JP2002092208A - 熱供給設備の保守管理システム - Google Patents
熱供給設備の保守管理システムInfo
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24H—FLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
- F24H9/00—Details
- F24H9/20—Arrangement or mounting of control or safety devices
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- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 確実な解析が行われ且つ効率のよい熱供給設
備の保守管理システムを提供する。 【解決手段】 熱供給設備１は、その熱供給設備１に取
り付けられるコントロールユニット５と、コントロール
ユニット５及び通信回線４間に介在する設備側のモデム
６とを備える。また、管理拠点３は、熱供給設備１を管
理する管理機器７と、管理機器７及び通信回線４間に介
在する拠点側のモデム８とを備える。管理機器７は、コ
ントロールユニット５から送信された異常発生データを
受信すると、熱供給設備１の異常に係る詳細情報データ
をコントロールユニット５から更に受信するとともに、
その受信した詳細情報データを管理機器７自身が解析し
て異常があった熱供給設備１を復旧させるための復旧デ
ータを生成する。
備の保守管理システムを提供する。 【解決手段】 熱供給設備１は、その熱供給設備１に取
り付けられるコントロールユニット５と、コントロール
ユニット５及び通信回線４間に介在する設備側のモデム
６とを備える。また、管理拠点３は、熱供給設備１を管
理する管理機器７と、管理機器７及び通信回線４間に介
在する拠点側のモデム８とを備える。管理機器７は、コ
ントロールユニット５から送信された異常発生データを
受信すると、熱供給設備１の異常に係る詳細情報データ
をコントロールユニット５から更に受信するとともに、
その受信した詳細情報データを管理機器７自身が解析し
て異常があった熱供給設備１を復旧させるための復旧デ
ータを生成する。
Description
【０００１ 】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を利用し
てボイラ等の熱供給設備の保守、管理を行うシステムに
関し、特に、保守管理契約を結んだ一又は二以上の施設
現場と、その施設現場の所在する地域の熱供給設備を保
守、管理する管理拠点との間で少なくとも構築される熱
供給設備の保守管理システムに関する。
てボイラ等の熱供給設備の保守、管理を行うシステムに
関し、特に、保守管理契約を結んだ一又は二以上の施設
現場と、その施設現場の所在する地域の熱供給設備を保
守、管理する管理拠点との間で少なくとも構築される熱
供給設備の保守管理システムに関する。
【０００２ 】
【従来の技術】近年においては、電子技術や通信技術の
発展に伴って、熱供給設備の自動制御もマイコンやモデ
ムを内蔵するとともに通信回線を利用した保守管理シス
テムによって行われている。すなわち、熱供給設備は、
その熱供給設備の運転状況を検出するための各種センサ
ーを備えるとともに、これら各種センサーからの信号に
基づいて熱供給設備の運転条件を選定するコントロール
ユニットを設けており、遠隔位置にある管理拠点側の管
理機器と、熱供給設備のコントロールユニットとをデー
タの自動発着信が可能なモデムを介して通信回線に接続
することにより、熱供給設備の運転状況をリアルタイム
に管理拠点側に通報し、管理拠点側ではその通報された
運転状況によって保守、管理が行えるようになってい
る。
発展に伴って、熱供給設備の自動制御もマイコンやモデ
ムを内蔵するとともに通信回線を利用した保守管理シス
テムによって行われている。すなわち、熱供給設備は、
その熱供給設備の運転状況を検出するための各種センサ
ーを備えるとともに、これら各種センサーからの信号に
基づいて熱供給設備の運転条件を選定するコントロール
ユニットを設けており、遠隔位置にある管理拠点側の管
理機器と、熱供給設備のコントロールユニットとをデー
タの自動発着信が可能なモデムを介して通信回線に接続
することにより、熱供給設備の運転状況をリアルタイム
に管理拠点側に通報し、管理拠点側ではその通報された
運転状況によって保守、管理が行えるようになってい
る。
【０００３ 】ところで、以上のような保守管理システ
ムにより熱供給設備は保守、管理されていることから、
熱供給設備が異常停止すると、その異常停止した旨が通
信回線を介して遠隔位置にある管理拠点の管理装置へ通
報されるようになる。そして、管理拠点では、熱供給設
備が異常停止した旨の通報を受けると、データ解析員が
通報された異常停止に関する情報を管理装置を介して収
集し原因解析を行うとともに、解析結果に基づく復旧情
報を熱供給設備が設置される施設現場へ連絡するように
なる。また、必要に応じてメンテナンス員を施設現場へ
出向させ、修理を行う等のメンテナンスサービスを実施
することもある。
ムにより熱供給設備は保守、管理されていることから、
熱供給設備が異常停止すると、その異常停止した旨が通
信回線を介して遠隔位置にある管理拠点の管理装置へ通
報されるようになる。そして、管理拠点では、熱供給設
備が異常停止した旨の通報を受けると、データ解析員が
通報された異常停止に関する情報を管理装置を介して収
集し原因解析を行うとともに、解析結果に基づく復旧情
報を熱供給設備が設置される施設現場へ連絡するように
なる。また、必要に応じてメンテナンス員を施設現場へ
出向させ、修理を行う等のメンテナンスサービスを実施
することもある。
【０００４ 】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術にあっては、データ解析員の原因解析に係る熟練度
合いによって解析結果が左右されてしまう恐れがあった
（データ解析員の判断が含まれるため）。また、熟練度
合いによって迅速に対処することができない恐れもあっ
た。
技術にあっては、データ解析員の原因解析に係る熟練度
合いによって解析結果が左右されてしまう恐れがあった
（データ解析員の判断が含まれるため）。また、熟練度
合いによって迅速に対処することができない恐れもあっ
た。
【０００５ 】本発明は、上述した事情に鑑みてなされ
るもので、確実な解析が行われ且つ効率のよい熱供給設
備の保守管理システムを提供することを課題とする。
るもので、確実な解析が行われ且つ効率のよい熱供給設
備の保守管理システムを提供することを課題とする。
【０００６ 】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項１記載の本発明の熱供給設備の保守管理
システムは、図１の基本構成を示す図に示されるよう
に、熱供給設備１を備えるとともに該熱供給設備１に係
る保守管理契約を結んだ一又は二以上の施設現場２と、
該施設現場２の所在する地域の前記熱供給設備１を保
守、管理する管理拠点３との間で少なくとも構築される
とともに、その構築に際して通信回線４が用いられる熱
供給設備の保守管理システムであって、前記熱供給設備
１は、該熱供給設備１に取り付けられるコントロールユ
ニット５と、該コントロールユニット５及び前記通信回
線４間に介在する設備側のモデム６とを備え、前記管理
