JP2002105492A - 液体洗剤組成物 - Google Patents

液体洗剤組成物

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JP2002105492A
JP2002105492A JP2000303194A JP2000303194A JP2002105492A JP 2002105492 A JP2002105492 A JP 2002105492A JP 2000303194 A JP2000303194 A JP 2000303194A JP 2000303194 A JP2000303194 A JP 2000303194A JP 2002105492 A JP2002105492 A JP 2002105492A
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polymer
polymer chain
chain
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liquid detergent
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JP2000303194A
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Koji Yui
幸治 湯井
Tomoe Takano
友恵 鷹野
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保存安定性が良好で、泥汚れや皮脂汚れに対
する洗浄性と再汚染防止性に優れた液体洗剤組成物を構
築するに適したビルダー、及びそれを配合した液体洗剤
組成物の提供。 【解決手段】 1種類以上の置換基を有していてもよい
スチレン構造からなる繰り返し単位を少なくとも一部に
有するポリマー鎖(1)及びポリマー鎖(2)を有し、
下記条件(イ)又は(ロ)を満足する水溶性グラフトポ
リマーを含有する、液体洗剤組成物。 条件(イ):ポリマー鎖(1)が幹鎖であり、ポリマー
鎖(2)が側鎖 条件(ロ):ポリマー鎖(2)が幹鎖であり、ポリマー
鎖(1)が側鎖、但し、この場合、ポリマー鎖(2)が
ポリエーテルである場合を除く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定で優れた洗浄
性能を示す衣料用の液体洗剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】液体洗
剤は一般に粉末洗剤に比べて水への溶解性に優れ、衣類
の汚れた部分に直接塗布できるという利点を有する上、
粉末状洗剤や錠剤状洗剤に比較して製造工程において乾
燥設備等の複雑な装置を必要としない等の長所を有す
る。しかしながら、粉末状洗剤や錠剤状洗剤にはない相
分離、沈殿又は濁りといった安定性の問題があり、界面
活性剤の組み合わせや、アルカリ剤の種類、水分等を神
経質に考慮する必要がある。特に、ゼオライト等の水不
溶性物質はもちろんのこと、その他の金属イオン封鎖剤
や、ポリマーなどの分散剤をはじめとするビルダー物質
の配合は安定性を阻害する原因となり、ビルダーを配合
する場合に注意を要する。通常安定性を向上させるため
に、p−トルエンスルホン酸塩等のハイドロトロープ剤
並びにエチレングリコール、プロピレングリコール、又
はエタノール等の溶媒を配合することが提案されている
が、粉末洗剤に比較して十分な量のビルダーを配合する
ことは困難である。
【0003】一方、最近の液体洗剤は、界面活性剤濃度
を増やし、系内の水分量を減らすことによって標準使用
量を少なくしたコンパクト化の試みがなされている。し
かしながら、このような濃厚系の液体洗剤は、従来以上
に液体洗剤自体の配合を神経質なものにし、ましてやビ
ルダー物質の多量の配合は困難であった。
【0004】非イオン界面活性剤は、油汚れに対する洗
浄力に優れている上、陰イオン界面活性剤と比較して臨
界ミセル濃度が低いことから、コンパクト化に有利であ
