JP2002104726A - 軟弱部材剥離装置 - Google Patents

軟弱部材剥離装置

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JP2002104726A
JP2002104726A JP2000291658A JP2000291658A JP2002104726A JP 2002104726 A JP2002104726 A JP 2002104726A JP 2000291658 A JP2000291658 A JP 2000291658A JP 2000291658 A JP2000291658 A JP 2000291658A JP 2002104726 A JP2002104726 A JP 2002104726A
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Japan
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peeling
claw
roller
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JP2000291658A
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English (en)
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Toru Maruyama
徹 丸山
Mutsumi Yamamoto
睦 山本
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物体に粘着された軟弱部材を容易に剥離し得
る軟弱部材剥離装置を提供する。 【解決手段】 剥離爪3を出没自在に支持する巻取りロ
ーラ2と、巻取りローラ2又は物体Aを相対的に直線移
動させる直線駆動手段と、剥離爪3を出没自在に駆動す
る剥離爪開閉駆動部6と、巻取りローラ2を回転方向に
駆動する回転駆動手段とを具備する。したがって、巻取
りローラ2を物体Aに対して相対的に直線方向に移動さ
せることにより、物体Aから軟弱部材Bの先端を剥離
し、剥離爪3を巻取りローラ2の半径方向内側に移動さ
せて軟弱部材Bの先端を剥離爪3と巻取りローラ2との
間で把持し、この状態で、巻取りローラ2を物体Aに対
して相対的に移動させ、その過程で巻取りローラ2を回
転させることにより、物体Aから軟弱部材Bを剥離して
巻取りローラ2の外周面に巻き取ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体に粘着剤によ
り粘着された軟弱部材を剥離する軟弱部材剥離装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子機器製品、家庭電器製品、
事務機器などにおいては、ケースなどの部品に、ラベル
や銘板、或いは、振動を吸収する防振部材、気密性を維
持するためのシール部材などを粘着することが行われて
いる。これらのラベルや銘板、防振部材、シール部材な
どは、ウレタン発泡体、プラスチックフィルム、フェル
トなどの柔軟性を有する材料により形成されている場合
が多い。以下、このような柔軟性を有する材料により形
成されたラベルや銘板、防振部材、シール部材、その他
類似の部材を軟弱部材と総称して説明する。
【0003】近年、電子機器製品、家庭電器製品、事務
機器に限らず多くの製品は、地球環境保全の観点から部
品の再利用に対する要求が高まりつつある。そこで、種
々の機器の製品や部品(総称して物体と称する)から軟
弱部材を剥離することが行われている。
【0004】軟弱部材を粘着する両面粘着テープは、物
体に対する軟弱部材の固着、或いは物体同士の固着には
便利であるが、粘着された物体の剥離作業は大変であ
る。また、物体同士を分離しても分離された物体に両面
粘着テープが残り、それを剥離する作業も大変である。
【0005】両面粘着テープを物体から剥離する方法と
して、発泡粘着剤層を加熱して発泡させることにより粘
着力を低下させ、この加熱後の粘着力よりも大きな粘着
力を有する剥離ローラを物体に押し付けながら回転させ
ることにより、物体表面に粘着されている両面粘着テー
プを剥離する方法が提案されている(特開平7−215
577号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報に記載され
ている方法は、物体表面に粘着された両面粘着テープを
剥離する作業としては改善されると思われるが、両面粘
着テープにより密着された物体を分離させる作業は大変