拠点３は、前記熱供給設備１を管理する管理機器７と、
該管理機器７及び前記通信回線４間に介在する拠点側の
モデム８とを備え、前記管理機器７が前記コントロール
ユニット５から送信された異常発生データを受信する
と、前記管理機器７は、前記熱供給設備１の異常に係る
詳細情報データを前記コントロールユニット５から更に
受信するとともに、その受信した前記詳細情報データを
前記管理機器７自身が解析して異常があった前記熱供給
設備１を復旧させるための復旧データを生成することを
特徴としている。
なされた請求項１記載の本発明の熱供給設備の保守管理
システムは、図１の基本構成を示す図に示されるよう
に、熱供給設備１を備えるとともに該熱供給設備１に係
る保守管理契約を結んだ一又は二以上の施設現場２と、
該施設現場２の所在する地域の前記熱供給設備１を保
守、管理する管理拠点３との間で少なくとも構築される
とともに、その構築に際して通信回線４が用いられる熱
供給設備の保守管理システムであって、前記熱供給設備
１は、該熱供給設備１に取り付けられるコントロールユ
ニット５と、該コントロールユニット５及び前記通信回
線４間に介在する設備側のモデム６とを備え、前記管理
拠点３は、前記熱供給設備１を管理する管理機器７と、
該管理機器７及び前記通信回線４間に介在する拠点側の
モデム８とを備え、前記管理機器７が前記コントロール
ユニット５から送信された異常発生データを受信する
と、前記管理機器７は、前記熱供給設備１の異常に係る
詳細情報データを前記コントロールユニット５から更に
受信するとともに、その受信した前記詳細情報データを
前記管理機器７自身が解析して異常があった前記熱供給
設備１を復旧させるための復旧データを生成することを
特徴としている。
【０００７ 】請求項２記載の本発明の熱供給設備の保
守管理システムは、請求項１に記載の熱供給設備の保守
管理システムにおいて、前記復旧データは、前記熱供給
設備１の復旧の手順を指示する復旧指示情報に関するデ
ータであり、前記コントロールユニット５は、その復旧
指示情報に関する前記復旧データを前記管理機器７から
受信すると、該復旧データに基づいて前記コントロール
ユニット５に設けられる表示部９に前記復旧指示情報を
表示することを特徴としている。
守管理システムは、請求項１に記載の熱供給設備の保守
管理システムにおいて、前記復旧データは、前記熱供給
設備１の復旧の手順を指示する復旧指示情報に関するデ
ータであり、前記コントロールユニット５は、その復旧
指示情報に関する前記復旧データを前記管理機器７から
受信すると、該復旧データに基づいて前記コントロール
ユニット５に設けられる表示部９に前記復旧指示情報を
表示することを特徴としている。
【０００８ 】請求項３記載の本発明の熱供給設備の保
守管理システムは、請求項１に記載の熱供給設備の保守
管理システムにおいて、前記復旧データは、前記熱供給
設備１の復旧の手順を指示する復旧指示情報に関するデ
ータであり、前記管理機器７は、その復旧指示情報に関
する前記復旧データを無線通信手段１０を介してメンテ
ナンス員１１が携帯する携帯端末１２に送信することを
特徴としている。
守管理システムは、請求項１に記載の熱供給設備の保守
管理システムにおいて、前記復旧データは、前記熱供給
設備１の復旧の手順を指示する復旧指示情報に関するデ
ータであり、前記管理機器７は、その復旧指示情報に関
する前記復旧データを無線通信手段１０を介してメンテ
ナンス員１１が携帯する携帯端末１２に送信することを
特徴としている。
【０００９ 】請求項４記載の本発明の熱供給設備の保
守管理システムは、請求項３に記載の熱供給設備の保守
管理システムにおいて、前記管理機器７は、前記携帯端
末１２の発する位置情報を収集して前記熱供給設備１の
復旧に一番早く対応することが可能な前記メンテナンス
員１１を判別することを特徴としている。
守管理システムは、請求項３に記載の熱供給設備の保守
管理システムにおいて、前記管理機器７は、前記携帯端
末１２の発する位置情報を収集して前記熱供給設備１の
復旧に一番早く対応することが可能な前記メンテナンス
員１１を判別することを特徴としている。
【００１０ 】請求項５記載の本発明の熱供給設備の保
守管理システムは、請求項１に記載の熱供給設備の保守
管理システムにおいて、前記復旧データは、前記熱供給
設備１の設定値等の変更に関するデータであり、前記コ
ントロールユニット５は、その設定値等の変更に関する
前記復旧データを受信すると、該復旧データに基づいて
前記熱供給設備１の設定値等を変更することを特徴とし
ている。
守管理システムは、請求項１に記載の熱供給設備の保守
管理システムにおいて、前記復旧データは、前記熱供給
設備１の設定値等の変更に関するデータであり、前記コ
ントロールユニット５は、その設定値等の変更に関する
前記復旧データを受信すると、該復旧データに基づいて
前記熱供給設備１の設定値等を変更することを特徴とし
ている。
【００１１ 】請求項６記載の本発明の熱供給設備の保
守管理システムは、請求項１ないし請求項５いずれか記
載の熱供給設備の保守管理システムにおいて、前記管理
機器７には、引き出し可能なメンテナンスマニュアルに
関するデータが蓄積されていることを特徴としている。
守管理システムは、請求項１ないし請求項５いずれか記
載の熱供給設備の保守管理システムにおいて、前記管理
機器７には、引き出し可能なメンテナンスマニュアルに
関するデータが蓄積されていることを特徴としている。
【００１２ 】請求項７記載の本発明の熱供給設備の保
守管理システムは、請求項１ないし請求項６いずれか記
載の熱供給設備の保守管理システムにおいて、前記管理
機器７は、受信した前記異常発生データを、前記通信回
線４を介して前記管理拠点３を含む複数の管理拠点を統
括する管理センターへ転送することが可能な機能を有す
ることを特徴としている。
守管理システムは、請求項１ないし請求項６いずれか記
載の熱供給設備の保守管理システムにおいて、前記管理
機器７は、受信した前記異常発生データを、前記通信回
線４を介して前記管理拠点３を含む複数の管理拠点を統
括する管理センターへ転送することが可能な機能を有す
ることを特徴としている。
【００１３ 】請求項１に記載された本発明によれば、
熱供給設備１に異常があると、管理機器７自身がコント
ロールユニット５から送信され受信した詳細情報データ
を自動的に解析するとともに、異常があった熱供給設備
１を復旧させるための復旧データを生成する。
熱供給設備１に異常があると、管理機器７自身がコント
ロールユニット５から送信され受信した詳細情報データ
を自動的に解析するとともに、異常があった熱供給設備
１を復旧させるための復旧データを生成する。
【００１４ 】請求項２に記載された本発明によれば、
コントロールユニット５は、熱供給設備１の復旧の手順
を指示する復旧指示情報に関するデータを受信してこれ
を表示部９に表示する。表示部９には、熱供給設備１の
復旧の手順を指示する復旧指示情報が表示される。
コントロールユニット５は、熱供給設備１の復旧の手順
を指示する復旧指示情報に関するデータを受信してこれ
を表示部９に表示する。表示部９には、熱供給設備１の
復旧の手順を指示する復旧指示情報が表示される。
【００１５ 】請求項３に記載された本発明によれば、
管理機器７は、熱供給設備１の復旧の手順を指示する復
旧指示情報に関するデータを無線通信手段１０を介して
メンテナンス員１１が携帯する携帯端末１２に送信す
