JPH09261219A - 製茶工場ネットワーク管理システム - Google Patents

製茶工場ネットワーク管理システム

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JPH09261219A
JPH09261219A JP9364796A JP9364796A JPH09261219A JP H09261219 A JPH09261219 A JP H09261219A JP 9364796 A JP9364796 A JP 9364796A JP 9364796 A JP9364796 A JP 9364796A JP H09261219 A JPH09261219 A JP H09261219A
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JP
Japan
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tea
information
management system
factory
network management
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Application number
JP9364796A
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English (en)
Inventor
Takao Hata
孝雄 畑
Akihiko Muroya
昭彦 室屋
Ryuichi Fujita
龍一 藤田
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Kawasaki Kiko Co Ltd
Original Assignee
Kawasaki Kiko Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製茶工場の運転を滞ることなく行い、またト
ラブルが発生した場合の対応が迅速且つ効率的に行え、
更にメンテナンス等に携わる人員を削減することのでき
る、新規な製茶工場ネットワーク管理システムを開発す
ることを技術課題とした。 【解決手段】 管理拠点と各製茶工場4との間に構築さ
れたネットワークを用いたシステムにおいて、製茶工場
4と営業所3等との間においては常時あるいはトラブル
発生時に情報の伝達が行われるとともに、営業所3等か
らは製茶工場4からの情報を基に導き出された情報を発
信することを特徴とする。この発明によれば、営業所3
等において複数の製茶工場4における全製茶機器の稼働
状態並びに加工茶葉の性状を把握することができ、また
製茶工場4の無人運転をすることができ、更にまた集中
制御盤20にトラブルが発生した場合でも、コンピュー
タ7等により自動運転を滞りなく行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製茶工場の管理手段
に関するものであり、特に営業所等において製茶工場の
稼働状況を把握し、製茶工場における各製茶機器の運転
を最適なものとするとともに、関係者が不具合発生時に
迅速且つ無駄のない対応をすることができる製茶工場ネ
ットワーク管理システムに係るものである。
【0002】
【発明の背景】一般的に製茶工場において年間を通して
最も繁忙な時期は一番茶期である四月中旬から、十月下
旬頃までであり、この時期を過ぎると翌年の一番茶期ま
では製茶機器の稼働率は著しく低下する(年間の平均操
業日数は40〜50日程度)。このような長期遊休状態
から、年間を通して最も繁忙であり且つ最も製品価格が
高く、需要の多い一番茶期(いわゆる新茶の季節)のフ
ル稼働運転に突入するため、当初は製茶機器の不具合が
発生しやすい。このため各製茶工場毎に事前に試運転を
行うものの、フル稼働状態の高負荷等を再現し得るもの
ではなく、加工者側並びに製茶機メーカー側ともに細心
の注意を払ったとしても不具合の発生は避けられないの
が実状である。
【0003】このように何らかの不具合により一旦工場
が停止してしまうと加工の遅れや荒茶品質の低下を招い
てしまう。また他の要因としては一日における温度差、
湿度差等の環境条件によって各製茶機器の最適設定値が
変わることがあり、この最適設定値の修正が行えないと
荒茶品質の低下を招いてしまい、結果として大幅な減収
となってしまう。
【0004】繁忙期にはまた、複数の製茶工場において
不具合が発生しがちであり、製茶機器のメンテナンスを
担当する製茶機メーカーでは二十四時間体制での対応を
要求され、営業所にはこの時期、通常時よりも多数の人
員を配備しなければならない。
【0005】ところで近時、各製茶工場における個々の
製茶機器を含めたLANを構築し、これらと製茶機メー
カーが地域毎に設けた営業所あるいは本社とを結ぶネッ
トワークを構成し、営業所等において製茶工場の監視並
びに製茶機器の運転等をする試みがなされ始めている。
