JP2002100068A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2002100068A
JP2002100068A JP2000292362A JP2000292362A JP2002100068A JP 2002100068 A JP2002100068 A JP 2002100068A JP 2000292362 A JP2000292362 A JP 2000292362A JP 2000292362 A JP2000292362 A JP 2000292362A JP 2002100068 A JP2002100068 A JP 2002100068A
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optical pickup
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Taketo Mogi
武都 茂木
Shinichi Takahashi
真一 高橋
Mitsutoshi Sugano
光俊 菅野
Ko Ishii
耕 石井
Makoto Kawamura
誠 川村
Yoshihiro Seida
吉宏 勢田
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Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報記録媒体に対して情報記録又は情報再生
を行う光ピックアップ装置において、簡素な構造のモニ
タ機構を実現する。 【解決手段】 対物レンズ16に対して立ち上げミラー
14を傾斜配置し、立ち上げミラー14の裏面側にモニ
タ用の光電変換素子15を配置する。立ち上げミラー1
4は、透明媒質の基体の一面に所定反射率及び透過率を
有する半透過膜HMを形成した構造にする。半導体レー
ザ2a,3から情報記録又は情報再生用のレーザ光が立
ち上げミラー14に入射すると、半透過膜HMが反射光
と透過光に分けて、反射光を対物レンズ16側へ、透過
光を光電変換素子15側へ射出する。これにより、情報
記録用と情報再生用のレーザ光の何れも1個の光電変換
素子15で検出して半導体レーザ2a,3をAPC制御
することができ、情報記録媒体に対する情報記録用と情
報再生用のレーザ光の強度を適切に制御することを可能
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ビームを用いて
光学式の情報記録媒体に対して情報記録又は情報再生を
行う光ピックアップ装置に関し、特に光ビームを適切な
光強度に制御するためのモニタ機構を備えた光ピックア
ップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップ装置では、CD(コンパ
クトディスク)やDVD(ビデオディスク)等の情報記
録媒体に情報記録用又は情報再生用の光ビームを照射す
る際、光ビームの光強度を検出し、APC回路(自動電
力制御回路)によって、発光源である半導体レーザの駆
動電力をフィードバック制御することとしている。ま
た、光ビームの光強度を検出する方法として、バックモ
ニタ方式が知られている。
【0003】このバックモニタ方式では、前後2方向に
レーザ光を射出する半導体レーザを使用する。そして、
前方から射出されるレーザ光を情報記録用又は情報再生
用に用いると共に、後方から射出されるレーザ光を光検
出器で検出し、光検出器から出力される検出信号をAP
C回路に供給して、半導体レーザの駆動電力を所定の目
標値となるようにフィードバック制御することにより、
情報記録媒体に照射する光ビームの光強度を適切な値に
設定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のバッ
クモニタ方式は、前後2方向にレーザ光を射出する2方
向型の半導体レーザの後方から射出されるレーザ光を光
検出器で直接検出するので、モニタ機構を簡素化するこ
とができるという利点がある。しかし、バックモニタ方
式を情報記録用に適用すると、APC回路が情報記録媒
体で反射して戻って来た戻り光の影響を大きく受けてし
まい、情報記録用には不向きであるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を克服し、情
報記録用の光ビームの強度制御と、情報再生用の光ビー
ムの強度制御との両者に適用することが可能なモニタ機
構を備え、また部品点数が少なく、小型且つ軽量化等を
