JP2002093275A - ラバースイッチの防水構造 - Google Patents

ラバースイッチの防水構造

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JP2002093275A JP2000280669A JP2000280669A JP2002093275A JP 2002093275 A JP2002093275 A JP 2002093275A JP 2000280669 A JP2000280669 A JP 2000280669A JP 2000280669 A JP2000280669 A JP 2000280669A JP 2002093275 A JP2002093275 A JP 2002093275A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】省スペース化が図れ組立性が良好なラバースイ
ッチの防水構造を提供する。 【解決手段】筐体1の前壁1aの前面側には、ラバース
イッチ5の操作部7を露出させる窓孔10を形成した前
カバー9が固着される。操作部7は、後端縁が筐体1の
前面における前面側ガイドリブ2の周辺に当接し押操作
により復帰力を作用させる円筒状の防水カバー7bがキ
ートップ5bの前端部から連続一体に突設される。前カ
バー9は、窓孔10の内周面において周方向の全周にわ
たって防水カバー7bの後部の外周面との間の距離を防
水カバー7bの厚みよりも小さくする円環状の防水用押
付突起11が突設される。防水カバー7bは、前面側ガ
イドリブ2との対向面において周方向の全周にわたって
前面側ガイドリブ2との距離を他の部位よりも小さくす
る円環状の防水用弾性突起8が突設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板に設けら
れたスイッチパターンと操作部の操作に応じてスイッチ
パターンに接離するキーとを有し押操作の復帰力として
ゴムの弾性を利用したラバースイッチの防水構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のラバースイッチの防水構造として
は、キーが一体に形成された弾性体シートをプリント基
板よりなる回路基板上に配設し、キーが遊挿されるキー
挿通孔が前壁に形成された筐体の前壁の後面において円
筒状の防水用リブを後方へ突設し防水用リブの先端縁を
弾性体シートにおけるキー周辺の部分に押し付けるよう
に構成して水の侵入経路の沿面距離を長くした構造や、
キーが遊挿されるキー挿通孔が前壁に形成された筐体の
前壁の後面側に上記キー挿通孔周部に当接させた弾性体
シートを押圧する押え板を設けて封止した構造などが採
用されている。ここに、後者の構造では、弾性体シート
を押圧して封止するために、押え板に圧入孔を設けると
ともに弾性体シートに圧入孔へ圧入される圧入突起を設
ける構成や、押え板をねじにより筐体に取り付ける構成
などが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の前者
の防水構造では、筐体の内部に防水用リブの突出高さ分
だけのスペースが必要になって他の部品の収納スペース
が狭くなってしまうという不具合があった。このため、
薄型の筐体では筐体内において防水構造に必要なスペー
スの占める割合が大きくなってしまうので、筐体の薄型
化が防水用リブの突出高さにより制約されてしまうとい
う不具合があった。また、上述の後者の防水構造では、
弾性体シートを押圧するために、圧入、ねじ止めなどの
作業が必要なので、組立性が悪いという不具合があっ
た。また、後者の防水構造においても筐体の内部に弾性
体シートおよび押え板を収納しているので、他の部品の
収納スペースが狭くなってしまうという不具合があっ
た。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、省スペース化が図れ組立性が良好な
ラバースイッチの防水構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、回路基板に設けられたスイッチ
パターンと操作部の操作に応じてスイッチパターンに接
離するキーとを有し押操作の復帰力としてゴムの弾性を
利用したラバースイッチであって、上記キーが遊挿され
るキー挿通孔が前壁に形成され且つキー挿通孔の周縁か
ら全周にわたって前方へ筒状の前面側ガイドリブが突設