である。また、上記のように柔軟性を有する材料により
形成されて物体に粘着された軟弱部材の場合には、把持
し難いため剥離作業は困難で作業時間も長くなる。
【0007】本発明は、各種の軟弱部材を容易に剥離し
得る軟弱部材剥離装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
物体とこの物体に粘着されたシート状の軟弱部材との間
に挿入される鋭利なエッジが先端に形成された剥離爪
と、前記剥離爪を外周の一部に位置させて半径方向に出
没自在に支持する巻取りローラと、前記物体に粘着され
た前記軟弱部材を前記剥離爪の前記エッジによって剥離
する直線方向に前記巻取りローラ又は前記物体を相対的
に直線移動させる直線駆動手段と、前記剥離爪により前
記物体から剥離された前記軟弱部材の先端を前記剥離爪
と前記巻取りローラとの間で把持又は釈放するように前
記剥離爪を前記巻取りローラの半径方向に出没自在に駆
動する剥離爪開閉駆動部と、前記巻取りローラ又は前記
物体の相対的な直線方向への移動により前記物体から剥
離された長さに対応して前記軟弱部材を前記巻取りロー
ラの外周面に巻き付ける方向に前記巻取りローラを回転
方向に駆動する回転駆動手段と、を具備する。
【0009】したがって、剥離爪開閉駆動部により剥離
爪を巻取りローラの外周から突出する状態に維持し、直
線駆動手段により巻取りローラを物体に対して相対的に
直線方向に移動させると、物体に粘着された軟弱部材の
先端が剥離され、剥離爪開閉駆動部により剥離爪を巻取
りローラの半径方向内側に移動させると軟弱部材の先端
が剥離爪と巻取りローラの外周との間で把持される。こ
の状態で、直線駆動手段により巻取りローラを物体に対
して相対的に移動させると物体から軟弱部材が次第に剥
離され、その過程で回転駆動手段により巻取りローラを
回転させると、物体から剥離された軟弱部材は順次巻取
りローラの外周面に巻き付けられる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記軟弱部材の先端が前記巻取りローラの
外周と前記剥離爪との間で把持された時点から前記軟弱
部材が前記物体から剥離されるまでの期間では、前記回
転駆動手段による前記巻取りローラの周速度と前記直線
駆動手段による前記巻取りローラ又は前記物体の直線速
度とが等しく定められている。
【0011】したがって、物体から剥離される軟弱部材
の長さと巻取りローラに巻き付けられる軟弱部材の長さ
が等しく定められるため、剥離された部分の軟弱部材と
物体とがなす角度は一定に維持される。したがって、物
体から剥離した軟弱部材を緊張させたり弛ませたりする
ことなく一定の剥離力で剥離することが可能となる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記直線駆動手段は前記巻取りロー
ラを駆動する。
【0013】したがって、巻取りローラを直線方向に移
動させる過程で、軟弱部材を物体から剥離することが可
能となる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記直線駆動手段は前記物体を駆動
する。
【0015】したがって、物体を直線方向に移動せる過
程で、軟弱部材を物体から剥離することが可能となる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
の何れか一記載の発明において、前記巻取りローラに
は、前記剥離爪による前記軟弱部材の先端の剥離状態を
検出するセンサが設けられている。
【0017】したがって、軟弱部材の剥離状態をセンサ
により検出することが可能となる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
の何れか一記載の発明において、前記巻取りローラの外
周面には真空源に接続された通孔が形成されている。
【0019】したがって、物体から剥離された軟弱部材
を巻取りローラの外周に負圧によって吸着する状態に維
持することが可能となる。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記通孔から空気を排出する空気圧供給部
と、前記通孔を前記空気圧供給部と前記真空源とに選択
的に接続する接続切り替え手段とを具備する。
【0021】したがって、物体から剥離された軟弱部材
を巻取りローラの外周に負圧によって吸着した後、通孔
から空気を吹き出させて巻取りローラから軟弱部材を回
収し易くすることが可能となる。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
