JP2002109989A - 押釦スイッチ - Google Patents

押釦スイッチ

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JP2002109989A
JP2002109989A JP2000293298A JP2000293298A JP2002109989A JP 2002109989 A JP2002109989 A JP 2002109989A JP 2000293298 A JP2000293298 A JP 2000293298A JP 2000293298 A JP2000293298 A JP 2000293298A JP 2002109989 A JP2002109989 A JP 2002109989A
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JP
Japan
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key top
button switch
push button
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horizontal frame
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JP2000293298A
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English (en)
Inventor
Takashi Fujimaki
孝志 藤巻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】押釦(ぼたん)スイッチを小型化することがで
き、例えば、キーボードを容易に収納することができる
ようにする。 【解決手段】押下部を備えたキートップ11と、該キー
トップ11より下方に配設され、前記押下部によって選
択的に接続される接点24と、前記キートップ11を移
動自在に支持する支持機構51とを有する。そして、該
支持機構51は、一端が前記キートップ11に対して揺
動自在に配設され、他端が所定の方向に移動自在に配設
された支持部材、及び該支持部材の他端を付勢する付勢
手段を備える。この場合、キートップ11は、付勢手段
の付勢力によって上方に移動させられる。カップゴム6
1の復元力を利用する必要がないので、押釦スイッチを
その分小型化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押釦(ぼたん)ス
イッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、コンピュータに対して入
力等の作業を行うためのキーボードには、複数の押釦ス
イッチが配設され、オペレータが所定の押釦スイッチの
キートップを押下すると、押釦スイッチがオンにされる
ようになっている。
【0003】図2は従来の押釦スイッチの第1の状態を
示す断面図、図3は従来の押釦スイッチの第2の状態を
示す断面図である。
【0004】図において、11は上下方向に移動自在に
配設されたキートップであり、該キートップ11は、矩
(く)形の平板状部12、該平板状部12の周縁から斜
め下方に傾斜させて形成された傾斜部13、及び前記平
板状部12の背面の中央から下方に突出させて形成され
た突起部14を備える。
【0005】各キートップ11の下方には、ハウジング
15が配設され、該ハウジング15と補強板16との間
にメンブレンシート17が配設される。そして、該メン
ブレンシート17は、上面シート18、スペーサシート
19及び下面シート20の積層構造から成り、前記スペ
ーサシート19によって上面シート18と下面シート2
0との間に所定の間隙(げき)が形成される。前記メン
ブレンシート17において、前記突起部14に対応する
部分に接点部21が形成され、該接点部21より上方の
部分において、ハウジング15は円形の形状に切り欠か
れて切欠部25が形成される。また、前記接点部21に
おいて、スペーサシート19は切り欠かれ、上面シート
18と下面シート20とが対向させられ、しかも、前記
上面シート18の下面に上接点22が、下面シート20
の上面に下接点23が形成され、上接点22と下接点2
3とが対向させられる。なお、上接点22及び下接点2
3によって接点24が構成される。
【0006】そして、前記キートップ11とハウジング
15との間には支持機構31が配設され、該支持機構3
1によって、前記キートップ11が上下方向に移動自在
に支持される。前記支持機構31は、ピン30によって
互いに「X」字状に連結された第1、第2のアクチュエ
ータ32、33、及び前記キートップ11を上方に向け
て付勢するカップゴム45を備える。
【0007】第1のアクチュエータ32は、2個の縦枠
34(図2においては、そのうちの1個だけが示されて
いる。)、並びに各縦枠34間を連結する上方の横枠3
5及び下方の横枠36から成る四角形のフレーム構造を
有し、前記横枠35は前記キートップ11の下面に形成
