JP2002098776A - 時計用文字板および時計 - Google Patents

時計用文字板および時計

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JP2002098776A
JP2002098776A JP2000292152A JP2000292152A JP2002098776A JP 2002098776 A JP2002098776 A JP 2002098776A JP 2000292152 A JP2000292152 A JP 2000292152A JP 2000292152 A JP2000292152 A JP 2000292152A JP 2002098776 A JP2002098776 A JP 2002098776A
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Japan
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light
timepiece dial
timepiece
decorative
metal layer
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JP2000292152A
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English (en)
Inventor
Masao Amano
正男 天野
Shunji Minami
俊二 南
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗い所でも時刻を知ることができ、多彩な装
飾効果が得られる。 【解決手段】 発光部材11と、この発光部材11の上
側に配置される光透過性カラー部材36と、この光透過
性カラー部材36の下面に設けられた光透過性を有する
薄膜金属層15とを備えた。従って、発光部材11から
の光が、光透過性を有する薄膜金属層15、および光透
過性カラー部材36を順に透過し、この光透過性カラー
部材36を透過した有色の光によりその上面側を照明す
ることができ、暗い所でも時刻を知ることができる。ま
た、光透過性カラー部材36を透過した有色の光による
装飾効果と、薄膜金属層15による金属調の装飾効果と
が得られるので、その両者によって多彩な装飾効果を得
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、腕時計などの時
計に用いられる発光機能を備えた時計用文字板、および
この時計用文字板を備えた時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、腕時計の時計用文字板において
は、EL素子(エレクトロルミネッセンス素子)からな
る発光部材を備え、この発光部材を発光させることによ
り、暗い所でも時刻を知ることができるようにしたもの
がある。この種の時計用文字板としては、例えば、発光
部材の上方に光透過性部材を設けた構造のもの、あるい
は発光部材の上方に装飾用の貫通孔が設けられた装飾部
材を設けた構造のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
時計用文字板では、発光部材からの光が光透過性部材を
透過し、この透過した光により光透過性部材の上面側全
体を照明するだけであり、また、後者の時計用文字板で
は、発光部材からの光が装飾部材に設けられた装飾用の
貫通孔を透過し、この透過した光で貫通孔に対応する装
飾部材の上面側を部分的に照明するだけであり、いずれ
の時計用文字板においても、十分な装飾効果が得られな
いという不都合がある。
【0004】この発明の課題は、暗い所でも時刻を知る
ことができると共に、多彩な装飾効果が得られるように
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、次のような構成を備えている。なお、
各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される