可能とする光ピックアップ装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、発光源から射出される情報記録用又は情報再
生用の光を適切な強度にするように上記発光源を制御す
る制御手段を備えた光ピックアップ装置において、上記
発光源からの情報記録用又は情報再生用の光を入射し、
上記情報記録用又は情報再生用の光の入射方向とは異な
る方向に位置する情報記録媒体側へ所定反射率で反射す
ると共に、所定透過率で裏面側へ透過する立ち上げミラ
ーと、上記立ち上げミラーの裏面側に配置され、透過し
た光を検出する光検出手段とを備え、上記光検出手段の
検出出力に基づいて上記制御手段が上記発光源を制御す
ることを特徴とする。
【0007】かかる構成の本発明の光ピックアップ装置
によれば、発光源から情報記録用又は情報再生用の光が
立ち上げミラーに入射されると、立ち上げミラーはその
入射光を所定の反射率で情報記録媒体側へ反射すると共
に、裏面側に設けられた光検出手段側へ所定透過率で透
過する。そして、光検出手段の検出出力に基づいて、制
御手段が情報記録用又は情報再生用の光を適切な強度に
するように、発光源を制御する。
【0008】したがって、情報記録用と情報再生用の光
の何れも1個の光検出手段で検出することができ、例え
ば部品点数の低減、装置規模の小型、軽量化を可能とす
る新規な構造の光ピックアップ装置を実現することがで
きると共に、光検出手段の検出出力に基づいて、情報記
録用と情報再生用の光の何れも適切な強度となるように
発光源をAPC制御することができる。
【0009】また、上記目的を達成するため本発明は、
発光源から射出される情報記録用又は情報再生用の光を
適切な強度にするように発光源を制御する制御手段を備
えた光ピックアップ装置において、上記発光源からの情
報記録用又は情報再生用の光を入射し、裏面側に位置す
る情報記録媒体側へ所定透過率で透過すると共に、上記
情報記録用又は情報再生用の光の入射方向とは異なる方
向へ所定反射率で反射する立ち上げミラーと、上記立ち
上げミラーで反射される光を検出する光検出手段とを備
え、上記光検出手段の検出出力に基づいて上記制御手段
が上記発光源を制御することを特徴とする。
【0010】かかる構成の本発明の光ピックアップ装置
によれば、発光源から情報記録用又は情報再生用の光が
立ち上げミラーに入射されると、立ち上げミラーはその
入射光を裏面側に位置する情報記録媒体側へ所定透過率
で透過する。更に、所定の反射率で光検出手段側へ反射
する。
【0011】したがって、情報記録用と情報再生用の光
の何れも1個の光検出手段で検出することができ、例え
ば部品点数の低減、装置規模の小型、軽量化を可能とす
る新規な構造の光ピックアップ装置を実現することがで
きると共に、光検出手段の検出出力に基づいて、情報記
録用と情報再生用の光の何れも適切な強度となるように
発光源をAPC制御することができる。
【0012】また、上記目的を達成するため本発明は、
上記立ち上げミラーを、非平行な第1面と第2面とを有
する透明媒質と、上記第1面又は第2面の何れか一方の
面に設けられた上記所定反射率及び所定透過率を有する
半透過膜とを備えた構造にしたことを特徴とする。
【0013】かかる構成の本発明の光ピックアップ装置
によれば、情報記録用又は情報再生用の光が立ち上げミ
ラーの半透過膜に入射する際に生じる高次光を情報記録
媒体側及び光検出手段側へ到達しないように低減するこ
とができる。すなわち、非平行な面によって、高次光を
光路からずれた方向へ反射及び透過させる。その結果、
高次光の影響を低減して、発光源を制御するのに必要な
光検出を行うことが可能となり、発光源の発光強度を高
い精度で制御することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ピックアップ装
置の実施の形態を図面を参照して説明する。尚、一実施
形態として、追記型DVDと書換え型DVD、追記型C
D及び書換え型CDに対して情報記録と情報再生が可能
な情報記録再生装置に備えられる光ピックアップ装置に
ついて説明する。
【0015】図1と図2は、本実施形態の光ピックアッ
プ装置の構成を示す図であり、図1は、図示する三次元
直交座標xyzのz軸方向より光ピックアップ装置を見
た場合の平面図、図2は、光ピックアップ装置の一部分
をy軸方向より見た場合の側面図である。
【0016】図1において、本光ピックアップ装置1に
は、ホログラムユニット2と、上記のCDに対して情報
記録又は情報再生を行う際に所定波長λ1(780nm)
のレーザ光h1を射出する第1の半導体レーザ2aと、
上記のDVDに対して情報記録又は情報再生を行う際に