されたクランプ37に対して揺動自在に支持され、横枠
36はハウジング15に形成された係止部材38によっ
て水平方向に移動自在に係止させられる。また、第2の
アクチュエータ33は、2個の縦枠39(図2において
は、そのうちの1個だけが示されている。)、並びに各
縦枠39間を連結する上方の横枠40及び下方の横枠4
1から成る四角形のフレーム構造を有し、前記横枠40
はキートップ11の下面に形成された係止部材42によ
って水平方向に移動自在に係止させられ、横枠41は前
記ハウジング15に形成されたクランプ43に対して揺
動自在に支持される。
【0008】前記カップゴム45は、ゴム材から成り、
皿状の形状を有し、底部46、及び底部46から斜め下
方に延びる傾斜部47を備える。そして、前記カップゴ
ム45は前記切欠部25を覆うように配設され、底部4
6が突起部14に固着させられ、傾斜部47の外周縁が
ハウジング15における前記切欠部25の内周縁に取り
付けられる。また、前記底部46の下面の中央には、メ
ンブレンシート17を押すための突起48が形成され
る。なお、キートップ11、接点24及び支持機構31
によって押釦スイッチが構成される。
【0009】前記構成の押釦スイッチにおいて、オペレ
ータがキートップ11を押し下げると、キートップ11
が下方に移動するのに伴って、図3に示されるように、
傾斜部47を湾曲させて底部46が下方に移動させられ
る。これに伴って、前記突起48がメンブレンシート1
7を押し、上接点22と下接点23とが接触して接点2
4が電気的に接続される。このようにして、押釦スイッ
チがオンになる。なお、キートップ11が下方に移動さ
せられるのに伴って、第1のアクチュエータ32と第2
のアクチュエータ33との成す角度が変化させられ、横
枠36、40は水平方向に移動させられる。
【0010】そして、オペレータがキートップ11を離
すと、前記カップゴム45の付勢力によってキートップ
11が上方に移動させられ、カップゴム45は、図2に
示されるように、元の形状に戻る。これに伴って、前記
突起48がメンブレンシート17から離れ、上接点22
と下接点23とが離れて接点24が電気的に遮断され
る。このようにして、押釦スイッチがオフになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の押釦スイッチにおいては、オペレータがキートップ
11を離したときに、キートップ11は専ら前記カップ
ゴム45の付勢力によって上方に移動させられるので、
傾斜部47の復元力を大きくする必要がある。したがっ
て、カップゴム45の高さ方向の寸法を大きくする必要
があり、押釦スイッチがその分大型化してしまう。その
結果、例えば、キーボードの厚さが大きくなるので、キ
ーボードを収納するのが困難になってしまう。
【0012】本発明は、前記従来の押釦スイッチの問題
点を解決して、小型化することができ、例えば、キーボ
ードを容易に収納することができる押釦スイッチを提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の押
釦スイッチにおいては、上下方向に移動自在に配設さ
れ、押下部を備えたキートップと、該キートップより下
方に配設され、前記押下部によって選択的に接続される
接点と、前記キートップを移動自在に支持する支持機構
とを有する。
【0014】そして、該支持機構は、一端が前記キート
ップに対して揺動自在に配設され、他端が所定の方向に
移動自在に配設された支持部材、及び該支持部材の他端
を付勢する付勢手段を備える。
【0015】本発明の他の押釦スイッチにおいては、さ
らに、前記支持部材の一端を揺動自在に支持する揺動支
持部は固定された位置に配設される。
【0016】そして、前記付勢手段を保持する保持部は
移動自在に配設される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施の形態における
押釦スイッチの第1の状態を示す断面図、図4は本発明
の第1の実施の形態における押釦スイッチの分解斜視
図、図5は本発明の第1の実施の形態における押釦スイ
ッチの第2の状態を示す断面図、図6は本発明の第1の
実施の形態における押釦スイッチの第3の状態を示す断
面図、図7は本発明の第1の実施の形態における押釦ス
イッチの特性図である。なお、図7において、横軸にキ
ートップ11のストロークを、縦軸にスプリング52の
変位量を採ってある。
【0019】図において、11は上下方向に移動自在に
配設されたキートップであり、該キートップ11は、矩
形の平板状部12、該平板状部12の周縁から斜め下方
に傾斜させて形成された傾斜部13、及び前記平板状部
12の背面の中央から下方に突出させて形成された押下
部としての突起部14を備える。なお、キートップ11
は図示されないキーボード上に複数配設されたもののう
ちの一つを示す。
【0020】各キートップ11の下方には、ハウジング
15が配設され、該ハウジング15と補強板16との間
にメンブレンシート17が配設される。そして、該メン
ブレンシート17は、上面シート18、スペーサシート