しかしこのようなネットワークを用いても、拠点に送ら
れてくる製茶機器に関する情報は、各種センサ等の検出
値である数値データ並びに製茶工場のオペレータの音声
程度であり、ネットワークの応用は遠隔操作程度にとど
まっている。更にようなネットワークを用いて不良個
所、故障個所を判別することはできても、対応実務に係
わる故障部品の特定及び部品交換の要否を判断するのは
極めて困難である。
【0006】また製茶工程は、近時ほぼ全域にわたって
機械化されており、標準的な製茶プログラムに従って一
連の加工を行うことができるものの、加工茶葉の性状の
判断はいまだオペレーターの経験に基づいた勘に頼る部
分もあり、(例えば蒸し具合の確認にあたっては、蒸し
葉を目視し、手で触り、匂いを嗅いで良否を判断する)
加工茶葉の性状に異常があった場合に各種センサにより
検出された品質に関する情報だけでは製茶工場から離れ
た場所において、例えば営業所の駐在員が加工茶葉の性
状を判断するのは困難である。
【0007】そこで拠点に送られてきたデータにより、
ホストコンピュータが不具合が発生したと判断した場
合、あるいは製茶工場から不具合発生の連絡があった場
合の対応としては、営業所の駐在員が製茶工場に出向く
のである。そして現場について始めて故障個所、故障部
品、故障具合、部品交換の要否等が明確になり、復旧の
ための作業に移れるのであって、特に部品交換が必要な
場合は部品を取りに拠点まで戻るか、指示を受けた他の
人間が拠点から部品を持ってくるか、あるいは出向く際
に多数種の部品を持参しなければならなかった。このよ
うな状況から、特に一番茶期(繁忙期)は人手が不足す
るため、不具合発生時に迅速且つ無駄のない対応をする
ことができる製茶工場の管理手段の出現が望まれてい
る。
【0008】
【解決を試みた技術課題】本発明はこのような背景から
なされたものであり、製茶工場における各製茶機器の運
転を最適なものにするとともに、各製茶機器の運転を滞
ることなく行い、また不具合が発生した場合の対応が迅
速且つ効率的に行え、更にメンテナンス等に携わる人員
を削減することのできる、新規な製茶工場ネットワーク
管理システムを開発することを技術課題としたものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
製茶工場ネットワーク管理システムは、管理拠点と各製
茶工場との間に構築されたネットワークを用いたシステ
ムにおいて、製茶工場と営業所等との間においては常時
あるいは不具合発生時に情報の伝達が行われるととも
に、営業所等からは製茶工場からの情報を基に導き出さ
れた情報を発信することを特徴とする。この発明によれ
ば、営業所等において複数の工場における全製茶機器の
稼働状態並びに加工茶葉の性状を把握することができ
る。また製茶工場の稼働を営業所等において管理するこ
とで、製茶工場の無人運転をすることができる。また製
茶工場における集中制御盤に不具合が発生した場合で
も、営業所及び本社に具えたコンピュータにより自動運
転を滞りなく行うことができる。
【0010】また請求項2記載の製茶工場ネットワーク
管理システムは、請求項1記載の要件に加え、前記情報
は製茶方法に関する情報であることを特徴とする。この
発明によれば、各製茶機器の設定値を適切に導き出すこ
とができる。
【0011】また請求項3記載の製茶工場ネットワーク
管理システムは、請求項2記載の要件に加え、前記製茶
方法に関する情報は、標準製茶データであることを特徴
とする。この発明によれば、各製茶機器の設定値を間違
いのない値に設定することができる。
【0012】また請求項4記載の製茶工場ネットワーク
管理システムは、請求項2記載の要件に加え、前記製茶
方法に関する情報は、製茶シミュレーションの結果であ
ることを特徴とする。この発明によれば、各製茶機器の
設定値を間違いのない値に修正することができる。
【0013】また請求項5記載の製茶工場ネットワーク
管理システムは、請求項2記載の要件に加え、前記製茶
方法に関する情報は、過去の製茶データ並びに当日の製
茶データであることを特徴とする。この発明によれば、
各製茶機器の設定値を各製茶工場に特有の値に設定する
ことができる。
【0014】また請求項6記載の製茶工場ネットワーク
管理システムは、請求項1記載の要件に加え、前記情報
は品質に関する情報であることを特徴とする。この発明
によれば、製茶工場のみならず、営業所、本社等におい
て加工茶葉の性状を把握することができる。
【0015】また請求項7記載の製茶工場ネットワーク
管理システムは、請求項6記載の要件に加え、前記品質
に関する情報は、性状不具合に対応した対処方法である
ことを特徴とする。この発明によれば、オペレータは営
業所等に蓄積された性状不具合に対応した対処方法を参
酌し、製茶品質の改善のための処置を行うことができ
る。
【0016】また請求項8記載の製茶工場ネットワーク
管理システムは、請求項1記載の要件に加え、前記情報