各要素に付されている図面の参照番号などを括弧ととも
に付す。請求項1に記載の発明は、図13に示すよう
に、発光部材(11)と、この発光部材の上側に配置さ
れる光透過性カラー部材(36)と、この光透過性カラ
ー部材の下面に前記発光部材に対向して設けられた光透
過性を有する薄膜金属層(15)とを備えたことを特徴
とする時計用文字板(35)である。この発明によれ
ば、発光部材からの光が、光透過性を有する薄膜金属
層、光透過性カラー部材を透過し、この光透過性カラー
部材を透過した有色の光によりその上面側を照明するの
で、暗い所でも時刻を知ることができると共に、光透過
性カラー部材を透過した有色の光による装飾効果と、薄
膜金属層による金属調の装飾効果とが得られ、その両者
によって多彩な装飾効果を得ることができる。
【0006】請求項2に記載の発明の時計用文字板(4
0)は、図14〜図17に示すように、前記光透過性カ
ラー部材(36)の上下面のうち、少なくとも一方の面
の全域または一部に凹凸部(41)が形成されているこ
とにより、発光部材からの光を凹凸部によって拡散する
ことができ、これによっても装飾効果が得られる。請求
項3に記載の発明の時計用文字板(50)は、図20〜
図23に示すように、前記凹凸部が印刷層(51)であ
ることにより、簡単かつ容易に凹凸部を形成することが
でき、低価格なものを得ることができる。
【0007】請求項4に記載の発明の時計用文字板(4
5)は、図18および図19に示すように、前記光透過
性カラー部材(36)の上下面のうち、少なくとも一方
の面に装飾部(46)が部分的に設けられていることに
より、この装飾部によっても装飾効果を付加することが
できる。請求項5に記載の発明の時計用文字板(35、
40、45、50)は、図13〜図23に示すように、
前記薄膜金属層(15)の下面に透明な保護膜(16)
が設けられていることにより、薄膜金属層を薄く形成し
ても、この薄膜金属層を保護膜によって良好に保護する
ことができる。
【0008】請求項6に記載の発明は、図1、図13〜
図23に示すように、請求項1〜5のいずれかに記載の
時計用文字板(35、40、45、50)を時計ケース
(腕時計ケース1)内に配置すると共に、この時計ケー
ス内に配置された時計用文字板の上部位置に時計ガラス
(2)を配置したことを特徴とする時計(腕時計)であ
る。この発明によれば、時計用文字板を時計ケース内に
配置しても、時計用文字板の上部位置に配置された時計
ガラスを通して、時計用文字板を見ることができるの
で、この時計用文字板により暗い所でも時刻を知ること
ができると共に、時計用文字板により多彩な装飾効果を
得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、図1およ
び図2を参照して、この発明の時計用文字板を腕時計に
適用した第1実施形態について説明する。図1は腕時計
の内部構造を示した要部の拡大断面図である。この腕時
計は、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース
1の上部には、時計ガラス2がパッキン3を介して装着
されており、腕時計ケース1の内部には、時計用文字板
4と時計モジュール5とが収納されている。また、腕時
計ケース1の下面には、裏蓋6が防水リング7を介して
取り付けられている。
【0010】時計モジュール5は、アナログ機能とデジ
タル機能のうち、少なくともアナログ機能を有するアナ
ログムーブメント8を備え、このアナログムーブメント
8の指針軸8aが時計用文字板4の中心部に設けられた
貫通孔4aを通して上方に突出し、この突出した指針軸
8aの上端部に時針、分針、秒針などの指針8bが取り
付けられ、これら指針8bが時計用文字板4の上方を運
針する構造である。時計用文字板4は、図1に示すよう
に、下側から順に、ステンレスなどの金属板10と、こ
の金属板10の上面に配置された発光部材11と、この
発光部材11の上側に配置された光透過性を有する装飾
部材12とを備え、これらが平板状に形成され、時計モ
ジュール5の上面に配置されている。
【0011】この場合、発光部材11は、EL素子など
