JP2002116532A - マスクパターンの作製方法、薄膜のパターニング方法、及びマイクロデバイスの製造方法 - Google Patents

マスクパターンの作製方法、薄膜のパターニング方法、及びマイクロデバイスの製造方法

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JP2002116532A
JP2002116532A JP2000305684A JP2000305684A JP2002116532A JP 2002116532 A JP2002116532 A JP 2002116532A JP 2000305684 A JP2000305684 A JP 2000305684A JP 2000305684 A JP2000305684 A JP 2000305684A JP 2002116532 A JP2002116532 A JP 2002116532A
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JP2000305684A
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Satoshi Uejima
聡史 上島
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光器などの光学的限界以下の狭小なパター
ンを有するマスクパターンを作製する方法を提供し、も
って薄膜パターニングを狭小化する方法を提供する。 【解決手段】 基板1上、被ミリング薄膜2、ポリメチ
ルグルタルイミド(PMGI)層3及び電極膜4を形成
し、この電極膜4上にレジストフレーム7を形成する。
次いで、このレジストフレーム7内に電極膜4を電極と
して、フレームメッキ法により金属メッキ膜8を形成
し、レジストフレーム7を溶解除去することにより金属
パターン層9を形成する。この金属パターン層9にエッ
チング処理を施すことにより、狭小化されたプレマスク
パターン10を形成し、PMGI層3をアルカリ水溶液
で溶解除去することにより、狭小化されたマスクパター
ン11を得る。次いで、マスクパターン11を介して被
ミリング薄膜2をミリングし、パターニング薄膜12を
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスクパターンの
作製方法、薄膜のパターニング方法、及びマイクロデバ
イスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜のパターニング方法には、ミリング
法を用いる方法、リフトオフ法を用いる方法、さらには
ミリング法とリフトオフ法とを併用する方法がある。そ
して、薄膜をパターニングするために用いるマスクパタ
ーンは、パターニングする際に除去した部材が側面に付
着することを防止して、バリの発生を抑制すること、及
び有機溶剤による除去を容易にすることなどの目的か
ら、その縦方向の断面がT形状又は逆台形状のものを用
いるのが通例である。
【0003】このようなマスクパターンは、例えば、特
公平7−6058号に記載されているように通常の露光
処理及び現像処理を施すことにより、上層部分がフォト
レジストからなり、下層部分がポリメチルグルタルイミ
ドからなる2層構造、いわゆるBi−layer型のレ
ジストパターンから構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなマスクパターンは、露光処理時に使用する露光機
の性能に依存し、その光学的限界によって、狭小なパタ
ーンを形成することができない。このため、比較的幅広
なマスクパターンしか形成することができず、したがっ
て、薄膜パターニングの狭小化についても自ずから制限
されていた。
【0005】本発明は、露光器などの光学的限界以下の
狭小なパターンを有するマスクパターンを作製する方法
を提供し、もって薄膜パターニングを狭小化する方法を
提供することをも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明のマスクパターンの作製方法(第1の作製方法)
は、フレームメッキ法により金属パターン層を形成し、
この金属パターン層にエッチング処理を施すことによ
り、狭小化されたマスクパターンを作製することを特徴
とする。
【0007】また、本発明のマスクパターンの作製方法
(第2の作製方法)は、リラックス法及びフレームメッ
キ法により、狭小化されたマスクパターンを作製するこ
とを特徴とする。
【0008】さらに、本発明のマスクパターンの作製方
法(第3の作製方法)は、リラックス法及びフレームメ
ッキ法により金属パターン層を形成し、この金属パター
ン層にエッチング処理を施すことにより、狭小化された
マスクパターンを作製することを特徴とする。
【0009】本発明者らは、露光器などの光学的限界以
下の狭小なパターンを有するマスクパターンを作製する
方法を見出すべく、鋭意検討を行った。その結果、上記
のような方法を用いてマスクパターンを形成することに
より、露光器などの光学的限界以下の狭小なパターンを
有するマスクパターンを作製できることを見出したもの
である。
【0010】すなわち、上記第1の作製方法によれば、
フレームメッキ法によって予め形成した金属パターン層
を、エッチング処理によって狭小化するものである。し
たがって、このエッチング処理の程度あるいは時間を適
宜に調節することにより、前記金属パターン層を任意の
大きさまで狭小化でき、露光器の光学的限界以下まで狭
小化されたマスクパターンを得ることができるものであ
る。
【0011】さらに、上記第2の作製方法によれば、リ
ラックス法によって予め露光器などの光学限界以下まで
狭小化したレジストフレームを作製しておき、このレジ
ストフレーム内にフレームメッキ法を用いて金属メッキ
膜からなる金属パターン層を形成するものである。した
がって、前記光学限界以下まで狭小化されたマスクパタ
ーンを容易に形成することができるものである。
【0012】また、上記第3の作製方法は、上記第1の
作製方法と上記第2の作製方法を併合して、リラックス
法及びフレームメッキ法により狭小化された金属パター
ン層を形成した後、この金属パターン層に対してエッチ
ング処理を施すものである。したがって、光学限界以下
にまで狭小化されたマスクパターンを極めて容易に形成
することができるものである。
【0013】本発明のマスクパターンの好ましい態様に
おいては、前記マスクパターンにおいて、上層部分を金
属から構成し、下層部分をポリメチルグルタルイミド
(PMGI)からなる2層構造とする。この場合は、上
層部分と下層部分とを独立の工程によって形成すること
ができる。そして、後の工程で前記PMGI層をアルカ
リ水溶液で部分的に除去することにより、バリの発生を
抑制でき、後の工程におけるマスクパターンの溶解除去
を簡易に行うことのできる、縦方向断面がT形状又は台
形状を呈するマスクパターンを容易に作製することがで
きる。
【0014】上記2層構造のマスクパターンの作製は、
第1の作製方法による場合、具体的には、所定の基材上
にポリメチルグルタルイミド層を形成する工程と、前記
ポリメチルグルタルイミド層上に電極膜を形成する工程
と、前記電極膜上にフォトレジスト層を形成する工程
と、前記フォトレジスト層に、所定のマスクを介して露
光現像処理を施すことにより、前記フォトレジト層を前
記電極膜が露出するように部分的に除去して、レジスト
フレームを形成する工程と、前記レジストフレーム内
に、前記電極膜を電極としてメッキ法により金属メッキ
膜を形成する工程と、前記レジストフレームを溶解除去
することにより、前記金属メッキ膜よりなる金属パター
ン層を形成する工程と、前記金属パターン層に対してエ
