JP2001297658A - スライドスイッチ - Google Patents

スライドスイッチ

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JP2001297658A
JP2001297658A JP2000117214A JP2000117214A JP2001297658A JP 2001297658 A JP2001297658 A JP 2001297658A JP 2000117214 A JP2000117214 A JP 2000117214A JP 2000117214 A JP2000117214 A JP 2000117214A JP 2001297658 A JP2001297658 A JP 2001297658A
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knob
slide knob
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JP2000117214A
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Yoshihiro Ohashi
良弘 大橋
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H15/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for actuation in opposite directions, e.g. slide switch
    • H01H15/02Details
    • H01H15/06Movable parts; Contacts mounted thereon
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/04Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings

Landscapes

  • Slide Switches (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライドスイッチの構造で、ケースの厚さを
厚くすることなく、ケース上面とスライドノブ下面との
防水性を損なわずにシールド部材を安定して位置決めす
ることができると共に、組み立て作業性の良いスライド
スイッチの構造を提供する。 【解決手段】 摺動孔6dを有するケース6と、前記摺
動孔6dに軸部7aが挿通され、前記ケース6の外面に
スライド移動可能に取り付けられたスライドノブ7と、
前記軸部7aが挿通される挿通孔8aを有し、前記スラ
イドノブ7の下面と前記ケース6の外面との間に配設さ
れたシールド部材8と、前記軸部7aに係止され、前記
ケース6の内部に配設された接点部材9とを備え、前記
シールド部材8は、前記スライドノブ7とスライド移動
可能に前記軸部7aに係合されると共に、前記挿通孔8
aの外側には、前記摺動孔6dの外周の外側に位置する
環状突部8bを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用の電子機
器のケース等に取り付けられて使用されるスライドスイ
ッチに係り、特にケースと操作用ノブとの防水構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の電子機器として使用されるも
のにリモートキーレスエントリー装置があり、このリモ
ートキーレスエントリー装置にはメモリーリコールスイ
ッチとしてスライドスイッチが使用されている。
【0003】この従来のスライドスイッチの構造として
は、図6乃至図10に示すものがある。図6はリモート
キーレスエントリー装置の分解斜視図、図7はスライド
スイッチ部分の分解斜視図、図8はスライドスイッチ部
分の平面図、図9は図8の9−9線における断面図、図
10は図8の10−10線における断面図である。
【0004】図において、上ケース11及び下ケース1
2は、合成樹脂などの絶縁材で内部に収納部を有する箱
状に形成されており、この上ケース11と下ケース12
を重ね合わせることでケーシングを形成している。前記
上ケース11には、複数の窓孔11aが設けられてお
り、前記収納部にゴムキーパッド13が収納されてい
る。このゴムキーパッド13は、シリコーンゴムや可撓
性を有するエラストマー樹脂などから下側が開口の箱状
に形成されており、この上面側には前記窓孔11aに配
設される複数の操作用キー13aが突出されて一体的に
形成されている。また、前記ゴムキーパッド13の下面
側には、押釦スイッチ14などの電子回路部品が搭載さ
れた基板ブロック15が取り付けられており、この基板
ブロック15を前記ゴムキーパッド13が覆うことで電
子回路部に水や水滴などが侵入しないようにシールドす
るものとなっている。
