JP2002114023A - トラック用シート空調装置 - Google Patents

トラック用シート空調装置

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JP2002114023A
JP2002114023A JP2000309463A JP2000309463A JP2002114023A JP 2002114023 A JP2002114023 A JP 2002114023A JP 2000309463 A JP2000309463 A JP 2000309463A JP 2000309463 A JP2000309463 A JP 2000309463A JP 2002114023 A JP2002114023 A JP 2002114023A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、トラックの車室内に設けられたシ
ートを、冷暖房装置の空調空気を利用して空調するトラ
ック用シート空調装置に関し、トラックの車室内におけ
る保温用容器やベッド用の空気吹出口へ空調空気を供給
する既存の空調ダクトを利用することにより簡便にシー
トを空調することを目的とする。 【解決手段】 空調空気を取り込む空気取込口と、空気
取込口に連通して内設された空気通路と、空気通路に連
通して空調空気を吹き出す空気出口とを有し、車室内に
配置されたシートと、車室の前部に配置された冷暖房装
置と、冷暖房装置に一端が接続され、シートの側方に配
置した保温用容器に他端が接続された空調ダクトと、空
調ダクトの途中から分岐してシートの空気取込口に接続
された分岐配管とを備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックの車室内
に設けられたシートを、冷暖房装置の空調空気を利用し
て空調するトラック用シート空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラックやバスの車両の車室内に
設けられたシートを暖めたり或いは冷やしたりして、乗
員のシートに座った際の快適性を良くすることが要求さ
れている。車室内のシートを暖めたり或いは冷やすた
め、例えば、ペルチェ素子を利用したり、車室内の冷暖
房装置の空調空気を利用することが行なわれている。冷
暖房装置を利用する場合、トラックやバスの車両の特有
の構造にマッチングさせてシート空調装置を設置する必
要がある。バスのシート空調装置として、例えば、特開
平8−175157号公報に示すものが図9に示すよう
に知られている。
【0003】図において、バスの車室101内には、前
後方向に間隔を隔ててシート102が多数配列されてい
る。シート102は、空調空気を取り込む空気取込口1
03と、空気取込口103に連通して内設され空調空気
を運ぶ空気通路104と、空気通路104に連通して空
調空気を吹き出す空気出口105とを有している。この
多数配列されたシート102に沿って冷暖房ダクト10
6が床108に設置されている。冷暖房ダクト106の
一端は図示しない既存の冷暖房装置に接続されている。
【0004】冷暖房ダクト106は、多数のシート10
2の下方を通っており、冷暖房ダクト106から各シー
ト102に対応して接続ダクト107が垂設されてい
る。各接続ダクト107の先端107Aは、シート10
2の空気取込口103に接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のバス
のシート空調装置にあっては、既存の冷暖房装置を利用
することにより各シート102を空調するためには、冷
暖房装置から冷暖房ダクト106,接続ダクト107を
シート102の下側に専用として設置する必要がある。
【0006】この専用の冷暖房ダクト106を接続ダク
ト107を介して各シート102の空気取込口103に
接続するためには、冷暖房ダクト106を床108に設
置し、接続ダクト107を垂直に立てて冷暖房ダクト1
06に接続することが必要になり、大規模になる。かか
るバスのシート空調装置を、大型トラックの車室のシー
トにそのまま適用して車両レイアウトを設計することは
