JP2002115462A - 片引戸 - Google Patents

片引戸

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JP2002115462A
JP2002115462A JP2000307938A JP2000307938A JP2002115462A JP 2002115462 A JP2002115462 A JP 2002115462A JP 2000307938 A JP2000307938 A JP 2000307938A JP 2000307938 A JP2000307938 A JP 2000307938A JP 2002115462 A JP2002115462 A JP 2002115462A
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JP
Japan
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wall
sliding door
sash frame
shoji
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000307938A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Sakata
義雄 酒田
Shunji Hosoda
俊二 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁に設けられる片引戸において、サッシ枠の
内部に納められた障子と壁面の間の水密性、気密性を向
上すること。 【解決手段】 片引戸20であって、サッシ枠21の中
間部に臨んで位置する開口部12の側縁の全長に封止材
28を密着させて固定し、閉じ状態に設定される障子2
5の縦框26Bをサッシ枠21の中間部で上記封止材2
8に密接可能にしてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は片引戸に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の壁に障子2枚分の開口部を設け得
る場合には、特開平11-303511号公報に記載の如く、壁
に固定したサッシ枠に2枚の障子を引違い可能に納め、
かつ閉じ状態とされた2枚の障子相互間、及び障子とサ
ッシの間を容易に密封できる。
【0003】ところが、建物の壁に障子2枚分の開口部
を設けることができない場合には、壁に障子1枚分の開
口部を設けるとともに、壁に沿って該開口部の一端から
障子2枚分に渡る範囲にサッシ枠を固定し、該サッシ枠
が備えるレールに1枚の障子を架設し、該障子を片引き
可能に納めるものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
片引戸では、サッシ枠の内部に納められた障子と壁面の
間に隙間が存在し、水密性、気密性が悪く、玄関用等に
供することはできても、居室用等には供し得ない。
【0005】また、従来の片引戸で、サッシ枠を壁の内
面(内壁)に固定するものでは、壁の内面でサッシ枠が
区画する障子2枚分の部分を壁面として利用できず、こ
の部分への洗面台、手摺等の取付けができなくなる。
【0006】本発明の課題は、壁に設けられる片引戸に
おいて、サッシ枠の内部に納められた障子と壁面の間の
水密性、気密性を向上することにある。
【0007】また、本発明の課題は、壁に設けられる片
引戸において、壁の内面の壁面としての利用性を向上す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、壁に障子1枚分の開口部を設けるとともに、壁の外
面又は内面で該開口部の一端から障子2枚分に渡る範囲
にサッシ枠を固定し、該サッシ枠が備えるレールに1枚
の障子を架設し、該障子を壁面に一定の間隔を介して片
引き可能に納めることにより該開口部を開閉可能とする
片引戸であって、サッシ枠の中間部に臨んで位置する開
口部の側縁の全長に封止材を密着させて固定し、閉じ状
態に設定される障子の縦框をサッシ枠の中間部で上記封
止材に密接可能にしてなるようにしたものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において更に、前記封止材が、前記サッシ枠に納
められている前記障子と対をなし得る他の障子用の縦框
を用いたものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において更に、前記サッシ枠が壁の外面に
固定されたものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば下記の作用がある。 壁に設けられる片引戸において、サッシ枠の内部に納
められた障子と壁面の間に一定の間隔が介在しても、こ
の間隔は、障子の閉じ状態で障子の縦框が開口部の側縁
の封止材に密着することにより密封される。障子の他の
部分は対応するサッシ枠の縦枠、上下枠との間で密封さ
れるし、サッシ枠は壁への固定部で密封される。これに
より、片引戸の水密性、気密性を向上し、居室用等に供
することもできる。
【0012】請求項2の発明によれば下記の作用があ
る。 サッシ枠として、水密性、気密性が保証されている既
製の引違いサッシ枠を用い、封止材として他の障子用に
既製の縦框を用いることにより、簡易に水密性、気密性
を向上できる。
【0013】請求項3の発明によれば下記の作用があ
る。 壁に障子1枚分だけの開口部を設け、かつ片引戸を構
成するサッシ枠を壁の外面に固定したから、壁は内面側
からみて障子1枚分だけを開口部とし他の部分は洗面
台、手摺等の取付けに利用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は片引戸を示す横断面図、図
2は障子を示す横断面図である。建物10は図1に示す
如く、壁11の内側を居室、浴室等とし、壁11に障子
1枚分の開口部12を設けている。
【0015】壁11は、スタッド13の外側に外壁14
を固定し、スタッド13の内側に固定した木レンガ15
に内壁16のフレーム材17を固定して構成される。
【0016】開口部12は、相隣るスタッド13、13
の間に開口枠材18を差し込み、開口枠材18の外側取
付部材18Aをスタッド13に、内側取付部材18Bを
木レンガ15に固定して構成される。尚、外壁14と、
開口枠材18の外側取付部材18Aとの目地にはガスケ
ット19が封着されている。
【0017】建物10は、壁11の開口部12に片引戸
20を備える。片引戸20は、壁11の外面(外壁1
4)で、開口部12の一端から障子2枚分に渡る範囲に
引違い戸用のサッシ枠21を固定している。サッシ枠2
1は、コーキング等のシール部22を介して外壁14に
ビス止めされる。サッシ枠21は、外側レール23と内
側レール24を備え、外側レール23に1枚の障子25
を架設し、内側レール24には障子を備えない。これに
より、サッシ枠21は、障子25を外壁14の壁面に一
定の間隔を介して片引き可能に納め、開口部12を開閉
可能としている。障子25は、縦框26A、26Bと横
框(不図示)を備え、縦框26Aの内外面に把手27
A、27Bを備える。
【0018】しかるに、片引戸20は、サッシ枠21の
水平方向の中間部に臨んで位置する開口枠材18の側縁
部(外側取付部材18A)の全長に封止材28をコーキ
ング等のシール部29を介することにより密着させて固
定している。そして、閉じ状態に設定される障子25の
反把手27A、27B側の縦框26Bをサッシ枠21の
水平方向の中間部で上記封止材28に密接可能としてい
る。
【0019】このとき、封止材28は、サッシ枠21に
納められている障子25と対をなし得る他の障子用の縦
框30を流用したものにて構成できる。そして、障子2
5は、閉じ状態で、縦框26Aに備えるシール部31を
サッシ枠21の縦枠21Aのシール面32に密接し、縦
框26Bに備えるシール部33を封止材28(縦框3
0)のシール面34に密接可能とする。
【0020】本実施形態によれば、以下の作用がある。 壁11に設けられる片引戸20において、サッシ枠2
1の内部に納められた障子25と壁面の間に一定の間隔
が介在しても、この間隔は、障子25の閉じ状態で障子
25の縦框26Bが開口部12の側縁の封止材28に密
着することにより密封される。障子25の他の部分は対
応するサッシ枠21の縦枠、上下枠との間で密封される
し、サッシ枠21は壁11への固定部で密封される。こ
れにより、片引戸20の水密性、気密性を向上し、居室
用等に供することもできる。
【0021】サッシ枠21として、水密性、気密性が
保証されている既製の引違いサッシ枠21を用い、封止
材28として他の障子25用に既製の縦框30を用いる
ことにより、簡易に水密性、気密性を向上できる。
【0022】壁11に障子1枚分だけの開口部12を
設け、かつ片引戸20を構成するサッシ枠21を壁11
の外面に固定したから、壁11は内面側からみて障子1
枚分だけを開口部12とし他の部分は洗面台、手摺等の
取付けに利用できる。
【0023】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の実施において、片引戸を構成するサッシ枠は壁の
内面(内壁)に固定されるものであって良い。
【0024】また、障子の縦框がその閉じ状態で密接可
能とされる封止材は、この障子と対をなし得る他の障子
の縦框を流用するものに限らず、他の封止材からなるも
のであっても良い。また、サッシ枠についても、引違い
戸用のものを利用することに限定されない。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、壁に設け
られる片引戸において、サッシ枠の内部に納められた障
子と壁面の間の水密性、気密性を向上することができ
る。
【0026】また、本発明によれば、壁に設けられる片
引戸において、壁の内面の壁面としての利用性を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は片引戸を示す横断面図である。
【図2】図2は障子を示す横断面図である。
【符号の説明】
11 壁 12 開口部 14 外壁 16 内壁 18 開口枠材 20 片引戸 21 サッシ枠 23 レール 25 障子 28 封止材 30 縦框