【0005】前記下ケース12には、ボタン型の電池1
6を収納する電池収納部12aと、スライドスイッチを
構成する接点部材である摺動接点17を収納する接点収
納部12bが設けられている。前記摺動接点17はステ
ンレスやリン青銅板などの導電性の金属板で形成されて
おり、前記接点収納部12bにスライド移動可能に配設
されたものとなっている。また、前記摺動接点17には
前記下ケース12の内側に弾接するばね片17aが設け
られている。また、前記下ケース12の外側には、前記
摺動接点17に係合される合成樹脂などの絶縁材からな
るスライドノブ18が取り付けられ、摺動される摺動部
12cが設けられており、この摺動部12cにはスライ
ドノブ18の軸部18aが挿通される摺動孔12dが形
成されたものとなっている。
【0006】また、前記摺動部12cの前記摺動孔12
dの外側には環状の凹溝部12eが設けられ、この凹溝
部12eにゴムなどの弾性体からなるOリング状のゴム
シール19が係合されている。前記スライドノブ18の
前記軸部18aが、前記下ケース12の前記摺動孔12
dに挿通されて前記摺動接点17に係合されると、前記
摺動接点17の前記ばね片17aの弾性力によって前記
スライドノブ18の下面が前記ゴムシール19に弾接さ
れることから、前記摺動部12cの前記摺動孔12dか
らの水や水滴などの侵入を防止するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスライドスイッチの構造においては、前記Oリ
ング状のゴムシール19を前記スライドノブ18の下面
との摩擦力に抗して安定させて位置決めさせるために
は、前記摺動部12cに前記凹溝部12eを設けなけれ
ばならず、前記凹溝部12eの分だけ前記下ケース12
の厚みを大きくしなければならないことから、ケーシン
グの厚さが増大してしまうという問題があった。
【0008】また、前記ゴムシール19を前記凹溝部1
2cに係合させるのに組み込み作業性が悪く、組み立て
途中で前記ゴムシール19が脱落してしまうという問題
があった。
【0009】したがって、本発明では上述した問題点を
解決し、スライドスイッチの構造で、ケースの厚さを厚
くすることなく、ケース上面とスライドノブ下面との防
水性を損なわずにシールド部材を安定して位置決めする
ことができると共に、組み立て作業性の良いスライドス
イッチの構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では第1の手段として、摺動孔を有するケース
と、前記摺動孔に軸部が挿通され、前記ケースの外面に
スライド移動可能に取り付けられたスライドノブと、前
記軸部が挿通される挿通孔を有し、前記スライドノブの
下面と前記ケースの外面との間に配設されたシールド部
材と、前記軸部に係止され、前記ケースの内部に配設さ
れた接点部材とを備え、前記シールド部材は、前記スラ
イドノブとスライド移動可能に前記軸部に係合されると
共に、前記挿通孔の外側には、前記摺動孔の外周の外側
に位置する環状突部を形成したことを特徴とする。
【0011】また、第2の手段として、前記シールド部
材には、前記環状突部の内側で前記挿通孔を有する薄板
状の基板部と、前記環状突部の外側を取り囲む薄板状の
外縁部とが形成されていることを特徴とする。
【0012】また、第3の手段として、前記環状突部
を、前記シールド部材の上面及び下面の両方に形成し、
前記シールド部材を前記スライドノブの下面及び前記ケ
ースの外面から離間するように配設したことを特徴とす
る。
【0013】また、第4の手段として、前記接点部材
に、前記ケースの内面に弾接するばね片を設け、このば
ね片の弾性力によって前記スライドノブの下面と前記ケ
ースの外面との間に前記シールド部材を挟持したことを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスライドスイッチ
の構造の1実施例を図1乃至図5に示す。図1はリモー
トキーレスエントリー装置の分解斜視図、図2はスライ
ドスイッチ部分の分解斜視図、図3はスライドスイッチ
部分の平面図、図4は図3の4−4線における断面図、
図5は図3の5−5線における断面図である。
【0015】図において、上ケース1は、合成樹脂など
の絶縁材で下面が開口された箱状に形成されている。こ
の上ケース1の上面側には、複数の窓孔1aが設けられ
ており、この窓孔1aには後述するゴムキーパッド2の
操作キー2aが挿通されるものとなっている。
【0016】ゴムキーパッド2は、シリコーンゴムや可
撓性のエラストマー樹脂などの弾性材で下面が開口され
た箱状に形成されている。このゴムキーパッド2の上面
側には、複数の操作キー2aが設けられており、この操
作キー2aが前記窓孔1aに挿通されるものとなってい
る。また、この操作キー2aの表面には、各操作モード
を示す指標(例えばキーロックやキー解除など)2bが
表示されている。
【0017】基板ブロック3は、フェノール樹脂などの