る。メンテナンス員１１は、携帯端末１２を介して熱供
給設備１の復旧の手順を指示する復旧指示情報が得られ
る。
管理機器７は、熱供給設備１の復旧の手順を指示する復
旧指示情報に関するデータを無線通信手段１０を介して
メンテナンス員１１が携帯する携帯端末１２に送信す
る。メンテナンス員１１は、携帯端末１２を介して熱供
給設備１の復旧の手順を指示する復旧指示情報が得られ
る。
【００１６ 】請求項４に記載された本発明によれば、
管理機器７は、熱供給設備１の復旧の手順を指示する復
旧指示情報に関するデータを携帯端末１２に送信する
際、携帯端末１２の発する位置情報を収集して熱供給設
備１の復旧に一番早く対応することが可能な前記メンテ
ナンス員１１を判別する。
管理機器７は、熱供給設備１の復旧の手順を指示する復
旧指示情報に関するデータを携帯端末１２に送信する
際、携帯端末１２の発する位置情報を収集して熱供給設
備１の復旧に一番早く対応することが可能な前記メンテ
ナンス員１１を判別する。
【００１７ 】請求項５に記載された本発明によれば、
コントロールユニット５は、熱供給設備１の設定値等の
変更に関するデータを受信すると、これに基づいて熱供
給設備１の設定値等を変更する。熱供給設備１の異常が
設定値等の変更で対処できる際に実行される。
コントロールユニット５は、熱供給設備１の設定値等の
変更に関するデータを受信すると、これに基づいて熱供
給設備１の設定値等を変更する。熱供給設備１の異常が
設定値等の変更で対処できる際に実行される。
【００１８ 】請求項６に記載された本発明によれば、
管理機器７には、引き出すことが可能なメンテナンスマ
ニュアルに関するデータが蓄積されている。メンテナン
ス員１１がメンテナンスサービスを実施する際に、メン
テナンスマニュアルを必要とすればコントロールユニッ
ト５等に携帯端末１２を接続することでそのデータを引
き出せる。
管理機器７には、引き出すことが可能なメンテナンスマ
ニュアルに関するデータが蓄積されている。メンテナン
ス員１１がメンテナンスサービスを実施する際に、メン
テナンスマニュアルを必要とすればコントロールユニッ
ト５等に携帯端末１２を接続することでそのデータを引
き出せる。
【００１９ 】請求項７に記載された本発明によれば、
管理機器７は、必要に応じて、受信した異常発生データ
を、通信回線４を介して管理拠点３を含む複数の管理拠
点を統括する管理センターへ転送する。
管理機器７は、必要に応じて、受信した異常発生データ
を、通信回線４を介して管理拠点３を含む複数の管理拠
点を統括する管理センターへ転送する。
【００２０ 】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図２は本発明の熱供給設備の保守
管理システムの一実施の形態を示す構成図である。ま
た、図３は管理機器の作動を示すフローチャートであ
る。
施の形態を説明する。図２は本発明の熱供給設備の保守
管理システムの一実施の形態を示す構成図である。ま
た、図３は管理機器の作動を示すフローチャートであ
る。
【００２１ 】図２において、本発明における熱供給設
備の保守管理システムは、狭義には複数（単数であって
もよい）の施設現場２ａ、２ｂ、２ｃと、その複数の施
設現場２ａ、２ｂ、２ｃの所在する地域の管理拠点３ａ
との間で通信回線４を用いて構築されている。また、広
義には、複数の施設現場２ａ、２ｂ、２ｃと、管理拠点
３ａと、複数（単数であってもよい）の施設現場２′
ａ、２′ｂ、２′ｃと、その複数の施設現場２′ａ、
２′ｂ、２′ｃの所在する地域の管理拠点３ｂと、その
他の図示しない施設現場及び管理拠点と、これらの管理
拠点を統括する管理センター１５との間で通信回線４を
用いて構築されている。
備の保守管理システムは、狭義には複数（単数であって
もよい）の施設現場２ａ、２ｂ、２ｃと、その複数の施
設現場２ａ、２ｂ、２ｃの所在する地域の管理拠点３ａ
との間で通信回線４を用いて構築されている。また、広
義には、複数の施設現場２ａ、２ｂ、２ｃと、管理拠点
３ａと、複数（単数であってもよい）の施設現場２′
ａ、２′ｂ、２′ｃと、その複数の施設現場２′ａ、
２′ｂ、２′ｃの所在する地域の管理拠点３ｂと、その
他の図示しない施設現場及び管理拠点と、これらの管理
拠点を統括する管理センター１５との間で通信回線４を
用いて構築されている。
【００２２ 】施設現場２ａ、２ｂ、２ｃには、それぞ
れ熱供給設備１が設置されている（施設現場２′ａ…も
同様）。また、管理拠点３ａ、３ｂ…、及び管理センタ
ー１５には、それぞれ管理機器７と通信回線４に接続さ
れたモデム８とが設置されている。尚、施設現場の引用
符号を２ａ…としているが総称する場合には引用符号を
２にするものとする。また、管理拠点の引用符号も総称
する場合には３にするものとする。一方、本発明におけ
る熱供給設備の保守管理システムは、熱供給設備１に係
る保守管理契約を結んだ上で構築されるものとする。
れ熱供給設備１が設置されている（施設現場２′ａ…も
同様）。また、管理拠点３ａ、３ｂ…、及び管理センタ
ー１５には、それぞれ管理機器７と通信回線４に接続さ
れたモデム８とが設置されている。尚、施設現場の引用
符号を２ａ…としているが総称する場合には引用符号を
２にするものとする。また、管理拠点の引用符号も総称
する場合には３にするものとする。一方、本発明におけ
る熱供給設備の保守管理システムは、熱供給設備１に係
る保守管理契約を結んだ上で構築されるものとする。
【００２３ 】ここで保守管理契約について簡単に説明
すると、その保守管理契約は、熱供給設備１における機
器の性能維持、機能維持及び異常復旧を行うような内容
になっている。すなわち、機器の性能を良好な状態（高
効率の状態）に維持し、また、機器が異常発生により停
止しないようにして機器の本来の機能を維持し、さら
に、機器に万一異常が発生しても直ちに正常な状態に復
旧させるような内容になっている。また、性能維持及び
機能維持を実現するためには、予防保全のための診断と
して、例えば四ヶ月毎の定期点検が行われるようになっ
ている。
すると、その保守管理契約は、熱供給設備１における機
器の性能維持、機能維持及び異常復旧を行うような内容
になっている。すなわち、機器の性能を良好な状態（高
効率の状態）に維持し、また、機器が異常発生により停
止しないようにして機器の本来の機能を維持し、さら
に、機器に万一異常が発生しても直ちに正常な状態に復
旧させるような内容になっている。また、性能維持及び
機能維持を実現するためには、予防保全のための診断と
して、例えば四ヶ月毎の定期点検が行われるようになっ
ている。
【００２４ 】以下、先ず上記各構成について詳細に説
明し、次いで本発明における熱供給設備の保守管理シス
テムの作用を説明する。
明し、次いで本発明における熱供給設備の保守管理シス
テムの作用を説明する。
【００２５ 】上記熱供給設備１は、例えば貫流式蒸気
ボイラ及びボイラ関連機器であり、その貫流式蒸気ボイ
ラには、各種センサーを備えたコントロールユニット５
と、通信回線４に接続されたモデム６とが取り付けられ
ている。また、ボイラ関連機器にもコントロールユニッ
ト５同様のコントロールユニット１６が取り付けられて
いる。コントロールユニット５には、表示部９とインタ
ーフェース１４とが設けられている。また、コントロー
ルユニット５及びコントロールユニット１６は、専用線
を介してモデム６に接続されている。熱供給設備１は、
コントロールユニット５等によって自動制御されるよう
になっている。
