818A JP2000367818A JP2002125653A JP 2002125653 A JP2002125653 A JP 2002125653A JP 2000367818 A JP2000367818 A JP 2000367818A JP 2000367818 A JP2000367818 A JP 2000367818A JP 2002125653 A JP2002125653 A JP 2002125653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alcohol
distilled liquor
fruits
vegetables
distilled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000367818A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4302871B2 (ja
Inventor
Kenji Hosoi
健二 細井
Yoshihiro Hamakawa
嘉宏 浜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikka Whisky Distilling Co Ltd
Original Assignee
Nikka Whisky Distilling Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikka Whisky Distilling Co Ltd filed Critical Nikka Whisky Distilling Co Ltd
Priority to JP2000367818A priority Critical patent/JP4302871B2/ja
Publication of JP2002125653A publication Critical patent/JP2002125653A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4302871B2 publication Critical patent/JP4302871B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、生の果実や野菜が持っているフレ
ッシュな芳香を持ち、そのまま飲むこともできるが、香
料の代わりにも用いたり、リキュールのベースとしても
用いることができる新しい蒸留酒とその製造法を提供す
る。 【構成】 原材料として生あるいは冷凍の果実や野菜を
用いることができるが、特に芳香成分に富む果皮を用い
ることもできる。これらの原材料を40〜100%のア
ルコールに浸漬して芳香成分を抽出した後、減圧蒸留す
れば、フレッシュで雑味の少ない新規な蒸留酒ができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、果実や野菜をアル
コールに浸漬し、その浸出液を減圧蒸留することによっ
て製造され、そのまま、あるいは水や炭酸水などで希釈
して飲用に供することもでき、また、他の飲食品に芳香
を付与する香料として用いたり、リキュールなどのベー
スアルコールとして用いることもできる、フレッシュな
芳香の蒸留酒とその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蒸留酒にはウイスキー、ブランデー、焼
酎、ジン、ウオッカ等があり、それぞれ独自の芳香を持
っている。これらの蒸留酒に果実や野菜由来のフレッシ
ュでみずみずしい芳香を持たせるには、市販の香料を添
加するのがもっとも容易であり、そのようにして作られ
たフレーバーウオッカが販売されている。また、アンジ
ェリカやジェニパーベリー、コリアンダー等の芳香の強
いハーブ類の植物を乾燥させ、アルコールに浸漬した後
に常圧で蒸留して製造するのがジンであるが、乾燥した
植物を用いているためにフレッシュ感には乏しい。ま
た、常圧で蒸留するため、加熱に弱い芳香成分は壊れ、
加熱臭と言われる2次臭が生成し、不快臭も発生する。
さらにまた、オレンジキュラソーのようなリキュールに
は、乾燥したオレンジや各種の果実の果皮や乾燥ハーブ
などをアルコールに浸漬した後に常圧で蒸留して製造す
るものもあるが、常圧蒸留であるために高沸点の雑味成
分が除去されないことの他、加熱臭の発生や加熱によっ
て芳香の一部が変質するという欠点がある。
【0003】果実や野菜等の芳香成分を利用したものと
しては香料がある。近年では、多くの香料は合成法によ
って製造されているが、天然物から製造するものもあ
る。天然香料の製造法としては、一般に圧搾法、蒸留
法、抽出法の3つの方法が知られている。
【0004】圧搾法は、柑橘類の果皮のように比較的含
油量の多い原材料から精油を採取するのに適した方法で
あり、一般に機械で原材料を圧搾し、浸出してきた芳香
成分を集めるという方法が取られている。
【0005】蒸留法で、もっとも広く用いられている方
法は、水蒸気蒸留法である。これは、蒸留釜に原材料を
投入し、底部から水蒸気を吹き込んで蒸留する方法であ