は製茶工場に関する情報であることを特徴とする。この
発明によれば、営業所等において、不具合発生時の製茶
工場の状況に適した対処をすることができる。
【0017】また請求項9記載の製茶工場ネットワーク
管理システムは、請求項8記載の要件に加え、前記製茶
工場に関する情報は、製茶ライン構成に関するものであ
ることを特徴とする。この発明によれば、営業所等にお
いて製茶工場の構成が把握できるとともに、不具合発生
時、特に部品交換が必要な場合の対応を迅速に行うこと
ができる。また製茶ライン構成要素たる各製茶機器の設
置値を決定することができる。
【0018】また請求項10記載の製茶工場ネットワー
ク管理システムは、請求項1記載の要件に加え、前記情
報は修理に関する情報であることを特徴とする。この発
明によれば、オペレータは修理に関する情報を頼りに、
不具合に対する適切な処置をすることができる。
【0019】また請求項11記載の製茶工場ネットワー
ク管理システムは、請求項10記載の要件に加え、前記
修理に関する情報は、取扱説明書並びに修理マニュアル
であることを特徴とする。この発明によれば、不具合に
対応した対処内容を製茶工場のディスプレイに表示する
ことができる。
【0020】また請求項12記載の製茶工場ネットワー
ク管理システムは、請求項10記載の要件に加え、前記
修理に関する情報は、修理履歴であることを特徴とす
る。この発明によれば、過去の修理個所を把握すること
ができ、不具合発生時にここから確認してゆくことで効
率的に故障個所特定をすることができる。
【0021】また請求項13記載の製茶工場ネットワー
ク管理システムは、請求項1記載の要件に加え、前記情
報は、故障に関する情報であることを特徴とする。この
発明によれば、各種センサの検出値により、製茶機器の
不具合個所のおおよそを把握することができる。
【0022】また請求項14記載の製茶工場ネットワー
ク管理システムは、請求項1記載の要件に加え、前記情
報は外部情報であることを特徴とする。この発明によれ
ば、加工する生茶葉に要した経費、需要等を考慮し、利
益率の高い加工をすることができる。
【0023】また請求項15記載の製茶工場ネットワー
ク管理システムは、請求項1記載の要件に加え、前記情
報は移動情報であることを特徴とする。この発明によれ
ば、適材適所の人員配備を迅速且つ効率的に行うことが
できる。
【0024】また請求項16記載の製茶工場ネットワー
ク管理システムは、請求項15記載の要件に加え、前記
移動情報は、ポケベル自動送信情報であることを特徴と
する。この発明によれば、適切なオペレータあるいは製
茶工場の外部にいるオペレータを呼び出すことができ
る。
【0025】また請求項17記載の製茶工場ネットワー
ク管理システムは、請求項15記載の要件に加え、前記
移動情報は、メンテ車両情報であることを特徴とする。
この発明によれば、最も適したメンテ車両を目的の製茶
工場に向かわせることができる。そしてこれら各請求項
記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下本発明の製茶工場ネットワー
ク管理システム1について、図面に基づいて説明する。
なお本実施の形態における茶葉の呼称は、製茶工場4に
持ち込まれた加工前の状態のものを生茶葉、後述する蒸
機12〜乾燥機19により加工中の状態のものを加工茶
葉、乾燥機19から取り出された状態のものを荒茶、小
売店等で火入れされ、消費者に渡る状態のものを製品茶
とする。
【0027】まず本発明の製茶工場ネットワーク管理シ
ステム1は図1に示すように、本社2内のホストコンピ
ュータ6、営業所3内のコンピュータ7及び製茶工場4
内の集中制御盤20の間を基幹5により結んで構成され
るものである。この基幹5は、独自に専用線を敷設して
もよいし、公衆の一般回線やISDN回線を用いてもよ
い。また基幹5は専用線と公衆回線とを併設し一方をバ
ックアップに用いることが好ましい。また基幹5は回線
同士が輪の状態になっているリング型、回線が棒状にな
っているバス型、回線が星型状になっているクラスタ型
等適宜の態様とすることができるが、本社2、営業所3
間はクラスタ型とすることが好ましいものの、構築費用
やランニングコストを考慮し、適宜の型を選択する。
【0028】本社2とは管理拠点の一つであって、製茶
機器のメーカーあるいは製茶機器のメンテナンスを専門
に担当する別会社等を意味し、本発明の製茶工場ネット
ワーク管理システム1を統括する総本部として機能す
る。そしてこのための大型コンピュータがホストコンピ
ュータ6として設置される。
【0029】営業所3とは管理拠点の一つであって、全
国各所に点在する製茶工場4を一例として13地区に区
分け、個々の地区毎に設置されるものであり、担当の地
区に対して製茶機器の納入を行うとともに、メンテナン
スを行うため納入済の製茶機器の保守部品を常備してい
る。そして営業所3にはコンピュータ7を具える。一カ
所の営業所3が担当する製茶工場4は70〜100カ所