る。しかしながら、ビルダー配合に影響を受け易く、よ
り安定なビルダーが望まれていた。
【0005】本発明の課題は、保存安定性が良好で、泥
汚れや皮脂汚れに対する洗浄性と再汚染防止性に優れた
液体洗剤組成物を構築するに適したビルダー、及びそれ
を配合した液体洗剤組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記ポリマー
鎖(1)及び(2)を有し、下記条件(イ)又は(ロ)
を満足する水溶性グラフトポリマーを含有する、液体洗
剤組成物である。 ポリマー鎖(1):1種類以上の置換基を有していても
よいスチレン構造からなる繰り返し単位を少なくとも一
部に有するポリマー鎖 ポリマー鎖(2) 条件(イ):ポリマー鎖(1)が幹鎖であり、ポリマー
鎖(2)が側鎖 条件(ロ):ポリマー鎖(2)が幹鎖であり、ポリマー
鎖(1)が側鎖、但し、この場合、ポリマー鎖(2)が
ポリエーテルである場合を除く。
【0007】
【発明の実施の形態】[グラフトポリマー]本発明にお
いて、「水溶性グラフトポリマー」とは、25℃の水に
対して1重量%以上の溶解性を持つグラフトポリマーを
指す。この溶解性は、1重量%の水溶液を光路長10m
mの石英セルに入れて25℃で波長500nm光及び8
00nm光の透過度を測定した場合、少なくともどちら
か一方が60%以上であることによって確認できる。
【0008】<条件(イ):ポリマー鎖(1)が幹鎖で
あり、ポリマー鎖(2)が側鎖の場合>水溶性グラフト
ポリマーを構成するポリマー鎖(1)となるポリマー
(以下ポリマー(1)という)として、下記(a)又は
(b)が挙げられる。 (a)置換基を有していてもよいスチレン(以下、スチ
レン等という)を重合して生成するポリマー (b)スチレン等と、その他のビニルモノマーとを共重
合して生成するポリマー。
【0009】ここでスチレン等として、スチレン、ベン
ゼン環にアルコキシ基(炭素数1〜22)を有するスチ
レン、ベンゼン環にアルキル基(炭素数1〜22)を有
するスチレン、ベンゼン環にカルボキシル基(炭素数1
〜22)又はその塩を有するスチレン、あるいはベンゼ
ン環にスルホン酸基又はその塩を有するスチレン、塩化
ビニルベンジルトリアルキル(炭素数1〜22)アンモ
ニウム等のようなカチオン性基を有するスチレン等が例
示され、スチレンスルホン酸及び/又はその塩が好まし
い。
【0010】本発明に用いるポリマー(1)は、スチレ
ン等を必須モノマーとして得られるが、その他のビニル
モノマーは、使用しても良いし、使用しなくても良い。
その他のビニルモノマーとして、マレイン酸、酢酸ビニ
ル、(メタ)アクリル酸のアルキル(炭素数1〜16)
エステル及び次の水溶性モノマー(以下「水溶性モノマ
ー」という)の中から選ばれる1種以上が使用される。
ここで水溶性モノマーとして、(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)ア
クリルアミド、(メタ)アクリロイルモルホリン、N−
ビニルピロリドン、スチレンスルホン酸、スチレンカル
ボン酸、(メタ)アクリル酸 N,N−ジメチルアミノ
エチル、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アク
リルアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルホル
ムアミド、塩化ビニルベンジルトリメチルアンモニウ
ム、塩化(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチル
アンモニウム、エチル硫酸(メタ)アクリロイルオキシ
エチルジメチルエチルアンモニウム、塩化(メタ)アク
リルアミドプロピルトリメチルアンモニウム、(メタ)
アクリロイルオキシエチルジメチルカルボキシメチルア
ンモニウムベタイン、(メタ)アクリルアミドプロピル
ジメチルカルボキシメチルアンモニウムベタイン、ポリ
エチレングリコールのモノ(メタ)アクリル酸エステ