ボイラ及びボイラ関連機器であり、その貫流式蒸気ボイ
ラには、各種センサーを備えたコントロールユニット５
と、通信回線４に接続されたモデム６とが取り付けられ
ている。また、ボイラ関連機器にもコントロールユニッ
ト５同様のコントロールユニット１６が取り付けられて
いる。コントロールユニット５には、表示部９とインタ
ーフェース１４とが設けられている。また、コントロー
ルユニット５及びコントロールユニット１６は、専用線
を介してモデム６に接続されている。熱供給設備１は、
コントロールユニット５等によって自動制御されるよう
になっている。
【００２６ 】コントロールユニット５及びコントロー
ルユニット１６は、各々その内部に図示しないＲＯＭ、
ＣＰＵ、ＥＥＰＲＯＭ、ＲＡＭ等を備えて構成されてい
る。上記ＲＯＭは読み出し専用のメモリであり、プログ
ラムや固定データ等が格納されている。また、上記ＣＰ
Ｕは中央演算処理装置であり、上記ＲＯＭに予め格納さ
れた制御プログラムに従って作動するようになってい
る。上記ＥＥＰＲＯＭは電気的消去／書き換え可能な読
み出し専用のメモリであり、各種の設定値情報等が格納
されている。上記ＲＡＭは読み出し書き込み自在のメモ
リであり、上記ＣＰＵの処理の過程で利用する各種のデ
ータを格納するデータエリアと処理の際に使用するワー
クエリア等を有している。尚、上記ＣＰＵは、熱供給設
備１の異常が検知された場合に管理機器７へ送信する異
常発生データ及び詳細情報データ等を生成するものとす
る。また、外部負荷用のポートには制御機器や上記各種
センサー等が接続されているものとする。
ルユニット１６は、各々その内部に図示しないＲＯＭ、
ＣＰＵ、ＥＥＰＲＯＭ、ＲＡＭ等を備えて構成されてい
る。上記ＲＯＭは読み出し専用のメモリであり、プログ
ラムや固定データ等が格納されている。また、上記ＣＰ
Ｕは中央演算処理装置であり、上記ＲＯＭに予め格納さ
れた制御プログラムに従って作動するようになってい
る。上記ＥＥＰＲＯＭは電気的消去／書き換え可能な読
み出し専用のメモリであり、各種の設定値情報等が格納
されている。上記ＲＡＭは読み出し書き込み自在のメモ
リであり、上記ＣＰＵの処理の過程で利用する各種のデ
ータを格納するデータエリアと処理の際に使用するワー
クエリア等を有している。尚、上記ＣＰＵは、熱供給設
備１の異常が検知された場合に管理機器７へ送信する異
常発生データ及び詳細情報データ等を生成するものとす
る。また、外部負荷用のポートには制御機器や上記各種
センサー等が接続されているものとする。
【００２７ 】上記異常発生データとしては、異常デー
タ及び予知データがあるものとする。その異常データ
は、実際に異常が発生して熱供給設備１が停止したこと
を知らせるものである。例えば、不着火発生や低水位発
生がこれに該当するものとする。一方、予知データは、
熱供給設備１を直ちに停止させる必要はないが、近日中
に異常が発生して熱供給設備１が停止する可能性が高い
状態になっていることを知らせるものである。例えば、
給水ポンプ能力低下がこれに該当するものとする（給水
ポンプの能力が低下すると、低水位が発生しやすくな
る）。
タ及び予知データがあるものとする。その異常データ
は、実際に異常が発生して熱供給設備１が停止したこと
を知らせるものである。例えば、不着火発生や低水位発
生がこれに該当するものとする。一方、予知データは、
熱供給設備１を直ちに停止させる必要はないが、近日中
に異常が発生して熱供給設備１が停止する可能性が高い
状態になっていることを知らせるものである。例えば、
給水ポンプ能力低下がこれに該当するものとする（給水
ポンプの能力が低下すると、低水位が発生しやすくな
る）。
【００２８ 】表示部９はいわゆるモニタであり、熱供
給設備１の運転状況や異常発生の際の復旧の手順を指示
する復旧指示情報等が表示されるようになっている。ま
た、インターフェース１４は、主にデータ引き出し用の
接続部分であり、後述する携帯端末１２が接続されるよ
うになっている（インターフェース１４と同様のものを
コントロールユニット１６に設けてもよい）。
給設備１の運転状況や異常発生の際の復旧の手順を指示
する復旧指示情報等が表示されるようになっている。ま
た、インターフェース１４は、主にデータ引き出し用の
接続部分であり、後述する携帯端末１２が接続されるよ
うになっている（インターフェース１４と同様のものを
コントロールユニット１６に設けてもよい）。
【００２９ 】上記管理機器７は、例えばパーソナルポ
ータブルコンピュータ（モニタを含む）であり、熱供給
設備１を管理することができるように構成されている。
また、管理機器７は、その内部にコントロールユニット
５と同様の図示しないＲＯＭ、ＣＰＵ、ＥＥＰＲＯＭ、
ＲＡＭ等を備えて構成されている（ＥＥＰＲＯＭにはメ
ンテナンスマニュアルや異常復旧のための確認手順（復
旧指示情報）が記憶されているものとする）。さらに、
管理機器７には、インターフェース１３と無線機などの
無線通信手段１０とが設けられている。インターフェー
ス１３は、主にデータ引き出し用の接続部分であり、後
述する携帯端末１２が接続されるようになっている。
尚、無線通信手段１０は、デジタル携帯電話網を利用す
ることが当然に含まれるものとする。また、後述する携
帯端末１２へのデータ転送が可能であるものとする。
ータブルコンピュータ（モニタを含む）であり、熱供給
設備１を管理することができるように構成されている。
また、管理機器７は、その内部にコントロールユニット
５と同様の図示しないＲＯＭ、ＣＰＵ、ＥＥＰＲＯＭ、
ＲＡＭ等を備えて構成されている（ＥＥＰＲＯＭにはメ
ンテナンスマニュアルや異常復旧のための確認手順（復
旧指示情報）が記憶されているものとする）。さらに、
管理機器７には、インターフェース１３と無線機などの
無線通信手段１０とが設けられている。インターフェー
ス１３は、主にデータ引き出し用の接続部分であり、後
述する携帯端末１２が接続されるようになっている。
尚、無線通信手段１０は、デジタル携帯電話網を利用す
ることが当然に含まれるものとする。また、後述する携
帯端末１２へのデータ転送が可能であるものとする。
【００３０ 】引用符号１１は管理拠点３に所属するメ
ンテナンス員を示している（一又は複数人いるものとす
る）。そのメンテナンス員１１は、携帯端末１２を携帯
しており、携帯端末１２を持って例えば異常が発生した
施設現場２へ出向し、メンテナンスサービスを実施する
ようになっている。携帯端末１２としては、例えばノー
ト型のパーソナルポータブルコンピュータが挙げられ
る。尚、携帯端末１２は、後述の復旧指示情報に関する
データを受信することができるようになっている。ま
た、携帯端末１２は、管理機器７に対して位置情報に関
するデータを送信することができるようになっている。
携帯端末１２は、例えばＰＨＳの機能を有するように構
成されることが好ましいものとする。
ンテナンス員を示している（一又は複数人いるものとす
る）。そのメンテナンス員１１は、携帯端末１２を携帯
しており、携帯端末１２を持って例えば異常が発生した
施設現場２へ出向し、メンテナンスサービスを実施する
ようになっている。携帯端末１２としては、例えばノー
ト型のパーソナルポータブルコンピュータが挙げられ
る。尚、携帯端末１２は、後述の復旧指示情報に関する
データを受信することができるようになっている。ま
た、携帯端末１２は、管理機器７に対して位置情報に関
するデータを送信することができるようになっている。
携帯端末１２は、例えばＰＨＳの機能を有するように構