所定波長λ2(650nm)のレーザ光h2を射出する第2
の半導体レーザ3が備えられている。
【0017】上記のホログラムユニット2は、第1の半
導体レーザ2aと共に、CDで反射して戻ってくる波長
λ1の光(以下、「戻り光」という)であるレーザ光h4
をレーザ光h1の光路から分離させるビームスプリット
ホログラム2cと、上記の光路分離されたレーザ光h4
を受光する光電変換素子2bとを収納している。
【0018】また、第1の半導体レーザ2aの射出端に
対して、レーザ光h1を平行光とするコリメータレンズ
4と、1/4波長板5と、全反射ミラー6が光軸合わせ
して配置されると共に、第2の半導体レーザ3の射出端
に対して、レーザ光h2を平行光とするコリメータレン
ズ7と、回折格子(グレーティング)8と、整形プリズ
ム9が光軸合わせして配置されている。
【0019】整形プリズム9は、2つのプリズム9a,
9bを貼り合わせた偏角プリズムであり、回折格子8側
から入射するレーザ光h2の方向を変えて後述のビーム
スプリッタ13側へ射出すると共に、DVDで反射して
ビームスプリッタ13側から戻ってくる波長λ2のレー
ザ光(以下、「戻り光」という)をプリズム9a,9b
の貼り合わせ面9cで反射して所定方向へ射出する。
【0020】更に、整形プリズム9の張り合わせ面9c
で反射された上記の戻り光を集光するコリメータレンズ
10及び収差補正用の非球面レンズ11が設けられると
共に、集光された戻り光h3を受光し電気信号に変換し
て出力する光電変換素子12が備えられている。
【0021】光電変換素子12の出力信号はRFアンプ
(図示省略)等に供給され、フォーカスサーボ等の各種
サーボ制御が行われたり、DVDに記録されていた情報
を再生する等の処理が行われる。
【0022】全反射ミラー6と整形プリズム9との間の
両者の光軸中心Qの交わる位置、別言すれば、レーザ光
1,h2の光路が交わる位置に、ビームスプリッタ13
が配置されている。
【0023】そして、ビームスプリッタ13を介して全
反射ミラー6の反対側に立ち上げミラー14が配置さ
れ、更に図2に示すように、立ち上げミラー14の後方
には、レーザ光h1とh2の強度を検出するためのモニタ
用光検出手段としての光電変換素子15が配置され、立
ち上げミラー14の下方には、所謂クランプ位置に装填
されたCD又はDVDの記録面に対向する対物レンズ1
6が配置されている。
【0024】ここで、立ち上げミラー14は、ビームス
プリッタ13及び対物レンズ16に対して約45°に傾
斜して設けられており、レーザ光h1,h2に対して透明
な平行平板形状の媒質を基体としている。
【0025】その基体の一方の面(ビームスプリッタ1
3と対物レンズ16側に向いた面)には誘電体物質から
なる所定反射率及び透過率の半透過膜HMが薄膜コーテ
ィングされ、基体の他方の面(光電変換素子15側に向
いた面)には誘電体物質からなる無反射コート膜ARが
薄膜コーティングされている。
【0026】本実施形態では、半透過膜HMは、ビーム
スプリッタ13側から入射する波長λ1(780nm)の
レーザ光h1と波長λ2(650nm)のレーザ光h2をそ
れぞれ約90%の反射率で対物レンズ16側へ反射し、
残りの約10%のレーザ光h1,h2を透過して光電変換
素子15側へ射出するように設定されている。また、レ
ーザ光h1,h2に対する無反射コート膜ARの反射率は
1%未満(別言すれば、透過率99%以上)に設定され
ている。
【0027】次に、かかる構成の光ピックアップ装置の
動作を図3ないし図6を参照して説明する。尚、図3及
び図4は、CDに対して情報記録又は情報再生を行う際
の動作、図5及び図6は、DVDに対して情報記録又は
情報再生を行う際の動作を示している。
【0028】CDへの情報記録又はCDから情報再生を
行う際には、図3に示すように、第1の半導体レーザ2
aから波長λ1のレーザ光h1を射出させ、第2の半導体
レーザ3を消灯状態にする。
【0029】より詳細に述べれば、CDに情報記録を行
う際には、所謂パワーストラテジ法を用いて、記録デー
タに基づいて変調したレーザ光h1を第1の半導体レー
ザ2aから射出させ、第2の半導体レーザ3を消灯状態
にする。
【0030】CDから情報再生を行う際には、一定強度
のレーザ光h1を第1の半導体レーザ2aから射出さ
せ、第2の半導体レーザ3を消灯状態にする。
【0031】更に、情報記録及び情報再生のいずれの場
合にも、後述するAPC回路(自動電力制御回路)によ
って、第1の半導体レーザ2aを発光させるための駆動
電力を制御し、レーザ光h1の強度を所定の目標値とな
るようにフィードバック制御するようになっている。