ル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、塩化ジメチ
ルジアリルアンモニウム、ビニルアルコール等が例示さ
れる。この中でもカルボキシル基及び/又はその塩を有
するモノマーが特に好ましい。
【0011】このポリマー(1)の重量平均分子量は、
高純度のグラフトポリマーを得るという観点より、1,
000〜3,000,000が好ましく、2,000〜
1,000,000が更に好ましい。
【0012】グラフトポリマーのポリマー鎖(2)は何
れでもよいが、好ましくは前記の「水溶性モノマー」の
中から選ばれる1種以上を用いて得られるものであり、
更に好ましくはカルボキシル基及び/又はその塩を有す
るモノマーを用いて得られるものである。
【0013】<条件(ロ):ポリマー鎖(2)が幹鎖で
あり、ポリマー鎖(1)が側鎖の場合>水溶性グラフト
ポリマーのポリマー鎖(2)となるポリマー(以下ポリ
マー(2)という)は、特開平10−60496号公報
に記載されているポリエーテルを除くポリマーであれば
何れでもよいが、好ましくは前記の「水溶性モノマー」
の中から選ばれる1種以上を用いて得られるものであ
り、更に好ましくはカルボキシル基及び/又はその塩を
有するモノマーを用いて得られるものである。
【0014】グラフトポリマーのポリマー鎖(1)は、
前記のスチレン等を必須モノマーとして得られるが、ス
チレンスルホン酸及び/又はその塩が好ましい。その他
のビニルモノマーは、使用しても良いし、使用しなくて
も良い。その他のビニルモノマーとして、マレイン酸、
酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸のアルキル(炭素数1
〜16)エステル及び前記の「水溶性モノマー」の中か
ら選ばれる1種以上が使用される。この中でもカルボキ
シル基及び/又はその塩を有するモノマーが特に好まし
い。
【0015】<条件(イ)、(ロ)に共通して>グラフ
トポリマーのポリマー鎖(1)又は(2)の少なくとも
一方が、カルボキシル基又はその塩を有する繰り返し単
位を少なくとも一部に有するポリマー鎖であることが好
ましく、ポリマー鎖(2)が、カルボキシル基又はその
塩を有する繰り返し単位を少なくとも一部に有すること
が更に好ましい。グラフトポリマーのポリマー鎖(1)
とポリマー鎖(2)の重量比は5/95〜95/5が好
ましい。
【0016】[グラフトポリマーの製造法]本発明に用
いるグラフトポリマーの製造法として、ポリマー(1)
又は(2)の存在下に、それぞれポリマー鎖(2)又は
(1)を与えるモノマーを重合する方法が挙げられる
が、ポリマー(1)の存在下に、ポリマー鎖(2)を与
えるモノマーをラジカル重合する、連鎖移動反応を利用
した製造法が好ましい。
【0017】グラフトポリマーの製造に使用されるラジ
カル重合開始剤(以下、開始剤という)は過酸化物系の
ものが好ましく、過酸化ベンゾイルや過酸化ラウロイル
等の過酸化アシロイル類、t−ブチルヒドロペルオキシ
ド等の過酸化アルコール類、ビスt−ブチルペルオキシ
ド等の過酸化エーテル類、過硫酸塩類、過酸化水素、亜
硫酸水素塩類と酸素との組み合わせ等が特に好ましい。
開始剤の使用量はモノマーの合計モル数に対して0.0
05〜40モル%が好ましく、0.01〜20モル%が
更に好ましい。
【0018】グラフトポリマーを製造する際に、ポリマ
ー(1)又は(2)にラジカル重合開始剤が作用して、
そのポリマー鎖を切断する反応も進行する。この切断反
応と重合反応との割合によっては、出発物質としたポリ
マーの分子量よりも、生成物であるグラフトポリマーの
分子量の方が低いこともあり得る。
【0019】ラジカル重合は、ポリマー(1)又は
(2)、モノマー、及び開始剤を反応器に仕込み、更に
必要に応じて溶媒、可溶化剤、着色防止剤等を共存させ
て行うことができる。この場合の溶媒は、溶媒自身の連
鎖移動定数が小さいことが好ましく、水、飽和炭化水
素、飽和アルコール類、飽和エステル類、飽和ケトン
類、飽和アミド類、飽和スルホキシド類、飽和スルホン
類、飽和エーテル類が好ましく、更に好ましくは、水、