成されることが好ましいものとする。
【００３１ 】上記構成において、図３のフローチャー
トを参照しながら管理機器７の図示しない上記ＣＰＵが
行う動作概要を説明する（異常発生時に関する動作概要
を説明する。通常の運転管理に関しては省略する）。
尚、必要に応じて図２も参照するものとする。
トを参照しながら管理機器７の図示しない上記ＣＰＵが
行う動作概要を説明する（異常発生時に関する動作概要
を説明する。通常の運転管理に関しては省略する）。
尚、必要に応じて図２も参照するものとする。
【００３２ 】ステップＳ１において、コントロールユ
ニット５から送信された異常発生データを受信したか否
かを判断する。異常発生データを受信していない場合に
は（ステップＳ１でＮ）、その異常発生データを受信す
るまで待ち受けをする。一方、異常発生データを受信し
た場合には（ステップＳ１でＹ）、ステップＳ２の処理
へ移行する。ステップＳ２へ処理が移行するとそのステ
ップＳ２では、受信した異常発生データを管理センター
１５へ転送するか否か判断する。そして、転送する必要
がない場合には（ステップＳ２でＮ）、ステップＳ３の
処理へ移行する。ステップＳ３へ処理が移行するとその
ステップＳ３では、コントロールユニット５に対して熱
供給設備１の異常に係る詳細情報を要求する処理を実行
する。そして、ステップＳ３の処理が実行されるとステ
ップＳ４の処理へ移行する。
ニット５から送信された異常発生データを受信したか否
かを判断する。異常発生データを受信していない場合に
は（ステップＳ１でＮ）、その異常発生データを受信す
るまで待ち受けをする。一方、異常発生データを受信し
た場合には（ステップＳ１でＹ）、ステップＳ２の処理
へ移行する。ステップＳ２へ処理が移行するとそのステ
ップＳ２では、受信した異常発生データを管理センター
１５へ転送するか否か判断する。そして、転送する必要
がない場合には（ステップＳ２でＮ）、ステップＳ３の
処理へ移行する。ステップＳ３へ処理が移行するとその
ステップＳ３では、コントロールユニット５に対して熱
供給設備１の異常に係る詳細情報を要求する処理を実行
する。そして、ステップＳ３の処理が実行されるとステ
ップＳ４の処理へ移行する。
【００３３ 】ステップＳ４へ処理が移行するとそのス
テップＳ４では、コントロールユニット５から送信され
た詳細情報データを受信したか否か判断する。詳細情報
データを受信していない場合には（ステップＳ４で
Ｎ）、その詳細情報データを受信するまで待ち受けをす
る。一方、詳細情報データを受信した場合には（ステッ
プＳ４でＹ）、ステップＳ５の処理へ移行する。ステッ
プＳ５へ処理が移行するとそのステップＳ５では、受信
した詳細情報データを解析する処理を実行する（上記Ｃ
ＰＵが自動的に解析する。尚、上記ＣＰＵは例えば類型
化された異常の原因から後述する復旧データを生成す
る）。そして、ステップＳ５の処理が実行されるとステ
ップＳ６の処理へ移行する。
テップＳ４では、コントロールユニット５から送信され
た詳細情報データを受信したか否か判断する。詳細情報
データを受信していない場合には（ステップＳ４で
Ｎ）、その詳細情報データを受信するまで待ち受けをす
る。一方、詳細情報データを受信した場合には（ステッ
プＳ４でＹ）、ステップＳ５の処理へ移行する。ステッ
プＳ５へ処理が移行するとそのステップＳ５では、受信
した詳細情報データを解析する処理を実行する（上記Ｃ
ＰＵが自動的に解析する。尚、上記ＣＰＵは例えば類型
化された異常の原因から後述する復旧データを生成す
る）。そして、ステップＳ５の処理が実行されるとステ
ップＳ６の処理へ移行する。
【００３４ 】ステップＳ６へ処理が移行するとそのス
テップＳ６では、解析結果に基づき熱供給設備１の復旧
が設定値等の変更で対応可能か否かを判断する。この
時、復旧が設定値等の変更で対応可能でない場合には
（ステップＳ６でＮ）、ステップＳ７の処理へ移行す
る。ステップＳ７へ処理が移行するとそのステップＳ７
では、熱供給設備１の復旧の手順を指示する復旧指示情
報に関するデータ（復旧データ）を生成し、コントロー
ルユニット５へその生成した復旧データを送信する処理
を実行する（この時、異常が発生した熱供給設備１に最
も短時間で到着することができるメンテナンス員１１へ
も生成した復旧データを送信するものとする。管理機器
７は上記位置情報に関するデータを収集して対応するメ
ンテナンス員１１を判別する）。一方、復旧が設定値等
の変更で対応可能な場合には（ステップＳ６でＹ）、ス
テップＳ８の処理へ移行する。ステップＳ８へ処理が移
行するとそのステップＳ８では、熱供給設備１の設定値
等の変更に関するデータ（復旧データ）を生成し、コン
トロールユニット５へその生成した復旧データを送信す
る処理を実行する。ステップＳ７又はＳ８の処理が実施
されるとステップＳ９の処理へ移行する。そのステップ
Ｓ９では、本システムが停止・終了する場合（ステップ
Ｓ９でＹ）に一連の処理が終了し、それ以外（ステップ
Ｓ９でＮ）は再びステップ１の処理に戻って例えば他の
熱供給設備１からの異常発生データを受信したか否かを
判断する。
テップＳ６では、解析結果に基づき熱供給設備１の復旧
が設定値等の変更で対応可能か否かを判断する。この
時、復旧が設定値等の変更で対応可能でない場合には
（ステップＳ６でＮ）、ステップＳ７の処理へ移行す
る。ステップＳ７へ処理が移行するとそのステップＳ７
では、熱供給設備１の復旧の手順を指示する復旧指示情
報に関するデータ（復旧データ）を生成し、コントロー
ルユニット５へその生成した復旧データを送信する処理
を実行する（この時、異常が発生した熱供給設備１に最
も短時間で到着することができるメンテナンス員１１へ
も生成した復旧データを送信するものとする。管理機器
７は上記位置情報に関するデータを収集して対応するメ
ンテナンス員１１を判別する）。一方、復旧が設定値等
の変更で対応可能な場合には（ステップＳ６でＹ）、ス
テップＳ８の処理へ移行する。ステップＳ８へ処理が移
行するとそのステップＳ８では、熱供給設備１の設定値
等の変更に関するデータ（復旧データ）を生成し、コン
トロールユニット５へその生成した復旧データを送信す
る処理を実行する。ステップＳ７又はＳ８の処理が実施
されるとステップＳ９の処理へ移行する。そのステップ
Ｓ９では、本システムが停止・終了する場合（ステップ
Ｓ９でＹ）に一連の処理が終了し、それ以外（ステップ
Ｓ９でＮ）は再びステップ１の処理に戻って例えば他の
熱供給設備１からの異常発生データを受信したか否かを
判断する。
【００３５ 】尚、ステップＳ２で受信した異常発生デ
ータを管理センター１５へ転送する必要がある場合には
（ステップＳ２でＹ、例えば管理拠点３が不在など）、
ステップＳ１０で、受信した異常発生データを蓄積する
処理を実行した後に、ステップＳ１１の処理によって受
信した異常発生データを管理センター１５へ転送し、ス
テップＳ９の処理へ移行する。
ータを管理センター１５へ転送する必要がある場合には
（ステップＳ２でＹ、例えば管理拠点３が不在など）、
ステップＳ１０で、受信した異常発生データを蓄積する
処理を実行した後に、ステップＳ１１の処理によって受
信した異常発生データを管理センター１５へ転送し、ス
テップＳ９の処理へ移行する。
【００３６ 】以上の動作概要からも分かるように、熱
供給設備１の異常に係る解析をデータ解析員でなく管理
機器７自身が行うことから、効率のよい解析を行うこと
ができる。また、熟練度に関係なく、確実な解析及び対