ッチング処理を施すことにより、狭小化されたプレマス
クパターンを形成するとともに、前記電極膜の、このプ
レマスクパターンの下方に位置する部分以外を除去する
工程と、前記ポリメチルグルタルイミド層をアルカリ水
溶液で部分的に溶解除去することにより、前記マスクパ
ターンを作製する工程と、を含むことが好ましい。
【0015】また、第2の作製方法による場合、具体的
には、所定の基材上にポリメチルグルタルイミド層を形
成する工程と、前記ポリメチルグルタルイミド層上に電
極膜を形成する工程と、前記電極膜上にフォトレジスト
層を形成する工程と、前記フォトレジスト層に、所定の
マスクを介して露光現像処理を施すことによりプレレジ
ストフレームを形成する工程と、前記プレレジストフレ
ーム内を充填するように、前記プレレジストフレームの
表面に酸架橋性レジスト材を塗布する工程と、前記酸架
橋性レジスト材に加熱処理及び露光処理の少なくとも一
方を施し、前記酸架橋性レジスト材の前記プレレジスト
フレーム側を部分的に架橋させる工程と、前記酸架橋性
レジスト材の未架橋部分を溶解除去して、前記プレレジ
ストフレームの表面に前記酸架橋性レジスト材が付着し
てなる、狭小化されたレジストフレームを形成する工程
と、前記レジストフレーム内に、前記電極膜を電極とし
てメッキ法により金属メッキ膜を形成する工程と、前記
レジストフレームを溶解除去することにより、前記金属
メッキ膜よりなる金属パターン層を形成する工程と、前
記電極膜の、前記金属パターン層の下方に位置する部分
以外を除去するとともに、前記ポリメチルグルタルイミ
ド層をアルカリ水溶液を用いて部分的に除去して、前記
狭小化されたマスクパターンを形成する工程と、を含む
ことが好ましい。
【0016】さらに、第3の作製方法による場合、具体
的には、所定の基材上にポリメチルグルタルイミド層を
形成する工程と、前記ポリメチルグルタルイミド層上に
電極膜を形成する工程と、前記電極膜上にフォトレジス
ト層を形成する工程と、前記フォトレジスト層に、所定
のマスクを介して露光現像処理を施すことによりプレレ
ジストフレームを形成する工程と、前記プレレジストフ
レーム内を充填するように、前記プレレジストフレーム
の表面に酸架橋性レジスト材を塗布する工程と、前記酸
架橋性レジスト材に加熱処理及び露光処理の少なくとも
一方を施し、前記酸架橋性レジスト材の前記プレレジス
トフレーム側を部分的に架橋させる工程と、前記酸架橋
性レジスト材の未架橋部分を溶解除去して、前記プレレ
ジストフレームの表面に前記酸架橋性レジスト材が付着
してなる、狭小化されたレジストフレームを形成する工
程と、前記レジストフレーム内に、前記電極膜を電極と
してメッキ法により金属メッキ膜を形成する工程と、前
記レジストフレームを溶解除去することにより、前記金
属メッキ膜よりなる狭小化された金属パターン層を形成
する工程と、前記金属パターン層に対してエッチング処
理を施すことにより、狭小化されたプレマスクパターン
を形成するとともに、前記電極膜の、このプレマスクパ
ターンの下方に位置する部分以外を除去する工程と、前
記ポリメチルグルタルイミド層をアルカリ水溶液を用い
て部分的に溶解除去することにより、前記狭小化された
マスクパターンを形成する工程と、を含むことが好まし
い。
【0017】酸架橋性レジスト材とは、酸の存在で架橋
する材料を含むレジスト材のことを言う。
【0018】また、本発明の薄膜のパターニング方法
は、上記のようにして得られたマスクパターンを用い
て、薄膜をパターニングすることを特徴とするものであ
る。本発明の薄膜のパターニング方法は、上記のように
露光器などの光学限界以下まで狭小化されたマスクパタ
ーンを用いて薄膜のパターニングを行うため、極めて微
細にパターニングされた薄膜を得ることができる。薄膜
のパターニングは、ミリング法、リフトオフ法、及びミ
リング法とリフトオフ法とを併用して行うことができ
る。
【0019】なお、上記における「所定の基材」とは、
単独の基板のみならず、以下に示す被ミリング薄膜やマ
イクロデバイスを構成する所定の下地膜をも含むもので
ある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面と関連させ
ながら発明の実施の形態に基づいて詳細に説明する。図
1〜10は、本発明のマスクパターンの作製方法(第1
の作製方法)によって作製したマスクパターンを用い
る、本発明の薄膜のパターニング方法の一例を示す工程
図である。本例では、ミリング法によって薄膜のパター
ニングを行う場合について説明する。
【0021】最初に、図1に示すように、基板1上に被
ミリング薄膜2を、例えばスパッタリング法などによっ
て形成する。次いで、図2に示すように、被ミリング薄
膜2上にPMGI層3を塗布して形成する。次いで、図
3に示すように、PMGI層3上に、フレームメッキ法
によって金属メッキ層を形成する際の、電極としての作
用を果たす電極膜4を、スパッタリング法などによって
形成する。
【0022】次いで、図4に示すように、電極膜4上
に、例えばネガティブ型のフォトレジスト層5を塗布し
て形成するとともに、所定のマスク6を介してUV照射
などにより露光処理を施す。その後、図5に示すよう
に、現像処理によって露光された部分を溶解除去し、レ
ジストフレーム7を形成する。次いで、図6に示すよう
に、レジストフレーム7内に、フレームメッキ法により
電極膜4を電極としたメッキ処理を施し、金属メッキ膜
8を作製する。
【0023】次いで、図7に示すように、レジストフレ
ーム7を有機溶剤で溶解除去して幅W1の金属パターン
層9を形成する。次いで、図8に示すように、金属パタ
ーン層9にエッチング処理を施すことにより、金属パタ
ーン層9を狭小化するとともに、金属パターン層9の下
方に位置する部分以外の電極膜4を除去し、金属パター
ン層9の残部9A及び電極膜4の残部4Aからなる幅W
1’(<W1)プレマスクパターン10を形成する。な
お、エッチング処理は、ドライエッチング法及びウエッ
トエッチング法のいずれをも用いることができる。
【0024】次いで、図9に示すように、PMGI層3
をアルカリ水溶液で部分的に除去し、上層部分が金属パ
ターン層の残部9A及び電極膜の残部4A、すなわち金
属からなり、下層部分がPMGIからなるマスクパター
ン11を得ることができる。その後、マスクパターン1
1を介して被ミリング薄膜2をミリングすることによ
り、図10に示すようなパターニング薄膜12を作製す
ることができる。なお、マスクパターン11は後の工程
において溶解除去される。
【0025】上記において、電極膜4と金属メッキ膜8
とは同じ材料から構成されていることが好ましい。これ
によって、マスクパターン11の上層部分を単独の金属
材料から構成することができ、界面の存在による強度不
足などの問題を解消することができる。
【0026】また、上記においては、マスクパターン1
1の縦方向の断面がT形状を呈している。したがって、
上述したように、バリの発生や後の溶解除去の作業を簡
易に行うことができる。なお、上記金属パターン層のエ
ッチング処理において、このエッチング処理に異方性を
持たせることにより、逆台形状のマスクパターンをも容
易に形成することができる。
【0027】次に、第2の作製方法により作製したマス
クパターンを用いて薄膜をパターニングする、本発明の
薄膜のパターニング方法の例について示す。本例におい
ても、ミリング法によって薄膜をパターニングする場合
について示す。図11〜18は本例における薄膜のパタ
ーニング工程を示す図である。なお、図1〜10と同様
の部分については、同じ符号を用いて表している。
【0028】本例においては、最初に図1〜4に示す工
程を経ることにより、図11に示すように、電極膜4上