飽和3級アルコール類、飽和炭化水素類、飽和ケトン類
である。
【0020】仕込み方法は、全てを一括で混合後に重合
を開始してもよく、ポリマー又はこのポリマーと溶媒と
の混合物(以下、ポリマー等という)を加熱していると
ころに、モノマー、又はモノマーと溶媒との混合物を、
開始剤と溶媒との混合物と共に添加する方法でもよい。
またモノマーと開始剤と溶媒との混合物をポリマー等へ
滴下してもよく、モノマー又はモノマーと溶媒との混合
物を加熱しているところに、ポリマー等を開始剤の溶液
と共に添加してもよい。複数のモノマーをグラフト重合
する場合、モノマーは1種類ずつ加えても良く、混合し
て加えてもよい。複数のモノマーを1種類ずつ加える場
合には、その間隔によって異なった種類のホモポリマー
からなる枝がそれぞれポリマーに連結された構造を有す
るグラフトポリマーが得られる。この添加に要する時間
は、モノマー1種類の場合には30分〜10時間、モノ
マー複数種類を段階的に添加する場合には、各段階に3
0分〜10時間かけて、各段階の間に30分〜20時間
の間隔を置くことが好ましい。重合時の温度は40〜1
20℃が好ましく、50〜110℃が更に好ましい。
【0021】本発明においては、重合系が重合終了時に
均一溶液となるようにpHの調整又は低分子電解質の添
加を行うことが好ましい。この場合にpHを調整する酸
や塩基、及び溶解性を調整する低分子電解質は、それ自
身の連鎖移動定数が低いものが好ましく、例えば、メル
カプト基、アミノ基、アリールアルキル基(例えば、ベ
ンジル基等)、不飽和基、スルフィド基及びセレニド基
を有する化合物、並びにホスフィン、亜硫酸塩類、次亜
リン酸塩類は適さない。
【0022】好ましい酸類は、塩酸、硫酸、リン酸、安
息香酸、ベンゼンスルホン酸、ピロリドン−N−カルボ
ン酸、ピバリン酸等であり、好ましい塩基類は、アルカ
リ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、アリール
アルキル(ベンジル基等)構造を有さない4級アンモニ
ウム水酸化物等であり、好ましい低分子電解質類は、前
記好ましい酸と好ましい塩基との組み合わせから生じる
塩類である。これら酸類、塩基類、低分子電解質類は、
それぞれ単独でも2種以上の混合物でも使用できる。低
分子電解質類は重合仕込み全量に対して0〜15重量%
用いることが好ましい。
【0023】本発明の液体洗剤組成物中の、上記のグラ
フトポリマーの含有量は、0.1〜15重量%が好まし
く、0.5〜10重量%が更に好ましい。
【0024】[界面活性剤]本発明の液体洗剤組成物に
用い得る界面活性剤としては、非イオン界面活性剤が好
ましく、更にポリエチレンオキシド及び/又はポリプロ
ピレンオキシド型の非イオン界面活性剤、特に下記
(i)〜(iii)から選択される1種又は2種以上を主
に使用することが好ましい。 (i)炭素数8〜16の第1級アルコールにエチレンオ
キシド(以下EOという)を平均5〜15モル付加した
ポリオキシエチレンアルキルエーテル (ii)炭素数8〜16の第2級アルコールにEOを平均
5〜15モル付加したポリオキシエチレンアルキルエー
テル (iii)炭素数8〜16の第1級アルコール又は第2級
アルコールに平均5〜15モルのEO及び平均1〜5モ
ルのプロピレンオキシド(以下POという)を付加した
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエー
テル。EOとPOの付加順序には特に制限はなく、ブロ
ック重合でもランダム重合でもよい。いずれの物質を使
用するかは、洗剤の用途、目的及び安定性に応じて選択
される。
【0025】その他の非イオン界面活性剤として、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、蔗糖脂肪
酸エステル類、脂肪酸グリセリンモノエステル類、高級
脂肪酸アルカノールアミド類、ポリオキシエチレン高級
脂肪酸アルカノールアミド類、アミンオキシド類及びア
ルキルグリコシド類が挙げられ、アルキルグリコシドと