であり、個々の営業所3には通常時で5〜6人程度が配
備され、繁忙期には10人程度が配備される。また管理
拠点としては、広義にはデジタル無線通信システムを搭
載し各種保守部品、工具等を積載したワゴン車等を適用
したメンテ車両30も包含するものとする。因みに営業
所3は、製茶機器のメーカーの部門である支店、営業
所、駐在所等の他、メーカーに代わり機器の販売、保守
を行う代理店等を含むものとする。
【0030】製茶工場4の内部には図2に示すように適
宜ケーブルを引き回してLAN8(Local Ari
a Network)を構築するものであり、LAN8
の幹線8Mに対しては複数の支線8Bが接続され、支線
8Bの末端に各種製茶機器に具えた制御盤、更に各製茶
機器を統合管理する集中制御盤20等が接続される。
【0031】このような線路は一般的に10BASE−
T(ツイストペアケーブル)、10BASE−2(同軸
ケーブル(RG−58A/U、3D−2V、5D−2
V))、10BASE−5(AUIケーブルGA)等が
用いられる。製茶工場4においては高温多湿となる個所
が多いので、耐久性を考慮すると10BASE−2(同
軸ケーブル)を用いることが好ましい。また10BAS
E−2(同軸ケーブル)は一度敷設してしまえば、ハブ
の増設や接続変更が必要ないため、増設、入れ替え及び
レイアウト変更が行われる製茶工場4に適している(1
0BASE−T(ツイストペアケーブル)では、移動、
増設の際にハブ周りの接続変更や増設が必要になる)。
【0032】また後述するITV21(Industr
ial Television)の接続並びに各製茶機
器の増設、入れ替え及びレイアウト変更に対応するた
め、幹線8Mに適宜の間隔でタップオフ22(LAN8
に接続するためのコンセント)を設置し、幹線8Mと支
線8Bとの接続をタップ方式にすることが好ましい。
【0033】次に製茶工場4内に配置される各製茶機器
並びにこれらによって構成される製茶ライン10につい
て説明する。製茶ライン10は、例えば図2に示すよう
に生茶葉自動コンテナ11、蒸機12、葉打機13、粗
揉機14、揉捻機15、中揉み機16、中揉機17、精
揉機18、乾燥機19等を直線的に配置し、更にこれら
各製茶機器を制御する集中制御盤20を具えて構成され
る。この集中制御盤20は製茶工場ネットワーク管理シ
ステム1におけるホストコンピュータ6の端末機として
機能する。また前記各種製茶機器としては公知のものを
用いる。更にまた製茶ライン10を構成する製茶機器と
しては、製茶工場4内の機器であれば任意に設定するこ
とが可能であり、例えば生茶葉自動コンテナ11から自
動計量袋詰機までを含めるようにしてもよい。
【0034】そして各製茶機器は、幹線8Mに設けたタ
ップオフ22に対して接続される。このため産業用デジ
タルカメラを適用したハンディータイプのITV21を
用いる場合には、このものを一つの製茶工場4に最低一
台具えれば用が足りるのであり、適宜希望位置のタップ
オフ22に接続して使用する。またこのようなハンディ
ータイプのITV21の可搬性を高めるならば、トラン
シーバ、PHS等デジタル無線機能を装備して無線でL
AN8に接続するようにしてもよい。因みにこの無線方
式を各製茶機器に適用することで、製茶工場4内のコー
ドレス化を図ってもよい。
【0035】そして前記した製茶機器にはそれぞれ適宜
のセンサを具えるものであり、回転部、振動部、高熱
部、高湿部、生茶葉及び加工茶葉の経路等に設置され、
その出力は各製茶機器の制御盤に接続される。このよう
なセンサは具体的には光センサ、位置変移センサ、圧力
センサ、音センサ、ガスセンサ、ロータリーエンコー
ダ、振動計、電流計、電圧計(抵抗値の計測を含む)、
流量計、温度センサ、水分計、色沢計等、設置個所に応
じて適宜のものを選択する。また製茶工場4内には、製
茶ライン10を構成する各製茶機器の保守部品並びにこ
れに用いる工具類を常備しておくことが好ましい。本発
明の製茶工場ネットワーク管理システム1は上記のよう
に構成される。
【0036】ここで前記製茶ライン10における不具合
について触れておく。これら不具合は大別すると、製茶
機器の機械的な不具合と、前記製茶機器の運転制御の不
具合とに分けられる。製茶機器の機械的な不具合は腐
食、損耗等が原因で発生する性質のものであり、振動、
異音、回転数、電流値(過剰電流)、温度等適宜のセン
サにより感知した数値を、集中制御盤20、コンピュー
タ7あるいはホストコンピュータ6等で解析することで
識別することができる。
【0037】一方、製茶機器の運転制御の不具合は加工
茶葉の温度、水分及び色沢等に異常をきたし、直接荒茶
性状に影響を及ぼす。これらは主に生茶葉あるいは加工
茶葉の性状測定(認識)の誤りに起因するものであり、
各製茶機器の設定値が不適切のまま運転され、なお且つ
各製茶機器に具えた制御盤あるいは集中制御盤20によ
る是正がなされなかったときに起こる。言い換えれば集
中制御盤20、コンピュータ7またはホストコンピュー