された筐体と、ラバースイッチの操作部を露出させる窓
孔が形成され筐体の前面に固着される前カバーとを備
え、上記操作部は、後端縁が筐体の前面における前面側
ガイドリブの周辺に当接し上記押操作により上記復帰力
を作用させる筒状の防水カバーがキートップの前端部か
ら連続一体に突設され、前カバーの窓孔の内周面におい
て周方向の全周にわたって防水カバーの後部の外周面と
の間の距離を防水カバーの厚みよりも小さくするように
突設された環状の防水用押付突起が防水カバーの外周面
に押し付けられて密着した状態で防水カバーの後部の周
壁が前面側ガイドリブの外周面と前カバーの窓孔の内周
面との間に挟持され、上記防水カバーにおいて前面側ガ
イドリブとの対向面において周方向の全周にわたって前
面側ガイドリブとの距離を他の部位よりも小さくするよ
うに突設された環状の防水用弾性突起が弾性変形して前
面側ガイドリブに密着してなることを特徴とするもので
あり、キー挿通孔の周縁から全周にわたって前方へ筒状
の前面側ガイドリブが突設された筐体と、ラバースイッ
チの操作部を露出させる窓孔が形成され筐体の前面に固
着される前カバーとを備え、上記操作部は、後端縁が筐
体の前面における前面側ガイドリブの周辺に当接し上記
押操作により上記復帰力を作用させる筒状の防水カバー
がキートップの前端部から連続一体に突設され、前カバ
ーの窓孔の内周面において周方向の全周にわたって防水
カバーの後部の外周面との間の距離を防水カバーの厚み
よりも小さくするように突設された環状の防水用押付突
起が防水カバーの外周面に押し付けられて密着した状態
で防水カバーの後部の周壁が前面側ガイドリブの外周面
と前カバーの窓孔の内周面との間に挟持され、上記防水
カバーにおいて前面側ガイドリブとの対向面において周
方向の全周にわたって前面側ガイドリブとの距離を他の
部位よりも小さくするように突設された環状の防水用弾
性突起が弾性変形して前面側ガイドリブに密着している
ので、従来の防水用リブを筐体の前壁の後面から後方へ
突出させた防水構造や筐体内に弾性体シートおよび押え
板を配設した防水構造に比べて省スペースで確実な防水
機能が得られる。また、組立時には筐体の前方から前面
側ガイドリブを通してキー挿通孔へキーを挿入してキー
トップの前端部から連続一体に突設された防水カバーの
後端縁を筐体の前面に当接させた後、操作部を露出させ
る窓孔が形成された前カバーを筐体の前方から固着すれ
ば防水構造が実現されるから、前カバーを筐体に固着す
る構成として前カバーを筐体に嵌め込む構成を採用する
ことができて、圧入やねじ止めなどの作業が不要にな
り、組立性が向上する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記防水カバーの後端部には上記筐体の前面に密着
する後鍔片が全周にわたって突設され、上記前カバーの
後面において上記窓孔の周部には後鍔片が密着する凹部
が形成され、後鍔片は上記筐体の前面と上記前カバーの
後面の凹部の底面との間に挟持されているので、従来の
ように筐体の内部に防水用リブを設けることなしに水の
侵入経路の沿面距離を長くすることができ、防水性を高
めることができるるとともに、上記キーの上記筐体から
の脱落を防止することができる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記スイッチパターンおよび上記キーをそれぞれ複
数個ずつ備え、1枚のシート状のゴムに上記複数個のキ
ーがそれぞれ防水カバーを介して一体に形成されている
ので、複数個のラバースイッチの防水構造を実現するこ
とができる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、上記筐体は、上記キー挿通孔の周縁
から全周にわたって後方へ筒状の後面側ガイドリブが突
設されているので、ラバースイッチの操作性が向上す
る。
【0009】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、上記前面側ガイドリブおよび上記後
面側ガイドリブは、円筒状の形状に形成されているの
で、ラバースイッチの操作性がさらに向上する。
【0010】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、上記後面側ガイドリブの後端部は、後端縁に近づく
ほど内径が大きくなる形状に形成されているので、ラバ