の発光素子からなる平面発光体であり、時計モジュール
5と電気的に接続され、点灯時に発光し、その一部の光
が下側の金属板10で反射されることにより、発光した
光を全て上方に出射する。装飾部材12は、図2に示す
ように、アクリルなどの透明な合成樹脂からなる光透過
性部材13と、この光透過性部材13の上面に設けられ
た光透過性を有するカラー層14と、光透過性部材13
の下面に設けられた薄膜金属層15と、この薄膜金属層
15の下面に設けられた透明な保護膜16とからなり、
これらが発光部材11の上面に配置されている。カラー
層14は、所定波長の光つまり有色の光を透過するフィ
ルタであり、印刷や塗装、あるいは蒸着などにより光透
過性部材13の上面に設けられている。また、薄膜金属
層15は、膜厚が1μm〜5μm程度で、印刷や塗装ま
たは蒸着などにより形成され、微小な孔が多数設けら
れ、これにより光透過性を有する構造になっている。
【0012】このような腕時計の時計用文字板4では、
発光部材11が点灯して発光すると、その光が発光部材
11の上方に出射され、この出射された光が、透明な保
護膜16、薄膜金属層15、光透過性部材13、および
カラー層14を順に透過し、カラー層14で選択された
有色の光によりカラー層14の上面側を照明するので、
暗い所でも時計ガラス2を通して時刻を知ることができ
る。また、この時計用文字板4によれば、発光部材11
の点灯時または非点灯時のいずれにおいても、カラー層
14で選択された有色の光による装飾効果と、薄膜金属
層15による金属調の装飾効果とが得られ、その両者に
より装飾的なバリエーションが豊富になり、多彩な装飾
効果を得ることができる。この場合、薄膜金属層15の
下面には透明な保護膜16が設けられていることによ
り、薄膜金属層15を薄く形成しても、この薄膜金属層
15を保護膜16で確実かつ良好に保護することができ
る。
【0013】このように、この腕時計によれば、時計用
文字板4を腕時計ケース1内に配置すると共に、この腕
時計ケース1内に配置された時計用文字板4の上部位置
に時計ガラス2を配置しても、時計ガラス2を通して時
計用文字板4を見ることができるので、この時計用文字
板4により暗い所でも時刻を知ることができると共に、
時計用文字板4により多彩な装飾効果を得ることができ
る。
【0014】[第2実施形態]次に、図3を参照して、
この発明の時計用文字板の第2実施形態について説明す
る。なお、図1および図2に示された第1実施形態と同
一部分には同一符号を付して説明する。この時計用文字
板20は、光透過性部材13の下面に凹凸部21を形成
し、この凹凸部21の下面に薄膜金属層15および透明
な保護膜16を設けた構造で、これ以外は第1実施形態
と同じ構造になっている。
【0015】すなわち、凹凸部21は、ホーニング加工
やヘアーライン加工により、放射状模様、同心円状模
様、格子状模様などの模様に形成されている。薄膜金属
層15は、凹凸部21と同じ凹凸形状に形成されてい
る。また、薄膜金属層15の下面の保護膜16は、その
上面が凹凸形状をなし、下面が平坦面に形成されてい
る。このような時計用文字板20によれば、第1実施形
態と同様の作用効果があるほか、特に光透過性部材13
の下面に凹凸部21が形成されているので、発光部材1
1からの光を凹凸部21の放射状模様、同心円状模様、
格子状模様などの模様に応じて拡散させることができ、
これによっても装飾効果が得られるので、第1実施形態
よりも、多彩な装飾効果を得ることができる。
【0016】なお、上記第2実施形態では、光透過性部
材13の下面に凹凸部21を形成した場合について述べ
たが、これに限らず、例えば、図4〜図6にそれぞれ示
すように凹凸部21を形成した構造でも良い。すなわ
ち、図4に示された時計用文字板20の第1変形例は、
光透過性部材13の上面全域に凹凸部21を形成し、こ
の凹凸部21の上面にカラー層14を設けた構造であ
る。このような構造でも、第2実施形態と同様の作用効
果がある。また、図5に示された時計用文字板20の第
2変形例は、光透過性部材13の上下両面の全域にそれ
ぞれ凹凸部21を形成した構造である。このような構造
にすれば、光透過性部材13の上下両面に形成された各