の何れか一記載の発明において、前記巻取りローラの外
周面には非粘着層が形成されている。
【0023】したがって、軟弱部材から巻取りローラへ
の粘着剤の付着を防止し、さらに、巻取りローラに巻き
付けた軟弱部材を回収し易くすることが可能となる。
【0024】請求項9記載の発明は、請求項1ないし7
の何れか一記載の発明において、前記剥離爪は前記巻取
りローラに着脱可能に支持されている。
【0025】したがって、軟弱部材の種類、大きさ或い
は材質に適した剥離爪の交換、磨耗や損傷による剥離爪
の交換が可能となる。
【0026】請求項10記載の発明は、請求項1ないし
9の何れか一記載の発明において、前記剥離爪と前記剥
離爪開閉駆動部とは前記巻取りローラに複数組設けられ
ている。
【0027】したがって、軟弱部材の種類、大きさ或い
は材質に適した複数種の剥離爪を巻取りローラに装着し
ておくことにより、軟弱部材の違いに応じて剥離爪を使
い分けることが可能となる。
【0028】請求項11記載の発明は、請求項1ないし
10の何れか一記載の発明において、前記剥離爪を加熱
する加熱手段を具備する。
【0029】したがって、剥離爪の熱により軟弱部材に
付着する粘着剤を加熱することにより粘着剤の粘着力を
低下させ、物体からの軟弱部材の剥離作業をさらに容易
にすることが可能となる。
【0030】請求項12記載の発明は、請求項1ないし
11の何れか一記載の発明において、前記剥離爪の前記
エッジ側は前記物体から前記軟弱部材を起こすように鋭
角に形成されている。
【0031】したがって、軟弱部材の先端を剥離爪のエ
ッジにより物体から起こしながら剥離し、その後の物体
と軟弱部材との間へのエッジの挿入が行い易くなる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図11に基づいて説明する。図1は軟弱部材剥離
装置の一部を断面にして初期状態を示す側面図、図2は
軟弱部材剥離装置の一部を断面にして剥離爪を巻取りロ
ーラの半径方向外側に開いた状態を示す側面図、図3な
いし図7は軟弱部材剥離装置の一部を断面にして軟弱部
材の剥離過程を示す側面図である。本発明の軟弱部材剥
離装置1は、各種の製品或いは部品などの物体Aに粘着
された軟弱部材Bを剥離するものである。軟弱部材Bは
両面粘着テープCにより物体Aに粘着されている。
【0033】軟弱部材Bは前述のように、ラベル、銘
板、防振部材、シール部材、その他類似の部材の総称で
あり、これらはウレタン発泡体、プラスチックフィル
ム、フェルト、モルトプレーンなど、柔軟性を有する材
料により形成されている。
【0034】軟弱部材剥離装置1は、図1ないし図7に
示すように、巻取りローラ2と剥離爪3とを有する。巻
取りローラ2の外周の一部には平坦面4が形成され、こ
の平坦面4に形成された凹部5には、剥離爪3を巻取り
ローラ2の半径方向に出没自在に駆動する剥離爪開閉駆
動部6の機構部分が設けられている。剥離爪開閉駆動部
6は、凹部5に設けられたシリンダ7と、このシリンダ
7に接続された圧縮空気供給部8(図8を用いて後述す
る)とを有し、シリンダ7のピストン9の先端に剥離爪
3がネジなどによって着脱自在に取り付けられている。
ピストン9は剥離爪3が巻取りローラ2の半径方向内側
に復帰するようにスプリング10により付勢されてい
る。巻取りローラ2には、接続孔11、中空孔12、通
路13、多数の通孔14が形成されている。多数の通孔
14は巻取りローラ2の外周面に開口され、通路13に
より中空孔12に接続されている。
【0035】図8に配管図を示すが、接続切り替え手段
としての電磁切り替え弁SV1を開くことにより圧縮空
気供給部8から圧縮空気がシリンダ7に供給され、これ
により、スプリング10の付勢力に抗してピストン9が
移動し、切り替え爪3が巻取りローラ2の半径方向外側
に突出するように構成されている。また、接続切り替え
手段としての電磁切り替え弁SV2を閉じ、接続切り替
え弁としての電磁切り替え弁SV3を開くことにより、
真空部15と中空孔12と通路13と通孔14とが順次
接続され、さらに、電磁切り替え弁SV3を閉じ、電磁
切り替え弁SV2を開くことにより、圧縮空気供給部8
から圧縮空気が中空孔12と通路13とを介して通孔1
4に供給されるように構成されている。なお、図8にお
いて、R1,R2,R3はリリーフ弁、SC1,SC2
は逆止弁付き流量制御弁である。
【0036】さらに、巻取りローラ2の凹部5には軟弱
部材Bの先端の剥離状態を検出するセンサ(この例では
光ファイバセンサ)16が設けられている。
【0037】ここで、物体Aに粘着された軟弱部材Bを
剥離爪3のエッジ3aによって剥離する直線方向に巻取