ースイッチのキーの先端部が上記後面側ガイドリブに接
触するのを防ぐことができる。
【0011】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、上記操作部の前面の中央部には操作
位置を指示する指示凹部が形成されているので、操作部
に押力を作用させるべき位置が前面の中央部であること
が明確に示され、また、手触りでも分かるようになるか
ら、さらに操作性が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】本実施形態では、図1および図2
に示すように、筐体1の前壁1aに操作部7の押操作の
復帰力としてゴムの弾性を利用したラバースイッチ5の
円柱状のキー5aが遊挿される円形状のキー挿通孔4が
形成されている。ここに、筐体1は合成樹脂により形成
され、キー5aはゴムにより形成されている。以下で
は、図1における上下方向を前後方向として規定する。
キー5aの先端縁には可動接点(図示せず)が固着され
ており、筐体1内には、キー5aの先端縁に固着された
上記可動接点に対向する部位にスイッチパターンとして
の固定接点(図示せず)が設けられたプリント基板より
なる回路基板12が配設されている。
【0013】筐体1は、前壁1aの前面におけるキー挿
通孔4の周縁から全周にわたって前方へ円筒状の前面側
ガイドリブ2が突設され、前壁1aの後面におけるキー
挿通孔4の周縁から全周にわたって後方へ円筒状の後面
側ガイドリブ3が突設されている。
【0014】筐体1の前壁1aの前面側には、ラバース
イッチ5の操作部7を露出させる円形状の窓孔10が形
成されキー5aの脱落を防止する合成樹脂製の前カバー
9が当該前カバー9の後面を前壁1aの前面に当接させ
た形で固着されている。
【0015】ところで、操作部7は、後端縁が筐体1の
前面における前面側ガイドリブ2の周辺に当接し上記押
操作により上記復帰力を作用させる円筒状の防水カバー
7bがキートップ5bの前端部から連続一体に突設され
ている。また、防水カバー7bの後端部には筐体1の前
面に密着する後鍔片7cが全周にわたって突設され、前
カバー9の後面において窓孔10の周部には底面に後鍔
片7cが密着する凹部9bが形成され、後鍔片7cは筐
体1の前面と前カバー9の後面の凹部9bの底面との間
に挟持されている。したがって、水の侵入経路の沿面距
離を長くすることができ、防水性を高めることができ
る。なお、凹部9bは円形状に開口されている。
【0016】本実施形態では、操作部7を押操作するこ
とにより、防水カバー7bが弾性変形してキー5aが回
路基板12に近づく向きに変位し、押操作を解除すると
防水カバー7bの復帰力により、キー5aが回路基板1
2から離れる向きに変位して押操作前の位置に戻ること
になる。すなわち、操作部7の操作によりキー5aの先
端縁に固着された上記可動接点が回路基板12に設けら
れた上記固定接点と接離する。ここにおいて、本実施形
態では、キー5aが前面側ガイドリブ2および後面側ガ
イドリブ3に案内されて前後方向(キー5aの軸方向)
に移動するので、操作性が向上する。また、操作部7の
前面の中央部(すなわち、キートップ5bの前面の中央
部)には操作位置を指示する断面弧状の指示凹部7dが
形成されているので、操作部7に押力を作用させるべき
位置が前面の中央部であることが明確に示され、また、
手触りでも分かるようになるから、さらに操作性が向上
する。また、前カバー9は、窓孔10の周部の全周にわ
たって前方へ突出し先端縁が操作前の操作部7の前面に
揃うリブ9aが突設されているので、防水カバー7bを
押すような誤操作を防止することができる。
【0017】さらに、後面側ガイドリブ3の後端部3a
は、後端縁に近づくほど内径が大きくなる形状に形成さ
れているので、キー5aの先端部が後面側ガイドリブ3
に接触するのを防ぐことができる。なお、キー5aを導
電性ゴムにより形成すれば、先端に設ける上記可動接点
を省略することができる。
【0018】ところで、本実施形態では、前カバー9の
窓孔10の内周面において周方向の全周にわたって防水
カバー7bの後部の外周面との間の距離を防水カバー7
bの厚みよりも小さくするように突設された円環状の防
水用押付突起11が防水カバー7bの外周面に押し付け
られて密着した状態で防水カバー7bの後部の周壁が前
面側ガイドリブ2の外周面と前カバー9の窓孔10の内
周面との間に挟持され、防水カバー7bにおいて前面側