る。ほとんどの精油はこの方法で採取されているが、原
材料が加熱されるので、熱による芳香成分の変質を避け
ることができない。
【0006】抽出法は、特にローズやジャスミン等の花
から芳香成分を精製する場合に適している。一般に、原
材料を裁断した後、揮発性及び不揮発性溶剤に浸漬して
芳香成分を抽出する。溶剤としてエタノール等のアルコ
ールを用いることもあるが、石油エーテルやヘキサン、
ベンゼン等の揮発性有機溶媒を用いることが多く、食品
への応用には問題が多い。
【0007】しかし、これらの方法で採取した香料を飲
料に添加した場合には、香料添加の表示をする必要があ
る。さらに、このようにして得られた香料を添加し飲料
を製造すると、ほとんどの場合、人工的で不自然な風味
になる。香料を添加しないで、容易に果実や野菜由来の
フレッシュな芳香を付与できる方法が求められている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、生の果実や
野菜由来のフレッシュな芳香を持つ蒸留酒とその製造法
を提供しようとするものである。また、香料を添加しな
いで、容易に果実や野菜由来のフレッシュな芳香を付与
することができ、香料と同じように用いることができる
蒸留酒とその製造法を提供しようとするものである。
【0009】
【問題を解決するための手段】即ち、本発明者らは、生
の果実や野菜を適度な濃度のアルコール水溶液に浸漬
し、得られたアルコール抽出液を適度な減圧度で減圧蒸
留して蒸留液を集めれば、果実や野菜が持っていたみず
みずしくフレッシュな芳香が失われず、しかも加熱によ
る2次的な芳香の発生もないということを見出し、本発
明を完成するにいたった。したがって、本発明によれ
ば、生の果実や野菜の持つフレッシュでみずみずしい芳
香と自然な風味を持ち、香料の代わりやリキュールのベ
ースとしても用いることができる新しい蒸留酒とその製
造法が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。本発明においては、任意の芳香を持つ果実や野菜
等の生の植物体を原材料として好適に用いることができ
る。果実としては、みかん、オレンジ、レモン、夏みか
ん、ゆず、すだち、カボス、グレープフルーツ等の柑橘
類や、リンゴ、なし、モモ、ブドウ、キウイ、バナナ、
メロン、すいか等をあげることができる。また、野菜類
としては、トマト、ピーマン、セロリ等の他、セージ、
シナモン、ラベンダー、パセリ、ローズマリー、ショウ
ガ、ペッパー、ペパーミント等の香辛野菜類をあげるこ
とができるが、特に香辛野菜類を好適に用いることがで
きる。
【0011】これらの果実や野菜類は、乾燥させず生の
まま用いる。果実や野菜は、乾燥によって本来持ってい
たみずみずしい風味を失う。生のまま用いるのであれ
ば、冷蔵保存あるいは冷凍凍結したものでもよい。一般
には果実や野菜類は裁断して、アルコールで芳香成分が
抽出されやすいようにして用いるが、丸のまま用いても
よい。また、果実や野菜を、洗浄した後、そのまま、又
は亜硫酸やビタミンC等の酸化防止剤を添加しながら破
砕、圧搾し、果汁あるいは野菜汁を得、遠心分離、ろ過
等により清澄化するか、あるいは混濁したまま用いても
よい。さらに得られた果汁や野菜汁を適宜、公知の手法
により濃縮してもよい。また、果汁あるいは野菜汁を搾
汁した後の搾り粕も、好適に用いることができる。搾り
粕は、圧搾した際の粕、搾汁した際のろ過残、遠心後の
固形分等どれも好適に用いることができる。
【0012】複数の果実や野菜類を1回の抽出に用いて
もよい。特に野菜類は、それだけでは、独特の青臭さを
強く感じさせるものも多いので、果実類と混合して抽出
してもよい。また、リンゴとレモン、モモとオレンジの
ように複数の果実を同時に抽出してもよい。
【0013】果実類の芳香成分の多くは果皮とその近傍
の果肉に多く存在しているので、生の果皮を原材料とし
て用いることもできる。果皮はそれだけで用いてもよい
が、果肉と混合して用いてもよい。果実の果皮、特に柑
橘系の果実の果皮は、フレッシュな芳香と同時にナリン
ギンやリモノイド等の苦味成分を大量に含んでおり、ア
ルコールで抽出しただけでは苦味が強すぎて飲用には適
さない。ところが、これらの苦味成分のほとんどは本発
明の条件下での減圧蒸留では留出してこないので、程よ
い苦さを持った特徴的な蒸留酒が得られる。果皮の添加
量を調節することによって製造する蒸留酒の苦味度を調
節することができる。
【0014】生の果実や野菜類はアルコールに浸漬して
芳香成分を抽出する。抽出に用いるアルコールは、純粋
な原料用アルコールが好適に用いられるが、アルコール
を含んだ酒類も好適に用いることができる。そのような
酒類としては、ウイスキー、ブランデー、焼酎、ジン、
ウオッカ等をあげることができる。アルコール濃度も特
に規定されないが、好ましくは20%から100%が用
いられ、さらに好ましくは40%から100%濃度が用
いられる。一般に芳香成分の多〈はアルコールによく溶
けるので、アルコール濃度が高いほど短時間に抽出が終
了するが、低いアルコール濃度でよく抽出される成分も
あるので、アルコール濃度によって抽出される芳香成分
も変わってくる。したがって、所望の芳香成分が抽出さ