【0032】まず、CDに情報記録を行う際の動作を説
明する。第1の半導体レーザ2aより情報記録用のレー
ザ光h1を射出すると、そのレーザ光h1はコリメータレ
ンズ4と1/4波長板5を通って全反射ミラー6で反射
され、ビームスプリッタ13を透過して立ち上げミラー
14に達する。
【0033】ここで、図4に示すように、レーザ光h1
の約90%が半透過膜HMで反射され、対物レンズ16
で微細な光ビームに収束されてCDの記録面に照射さ
れ、情報記録が行われる。
【0034】更に、レーザ光h1の約10%が半透過膜
HMを透過し、光電変換素子15で受光される。そし
て、光電変換素子15の検出出力がAPC回路(図示省
略)に供給され、そのAPC回路がレーザ光h1の強度
を所定の目標値となるように、半導体レーザ2の駆動電
力をフィードバック制御することにより、CDの記録面
に照射される光ビームを適切な強度に自動調整する。
【0035】また、上記の光ビームがCDの記録面で反
射されることによって生じる戻り光が対物レンズ16を
通って立ち上げミラー14で反射されて、ビームスプリ
ッタ13に向かい、更にビームスプリッタ13を透過し
て、全反射ミラー6、1/4波長板5、コリメータレン
ズ4、ビームスプリットホログラム2cを順次経由して
光電変換素子2bによって受光され、この光電変換素子
2bの出力信号に基づいて、オートフォーカス等のサー
ボ制御が行われる。
【0036】次に、CDから情報再生を行う際の動作を
説明する。図3に示したのと同様に、第1の半導体レー
ザ2aより情報再生用のレーザ光h1を射出すると、そ
のレーザ光h1はコリメータレンズ4と1/4波長板5
を通って全反射ミラー6で反射され、ビームスプリッタ
13を透過して立ち上げミラー14に達する。
【0037】ここで、図4に示したのと同様に、レーザ
光h1の約90%が半透過膜HMで反射され、対物レン
ズ16で微細な光ビームに収束されてCDの記録面に照
射され、情報読み取りが行われる。
【0038】更に、レーザ光h1の約10%が半透過膜
HMを透過し、光電変換素子15で受光される。そし
て、光電変換素子15の検出出力が上記のAPC回路に
供給され、そのAPC回路がレーザ光h1の強度を所定
の目標値となるように、半導体レーザ2の駆動電力をフ
ィードバック制御することにより、CDの記録面に照射
される光ビームを適切な強度に自動調整する。
【0039】また、上記の光ビームがCDの記録面で反
射されることによって生じる戻り光が対物レンズ16を
通って立ち上げミラー14で反射されて、ビームスプリ
ッタ13に向かい、更にビームスプリッタ13を透過し
て、全反射ミラー6、1/4波長板5、コリメータレン
ズ4、ビームスプリットホログラム2cを順次経由して
光電変換素子2bによって受光され、この光電変換素子
2bの出力信号に基づいて情報再生が行われる。
【0040】次に、DVDへの情報記録又はDVDから
の情報再生を行う際の動作を説明する。
【0041】DVDに対し情報記録又は情報再生を行う
際には、図5に示すように、第2の半導体レーザ3から
波長λ2のレーザ光h2を射出させ、第1の半導体レーザ
2を消灯状態にする。
【0042】また、DVDに情報記録する際にも、所謂
パワーストラテジ法を用いて、記録データに基づいて変
調したレーザ光h2を第2の半導体レーザ3から射出さ
せ、第1の半導体レーザ2を消灯状態にする。また、D
VDから情報再生をする際にも、一定強度のレーザ光h
2を第2の半導体レーザ3から射出させ、第1の半導体
レーザ2を消灯状態にする。
【0043】更に、情報記録及び情報再生のいずれの場
合にも、APC回路によって、第2の半導体レーザ3を
発光させるための駆動電力を制御し、レーザ光h2の強
度が所定の目標値となるようにフィードバック制御する
ようになっている。
【0044】まず、DVDに情報記録を行う際の動作を
説明する。第2の半導体レーザ3より情報記録用のレー
ザ光h2を射出すると、そのレーザ光h2はコリメータレ
ンズ7と回折格子8及び整形プリズム9を通り、ビーム
スプリッタ13で反射されて立ち上げミラー14に達す
る。
【0045】ここで、図6に示すように、レーザ光h2
の約90%が半透過膜HMで反射され、対物レンズ16
で微細な光ビームに収束されてDVDの記録面に照射さ
れ、情報記録が行われる。
【0046】更に、レーザ光h2の約10%が半透過膜
HMを透過し、光電変換素子15で受光される。そし
て、光電変換素子15の検出出力が上記のAPC回路に
供給され、そのAPC回路がレーザ光h2の強度を所定
の目標値となるように、半導体レーザ3の駆動電力をフ