処をすることができる。
供給設備１の異常に係る解析をデータ解析員でなく管理
機器７自身が行うことから、効率のよい解析を行うこと
ができる。また、熟練度に関係なく、確実な解析及び対
処をすることができる。
【００３７ 】次に、図４〜図８までを順に参照しなが
ら本発明における熱供給設備の保守管理システムの作用
を説明する。尚、図４は復旧指示情報に関するデータに
基づいた復旧作業を行う際の流れを説明するための模式
図、図５は設定値等の変更データに基づいた復旧作業を
行う際の流れを説明するための模式図、図６は復旧指示
情報に関するデータに基づいた復旧作業（管理センター
への転送を含む）を行う際の流れを説明するための模式
図、図７は定期点検結果を送付する際の流れを説明する
ための模式図、図８は定期報告書を送付する際の流れを
説明するための模式図である。
ら本発明における熱供給設備の保守管理システムの作用
を説明する。尚、図４は復旧指示情報に関するデータに
基づいた復旧作業を行う際の流れを説明するための模式
図、図５は設定値等の変更データに基づいた復旧作業を
行う際の流れを説明するための模式図、図６は復旧指示
情報に関するデータに基づいた復旧作業（管理センター
への転送を含む）を行う際の流れを説明するための模式
図、図７は定期点検結果を送付する際の流れを説明する
ための模式図、図８は定期報告書を送付する際の流れを
説明するための模式図である。
【００３８ 】〈異常発生時の作用１〉図４において、
熱供給設備１に異常が発生すると、先ず熱供給設備１側
は、管理拠点３側に対して異常発生データを送信する
（図中の参照）。次に、異常発生データを受信した管
理拠点３側では、熱供給設備１側に対して異常に係る詳
細情報を要求する（図中の参照）。続いて、熱供給設
備１側は、管理拠点３側に対して詳細情報データを送信
する（図中の参照）。そして、詳細情報データを受信
した管理拠点３側は、その詳細情報データを自動的に解
析（図中の参照）して上述の復旧指示情報に関するデ
ータ（復旧データ）を生成するとともに、その生成した
復旧データを熱供給設備１側へ送信する（図中の参
照）。この時、管理拠点３側は、メンテナンス員１１の
携帯する携帯端末１２に対しても復旧データを送信する
（図中の参照）。尚、熱供給設備１側へ送信した復旧
データで熱供給設備１の管理担当者が復旧の対応をする
ことができない場合には、メンテナンス員１１を出向さ
せて対応する（図中の参照）。
熱供給設備１に異常が発生すると、先ず熱供給設備１側
は、管理拠点３側に対して異常発生データを送信する
（図中の参照）。次に、異常発生データを受信した管
理拠点３側では、熱供給設備１側に対して異常に係る詳
細情報を要求する（図中の参照）。続いて、熱供給設
備１側は、管理拠点３側に対して詳細情報データを送信
する（図中の参照）。そして、詳細情報データを受信
した管理拠点３側は、その詳細情報データを自動的に解
析（図中の参照）して上述の復旧指示情報に関するデ
ータ（復旧データ）を生成するとともに、その生成した
復旧データを熱供給設備１側へ送信する（図中の参
照）。この時、管理拠点３側は、メンテナンス員１１の
携帯する携帯端末１２に対しても復旧データを送信する
（図中の参照）。尚、熱供給設備１側へ送信した復旧
データで熱供給設備１の管理担当者が復旧の対応をする
ことができない場合には、メンテナンス員１１を出向さ
せて対応する（図中の参照）。
【００３９ 】ところで、メンテナンス員１１を出向さ
せて対応した場合には、メンテナンス員１１はメンテナ
ンスサービスの他に次のようなことを実施することがで
きる。すなわち、携帯端末１２をインターフェース１４
（図２参照）に接続すれば、詳細情報データを携帯端末
１２に引き出すことができる。また、携帯端末１２を介
して管理機器７（図２参照）に記憶させたメンテナンス
マニュアルを参照することができる（メンテナンス員１
１は印刷したものを持ち歩く必要がないことになる）。
せて対応した場合には、メンテナンス員１１はメンテナ
ンスサービスの他に次のようなことを実施することがで
きる。すなわち、携帯端末１２をインターフェース１４
（図２参照）に接続すれば、詳細情報データを携帯端末
１２に引き出すことができる。また、携帯端末１２を介
して管理機器７（図２参照）に記憶させたメンテナンス
マニュアルを参照することができる（メンテナンス員１
１は印刷したものを持ち歩く必要がないことになる）。
【００４０ 】また、上記復旧データが熱供給設備１側
で受信されると、熱供給設備１側にある表示部９（図２
参照）には例えば次のような復旧指示情報が表示され
る。すなわち、『不着火が発生しました。つぎの点を確
認してください。』、『１．燃料バルブは開いています
か。』、『２．燃料タンクに燃料はありますか。』、
『３．オイルポンプがエア噛みしていませんか。』、
『４．火炎検出センサの保護ガラスが汚れていません
か。』等が表示される。
で受信されると、熱供給設備１側にある表示部９（図２
参照）には例えば次のような復旧指示情報が表示され
る。すなわち、『不着火が発生しました。つぎの点を確
認してください。』、『１．燃料バルブは開いています
か。』、『２．燃料タンクに燃料はありますか。』、
『３．オイルポンプがエア噛みしていませんか。』、
『４．火炎検出センサの保護ガラスが汚れていません
か。』等が表示される。
【００４１ 】〈異常発生時の作用２〉図５において、
熱供給設備１に異常が発生すると先ず熱供給設備１側
は、管理拠点３側に対して異常発生データを送信する
（図中の参照）。次に、異常発生データを受信した管
理拠点３側では、熱供給設備１側に対して異常に係る詳
細情報を要求する（図中の参照）。続いて、熱供給設
備１側は、管理拠点３側に対して詳細情報データを送信
する（図中の参照）。そして、詳細情報データを受信
した管理拠点３側は、その詳細情報データを自動的に解
析（図中の参照）して上述の設定値等の変更に関する
データ（復旧データ）を生成するとともに、その生成し
た復旧データを熱供給設備１側へ送信する（図中の参
照）。復旧データが熱供給設備１側で受信されると、熱
供給設備１側は受信した復旧データに基づいて熱供給設
備１の設定値等を変更する。
熱供給設備１に異常が発生すると先ず熱供給設備１側
は、管理拠点３側に対して異常発生データを送信する
（図中の参照）。次に、異常発生データを受信した管
理拠点３側では、熱供給設備１側に対して異常に係る詳
細情報を要求する（図中の参照）。続いて、熱供給設
備１側は、管理拠点３側に対して詳細情報データを送信
する（図中の参照）。そして、詳細情報データを受信
した管理拠点３側は、その詳細情報データを自動的に解
析（図中の参照）して上述の設定値等の変更に関する
データ（復旧データ）を生成するとともに、その生成し
た復旧データを熱供給設備１側へ送信する（図中の参
照）。復旧データが熱供給設備１側で受信されると、熱
供給設備１側は受信した復旧データに基づいて熱供給設
備１の設定値等を変更する。
【００４２ 】尚、設定値等の変更は次のようなことが
挙げられる。例えば上記貫流式蒸気ボイラの低水位が時
々発生している場合は、詳細情報データを解析して原因
を特定し、缶水の濃縮に起因するものであれば、設定ブ
ロー率を大きくする。或いは別の原因であれば、給水ポ
ンプのオンオフ制御のタイミングを変更して水位制御範
囲の位置を上方へ変更することが行われる。
挙げられる。例えば上記貫流式蒸気ボイラの低水位が時
々発生している場合は、詳細情報データを解析して原因