凹凸部21による装飾効果が得られるので、第2実施形
態よりも、多彩な装飾効果を得ることができる。
【0017】さらに、図6に示された時計用文字板20
の第3変形例は、光透過性部材13の上下両面にそれぞ
れ凹凸部21を部分的に形成した構造である。この場
合、光透過性部材13の上面に形成された凹凸部21
と、光透過性部材13の下面に形成された凹凸部21と
が、互いに重なり合わないように、互い違いに設けられ
ていることが望ましい。このようにすれば、光透過性部
材13の上下両面に形成された各凹凸部21により、そ
れぞれ独立した装飾効果が得られ、これにより、より一
層、多彩な装飾効果を得ることができる。
【0018】[第3実施形態]次に、図7を参照して、
この発明の時計用文字板の第3実施形態について説明す
る。この場合には、図3に示された第2実施形態と同一
部分に同一符号を付して説明する。この時計用文字板2
5は、光透過性部材13の下面に形成された凹凸部21
の下面に装飾部26を設けると共に、この装飾部26を
覆って薄膜金属層15を設けた構造で、これ以外は第2
実施形態と同じ構造になっている。
【0019】すなわち、装飾部26は、時字などの記号
や図形、マークなどであり、光透過性を有する材料、あ
るいは光透過性を有しない材料からなり、凹凸部21の
下面の所定箇所に印刷や塗装(クリアー塗装)などで部
分的に設けられ、その下面が平坦面に形成されている。
また、薄膜金属層15は、凹凸部21に対応する箇所が
凹凸形状に形成され、装飾部26に対応する箇所が平坦
状に形成されている。このような時計用文字板25によ
れば、第2実施形態と同様の作用効果があるほか、特に
凹凸部21の下面に装飾部26を設けたので、この装飾
部26によっても装飾効果を付加することができ、これ
により装飾的なバリエーションが豊富になり、より一
層、多彩な装飾効果を得ることができる。
【0020】なお、上記第3実施形態では、光透過性部
材13の下面に形成された凹凸部21に装飾部26を設
けた場合について述べたが、これに限らず、例えば、図
8に示す変形例のように、カラー層14の上面の所定箇
所に装飾部26を部分的に設けた構造でも良い。このよ
うな構造でも、第3実施形態と同様の作用効果があるほ
か、特に装飾部26が浮き上がって見えるので、より一
層、装飾性の高いものを得ることができる。この場合、
カラー層14は、図8に示す平坦状に形成されていても
良く、また図4〜図6に示すように、光透過性部材13
の上面に形成された凹凸部21に応じた凹凸形状に形成
されていても良い。
【0021】[第4実施形態]次に、図9を参照して、
この発明の時計用文字板の第4実施形態について説明す
る。この場合には、図1および図2に示された第1実施
形態と同一部分に同一符号を付して説明する。この時計
用文字板30は、光透過性部材13の下面に印刷層31
を設け、この印刷層31の下面に薄膜金属層15および
透明な保護膜16を設けた構造で、これ以外は第1実施
形態と同じ構造になっている。
【0022】すなわち、印刷層31は、光透過性部材1
3の下面に断面半円弧状の凸部を多数、印刷や塗装など
で設けることにより、全体が凹凸形状をなし、かつ放射
状模様、同心円状模様、格子状模様などの模様に形成さ
れている。なお、薄膜金属層15は、印刷層31と同じ
凹凸形状に形成されている。また、薄膜金属層15の下
面の透明な保護膜16は、その上面が凹凸形状をなし、
下面が平坦面に形成されている。このような時計用文字
板30によれば、第1実施形態と同様の作用効果がある
ほか、特に光透過性部材13の下面に凹凸形状の印刷層
31を設けたので、発光部材11からの光を印刷層31
の凹凸形状に応じて拡散させることができ、これによっ
ても装飾効果が得られるので、第1実施形態よりも、多
彩な装飾効果を得ることができる。この場合、印刷層3
1は、印刷や塗装などにより簡単かつ容易に設けること
ができ、これにより低価格なものを得ることができる。
【0023】なお、上記第4実施形態では、光透過性部
材13の下面に凹凸形状の印刷層31を設けた場合につ
いて述べたが、これに限らず、例えば、図10〜図12
にそれぞれ示すように印刷層31を設けた構造でも良