に幅W2のプレレジストフレーム13を形成する。次い
で、図12に示すように、プレレジストフレーム13内
を充填するように、プレレジストフレーム13の表面に
酸架橋性レジスト材14を塗布する。
【0029】次いで、酸架橋性レジスト材14に対して
加熱処理又は露光処理を施す。すると、酸架橋性レジス
ト材14中に含まれる酸の存在で架橋する材料が、その
内部に酸を発生するため、この酸によって酸架橋性レジ
スト材14が部分的に架橋し、図13に示すように、プ
レレジストフレーム13側において部分的に架橋層14
Aを形成する。
【0030】その後、酸架橋性レジスト材14の未架橋
部分を溶解除去することにより、図14に示すように、
プレレジストフレーム13の表面に架橋層14Aが付着
してなる狭小化された幅W2’(<W2)のレジストフ
レーム15を得る。図12〜14に示す工程は、通常リ
ラックス法と呼ばれる。
【0031】その後、図15に示すように、フレームメ
ッキ法によって、電極膜4を電極とするメッキ処理によ
ってレジストフレーム15内に金属メッキ膜16を形成
する。次いで、図16に示すように、レジストフレーム
15を有機溶剤などによって溶解除去し、幅W2’の金
属パターン層17を得る。
【0032】次いで、金属パターン層17の下方に位置
する部分以外の金属膜4を部分的にエッチング等によっ
て除去するとともに、PMGI層3をアルカリ水溶液で
部分的に溶解除去することにより、図17に示すよう
に、幅W2’のマスクパターン19を得る。このマスク
パターン19は、上層部分が、金属パターン層17の残
部17A及び電極膜4の残部4Aの金属からなり、下層
部分がPMGIからなる2層構造を呈する。
【0033】その後、マスクパターン19を介して被ミ
リング薄膜2にミリング処理を施すことにより、図18
に示すようなパターニングされた薄膜20を作製する。
なお、マスクパターン19は後の工程において溶解除去
される。また、上述した理由から、電極膜4と金属メッ
キ膜16は、同じ金属材料から構成されることが好まし
い。
【0034】また、図17に示すマスクパターンは縦方
向の断面がT形状を呈しているが、酸架橋性レジスト材
14の加熱又は露光条件を適宜に調節して逆台形状のレ
ジストフレーム15を形成することにより、逆台形状の
マスクパターンをも形成することができる。例えば、プ
レレジストフレーム13への露光量を減少させることに
よって、プレレジストフレーム13内の上部の架橋層を
厚く形成し、未架橋部分を溶解除去することにより、逆
台形状のレジストフレームを形成することができ、これ
によって、逆台形状のマスクパターンを形成することが
できる。
【0035】第3の作製方法により作製したマスクパタ
ーンを用いて薄膜をパターニングする場合は、上記第2
の作製方法によって薄膜をパターニングする場合の図1
1〜16の工程を経て、狭小化された金属パターン層1
7’を形成する。その後、上記第1の作製方法によって
薄膜をパターニングする場合の図8に示す工程を経て、
金属パターン層17’にエッチング処理を施して金属パ
ターン層17’を狭小化するとともに、金属パターン層
17’の下方に位置する部分以外の電極膜4を除去す
る。さらに、図9に示す工程を経ることによって狭小化
されたマスクパターン11’を得る。その後は、図10
又は図18に示す工程を経て、被ミリング薄膜をミリン
グすることにより、パターニング薄膜を作製する。
【0036】第3の作製方法は、上記第1の作製方法と
第2の作製方法とを併合し、リラックス法及びフレーム
メッキ法とエッチング処理の方法とを併用してマスクパ
ターンを作製している。したがって、上記第1の作製方
法と第2の作製方法との効果が相伴って、マスクパター
ンを露光器の光学限界以下の大きさに容易に作製するこ
とができる。したがって、微細なパターニング薄膜を容
易に作製することができる。
【0037】次に、本発明のマスクパターンの作製方法
により得たマスクパターンを用いて、リフトオフ法によ
り、薄膜をパターニングする場合について説明する。図
19〜21は、本例の薄膜パターニング方法における工
程を示す図である。なお、上述した工程図における各部
と同様の部分については、同じ符号を用いて表してい
る。
【0038】第1の作製方法によってマスクパターンを
作製し、これによって薄膜をパターニングする場合は、
被ミリング薄膜を形成することなく、図2〜8に示すよ
うな工程を実施して、図19に示すように基板1上にマ
スクパターン11を形成する。次いで、基板1上に、マ
スクパターン11を覆うようにして被パターニング薄膜
32を形成する。その後、マスクパターン11を有機溶
剤で溶解除去することによって図21に示すようなパタ
ーニング薄膜34を得る。
【0039】第2の作製方法によってマスクパターンを
作製し、これによって薄膜をパターニングする場合は、
被ミリング薄膜を形成することなく、図1〜4及び図1
1〜18に示す工程を実施して、図19に示すようなマ
スクパターン11を形成し、図20及び21に示す工程
にしたがってパターニング薄膜34を得る。この場合に
おいても、電極膜と金属メッキ膜とは同じ金属材料から
なることが好ましく、マスクパターンはT形状の縦方向
断面のみでなく逆台形状の縦方向断面をも有することが
できる。
【0040】第3の作製方法によってマスクパターンを
作製し、これによって薄膜をパターニングする場合につ
いても、被ミリング膜を形成しない以外は、上述したミ
リング法における手順にしたがって実施することができ
る。
【0041】次に、本発明のマスクパターンの作製方法
により得たマスクパターンを用いて、ミリング法及びリ
フトオフ法を併用して薄膜のパターニングを行う場合に
ついて説明する。
【0042】第1の作製方法によってマスクパターンを
作製する場合は、図1〜9に示す工程を経て、図22に
示すように、基板41上にプレパターニング薄膜42と
マスクパターン43とを形成する。次いで、図23に示
すように、基板41上にマスクパターン43を覆うよう
にして被パターニング薄膜44を形成する。次いで、図
24に示すように、マスクパターン43を有機溶剤で溶
解除去して、プレマスクパターン42を含んでなるパタ
ーニング薄膜45を得る。
【0043】第2の作製方法によってマスクパターンを
作製する場合は、図1〜4及び図11〜17に示す工程
を実施して、図22に示すようなプレパターニング薄膜
4242とマスクパターン43とを形成する。次いで、
図23及び24に示す工程にしたがって、プレマスクパ
ターン42を含んでなるパターニング薄膜45を得る。
また、第3の作製方法による場合についても、被ミリン
グ法の場合において述べた手順に準じて図22に示すマ
スクパターンを形成した後、図23及び24の工程を経
てパターニング薄膜を得る。
【0044】この場合においても、電極膜と金属メッキ
膜とは同じ金属材料からなることが好ましく、マスクパ
ターンはT形状の縦方向断面のみでなく逆台形状の縦方
向断面をも有することができる。
【0045】なお、上述したような工程を経て図9又は
17に示すようなマスクパターン11又は19を作製す
ることなく、図25に示すような凸状のレジストフレー
ム57を通常の露光現像処理によって形成し、このレジ
ストフレーム57を直接的にマスクパターンとして用い
ることも考えられる。
【0046】しかしながら、図5及び図11に示すレジ
ストフレーム7及び13の溝部の幅W1及びW2の限界
最小幅と、図25に示すレジストフレーム57の幅W3
の限界最小幅とは、レジストフレームを構成するレジス
ト材及び露光処理における露光器の光学限界によって一
義的に決定されるため、通常は等しくなる。このため、
図29に示すレジストフレーム57の幅W3は、本発明
によりレジストフレーム7及び13の溝部の幅をさらに
