JP2002117042A - エージェント協調処理装置 - Google Patents

エージェント協調処理装置

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JP2002117042A
JP2002117042A JP2001279816A JP2001279816A JP2002117042A JP 2002117042 A JP2002117042 A JP 2002117042A JP 2001279816 A JP2001279816 A JP 2001279816A JP 2001279816 A JP2001279816 A JP 2001279816A JP 2002117042 A JP2002117042 A JP 2002117042A
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哲郎 森本
Atsushi Nakamura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数エキスパートシステム間での、古く
なったメッセージの削除、古いメッセージに対して新し
いメッセージの利用、後から詳細化されたメッセージと
のリンクや合成、関連複数メッセージの取りだしや追
加、必要なメッセージを受信した時点での処理の再開が
可能なエージェント協調処理装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 メッセージを入力するメッセージ入力手
段201、メッセージを蓄積するメッセージキューイン
グ手段202、キューイングされたメッセージを取りだ
し対応する処理を知識・ルールベース格納手段204か
ら得て、実行する知識・ルールベース解釈手段203、
時間を計測する時間計測手段205、メッセージキュー
イング手段202内のメッセージの操作を行なう、メッ
セージキュー操作手段206、メッセージを出力するメ
ッセージ出力手段207からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、知識ベースやルー
ルベースを含むプログラムに関し、ユーザの要求を代行
するエージェント、エキスパートシステムを使用して、
スケジュール調整やユーザの探索を行なうエージェント
協調処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、特開平6−4287号公報に開示
されているエキスパートシステムがある。図15の様に
エキスパートシステム内部での多くのアイデアが存在す
るが、エキスパートシステム間をネットワークでつな
ぎ、メッセージでやりとりするエキスパートシステムで
は、特開平9−231184号公報などに開示された、
メッセージを直接、解釈するものが多い。また、エキス
パートシステム間のやりとりに共有黒板(特開平6−2
14613号公報)を利用したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエキスパートシステムでは、メッセージを直接解釈
して利用するものが多く、受信メッセージを解釈前に蓄
積して、その順の変更や参照、削除、追加、合成などの
操作ができず、複数のエキスパートシステム間のメッセ
ージのやりとりで下記のような課題がある。マルチキャ
ストやブロードキャストなどで、時間的に古くなったメ
ッセージのチェックや削除、古いメッセージに対して新
しいメッセージの利用、後からの詳細化されたメッセー
ジとのリンク、関連のある複数メッセージの取りだし、
マルチキャストやブロードキャストしたメッセージに対
する応答メッセージの受信が、ある指定されたタイムア
ウト以前に、必要なメッセージを受信したら処理を再開
するなど、メッセージの内容に関連したメッセージ処理
など不可能な機能が多く、課題である。
【0004】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、受信メッセージに対するさまざまな機能を提供し、
より柔軟に対処できることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、他のエージェントを介して送られてきた
他のユーザーのメッセージを受信するメッセージ入力手
段と、受信した前記メッセージを順に蓄積する第1メッ
セージキューイング手段と、所有者ユーザーに送るメッ
セージを順に蓄積する第2メッセージキューイング手段
と、ユーザインタフェースを具備したエージェントを介
して所有者ユーザーにメッセージを送信するメッセージ
送信手段と、前記メッセージ入力手段が会議開催日程通
知メッセージを受信した際に、送信先の所有者ユーザー
がログインしている場合には前記メッセージ出力手段を
介して前記会議開催日程通知メッセージを前記送信先の
所有者ユーザーに送信し、前記送信先の所有者ユーザー
がログインしていない場合には前記会議開催日程通知メ
ッセージを前記第2メッセージキューイング手段に蓄積