タ6により原因の特定が困難な不具合である。
【0038】以下、製茶工場4における不具合の事例を
挙げながら、併せてて本発明の製茶工場ネットワーク管
理システム1について説明する。この説明に先立って、
請求項2〜請求項17において定義した各種情報につい
て言及しておく。
【0039】まず請求項2で定義した製茶方法に関する
情報とは、請求項3で定義した標準製茶データ、請求項
4で定義した製茶シミュレーションの結果、請求項5で
定義した過去の製茶データ並びに当日の製茶データを包
含するものである。標準製茶データとは、生茶葉の性
状、製品茶の種類等に応じた一般的な製茶機器の運転デ
ータを体系化したものであり、各製茶機器での投入時、
排出時の好ましい含水率を時間軸で表示した理想乾燥曲
線に近付くように決定される。製茶シミュレーションの
結果とは、生茶葉の性状あるいは中間製品たる加工茶葉
の性状及び製品茶の種類をインプットすることで導き出
された各製茶機器の運転条件である。従って前記標準製
茶データに基づいて加工を行ったものの、何らかの不具
合により目的とする加工茶葉の性状が得られなかった場
合に、以降の加工条件を理想乾燥曲線に近付くように修
復するために用いる。過去の製茶データ並びに当日の製
茶データとは、対象となる製茶工場4あるいは他の製茶
工場4の過去の製茶データ並びに当日の製茶データであ
り、製茶機器の運転条件を設定する際に参酌される。
【0040】更にまた請求項6で定義した品質に関する
情報とは、請求項7で定義した性状不具合に対応した対
処方法を包含するものである。性状不具合に対応した対
処方法とは生茶葉あるいは加工茶葉の性状に関するデー
タであり、目視によって確認できる茶葉の黒み、赤み、
上乾き等の加工不具合の現象と、これを改善するための
各製茶機器の設定方法等のノウハウを電子化し、伝送及
びディスプレイへの表示を可能にしたものである。また
品質に関する情報には、前記温度センサ、水分計、色沢
計等各製茶機器に設けられたセンサ類の出力値、つまり
加工茶葉の性状を包含する。
【0041】更にまた請求項8で定義した製茶工場に関
する情報とは、請求項9で定義した製茶ライン構成たる
各製茶機器のレイアウト、型番等を包含するものであ
る。また、製茶工場4全体の消費電力、燃料備蓄量、駐
在しているオペレータの人数、あるいは在宅中の者を含
めたオペレータの連絡先、各人のスキルの度合い、メン
テ部品のストック状況等を包含することもできる。
【0042】更にまた請求項10で定義した修理に関す
る情報とは、請求項11で定義した取扱説明書並びに修
理マニュアル及び請求項12で定義した修理履歴、更に
ITV21による映像、オペレータの音声等も包含する
ものである。取扱説明書並びに修理マニュアルとは、従
来冊子として用意されていた各製茶機器の取扱説明書並
びに修理マニュアルを電子化し、伝送及びディスプレイ
への表示を可能にしたものである。修理履歴とは、各製
茶機器が稼働を始めてから現在までの間に行われた修理
内容の記録を電子化したものである。
【0043】更にまた請求項13で定義した故障に関す
る情報とは、前記振動計、光センサ、位置変移センサ、
圧力センサ、温度センサ、音センサ、ガスセンサ、水分
計、流量計、振動計、ロータリーエンコーダ等、製茶機
器の故障を検出するために設けられたセンサの出力値で
ある。更にITV21による映像、オペレータの音声等
も包含するものである。
【0044】更にまた請求項14で定義した外部情報と
は、一例として施肥情報、相場情報、問屋または小売店
の在庫状況等、製茶ライン10の外部に関する情報であ
る。従って広義では製茶工場4内の気温、湿度等を包含
するものである。
【0045】更にまた請求項15で定義した移動情報と
は、請求項16で定義したポケベル自動送信情報及び請
求項17で定義したメンテ車両情報を包含するものであ
る。ポケベル自動送信情報とは、不具合に対処すること
ができる人員を、製茶工場に関する情報のうち製茶工場
4に駐在しているオペレータの人数、在宅中の者を含め
たオペレータの連絡先、各人のスキルの度合い等から判
断し、不具合に対処することができる人物が製茶工場4
内にいないときに、ポケットベルの呼び出しを行うため
の情報である。メンテ車両情報とは、メンテ車両の乗員
データ、現在地、積載した保守パーツ等の情報である。
【0046】〔実施例1〕まず、故障に関する情報、製
茶工場に関する情報、修理に関する情報及び移動情報を
用いた、製茶工場ネットワーク管理システム1の運用事
例について説明する。製茶ライン10における製茶機器
のいずれかに機械的な不具合が発生した場合、その製茶
機器に具えたセンサの検出値を制御盤が異常値として判
断する(異常音、異常振動等)。この故障に関する情報
たる異常値は幹線8Mを介して集中制御盤20に伝送さ
れ、更に基幹5を介して営業所3並びに本社2に伝送さ
れる。
【0047】集中制御盤20、コンピュータ7及びホス
トコンピュータ6は、前記故障に関する情報の発信地か
ら製茶機器を特定する。(故障情報と製茶機器情報を同