積層板からなり、この基板ブロック3の表裏面には、種
々の電子回路部品が搭載されている。この基板ブロック
3の表面には、前記ゴムキーパッド2の前記操作キー2
aに対向した位置に、複数の押釦スイッチ4が配設され
ており、前記操作キー2aを押圧/解除することにより
前記押釦スイッチ4のオン/オフの切り換えが行われる
ようになっている。また、前記基板ブロック3の裏面に
は、後述する摺動接点9が当接しスライドスイッチの回
路の切り換えが行われる一対の固定接点(図示せず)が
配設されており、更には、後述する電池5の正負電極
(図示せず)が配設されたものとなっている。
【0018】電池5は、ボタン型の電池で、前記基板ブ
ロック3の種々の電子回路部品に供給される電源となっ
ており、前記基板ブロック3に配設された正負電極と接
続されるものとなっている。
【0019】下ケース6は、合成樹脂などの絶縁材で上
面が開口された箱状に形成されている。この下ケース6
の開口部には、前記電池5が収納される電池収納部6a
と、後述する摺動接点9が収納される摺動接点収納部6
bがそれぞれ設けられている。また、前記下ケース6の
下面側には、後述するシール部材8、及びスライドノブ
7が収納される摺動溝部6cが形成されており、この摺
動溝部6cの内底面には、スライドノブ7の軸部7aが
挿通される摺動孔6dが形成されている。
【0020】スライドノブ7は、合成樹脂などの絶縁材
で略方形状に形成されており、このスライドノブ7の下
面側の中央には軸部7aが突設されている。この軸部7
aが、前記下ケース6に設けられた前記摺動孔6dに挿
通されて、前記スライドノブ7がスライド方向へ摺動可
能に配設されるものとなっている。また、前記スライド
ノブ7の上面側には、指などでスライド操作がし易いよ
うに、操作用の凹凸部7bが形成されている。
【0021】シールド部材8は、ゴムなどの弾性体で略
方形状に形成されており、このシールド部材8の中央に
は前記軸部7aが挿通される挿通孔8aが設けられてい
る。この挿通孔8aの外側で、上面及び下面の両側に
は、前記下ケース6に設けられた前記摺動孔6dを覆う
ように連続した突部からなる環状突部8bが形成されて
いる。前記シールド部材8は、前記スライドノブ7の前
記軸部7aに前記挿通孔8aが挿通され、前記スライド
ノブ7が前記摺動孔6d内をスライド移動するのに伴っ
てスライド移動した場合においても、前記環状突部8b
は、常に前記摺動孔6dの外周の外側に位置するように
形成されたものとなっている。
【0022】また、前記シールド部材8に、前記環状突
部8bを設けることにより、前記環状突部8bの内側に
は、前記挿通孔8aを有する薄板状の基板部8cが形成
され、また、前記環状突部8bの外側には、前記環状突
部8bの外側を取り囲む、やはり薄板状の外縁部8dが
形成されるものとなっている。すなわち、前記シールド
部材8は前記環状突部8bによって前記基板部8c、及
び前記外縁部8dが前記スライドノブ7の下面、及び前
記下ケース6の外面から一定の間隔をもって離間した状
態となっている。このため、前記スライドノブ7が前記
摺動孔6d内をスライド移動した場合においても、前記
シールド部材8が前記スライドノブ7の下面や前記下ケ
ース6の外面と全面で摩擦することがないことから、前
記下ケース6などの外面のざらつきなどで前記スライド
ノブ7の操作感触が悪くなることを防止することができ
る。
【0023】また、前記シールド部材8には、前記環状
突部8bの外側に、前記環状突部8bの外側を取り囲
む、薄板状の外縁部8dが形成されていることから、前
記環状突部8bがスライド動作中の前記下ケース6の外
面との摩擦によって、前記下ケース6の外面側に巻かれ
る方向の力を受けたとしても、前記外縁部8dによっ
て、前記環状突部8bが巻かれてスライド方向への移動
を阻止する現象を緩和することができ、スムーズなスラ
イド動作を可能にすることができるものとなっている。
【0024】摺動接点9は、ステンレスやばね用リン青
銅などの導電性の金属板で形成されている。この摺動接
点9の中央には、前記スライドノブ7の軸部7aが係止
される係止孔9aが設けられ、また、中央の両端側の対
向した位置に前記基板ブロック3側へ折り曲げられ、固
定接点(図示せず)と接離される一対の接触片9bが設
けられている。更に、この接触片9bの外側の四角に
は、前記接触片9bとは反対方向へ付勢され、前記下ケ
ース6の内面に弾接するばね片9cが設けられており、
このばね片9cの弾性力によって前記スライドノブ7の
下面と前記下ケース6の外面との間に前記シールド部材
8が挟持されるようになっている。
【0025】このため、前記ばね片9cの弾性力によっ
て前記スライドノブ7の下面と前記下ケース6の外面と
が、前記シールド部材8を介して十分に密着されること
から、外部からの前記下ケース6の内部に水や水滴など
の侵入を防止することができるものとなっている。
【0026】次に、上記したスライドスイッチを組み立
てるには、まず、前記下ケース6の開口部内に設けられ