を特定し、缶水の濃縮に起因するものであれば、設定ブ
ロー率を大きくする。或いは別の原因であれば、給水ポ
ンプのオンオフ制御のタイミングを変更して水位制御範
囲の位置を上方へ変更することが行われる。
【００４３ 】〈異常発生時の作用３〉図６において、
熱供給設備１に異常が発生すると、先ず熱供給設備１側
は、管理拠点３側に対して異常発生データを送信する
（図中の参照）。次に、異常発生データを受信した管
理拠点３（例えば夜間などで管理拠点３に誰もいないも
のとする）側では、その受信した異常発生データを管理
センター１５へ転送する（図中の参照）。続いて、管
理センター１５側では、熱供給設備１側に対して異常に
係る詳細情報を要求する（図中の参照）。続いてさら
に、熱供給設備１側は、管理センター１５側に対して詳
細情報データを送信する（図中の参照）。そして、詳
細情報データを受信した管理センター１５側は、その詳
細情報データを自動的に解析（図中の参照）して上述
の復旧指示情報に関するデータ（復旧データ）を生成す
るとともに、その生成した復旧データを熱供給設備１側
へ送信する（図中の参照）。尚、熱供給設備１側へ送
信した復旧データで熱供給設備１の管理担当者が復旧の
対応をすることができない場合には、転送を受けた管理
拠点３に所属するメンテナンス員１１（図４参照）を出
向させて対応する（図中の参照）。また、特に図示し
ないが、熱供給設備１の設定値等の変更で対応すること
が可能な場合は、解析により生成した設定値等の変更に
関するデータ（復旧データ）を管理センター１５側から
熱供給設備１側へ送信する。
熱供給設備１に異常が発生すると、先ず熱供給設備１側
は、管理拠点３側に対して異常発生データを送信する
（図中の参照）。次に、異常発生データを受信した管
理拠点３（例えば夜間などで管理拠点３に誰もいないも
のとする）側では、その受信した異常発生データを管理
センター１５へ転送する（図中の参照）。続いて、管
理センター１５側では、熱供給設備１側に対して異常に
係る詳細情報を要求する（図中の参照）。続いてさら
に、熱供給設備１側は、管理センター１５側に対して詳
細情報データを送信する（図中の参照）。そして、詳
細情報データを受信した管理センター１５側は、その詳
細情報データを自動的に解析（図中の参照）して上述
の復旧指示情報に関するデータ（復旧データ）を生成す
るとともに、その生成した復旧データを熱供給設備１側
へ送信する（図中の参照）。尚、熱供給設備１側へ送
信した復旧データで熱供給設備１の管理担当者が復旧の
対応をすることができない場合には、転送を受けた管理
拠点３に所属するメンテナンス員１１（図４参照）を出
向させて対応する（図中の参照）。また、特に図示し
ないが、熱供給設備１の設定値等の変更で対応すること
が可能な場合は、解析により生成した設定値等の変更に
関するデータ（復旧データ）を管理センター１５側から
熱供給設備１側へ送信する。
【００４４ 】〈上述以外の作用１〉図７において、定
期点検を行う前に、管理拠点３側は熱供給設備１側に対
して熱供給設備１の点検内容に関連する情報を要求する
（図中の参照）。次に、その要求を受けた（受信し
た）熱供給設備１側は、点検内容に関連する情報を管理
拠点３側へ送信する（図中の参照）。続いて、点検内
容に関連する情報を受信した管理拠点３側は、その受信
した情報を自動的に解析（図中の参照）する。そし
て、解析結果がでるとその結果を持って（送付する場合
もある）熱供給設備１の定期点検を行う（図中の参
照）。
期点検を行う前に、管理拠点３側は熱供給設備１側に対
して熱供給設備１の点検内容に関連する情報を要求する
（図中の参照）。次に、その要求を受けた（受信し
た）熱供給設備１側は、点検内容に関連する情報を管理
拠点３側へ送信する（図中の参照）。続いて、点検内
容に関連する情報を受信した管理拠点３側は、その受信
した情報を自動的に解析（図中の参照）する。そし
て、解析結果がでるとその結果を持って（送付する場合
もある）熱供給設備１の定期点検を行う（図中の参
照）。
【００４５ 】〈上述以外の作用２〉図８において、定
期報告書を作成する時期になると、管理拠点３側は、熱
供給設備１側に対して熱供給設備１のデータを要求する
（図中の参照）。次に、その要求を受けた（受信し
た）熱供給設備１側は、熱供給設備１のデータを管理拠
点３側へ送信する（図中の参照）。続いて、熱供給設
備１のデータを受信した管理拠点３側は、その受信した
データを自動的に集計／解析（図中の参照）する。そ
して、管理拠点３側は、熱供給設備１側に対して定期報
告書を送付する（図中の参照）。
期報告書を作成する時期になると、管理拠点３側は、熱
供給設備１側に対して熱供給設備１のデータを要求する
（図中の参照）。次に、その要求を受けた（受信し
た）熱供給設備１側は、熱供給設備１のデータを管理拠
点３側へ送信する（図中の参照）。続いて、熱供給設
備１のデータを受信した管理拠点３側は、その受信した
データを自動的に集計／解析（図中の参照）する。そ
して、管理拠点３側は、熱供給設備１側に対して定期報
告書を送付する（図中の参照）。
【００４６ 】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載さ
れた本発明によれば、熱供給設備の異常に係る解析をデ
ータ解析員でなく管理機器自身が行うことから、効率の
よい解析を行うことができる。また、熟練度に関係な
く、確実な解析及び対処をすることができる。従って、
確実な解析が行われ且つ効率のよい熱供給設備の保守管
理システムを提供することができる。尚、従来のような
データ解析員は不要であり、省人化に寄与することもで
きる。
れた本発明によれば、熱供給設備の異常に係る解析をデ
ータ解析員でなく管理機器自身が行うことから、効率の
よい解析を行うことができる。また、熟練度に関係な
く、確実な解析及び対処をすることができる。従って、
確実な解析が行われ且つ効率のよい熱供給設備の保守管
理システムを提供することができる。尚、従来のような
データ解析員は不要であり、省人化に寄与することもで
きる。
【００４７ 】請求項２に記載された本発明によれば、
コントロールユニットに設けられた表示部に、熱供給設
備の復旧の手順を指示する復旧指示情報が表示されるこ
とから、施設現場の担当係員はその表示された復旧指示
情報を確認しながら復旧作業をすることができる。
コントロールユニットに設けられた表示部に、熱供給設
備の復旧の手順を指示する復旧指示情報が表示されるこ
とから、施設現場の担当係員はその表示された復旧指示
情報を確認しながら復旧作業をすることができる。
【００４８ 】請求項３に記載された本発明によれば、
管理機器から熱供給設備の復旧の手順を指示する復旧指
示情報に関するデータがメンテナンス員の携帯する携帯
端末へ送信されることから、施設現場に出向するメンテ
ナンス員はその送信された復旧指示情報に基づいてメン
テナンスサービスを実施することができる。
管理機器から熱供給設備の復旧の手順を指示する復旧指
示情報に関するデータがメンテナンス員の携帯する携帯
端末へ送信されることから、施設現場に出向するメンテ
ナンス員はその送信された復旧指示情報に基づいてメン
テナンスサービスを実施することができる。
【００４９ 】請求項４に記載された本発明によれば、
管理機器が携帯端末の発する位置情報を収集して熱供給
設備の復旧に一番早く対応することが可能なメンテナン
ス員を判別することから、効率よく且つ迅速に対応する
ことができる。