狭小化することにより得たマスクパターン11又は19
の幅よりも大きくなる。したがって、図25に示すよう
なレジストフレーム57を用いた場合は、本発明のパタ
ーニング薄膜に比べて、拡大化されたパターニング薄膜
しか得ることができない。
【0047】本発明のマスクパターンの作製方法、及び
これを用いた薄膜のパターニング方法は、半導体レー
ザ、光アイソレータ、マイクロアクチュエータ及び薄膜
磁気ヘッドなどのマイクロデバイスの製造において好適
に用いることができる。そして、特に、高密度記録再生
などの観点から素子の微細化が要求される薄膜磁気ヘッ
ドにおいて好適に用いることができる。
【0048】本発明のマスクパターンの作製方法及び薄
膜パターニング方法を用いて薄膜磁気ヘッドの巨大磁気
抵抗効果素子(以下、略して「GMR素子」という場合
がある)を形成する場合について説明する。図26〜2
9は、前記GMR素子を形成する場合の工程図である。
なお、図26〜29においては、磁極部分のエアベアリ
ング面(媒体対向面)に平行な断面の様子を示してい
る。
【0049】最初に、図26に示すように、例えばアル
ティツク(A1O・TiC)よりなる基板101の
上に、例えばアルミナ(A1O)よりなる絶縁層1
02を形成する。次いで、絶縁層102の上に、磁性材
料よりなる再生ヘッド用の下部シールド層103を形成
する。次いで、下部シールド層103の上に、アルミナ
等の絶縁材料よりなる第1のシールドギャップ薄膜10
4aを形成する。
【0050】次いで、第1のシールドギャップ薄膜10
4aの上に、後述するGMR素子を形成すべき領域を除
いて、アルミナ等の絶縁材料よりなる第2のシールドギ
ャップ薄膜104bを形成する。次に、第2のシールド
ギャップ薄膜104bの上に、GMR素子を構成すべき
磁性層105aを形成する。次いで、磁性層105aを
下地層とし含む基板101上において、上記図1〜9に
示すような工程を実施して、GMR素子を形成すべき位
置にマスクパターン43を形成する。
【0051】次いで、図27に示すように、マスクパタ
ーン43をマスクとして、イオンミリングなどによっ
て、磁性層105aを選択的にエッチングして、GMR
素子105を形成する。次いで、図28に示したよう
に、図23に示す工程にしたがって第1のシールドギャ
ップ薄膜104a、第2のシールドギャップ薄膜104
b及びマスクパターン43上の全面に、GMR素子10
5に電気的に接続される一対のリード層106を、所定
のパターンに形成する。その後、マスクパターン43を
溶解除去する。
【0052】すなわち、図26〜28の工程において
は、ミリング法とリフトオフ法とを併用することによっ
て、GMR素子105及び一対のリード層106からな
るパターニング薄膜を得る。
【0053】次いで、図29に示すように、シールドギ
ャップ薄膜104a,104b、GMR素子105およ
びリード層106の上に、アルミナ等の絶縁材料よりな
る第3のシールドギャップ薄膜107aを形成し、GM
R素子105をシールドギャップ薄膜104a,107
a間に埋設する。次いで、GMR素子105の近傍を除
く、第3のシールドギャップ薄膜107aの上に、アル
ミナ等の絶縁材料よりなる第4のシールドギャップ薄膜
107bを形成する。
【0054】その後は、上部シールド層兼下部磁極層1
08(以下、「上部シールド層」と略す)、記録ギャッ
プ層112、上部磁極層114、図示しない薄膜コイ
ル、及び保護層115などを順次形成し、エアベアリン
グ面の研磨を実施して薄膜磁気ヘッドを得る。なお、図
29においては、上部シールド層の側壁が垂直に自己整
合的に形成されたトリム構造を呈している。
【0055】以上、具体例を挙げながら発明の実施の形
態に即して本発明を説明してきたが、本発明は上記内容
に限定されるものではなく、本発明の範疇を逸脱しない
限りにおいてあらゆる変形や変更が可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマスクパ
ターンの作製方法によれば、露光器の光学限界にまで狭
小化されたマスクパターンを得ることができる。したが
って、このようなマスクパターンを用いることにより、
従来得ることができなかった光学限界以下のパターニン
グ幅を有するパターニング薄膜を得ることができる。ま
た、マスクパターンを上層部分が金属からなり、下層部
分がPMGIからなる2層構造にすることにより、上層
部分の作製工程と下層部分の作製工程とが独立する。し
たがって、それぞれの幅を独立に制御することができ、
T形状又は逆台形状の縦方向断面を有する任意形状のマ
スクパターンを容易に作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の薄膜パターニング方法の一例におけ
る最初の工程を示す図である。
【図2】 図1に示す工程の次の工程を示す図である。
【図3】 図2に示す工程の次の工程を示す図である。
【図4】 図3に示す工程の次の工程を示す図である。
【図5】 図4に示す工程の次の工程を示す図である。
【図6】 図5に示す工程の次の工程を示す図である。
【図7】 図6に示す工程の次の工程を示す図である。
【図8】 図7に示す工程の次の工程を示す図である。
【図9】 図8に示す工程の次の工程を示す図である。
【図10】 図9に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【図11】 本発明の薄膜パターニング方法の他の例に
おける工程を示す図である。
【図12】 図11に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【図13】 図12に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【図14】 図13に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【図15】 図14に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【図16】 図15に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【図17】 図16に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【図18】 図17に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【図19】 本発明の薄膜パターニング方法のその他の
例における工程を示す図である。
【図20】 図19に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【図21】 図20に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【図22】 本発明の薄膜パターニング方法の他の例に
おける工程を示す図である。
【図23】 図22に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【図24】 図23に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【図25】 従来のマスクパターンの一例を示す図であ
る。
【図26】 本発明のマスクパターンの作製方法及び薄
膜のパターニング方法を用いて、薄膜磁気ヘッドを製造
する場合についての工程を示す図である。
【図27】 図26に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【図28】 図27に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【図29】 図28に示す工程の次の工程を示す図であ