ィードバック制御することにより、DVDの記録面に照
射される光ビームを適切な強度に自動調整する。
【0047】また、上記の光ビームがDVDの記録面で
反射されることによって生じる戻り光が対物レンズ16
を通って立ち上げミラー14で反射され、更にビームス
プリッタ13で反射されて整形プリズム9に入射する。
そして、整形プリズム9に入射した戻り光は、張り合わ
せ面9cで反射されると共に、コリメータレンズ10及
び非球面レンズ11で集光され、光電変換素子12によ
って受光される。そして、この光電変換素子12の出力
信号に基づいて、オートフォーカス等のサーボ制御が行
われる。
【0048】次に、DVDから情報再生を行う際の動作
を説明する。図5に示したのと同様に、第2の半導体レ
ーザ3より情報再生用のレーザ光h2を射出すると、そ
のレーザ光h2はコリメータレンズ7と回折格子8及び
整形プリズム9を通り、ビームスプリッタ13で反射さ
れて立ち上げミラー14に入射する。
【0049】ここで、図6に示したのと同様に、レーザ
光h2の約90%が半透過膜HMで反射され、対物レン
ズ16で微細な光ビームに収束されてDVDの記録面に
照射され、情報読み取りが行われる。
【0050】更に、レーザ光h2の約10%が半透過膜
HMを透過し、光電変換素子15で受光される。そし
て、光電変換素子15の検出出力が上記のAPC回路に
供給され、そのAPC回路がレーザ光h2の強度を所定
の目標値となるように、半導体レーザ2の駆動電力をフ
ィードバック制御することにより、DVDの記録面に照
射される光ビームを適切な強度に自動調整する。
【0051】また、上記の光ビームがDVDの記録面で
反射されることによって生じる戻り光が対物レンズ16
を通って立ち上げミラー14で反射され、更にビームス
プリッタ13で反射されて整形プリズム9に入射する。
そして、整形プリズム9に入射した戻り光は、張り合わ
せ面9cで反射されると共に、コリメータレンズ10及
び非球面レンズ11で集光され、光電変換素子12によ
って受光される。そして、この光電変換素子12の出力
信号に基づいて情報再生が行われる。
【0052】このように、本実施形態の光ピックアップ
装置1は、異なる波長λ1,λ2のレーザ光h1,h2を所
定の反射率で対物レンズ16側へ反射すると共に、所定
の透過率で光電変換素子15側へ透過する立ち上げミラ
ー14を備えたことにより、レーザ光h1による情報記
録又は情報再生の際と、レーザ光h2による情報記録又
は情報再生の際とのいずれの場合にも、それらレーザ光
1とh2の一部を1個の光電変換素子15によって検出
できる構成となっている。
【0053】そして、立ち上げミラー14の後方に配置
した1個の光電変換素子15だけでレーザ光h1,h2
夫々の強度を検出することができ、それらの検出出力に
基づいて、発光源である半導体レーザ2,3をAPC制
御することが可能となっている。
【0054】このため、本実施形態によれば、CDとD
VD用の各レーザ光h1,h2の強度を検出するための光
学系の部品点数を大幅に低減することができ、簡素で小
型且つ軽量な光ピックアップ装置を提供することができ
る。
【0055】更に、本実施形態では、立ち上げミラー1
4の後方に光電変換素子15を備えたことで、半導体レ
ーザ2,3から射出するレーザ光h1,h2のそれぞれの
強度を情報記録媒体であるCDとDVDに照射する前の
光路位置で検出する、新規な構成のフロントモニタ方式
のモニタ機構を実現している。
【0056】更に、本実施形態の光ピックアップ装置1
は、単にフロントモニタ方式を実現しているだけでな
く、上記したように新規な構成とすることで、簡素化、
小型化、軽量化等を可能にする優れた効果を発揮する。
【0057】尚、以上に述べた実施形態は、CDとDV
Dに対して情報記録又は情報再生を行うコンパティビリ
ティを有する光ピックアップ装置について説明したが、
本発明は、図7及び図8に示すような、単一波長λ0
レーザ光h0によって特定の情報記録媒体に対して情報
記録又は情報再生を行う光ピックアップ装置にも適用で
きるものである。
【0058】すなわち、図7及び図8に示すように、波
長λ0の情報記録用又は情報再生用のレーザ光h0を射出
する半導体レーザ17と、そのレーザ光h0を平行光と
するコリメータレンズ18と、ビームスプリッタ19
と、対物レンズ16と、情報記録媒体から反射して戻っ
てくる戻り光を集光して光電変換素子21側へ照射する
コリメータレンズ20とを備えた光ピックアップ装置に
おいて、ビームスプリッタ19と対物レンズ16との間
に上記の立ち上げミラー14が配置されると共に、立ち