い。すなわち、図10に示された時計用文字板30の第
1変形例は、光透過性部材13の上面全域に凹凸形状の
印刷層31を設け、この印刷層31の上面にカラー層1
4を設けた構造である。このような構造でも、第4実施
形態と同様の作用効果がある。また、図11に示された
時計用文字板30の第2変形例は、光透過性部材13の
上下両面の全域にそれぞれ印刷層31を設けた構造であ
る。このような構造にすれば、光透過性部材13の上下
両面に設けられた各印刷層31の凹凸形状による装飾効
果が得られるので、第4実施形態よりも、多彩な装飾効
果を得ることができる。
【0024】さらに、図12に示された時計用文字板3
0の第3変形例は、光透過性部材13の上下両面にそれ
ぞれ印刷層31を部分的に設けた構造である。この場
合、光透過性部材13の上面に設けられた印刷層31
と、光透過性部材13の下面に設けられた印刷層31と
が、互いに重なり合わないように、互い違いに設けられ
ていることが望ましい。このようにすれば、光透過性部
材13の上下両面に設けられた各印刷層31の凹凸形状
により、それぞれ独立した装飾効果が得られ、より一
層、多彩な装飾効果を得ることができる。
【0025】[第5実施形態]次に、図13を参照し
て、この発明の時計用文字板の第5実施形態について説
明する。この場合にも、図1および図2に示された第1
実施形態と同一部分には同一符号を付して説明する。こ
の時計用文字板35は、発光部材11の上側に光透過性
カラー部材36を配置し、この光透過性カラー部材36
の下面に薄膜金属層15および透明な保護膜16を積層
させた構造で、これ以外は第1実施形態と同じ構造にな
っている。すなわち、この光透過性カラー部材36は、
有色の半透明な材料、あるいは有色の粉末を含有した半
透明な材料からなり、所定波長の光つまり有色の光を透
過するように構成されている。
【0026】このような時計用文字板35によれば、発
光部材11が点灯して発光すると、その光が発光部材1
1の上方に出射され、透明な保護膜16、薄膜金属層1
5、および光透過性カラー部材36を順に透過し、光透
過性カラー部材36で選択された有色の光により光透過
性カラー部材36の上面側を照明するので、第1実施形
態と同様、暗い所でも時計ガラス2を通して時刻を知る
ことができる。また、この時計用文字板35では、発光
部材11の点灯時または非点灯時のいずれにおいても、
光透過性カラー部材36で選択された有色の光による装
飾効果と、薄膜金属層15による金属調の装飾効果とが
得られ、その両者により装飾的なバリエーションが豊富
になり、多彩な装飾効果を得ることができる。また、こ
の時計用文字板35は、光透過性カラー部材36の下面
に薄膜金属層15および保護膜16を積層させるだけで
良いので、第1実施形態よりも全体の厚さを薄く形成す
ることができる。
【0027】[第6実施形態]次に、図14を参照し
て、この発明の時計用文字板の第6実施形態について説
明する。この場合には、図13に示された第5実施形態
と同一部分に同一符号を付して説明する。この時計用文
字板40は、光透過性カラー部材36の下面に凹凸部4
1を形成し、この凹凸部41の下面に薄膜金属層15お
よび透明な保護膜16を設けた構造で、これ以外は第5
実施形態と同じ構造になっている。すなわち、凹凸部4
1は、ホーニング加工やヘアーライン加工により、放射
状模様、同心円状模様、格子状模様などの模様に形成さ
れている。また、薄膜金属層15は、凹凸部41と同じ
凹凸形状に形成されている。薄膜金属層15の下面の保
護膜16は、その上面が凹凸形状をなし、下面が平坦面
に形成されている。
【0028】このような時計用文字板40によれば、第
5実施形態と同様の作用効果があるほか、特に光透過性
カラー部材36の下面に凹凸部41が形成されているの
で、発光部材11からの光を凹凸部41の放射状模様、
同心円状模様、格子状模様などの模様に応じて拡散させ
ることができ、これによっても装飾効果が得られるの
で、第5実施形態よりも、多彩な装飾効果を得ることが
できる。
【0029】なお、上記第6実施形態では、光透過性カ
ラー部材36の下面に凹凸部41を形成した場合につい