管理機器が携帯端末の発する位置情報を収集して熱供給
設備の復旧に一番早く対応することが可能なメンテナン
ス員を判別することから、効率よく且つ迅速に対応する
ことができる。
【００５０ 】請求項５に記載された本発明によれば、
管理機器から送信される熱供給設備の設定値等の変更に
関するデータによって熱供給設備を復旧させることがで
きる。
管理機器から送信される熱供給設備の設定値等の変更に
関するデータによって熱供給設備を復旧させることがで
きる。
【００５１ 】請求項６に記載された本発明によれば、
メンテナンス員がメンテナンスサービスを実施する際
に、メンテナンスマニュアルを必要とすればコントロー
ルユニット等に携帯端末を接続することでそのデータを
引き出すことができる。
メンテナンス員がメンテナンスサービスを実施する際
に、メンテナンスマニュアルを必要とすればコントロー
ルユニット等に携帯端末を接続することでそのデータを
引き出すことができる。
【００５２ 】請求項７に記載された本発明によれば、
異常発生データを受信した管理拠点の管理機器は、その
異常発生データを通信回線を介して管理センターへ転送
することができる。言い換えれば、必要に応じて管理セ
ンターで解析させることができる。
異常発生データを受信した管理拠点の管理機器は、その
異常発生データを通信回線を介して管理センターへ転送
することができる。言い換えれば、必要に応じて管理セ
ンターで解析させることができる。
【図１】本発明による熱供給設備の保守管理システムの
基本構成を示す図である。
基本構成を示す図である。
【図２】本発明による熱供給設備の保守管理システムの
一実施の形態を示す構成図である。
一実施の形態を示す構成図である。
【図３】管理機器の作動を示すフローチャートである。
【図４】復旧指示情報に関するデータに基づいた復旧作
業を行う際の流れを説明するための模式図である。
業を行う際の流れを説明するための模式図である。
【図５】設定値等の変更データに基づいた復旧作業を行
う際の流れを説明するための模式図である。
う際の流れを説明するための模式図である。
【図６】復旧指示情報に関するデータに基づいた復旧作
業（管理センターへの転送を含む）を行う際の流れを説
明するための模式図である。
業（管理センターへの転送を含む）を行う際の流れを説
明するための模式図である。
【図７】定期点検結果を送付する際の流れを説明するた
めの模式図である。
めの模式図である。
【図８】定期報告書を送付する際の流れを説明するため
の模式図である。
の模式図である。
１ 熱供給設備 ２ 施設現場 ３ 管理拠点 ４ 通信回線 ５、１６ コントロールユニット ６、８ モデム ７ 管理機器 ９ 表示部 １０ 無線通信手段 １１ メンテナンス員 １２ 携帯端末 １３、１４ インターフェース １５ 管理センター
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０８Ｂ 25/08 Ｇ０８Ｂ 25/08 Ｃ 25/10 25/10 Ａ (72)発明者 渡部 康男 愛媛県松山市堀江町７番地 三浦工業株式 会社内 Ｆターム(参考） 3L021 EA04 5B049 BB00 CC02 CC21 EE01 EE56 FF03 FF04 GG03 GG04 GG06 GG07 GG09 5C087 AA02 AA03 BB11 BB18 BB74 BB76 BB77 DD08 DD33 EE05 FF01 FF04 GG21 GG66 GG70 GG83 5H223 AA11 DD03 DD07 DD09 EE06 EE30
Claims (7)
- 【請求項１】 熱供給設備を備えるとともに該熱供給設
備に係る保守管理契約を結んだ一又は二以上の施設現場
と、該施設現場の所在する地域の前記熱供給設備を保
守、管理する管理拠点との間で少なくとも構築されると
ともに、その構築に際して通信回線が用いられる熱供給
設備の保守管理システムであって、 前記熱供給設備は、該熱供給設備に取り付けられるコン
トロールユニットと、該コントロールユニット及び前記
通信回線間に介在する設備側のモデムとを備え、 前記管理拠点は、前記熱供給設備を管理する管理機器
と、該管理機器及び前記通信回線間に介在する拠点側の
モデムとを備え、 前記管理機器が前記コントロールユニットから送信され
た異常発生データを受信すると、前記管理機器は、前記
熱供給設備の異常に係る詳細情報データを前記コントロ
ールユニットから更に受信するとともに、その受信した
前記詳細情報データを前記管理機器自身が解析して異常
があった前記熱供給設備を復旧させるための復旧データ
を生成することを特徴とする熱供給設備の保守管理シス
テム。 - 【請求項２】 請求項１に記載の熱供給設備の保守管理
システムにおいて、 前記復旧データは、前記熱供給設備の復旧の手順を指示
する復旧指示情報に関するデータであり、前記コントロ
ールユニットは、その復旧指示情報に関する前記復旧デ
ータを前記管理機器から受信すると、該復旧データに基
づいて前記コントロールユニットに設けられる表示部に
前記復旧指示情報を表示することを特徴とする熱供給設
備の保守管理システム。 - 【請求項３】 請求項１に記載の熱供給設備の保守管理
システムにおいて、 前記復旧データは、前記熱供給設備の復旧の手順を指示
する復旧指示情報に関するデータであり、前記管理機器
は、その復旧指示情報に関する前記復旧データを無線通
信手段を介してメンテナンス員が携帯する携帯端末に送
信することを特徴とする熱供給設備の保守管理システ
ム。 - 【請求項４】 請求項３に記載の熱供給設備の保守管理
システムにおいて、 前記管理機器は、前記携帯端末の発する位置情報を収集
して前記熱供給設備の復旧に一番早く対応することが可
能な前記メンテナンス員を判別することを特徴とする熱
供給設備の保守管理システム。 - 【請求項５】 請求項１に記載の熱供給設備の保守管理
システムにおいて、 前記復旧データは、前記熱供給設備の設定値等の変更に
関するデータであり、前記コントロールユニットは、そ
の設定値等の変更に関する前記復旧データを受信する
と、該復旧データに基づいて前記熱供給設備の設定値等
を変更することを特徴とする熱供給設備の保守管理シス
テム。 - 【請求項６】 請求項１ないし請求項５いずれか記載の
熱供給設備の保守管理システムにおいて、 前記管理機器には、引き出し可能なメンテナンスマニュ
アルに関するデータが蓄積されていることを特徴とする
熱供給設備の保守管理システム。 - 【請求項７】 請求項１ないし請求項６いずれか記載の
熱供給設備の保守管理システムにおいて、 前記管理機器は、受信した前記異常発生データを、前記
通信回線を介して前記管理拠点を含む複数の管理拠点を
統括する管理センターへ転送することが可能な機能を有
することを特徴とする熱供給設備の保守管理システム。
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|---|---|---|---|
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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ID=18763578
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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