19及び下面シート20の積層構造から成り、前記スペ
ーサシート19によって上面シート18と下面シート2
0との間に所定の間隙が形成される。前記メンブレンシ
ート17において、前記突起部14に対応する部分に接
点部21が形成され、該接点部21より上方の部分にお
いて、ハウジング15は円形の形状に切り欠かれて切欠
部25が形成される。また、前記接点部21において、
スペーサシート19は切り欠かれ、上面シート18と下
面シート20とが対向させられ、しかも、前記上面シー
ト18の下面に上接点22が、下面シート20の上面に
下接点23が形成され、上接点22と下接点23とが対
向させられる。なお、上接点22及び下接点23によ
り、前記突起部14によって選択的に接続される接点2
4が構成される。
【0021】そして、前記キートップ11とハウジング
15との間には支持機構51が配設され、該支持機構5
1によって、前記キートップ11が上下方向に移動自在
に支持される。前記支持機構51は、ピン30によって
互いに「X」字状に連結された支持部材としての第1、
第2のアクチュエータ32、33、及び前記キートップ
11を上方に向けて付勢する付勢手段としてのスプリン
グ52を備える。
【0022】第1のアクチュエータ32は、一端がキー
トップ11に対して揺動自在に配設され、他端が所定の
方向に移動自在に配設され、そのために、2個の縦枠3
4(図1においては、そのうちの1個だけが示されてい
る。)、並びに各縦枠34間を連結する上方の横枠35
及び下方の横枠36から成る四角形のフレーム構造を有
する。そして、前記横枠35は前記キートップ11の下
面に形成された揺動支持部としてのクランプ37に対し
て揺動自在に支持され、横枠36はハウジング15に形
成されたストッパ53及び係止部材56によって水平方
向に移動自在に係止させられる。また、第2のアクチュ
エータ33は、一端がハウジング15に対して揺動自在
に配設され、他端が所定の方向に移動自在に配設され、
そのために、2個の縦枠39(図1においては、そのう
ちの1個だけが示されている。)、並びに各縦枠39間
を連結する上方の横枠40及び下方の横枠41から成る
四角形のフレーム構造を有する。そして、前記横枠40
はキートップ11の下面に形成された係止部材42によ
って水平方向に移動自在に係止させられ、横枠41は前
記ハウジング15に形成された揺動支持部としてのクラ
ンプ43に対して揺動自在に支持される。なお、前記ハ
ウジング15に保持部としてのポケット54が形成さ
れ、該ポケット54に収容されて保持された前記スプリ
ング52は、キートップ11を上方に向けて付勢するた
めに、横枠36をストッパ53に向けて付勢する。
【0023】また、突起部14の下方にはカップゴム6
1が配設される。該カップゴム61は、ゴム材から成
り、平板状の形状を有する。そして、前記カップゴム6
1は、切欠部25を覆うように配設され、外周縁がハウ
ジング15における前記切欠部25の内周縁に取り付け
られる。また、前記カップゴム61の下面の中央には、
メンブレンシート17を押すための突起62が形成され
る。なお、キートップ11、接点24及び支持機構51
によって押釦スイッチが構成される。
【0024】前記構成の押釦スイッチにおいて、オペレ
ータがキートップ11を押し下げると、キートップ11
が下方に移動するのに伴って、図5に示されるように、
横枠36がストッパ53から離れ、スプリング52を収
縮させ、突起部14の下端がカップゴム61に接触す
る。続いて、キートップ11が更に下方に移動するのに
伴って、図6に示されるように、カップゴム61が湾曲
させられる。これに伴って、前記突起62がメンブレン
シート17を押し、上接点22と下接点23とが接触し
て接点24が電気的に接続される。このようにして、押
釦スイッチがオンになる。なお、キートップ11が下方
に移動させられるのに伴って、第1のアクチュエータ3
2と第2のアクチュエータ33との成す角度が変化させ
られ、横枠36、40は水平方向に移動させられる。
【0025】そして、オペレータがキートップ11を離
すと、前記スプリング52の付勢力によって横枠36が
ストッパ53に向けて移動させられ、これに伴ってキー
トップ11が上方に移動させられ、カップゴム61は、
図5に示されるように、元の形状に戻る。これに伴っ
て、前記突起62がメンブレンシート17から離れ、上
接点22と下接点23とが離れて接点24が電気的に遮
断される。このようにして、押釦スイッチがオフにな
る。続いて、前記スプリング52の付勢力によって横枠
36がストッパ53に向けて更に移動させられ、キート
ップ11が上方に移動させられ、図1に示されるよう
に、突起部14はカップゴム61から離れる。
【0026】なお、図1及び5〜7において、W1はス
プリング52が横枠36をストッパ53に押し付けてい
るときのスプリング52の変位量、W2は突起部14が
カップゴム61に接触したときのスプリング52の変位
量、W3は突起62がメンブレンシート17を押したと
きのスプリング52の変位量、S2はスプリング52が
横枠36をストッパ53に押し付けている状態から、突