れやすい濃度を選べばよい。
【0015】生の果実や野菜類の添加量も原材料の持つ
芳香成分の量やどのような蒸留酒を所望するかによって
異なるため一定ではない。一般には、アルコール量の1
0%から50%(W/V)添加すればよい。少ない添加
量であれば、芳香の少ない蒸留酒が得られ、逆に大量の
添加量であれば、芳香の多い蒸留酒が得られるが、芳香
成分の抽出効率が低下する。抽出条件も特に規定されな
いが、室温で1日から数日抽出すればよい。抽出温度
は、好ましくは5℃からアルコール抽出液の気化温度ま
で、特に好ましくは室温から60℃までの温度が用いら
れる。加温して抽出を行えば短時間で抽出が終了して有
利であるが、温度が高すぎると加熱による芳香成分の変
質が起こることがある。また、生の原材料をアルコール
と混合して破砕し、浸漬あるいはそのまま圧搾すること
によって抽出効率をあげてやることもできる。
【0016】抽出が終了したアルコール抽出液はそのま
ま、あるいはろ過、遠心処理等によって固形分を除去し
た後に減圧蒸留する。減圧蒸留するアルコール抽出液の
アルコール濃度も特には規定されないが、好ましくは2
0〜60%、特に好ましくは30〜40%になるように
水を添加して調製するとよい。減圧蒸留は公知の蒸留器
を用いて、公知の方法で行えばよい。具体的には、減圧
度−100mmHgから−750mmHgでの蒸留が好
適に用いられ、−500mmHgから−700mmHg
の減圧度での蒸留が特に好適に用いられる。蒸留釜内容
液温70℃以下で本溜液が得られるように蒸留を行うの
が好ましい。減圧蒸留を行うことにより、アルコール抽
出液に付与されていた生の果実や野菜由来のフレッシュ
でみずみずしい芳香成分が変質することなく濃縮され、
さらに高沸点な雑臭が除去される。
【0017】本留液のアルコール濃度も特に限定されな
い。一般に、蒸留酒の製造においては、蒸留の開始直後
に留出してくる液を前留液、蒸留の終了間近の留出液を
余留液と呼び、本留液とは除外する。本発明において
は、このように前留液や余留液を区別して蒸留してもよ
いが、アルコールを含有する全ての留出液を本留として
もよい。余留液は高沸点物質に富んでいるので、余留液
を除いた本留液は特に雑味の少ないものとなる。
【0018】このようにして得られた本留液はこのま
ま、あるいは水又はアルコールで希釈して飲用に供して
もよい。砂糖や液糖、酸味料等を添加し、味を調整して
飲用に用いてもよい。また、再度減圧蒸留して所望する
芳香成分を濃縮してもよい。さらにまた、得られた本留
液に、再度生の果実や野菜類を浸漬し、減圧蒸留しても
よい。
【0019】本留液は、香料と同じように香り付け材料
として用いることもできる。具体例としては、チューハ
イなどのアルコール飲料、炭酸飲料、果実飲料、乳酸菌
飲料、紅茶等の飲料の他、アイスクリーム、ケーキ、
飴、ガム、菓子、パン等の食品への使用をあげることが
できる。本留液の使用量については特段の制限はない
が、付与する芳香の程度と嗜好性によって決定される。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例によってなんら
限定されるものではない。
【0021】〔実施例1〕生のレモンの果皮150gを
95%アルコール400mlに浸漬し、室温で24時間
抽出した。抽出後のレモンの果皮は脱水されて硬くなっ
ているので、容易に取り除くことができる。得られたア
ルコール抽出液に600mlの水を添加してから、減圧
度700mmHgで減圧蒸留した。アルコール%が70
%になるように本留液を集めたところ、蒸留釜内容液の
温度は最高でも50℃までしか上昇しなかった。本留液
はさらに、65%アルコール濃度になるように水で希釈
したところ、レモンの芳香を持ち、その上独特の苦味を
適度に持った蒸留酒が完成した。
【0022】〔実施例2〕生生姜150gを1mm角に
裁断したのち、95%アルコール400mlに浸漬し、
室温で48時間抽出した。抽出後の生生姜をフィルター
でろ過して取り除き、得られたアルコール抽出液に60
0mlの水を添加してから、減圧度700mmHgで減
圧蒸留した。アルコール%が68%になるように本留液
を集めたところ、蒸留釜内容液の温度は最高でも50℃
までしか上昇しなかった。本留液はさらに、60%アル
コール濃度になるように水で希釈したところ、生姜の風
味を持ち、雑味の少ない蒸留酒が完成した。
【0023】〔実施例3〕グレープフルーツを丸ごとプ
ロセッサーで破砕し、果皮や果肉の混濁液を作成した。
この混濁液100gを40%アルコール1000mlに
浸漬し、室温で72時間抽出した。抽出液をそのまま蒸
留釜に入れて、減圧度700mmHgで減圧蒸留した。
アルコール濃度が70%になるように本留液を集めた
後、60%アルコール濃度になるように水で希釈し、蒸
留酒を作成した。製造した蒸留酒は、まるで生のグレー
プフルーツを食べているかのようなフレッシュな芳香を
持ち、グレープフルーツ独特の苦味を適度に持っている
これまでにない蒸留酒であった。
【0024】〔実施例4〕ふじリンゴを500ppmの
ビタミンCの存在下、果皮ごとジューサーで破砕すると
果汁を得ることができるが、ここでは果汁を絞った後の