りローラ2を直線移動させる直線駆動手段が設けられて
いる。この直線駆動手段は、図示しないが、モータによ
り回転駆動されるエンドレスのベルトの直線部分に、巻
取りローラ2の回転軸を支持する軸受を固定するなどの
手段により構成されている。この構成は一例であり、こ
れに限られるものではない。また、巻取りローラ2の回
転軸は、図示しないが回転駆動手段としてのモータに連
結されている。
【0038】次に、図9に示す軟弱部材剥離動作のタイ
ムチャートを参照して軟弱部材Bの剥離動作について説
明する。図1に示すように、剥離爪3のエッジ3aが時
計の文字盤に例えて略6時に位置し軟弱部材Bの先端に
近接する状態で電磁切り替え弁SV1を開くと、圧縮空
気供給部8から圧縮空気がシリンダ7に供給され、ピス
トン9がスプリング10の付勢力に抗して移動する。こ
れにより、図2に示すように、剥離爪3の先端のエッジ
3aが物体Aの表面に接触する。図9は剥離爪3が開
閉するタイミングを示す。
【0039】続いて、直線駆動手段により巻取りローラ
2を図3に示すように右方の剥離方向に移動させる。こ
のときの剥離爪3の直線運動により軟弱部材Bの先端が
物体Aから剥離される。この際、図9に示すように、
巻取りローラ2を右方への前進と左方への後退とを小刻
みに繰り返すことにより、恰もナイフを手作業で操作す
る場合のように軟弱部材Bの先端をきれいに捲り上げる
ことができる。
【0040】続いて、電磁切り替え弁SV1の切り替え
動作により、圧縮空気供給部8からシリンダ7への圧縮
空気の供給を遮断すると、ピストン9がスプリング10
の付勢力により移動するため、図4に示すように、剥離
爪3が巻取りローラ2の半径方向内側に移動して閉じ状
態となる(図9の立下り期間)。この閉じ状態では図
4に示すように、剥離爪3と巻取りローラ2の平坦面4
との間で軟弱部材Bの先端が把持される。
【0041】この状態では、センサ16が軟弱部材Bの
先端を検出した旨の信号を出力するので(出力タイミン
グは図9)、その信号が出力されない場合にはエラー
として認識することも可能である。この例では、センサ
16の検出信号が出力された後の一定時間経過後に巻取
りローラ2の回転を開始する。
【0042】図9は巻取りローラ2の回転運動のタイ
ミングを示す。図5に示すように、巻取りローラ2が反
時計方向に少し回転した状態では、剥離爪3のエッジ3
aが軟弱部材Bに確実に当接され、この状態からは直線
駆動手段により巻取りローラ2を右方に移動させながら
(図9のタイミング参照)、回転駆動手段により巻取
りローラ2を反時計方向に回転させる。このように、巻
取りローラ2を直線方向と回転方向とに駆動する過程を
図6及び図7に示すが、この過程では、巻取りローラ2
の直線移動により軟弱部材Bが剥離爪3により物体Aか
ら剥離され、その剥離された長さに対応して軟弱部材B
が巻取りローラ2の回転よりその巻取りローラ2の外周
面に巻き付けられる。
【0043】この場合、軟弱部材Bの先端が巻取りロー
ラ2の外周と剥離爪3との間で把持された時点から軟弱
部材Bが物体Aから剥離されるまでの期間では、巻取り
ローラ2の周速度と直線速度とを等しく定めることによ
り、物体Aから剥離される軟弱部材Bの長さと巻取りロ
ーラ2に巻き付けられる軟弱部材Bの長さとを等しくす
ることができる。これにより、剥離された部分の軟弱部
材Bと物体Aとがなす角度α(図7参照)を一定に維持
することができる。したがって、物体Aから剥離した軟
弱部材Bを緊張させたり弛ませたりすることなく一定の
剥離力で剥離することができる。この場合、巻取りロー
ラ2の直線移動に先立って巻取りローラ2の反時計方向
への位置を進めておくことにより、αは鋭角に定めるこ
とができる。このように鋭角にすることで、軟弱部材B
を剥離方向に引っ張ることができ、弱い剥離力で軟弱部
材Bを剥離することができる。したがって、軟弱部材B
の剥離作業をさらに容易にすることができ、さらに、剥
離作業に際して軟弱部材Bがちぎれることを回避するこ
とができる。
【0044】このようにして物体Aから軟弱部材Bを剥
離するが、図4に示すように、軟弱部材Bを把持する位
置に剥離爪3を移動させたとき、電磁切り替え弁SV2
を閉じ電磁切り替え弁SV3を開く。これにより、通孔
14が負圧に維持され、巻取りローラ2の外周に巻き付
けられた軟弱部材Bを負圧によって吸着状態(図9の
巻取りローラ2吸着ONのタイミング)に維持すること
ができる。これにより、剥離された軟弱部材Bが不用意
に他の部分に付着することを回避することができ、この
面においても、作業を行い易くすることができる。
【0045】このように物体Aから剥離された軟弱部材
Bを巻取りローラ2の外周に負圧によって吸着した後、