て述べたが、これに限らず、例えば、図15〜図17に
それぞれ示すように凹凸部41を形成した構造でも良
い。すなわち、図15に示された時計用文字板40の第
1変形例は、光透過性カラー部材36の上面全域に凹凸
部41を形成した構造である。このような構造でも、第
6実施形態と同様の作用効果がある。また、図16に示
された時計用文字板40の第2変形例は、光透過性カラ
ー部材36の上下両面の全域にそれぞれ凹凸部41を形
成した構造である。このような構造にすれば、光透過性
カラー部材36の上下両面に形成された各凹凸部41に
よる装飾効果が得られるので、第6実施形態よりも、多
彩な装飾効果を得ることができる。
【0030】さらに、図17に示された時計用文字板4
0の第3変形例は、光透過性カラー部材36の上下両面
にそれぞれ凹凸部41を部分的に形成した構造である。
この場合、光透過性カラー部材36の上面に形成された
凹凸部41と、光透過性カラー部材36の下面に形成さ
れた凹凸部41とが、互いに重なり合わないように、互
い違いに設けられていることが望ましい。このようにす
れば、光透過性カラー部材36の上下両面に形成された
各凹凸部41により、それぞれ独立した装飾効果が得ら
れ、これにより、より一層、多彩な装飾効果を得ること
ができる。
【0031】[第7実施形態]次に、図18を参照し
て、この発明の時計用文字板の第7実施形態について説
明する。この場合には、図14に示された第6実施形態
と同一部分に同一符号を付して説明する。この時計用文
字板45は、光透過性カラー部材36の下面に形成され
た凹凸部41の下面に装飾部46を設けると共に、この
装飾部46を覆って薄膜金属層15を設けた構造で、こ
れ以外は第6実施形態と同じ構造になっている。
【0032】すなわち、装飾部46は、時字などの記号
や図形、マークなどであり、光透過性を有する材料、あ
るいは光透過性を有しない材料からなり、凹凸部41の
下面の所定箇所に印刷や塗装(クリアー塗装)などで部
分的に設けられ、その下面が平坦面に形成されている。
また、薄膜金属層15は、凹凸部41に対応する箇所が
凹凸形状に形成され、装飾部46に対応する箇所が平坦
状に形成されている。このような時計用文字板45によ
れば、第6実施形態と同様の作用効果があるほか、特に
凹凸部41の下面に装飾部46を設けたので、この装飾
部46によっても装飾効果を付加することができ、これ
により装飾的なバリエーションが豊富になり、より一
層、多彩な装飾効果を得ることができる。
【0033】なお、上記第7実施形態では、光透過性カ
ラー部材36の下面に形成された凹凸部41の下面に装
飾部46を設けた場合について述べたが、これに限ら
ず、例えば、図19に示す変形例のように、光透過性カ
ラー部材36の上面の所定箇所に装飾部46を部分的に
設けた構造でも良い。このような構造でも、第7実施形
態と同様の作用効果があるほか、特に装飾部46が浮き
上がって見えるので、より一層、装飾性の高いものを得
ることができる。この場合、光透過性カラー部材36
は、図19に示す平坦状に形成されていても良く、また
図15〜図17に示すように、光透過性カラー部材36
の上面に形成された凹凸部41に応じた凹凸形状に形成
されていても良い。
【0034】[第8実施形態]次に、図20を参照し
て、この発明の時計用文字板の第8実施形態について説
明する。この場合には、図13に示された第5実施形態
と同一部分に同一符号を付して説明する。この時計用文
字板50は、光透過性カラー部材36の下面に印刷層5
1を設け、この印刷層51の下面に薄膜金属層15およ
び透明な保護膜16を設けた構造で、これ以外は第5実
施形態と同じ構造になっている。
【0035】すなわち、印刷層51は、光透過性カラー
部材36の下面に断面半円弧状の凸部を多数、印刷や塗
装などで設けることにより、全体が凹凸形状をなし、か
つ放射状模様、同心円状模様、格子状模様などの模様に
形成されている。なお、薄膜金属層15は、印刷層51
と同じ凹凸形状に形成されている。また、薄膜金属層1
5の下面の透明な保護膜16は、その上面が凹凸形状を
なし、下面が平坦面に形成されている。このような時計
用文字板50によれば、第5実施形態と同様の作用効果