時に伝送してもよい。)そして製茶工場に関する情報と
照会することで、故障した製茶機器の型番、年式等を割
り出す。そして修理に関する情報たる修理履歴と照会す
ることで過去の故障部位を検索し、これらの情報を集中
制御盤20に具えたディスプレイに表示する。このとき
製茶工場に関する情報からオペレータの不在を認識した
とき、あるいはオペレータのスキルが低いと認識したと
きには、ポケベル自動送信情報により自宅待機中、移動
中あるいは製茶工場の他の場所にいるオペレータが携帯
したポケベルを呼び出すよう、自動呼出装置を作動させ
る。
【0048】製茶工場4においてはこれらの情報を頼り
に、オペレータが故障した製茶機器に赴き、故障個所を
探すのである。首尾よく故障個所が探し出せた場合は引
き続き部品交換の要否を判断する等して対処するのであ
るが、オペレータが故障個所を発見できないときまたは
部品交換の要否あるいは対処方法が判断できないような
場合、故障した製茶機器の映像を営業所3に伝送するの
である。
【0049】具体的には図3に示すように、製茶工場4
内の適宜の位置に点在して設けたITV21を360°
回転自在とし、更にズーム機構等を設け、集中制御盤2
0、コンピュータ7及びホストコンピュータ6の指示に
より不具合が発生した製茶機器を自動的に撮影するよう
にする。またITV21としてハンディータイプのカメ
ラを用いる場合、最寄りのタップオフ22にITV21
を接続し、営業所3または本社2からの指示(音声)に
従って製茶機器の撮影個所を変更する。このようにして
撮影された画像は、幹線5を介して営業所3または本社
2に送られ、ここに具えたディスプレイに映し出され
る。このときディスプレイには製茶工場に関する情報た
る、製茶ライン構成、レイアウト、型番等を表示するよ
うにしてもよい。
【0050】営業所3または本社2においては送られて
くる画像を基に駐在員(技術者)が不良個所、故障個所
を判別し、故障部品の特定及び部品交換の要否を判断す
る。そして製茶工場4に交換部品のストックがあり、オ
ペレータが対応できるようであれば指示を与えたり、修
理に関する情報たる取扱説明書または修理マニュアルを
故障機器に最寄りのディスプレイに映し出す。このとき
該当する製茶機器の設計図面を保有している本社2から
は、三次元CADによる画像を送信し、修理個所、修理
部品、更にはこれらを動画にして修理手順までも伝えて
もよい。
【0051】また製茶工場4のオペレータが対応できな
い故障であれば、技術者が交換部品及び必要な工具類を
持って製茶工場4に赴き対応する。このとき、営業所3
の駐在員が出払ってしまっているようなときには、対応
実務に係わる故障部品の特定及び部品交換の要否情報
を、図1に示すように無線回線を用いてメンテ車両30
(多数の交換部品や必要工具を積載し、本社2もしくは
営業所3との通信手段を具えた車両)に伝送する。この
ようなメンテ車両30が複数用意されている場合には、
GPS(航行衛星)等の人工衛星40を利用し、メンテ
車両情報によりこれらの位置を追跡し、最も迅速に対応
できるメンテ車両30に前記情報を伝送する。このとき
カーナビゲーションシステムと連動させて、複数の製茶
工場4間を最も効率よく回れる順路を導き出すようにし
てもよい。また在宅中の技術者に対しては、自宅にパソ
コンを配備させることで公衆の一般回線やISDN回線
を用いて前記情報を伝送して助言を求めたり、緊急対応
させたりすることもできる。
【0052】〔実施例2〕次に、製茶機器の運転制御不
具合が発生した場合の、品質に関する情報及び製茶方法
に関する情報を用いた、製茶工場ネットワーク管理シス
テム1の運用事例について説明する。品質に関する情報
には、生茶葉、加工茶葉もしくは荒茶のセンサによる検
出値である含水率、取出含水率、茶温、あるいはITV
21により撮影された形状、色沢等がある。この品質に
関する情報は幹線8Mを介して集中制御盤20に伝送さ
れ、更に基幹5により営業所3並びに本社2に伝送され
る。この性状情報が異常値を示した場合、前記実施例1
に述べたように製茶機器の故障を探索すると同時に、製
茶機器の運転制御の良否を解析する。製茶工場4におい
てある程度の経験のあるオペレータであれば、おおよそ
の見当で製茶機器の設定値の変更を行うことができるの
であるが、そうでない場合、営業所3あるいは本社2か
らの遠隔操作によって製茶機器の設定値の最適化を行
う。
【0053】このとき製茶方法に関する情報である標準
製茶データ、過去の製茶データ、当日の製茶データ等と
照らし合わせ、製茶シミュレーションを行えば、荒茶の
確認をした上で実際の製茶機器制御に移ることができ
る。更に特にITV21により撮影された生茶葉、加工
茶葉もしくは荒茶の形状、色沢等は先の実施例1で述べ
たように本社2、営業所3においてディスプレーに映し
出し、これにより駐在員が判断し、製茶工場4のオペレ
ータに対して指示を出すようにすることもできる。
【0054】〔実施例3〕次に、LAN8の構築が進ん