電磁切り替え弁SV3を閉じ(図9の巻取りローラ2
吸着OFF)、電磁切り替え弁SV2を開く(図9の
巻取りローラ2吸着釈放ON)ことにより、圧縮空気供
給部8の圧縮空気を通孔14から吹き出させ、これによ
り、巻取りローラ2から軟弱部材Bを回収し易くするこ
とができる。
【0046】本実施の形態では、巻取りローラ2の外周
面には非粘着層が形成されている。したがって、軟弱部
材Bから巻取りローラ2への粘着剤(両面粘着テープ
C)の付着を防止し、さらに、巻取りローラ2に巻き付
けた軟弱部材Bを回収し易くすることができる。この場
合、非粘着層の材料は、例えば、PTFE(Poly Te
tra Fluoro Ethylene),FEP(Fluorinated
Ethylene Propylenecopolymer),PFA(tetra f
luoro ethylene-PerFluoro Alkylvinyl ether c
opolymer),ETFE(Ethylene Tetra Fluoro
Ethylene)などのフッ素樹脂が挙げられる。
【0047】また、前述のように、剥離爪3はネジなど
によってピストン9に着脱可能に支持されているので、
軟弱部材Bの種類、大きさ或いは材質に適した複数種の
剥離爪3を用意しておくことにより、軟弱部材Bに適し
た剥離爪3と交換して剥離作業をさらに容易にすること
ができる。もちろん、磨耗や損傷による剥離爪3の交換
にも便利である。なお、巻取りローラ2に対して剥離爪
3を着脱自在に取り付ける構造は本実施の形態に示すも
のに限られるものではない。
【0048】さらに、剥離爪3を加熱する加熱手段を備
えるように構成してもよい。図10は剥離爪3に加熱手
段としてのヒータ17を設けた例であるが、ヒータ17
は剥離爪3の内部に設けてもよく、或いは表面に固着し
てもかまわない。
【0049】このように構成することにより、ヒータ1
7の熱を剥離爪3から軟弱部材Bの粘着剤(両面粘着テ
ープC)に伝えて粘着剤の粘着力を低下させ、これによ
り、物体Aからの軟弱部材Bの剥離作業をさらに容易に
することができる。
【0050】さらに図11に示すように、剥離爪3のエ
ッジ3a側は軟弱部材Bを起こすように鋭角に形成され
ている。この鋭角な角度とは、物体A(図2、図3参
照)に接触する接触面3bと上向きの面3cとのなす角
度である。したがって、軟弱部材Bの先端を剥離爪3の
エッジ3aにより物体Aから起こしながら剥離し、その
後の物体Aと軟弱部材Bとの間へのエッジ3aの挿入が
行い易くなる。
【0051】本実施の形態における直線駆動手段は巻取
りローラ2を直線方向に移動させるように構成したが、
物体Aを直線方向に駆動するように構成してもよい。こ
のように構成しても、物体Aを直線方向に移動せる過程
で、軟弱部材Bを剥離爪3により物体Aから剥離し、そ
の剥離した軟弱部材Bを回転する巻取りローラ2により
巻き取ることができる。
【0052】次に、本発明の第二の実施の形態を図12
に基づいて説明する。前記実施の形態と同一部分は同一
符号を用い説明も省略する。図12は軟弱部材剥離装置
の縦断側面図である。
【0053】本実施の形態は、前記実施の形態と同様の
剥離爪3及び剥離爪開閉駆動部6とをひとつの巻取りロ
ーラ18に複数組設けた例である。この例の巻取りロー
ラ18は基本的に前記実施の形態における巻取りローラ
2と同様である。違いは、複数の剥離爪開閉駆動部6を
保持すめるための凹部5が剥離爪開閉駆動部6の数と同
じ数だけ形成されている点である。
【0054】このような構成において、軟弱部材Bの種
類、大きさ或いは材質に適した複数種の剥離爪3を巻取
りローラ18に装着しておくことにより、軟弱部材Bの
違いに応じて剥離爪3を使い分けることができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、剥離爪を出没自
在に支持する巻取りローラと、巻取りローラ又は物体を
相対的に直線移動させる直線駆動手段と、剥離爪を出没
自在に駆動する剥離爪開閉駆動部と、巻取りローラを回
転方向に駆動する回転駆動手段とを具備するので、巻取
りローラを物体に対して相対的に直線方向に移動させる
ことにより、物体に粘着された軟弱部材の先端を剥離
し、剥離爪を巻取りローラの半径方向内側に移動させる
ことで軟弱部材の先端を剥離爪と巻取りローラとの間で
把持し、この状態で、巻取りローラを物体に対して相対
的に移動させ、その過程で巻取りローラを回転させるこ
とにより、物体に粘着された軟弱部材を剥離して巻取り
ローラの外周面に巻き取ることができる。