果皮や種子等の残渣を利用する。得られたリンゴ残渣1
50gを60%のアルコール600mlに浸漬し、室温
で48時間抽出した。抽出後のリンゴ残渣をろ過によっ
て取り除き、得られたアルコール抽出液に400mlの
水を添加してから、減圧度700mmHgで減圧蒸留し
た。アルコール濃度が70%になるように本留液を集
め、60%アルコール濃度になるように水で希釈したと
ころ、生のリンゴのような酸味とリンゴのみずみずしい
芳香を持った蒸留酒が完成した。
【0025】〔実施例5〕前述の実施例1〜3で製造し
た蒸留酒を香料として用いて、表1に示したレシピでリ
キュールを製造し、それらの官能検査を7名の専門パネ
ラーを用いて5点法で行った。官能検査では、点数の高
い標品が良い評価を受けたことになる。尚、参考として
本発明で得られた蒸留酒の代わりに市販の香料を用いた
リキュールも製造し、宮能検査に供した。結果は表1に
示した。
【0026】
【表1】
【0027】実施例1〜3で製造した蒸留酒を芳香源と
して用いて製造したリキュールは、どれも市販の香料を
用いて製造したリキュールよりも高い評価を受けた。特
に、より自然な風味が得られ、味覚の面で香料よりも優
れていることが明らかになった。尚、このようにして製
造されたリキュールは香料を使用していないので、香料
表示が不要である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
果実や野菜由来のフレッシュな芳香を持ち、そのまま飲
むこともできるが、香料の代わりにも用いたり、リキュ
ールのベースとしても用いることができる新しい蒸留酒
とその製造法が提供される。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生の果実及び/又は野菜をアルコールに浸
    漬し、減圧蒸留することを特徴とする蒸留酒。
  2. 【請求項2】生の果実及び/又は野菜をアルコールに浸
    漬し、減圧蒸留することを特徴とする蒸留酒の製造法。
  3. 【請求項3】果実が果実の皮であることを特徴とする請
    求項1記載の蒸留酒。
  4. 【請求項4】果実が果実の皮であることを特徴とする請
    求項2記載の蒸留酒の製造法。
  5. 【請求項5】果実が柑橘類の果実であることを特徴とす
    る請求項1及び3に記載の蒸留酒。
  6. 【請求項6】果実が柑橘類の果実であることを特徴とす
    る請求項2及び4に記載の蒸留酒の製造法。
JP2000367818A 2000-10-26 2000-10-26 新規な蒸留酒とその製造法 Expired - Lifetime JP4302871B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000367818A JP4302871B2 (ja) 2000-10-26 2000-10-26 新規な蒸留酒とその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000367818A JP4302871B2 (ja) 2000-10-26 2000-10-26 新規な蒸留酒とその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002125653A true JP2002125653A (ja) 2002-05-08
JP4302871B2 JP4302871B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=18838174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000367818A Expired - Lifetime JP4302871B2 (ja) 2000-10-26 2000-10-26 新規な蒸留酒とその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4302871B2 (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006009252A1 (ja) * 2004-07-23 2006-01-26 Suntory Limited アルコール浸漬物またはそれを用いた食品もしくは飲料およびその製造方法
JP2007068505A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Nakano Bc Kk 非混濁性香辛料風味梅酒およびその製造方法
JP2007124906A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Asahi Breweries Ltd 蒸留酒の製造方法および蒸留酒
WO2007083812A1 (ja) 2006-01-23 2007-07-26 Suntory Limited 食品又は飲料及びその製造方法
JP2009213410A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Takara Shuzo Co Ltd 料理用酒類及びその用途、並びに、加工食品