しては、下記一般式(I)で表されるアルキルグリコシ
ド類が好ましい。
【0026】R1−(OR2xy (I) 〔式中、R1 は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のアル
キル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基、R2
炭素数2〜4のアルキレン基、Gは炭素数5又は6の還
元糖に由来する残基、xは平均値0〜6の数、yは平均
値1〜10の数を示す。〕 かかるアルキルグリコシドを組成物中に1〜10重量
%、好ましくは1〜5重量%配合することにより、液体
洗剤組成物の安定性が更に向上する。
【0027】本発明では、非イオン界面活性剤が全界面
活性剤中80重量%以上を占めることが好ましく、洗浄
力及び安定性だけでなく、コンパクト化に好適である。
本発明の液体洗剤組成物を、水分量60重量%以下の濃
厚系液体洗剤組成物として用いる際は、界面活性剤濃度
が高いことから、粘度が高くなりやすい。その際は液体
洗剤組成物の粘度を低下させる為に、上記(i)〜(ii
i)の非イオン界面活性剤は1級アルコール由来のもの
と、2級アルコール由来のものを併用することが好まし
い。
【0028】本発明の液体洗剤組成物は、非イオン界面
活性剤の他に界面活性剤中に15重量%以下、好ましく
は1〜10重量%の陰イオン界面活性剤を配合すること
ができる。陰イオン界面活性剤としては、通常洗剤に配
合されている界面活性剤を使用することができ、特にス
ルホネート型、硫酸塩型及び/又はカルボン酸塩型の陰
イオン界面活性剤が好適に配合される。具体的には、下
記(iv)〜(vii)に示したものが最も好ましい。 (iv)平均炭素数10〜20のアルキル基を有するアル
キルベンゼンスルホン酸塩。 (v)平均炭素数10〜20の直鎖1級アルコール又は
直鎖2級アルコール由来のアルキル基又は分岐鎖アルコ
ール由来のアルキル基を有し、1分子内に平均0.5〜
6モルのEOを付加したアルキルエーテル硫酸塩。 (vi)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩。 (vii)平均炭素数8〜18の脂肪酸塩。
【0029】これらの陰イオン界面活性剤の対イオンと
しては、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシ
ウム及びエタノールアミン類等の陽イオン及びそれらの
混合物からなる群から選択される。上記陰イオン界面活
性剤を配合する場合は、酸型で配合し、別途アルカリ
(エタノールアミン等)を添加するような方法を用いて
もよい。
【0030】またその他の界面活性剤として、洗剤に配
合することが知られている陽イオン界面活性剤、双性界
面活性剤を安定性を阻害しない限り配合してもよい。
【0031】本発明の液体洗剤組成物中の全界面活性剤
濃度は20〜80重量%が好ましく、30〜60重量%
が更に好ましい。
【0032】[その他成分]本発明の液体洗剤組成物の
残部は水であるが、組成物中の水分量が60重量%以
下、特に40重量%以下の濃厚系の場合でも、安定な液
体洗剤組成物を得ることができる。
【0033】本発明の液体洗剤組成物には、任意成分と
して従来より洗剤に配合することが知られている成分を
安定性及び洗浄力を阻害しない限り配合することができ
る。例えば、ポリエチレングリコール、カルボキシメチ
ルセルロース等のポリマー;ポリビニルピロリドン等の
色移り防止剤;クエン酸、ジグリコール酸、リン酸又は
それらの塩等の金属捕捉剤;アルカリ金属炭酸塩、アル
カリ金属珪酸塩もしくはアルカノールアミン等のアルカ
リ剤(pH調節剤としても使用できる);プロテアー
ゼ、セルラーゼ、リパーゼ等の酵素;塩化カルシウム、
ギ酸、ホウ酸等の酵素安定化剤;シリコーン等の消泡
剤;エタノール等の低級アルコール類;ベンゼンスルホ
ン酸塩;p−トルエンスルホン酸塩等の低級アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩;プロピレングリコール、エチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレン
グリコール等のグリコール類;安息香酸塩、尿素等の可
溶化剤;ブチルヒドロキシトルエン、ジスチレン化クレ
ゾール、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム等の
酸化防止剤;チノパールCBS(チバガイギー社製)等
の蛍光染料、青味付け剤、一般に液体洗剤中で安定な通
常知られている香料、抗菌防腐剤等が挙げられる。これ
ら任意成分のうち、プロピレングリコール又はエチレン
グリコールは濃厚系液体洗剤の安定性を更に向上させる
性質を示すが、多量の配合は意味がなく、コンパクト化
に対して不利であるため、配合する場合は20重量%以
下が好ましく、15重量%以下が更に好ましい。
【0034】
【実施例】例中の部及び%は特記しない限り重量基準で
ある。
【0035】合成例1[ポリスチレンスルホン酸ナトリ
ウムからなるポリマー(1)の合成] イオン交換水300部を窒素雰囲気下で70℃に加熱し
攪拌した。ここに、スチレンスルホン酸ナトリウム(東
ソー(株)製、純度82.2%)301部とイオン交換
水1500部との溶液と、2,2’−アゾビス(2−ア
ミジノプロパン)2塩酸塩(和光純薬(株)製V−5
0)0.977部とイオン交換水150部との溶液と
を、別々に同時に2時間かけて滴下した。滴下中も系内
の温度を68〜72℃に保ち、滴下終了後は68〜72
℃で6時間攪拌を続けて室温に戻した。得られた水溶液
を減圧下で加熱して揮発分の一部を除去し、ポリスチレ
ンスルホン酸ナトリウムを20%含有する水溶液151
0部を得た。
【0036】得られた水溶液の一部を凍結乾燥して取り
出したポリマーの重量平均分子量は34万であった。こ
の分子量は、ゲル濾過式液体クロマトグラフィー(GP
C)を用いて分析することで求めたポリエチレングリコ
ール換算分子量である。測定条件は次の通りである。
【0037】カラム:東ソー(株)製 TSK GMP
WXL 2本 溶離液:リン酸二水素カリウム0.1モル/Lとリン酸
水素二ナトリウム1モル/Lとを含む水溶液と、アセト
ニトリルとの9:1の容量比混合物 検出器:示差屈折率計 流速:1.0mL/分 温度:40℃ 標準:ポリエチレングリコール(重量平均分子量9.2
0×105、5.10×105、2.50×105、9.
50×104、4.60×104、3.90×104) 検体濃度:0.20g/100mL溶離液 検体溶液注入量:0.20mL。
【0038】合成例2[ポリスチレンスルホン酸ナトリ
ウムからなるポリマー鎖(1)、ポリアクリル酸からな
るポリマー鎖(2)を有し、(1):(2)が重量比
4:6であるグラフトポリマーの合成] 合成例1で得たポリスチレンスルホン酸ナトリウムの2
0%水溶液240部にイオン交換水37.1部を加えて
窒素雰囲気下で攪拌し、温度を70℃にした。ここに8
0%アクリル酸水溶液90.1部のイオン交換水21.
3部溶液と、過硫酸ナトリウム11.91部のイオン交
換水101部溶液とを別々に同時に2時間かけて滴下し
た。滴下中は反応液の温度を78〜87℃に保ち、滴下
終了後85〜87℃で6時間攪拌を続けた。その後室温
に戻し、黄橙色透明水溶液を得た。これを凍結乾燥し
て、淡黄色粉末状のポリマーを得た。得られたポリマー
(以下グラフトポリマーという)の重量平均分子量は
22.7万であった。測定条件は合成例1と同じであ
る。
【0039】合成例3[ポリスチレンスルホン酸ナトリ
ウムからなるポリマー鎖(1)、アクリル酸/マレイン
酸(モル比7/3)ランダムポリマーからなるポリマー
鎖(2)を有し、(1):(2)が重量比5:5である
グラフトポリマーの合成] 合成例1で得たポリスチレンスルホン酸ナトリウムの2
0%水溶液480部にマレイン酸39.3部、続いて水
酸化ナトリウム13.6部のイオン交換水20部溶液を
加えて溶かし、pHが3.85の溶液を得た。これを、
窒素雰囲気下で攪拌し、温度を95〜98℃に保ってい
るところに、80%アクリル酸水溶液71.2部と、過