ガイドリブ2との対向面において周方向の全周にわたっ
て前面側ガイドリブ2との距離を他の部位よりも小さく
するように突設された円環状の防水用弾性突起8(図2
参照)が弾性変形して前面側ガイドリブ2に密着してい
る。すなわち、ラバースイッチ5は、操作部7を操作す
ることで、密閉状態を保ちながら防水カバー7bの弾性
によりキー5aが前後方向に変位して上記可動接点と上
記固定接点とからなる接点部がオンオフする。
【0019】上述の前カバー9は、筐体1に嵌め込むこ
とで固着されるものであり、筐体1に設けられた係止孔
(図示せず)に係止される係止爪(図示せず)が突設さ
れている。なお、本実施形態では、前カバー9に係止爪
を設け、筐体1に係止孔を設けた例を示したが、前カバ
ー9に係止孔を設け、筐体1に係止爪を設ける構成とし
てもよい。
【0020】しかして、本実施形態では、キー挿通孔4
の周縁から全周にわたって前方へ円筒状の前面側ガイド
リブ2が突設された筐体1と、ラバースイッチ5の操作
部7を露出させる窓孔10が形成され筐体1の前面に固
着される前カバー9とを備え、操作部7は、後端縁が筐
体1の前面における前面側ガイドリブ2の周辺に当接し
上記押操作により上記復帰力を作用させる円筒状の防水
カバー7bがキートップ5bの前端部から連続一体に突
設され、前カバー9の窓孔10の内周面において周方向
の全周にわたって防水カバー7bの後部の外周面との間
の距離を防水カバー7bの厚みよりも小さくするように
突設された円環状の防水用押付突起11が防水カバー7
bの外周面に押し付けられて密着した状態で防水カバー
7bの後部の周壁が前面側ガイドリブ2の外周面と前カ
バー9の窓孔10の内周面との間に挟持され、防水カバ
ー7bにおいて前面側ガイドリブ2との対向面において
周方向の全周にわたって前面側ガイドリブ2との距離を
他の部位よりも小さくするように突設された円環状の防
水用弾性突起8が弾性変形して前面側ガイドリブ2に密
着しているので、従来の防水用リブを筐体の前壁の後面
から後方へ突出させた防水構造や筐体内に弾性体シート
および押え板を配設した防水構造に比べて省スペースで
確実な防水機能が得られる。また、組立時には筐体1の
前方から前面側ガイドリブ2を通してキー挿通孔4へキ
ー5を挿入してキートップ5bの前端部から連続一体に
突設された防水カバー7bの後端縁を筐体1の前面に当
接させた後、操作部7を露出させる窓孔10が形成され
た前カバー9を筐体1の前方から固着すれば防水構造が
実現されるから、前カバー9を筐体1に固着する構成と
して前カバー9を筐体1に嵌め込む構成を採用すること
ができて、圧入やねじ止めなどの作業が不要になり、組
立性が向上する。
【0021】ところで、上記実施形態では、ラバースイ
ッチ5を1つのみ設けてあるが、1枚のシート状のゴム
に上記キー5aを複数個一体に形成して、回路基板12
に複数個のスイッチパターンを設けるようにしてもよ
い。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明は、回路基板に設けられ
たスイッチパターンと操作部の操作に応じてスイッチパ
ターンに接離するキーとを有し押操作の復帰力としてゴ
ムの弾性を利用したラバースイッチであって、上記キー
が遊挿されるキー挿通孔が前壁に形成され且つキー挿通
孔の周縁から全周にわたって前方へ筒状の前面側ガイド
リブが突設された筐体と、ラバースイッチの操作部を露
出させる窓孔が形成され筐体の前面に固着される前カバ
ーとを備え、上記操作部は、後端縁が筐体の前面におけ
る前面側ガイドリブの周辺に当接し上記押操作により上
記復帰力を作用させる筒状の防水カバーがキートップの
前端部から連続一体に突設され、前カバーの窓孔の内周
面において周方向の全周にわたって防水カバーの後部の
外周面との間の距離を防水カバーの厚みよりも小さくす
るように突設された環状の防水用押付突起が防水カバー
の外周面に押し付けられて密着した状態で防水カバーの
後部の周壁が前面側ガイドリブの外周面と前カバーの窓
孔の内周面との間に挟持され、上記防水カバーにおいて
前面側ガイドリブとの対向面において周方向の全周にわ
たって前面側ガイドリブとの距離を他の部位よりも小さ
くするように突設された環状の防水用弾性突起が弾性変
形して前面側ガイドリブに密着してなるものであり、キ
ー挿通孔の周縁から全周にわたって前方へ筒状の前面側
ガイドリブが突設された筐体と、ラバースイッチの操作