困難であり、また、特に、大型トラックでは、車室の前
部に配置された既存の冷暖房装置に空調ダクトを介して
保温用容器やベッド用の空気吹出口が設けられる場合が
あるが、空調ダクトは、保温用容器やベッド用の空気吹
出口に暖気或いは冷気を供給するための機能以外の用途
には何ら用いられていなかった。
【0007】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、トラックの車室内におけ
る保温用容器やベッド用の空気吹出口へ空調空気を供給
する既存の空調ダクトを利用することにより簡便にシー
トを空調することができるトラック用シート空調装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
空調空気を取り込む空気取込口と、前記空気取込口に連
通して内設された空気通路と、前記空気通路に連通して
空調空気を吹き出す空気出口とを有し、車室内に配置さ
れたシートと、前記車室の前部に配置された冷暖房装置
と、前記冷暖房装置に一端が接続され、前記シートの側
方に配置した保温用容器に他端が接続された空調ダクト
と、前記空調ダクトの途中から分岐して前記シートの空
気取込口に接続された分岐配管とを備えていることを特
徴とする。
【0009】請求項2に係る発明は、空調空気を取り込
む空気取込口と、前記空気取込口に連通して内設された
空気通路と、前記空気通路に連通して空調空気を吹き出
す空気出口とを有し、車室内に配置されたシートと、前
記車室の前部に配置された冷暖房装置と、前記シートの
側方を通って配置され、前記冷暖房装置に一端が接続さ
れるとともに前記車室内に配置したべッド用の空気吹出
口が他端に設けられた空調ダクトと、前記空調ダクトの
途中から分岐して前記シートの空気取込口に接続された
分岐配管とを備えていることを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1または請
求項2記載のトラック用シート空調装置において、前記
空調ダクトの前記分岐配管との分岐部に、空調空気を前
記空調ダクトの前記分岐部より下流部分または前記分岐
配管のいずれか一方に流すように切り換える切換弁が設
けられていることを特徴とする。請求項4に係る発明
は、空調空気を取り込む空気取込口と、前記空気取込口
に連通して内設された空気通路と、前記空気通路に連通
して空調空気を吹き出す空気出口とを有し、車室内に配
置されたシートと、前記車室の前部に配置された冷暖房
装置と、前記冷暖房装置に一端が接続され、前記シート
の側方に配置した保温用容器に他端が接続された第1の
空調ダクトと、前記シートの側方を通って配置され、前
記冷暖房装置に一端が接続されるとともに前記車室内に
配置したべッド用の空気吹出口が他端に設けられた第2
の空調ダクトと、前記第1の空調ダクトの途中から分岐
して前記シートの前記空気取込口に接続された第1の分
岐配管と、前記第2の空調ダクトの途中から分岐して前
記シートの前記空気取込口に接続された第2の分岐配管
と、前記第1の空調ダクトから前記第2の空調ダクトに
かけて設けられ、前記第1の空調ダクトまたは前記第2
の空調ダクトのいずれか一方を開状態にする切換弁とを
備えていることを特徴とする。
【0011】(作用)請求項1記載の発明においては、
冷暖房装置から空調ダクトを介して保温用容器に空調空
気が供給される。空調ダクトから分岐配管に空調空気が
分岐される。空調空気はシートの空気取込口に至り、シ
ートの空気通路を通ってシートを空調し、空気出口から
シートの外部に排出される。
【0012】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載の発明と同様の作用が生じる。請求項3記載の発明
においては、請求項1記載のトラック用シート空調装置
を扱う場合、切換弁の切換え操作により、保温用容器ま
たはシートのいずれかに空調空気が送られる。また、請
求項2記載のトラック用シート空調装置を扱う場合、切
換弁の切換え操作により、ベッド用の空気吹出口または
シートのいずれかに空調空気が送られる。
【0013】請求項4記載の発明においては、切換弁の
切換え操作により、第1の空調ダクトまたは第2の空調