上げミラー14の後方にモニタ用の光電変換素子15が
配置されている。
【0059】かかる構成において、情報記録媒体に情報
記録する際に半導体レーザ17より情報記録用のレーザ
光h0を射出すると、そのレーザ光h0はコリメータレン
ズ18及びビームスプリッタ19を通って立ち上げミラ
ー14に達し、更に図8に示すように、立ち上げミラー
14の半透過膜HMでレーザ光h0の大半(約90%)
が反射され対物レンズ16で光ビームに集光され、情報
記録媒体に照射されることで、情報記録が行われる。
【0060】更に、立ち上げミラー14の半透過膜HM
でレーザ光h0の一部(約10%)が透過されて光電変
換素子15で検出され、その検出出力がAPC回路に供
給され、そのAPC回路がレーザ光h0の強度を所定の
目標値となるように、半導体レーザ3の駆動電力をフィ
ードバック制御することにより、情報記録媒体の記録面
に照射される光ビームを適切な強度に自動調整する。
【0061】また、情報記録媒体から情報再生する際に
は、半導体レーザ17より情報再生用のレーザ光h0
射出すると、そのレーザ光h0はコリメータレンズ18
及びビームスプリッタ19を通って立ち上げミラー14
に入射し、更に立ち上げミラー14の半透過膜HMでレ
ーザ光h0の大半が反射され対物レンズ16で光ビーム
に集光され、情報記録媒体に照射されることで、情報再
生が行われる。更に、立ち上げミラー14の半透過膜H
Mでレーザ光h0の一部が透過されて光電変換素子15
で検出され、その検出出力が上記のAPC回路に供給さ
れ、そのAPC回路がレーザ光h0の強度を所定の目標
値となるように、半導体レーザ3の駆動電力をフィード
バック制御することにより、情報記録媒体の記録面に照
射される光ビームを適切な強度に自動調整する。
【0062】更に、情報記録媒体に情報再生用の光ビー
ムが照射されることで生じる戻り光が対物レンズ16を
通って立ち上げミラー14で反射され、更に図8に示し
たのと同様に、ビームスプリッタ13で反射されてコリ
メータレンズ20で集光され、光電変換素子21で検出
されることにより、情報再生が行われる。
【0063】このように、単一波長λ0のレーザ光h0
よって特定の情報記録媒体に対して情報記録又は情報再
生を行う光ピックアップ装置においても、立ち上げミラ
ー14を備えることにより、情報記録又は情報再生のレ
ーザ光h0の強度を1個の光電変換素子15で検出する
ことができ、それらの検出出力に基づいて、発光源であ
る半導体レーザ17をAPC制御することができる。
【0064】尚、以上に説明した実施形態及びその変形
例では、透明な平行平板形状の基体の対向面に無反射コ
ート膜ARと半透過膜HMを形成した立ち上げミラー1
5を用いた光ピックアップ装置について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではない。非平行な面を有
する基体の各面に半透過膜HMと無反射コート膜ARと
を形成した立ち上げミラーを適用してもよい。
【0065】すなわち、図4及び図6に対応して示した
図9に示すように、平行平板形状の基体を有する立ち上
げミラー14の代わりに、非平行な面を有する基体の各
面に半透過膜HMと無反射コート膜ARとを形成した立
ち上げミラー14xを設けても良い。
【0066】この立ち上げミラー14xの基体の断面形
状は、対物レンズ16に近い側ほど厚みが大きく、対物
レンズ16から離れる側ほど厚みが小さな楔型形状とな
っている。
【0067】かかる構造の立ち上げミラー14xを適用
すると次のような効果が得られる。CDやDVD等の情
報記録媒体に対して情報記録又は情報再生を行う際、図
4、図6、図8に示したように、ビームスプリッタ13
(又は19)側からレーザ光h1,h2,h0が立ち上げ
ミラー14xに入射すると、それらのレーザ光h1
2,h0(便宜上、「入射光」という)の約90%が半
透過膜HMによって反射され、更に対物レンズ16で微
細な光ビームとなって情報記録媒体に照射され、一方、
入射光の約10%が半透過膜HMを透過し、更に無反射
コート膜ARを透過して光電変換素子15に入射する。
【0068】ここで、入射光のほとんどが無反射コート
膜ARを透過して光電変換素子15に入射するが、僅か
に無反射コート膜ARで反射して基体内で多重反射した
光が光電変換素子15側へ射出されると、精度の良いA
PC制御を実現できなくなるとういう課題が生じること
になる。
【0069】しかし、楔型形状の断面を有する立ち上げ
ミラー14xによると、上記の課題を大幅に改善するこ
とができる。
【0070】すなわち、立ち上げミラー14xの半透過