し、前記送信先の所有者ユーザーがログインしたとき
に、蓄積された前記会議開催日程通知メッセージを前記
メッセージ出力手段を介して前記送信先の所有者ユーザ
ーに送信する知識・ルールベース解釈手段と、を具備し
たものである。これにより、2つのメッセージキューを
関連付けることにより、通知事項をユーザのログイン時
に通知することができる。
【0006】また、本発明は、知識記述と動作記述とを
要素として構成されるエージェントがメッセージをキュ
ーイングし、そのメッセージの中身を見て、他の処理
(時間計測など)に関連して操作することができるよう
にしたものである。
【0007】これにより、エージェントへの多くのメッ
セージに対して、必要なメッセージの取りだし、他のメ
ッセージに対する処理をしないで、必要なメッセージを
得た時点での処理、より新しいメッセージの利用、新し
いメッセージによるメッセージの詳細化や関連など、メ
ッセージに対する多彩な処理が可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、他のエ
ージェントを介して送られてきた他のユーザーのメッセ
ージを受信するメッセージ入力手段と、受信した前記メ
ッセージを順に蓄積する第1メッセージキューイング手
段と、所有者ユーザーに送るメッセージを順に蓄積する
第2メッセージキューイング手段と、ユーザインタフェ
ースを具備したエージェントを介して所有者ユーザーに
メッセージを送信するメッセージ送信手段と、前記メッ
セージ入力手段が会議開催日程通知メッセージを受信し
た際に、送信先の所有者ユーザーがログインしている場
合には前記メッセージ出力手段を介して前記会議開催日
程通知メッセージを前記送信先の所有者ユーザーに送信
し、前記送信先の所有者ユーザーがログインしていない
場合には前記会議開催日程通知メッセージを前記第2メ
ッセージキューイング手段に蓄積し、前記送信先の所有
者ユーザーがログインしたときに、蓄積された前記会議
開催日程通知メッセージを前記メッセージ出力手段を介
して前記送信先の所有者ユーザーに送信する知識・ルー
ルベース解釈手段と、を具備したものである。これによ
り、2つのメッセージキューを関連付けることにより、
通知事項をユーザのログイン時に通知することができ
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
エージェント協調処理装置において、前記送信先の所有
者ユーザーが前記会議開催日程通知メッセージに記載さ
れた会議に出席しなかった場合に、前記会議の議事録メ
ッセージを受信したときに、前記第2メッセージキュー
イング手段に格納された前記会議開催日程通知メッセー
ジと前記第1メッセージキューイング手段に格納された
前記議事録メッセージをリンクおよび合成して関連づ
け、前記リンクおよび合成情報を前記送信先ユーザーに
通知する。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2記載のエージェント協調処理装置において、前
記第1メッセージキューイング手段または前記第2メッ
セージキューイング手段に格納された前記会議開催日程
通知メッセージを前記会議開催日程通知メッセージに記
載された会議が行われた後削除する。以下、本発明の実
施の形態について、図1から図14を用いて説明する。
【0011】図1は、本発明の実施の形態としてのエー
ジェント協調処理装置の全体構成である。ユーザはイン
タフェースエージェント101や102を通じて、ユー
ザエージェント103や104へユーザのスケジュール
や会議調整要求、探索要求などを入力する。コーディネ
ータエージェント105は、ユーザエージェント10
3、104からの会議調整要求に応じて、各ユーザエー
ジェントから該当のスケジュールを取り寄せ調整する。
その結果をユーザエージェント103、104とインタ
フェースエージェント101、102を通じて報告す
る。
【0012】また、協調促進器106は、ユーザエージ
ェント103、104からのユーザの探索要求に応じ
て、登録されているユーザエージェントへの探索メッセ
ージのマルチキャストなどを行なう。
【0013】エージェント環境用サーバ群107は、エ
ージェントに対するネームサーバ、IDサーバ、エージェ
ント管理サーバからなる。
【0014】この様な全体構成の内、以下は主にユーザ
エージェント103に関して実施の形態1から実施の形
態3で説明する。
【0015】(実施の形態1)図2に本発明の実施の形
態1におけるエージェントのブロック図を示す。図2に
おいて、201は他のエージェントやユーザの入出力を
行なうインタフェースエージェントからのメッセージを
受信するメッセージ入力手段、202は受信したメッセ
ージを蓄積するメッセージキューイング手段、203
は、メッセージキューイング手段からメッセージを取り
出して、対応するメッセージに対する処理を知識・ルー
ルベース格納手段から見つけ、処理を実行する知識・ル