JP2010136658A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Suntory Holdings Ltd 柑橘類由来の果汁及び/または柑橘類果実成分含有原料酒とグリセリンとを含有するアルコール飲料
JP2013198433A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Takara Shuzo Co Ltd 新規蒸留酒類及びその製造方法
JP2015091268A (ja) * 2015-02-05 2015-05-14 京屋酒造有限会社 焼酎リキュールの製造方法
WO2016052462A1 (ja) * 2014-09-30 2016-04-07 サントリーホールディングス株式会社 エタノール水溶液の製造方法
JP2017060435A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 新潟環境開発株式会社 パッションフルーツ酒の製造方法
JP2018082690A (ja) * 2016-11-17 2018-05-31 三和酒類株式会社 マイクロ波加熱蒸留法を用いた果実および/または果皮スピリッツの製造方法
JP2018126115A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 アサヒビール株式会社 アルコール飲料及びその製造方法
JP2018143212A (ja) * 2017-03-09 2018-09-20 アサヒビール株式会社 容器詰め炭酸アルコール飲料及びその製造方法
JP2020043771A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 サッポロビール株式会社 浸漬酒およびアルコール飲料の製造方法、ならびに、浸漬酒およびアルコール飲料の香味向上方法
JP2020065477A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 アサヒビール株式会社 アルコール飲料
JP2020130060A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 サッポロビール株式会社 果実酒の製造方法、及び、果実酒のポリフェノールの増量方法
KR20210070682A (ko) * 2019-12-05 2021-06-15 대봉엘에스 주식회사 청귤의 식물수를 포함하는 항균 및 항진균용 조성물
WO2022043656A1 (en) * 2020-08-26 2022-03-03 Ortet Limited Process for the manufacture of an alcoholic beverage
CN114164073A (zh) * 2021-10-29 2022-03-11 山东姜公农业科技有限公司 一种姜香型蒸馏酒及其制备方法
CN114774229A (zh) * 2022-04-26 2022-07-22 重庆三峡职业学院 一种高品质红橘果酒的酿造工艺

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101254877B1 (ko) * 2011-03-31 2013-04-15 (주) 장앤크래프트 브루어리 [사과껍질을 이용한 맥주의 제조방법]
JP6468858B2 (ja) * 2015-01-23 2019-02-13 サントリーホールディングス株式会社 柑橘類の蒸溜酒を含有するアルコール飲料
JP7267844B2 (ja) 2019-06-07 2023-05-02 サントリーホールディングス株式会社 蒸留酒

Cited By (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8163319B2 (en) 2004-07-23 2012-04-24 Suntory Holdings Limited Method of production of an alcohol-dipped food or drink
KR101286443B1 (ko) 2004-07-23 2013-07-18 산토리 홀딩스 가부시키가이샤 알코올 침지물 또는 그것을 사용한 식품 혹은 음료 및 그제조 방법
WO2006009252A1 (ja) * 2004-07-23 2006-01-26 Suntory Limited アルコール浸漬物またはそれを用いた食品もしくは飲料およびその製造方法
JP2007068505A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Nakano Bc Kk 非混濁性香辛料風味梅酒およびその製造方法
JP2007124906A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Asahi Breweries Ltd 蒸留酒の製造方法および蒸留酒
JP4619267B2 (ja) * 2005-11-01 2011-01-26 アサヒビール株式会社 蒸留酒の製造方法および蒸留酒