があるほか、特に光透過性カラー部材36の下面に凹凸
形状の印刷層51を設けたので、発光部材11からの光
を印刷層51の凹凸形状に応じて拡散させることがで
き、これによっても装飾効果が得られるので、第5実施
形態よりも、多彩な装飾効果を得ることができる。この
場合、印刷層51は、印刷や塗装などにより簡単かつ容
易に設けることができ、これにより低価格なものを得る
ことができる。
【0036】なお、上記第8実施形態では、光透過性カ
ラー部材36の下面に凹凸形状の印刷層51を設けた場
合について述べたが、これに限らず、例えば、図21〜
図23にそれぞれ示すように印刷層51を設けた構造で
も良い。すなわち、図21に示された時計用文字板50
の第1変形例は、光透過性カラー部材36の上面全域に
凹凸形状の印刷層51を設けた構造である。このような
構造でも、第8実施形態と同様の作用効果がある。ま
た、図22に示された時計用文字板50の第2変形例
は、光透過性カラー部材36の上下両面の全域にそれぞ
れ印刷層51を設けた構造である。このような構造にす
れば、光透過性カラー部材36の上下両面に設けられた
各印刷層51の凹凸形状による装飾効果が得られるの
で、第8実施形態よりも、多彩な装飾効果を得ることが
できる。
【0037】さらに、図23に示された時計用文字板5
0の第3変形例は、光透過性カラー部材36の上下両面
にそれぞれ印刷層51を部分的に設けた構造である。こ
の場合、光透過性カラー部材36の上面に設けられた印
刷層51と、光透過性カラー部材36の下面に設けられ
た印刷層51とが、互いに重なり合わないように、互い
違いに設けられていることが望ましい。このようにすれ
ば、光透過性カラー部材36の上下両面に設けられた各
印刷層51の凹凸形状により、それぞれ独立した装飾効
果が得られ、より一層、多彩な装飾効果を得ることがで
きる。
【0038】なおまた、上記第1〜第8実施形態および
その各変形例では、アナログ機能を有する腕時計に適用
した場合について述べたが、これに限らず、例えばデジ
タル機能、またはその両者の機能を有する腕時計にも適
用することができるほか、腕時計に限らず、例えば、置
き時計、目覚まし時計、トラベルウォッチ、掛け時計な
どの時計にも広く適用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明の時計用文字板によれば、発光部材と、この発光部
材の上側に配置される光透過性カラー部材と、この光透
過性カラー部材の下面に設けられた光透過性を有する薄
膜金属層とを備えているので、発光部材からの光が、光
透過性を有する薄膜金属層、および光透過性カラー部材
を透過し、この光透過性カラー部材を透過した有色の光
によりその上面側を照明することができ、これにより暗
い所でも時刻を知ることができると共に、光透過性カラ
ー部材を透過した有色の光による装飾効果と、薄膜金属
層による金属調の装飾効果とが得られ、その両者によっ
て多彩な装飾効果を得ることができる。
【0040】この場合、光透過性カラー部材の上下面の
うち、少なくとも一方の面の全域または一部に凹凸部が
形成されていることにより、発光部材からの光を凹凸部
によって拡散することができ、これによっても装飾効果
が得られる。また、凹凸部が印刷層であることにより、
簡単かつ容易に凹凸部を形成でき、低価格なものを得る
ことができる。また、光透過性カラー部材の上下面のう
ち、少なくとも一方の面に装飾部が部分的に設けられて
いることにより、この装飾部によっても装飾効果を付加
することができる。さらに、薄膜金属層の下面に透明な
保護膜が設けられていることにより、薄膜金属層を薄く
形成しても、この薄膜金属層を保護膜によって良好に保
護することができる。
【0041】また、請求項6に記載の発明の時計によれ
ば、時計用文字板を時計ケース内に配置すると共に、こ
の時計ケース内に配置された時計用文字板の上部位置に
時計ガラスを配置したことにより、時計用文字板を時計
ケース内に配置しても、時計用文字板の上部位置に配置
された時計ガラスを通して、時計用文字板を見ることが
できるので、この時計用文字板により暗い所でも時刻を
知ることができると共に、時計用文字板により多彩な装