膜HMで反射される光は、光軸Qに沿って対物レンズ1
6側に入射することになる。これに対し、上記の多重反
射光(図9中、矢印付きの点線で示す)は、基体内にお
いて光軸Qよりずれた方向へ伝搬すると共に、反射と透
過を繰り返しながら次第に減衰していく。
【0071】更に、基体の断面形状が上記した楔型形状
となっているため、基体内を伝搬した多重反射光が無反
射コート膜ARと半透過膜HMを透過する際、光軸Qと
平行ではなく、光軸Qよりも外側方向に向けて射出する
ことになる。したがって、多重反射光は、光電変換素子
15から逸れた方向へ射出することになるため、多重反
射光の光電変換素子15に対する影響を大幅に低減する
ことができる。
【0072】このように、楔型形状の立ち上げミラー1
4xを適用すると、多重反射光の影響を抑制して、精度
の良いAPC制御を行うことができる。
【0073】更に又、図10に示すように、立ち上げミ
ラー14xの基体の厚みを図9の場合とは逆にしても良
い。つまり、立ち上げミラー14xの基体の断面形状
を、対物レンズ16に近い側ほど厚みが小さく、対物レ
ンズ16より離れるほど厚みが大きく楔型形状としても
よい。
【0074】かかる構造の場合にも、半透過膜HMと無
反射コート膜ARを透過した透過光は光軸Qに沿って光
電変換素子15に入射するのに対し、半透過膜HMと無
反射コート膜ARで基体内へ反射される多重反射光は、
光軸Qからずれた方向へ伝搬するので、多重反射光の光
電変換素子15に対する影響を大幅に低減することがで
きる。
【0075】更に又、図1〜図10に示した立ち上げミ
ラー14は、情報記録又は情報再生をするためのレーザ
光h1,h2,h0を半透過膜HM側から入射させ、基体
の裏面(光電変換素子15に対向する面)に無反射コー
ト膜ARが形成された構造となっているが、これとは逆
に、情報記録又は情報再生をするためのレーザ光h1
2,h0が入射する面に無反射コート膜ARを形成し、
基体の裏面に半透過膜HMを形成する構造にしても良
い。
【0076】すなわち、対物レンズ16側へ反射するレ
ーザ光の光強度に較べて光電変換素子15側に透過する
レーザ光の光強度が小さくなるように、半透過膜HMの
反射率及び透過率を設定した半透過膜HMを立ち上げミ
ラー14の基体の裏面側に形成しても良い。
【0077】更に又、無反射コート膜ARは、設計仕様
等に応じて省略してもよい。
【0078】更に又、以上に述べた光ピックアップ装置
では、入射するレーザ光h1,h2,h0を立ち上げミラ
ー14,14xによって、対物レンズ16側へ反射する
と共に、透過する一部の光を光電変換素子15で検出す
る構成となっている。しかし、本発明はこれに限定され
るものではない。つまり、光電変換素子15と対物レン
ズ16との位置を入れ替え、その入れ替えた対物レンズ
16側でCDやDVD等の情報記録媒体をクランプし
て、情報記録又は情報再生を行う構成にしても良い。
尚、かかる構成の場合には、半透過膜HMによって、入
射するレーザ光h 1,h2,h0を対物レンズ16側へ透
過し、光電変換素子15側には反射させる構成となる。
このため、対物レンズ16側へ透過するレーザ光の光強
度に較べて、光電変換素子15へ反射するレーザ光の光
強度の方が小さくなるように、半透過膜HMの反射率及
び透過率を設定することにより、図1〜図10に基づい
て説明した光ピックアップ装置と同様の効果を得ること
ができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ピックア
ップ装置によれば、発光源と情報記録媒体との間の光路
に立ち上げミラーを配置することにより、入射する情報
記録用又は情報再生用の光を情報記録媒体側へ反射(又
は透過)する共に、光電変換手段側へ透過(又は反射)
するようにしたので、情報記録用と情報再生用の光の何
れも1個の光検出手段で検出することができる。このた
め、例えば部品点数の低減、装置規模の小型、軽量化を
可能とする新規な構造の光ピックアップ装置を実現する
ことができると共に、光検出手段の検出出力に基づい
て、情報記録用と情報再生用の光の何れも適切な強度と
なるように発光源をAPC制御することができる。
【0080】また、立ち上げミラーを、非平行な第1面
と第2面とを有する透明媒質で形成したので、光が入射
する際に生じる多重反射光の影響を低減することができ
る。これにより、発光源の発光強度を制御するのに必要
な光検出を行うことが可能となり、発光源の発光強度を
高精度で制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の光ピックアップ装置の構成を示す
平面図である。