【0056】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、軟弱部材の先端が巻取りローラの外周と剥
離爪との間で把持された時点から軟弱部材が物体から剥
離されるまでの期間では、回転駆動手段による前記巻取
りローラの周速度と直線駆動手段による巻取りローラ又
は物体の直線速度とが等しく定められているので、物体
から剥離される軟弱部材の長さと巻取りローラに巻き付
けられる軟弱部材の長さを等しく定めることができるた
め、剥離された部分の軟弱部材と物体とがなす角度を一
定に維持することができ、したがって、物体から剥離し
た軟弱部材を緊張させたり弛ませたりすることなく一定
の剥離力で剥離することができる、これにより、軟弱部
材がちぎれるような状態を回避することができる。
【0057】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、直線駆動手段は前記巻取りローラを
駆動するので、巻取りローラを直線方向に移動させる過
程で、軟弱部材を物体から剥離することができる。
【0058】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、直線駆動手段は物体を駆動するの
で、物体を直線方向に移動せる過程で、軟弱部材を物体
から剥離することができる。
【0059】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
の何れか一記載の発明において、巻取りローラには、剥
離爪による軟弱部材の先端の剥離状態を検出するセンサ
が設けられているので、軟弱部材の剥離状態をセンサに
より検出することができ、このセンサの検出信号により
警告を発することができる。
【0060】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
の何れか一記載の発明において、巻取りローラの外周面
には真空源に接続された通孔が形成されているので、物
体から剥離された軟弱部材を巻取りローラの外周に負圧
によって吸着する状態に維持することができ、これによ
り、剥離された軟弱部材が不用意に他の部分に付着する
ことを回避することができ、したがって、剥離作業を行
い易くすることができる。
【0061】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、通孔から空気を排出する空気圧供給部と、
通孔を空気圧供給部と真空源とに選択的に接続する接続
切り替え手段とを具備するので、物体から剥離された軟
弱部材を巻取りローラの外周に負圧によって吸着した
後、通孔から空気を吹き出させて巻取りローラから軟弱
部材を回収し易くすることができる。
【0062】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
の何れか一記載の発明において、巻取りローラの外周面
には非粘着層が形成されているので、軟弱部材から巻取
りローラへの粘着剤の付着を防止し、さらに、巻取りロ
ーラに巻き付けた軟弱部材を回収し易くすることができ
る。
【0063】請求項9記載の発明は、請求項1ないし7
の何れか一記載の発明において、剥離爪は巻取りローラ
に着脱可能に支持されているので、軟弱部材の種類、大
きさ或いは材質に適した剥離爪の交換、磨耗や損傷によ
る剥離爪の交換をすることができる。
【0064】請求項10記載の発明は、請求項1ないし
9の何れか一記載の発明において、剥離爪と剥離爪開閉
駆動部とは巻取りローラに複数組設けられているので、
軟弱部材の種類、大きさ或いは材質に適した複数種の剥
離爪を巻取りローラに装着しておくことにより、軟弱部
材の違いに応じて剥離爪を使い分けることができる。
【0065】請求項11記載の発明は、請求項1ないし
10の何れか一記載の発明において、剥離爪を加熱する
加熱手段を具備するので、剥離爪の熱により軟弱部材に
付着する粘着剤を加熱して粘着剤の粘着力を低下させ、
物体からの軟弱部材の剥離作業をさらに容易にすること
ができる。
【0066】請求項12記載の発明は、請求項1ないし
11の何れか一記載の発明において、剥離爪の前記エッ
ジ側は物体から軟弱部材を起こすように鋭角に形成され
ているので、軟弱部材の先端を剥離爪のエッジにより物
体から起こしながら剥離し、その後の物体と軟弱部材と
の間へのエッジの挿入を行い易くし、軟弱部材の剥離作
業をさらに容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における軟弱部材剥
離装置の一部を断面にして初期状態を示す側面図であ
る。
【図2】軟弱部材剥離装置の一部を断面にして剥離爪を
巻取りローラの半径方向外側に開いた状態を示す側面図