た前記摺動接点収納部6bに前記摺動接点9を収納す
る。そして、前記下ケース6の下面側に設けられた前記
摺動溝部6c内に前記シールド部材8を収納し、前記シ
ールド部材8の挿通孔8a及び前記摺動溝部6cの摺動
孔6dに前記スライドノブ7の軸部7aを挿通して、前
記軸部7aの先端部を前記摺動接点9の係止孔9aに係
止させる。この結果、前記スライドノブ7は前記下ケー
ス6の摺動溝部6cにスライド移動可能に取り付けられ
るものとなる。次に、前記下ケース6の前記電池収納部
6aに、前記電池5を収納する。
【0027】次に、前記上ケース1の開口部内に前記ゴ
ムキーパッド2を挿入する。この時、前記上ケース1の
窓孔1aに前記ゴムキーパッド2の操作キー2aが挿通
され前記上ケース1の上面側に配設されるものとなって
いる。次に、前記ゴムキーパッド2の下面側開口部内に
前記基板ブロック3を挿入する。この時、前記操作キー
2aの下側に対向して前記基板ブロック3に配設された
前記押釦スイッチ4が位置するものとなっている。
【0028】次に、前記上ケース1と、前記下ケース6
をお互いに嵌合させて組み立てが終了する。この時、前
記上ケース1と前記下ケース6との嵌合部分には、前記
ゴムキーパッド2の外周縁部が挟持され、圧接されて係
合されるものとなっており、外部からケース内部へ水や
水滴などが侵入するのを防止している。
【0029】上記した本発明の実施例によれば、前記下
ケース6の外面の前記摺動溝部6cに収納され、スライ
ド移動可能に配設された前記軸部7aを有する前記スラ
イドノブ7の下面と、前記下ケース6の外面との間に、
前記シールド部材8を介在させ、このシールド部材8を
前記スライドノブ7とスライド移動可能に前記軸部7a
に係合すると共に、このシールド部材8に、前記収納溝
部6cに設けられた摺動孔6dの外周の外側に、常に位
置するように連続して環状に形成した前記環状突部8b
を形成したことから、従来のようにOリング状のゴムシ
ールを前記スライドノブ7の下面との摩擦力に抗して安
定させて位置決めさせるために、前記摺動溝部6cに凹
溝部を設ける必要がなく、この凹溝部の分だけ前記下ケ
ース6の厚みを大きくする必要もなくなることから、ケ
ーシングの厚さが増大してしまうということがなくな
る。
【0030】また、前記シールド部材8を前記スライド
ノブ7の軸部7aに係合するだけで置決めされることか
ら、作業性が良好となり、組み立て途中で前記シールド
部材8が脱落する虞もなくなる。
【0031】また、前記シールド部材8は前記環状突部
8bによって前記基板部8c、及び前記外縁部8dが前
記スライドノブ7の下面、及び前記下ケース6の外面か
ら一定の間隔をもって離間した状態となっていることか
ら、前記スライドノブ7が前記摺動孔6d内をスライド
移動した場合においても、前記シールド部材8が前記ス
ライドノブ7の下面や前記下ケース6の外面と全面で摩
擦することがないため、前記下ケース6などの外面のざ
らつきなどで前記スライドノブ7の操作感触が悪くなる
ことを防止することができる。
【0032】また、前記環状突部8bがスライド動作中
の前記下ケース6の外面との摩擦によって、前記下ケー
ス6の外面側に巻かれる方向の力を受けたとしても、ス
ライド方向への移動を阻止する現象を緩和することがで
き、スムーズなスライド動作を可能にすることができる
ものとなっている。
【0033】また、前記摺動接点9の接触片9bの外側
の四角には、前記接触片9bとは反対方向へ付勢され、
前記下ケース6の内面に弾接するばね片9cが設けられ
ており、このばね片9cの弾性力によって前記スライド
ノブ7の下面と前記下ケース6の外面との間に前記シー
ルド部材8が挟持されるようになっていることから、前
記ばね片9cの弾性力によって前記スライドノブ7の下
面と前記下ケース6の外面とが、前記シールド部材8を
介して十分に密着されるため、外部からの前記下ケース
6の内部に水や水滴などの侵入を防止することができる
ものとなっている。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスライド
スイッチの構造は、摺動孔を有するケースと、摺動孔に
軸部が挿通され、ケースの外面にスライド移動可能に取
り付けられたスライドノブと、軸部が挿通される挿通孔
を有し、スライドノブの下面とケースの外面との間に配
設されたシールド部材と、軸部に係止され、ケースの内
部に配設された接点部材とを備え、シールド部材は、ス
ライドノブとスライド移動可能に軸部に係合されると共
に、挿通孔の外側には、摺動孔の外周の外側に位置する
環状突部を形成したことから、ケースの外面にシールド
部材の置決め用の凹溝部を設ける必要がなく、この凹溝
部の分だけケースの厚みを大きくする必要もなくなるこ
とから、ケースの厚さを薄くすることが可能となる。ま
た、シールド部材をスライドノブの軸部に係合するだけ
で置決めできることから、作業性が良好となり、組み立
て途中でシールド部材が脱落する虞もなくなる。