部を露出させる窓孔が形成され筐体の前面に固着される
前カバーとを備え、上記操作部は、後端縁が筐体の前面
における前面側ガイドリブの周辺に当接し上記押操作に
より上記復帰力を作用させる筒状の防水カバーがキート
ップの前端部から連続一体に突設され、前カバーの窓孔
の内周面において周方向の全周にわたって防水カバーの
後部の外周面との間の距離を防水カバーの厚みよりも小
さくするように突設された環状の防水用押付突起が防水
カバーの外周面に押し付けられて密着した状態で防水カ
バーの後部の周壁が前面側ガイドリブの外周面と前カバ
ーの窓孔の内周面との間に挟持され、上記防水カバーに
おいて前面側ガイドリブとの対向面において周方向の全
周にわたって前面側ガイドリブとの距離を他の部位より
も小さくするように突設された環状の防水用弾性突起が
弾性変形して前面側ガイドリブに密着しているので、従
来の防水用リブを筐体の前壁の後面から後方へ突出させ
た防水構造や筐体内に弾性体シートおよび押え板を配設
した防水構造に比べて省スペースで確実な防水機能が得
られるという効果がある。また、組立時には筐体の前方
から前面側ガイドリブを通してキー挿通孔へキーを挿入
してキートップの前端部から連続一体に突設された防水
カバーの後端縁を筐体の前面に当接させた後、操作部を
露出させる窓孔が形成された前カバーを筐体の前方から
固着すれば防水構造が実現されるから、前カバーを筐体
に固着する構成として前カバーを筐体に嵌め込む構成を
採用することができて、圧入やねじ止めなどの作業が不
要になり、組立性が向上するという効果がある。
【0023】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記防水カバーの後端部には上記筐体の前面に密着
する後鍔片が全周にわたって突設され、上記前カバーの
後面において上記窓孔の周部には後鍔片が密着する凹部
が形成され、後鍔片は上記筐体の前面と上記前カバーの
後面の凹部の底面との間に挟持されているので、従来の
ように筐体の内部に防水用リブを設けることなしに水の
侵入経路の沿面距離を長くすることができ、防水性を高
めることができるとともに、上記キーの上記筐体からの
脱落を防止することができるという効果がある。
【0024】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記スイッチパターンおよび上記キーをそれぞれ複
数個ずつ備え、1枚のシート状のゴムに上記複数個のキ
ーがそれぞれ防水カバーを介して一体に形成されている
ので、複数個のラバースイッチの防水構造を実現するこ
とができるという効果がある。
【0025】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、上記筐体は、上記キー挿通孔の周縁
から全周にわたって後方へ筒状の後面側ガイドリブが突
設されているので、ラバースイッチの操作性が向上す
る。
【0026】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、上記前面側ガイドリブおよび上記後
面側ガイドリブは、円筒状の形状に形成されているの
で、ラバースイッチの操作性がさらに向上する。
【0027】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、上記後面側ガイドリブの後端部は、後端縁に近づく
ほど内径が大きくなる形状に形成されているので、ラバ
ースイッチのキーの先端部が上記後面側ガイドリブに接
触するのを防ぐことができる。
【0028】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6の発明において、上記操作部の前面の中央部には操作
位置を指示する指示凹部が形成されているので、操作部
に押力を作用させるべき位置が前面の中央部であること
が明確に示され、また、手触りでも分かるようになるか
ら、さらに操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す概略断面図である。