である。
【図3】軟弱部材剥離装置の一部を断面にして軟弱部材
の剥離過程を示す側面図である。
【図4】軟弱部材剥離装置の一部を断面にして軟弱部材
の剥離過程を示す側面図である。
【図5】軟弱部材剥離装置の一部を断面にして軟弱部材
の剥離過程を示す側面図である。
【図6】軟弱部材剥離装置の一部を断面にして軟弱部材
の剥離過程を示す側面図である。
【図7】軟弱部材剥離装置の一部を断面にして軟弱部材
の剥離過程を示す側面図である。
【図8】管路図である。
【図9】軟弱部材剥離動作のタイムチャートである。
【図10】巻取りローラの一部と剥離爪と軟弱部材とを
拡大して示す側面図である。
【図11】剥離爪の一部を拡大して示す側面図である。
【図12】本発明の第二の実施の形態における軟弱部材
剥離装置を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
A 物体 B 軟弱部材 SV1,SV2,SV3 接続切り替え手段 2 巻取りローラ 3 剥離爪 3a エッジ 6 剥離爪開閉駆動部 8 空気圧供給部 14 通孔 15 真空源 17 加熱手段 18 巻取りローラ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体とこの物体に粘着されたシート状の
    軟弱部材との間に挿入される鋭利なエッジが先端に形成
    された剥離爪と、 前記剥離爪を外周の一部に位置させて半径方向に出没自
    在に支持する巻取りローラと、 前記物体に粘着された前記軟弱部材を前記剥離爪の前記
    エッジによって剥離する直線方向に前記巻取りローラ又
    は前記物体を相対的に直線移動させる直線駆動手段と、 前記剥離爪により前記物体から剥離された前記軟弱部材
    の先端を前記剥離爪と前記巻取りローラとの間で把持又
    は釈放するように前記剥離爪を前記巻取りローラの半径
    方向に出没自在に駆動する剥離爪開閉駆動部と、 前記巻取りローラ又は前記物体の相対的な直線方向への
    移動により前記物体から剥離された長さに対応して前記
    軟弱部材を前記巻取りローラの外周面に巻き付ける方向
    に前記巻取りローラを回転方向に駆動する回転駆動手段
    と、を具備する軟弱部材剥離装置。
  2. 【請求項2】 前記軟弱部材の先端が前記巻取りローラ
    の外周と前記剥離爪との間で把持された時点から前記軟
    弱部材が前記物体から剥離されるまでの期間では、前記
    回転駆動手段による前記巻取りローラの周速度と前記直
    線駆動手段による前記巻取りローラ又は前記物体の直線
    速度とが等しく定められている請求項1記載の軟弱部材
    剥離装置。
  3. 【請求項3】 前記直線駆動手段は前記巻取りローラを
    駆動する請求項1又は2記載の軟弱部材剥離装置。
  4. 【請求項4】 前記直線駆動手段は前記物体を駆動する
    請求項1又は2記載の軟弱部材剥離装置。
  5. 【請求項5】 前記巻取りローラには、前記剥離爪によ
    る前記軟弱部材の先端の剥離状態を検出するセンサが設
    けられている請求項1ないし4の何れか一記載の軟弱部
    材剥離装置。
  6. 【請求項6】 前記巻取りローラの外周面には真空源に
    接続された通孔が形成されている請求項1ないし5の何
    れか一記載の軟弱部材剥離装置。
  7. 【請求項7】 前記通孔から空気を排出する空気圧供給
    部と、前記通孔を前記空気圧供給部と前記真空源とに選
    択的に接続する接続切り替え手段とを具備する請求項6
    記載の軟弱部材剥離装置。
  8. 【請求項8】 前記巻取りローラの外周面には非粘着層
    が形成されている請求項1ないし7の何れか一記載の軟
    弱部材剥離装置。
  9. 【請求項9】 前記剥離爪は前記巻取りローラに着脱可
    能に支持されている請求項1ないし7の何れか一記載の
    軟弱部材剥離装置。
  10. 【請求項10】 前記剥離爪と前記剥離爪開閉駆動部と
    は前記巻取りローラに複数組設けられている請求項1な
    いし9の何れか一記載の軟弱部材剥離装置。
  11. 【請求項11】 前記剥離爪を加熱する加熱手段を具備
    する請求項1ないし10の何れか一記載の軟弱部材剥離
    装置。
  12. 【請求項12】 前記剥離爪の前記エッジ側は前記物体
    から前記軟弱部材を起こすように鋭角に形成されている
    請求項1ないし11の何れか一記載の軟弱部材剥離装
    置。
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