硫酸ナトリウム15.9部のイオン交換水46部溶液と
を別々に同時に3時間かけて滴下し、更に同温度で2時
間攪拌を続けた。その後室温に戻し、黄色透明水溶液を
得た。これを凍結乾燥して、淡黄色粉末状のポリマーを
得た。得られたポリマー(以下グラフトポリマーとい
う)の重量平均分子量は9.9万であった。測定条件は
合成例1と同じである。
【0040】比較合成例1 ガラス製反応器に、平均分子量1500のフェノキシポ
リエチレングリコール100部、マレイン酸5部を仕込
んで、窒素気流下、加熱して溶解させ、攪拌下150℃
まで昇温した。次に、温度を150〜151℃に保ちな
がら、アクリル酸30部、ビスt−ブチルペルオキシド
4.5部を別々に、1時間にわたって連続的に滴下し、
その後40分間攪拌を続け、ポリマー(以下高分子化合
物という)を得た。
【0041】比較合成例2 ガラス製反応器に、平均分子量2000のモノメトキシ
ポリエチレングリコール100部、マレイン酸10部を
仕込んで、窒素気流下、加熱して溶解させ、攪拌下14
5℃まで昇温した。次に、温度を145〜147℃に保
ちながら、アクリル酸50部、ビスt−ブチルペルオキ
シド2.5部を別々に、1時間にわたって連続的に滴下
し、その後60分間攪拌を続け、ポリマー(以下高分子
化合物という)を得た。
【0042】実施例1〜7及び比較例1〜9 上記合成例及び比較合成例で得られたグラフトポリマー
、、高分子化合物、、及び表1〜2に示す成分
を用いて、本発明及び比較の液体洗剤組成物を調製し、
下記方法で保存安定性、泥再汚染防止性及び皮脂汚れ洗
浄性を評価した。その結果を表1〜2に示す。
【0043】<保存安定性>各組成物を100mLのガ
ラス瓶に入れ密栓した。このサンプルを30℃及び5℃
の恒温槽に30日間保存した。保存終了後のサンプルを
肉眼で次の基準により判定した。 ○:分離、沈殿がない △:わずかに析出している ×:分離が生じた。
【0044】<泥再汚染防止性>木綿の白布(金巾20
03布)を10cm×10cmに裁断し、5枚1組とし
た。評価用洗剤組成物水溶液1Lに園芸用鹿沼赤土を加
え、ターゴトメーターにて次の条件で洗浄し、泥再汚染
防止性を測定した。
【0045】実験条件 洗浄時間 10分 洗剤組成物濃度 0.08% 水の硬度 4° 水の温度 20℃ すすぎ 20℃水道水にて5分間流水すすぎ 泥再汚染防止性は、洗浄前の原布( 白布) 及び洗浄後の
汚染布の460nmにおける反射率を自記色彩計(島津
製作所製)にて測定し、次式によって泥再汚染防止率を
求め、5枚の汚染布についての平均値で示す。
【0046】泥再汚染防止率(%)=(洗浄後の反射率
/原布の反射率)×100 <皮脂汚れ洗浄性>木綿ブロード(#60)1kgを水
道水30Lに入れ、衣料用洗剤アタック(花王(株)
製)20gを加えて、全自動洗濯機で洗浄し、脱水し
た。この操作を5回行ってから、25℃、40〜50%
RHの室内で10時間以上干した。この布を10cm×
10cmに裁断し、試験用布とした。
【0047】試験用布に対し、綿実油60%、コレステ
ロール10%、オレイン酸10%、パルミチン酸10%
及び固体パラフィン10%からなるモデル皮脂汚れを1
0cm×10cmあたり2g均一に塗布して皮脂汚れ汚
染布を作製した。
【0048】各洗剤組成物を4°DH硬水に溶解し、
0.067%水溶液となるように調製する。この洗剤組
成物水溶液に皮脂汚れ汚染布5枚を添加し、20℃、1
0分間、100rpmでターゴトメーターにて攪拌洗浄
する。流水下ですすいだ後、アイロンプレス処理を行っ
た。
【0049】次いで洗浄前の原布、洗浄前の皮脂汚れ汚
染布、最終洗浄後の汚染布の460nmにおける反射率
を自記色彩計(島津製作所製)にて測定し、次式から皮
脂汚れ洗浄率(%)を算出し、5枚の汚染布についての
平均値で示す。
【0050】皮脂汚れ洗浄率(%)=[(最終洗浄後の
汚染布の反射率−洗浄前の汚染布の反射率)/(原布の
反射率−洗浄前の汚染布の反射率)]×100
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】表1及び表2中の略号等は以下の意味を示