飾効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の時計用文字板を腕時計に適用した第
1実施形態の要部の拡大断面図。
【図2】図1の時計用文字板の装飾部材を示した要部の
拡大断面図。
【図3】この発明の時計用文字板の第2実施形態を示し
た要部の拡大断面図。
【図4】第2実施形態の第1変形例を示した要部の拡大
断面図。
【図5】第2実施形態の第2変形例を示した要部の拡大
断面図。
【図6】第2実施形態の第3変形例を示した要部の拡大
断面図。
【図7】この発明の時計用文字板の第3実施形態を示し
た要部の拡大断面図。
【図8】第3実施形態の変形例を示した要部の拡大断面
図。
【図9】この発明の時計用文字板の第4実施形態を示し
た要部の拡大断面図。
【図10】第4実施形態の第1変形例を示した要部の拡
大断面図。
【図11】第4実施形態の第2変形例を示した要部の拡
大断面図。
【図12】第4実施形態の第3変形例を示した要部の拡
大断面図。
【図13】この発明の時計用文字板の第5実施形態を示
した要部の拡大断面図。
【図14】この発明の時計用文字板の第6実施形態を示
した要部の拡大断面図。
【図15】第6実施形態の第1変形例を示した要部の拡
大断面図。
【図16】第6実施形態の第2変形例を示した要部の拡
大断面図。
【図17】第6実施形態の第3変形例を示した要部の拡
大断面図。
【図18】この発明の時計用文字板の第7実施形態を示
した要部の拡大断面図。
【図19】第7実施形態の変形例を示した要部の拡大断
面図。
【図20】この発明の時計用文字板の第8実施形態を示
した要部の拡大断面図。
【図21】第8実施形態の第1変形例を示した要部の拡
大断面図。
【図22】第8実施形態の第2変形例を示した要部の拡
大断面図。
【図23】第8実施形態の第3変形例を示した要部の拡
大断面図。
【符号の説明】
1 腕時計ケース 2 時計ガラス 5 時計モジュール 11 発光部材 15 薄膜金属層 16 保護膜 35、40、45、50 時計用文字板 36 光透過性カラー部材 41 凹凸部 46 装飾部 51 印刷層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C096 AA11 AA27 BA01 CA02 CA13 CA16 CA22 CB07 CD14 CD22 CD28 CE07 DA01 DA03 DD02 FA05 FA12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光部材と、この発光部材の上側に配置さ
    れる光透過性カラー部材と、前記光透過性カラー部材の
    下面に前記発光部材と対向して設けられた光透過性を有
    する薄膜金属層とを備えたことを特徴とする時計用文字
    板。
  2. 【請求項2】前記光透過性カラー部材の上下面のうち、
    少なくとも一方の面の全域または一部に凹凸部が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の時計用文字
    板。
  3. 【請求項3】前記凹凸部は印刷層であることを特徴とす
    る請求項2に記載の時計用文字板。
  4. 【請求項4】前記光透過性カラー部材の上下面のうち、
    少なくとも一方の面には、装飾部が部分的に設けられて
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    時計用文字板。
  5. 【請求項5】前記薄膜金属層の下面には、透明な保護膜
    が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の時計用文字板。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の時計用文
    字板を時計ケース内に配置すると共に、この時計ケース
    内に配置された時計用文字板の上部位置に時計ガラスを
    配置したことを特徴とする時計。
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