ダクトのいずれかが選択される。第1の空調ダクトが選
択された場合には、保温用容器またはシートの少なくと
も一方に空調空気が供給される。
【0014】第2の空調ダクトが選択された場合には、
ベッド用の空気吹出口またはシートの少なくとも一方に
空調空気が供給される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。
【0016】図1ないし図3により、請求項1,請求項
3記載の発明に係わるトラック用シート空調装置の一実
施の形態(以下「実施の形態1」という)について説明
する。図において、トラック1の車室2内には、そのフ
ロア3の前部3Aに冷暖房装置4が配置されている。冷
暖房装置4は、加熱部5と、冷却部6と、送風部7とで
構成されている。加熱部5は、ヒータ8と、ヒータ8の
端部8A付近に回動自在に設けられた板状の切換ドア9
とを備えている。冷暖房装置4には、冷気供給口4A
と、暖気供給口4Bと、空気戻り口4Cとが設けられて
いる。冷気供給口4A,暖気供給口4Bは、ヒータ8の
両側に位置しており、空気戻り口4Cは送風部7に設け
られている。冷却部6はエバポレータ6Aを有し、加熱
部5と送風部7との間に位置している。冷却モードの時
には、切換ドア9は、図4の(イ1)の位置にあり、冷
却部6により冷却されて生成された冷気は、矢印(イ
2)のように冷気供給口4Aに流れるようになってい
る。加熱モードの時には、切換ドア9は、図4の(ロ
1)の位置にあり(点線で示す)、ヒータ8により加熱
されて生成された暖気は、矢印(ロ2)のように暖気供
給口4Bに流れるようになっている。
【0017】そして、トラック1の車室2内の中央に
は、シート10が配置されている。シート10は、シー
トクッション10Aと、シートバック10Bとで構成さ
れている。シートクッション10Aからシートバック1
0Bにかけて、それらの内部に空気通路11が設けられ
ている。空気通路11は、空調空気(冷気または暖気)
を分配するもので、前後方向に沿う断面4角形状の扁平
な幹路11Aと、幹路11の途中から分岐した複数の細
い分岐管11Bとで構成されている。幹路11Aは直線
状のものであり、その基端に、シートクッション10A
の前端部10Cに位置して空調空気を取り込む空気取込
口12Aが形成されており、また、幹路11の末端11
Dは閉じている。複数の分岐管11Bの各先端に空調空
気を吹き出す空気出口13が形成されている。従って、
空気取込口12は空気通路11に連通し、空気通路11
に空気出口13が連通している。
【0018】シート10の側方に、上部を開口したホッ
トアンドクールボックスからなる保温用容器14が配置
されている。保温用容器14はシート10のシートクッ
ション10Aと略同じ高さになっており、空調空気が供
給される保温隙間を有する4角形状の側面部14Aと、
底部14Bとで構成されている。保温用容器14の側面
部14Aの前面側に冷気入口14Cと,暖気入口14D
と、冷気入口14Cまたは暖気入口14Dとのずれかを
選択する切換ダイヤル14Eが設けられている。
【0019】冷暖房装置4と保温用容器14とは、空調
ダクト21(冷気供給管15,暖気供給管16)及びリ
ターンダクト17を介して接続されている。すなわち、
保温用容器14の冷気供給口4A,暖気供給口4Bに冷
気供給管15,暖気供給管16の各一端15A,16A
がそれぞれ接続され、冷気供給管15,暖気供給管16
の各他端15B,16Bは保温用容器4の冷気入口14
C,暖気入口14Dにそれぞれ接続されている。リター
ンダクト17は、保温用容器14から冷暖房装置4の送
風部7にかけて接続されている。
【0020】そして、空調ダクト21はシート10のシ
ートクッション10Aに略同じ高さで、隣接している。
空調ダクト21(冷気供給管15,暖気供給管16)の
途中から断面4角形状の扁平な分岐配管18が分岐して
いる。分岐配管18は、略水平に置かれ、その接続口1
8Aはシート10の空気取込口12に接続されている。
空調ダクト21(冷気供給管15,暖気供給管16)の
分岐配管18との分岐部19に切換弁20が設けられて
いる。切換弁20は、空調空気を空調ダクト21の分岐
部19より下流部分または分岐配管18のいずれか一方