ールベース解釈手段、204は、その知識・ルールベー
スを格納する知識・ルールベース格納手段、205は、
知識・ルールベース解釈手段からの指示により、時間を
計測し、知らせる時間計測手段、206は、知識・ルー
ルベース解釈手段からの指示により、メッセージキュー
イング手段内のメッセージを操作するメッセージキュー
操作手段、207は知識・ルールベース解釈手段からの
指示によりメッセージを他のエージェントやインタフェ
ースエージェントに送信するメッセージ出力手段であ
る。
【0016】以上のように構成されたエージェント10
3について、以下その動作を説明する。なお、エージェ
ント104も同様な動作を行うものである。
【0017】図3はエージェント103で使用される知
識・ルールベース格納手段204に格納された知識・ル
ールベースの記述である。この記述は、会議の発起人と
なったユーザエージェント103の動作と知識の記述か
らなる。知識の記述は、”knowledge”から始
まる行であり、動作記述は、”?>>[?]−−−>
[?].”の形式の部分である。?には、各動作記述に
より細かく記述される。発起人となったユーザエージェ
ント103が図1のインタフェースエージェント101
からの会議発起要求により、各ユーザエージェントから
の指定された期間のスケジュール情報収集と調整案作
成、発起人への決定案の送信という一連の動作につい
て、図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0018】図4は本エージェント103の動作手順を
示す。以下図4に従い、図3に示すような知識・ルール
ベース記述が、知識・ルールベース格納手段204に格
納されている場合を想定して、動作を説明する。
【0019】図4において、まず、メッセージ入力手段
201がインタフェースエージェントから、図3での日
程調整案作成要求の記述の内、”A>>[B]−−−>
[C].”のAの部分に相当するメッセージを得る(ス
テップ401)。メッセージキューイング手段202
は、このメッセージを蓄積する(ステップ402)。知
識・ルールベース解釈手段203は、メッセージキュー
イング手段202からメッセージを1つ取りだし、知識
・ルールベース格納手段204に格納された図3の記述
により、日程調整案作成要求の動作記述にマッチし、そ
の動作を実行する(ステップ403)。その動作とし
て、”for_all_receiver(...”と
いう記述から、メッセージ出力手段207により、各ユ
ーザエージェントへスケジュール情報を要求するメッセ
ージを、宛先”ReceiversUaList”に対
して送信する(ステップ404)。
【0020】次に、タイムアウトの時間を知識記述から
参照して、ここでは60秒を時間計測手段205に設定
し、時間がたったら報告するようにしておく。また、指
定されたメッセージがメッセージキューイング手段20
2に届いたら、そのメッセージを得て、指定した宛先か
らのメッセージの返信があった場合次の処理をするよう
に設定する。図3の”queing_...”の部分
(ステップ405)。スケジュール情報要求メッセージ
に応じて、他のエージェントからスケジュール情報応答
がメッセージ入力手段201をへて、メッセージキュー
イング手段202に蓄積される。メッセージキュー操作
手段206により、指定した宛先から指定されたメッセ
ージがメッセージキューイング手段202に届いている
かをチェックする(ステップ406)。
【0021】指定時刻より前に指定された宛先全てから
指定メッセージが届いていたなら、次の処理、図3の調
整処理へ移る。届いていないなら、その時点までに届い
た情報により調整処理を行なう。そして、調整結果をメ
ッセージ出力手段207によりインタフェースエージェ
ントをへて発起人に報告する(ステップ407)。
【0022】以上のように、本実施の形態では、メッセ
ージキューとメッセージキューに対する操作、時間計測
により、必要なメッセージを全て受信した時点もしく
は、指定した時間の時点で次の動作が可能になる。
【0023】(実施の形態2)図5は実施の形態2にお
けるエージェントのブロック図である。図5において、
501は他のエージェントやユーザの入出力を行なうイ
ンタフェースエージェント101からのメッセージを受
信するメッセージ入力手段、502は受信したメッセー
ジを蓄積するメッセージキューイング手段、503はメ
ッセージキューイング手段502からメッセージを取り
出して、対応するメッセージに対する処理を知識・ルー
ルベース格納手段504から見つけ、処理を実行する知
識・ルールベース解釈手段、504はその知識・ルール
ベースを格納する知識・ルールベース格納手段、505
は知識・ルールベース解釈手段503からの指示によ
り、メッセージキューイング手段502内のメッセージ
を操作するメッセージキュー操作手段、506は知識・
ルールベース解釈手段503の実行結果により、メッセ
ージを蓄積するメッセージキューイング手段502に蓄
積されたメッセージを操作するメッセージキュー操作手