す。 ・非イオン界面活性剤:エマルゲン120(花王
(株)製) ・非イオン界面活性剤:ソフタノール70((株)日
本触媒製) ・非イオン界面活性剤:ノニデットR−9(シェルジ
ャパン(株)製) ・非イオン界面活性剤:アルキル基の炭素数12,平
均EO付加モル数8,平均PO付加モル数2のポリオキ
シアルキレンアルキルエーテル ・アルキルグルコシド:一般式(I)においてR1 =炭
素数8〜16のアルキル基、x=0、y=1.3、G=
グルコース残基 ・LAS−Na:アルキル基の炭素数10〜14の直鎖
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム ・ES−Na:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫
酸ナトリウム(アルキル基の平均炭素数10〜12,平
均EO付加モル数2.5) ・脂肪酸:ルナックL−55(花王(株)製) ・デュラザイム16.0L:プロテアーゼ(ノボノルデ
ィスクバイオインダストリー製) ・リポラーゼ100L:リパーゼ(ノボノルディスクバ
イオインダストリー製) ・チノパールCBS−X:日本チバガイギー(株)製の
蛍光染料 ・バランス:全体を100にするための量
【0054】
【発明の効果】本発明の液体洗剤組成物は、保存安定性
が良好で、泥汚れや皮脂汚れに対する洗浄性と再汚染防
止性に優れており、水分量が少ないコンパクト化が可能
なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 17/08 C11D 17/08 Fターム(参考) 4H003 AB19 AB31 AC05 AC08 AC09 AC23 BA12 DA01 EA12 EB04 EB14 EB22 EB28 EB30 EB32 EC01 EC02 ED02 FA06 FA16 4J026 AA16 AA17 AA20 AA32 AA38 AA42 AA46 AA48 AA50 AA52 BA05 BA06 BA08 BA12 BA20 BA27 BA28 BA30 BA32 BA33 DB13 DB14 DB15 GA01 GA02 GA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記ポリマー鎖(1)及び(2)を有
    し、下記条件(イ)又は(ロ)を満足する水溶性グラフ
    トポリマーを含有する、液体洗剤組成物。ポリマー鎖
    (1):1種類以上の置換基を有していてもよいスチレ
    ン構造からなる繰り返し単位を少なくとも一部に有する
    ポリマー鎖ポリマー鎖(2) 条件(イ):ポリマー鎖(1)が幹鎖であり、ポリマー
    鎖(2)が側鎖 条件(ロ):ポリマー鎖(2)が幹鎖であり、ポリマー
    鎖(1)が側鎖、但し、この場合、ポリマー鎖(2)が
    ポリエーテルである場合を除く。
  2. 【請求項2】 ポリマー鎖(1)の置換基を有していて
    もよいスチレン構造が、スチレンスルホン酸及び/又は
    その塩である、請求項1記載の液体洗剤組成物。
  3. 【請求項3】 ポリマー鎖(1)又は(2)の少なくと
    も一方がカルボキシル基及び/又はその塩を有する繰り
    返し単位を少なくとも一部に有するポリマー鎖である、
    請求項1又は2記載の液体洗剤組成物。
  4. 【請求項4】 グラフトポリマーが、ポリマー鎖(1)
    となるポリマーの存在下に、ポリマー鎖(2)を与える
    モノマーを重合するか、又はポリマー鎖(2)となるポ
    リマーの存在下に、ポリマー鎖(1)を与えるモノマー
    を重合することによって得られるものである、請求項1
    〜3のいずれかの項記載の液体洗剤組成物。
  5. 【請求項5】 非イオン界面活性剤を含有する、請求項
    1〜4のいずれかの項記載の液体洗剤組成物。
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