でいないような、既存の製茶工場4あるいは集中制御盤
20の処理能力が高くない製茶工場4における、各製茶
機器の設定値を、製茶方法に関する情報に基づいて決定
する製茶工場ネットワーク管理システム1の運用事例に
ついて説明する。まず製茶工場4においては、一例とし
て茶時期(一番茶〜四番茶並びに冬春秋番茶の種別)、
絶対湿度(g/kg)、生茶葉含水率(%)、粗揉取出
含水率(%)、葉打機投入量(kg)、粗揉工程時間
(分)、粗揉茶温(℃)、蒸し時間(秒)、輸送余裕時
間(分)等を集中制御盤20に入力し、基幹5により営
業所3並びに本社2に伝送する。また絶対湿度に関して
は、一例として湿度センサより自動的に入力されるよう
にする。
【0055】営業所3並びに本社2においては、前記製
茶工場4から伝送された情報と、製茶ライン構成に関す
る情報とから、製茶シミュレーションを行い、各製茶機
器の運転に用いる設定値を導き出す。そしてこの導出結
果を基幹5により製茶工場4に伝送し、画面表示や、プ
リントアウトすることでオペレータに伝達する。オペレ
ータはこの情報を基に各製茶機器を設定し、製茶ライン
10を稼働する。
【0056】加工茶葉の性状に不具合が生じた場合は、
性状不具合に対応した対処方法を集中制御盤20におけ
る画面に表示し、この営業所3または本社2の保有する
多数のノウハウの中から適切な対処方法を選択し、実行
するのである。
【0057】〔実施例4〕次に、外部情報を用いた、製
茶工場ネットワーク管理システム1の運用事例について
説明する。本実施例は製茶工場4における機械的な不具
合を伴わない実施例であり、外部情報に応じて製茶機器
の運転を行うものである。外部情報としては、施肥情
報、相場情報、問屋小売店の在庫情報、気象情報等であ
る。これら外部情報は、VAN(Value Adde
d Network)、ビデオテックス(日本において
は一例としてキャプテンシステム)、アメダス(Aut
omated Meteological Data
Acquisition System)、インターネ
ット等の一般サービスや独自に設けた情報網に接続して
得られる。例えば相場情報からは出荷予定時の相場を判
断し、生茶葉に対して取引価格の高い加工を施すのであ
る。また気象情報では今後製茶工場4に持ち込まれる生
茶葉の量、性状を予測してシーズントータルの製茶加工
のプランを立て、更に問屋小売店の在庫情報からは受注
の予想を行う。
【0058】
【発明の効果】まず請求項1記載の発明によれば、営業
所3等において複数の製茶工場4における全製茶機器の
稼働状態並びに加工茶葉の性状を把握することができ
る。また製茶工場4の稼働を営業所3等において管理す
ることで、製茶工場4の無人運転をすることができる。
また製茶工場4における集中制御盤20に不具合が発生
した場合でも、営業所3及び本社2に具えたコンピュー
タ7あるいはホストコンピュータ6により自動運転を滞
りなく行うことができる。
【0059】また請求項2記載の発明によれば、各製茶
機器の設定値を適切に導き出すことができる。
【0060】更にまた請求項3記載の発明によれば、各
製茶機器の設定値を間違いのない値に設定することがで
きる。
【0061】更にまた請求項4記載の発明によれば、各
製茶機器の設定値を間違いのない値に修正することがで
きる。
【0062】更にまた請求項5記載の発明によれば、各
製茶機器の設定値を各製茶工場に特有の値に設定するこ
とができる。
【0063】更にまた請求項6記載の発明によれば、製
茶工場4のみならず、営業所3、本社2等において加工
茶葉の正常を把握することができる。
【0064】更にまた請求項7記載の発明によれば、オ
ペレータは営業所3等に蓄積された性状不具合に対応し
た対処方法を参酌し、製茶品質の改善のための処置を行
うことができる。
【0065】また請求項8記載の発明によれば、営業所
3等において、不具合発生時の製茶工場4の状況に適し
た対処をすることができる。
【0066】更にまた請求項9記載の発明によれば、営
業所3等において製茶工場4の構成が把握できるととも
に、不具合発生時、特に部品交換が必要な場合の対応を
迅速に行うことができる。また製茶ライン10の構成要
素たる各製茶機器の設置値を決定することができる。
【0067】更にまた請求項10記載の発明によれば、
オペレータは修理に関する情報を頼りに、不具合に対す
る適切な処置をすることができる。
【0068】更にまた請求項11記載の発明によれば、
不具合に対応した対処内容を製茶工場4のディスプレイ
に表示することができる。
【0069】更にまた請求項12記載の発明によれば、
過去の修理個所を把握することができ、不具合発生時に
ここから確認してゆくことで効率的に故障個所特定をす
ることができる。
【0070】更にまた請求項13記載の発明によれば、
各種センサの検出値により、製茶機器の不具合個所のお
およそを把握することができる。
【0071】更にまた請求項14記載の発明によれば、
加工する生茶葉Aに要した経費、需要等を考慮し、利益