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁に障子1枚分の開口部を設けるととも
    に、壁の外面又は内面で該開口部の一端から障子2枚分
    に渡る範囲にサッシ枠を固定し、該サッシ枠が備えるレ
    ールに1枚の障子を架設し、該障子を壁面に一定の間隔
    を介して片引き可能に納めることにより該開口部を開閉
    可能とする片引戸であって、 サッシ枠の中間部に臨んで位置する開口部の側縁の全長
    に封止材を密着させて固定し、閉じ状態に設定される障
    子の縦框をサッシ枠の中間部で上記封止材に密接可能に
    してなる片引戸。
  2. 【請求項2】 前記封止材が、前記サッシ枠に納められ
    ている前記障子と対をなし得る他の障子用の縦框を用い
    たものである請求項1記載の片引戸。
  3. 【請求項3】 前記サッシ枠が壁の外面に固定されたも
    のである請求項1又は2記載の片引戸。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102454353A (zh) * 2010-10-20 2012-05-16 朱旭红 太阳能外循环空气置换净化窗
CN102518375A (zh) * 2011-12-19 2012-06-27 沈阳远大铝业工程有限公司 双层幕墙隐蔽式通风窗
CN102587807A (zh) * 2012-03-15 2012-07-18 哈尔滨工业大学 混合动力通风窗
JP2015117495A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 株式会社ノダ 引戸および引戸に設けられるバーハンドル

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