に流すように切り換える構造になっている。
【0021】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。切換弁20の切換え操作により、保温用容器14ま
たはシート10のいずれかに空調空気が送られる。切換
弁20が保温用容器14の側に切り換えられている場合
には、冷暖房装置4から空調ダクト21(冷気供給管1
5,暖気供給管16)を介して保温用容器14に空調空
気(冷気または暖気)が供給される。
【0022】一方、切換弁37がシート10の側に切り
換えられている場合には、空調ダクト21(冷気供給管
15,暖気供給管16)から分岐配管18に空調空気
(冷気または暖気)が供給される。空調空気は、シート
10の空気取込口12に至り、シート10の空気通路1
1を通ってシート10を空調し、空気出口13からシー
ト10の外部に排出される。
【0023】以上の如き構成によれば、次の効果を奏す
る。トラック1の車室2内に空調ダクト21(冷気供給
管15,暖気供給管16)を介して保温用容器14を設
置した車両レイアウトにおいて、既存の冷暖房装置4及
び既存の空調ダクト21を利用することにより、保温用
容器14またはシート10を空調することができる。
【0024】そして、既存の冷暖房装置4と、保温用容
器14に用いられる空調ダクト21とを用いることによ
り、空調ダクト21からシート10までの配管を簡単に
して、トラック1の車室2の車両レイアウトにマッチン
グしたトラック用シート空調装置を容易に構成すること
ができる。また、切換弁20の切換え操作により、保温
用容器14またはシート10のいずれかに空調空気が送
られる。従って、シート10の空調を必要な時にのみ行
なうことができ、簡単な構造で車室2の居住条件の多様
性を確保することができる。
【0025】さらに、既存の冷暖房装置4の送風部7を
利用することにより、新たな送風部をシート10に設置
する必要がない。なお、本実施の形態においては、空調
ダクト21の分岐配管18はシート10の空気取込口1
2を介して空気通路11に接続されているが、空調ダク
ト21(冷気供給管15,暖気供給管16)がシート1
0のシートクッション10Aに略同じ高さで隣接してい
ることを利用して、空調ダクト21の分岐配管18とシ
ート10の空気通路11の幹路11Aとを一体化し、シ
ート10に一部を埋め込んだL字形状の分岐配管を形成
することもできる。これにより、分岐配管の構造をより
簡略化し、分岐配管の設置も簡単にすることができる。
【0026】また、本実施の形態においては、空調ダク
トの分岐配管との分岐部に切換弁が設けられている場合
について説明したが、切換弁を設けないようにして請求
項1記載の発明に係わるトラック用シート空調装置を構
成することもできる。この場合には、空調空気は、冷暖
房装置4から空調ダクト21(冷気供給管15,暖気供
給管16)を介して保温用容器14に運ばれると同時
に、シート10に運ばれてシート10を空調する。
【0027】図4ないし図6により、請求項2,請求項
3記載の発明に係わるトラック用シート空調装置の一実
施の形態(以下「実施の形態2」という)について説明
する。実施の形態2について、実施の形態1と同一構成
部分については同一符号を付して説明を省略し、実施の
形態1と相違する部分について説明する。冷暖房装置4
は、加熱部5と、冷却部6と、送風部7とで構成されて
いる。加熱部5は、ヒータ8と、ヒータ8の端部8A付
近に回動自在に設けられた板状の切換ドア9とを備えて
いる。冷暖房装置4に空気供給口4Dが設けられてい
る。冷却部6はエバポレータ6Aを有し、加熱部5と送
風部7との間に位置している。冷却モードの時には、切
換ドア9は、図4の(ハ1)の位置にあり、冷却部6に
より冷却されて生成された冷気は、矢印(ハ2)のよう
に空気供給口4Dに流れるようになっている。加熱モー
ドの時には、切換ドア9は、図4の(ニ1)の位置にあ
り(点線で示す)、ヒータ8により加熱されて生成され
た暖気は、矢印(ニ2)のように空気供給口4Dに流れ
るようになっている。
【0028】そして、トラック1の車室2内の中央にシ
ート10が配置されている。シート10の構造は、実施