率の高い加工をすることができる。
【0072】更にまた請求項15記載の発明によれば、
適材適所の人員配備を迅速且つ効率的に行うことができ
る。
【0073】更にまた請求項16記載の発明によれば、
適切なオペレータあるいは製茶工場4の外部にいるオペ
レータを呼び出すことができる。
【0074】更にまた請求項17記載の発明によれば、
最も適したメンテ車両30を目的の製茶工場4に向かわ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製茶工場ネットワーク管理システムを
示す説明図である。
【図2】製茶工場内における製茶ライン並びにこれらを
結んで構築されるLANを示す骨格的図である。
【図3】製茶工場で撮影された映像を、営業所において
ディスプレイに表示するとともに、製茶指示を与えてい
る様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 製茶工場ネットワーク管理システム 2 本社 3 営業所 4 製茶工場 5 基幹 6 ホストコンピュータ 7 コンピュータ 8 LAN 8M 幹線 8B 支線 10 製茶ライン 11 生茶葉自動コンテナ 12 蒸機 13 葉打機 14 粗揉機 15 揉捻機 16 中揉み機 17 中揉機 18 精揉機 19 乾燥機 20 集中制御盤 21 ITV 22 タップオフ 30 メンテ車両 40 人工衛星

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理拠点と各製茶工場との間に構築され
    たネットワークを用いたシステムにおいて、製茶工場と
    営業所等との間においては常時あるいは不具合発生時に
    情報の伝達が行われるとともに、営業所等からは製茶工
    場からの情報を基に導き出された情報を発信することを
    特徴とする製茶工場ネットワーク管理システム。
  2. 【請求項2】 前記情報は、製茶方法に関する情報であ
    ることを特徴とする請求項1記載の製茶工場ネットワー
    ク管理システム。
  3. 【請求項3】 前記製茶方法に関する情報は、標準製茶
    データであることを特徴とする請求項2記載の製茶工場
    ネットワーク管理システム。
  4. 【請求項4】 前記製茶方法に関する情報は、製茶シミ
    ュレーションの結果であることを特徴とする請求項2記
    載の製茶工場ネットワーク管理システム。
  5. 【請求項5】 前記製茶方法に関する情報は、過去の製
    茶データ並びに当日の製茶データであることを特徴とす
    る請求項2記載の製茶工場ネットワーク管理システム。
  6. 【請求項6】 前記情報は、品質に関する情報であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の製茶工場ネットワーク管
    理システム。
  7. 【請求項7】 前記品質に関する情報は、性状不具合に
    対応した対処方法であることを特徴とする請求項6記載
    の製茶工場ネットワーク管理システム。
  8. 【請求項8】 前記情報は、製茶工場に関する情報であ
    ることを特徴とする請求項1記載の製茶工場ネットワー
    ク管理システム。
  9. 【請求項9】 前記製茶工場に関する情報は、製茶ライ
    ン構成に関するものであることを特徴とする請求項8記
    載の製茶工場ネットワーク管理システム。
  10. 【請求項10】 前記情報は、修理に関する情報である
    ことを特徴とする請求項1記載の製茶工場ネットワーク
    管理システム。
  11. 【請求項11】 前記修理に関する情報は、取扱説明書
    並びに修理マニュアルであることを特徴とする請求項1
    0記載の製茶工場ネットワーク管理システム。
  12. 【請求項12】 前記修理に関する情報は、修理履歴で
    あることを特徴とする請求項10記載の製茶工場ネット
    ワーク管理システム。
  13. 【請求項13】 前記情報は、故障に関する情報である
    ことを特徴とする請求項1記載の製茶工場ネットワーク
    管理システム。
  14. 【請求項14】 前記情報は、外部情報であることを特
    徴とする請求項1記載の製茶工場ネットワーク管理シス
    テム。
  15. 【請求項15】 前記情報は、移動情報であることを特
    徴とする請求項1記載の製茶工場ネットワーク管理シス
    テム。
  16. 【請求項16】 前記移動情報は、ポケベル自動送信情
    報であることを特徴とする請求項15記載の製茶工場ネ
    ットワーク管理システム。
  17. 【請求項17】 前記移動情報は、メンテ車両情報であ
    ることを特徴とする請求項15記載の製茶工場ネットワ
    ーク管理システム。
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