US8993024B2 (en) 2006-01-23 2015-03-31 Suntory Holdings Limited Food or drink and method of production thereof
WO2007083812A1 (ja) 2006-01-23 2007-07-26 Suntory Limited 食品又は飲料及びその製造方法
KR101303401B1 (ko) * 2006-01-23 2013-09-05 산토리 홀딩스 가부시키가이샤 식품 또는 음료 및 그 제조 방법
JP2009213410A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Takara Shuzo Co Ltd 料理用酒類及びその用途、並びに、加工食品
JP2010136658A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Suntory Holdings Ltd 柑橘類由来の果汁及び/または柑橘類果実成分含有原料酒とグリセリンとを含有するアルコール飲料
JP2013198433A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Takara Shuzo Co Ltd 新規蒸留酒類及びその製造方法
WO2016052462A1 (ja) * 2014-09-30 2016-04-07 サントリーホールディングス株式会社 エタノール水溶液の製造方法
JP2016067316A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 サントリーホールディングス株式会社 エタノール水溶液の製造方法
US20170226452A1 (en) * 2014-09-30 2017-08-10 Suntory Holdings Limited Manufacturing method for ethanol aqueous solution
US10745657B2 (en) 2014-09-30 2020-08-18 Suntory Holdings Limited Manufacturing method for ethanol aqueous solution
JP2015091268A (ja) * 2015-02-05 2015-05-14 京屋酒造有限会社 焼酎リキュールの製造方法
JP2017060435A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 新潟環境開発株式会社 パッションフルーツ酒の製造方法
JP2018082690A (ja) * 2016-11-17 2018-05-31 三和酒類株式会社 マイクロ波加熱蒸留法を用いた果実および/または果皮スピリッツの製造方法
JP2018153197A (ja) * 2016-11-17 2018-10-04 三和酒類株式会社 マイクロ波加熱蒸留法を用いた果実および/または果皮スピリッツの製造方法
JP2018126115A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 アサヒビール株式会社 アルコール飲料及びその製造方法
JP7127961B2 (ja) 2017-02-10 2022-08-30 アサヒビール株式会社 アルコール飲料及びその製造方法
WO2018147153A1 (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 アサヒビール株式会社 アルコール飲料及びその製造方法
JP7471764B2 (ja) 2017-03-09 2024-04-22 アサヒビール株式会社 容器詰め炭酸アルコール飲料及びその製造方法
JP2018143212A (ja) * 2017-03-09 2018-09-20 アサヒビール株式会社 容器詰め炭酸アルコール飲料及びその製造方法
JP7418529B2 (ja) 2017-03-09 2024-01-19 アサヒビール株式会社 容器詰め炭酸アルコール飲料及びその製造方法
JP2020043771A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 サッポロビール株式会社 浸漬酒およびアルコール飲料の製造方法、ならびに、浸漬酒およびアルコール飲料の香味向上方法
JP7208748B2 (ja) 2018-09-14 2023-01-19 サッポロビール株式会社 浸漬酒およびアルコール飲料の製造方法、ならびに、浸漬酒およびアルコール飲料の香味向上方法
JP2020065477A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 アサヒビール株式会社 アルコール飲料
JP7468988B2 (ja) 2018-10-24 2024-04-16 アサヒビール株式会社 アルコール飲料
JP2020130060A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 サッポロビール株式会社 果実酒の製造方法、及び、果実酒のポリフェノールの増量方法
