JP2002088434A - 平版印刷版用アルミニウム合金板 - Google Patents

平版印刷版用アルミニウム合金板

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】電解エッチングにおいて良好な粗面が得られる
平板印刷版用アルミニウム合金板を提供する。 【解決手段】Fe:0.1〜0.6%、Si:0.01
〜0.2%、Cu:5〜150ppmを含有し、残部が
Alおよび不可避不純物からなるとともに、表層部が準
安定相のAlFe系金属間化合物粒子が分散した準安定
相分散層からなる。1)表層部の準安定相粒子数/安定
相粒子数が5/100の割合である。2)化合物中のA
l量/Fe量の比が1.6以上が準安定相でそれ以外が
安定相。3)表層部が2〜50μmである。4)金属間
化合物の粒子径が0.2〜2μm。5)表層部での化合
物密度が3000〜30000個/平方mm。6)組成
としてZr、Sn、In、Zn、Mg、Mnなどを少量
含んでも良い。 【効果】電解エッチングによって未エッチング部が少な
く、しかも均一にピットが形成された粗面が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め感光層が形成
され、現像処理した後に、そのまま或いは感光層の焼き
付け処理をして用いられるPS版に使用される平版印刷
版用アルミニウム合金板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】平版印刷では、予め感光層が形成され、
現像処理した後に、そのまま或いは感光層の焼き付け処
理をして用いられるPS版が幅広く使用されており、該
PS版は、感光剤が塗布される粗面を有している。該印
刷版は、その構成材料として電解エッチング性に優れる
1050系のアルミニウム合金が広く用いられている。
このPS版は、上記アルミニウム合金を用いて所定の製
造工程を経て製造されるものであるが、上記感光剤の塗
布に先立っては表面処理が施されている。この表面処理
は、電解エッチングによって印刷版表面を粗面化処理し
た後、陽極酸化皮膜処理するものであり、また粗面化処
理前には、脱脂等を目的として苛性処理等の洗浄がなさ
れる。
【0003】上記粗面化処理は、感光層の形成において
印刷版に感光剤が密着して固定されるように行うもので
あり、この密着性は印刷版としての性能に影響する。し
かし、従来の粗面化処理では、粗面化表面に未エッチン
グ部があったり、粗面化により形成されるピットの分布
が不均一だったりして少なからず印刷版としての性能に
悪影響が生じており、この粗面状態を改善することが求
められている。従来、上記観点から材料面での改善が試
みられており、その一方法として材料に特殊元素を添加
する方法が提案されている。例えば、特開平11−11
5333号では、所定量のNiを添加することによって
ピットの形成を促進してエッチング性を向上させる方法
が開示されており、特開昭58−210144号では、
Sn、In、Gaを添加して微細ピットを形成してエッ
チング性を向上させる方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
特殊元素を添加しても上記要望を十分に満足するには至
っておらず、また、特殊元素の添加によって材料費のコ
ストアップを招いたり、リサイクルの障害になるという
問題がある。また、金属間化合物の大きさ、密度に着目
し、これらを制御することによって特殊元素を添加する
ことなくエッチング性を向上させる方法も提案されてい
る(特開平11−151870号等)。この方法では、
該金属間化合物がエッチングの起点になって微細なピッ
トが均一に形成されるものとしている。しかし、この方
法によっても十分にエッチング性を向上させることはで
きず、前記要望を満足させるには至っていない。
【0005】本発明者の研究から、上記における金属間
化合物の大きさ、密度の制御によっても十分なエッチン
グ性を得られないのは、該金属間化合物の化学溶解性が
予想以上に大きく、電解液に溶解し消失してしまうため
にエッチングピットの起点として十分に機能していない
ためであることが分かった。そして、さらに研究を進め
た結果、上記金属間化合物は安定相からなるのに対し、
準安定相のAlFe系金属間化合物粒子を適度に分散さ
せるとエッチング性が大幅に向上し、前記した要望にも
十分に応えられることが判明し、本発明を完成させるに
至った。
【0006】本発明は上記知見に基づいてなされたもの
であり、粗面化処理に際し、特殊元素の添加を必要とす
ることなく、未エッチング部が少なく、かつ均一なピッ
トが形成された粗面が得られ、したがって性能に優れた
PS版を得ることができる平版印刷版用アルミニウム合
金板を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決するため本発明の平版印刷版用アルミニウム合金板の
うち第1の発明は、質量比で、Fe:0.1〜0.6
%、Si:0.01〜0.2%、Cu:5〜150pp
mを含有し、残部がAlおよび不可避不純物からなると
ともに、表層部が準安定相のAlFe系金属間化合物粒
子が分散した準安定相分散層からなることを特徴とす
る。
【0008】第2の発明の平版印刷版用アルミニウム合
金板は、第1の発明において、前記分散層で、面方向に
おいて、準安定相のAlFe系金属間化合物粒子が、安
定相のAlFe系金属間化合物粒子に対し、個数比で5
/100以上含まれていることを特徴とする。
【0009】第3の発明の平版印刷版用アルミニウム合
金板は、第1または第2の発明において、前記分散層
で、面方向において、金属間化合物粒子のうち、下記A