の形態1のものと基本的に同様であるが、実施の形態1
の幹路11Aが直線状になっているのに対して、幹路1
1Eは直角に折れ曲がったL字形状をしている。幹路1
1Eの基端に、シートクッション10Aの側部10Dに
位置して空調空気を取り込む空気取込口12Aが形成さ
れており、また、幹路11Eの末端11Dは閉じてい
る。
【0029】冷暖房装置4の空気供給口4Dに扁平形状
の空調ダクト31の一端31Aが接続されている。空調
ダクト31は、シート10の側方を通り、その途中に開
閉レバー32が装着されており、その前側部分31Cは
シート10のシートクッション10Aと略同じ高さにな
っている。空調ダクト31の他端31Bにべッド用の空
気吹出口33が設けられている。べッド用の空気吹出口
33は車室2内のベッド部34のリヤーパネル側34A
の上方に配置されている。
【0030】空調ダクト31の途中から断面4角形状の
扁平な分岐配管35が分岐している。分岐配管35は、
略水平に置かれ、その接続口35Aはシート10の空気
取込口12に接続されている。空調ダクト31の分岐配
管35との分岐部36に切換弁37が設けられている。
切換弁37は、空調空気を空調ダクト31の分岐部36
より下流部分または分岐配管35のいずれか一方に流す
ように切り換える構造になっている。
【0031】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。切換弁37の切換え操作により、べッド用の空気吹
出口33またはシート10のいずれかに空調空気が送ら
れる。切換弁37がべッド用の空気吹出口33の側に切
り換えられている場合には、冷暖房装置4から空調ダク
ト31を介してべッド用の空気吹出口33に温度調整さ
れた空調空気(冷気または暖気)が供給される。
【0032】切換弁37がシート10の側に切り換えら
れている場合には、温度調整された空調空気は、シート
10の空気取込口12に至り、シート10の空気通路1
1を通ってシート10を空調し、空気出口13からシー
ト10の外部に排出される。以上の如き構成によれば、
次の効果を奏する。トラック1の車室2内にべッド用の
空気吹出口33のための空調ダクト31が設置された車
両レイアウトにおいて、既存の冷暖房装置4及び既存の
空調ダクト31を利用することにより、べッド用の空気
吹出口33またはシート10を空調することができる。
【0033】そして、既存の冷暖房装置4と、べッド用
の空気吹出口33に用いられる空調ダクト21とを用い
ることにより、空調ダクト21からシート10までの配
管を簡単にして、トラック1の車室2の車両レイアウト
にマッチングしたトラック用シート空調装置を容易に構
成することができる。また、切換弁20の切換え操作に
より、べッド用の空気吹出口33またはシート10のい
ずれかに空調空気が送られる。従って、シートの空調を
必要な時にのみ行なうことができ、簡単な構造で車室の
居住条件の多様性を確保することができる。
【0034】さらに、既存の冷暖房装置4の送風部7を
利用することにより、新たな送風部をシート10に設置
する必要がない。なお、本実施の形態においては、空調
ダクト21の分岐配管18はシート10の空気取込口1
2Aを介して空気通路11に接続されているが、空調ダ
クト31がシート10のシートクッション10Aと略同
じ高さで、隣接していることを利用して、空調ダクト2
1の分岐配管35とシート10の空気通路11の幹路1
1Aとを一体化し、シート10に一部を埋め込んだL字
形状の分岐配管を形成することもできる。これにより、
分岐配管の構造を簡略化し、分岐配管の設置も簡単にす
ることができる。
【0035】また、本実施の形態においては、空調ダク
トの分岐配管との分岐部に切換弁が設けられている場合
について説明したが、切換弁を設けないようにすること
により、請求項2記載の発明に係わるトラック用シート
空調装置を構成することもできる。この場合には、空調
空気は、冷暖房装置4から空調ダクト31を介してべッ
ド用の空気吹出口33に運ばれると同時に、シート10
に運ばれてシート10を空調する。
【0036】図7,図8により、請求項4記載の発明に
係わるトラック用シート空調装置の一実施の形態(以下