段、507は知識・ルールベース解釈手段503の実行
結果により、メッセージを蓄積するメッセージキューイ
ング手段、508は知識・ルールベース解釈手段からの
指示によりメッセージを他のエージェントやインタフェ
ースエージェントに送信するメッセージ出力手段であ
る。
【0024】以上のように構成されたエージェントにつ
いて、以下その動作を説明する。図6はエージェントで
使用される知識・ルールベース格納手段504に格納さ
れた知識・ルールベースの記述である。この記述は、会
議の開催通知と、ユーザのログイン時の動作についての
ユーザエージェントの動作の記述からなる。参加者のユ
ーザエージェントが、会議の開***報を受信し、ユーザ
がログインしていれば、そのメッセージを通知し、ログ
インしていなければ、蓄積してユーザのログイン時に通
知するという一連の動作について、図7のフローチャー
トに基づいて説明する。
【0025】図7は本エージェント103の動作手順を
示す。以下図7に従い、図6の知識・ルールベース記述
が、知識・ルールベース格納手段504に格納されてい
る場合を想定して、動作を説明する。
【0026】図7において、まず、メッセージ入力手段
501がインタフェースエージェントから、図6での開
催日程通知の記述の内、”A>>[B]−−−>
[C].”のAの部分に相当するメッセージを得る(ス
テップ701)。メッセージキューイング手段502
は、このメッセージを蓄積する(ステップ702)。知
識・ルールベース解釈手段503は、メッセージキュー
イング手段502からメッセージを1つ取りだし、知識
・ルールベース格納手段504に格納された図6の記述
により、開催日程通知の動作記述にマッチし、その動作
を実行する(ステップ703)。
【0027】その動作として、”notif
y(...”という記述から、ユーザがログインしてい
れば、今得たメッセージをメッセージ出力手段508を
通じて、インタフェースエージェントに送信し、ユーザ
に開催日程通知を表示する。ユーザがログインしていな
ければ、メッセージキューイング手段506へこのメッ
セージを蓄積する(ステップ704)。
【0028】メッセージ入力手段501から、図6のユ
ーザのログインに対応するメッセージが届き(ステップ
705)、メッセージキューイング手段502に蓄積さ
れ(ステップ706)、知識・ルールベース解釈手段5
03により、図6でのユーザのログインでのメッセージ
にマッチしたなら、”Interpret:...”の
部分を実行し、同じ図6の記述の内、ユーザから通知事
項を要求されたなら、通知事項を知らせるという部分の
記述にマッチして、そこでの動作を行なう。ここでの動
作は通知事項があるかをメッセージキュー操作手段50
5を通じてチェックし、あるならメッセージキューイン
グ手段507から通知事項をかき集めて(ステップ70
7)、メッセージ出力手段508により、通知事項をユ
ーザのもとへ送信する。(ステップ708)。
【0029】以上のように、本実施の形態では、メッセ
ージキュー操作手段505により、2つのメッセージキ
ューを関連付けることにより、通知事項をユーザのログ
イン時に通知することができる。
【0030】また、例えば、会議開***報をメッセージ
として送信し、出席しなかったユーザのユーザエージェ
ントへ、その後、その議事録のメッセージを送信し、会
議開***報メッセージと議事録のメッセージをラベルな
どにより関連づけ、リンクさせたり、合成させたりして
効率よくユーザに通知することなどや、時間計測時間を
利用して、行なわれてしまった会議や予定に関する蓄積
メッセージを削除することなどが多くの応用例が考えら
れる。
【0031】(実施の形態3)図8は実施の形態3にお
けるエージェントのブロック図である。図8において、
801、810は他のエージェントやユーザの入出力を
行なうインタフェースエージェント101、102から
のメッセージを受信するメッセージ入力手段、802は
受信したメッセージを蓄積するメッセージキューイング
手段、803、811はメッセージキューイング手段8
02からメッセージを取り出して、対応するメッセージ
に対する処理を知識・ルールベース格納手段804から
見つけ、処理を実行する知識・ルールベース解釈手段、
804、812はその知識・ルールベースを格納する知
識・ルールベース格納手段、805は知識・ルールベー
ス解釈手段803からの指示により、時間を計測し、知
らせる時間計測手段、806は知識・ルールベース解釈
手段803からの指示により、メッセージキューイング
手段802内のメッセージを操作するメッセージキュー
操作手段、807、813は知識・ルールベース解釈手
段803からの指示によりメッセージを他のエージェン
トやインタフェースエージェント101に送信するメッ
セージ出力手段、808はスケジュール情報を格納する
スケジュール知識格納手段、809はエージェント名と
その居場所情報を格納するエージェント居場所知識格納
手段である。また、インタフェースエージェント10