る。
【符号の説明】
1、41 基板 2 被ミリング薄膜 3 ポリメチルグルタルイミド層(PMGI層) 4 電極膜 5 フォトレジスト層 6 マスク 7、15 レジストフレーム 8、16 金属メッキ膜 9、17 金属パターン層 10 プレマスクパターン 11、19、43 マスクパターン 12、20、34、45 パターニング薄膜 13 プレレジストフレーム 14 酸架橋性レジスト材 32、44 被パターニング薄膜 42 プレパターニング薄膜

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームメッキ法により金属パターン層
    を形成し、この金属パターン層にエッチング処理を施す
    ことにより、狭小化されたマスクパターンを作製するこ
    とを特徴とする、マスクパターンの作製方法。
  2. 【請求項2】 前記マスクパターンは、上層部分が金属
    からなり、下層部分がポリメチルグルタルイミドからな
    る2層構造を呈することを特徴とする、請求項1に記載
    のマスクパターンの作製方法。
  3. 【請求項3】 所定の基材上にポリメチルグルタルイミ
    ド層を形成する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層上に電極膜を形成する
    工程と、 前記電極膜上にフォトレジスト層を形成する工程と、 前記フォトレジスト層に、所定のマスクを介して露光現
    像処理を施すことにより、前記フォトレジト層を前記電
    極膜が露出するように部分的に除去して、レジストフレ
    ームを形成する工程と、 前記レジストフレーム内に、前記電極膜を電極としてメ
    ッキ法により金属メッキ膜を形成する工程と、 前記レジストフレームを溶解除去することにより、前記
    金属メッキ膜よりなる前記金属パターン層を形成する工
    程と、 前記金属パターン層に対してエッチング処理を施すこと
    により、狭小化されたプレマスクパターンを形成すると
    ともに、前記電極膜の、このプレマスクパターンの下方
    に位置する部分以外を除去する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層をアルカリ水溶液で部
    分的に溶解除去することにより、前記マスクパターンを
    作製する工程と、を含むことを特徴とする、請求項2に
    記載のマスクパターンの作製方法。
  4. 【請求項4】 前記電極膜と前記金属メッキ膜とは同じ
    金属材料から構成されていることを特徴とする、請求項
    3に記載のマスクパターンの作製方法。
  5. 【請求項5】 前記マスクパターンの縦方向の断面がT
    形状又は逆台形状を呈することを特徴とする、請求項2
    〜4のいずれか一に記載のマスクパターンの作製方法。
  6. 【請求項6】 リラックス法及びフレームメッキ法によ
    り、狭小化されたマスクパターンを作製することを特徴
    とする、マスクパターンの作製方法。
  7. 【請求項7】 前記マスクパターンは、上層部分が金属
    からなり、下層部分がポリメチルグルタルイミドからな
    る2層構造を呈することを特徴とする、請求項6に記載
    のマスクパターンの作製方法。
  8. 【請求項8】 所定の基材上にポリメチルグルタルイミ
    ド層を形成する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層上に電極膜を形成する
    工程と、 前記電極膜上にフォトレジスト層を形成する工程と、 前記フォトレジスト層に、所定のマスクを介して露光現
    像処理を施すことによりプレレジストフレームを形成す
    る工程と、 前記プレレジストフレーム内を充填するように、前記プ
    レレジストフレームの表面に酸架橋性レジスト材を塗布
    する工程と、 前記酸架橋性レジスト材に加熱処理及び露光処理の少な
    くとも一方を施し、前記酸架橋性レジスト材の前記プレ
    レジストフレーム側を部分的に架橋させる工程と、 前記酸架橋性レジスト材の未架橋部分を溶解除去して、
    前記プレレジストフレームの表面に前記酸架橋性レジス
    ト材が付着してなる、狭小化されたレジストフレームを
    形成する工程と、 前記レジストフレーム内に、前記電極膜を電極としてメ
    ッキ法により金属メッキ膜を形成する工程と、 前記レジストフレームを溶解除去することにより、前記
    金属メッキ膜よりなる金属パターン層を形成する工程
    と、 前記電極膜の、前記金属パターン層の下方に位置する部
    分以外を除去するとともに、前記ポリメチルグルタルイ
    ミド層をアルカリ水溶液を用いて部分的に除去して、前
    記狭小化されたマスクパターンを形成する工程と、を含
    むことを特徴とする、請求項7に記載のマスクパターン
    の作製方法。
  9. 【請求項9】 前記電極膜と前記金属メッキ膜とは同じ
    金属材料から構成されていることを特徴とする、請求項
    8に記載のマスクパターンの作製方法。
  10. 【請求項10】 前記マスクパターンの縦方向の断面が
    T形状又は逆台形状を呈することを特徴とする、請求項
    7〜9のいずれか一に記載のマスクパターンの作製方
    法。
  11. 【請求項11】 リラックス法及びフレームメッキ法に
    より金属パターン層を形成し、この金属パターン層にエ
    ッチング処理を施すことにより、狭小化されたマスクパ
    ターンを作製することを特徴とする、マスクパターンの
    作製方法。
  12. 【請求項12】 前記マスクパターンは、上層部分が金
    属からなり、下層部分がポリメチルグルタルイミドから
    なる2層構造を呈することを特徴とする、請求項11に
    記載のマスクパターンの作製方法。
  13. 【請求項13】 所定の基材上にポリメチルグルタルイ
    ミド層を形成する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層上に電極膜を形成する
    工程と、 前記電極膜上にフォトレジスト層を形成する工程と、 前記フォトレジスト層に、所定のマスクを介して露光現
    像処理を施すことによりプレレジストフレームを形成す
    る工程と、 前記プレレジストフレーム内を充填するように、前記プ
    レレジストフレームの表面に酸架橋性レジスト材を塗布
    する工程と、 前記酸架橋性レジスト材に加熱処理及び露光処理の少な
    くとも一方を施し、前記酸架橋性レジスト材の前記プレ
    レジストフレーム側を部分的に架橋させる工程と、 前記酸架橋性レジスト材の未架橋部分を溶解除去して、
    前記プレレジストフレームの表面に前記酸架橋性レジス
    ト材が付着してなる、狭小化されたレジストフレームを
    形成する工程と、 前記レジストフレーム内に、前記電極膜を電極としてメ
    ッキ法により金属メッキ膜を形成する工程と、 前記レジストフレームを溶解除去することにより、前記
    金属メッキ膜よりなる狭小化された金属パターン層を形
    成する工程と、 前記金属パターン層に対してエッチング処理を施すこと
    により、狭小化されたプレマスクパターンを形成すると
    ともに、前記電極膜の、このプレマスクパターンの下方
    に位置する部分以外を除去する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層をアルカリ水溶液を用