KR102333102B1 (ko) * 2019-12-05 2021-11-30 대봉엘에스 주식회사 청귤의 식물수를 포함하는 항균 및 항진균용 조성물
KR20210070682A (ko) * 2019-12-05 2021-06-15 대봉엘에스 주식회사 청귤의 식물수를 포함하는 항균 및 항진균용 조성물
WO2022043656A1 (en) * 2020-08-26 2022-03-03 Ortet Limited Process for the manufacture of an alcoholic beverage
CN114164073A (zh) * 2021-10-29 2022-03-11 山东姜公农业科技有限公司 一种姜香型蒸馏酒及其制备方法
CN114774229A (zh) * 2022-04-26 2022-07-22 重庆三峡职业学院 一种高品质红橘果酒的酿造工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JP4302871B2 (ja) 2009-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4302871B2 (ja) 新規な蒸留酒とその製造法
JP6092126B2 (ja) アムラ由来成分含有果実系飲食品
US11672266B2 (en) Production of ethanol-free vanilla extracts
AU2011200575A1 (en) Juice recovery process
JP4744661B2 (ja) 低アルコール飲料の製造方法
JP5178615B2 (ja) 柑橘果実の自然な香味を向上させる柑橘果実混合物及びそのアルコール抽出液
JP6646709B2 (ja) マイクロ波加熱蒸留法を用いた果実および/または果皮スピリッツの製造方法
JP2006101723A (ja) ブランデーの製造法
JP6611286B2 (ja) マイクロ波蒸留を用いた蒸留酒の製造方法
KR100685110B1 (ko) 무화과 활성물질을 이용한 켄음료의 제조방법
RU2123518C1 (ru) Композиция ингредиентов для производства алкогольного напитка
JP2006280292A (ja) 高品質果汁及び果実酒の製造法
JP6440437B2 (ja) エタノール水溶液の製造方法
JP2008079558A (ja) 超臨界向流抽出により製造される呈味改善剤
JP2008263942A (ja) 混合茶
JP4619267B2 (ja) 蒸留酒の製造方法および蒸留酒
Iancu Comparative analysis of the aromatic, sensory profile of the elder flower (Sambucus nigra) compote, an innovative product, with beverages of “elder flower juice” type
JP4224625B2 (ja) 香料組成物
US20230263202A1 (en) Production of Ethanol-free Vanilla Extracts
JP7283826B1 (ja) 発酵柑橘果汁製品の製造方法
JP4250503B2 (ja) 食酢
KR102361963B1 (ko) 사과 농축액을 이용한 들기름 제조방법
JP7267844B2 (ja) 蒸留酒
JPH0595764A (ja) バニラビーンズの熟成方法
RU2622247C1 (ru) Безалкогольный напиток "вавирдош"

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070907

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070910

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080527

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090305

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090407

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090423

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4302871

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130501

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140501

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term