1、102はそれぞれ対応するエージェントとユーザと
のインタフェースの役割をし、メッセージ入力手段やメ
ッセージ出力手段を通じて通信する。
【0032】以上のように構成されたエージェント10
3について、以下その動作を説明する。図9に示すよう
な知識・ルールベース記述は知識・ルールベース格納手
段804に、図10に示すような知識・ルールベース記
述はエージェント居場所知識格納手段に、図11に示す
ような知識・ルールベース記述は知識・ルールベース格
納手段812に、図12に示すような知識・ルールベー
ス記述はスケジュール知識格納手段808に、それぞれ
格納されている。これらの記述により、あるユーザエー
ジェントからの所有者探索要求時に、そのユーザのスケ
ジュールを参照し、そのスケジュールに記載された居場
所情報により、その居場所にいるユーザエージェントを
通じて、ユーザの居場所を確認する動作についての、知
識記述と動作の記述からなる。この一連の動作につい
て、図13、図14のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0033】図13、14は本エージェントの動作手順
を示す。以下図13、14に示す動作フローに従い、図
9から図12までの知識・ルールベース記述が、それぞ
れの格納手段に格納されている場合を想定して、動作を
説明する。
【0034】図8において、まず、インタフェースエー
ジェント101や他のエージェントからのメッセージを
メッセージ入力手段801が受信する(ステップ130
1、1302)。メッセージキューイング手段802が
これを蓄積する(ステップ1303)。
【0035】知識・ルールベース解釈手段803は、メ
ッセージキューイング手段802からメッセージを1つ
取りだし、知識・ルールベース格納手段804に格納さ
れた図9の記述により、所有者探索タスクへの動作記述
にマッチし、その動作を実行する(ステップ130
4)。その動作として、”search_owne
r(...”という記述において次のような動作を行な
う。まず、スケジュール知識格納手段808に格納され
たスケジュール知識、図12から現在の時刻に一致する
スケジュールを選び、例えば、1行目の1998年3月
11日の18時から20時のスケジュール情報が現時刻
とすると、場所の情報”会議室1”により、図10の記
述が格納されたエージェント居場所知識格納手段809
の情報を参照し、”会議室1”に一致するエージェント
名は、”user1_ua”と”user_ua”となる。これらのユ
ーザエージェントに対して所有者探索要求をメッセージ
出力手段807が送信する(ステップ1305)。
【0036】またこの時、これらのメッセージへのタイ
ムアウトの時間を時間計測手段805に設定し(ステッ
プ1306)、メッセージキュー操作手段806によっ
て、受信したかどうかをチェックする(ステップ130
7)。そして、送信したエージェントからのメッセージ
を受けとり、メッセージ出力手段807が、所有者探索
結果をインタフェースエージェント101などに出力す
る。
【0037】また、所有者探索要求を受けとったユーザ
エージェントは、図8のメッセージ入力手段に受けとり
(ステップ1401)、図8の知識・ルールベース格納
手段812に格納された図11の記述により、所有者探
索要求の部分がマッチし(ステップ1402)、インタ
フェースエージェント102にメッセージ出力手段81
3を通じて送信する(ステップ1403)。
【0038】インタフェースエージェント102で
は、”〜さんを探しています。〜さんいませんか?”な
どのメッセージを出力して、〜さんがいるかどうかの情
報を得る(ステップ1404)。その情報をメッセージ
入力手段810が得て(図11のインタフェースエージ
ェントからの所有者探索応答の記述部分)(ステップ1
405)、知識・ルールベース解釈手段811により、
探索者へ応答をメッセージ出力手段813により送信す
る(ステップ1407)。
【0039】以上のように、本実施の形態では、スケジ
ュール情報を利用して、あたりをつけ、他のユーザエー
ジェントを使用してユーザの探索を行なうことができ
る。ここでは、スケジュールの場所情報を利用したが、
スケジュールに記載された、参加者などの人間関係の情
報や、複数のスケジュールの傾向からユーザの居場所を
推定したりなど、多くのスケジュール情報を利用したユ
ーザ探索の方法が考えられる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明は、メッセージキ
ューとメッセージキューに対する操作、時間計測によ
り、必要なメッセージを全て受信した時点もしくは、指
定した時間の時点で次の動作が可能になるために、受信
メッセージに対して、その順の変更や参照、削除、追
加、合成などのさまざまな機能の提供により柔軟な協調
処理を実現することが可能となる。
【0041】また、スケジュール情報を利用して、あた
りをつけ、他のユーザエージェントを使用してユーザの