「実施の形態3」という)について説明する。実施の形
態3について、実施の形態1,実施の形態2と同一構成
部分については同一符号を付して説明を省略し、実施の
形態1,実施の形態2と相違する部分について説明す
る。
【0037】図において、トラック1の車室2内には、
そのフロア3の前部3Aに冷暖房装置41が配置されて
いる。冷暖房装置41は、加熱部5と、冷却部6と、送
風部7とで構成されている。加熱部5は、ヒータ8と、
ヒータ8の端部8A付近に回動自在に設けられた板状の
切換ドア9とを備えている。冷暖房装置4には、冷気供
給口4Aと、暖気供給口4Bと、空気戻り口4Cと、空
気出口4Dとが設けられている。冷気供給口4A,暖気
供給口4Bは、ヒータ8の両側に位置しており、空気戻
り口4Cは送風部7に設けられている。冷却部6はエバ
ポレータ6Aを有し、加熱部5と送風部7との間に位置
している。冷却モードの時には、切換ドア9は、図8の
(ホ1)の位置にあり、冷却部6により冷却された冷気
は、矢印(ホ2),(ホ2)のように冷気供給口4A及
び空気供給口4Dとに流れるようになっている。加熱モ
ードの時には、切換ドア9は、図4の(ヘ1)の位置に
あり(点線で示す)、ヒータ8により加熱された加熱モ
ードの時は、矢印(ヘ2)のように加熱モードの時暖気
供給口4B及び空気供給口4Dとに流れるようになって
いる。
【0038】そして、トラック1の車室2内の中央に
は、シート10が配置されている。シート10は、シー
トクッション10Aと、シートバック10Bとで構成さ
れている。シートクッション10Aからシートバック1
0Bにかけて、それらの内部に空気通路11が設けられ
ている。空気通路11は、空調空気(冷気または暖気)
を分配するもので、前後方向に沿う断面4角形状の扁平
な幹路11Fと、幹路11Fの途中から分岐した複数の
細い分岐管11Bとで構成されている。幹路11Fは、
その基端に空調空気を取り込む空気取込口12B,12
Cを形成しており、また、幹路11Fの末端11Dは閉
じている。複数の分岐管11Bの各先端は空調空気を吹
き出す空気出口13を形成している。従って、空気取込
口12B,12Cは空気通路11に連通し、空気通路1
1に空気出口13が連通している。
【0039】シート10の側方に、上部を開口したホッ
トアンドクールボックスからなる保温用容器14が配置
されている。保温用容器14の構造は、実施の形態1と
同様であり、その説明を省略する。冷暖房装置41と保
温用容器14とは、実施の形態1で述べた空調ダクト2
1(冷気供給管15,暖気供給管16)と同様の第1の
空調ダクト42及びリターンダクト17を介して接続さ
れている。すなわち、冷気供給口4A,暖気空気出口4
Bに冷気供給管15,暖気供給管16の各一端15A,
16Aがそれぞれ接続され、冷気供給管15,暖気供給
管16の各他端15B,16Bは保温用容器の冷気入口
14C,暖気入口14Dにそれぞれ接続されている。リ
ターンダクト17は、保温用容器14から冷暖房装置4
の送風部7にかけて接続されている。
【0040】そして、第1の空調ダクト42は、シート
10のシートクッション10Aに略同じ高さで隣接して
いる。第1の空調ダクト42の途中から断面4角形状の
扁平な分岐配管18が分岐している。分岐配管18は、
略水平に置かれ、その接続口はシート10の空気取込口
12Bに接続されている。第1の空調ダクト42の分岐
配管18との分岐部19に切換弁20からなる第1の切
換弁が設けられている。切換弁20は、空調空気を第1
の空調ダクト42空調の分岐部19より下流部分または
分岐配管18のいずれか一方に流すように切り換える構
造になっている。
【0041】冷暖房装置4の空気供給口4Dに、実施の
形態2で述べた空調ダクト31と同様の第2の空調ダク
ト43の一端43Aが接続されている。第2の空調ダク
ト43及びべッド用の空気吹出口33についての構造
は、実施の形態2と同様であり、その説明を省略する。
第2の空調ダクト43の途中から断面4角形状の扁平な
分岐配管35が分岐している。分岐配管35は、略水平
に置かれ、シート10の空気取込口12Cに接続されて
いる。
【0042】第2の空調ダクト43の分岐配管35との