【図2】本実施形態の光ピックアップ装置の一部構成を
示す側面図である。
【図3】CDに情報記録又は情報再生する際の動作を示
す図である。
【図4】CDに情報記録又は情報再生する際の光検出動
作を示す図である。
【図5】DVDに情報記録又は情報再生する際の動作を
示す図である。
【図6】DVDに情報記録又は情報再生する際の光検出
動作を示す図である。
【図7】光ピックアップ装置の変形例の構成を示す平面
図である。
【図8】図7に示す変形例の一部構成を示す側面図であ
る。
【図9】非平行な面を有する立ち上げミラーの構造及び
動作を示す図である。
【図10】非平行な面を有する他の立ち上げミラーの構
造及び動作を示す図である。
【符号の説明】
1…光ピックアップ装置 2…ホログラムユニット 2a…第1の半導体レーザ 2b…光電変換素子 2c…ビームスプリットホログラム 3…第2の半導体レーザ 4,7,10,18,20…コリメータレンズ 5…1/4波長板 6…全反射ミラー 8…回折格子 9…整形プリズム 9c…張り合わせ面 11…非球面レンズ 12…光電変換素子 13,19…ビームスプリッタ 14,14x…立ち上げミラー 15…モニタ用の光電変換素子 16…対物レンズ HM…半透過膜 AR…無反射コート膜 CD,DVD…情報記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅野 光俊 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 石井 耕 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 川村 誠 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 勢田 吉宏 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 Fターム(参考) 2H042 DA08 DA12 DA22 DB01 DE00 5D119 AA05 BA01 DA01 DA05 FA05 HA13 HA46 HA55 JA16 JA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光源から射出される情報記録用又は情
    報再生用の光を適切な強度にするように前記発光源を制
    御する制御手段を備えた光ピックアップ装置において、 前記発光源からの情報記録用又は情報再生用の光を入射
    し、前記情報記録用又は情報再生用の光の入射方向とは
    異なる方向に位置する情報記録媒体側へ所定反射率で反
    射すると共に、所定透過率で裏面側へ透過する立ち上げ
    ミラーと、 前記立ち上げミラーの裏面側に配置され、透過した光を
    検出する光検出手段とを備え、 前記光検出手段の検出出力に基づいて前記制御手段が前
    記発光源を制御することを特徴とする光ピックアップ装
    置。
  2. 【請求項2】 発光源から射出される情報記録用又は情
    報再生用の光を適切な強度にするように発光源を制御す
    る制御手段を備えた光ピックアップ装置において、 前記発光源からの情報記録用又は情報再生用の光を入射
    し、裏面側に位置する情報記録媒体側へ所定透過率で透
    過すると共に、前記情報記録用又は情報再生用の光の入
    射方向とは異なる方向へ所定反射率で反射する立ち上げ
    ミラーと、 前記立ち上げミラーで反射される光を検出する光検出手
    段とを備え、 前記光検出手段の検出出力に基づいて前記制御手段が前
    記発光源を制御することを特徴とする光ピックアップ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記立ち上げミラーは、平行な第1面と
    第2面とを有する透明媒質と、前記第1面又は第2面の
    何れか一方の面に設けられた前記所定反射率及び所定透
    過率を有する半透過膜とを備えた構造であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 前記立ち上げミラーは、非平行な第1面
    と第2面とを有する透明媒質と、前記第1面又は第2面
    の何れか一方の面に設けられた前記所定反射率及び所定
    透過率を有する半透過膜とを備えた構造であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置。
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