起部14がカップゴム61に接触した状態になるまでの
キートップ11のストローク、S3はスプリング52が
横枠36をストッパ53に押し付けている状態から、突
起62がメンブレンシート17を押した状態になるまで
のキートップ11のストロークである。
【0027】図7に示されるように、キートップ11の
ストロークがS2とS3との間にあり、スプリング52
の変位量がW2とW3との間にある点Pにおいて押釦ス
イッチがオン・オフさせられる。
【0028】このように、キートップ11は前記スプリ
ング52の付勢力によって上方に移動させられるので、
カップゴム61の復元力を利用する必要がない。したが
って、カップゴム61の高さ方向の寸法を大きくする必
要がないので、押釦スイッチをその分小型化することが
できる。その結果、例えば、キーボードの厚さを小さく
することができるので、キーボードを収納するのが容易
になる。
【0029】なお、本実施の形態においては、突起部1
4と接点部21との間にカップゴム61を配設するよう
にしているが、必ずしも配設する必要はない。
【0030】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。
【0031】図8は本発明の第2の実施の形態における
押釦スイッチの第1の状態を示す断面図、図9は本発明
の第2の実施の形態における押釦スイッチの分解斜視
図、図10は本発明の第2の実施の形態における押釦ス
イッチの第2の状態を示す断面図である。
【0032】この場合、ハンジング75がメンブレンシ
ート17に対して矢印X、Y方向に移動自在に配設され
る。また、ハウジング75におけるクランプ37と対向
する部分に、矩形の形状を有する切欠77が形成され、
横枠41を揺動自在に支持するための揺動支持部として
のクランプ76が補強板16から上方に向けて突出さ
せ、かつ、前記切欠77を貫通させて形成される。な
お、本実施の形態においては、前記クランプ76は固定
された位置に配設され、保持部としてのポケット54
は、ハウジング75と一体に形成され、ハウジング75
が移動させられるのに伴って移動させられる。なお、キ
ートップ11、接点24及び支持機構51によって押釦
スイッチが構成される。
【0033】前記構成の押釦スイッチにおいて、オペレ
ータがキートップ11を押し下げると、第1の実施の形
態と同様に、キートップ11が下方に移動するのに伴っ
て、横枠36がストッパ53から離れ、付勢手段として
のスプリング52を収縮させ、押下部としての突起部1
4の下端がカップゴム61に接触する。続いて、キート
ップ11が更に下方に移動するのに伴って、カップゴム
61が湾曲させられる。これに伴って、前記突起62が
メンブレンシート17を押し、上接点22と下接点23
とが接触して接点24が電気的に接続される。このよう
にして、押釦スイッチがオンになる。なお、キートップ
11が下方に移動させられるのに伴って、支持部材とし
ての第1のアクチュエータ32と第2のアクチュエータ
33との成す角度が変化させられ、横枠36、40は水
平方向に移動させられる。
【0034】そして、オペレータがキートップ11を離
すと、前記スプリング52の付勢力によって横枠36が
ストッパ53に向けて移動させられ、これに伴ってキー
トップ11が上方に移動させられ、カップゴム61は元
の形状に戻る。これに伴って、前記突起62がメンブレ
ンシート17から離れ、上接点22と下接点23とが離
れて接点24が電気的に遮断される。このようにして、
押釦スイッチがオフになる。続いて、前記スプリング5
2の付勢力によって横枠36がストッパ53に向けて更
に移動させられ、キートップ11が上方に移動させら
れ、突起部14はカップゴム61から離れる。
【0035】ところで、例えば、前記押釦スイッチを備
えたキーボードを収納する場合、オペレータは、前記ハ
ウジング75を、図8の状態から矢印X方向に移動させ
る。これに伴って、横枠36も矢印X方向に移動させら
れ、キートップ11が下方に移動させられ、図10に示
される状態になる。この場合、横枠36の移動に伴って
ポケット54も移動するので、スプリング52が収縮さ
せられることはない。また、図10の状態から前記ハウ
ジング75を矢印Y方向に移動させると、横枠36も矢
印Y方向に移動させられ、キートップ11が上方に移動
させられ、図8に示される状態に戻る。
【0036】なお、図8及び10において、W1はスプ
リング52が横枠36をストッパ53に押し付けている
ときのスプリング52の変位量、Aはハウジング75を
矢印X方向に移動させる前の突起部14の中心から横枠
36の中心までの距離、αはハウジング75の矢印X方
向の移動量、S4はハウジング75を矢印X方向に移動
させたときのキートップ11のストロークである。
【0037】このように、ハウジング75を矢印X方向
に移動させるだけで、キートップ11を下方に移動さ
せ、例えば、キーボードの厚さを小さくすることができ
るので、キーボードを収納するのが一層容易になる。
【0038】また、突起62と接点24とが大きくずれ
ない程度に、ハウジング75を所定の位置に置くことに
よって、通常の使用時におけるキートップ11の高さを