【0035】また、シールド部材には、環状突部の内側
で挿通孔を有する薄板状の基板部と、環状突部の外側を
取り囲む薄板状の外縁部とが形成されていることから、
環状突部がスライド動作中の下ケースの外面との摩擦に
よって、下ケースの外面側に巻かれる方向の力を受けた
としても、外縁部によって、環状突部が巻かれることを
防止するようになっているため、スライド方向への移動
を阻止する現象を緩和することができると共に、スムー
ズなスライド動作を可能にすることができる。
【0036】また、環状突部を、シールド部材の上面及
び下面の両方に形成し、環状突部によってシールド部材
をスライドノブの下面及びケースの外面から離間するよ
うに配設したことことから、スライドノブが摺動孔内を
スライド移動した場合においても、シールド部材がスラ
イドノブの下面や下ケースの外面と全面で摩擦すること
がないため、下ケースなどの外面のざらつきなどでスラ
イドノブの操作感触が悪くなることがない。
【0037】また、接点部材に、ケースの内面に弾接す
るばね片を設け、このばね片の弾性力によってスライド
ノブの下面とケースの外面との間にシールド部材を挟持
したことから、スライドノブの下面と下ケースの外面と
が、シールド部材を介して十分に密着されるため、外部
から下ケースの内部に水や水滴などが侵入するのを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例であるスライドスイッチが取
り付けられたリモートキーレスエントリー装置を示す分
解斜視図である。
【図2】本発明の同じくスライドスイッチ部分を示す分
解斜視図である。
【図3】本発明の同じくスライドスイッチの取り付け部
分を示す平面図である。
【図4】本発明の図3の4−4線における断面図であ
る。
【図5】本発明の図3の5−5線における断面図であ
る。
【図6】従来のスライドスイッチが取り付けられたリモ
ートキーレスエントリー装置を示す分解斜視図である。
【図7】従来の同じくスライドスイッチ部分を示す分解
斜視図である。
【図8】従来の同じくスライドスイッチの取り付け部分
を示す平面図である。
【図9】従来の図8の9−9線における断面図である。
【図10】従来の図8の10−10線における断面図で
ある。
【符号の説明】
1 上ケース 1a 窓孔 2 ゴムキーパッド 2a 操作キー 2b 指標 3 基板ブロック 4 押し釦スイッチ 5 電池 6 下ケース 6a 電池収納部 6b 摺動接点収納部 6c 摺動溝部 6d 摺動孔 7 スライドノブ 7a 軸部 7b 凹凸部 8 シールド部材 8a 挿通孔 8b 環状突部 8c 基板部 8d 外縁部 9 摺動接点(接点部材) 9a 係止部 9b 接触片 9c ばね片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摺動孔を有するケースと、前記摺動孔に
    軸部が挿通され、前記ケースの外面にスライド移動可能
    に取り付けられたスライドノブと、前記軸部が挿通され
    る挿通孔を有し、前記スライドノブの下面と前記ケース
    の外面との間に配設されたシールド部材と、前記軸部に
    係止され、前記ケースの内部に配設された接点部材とを
    備え、前記シールド部材は、前記スライドノブとスライ
    ド移動可能に前記軸部に係合されると共に、前記挿通孔
    の外側には、前記摺動孔の外周の外側に位置する環状突
    部を形成したことを特徴とするスライドスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記シールド部材には、前記環状突部の
    内側で前記挿通孔を有する薄板状の基板部と、前記環状
    突部の外側を取り囲む薄板状の外縁部とが形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のスライドスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記環状突部を、前記シールド部材の上
    面及び下面の両方に形成し、前記環状突部によって前記
    シールド部材を前記スライドノブの下面及び前記ケース
    の外面から離間するように配設したことを特徴とする請
    求項1、又は2記載のスライドスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記接点部材に、前記ケースの内面に弾
    接するばね片を設け、このばね片の弾性力によって前記
    スライドノブの下面と前記ケースの外面との間に前記シ
    ールド部材を挟持したことを特徴とする請求項1乃至3
    の何れかに記載のスライドスイッチ。
JP2000117214A 2000-04-13 2000-04-13 スライドスイッチ Withdrawn JP2001297658A (ja)

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