探索を行なうことが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるエージェント協調
処理装置の全体構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1におけるエージェントのブロック
【図3】実施の形態1におけるエージェントの知識・ル
ールベース記述を示す図
【図4】実施の形態1におけるエージェントの手順を示
すフロー図
【図5】実施の形態2におけるエージェントのブロック
【図6】実施の形態2におけるエージェントの知識・ル
ールベース記述を示す図
【図7】実施の形態2におけるエージェントの手順を示
すフロー図
【図8】実施の形態3におけるエージェントのブロック
【図9】実施の形態3におけるエージェントの知識・ル
ールベース記述を示す図
【図10】実施の形態3におけるエージェントの知識・
ルールベース記述を示す図
【図11】実施の形態3におけるエージェントの知識・
ルールベース記述を示す図
【図12】実施の形態3におけるエージェントの知識・
ルールベース記述を示す図
【図13】実施の形態3におけるエージェントの手順1
を示すフロー図
【図14】実施の形態3におけるエージェントの手順2
を示すフロー図
【図15】従来のエキスパートシステムの構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
101 インタフェースエージェント 102 インタフェースエージェント 103 ユーザエージェント 104 ユーザエージェント 105 コーディネータエージェント 106 協調促進器 107 エージェント環境用サーバ群 201 メッセージ入力手段 202 メッセージキューイング手段 203 知識・ルールベース解釈手段 204 知識・ルールベース格納手段 205 時間計測手段 206 メッセージキュー操作手段 207 メッセージ出力手段 501 メッセージ入力手段 502 メッセージキューイング手段 503 知識・ルールベース解釈手段 504 知識・ルールベース格納手段 505 メッセージキュー操作手段 506 メッセージキュー操作手段 507 メッセージキューイング手段 508 メッセージ出力手段 801 メッセージ入力手段 802 メッセージキューイング手段 803 知識・ルールベース解釈手段 804 知識・ルールベース格納手段 805 時間計測手段 806 メッセージキュー操作手段 807 メッセージ出力手段 808 スケジュール知識格納手段 809 エージェント居場所知識格納手段 810 メッセージ入力手段 811 知識・ルールベース解釈手段 812 知識・ルールベース格納手段 813 メッセージ出力手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他のエージェントからのメッセージを受
    信するメッセージ入力手段と、受信した前記メッセージ
    を順に蓄積する第1メッセージキューイング手段と、他
    のユーザーに送るメッセージを順に蓄積する第2メッセ
    ージキューイング手段と、他のエージェントを介し前記
    他のユーザーにメッセージを送信するメッセージ送信手
    段と、前記メッセージ入力手段が会議開催通知メッセー
    ジを受信した際に、送信先ユーザーがログインしている
    場合には前記メッセージ出力手段を介して前記会議開催
    通知メッセージを前記送信先ユーザーに送信し、前記送
    信先ユーザーがログインしていない場合には前記会議開
    催通知メッセージを前記第2メッセージキューイング手
    段に蓄積し、前記送信先ユーザーがログインし前記会議
    開催通知メッセージの要求を行ったときに、蓄積された
    前記会議開催通知メッセージを前記メッセージ出力手段
    を介して前記送信先ユーザーに送信する知識・ルールベ
    ース解釈手段と、を具備したことを特徴とするエージェ
    ント協調処理装置。
  2. 【請求項2】 前記送信先ユーザーが前記会議開催通知
    メッセージに記載された会議に出席しなかった場合に、
    前記会議開催通知メッセージと前記会議の議事録をリン
    クおよび合成することで関連づけ前記送信先ユーザーに
    通知することを特徴とする請求項1記載のエージェント
    協調処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1メッセージキューイング手段お
    よび前記第2メッセージキューイング手段に格納された
    前記会議開催通知メッセージを前記会議開催通知メッセ
    ージに記載された会議が行われた後削除することを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のエージェント協調
    処理装置。
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