    いて部分的に溶解除去することにより、前記狭小化され
    たマスクパターンを形成する工程と、を含むことを特徴
    とする、請求項12に記載のマスクパターンの作製方
    法。
  14. 【請求項14】 前記電極膜と前記金属メッキ膜とは同
    じ金属材料から構成されていることを特徴とする、請求
    項13に記載のマスクパターンの作製方法。
  15. 【請求項15】 前記マスクパターンの縦方向の断面が
    T形状又は逆台形状を呈することを特徴とする、請求項
    12〜14のいずれか一に記載のマスクパターンの作製
    方法。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれか一に記載の
    マスクパターンを用いて薄膜のパターニングを行うこと
    を特徴とする、薄膜のパターニング方法。
  17. 【請求項17】 所定の基材上に被ミリング薄膜を形成
    する工程と、 前記被ミリング薄膜上にポリメチルグルタルイミド層を
    形成する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層上に電極膜を形成する
    工程と、 前記電極膜上にフォトレジスト層を形成する工程と、 前記フォトレジスト層に、所定のマスクを介して露光現
    像処理を施すことにより、前記フォトレジスト層を前記
    電極膜が露出するように部分的に除去して、レジストフ
    レームを形成する工程と、 前記レジストフレーム内に、前記電極膜を電極としてメ
    ッキ法により金属メッキ膜を形成する工程と、 前記レジストフレームを溶解除去して、前記金属メッキ
    膜よりなる金属パターン層を形成する工程と、 前記金属パターン層に対してエッチング処理を施すこと
    により、狭小化されたプレマスクパターンを形成すると
    ともに、前記電極膜の、このプレマスクパターンの下方
    に位置する部分以外を除去する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層をアルカリ水溶液で部
    分的に溶解除去することにより、狭小化されたマスクパ
    ターンを作製する工程と、 前記マスクパターンを介して前記被ミリング薄膜にミリ
    ング処理を行うことにより、パターニングされた薄膜を
    形成する工程と、を含むことを特徴とする、請求項16
    に記載の薄膜のパターニング方法。
  18. 【請求項18】 前記電極膜と前記金属メッキ膜とは同
    じ金属材料から構成されていることを特徴とする、請求
    項17に記載の薄膜のパターニング方法。
  19. 【請求項19】 前記マスクパターンの縦方向の断面が
    T形状又は逆台形状を呈することを特徴とする、請求項
    17又は18に記載の薄膜のパターニング方法。
  20. 【請求項20】 所定の基材上に被ミリング薄膜を形成
    する工程と、 前記被ミリング薄膜上にポリメチルグルタルイミド層を
    形成する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層上に電極膜を形成する
    工程と、 前記電極膜上にフォトレジスト層を形成する工程と、 前記フォトレジスト層に、所定のマスクを介して露光現
    像処理を施すことによりプレレジストフレームを形成す
    る工程と、 前記プレレジストフレーム内を充填するように、前記プ
    レレジストフレームの表面に酸架橋性レジスト材を塗布
    する工程と、 前記酸架橋性レジスト材に加熱処理及び露光処理の少な
    くとも一方を施し、前記酸架橋性レジスト材の前記プレ
    レジストフレーム側を部分的に架橋させる工程と、 前記酸架橋性レジスト材の未架橋部分を溶解除去して、
    前記プレレジストフレームの表面に前記酸架橋性レジス
    ト材が付着してなる、狭小化されたレジストフレームを
    形成する工程と、 前記レジストフレーム内に、前記電極膜を電極としてメ
    ッキ法により金属メッキ膜を形成する工程と、 前記レジストフレームを溶解除去することにより、前記
    金属メッキ膜よりなる金属パターン層を形成する工程
    と、 前記電極膜の、前記金属パターン層の下方に位置する部
    分以外を除去するとともに、前記ポリメチルグルタルイ
    ミド層をアルカリ水溶液を用いて部分的に除去して、狭
    小化されたマスクパターンを形成する工程と、 前記マスクパターンを介して前記被ミリング薄膜にミリ
    ング処理を行うことにより、パターニングされた薄膜を
    形成する工程と、 を含むことを特徴とする、請求項16に記載の薄膜のパ
    ターニング方法。
  21. 【請求項21】 前記電極膜と前記金属パターン層とは
    同じ金属材料から構成されていることを特徴とする、請
    求項20に記載の薄膜のパターニング方法。
  22. 【請求項22】 前記マスクパターンの縦方向の断面が
    T形状又は逆台形状を呈することを特徴とする、請求項
    20又は21に記載の薄膜のパターニング方法。
  23. 【請求項23】 所定の基材上に被ミリング薄膜を形成
    する工程と、 前記被ミリング薄膜上にポリメチルグルタルイミド層を
    形成する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層上に電極膜を形成する
    工程と、 前記電極膜上にフォトレジスト層を形成する工程と、 前記フォトレジスト層に、所定のマスクを介して露光現
    像処理を施すことによりプレレジストフレームを形成す
    る工程と、 前記プレレジストフレーム内を充填するように、前記プ
    レレジストフレームの表面に酸架橋性レジスト材を塗布
    する工程と、 前記酸架橋性レジスト材に加熱処理及び露光処理の少な
    くとも一方を施し、前記酸架橋性レジスト材の前記プレ
    レジストフレーム側を部分的に架橋させる工程と、 前記酸架橋性レジスト材の未架橋部分を溶解除去して、
    前記プレレジストフレームの表面に前記酸架橋性レジス
    ト材が付着してなる、狭小化されたレジストフレームを
    形成する工程と、 前記レジストフレーム内に、前記電極膜を電極としてメ
    ッキ法により金属メッキ膜を形成する工程と、 前記レジストフレームを溶解除去することにより、前記
    金属メッキ膜よりなる狭小化された金属パターン層を形
    成する工程と、 前記金属パターン層に対してエッチング処理を行うこと
    により、狭小化されたプレマスクパターンを形成すると
    ともに、前記電極膜の、前記金属パターン層の下方に位
    置する部分以外を除去する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層をアルカリ水溶液を用
    いて部分的に除去して、狭小化されたマスクパターンを
    形成する工程と、 前記マスクパターンを介して前記被ミリング薄膜にミリ
    ング処理を行うことにより、パターニングされた薄膜を
    形成する工程と、を含むことを特徴とする、請求項16
    に記載の薄膜のパターニング方法。
  24. 【請求項24】 前記電極膜と前記金属メッキ膜とは同
    じ金属材料から構成されていることを特徴とする、請求
    項23に記載の薄膜のパターニング方法。
  25. 【請求項25】 前記マスクパターンの縦方向の断面が
    T形状又は逆台形状を呈することを特徴とする、請求項
    23又は24に記載の薄膜のパターニング方法。
  26. 【請求項26】 所定の基材上にポリメチルグルタルイ