分岐部36に切換弁37からなる第2の切換弁が設けら
れている。切換弁37は、空調空気を空調ダクト43の
分岐部36より下流部分または分岐配管35のいずれか
一方に流すように切り換える構造になっている。そし
て、第1の空調ダクト42から第2の空調ダクト43に
かけて第3の切換弁44が配置されている。第3の切換
弁44は、第1の空調ダクト42または第2の空調ダク
ト43のいずれか一方を開状態にする。
【0043】しかして、本実施の形態においては、第3
の切換弁44の切換え操作により、第1の空調ダクト4
2または第2の空調ダクト43のいずれかが選択され
る。第1の空調ダクト42を用いている時には、実施の
形態1で述べたように、切換弁20の切換え操作によ
り、保温用容器14またはシート10のいずれかに空調
空気が送られる。
【0044】第2の空調ダクト43を用いている時に
は、実施の形態2で述べたように、切換弁37の切換え
操作により、べッド用の空気吹出口33またはシート1
0のいずれかに空調空気が送られる。以上の如き構成に
よれば、実施の形態1,2による効果に加えて、第3の
切換弁44により、第1の空調ダクト42または第2の
空調ダクト43のいずれかを選択することにより、ベッ
ド用の空気吹出口33及び保温用容器14を同時に装着
した場合、ベッド用の空気吹出口33または保温用容器
14のいずれかを必要な時にのみ使用し、車室2の居住
条件の多様性を確保することができる効果を奏する。
【0045】なお、本実施の形態においては、第1の空
調ダクト42の分岐配管18は空気取込口12Bを介し
て空気通路11に接続するとともに、第2の空調ダクト
43の分岐配管35は空気取込口12Cを介して空気通
路11に接続しているが、第1の空調ダクト42,第2
の空調ダクト43がシート10のシートクッション10
Aに略同じ高さで隣接していることを利用して、幹路1
1F,分岐配管18,35を一体化し、その一部をシー
ト10に埋め込むこともできる。これにより、分岐配管
の構造をより簡略化し、分岐配管の設置も簡単にするこ
とができる。
【0046】また、本実施の形態においては、第1の空
調ダクト42、第2の空調ダクト43の分岐配管18,
35との分岐部19,36に切換弁が設けられている場
合について説明したが、切換弁を設けないようにするこ
ともできる。この場合には、空調空気は、冷暖房装置4
から第1の空調ダクト42を介して保温用容器14に運
ばれ、第2の空調ダクト43を介してべッド用の空気吹
出口33に運ばれると同時に、シート10に運ばれてシ
ート10を空調する。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、トラック
の車室内に空調ダクトを介して保温用容器を設置する車
両レイアウトの場合において、既存の冷暖房装置及び既
存の空調ダクトを利用することにより、保温用容器また
はシートを空調することができる。
【0048】そして、既存の冷暖房装置と、保温用容器
に用いられる空調ダクトとを用いることにより、空調ダ
クトからシートまでの配管を簡単にして、トラックの車
室の車両レイアウトにマッチングしたトラック用シート
空調装置を容易に構成することができる。
【0049】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の保温用容器に代わるベッド用の空気吹出口により、
請求項1記載の発明と同様の効果を奏する。請求項3記
載の発明によれば、請求項1記載の発明の場合、切換弁
の切換え操作により、保温用容器またはシートのいずれ
かに空調空気が送られ、或いは、請求項2記載の発明の
場合、切換弁の切換え操作により、ベッド用の空気吹出
口またはシートのいずれかに空調空気が送られる。
【0050】従って、シートの空調を必要な時にのみ行
なうことができ、簡単な構造で車室の居住条件の多様性
を確保することができる効果を奏する。請求項4記載の
発明によれば、請求項1及び請求項2記載の発明による
効果に加えて、切換弁により、第1の空調ダクトまたは
第2の空調ダクトのいずれかを選択することにより、保
温用容器,ベッド用の空気吹出口を同時に装着した場
合、保温用容器,ベッド用の空気吹出口のいずれかを必