調整することもできる。
【0039】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、押釦スイッチにおいては、上下方向に移動自在に
配設され、押下部を備えたキートップと、該キートップ
より下方に配設され、前記押下部によって選択的に接続
される接点と、前記キートップを移動自在に支持する支
持機構とを有する。
【0041】そして、該支持機構は、一端が前記キート
ップに対して揺動自在に配設され、他端が所定の方向に
移動自在に配設された支持部材、及び該支持部材の他端
を付勢する付勢手段を備える。
【0042】この場合、支持機構は、一端が前記キート
ップに対して揺動自在に配設され、他端が所定の方向に
移動自在に配設された支持部材、及び該支持部材の他端
を付勢する付勢手段を備えるので、キートップは、付勢
手段の付勢力によって上方に移動させられる。したがっ
て、カップゴムの復元力を利用する必要がない。
【0043】その結果、押釦スイッチをその分小型化す
ることができ、例えば、キーボードの厚さを小さくする
ことができるので、キーボードを収納するのが容易にな
る。
【0044】本発明の他の押釦スイッチにおいては、さ
らに、前記支持部材の一端を揺動自在に支持する揺動支
持部は固定された位置に配設される。
【0045】そして、前記付勢手段を保持する保持部は
移動自在に配設される。
【0046】この場合、付勢手段を保持する保持部は移
動自在に配設されるので、保持部を移動させるだけで、
キートップを下方に移動させ、例えば、キーボードの厚
さを小さくすることができる。したがって、キーボード
を収納するのが一層容易になる。
【0047】また、保持部を所定の位置に置くことによ
って、通常の使用時におけるキートップの高さを調整す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における押釦スイッ
チの第1の状態を示す断面図である。
【図2】従来の押釦スイッチの第1の状態を示す断面図
である。
【図3】従来の押釦スイッチの第2の状態を示す断面図
である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における押釦スイッ
チの分解斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における押釦スイッ
チの第2の状態を示す断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における押釦スイッ
チの第3の状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における押釦スイッ
チの特性図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における押釦スイッ
チの第1の状態を示す断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における押釦スイッ
チの分解斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態における押釦スイ
ッチの第2の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 キートップ 14 突起部 24 接点 32、33 第1、第2のアクチュエータ 35、36、40、41 横枠 51 支持機構 52 スプリング 54 ポケット 76 クランプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)上下方向に移動自在に配設され、
    押下部を備えたキートップと、(b)該キートップより
    下方に配設され、前記押下部によって選択的に接続され
    る接点と、(c)前記キートップを移動自在に支持する
    支持機構とを有するとともに、(d)該支持機構は、一
    端が前記キートップに対して揺動自在に配設され、他端
    が所定の方向に移動自在に配設された支持部材、及び該
    支持部材の他端を付勢する付勢手段を備えることを特徴
    とする押釦スイッチ。
  2. 【請求項2】 (a)前記支持部材の一端を揺動自在に
    支持する揺動支持部は固定された位置に配設され、
    (b)前記付勢手段を保持する保持部は移動自在に配設
    される請求項1に記載の押釦スイッチ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008268884A (ja) * 2007-03-28 2008-11-06 Fujifilm Corp 着色硬化性樹脂組成物、着色パターン形成方法、着色パターン、カラーフィルタの製造方法、カラーフィルタ、及び液晶表示素子
CN104299828A (zh) * 2014-07-08 2015-01-21 东莞市凯华电子有限公司 可平稳下压的超薄键盘开关

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