    ミド層を形成する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層上に電極膜を形成する
    工程と、 前記電極膜上にフォトレジスト層を形成する工程と、 前記フォトレジスト層に、所定のマスクを介して露光現
    像処理を施すことにより、前記フォトレジスト層を前記
    電極膜が露出するように部分的に除去して、レジストフ
    レームを形成する工程と、 前記レジストフレーム内に、前記電極膜を電極としてメ
    ッキ法により金属メッキ膜を形成する工程と、 前記レジストフレームを溶解除去することにより、前記
    金属メッキ膜よりなる金属パターン層を形成する工程
    と、 前記金属パターン層に対してエッチング処理を施すこと
    により、狭小化されたプレマスクパターンを形成すると
    ともに、前記電極膜の、このプレマスクパターンの下方
    に位置する部分以外を除去する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層をアルカリ水溶液で部
    分的に溶解除去することにより、狭小化されたマスクパ
    ターンを形成する工程と、 前記基材上に、前記マスクパターンを覆うようにして被
    パターニング薄膜を形成する工程と、 前記マスクパターンをリフトオフすることにより、パタ
    ーニングされた薄膜を形成する工程と、を含むことを特
    徴とする、請求項16に記載の薄膜のパターニング方
    法。
  27. 【請求項27】 前記電極膜と前記金属メッキ膜とは同
    じ金属材料から構成されていることを特徴とする、請求
    項26に記載の薄膜のパターニング方法。
  28. 【請求項28】 前記マスクパターンの縦方向の断面が
    T形状又は逆台形状を呈することを特徴とする、請求項
    26又は27に記載の薄膜のパターニング方法。
  29. 【請求項29】 所定の基材上にポリメチルグルタルイ
    ミド層を形成する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層上に電極膜を形成する
    工程と、 前記電極膜上にフォトレジスト層を形成する工程と、 前記フォトレジスト層に、所定のマスクを介して露光現
    像処理を施すことによりプレレジストフレームを形成す
    る工程と、 前記プレレジストフレーム内を充填するように、前記プ
    レレジストフレームの表面に酸架橋性レジスト材を塗布
    する工程と、 前記酸架橋性レジスト材に加熱処理及び露光処理の少な
    くとも一方を施し、前記酸架橋性レジスト材の前記プレ
    レジストフレーム側を部分的に架橋させる工程と、 前記酸架橋性レジスト材の未架橋部分を溶解除去して、
    前記プレレジストフレームの表面に前記酸架橋性レジス
    ト材が付着してなる、狭小化されたレジストフレームを
    形成する工程と、 前記レジストフレーム内に、前記電極膜を電極としてメ
    ッキ法により金属メッキ膜を形成する工程と、 前記レジストフレームを溶解除去することにより、前記
    金属メッキ膜よりなる金属パターン層を形成する工程
    と、 前記電極膜の、前記金属パターン層の下方に位置する部
    分以外を除去するとともに、前記ポリメチルグルタルイ
    ミド層をアルカリ水溶液を用いて部分的に除去して、前
    記狭小化されたマスクパターンを形成する工程と、 前記所定の基材上に、前記マスクパターンを覆うように
    して被パターニング薄膜を形成する工程と、 前記マスクパターンをリフトオフすることにより、パタ
    ーニングされた薄膜を形成する工程と、を含むことを特
    徴とする、請求項16に記載の薄膜のパターニング方
    法。
  30. 【請求項30】 前記電極膜と前記金属メッキ膜とは同
    じ金属材料から構成されていることを特徴とする、請求
    項29に記載の薄膜のパターニング方法。
  31. 【請求項31】 前記マスクパターンの縦方向の断面が
    T形状又は逆台形状を呈することを特徴とする、請求項
    29又は30に記載の薄膜のパターニング方法。
  32. 【請求項32】 所定の基材上にポリメチルグルタルイ
    ミド層を形成する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層上に電極膜を形成する
    工程と、 前記電極膜上にフォトレジスト層を形成する工程と、 前記フォトレジスト層に、所定のマスクを介して露光現
    像処理を施すことによりプレレジストフレームを形成す
    る工程と、 前記プレレジストフレーム内を充填するように、前記プ
    レレジストフレームの表面に酸架橋性レジスト材を塗布
    する工程と、 前記酸架橋性レジスト材に加熱処理及び露光処理の少な
    くとも一方を施し、前記酸架橋性レジスト材の前記プレ
    レジストフレーム側を部分的に架橋させる工程と、 前記酸架橋性レジスト材の未架橋部分を溶解除去して、
    前記プレレジストフレームの表面に前記酸架橋性レジス
    ト材が付着してなる、狭小化されたレジストフレームを
    形成する工程と、 前記レジストフレーム内に、前記電極膜を電極としてメ
    ッキ法により金属メッキ膜を形成する工程と、 前記レジストフレームを溶解除去することにより、前記
    金属メッキ膜よりなる狭小化された金属パターン層を形
    成する工程と、 前記金属パターン層に対してエッチング処理を施すこと
    により、狭小化されたプレマスクパターンを形成すると
    ともに、前記電極膜の、前記金属パターン層の下方に位
    置する部分以外を除去する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層をアルカリ水溶液を用
    いて部分的に除去して、前記狭小化されたマスクパター
    ンを形成する工程と、 前記所定の基材上に、前記マスクパターンを覆うように
    して被パターニング薄膜を形成する工程と、 前記マスクパターンをリフトオフすることにより、パタ
    ーニングされた薄膜を形成する工程と、を含むことを特
    徴とする、請求項16に記載の薄膜のパターニング方
    法。
  33. 【請求項33】 前記電極膜と前記金属メッキ膜とは同
    じ金属材料から構成されていることを特徴とする、請求
    項32に記載の薄膜のパターニング方法。
  34. 【請求項34】 前記マスクパターンの縦方向の断面が
    T形状又は逆台形状を呈することを特徴とする、請求項
    32又は33に記載の薄膜のパターニング方法。
  35. 【請求項35】 所定の基材上に被ミリング薄膜を形成
    する工程と、 前記被ミリング薄膜上にポリメチルグルタルイミド層を
    形成する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層上に電極膜を形成する
    工程と、 前記電極膜上にフォトレジスト層を形成する工程と、 前記フォトレジスト層に、所定のマスクを介して露光現
    像処理を施すことにより、前記フォトレジスト層を前記
    電極膜が露出するように部分的に除去して、レジストフ
    レームを形成する工程と、 前記レジストフレーム内に、前記電極膜を電極としてメ
    ッキ法により金属メッキ膜を形成する工程と、 前記レジストフレームを溶解除去することにより、前記
    金属メッキ膜からなる金属パターン層を形成する工程
    と、 前記金属パターン層に対してエッチング処理を施すこと
    により、狭小化されたプレマスクパターンを形成すると