【図2】同上を分解した状態の概略断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 1a 前壁 2 前面側ガイドリブ 3 後面側ガイドリブ 4 キー挿通孔 5 ラバースイッチ 5a キー 5b キートップ 7 操作部 7b 防水カバー 7c 後鍔片 7d 指示凹部 8 防水用弾性突起 9 前カバー 10 窓孔 11 防水用押付突起 12 回路基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G006 AZ01 BA01 BA07 BB03 BB07 BC03 CB01 CB05 CD03 LG07 5G025 AA06 AA19 BA04 EA02 5G052 AA05 BB01 HA08 HA13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板に設けられたスイッチパターン
    と操作部の操作に応じてスイッチパターンに接離するキ
    ーとを有し押操作の復帰力としてゴムの弾性を利用した
    ラバースイッチであって、上記キーが遊挿されるキー挿
    通孔が前壁に形成され且つキー挿通孔の周縁から全周に
    わたって前方へ筒状の前面側ガイドリブが突設された筐
    体と、ラバースイッチの操作部を露出させる窓孔が形成
    され筐体の前面に固着される前カバーとを備え、上記操
    作部は、後端縁が筐体の前面における前面側ガイドリブ
    の周辺に当接し上記押操作により上記復帰力を作用させ
    る筒状の防水カバーがキートップの前端部から連続一体
    に突設され、前カバーの窓孔の内周面において周方向の
    全周にわたって防水カバーの後部の外周面との間の距離
    を防水カバーの厚みよりも小さくするように突設された
    環状の防水用押付突起が防水カバーの外周面に押し付け
    られて密着した状態で防水カバーの後部の周壁が前面側
    ガイドリブの外周面と前カバーの窓孔の内周面との間に
    挟持され、上記防水カバーにおいて前面側ガイドリブと
    の対向面において周方向の全周にわたって前面側ガイド
    リブとの距離を他の部位よりも小さくするように突設さ
    れた環状の防水用弾性突起が弾性変形して前面側ガイド
    リブに密着してなることを特徴とするラバースイッチの
    防水構造。
  2. 【請求項2】 上記防水カバーの後端部には上記筐体の
    前面に密着する後鍔片が全周にわたって突設され、上記
    前カバーの後面において上記窓孔の周部には後鍔片が密
    着する凹部が形成され、後鍔片は上記筐体の前面と上記
    前カバーの後面の凹部の底面との間に挟持されてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のラバースイッチの防水構
    造。
  3. 【請求項3】 上記スイッチパターンおよび上記キーを
    それぞれ複数個ずつ備え、1枚のシート状のゴムに上記
    複数個のキーがそれぞれ防水カバーを介して一体に形成
    されてなることを特徴とする請求項1記載のラバースイ
    ッチの防水構造。
  4. 【請求項4】 上記筐体は、上記キー挿通孔の周縁から
    全周にわたって後方へ筒状の後面側ガイドリブが突設さ
    れてなることを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
    ずれかに記載のラバースイッチの防水構造。
  5. 【請求項5】 上記前面側ガイドリブおよび上記後面側
    ガイドリブは、円筒状の形状に形成されてなることを特
    徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のラ
    バースイッチの防水構造。
  6. 【請求項6】 上記後面側ガイドリブの後端部は、後端
    縁に近づくほど内径が大きくなる形状に形成されてなる
    ことを特徴とする請求項5記載のラバースイッチの防水
    構造。
  7. 【請求項7】 上記操作部の前面の中央部には操作位置
    を指示する指示凹部が形成されてなることを特徴とする
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のラバースイ
    ッチの防水構造。
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JP2010527671A (ja) * 2007-05-23 2010-08-19 ネステク ソシエテ アノニム ミルク系液体を調整するための器具
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