要な時にのみ使用し、車室の居住条件の多様性を確保す
ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係わるトラック用シート空調装
置を示す斜視図である。
【図2】同トラック用シート空調装置を示す側面図であ
る。
【図3】図1の空調系統図である。
【図4】実施の形態2に係わるトラック用シート空調装
置を示す斜視図である。
【図5】同トラック用シート空調装置を示す側面図であ
る。
【図6】図4の空調系統図である。
【図7】実施の形態3に係わるトラック用シート空調装
置を示す側面図である。
【図8】図7の空調系統図である。
【図9】従来におけるバスのシート空調装置を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 トラック 2 車両 4 冷暖房装置 10 シート 11 空気通路 12 空気取込口 14 保温用容器 18 分岐配管 19 分岐部 20 切換弁 21 空調ダクト 31 空調ダクト 33 ベッド用の吹出口 35 分岐配管 36 分岐部 37 切換弁 41 冷暖房装置 42 第1の空調ダクト 43 第2の空調ダクト 44 第3の切換弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調空気を取り込む空気取込口と、前記
    空気取込口に連通して内設された空気通路と、前記空気
    通路に連通して空調空気を吹き出す空気出口とを有し、
    車室内に配置されたシートと、 前記車室の前部に配置された冷暖房装置と、 前記冷暖房装置に一端が接続され、前記シートの側方に
    配置した保温用容器に他端が接続された空調ダクトと、 前記空調ダクトの途中から分岐して前記シートの空気取
    込口に接続された分岐配管とを備えていることを特徴と
    するトラック用シート空調装置。
  2. 【請求項2】 空調空気を取り込む空気取込口と、前記
    空気取込口に連通して内設された空気通路と、前記空気
    通路に連通して空調空気を吹き出す空気出口とを有し、
    車室内に配置されたシートと、 前記車室の前部に配置された冷暖房装置と、 前記シートの側方を通って配置され、前記冷暖房装置に
    一端が接続されるとともに前記車室内に配置したべッド
    用の空気吹出口が他端に設けられた空調ダクトと、 前記空調ダクトの途中から分岐して前記シートの空気取
    込口に接続された分岐配管とを備えていることを特徴と
    するトラック用シート空調装置。
  3. 【請求項3】 前記空調ダクトの前記分岐配管との分岐
    部に、空調空気を前記空調ダクトの前記分岐部より下流
    部分または前記分岐配管のいずれか一方に流すように切
    り換える切換弁が設けられていることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のトラック用シート空調装置。
  4. 【請求項4】 空調空気を取り込む空気取込口と、前記
    空気取込口に連通して内設された空気通路と、前記空気
    通路に連通して空調空気を吹き出す空気出口とを有し、
    車室内に配置されたシートと、 前記車室の前部に配置された冷暖房装置と、 前記冷暖房装置に一端が接続され、前記シートの側方に
    配置した保温用容器に他端が接続された第1の空調ダク
    トと、 前記シートの側方を通って配置され、前記冷暖房装置に
    一端が接続されるとともに前記車室内に配置したべッド
    用の空気吹出口が他端に設けられた第2の空調ダクト
    と、 前記第1の空調ダクトの途中から分岐して前記シートの
    前記空気取込口に接続された第1の分岐配管と、 前記第2の空調ダクトの途中から分岐して前記シートの
    前記空気取込口に接続された第2の分岐配管と、 前記第1の空調ダクトから前記第2の空調ダクトにかけ
    て設けられ、前記第1の空調ダクトまたは前記第2の空
    調ダクトのいずれか一方を開状態にする切換弁とを備え
    ていることを特徴とするトラック用シート空調装置。
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