    ともに、前記電極膜の、このプレマスクパターンの下方
    に位置する部分以外を除去する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層をアルカリ水溶液で部
    分的に溶解除去して、狭小化されたマスクパターンを形
    成する工程と、 前記マスクパターンを介して前記被ミリング薄膜にミリ
    ング処理を行うことにより、パターニングされたプレパ
    ターニング薄膜を形成する工程と、 前記所定の基材上に、前記マスクパターンを覆うように
    して被パターニング薄膜を形成する工程と、 前記マスクパターンをリフトオフすることにより、前記
    プレパターニング薄膜を含んでなるパターニング薄膜を
    形成する工程と、を含むことを特徴とする、請求項16
    に記載の薄膜のパターニング方法。
  36. 【請求項36】 前記電極膜と前記金属メッキ膜とは同
    じ金属材料から構成されていることを特徴とする、請求
    項35に記載の薄膜のパターニング方法。
  37. 【請求項37】 前記マスクパターンの縦方向の断面が
    T形状又は逆台形状を呈することを特徴とする、請求項
    35又は36に記載の薄膜のパターニング方法。
  38. 【請求項38】 所定の基材上に被ミリング薄膜を形成
    する工程と、 前記被ミリング薄膜上にポリメチルグルタルイミド層を
    形成する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層上に電極膜を形成する
    工程と、 前記電極膜上にフォトレジスト層を形成する工程と、 前記フォトレジスト層に、所定のマスクを介して露光現
    像処理を施すことによりプレレジストフレームを形成す
    る工程と、 前記プレレジストフレーム内を充填するように、前記プ
    レレジストフレームの表面に酸架橋性レジスト材を塗布
    する工程と、 前記酸架橋性レジスト材に加熱処理及び露光処理の少な
    くとも一方を施し、前記酸架橋性レジスト材の前記プレ
    レジストフレーム側を部分的に架橋させる工程と、 前記酸架橋性レジスト材の未架橋部分を溶解除去して、
    前記プレレジストフレームの表面に前記酸架橋性レジス
    ト材が付着してなる、狭小化されたレジストフレームを
    形成する工程と、 前記レジストフレーム内に、前記電極膜を電極としてメ
    ッキ法により金属メッキ膜を形成する工程と、 前記レジストフレームを溶解除去することにより、前記
    金属メッキ膜よりなる金属パターン層を形成する工程
    と、 前記電極膜の、前記金属パターン層の下方に位置する部
    分以外を除去するとともに、前記ポリメチルグルタルイ
    ミド層をアルカリ水溶液を用いて部分的に除去して、前
    記狭小化されたマスクパターンを形成する工程と、 前記マスクパターンを介して前記被ミリング薄膜にミリ
    ング処理を施すことにより、パターニングされたプレパ
    ターニング薄膜を形成する工程と、 前記所定の基材上に、前記マスクパターンを覆うように
    して被パターニング薄膜を形成する工程と、 前記マスクパターンをリフトオフすることにより、前記
    プレパターニング薄膜を含んでなるパターニング薄膜を
    形成する工程と、を含むことを特徴とする、請求項16
    に薄膜のパターニング方法。
  39. 【請求項39】 前記電極膜と前記金属メッキ膜とは同
    じ金属材料から構成されていることを特徴とする、請求
    項38に記載の薄膜のパターニング方法。
  40. 【請求項40】 前記マスクパターンの縦方向の断面が
    T形状又は逆台形状を呈することを特徴とする、請求項
    38又は39に記載の薄膜のパターニング方法。
  41. 【請求項41】 所定の基材上に被ミリング薄膜を形成
    する工程と、 前記被ミリング薄膜上にポリメチルグルタルイミド層を
    形成する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層上に電極膜を形成する
    工程と、 前記電極膜上にフォトレジスト層を形成する工程と、 前記フォトレジスト層に、所定のマスクを介して露光現
    像処理を施すことによりプレレジストフレームを形成す
    る工程と、 前記プレレジストフレーム内を充填するように、前記プ
    レレジストフレームの表面に酸架橋性レジスト材を塗布
    する工程と、 前記酸架橋性レジスト材に加熱処理及び露光処理の少な
    くとも一方を施し、前記酸架橋性レジスト材の前記プレ
    レジストフレーム側を部分的に架橋させる工程と、 前記酸架橋性レジスト材の未架橋部分を溶解除去して、
    前記プレレジストフレームの表面に前記酸架橋性レジス
    ト材が付着してなる、狭小化されたレジストフレームを
    形成する工程と、 前記レジストフレーム内に、前記電極膜を電極としてメ
    ッキ法により金属メッキ膜を形成する工程と、 前記レジストフレームを溶解除去することにより、前記
    金属メッキ膜よりなる金属パターン層を形成する工程
    と、 前記金属パターン層に対してエッチング処理を施すこと
    により、狭小化されたプレマスクパターンを形成すると
    ともに、前記電極膜の、前記金属パターン層の下方に位
    置する部分以外を除去する工程と、 前記ポリメチルグルタルイミド層をアルカリ水溶液を用
    いて部分的に除去して、前記狭小化されたマスクパター
    ンを形成する工程と、 前記マスクパターンを介して前記被ミリング薄膜にミリ
    ング処理を施すことにより、パターニングされたプレパ
    ターニング薄膜を形成する工程と、 前記所定の基材上に、前記マスクパターンを覆うように
    して被パターニング薄膜を形成する工程と、 前記マスクパターンをリフトオフすることにより、前記
    プレパターニング薄膜を含んでなるパターニング薄膜を
    形成する工程と、を含むことを特徴とする、請求項16
    に薄膜のパターニング方法。
  42. 【請求項42】 前記電極膜と前記金属メッキ膜とは同
    じ金属材料から構成されていることを特徴とする、請求
    項41に記載の薄膜のパターニング方法。
  43. 【請求項43】 前記マスクパターンの縦方向の断面が
    T形状又は逆台形状を呈することを特徴とする、請求項
    41又は42に記載の薄膜のパターニング方法。
  44. 【請求項44】 請求項16〜43のいずれか一に記載
    の薄膜パターニング方法を用いてマイクロデバイスを作
    製することを特徴とする、マイクロデバイスの製造方
    法。
  45. 【請求項45】 前記マイクロデバイスは、薄膜磁気ヘ
    ッドであることを特徴とする、請求項44に記載のマイ
    クロデバイスの製造方法。
  46. 【請求項46】 請求項16〜43のいずれか一に記載
    の薄膜パターニング方法を用いて磁気抵抗効果型薄膜素
    子を形成することを特徴とする、請求項45に記載のマ
    イクロデバイスの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8117737B2 (en) 2009-11-30 2012-02-21 Tdk Corporation Method of manufacturing magnetic head for perpendicular magnetic recording with shield around main magnetic pole

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