式を満たす粒子(個数a)と、下記B式を満たす粒子
(個数b)とが、下記C式を満たす関係にあることを特
徴とする。 Al量/Fe量≦1.6 …A式 Al量/Fe量>1.6 …B式 b/a≧0.05 …C式
【0010】第4の発明の平版印刷版用アルミニウム合
金板は、第1〜第3の発明のいずれかにおいて、前記分
散層が表面から2μm〜50μmの深さを有することを
特徴とする。
【0011】第5の発明の平版印刷版用アルミニウム合
金板は、第1〜第4の発明のいずれかにおいて、前記分
散層で、円相当粒子径が0.1μm以上の金属間化合物
の円相当平均粒子径が0.2〜2.0μmの範囲内にあ
ることを特徴とする。
【0012】第6の発明の平版印刷版用アルミニウム合
金板は、第1〜第5の発明のいずれかにおいて、前記分
散層に、面方向において、金属間化合物が3000〜3
0000個/mmの密度で分散していることを特徴と
する。
【0013】第7の発明の平版印刷版用アルミニウム合
金板は、第1〜第6の発明のいずれかにおいて、前記C
u含有量が質量比で、10ppm〜40ppmであるこ
とを特徴とする。
【0014】第8の発明の平版印刷版用アルミニウム合
金板は、第1〜第7の発明のいずれかにおいて、成分と
してさらに、質量比で、Zrを0.004%〜0.1%
含み、かつ、Sn、In、Znの一種以上を合計量で
0.004%〜0.1%含有することを特徴とする。
【0015】第9の発明の平版印刷版用アルミニウム合
金板は、第8の発明において、Zrと、Sn、Inおよ
びZnの1種以上との合計含有量が質量比で0.12%
以下であることを特徴とする。
【0016】第10の発明の平版印刷版用アルミニウム
合金板は、第1〜第9の発明のいずれかにおいて、成分
としてさらに、質量比で、MgおよびMnの一種または
2種を合計量で0.01%〜0.3%含有することを特
徴とする。
【0017】以下に、本発明で規定した成分等の限定理
由を述べる。なお、成分含有量はいずれも質量比で示さ
れる。 Fe:0.1〜0.6% FeはAlFe系晶析出物(金属間化合物)を形成する
のに不可欠な元素であり、適量の金属間化合物粒子を得
るためには0.1%以上の含有が必要である。この含有
量が0.1%未満であると晶析出物の形成が不十分とな
り、所望のエッチング性が得られない。一方、含有量が
0.6%を越えると巨大晶析出物の形成により電解エッ
チングピットを不均一化するので、Fe含有量は0.1
〜0.6%の範囲に定める。なお、同様の理由で下限を
0.2%、上限を0.4%に定めるのが望ましい。
【0018】Si:0.01〜0.2% SiはAlFeSi系晶析出物を形成する元素であり、
0.2%を越えて含有すると該晶析出物の形成が顕著に
なり、Feを消費してAlFe系準安定相の生成を阻害
する。また、Si系の巨大晶析出物が形成されて電解エ
ッチングピットを不均一化する。このためSiの含有量
の上限を0.2%に定める。一方、Siの含有量を0.
01未満にまで低下させると高純度地金の使用によりコ
ストが増し、工業性の点で問題が発生する。このため、
Si含有量は0.01〜0.2%の範囲に定める。な
お、同様の理由で下限を0.04%、上限を0.08%
に定めるのが望ましい。
【0019】Cu:5〜150ppm Cuは、適量の含有によりピットを形成しやすくして均
一なピット形成を可能にする元素であり、上記準安定相
金属間化合物粒子との併存によってエッチング性を顕著
に向上させる。ただし、5ppm未満の含有では粗面化
に際し形成されるピットが浅いか、ピットが形成され難
くなるので、5ppm以上の含有が必要である。一方、
Cu含有量が150ppmを越えると、ピット深さは増
すが局部的に電解エッチングされるようになり、大きな
ピットが不均一に形成されるとともに、本発明で積極的
に形成する準安定相を安定相に相変化させる作用が現れ
る。したがって、Cuの含有量を5〜150ppmに限
定する。なお、同様の理由で下限を10ppm、上限を
100ppmとするのが望ましく、さらに上限を40p
pmとするのが一層望ましい。
【0020】Zr及び(Sn、In、Znの1種以上) Zr:0.004%〜0.1% Sn、InおよびZnの一種以上:0.004%〜0.
1%(合計量) Zrは鋳造及び圧延の過程でAlZrとして析出す
る。この析出物がPS版の製造過程のアルマイト膜に取
り込まれることで、アルマイト膜の耐磨耗性を向上させ
る。この耐磨耗性の向上は、印刷によるアルマイト膜の
磨耗を抑制し、耐印刷性の向上に寄与する。更に、S
n、In、Znはこの作用を向上させる。この理由は、
Sn、In、Znもアルマイト膜に一部が取り込まれ耐
磨耗性を向上すると考えられる。さらに、これらの元素
は、アルミニウム表面に形成される酸化膜の絶縁性を低
下させる元素である。アルマイト処理のために脱脂処理
したアルミニウム材料の表面には、直ちに酸化膜が形成
されるが、材料の組織や結晶粒の方位、表面の凹凸によ
り膜厚のばらついた酸化膜が形成される。この表面にア
ルマイト処理すると、酸化膜の絶縁性により電流の付与
がばらつき、結果として膜厚ばらつきの大きいアルマイ
ト膜が形成される。膜厚が薄い場所は、耐磨耗性も低く
なってしまう。このため、Zrを単独で添加しても充分
な効果が得られない。一方、Sn、In、Znを添加す
ると、酸化膜の絶縁性を低下させるために、均一性良く
アルマイト膜が形成され、耐磨耗性が顕著に向上するこ
とになる。したがって、耐摩耗性を効果的に向上させる
ためには、Zrとともに(Sn、In、Znの1種以
上)を含有させることが必要であり、所望により(該効
果を得たい場合)、これら元素を含有させる。ただし、
Zrでは0.004%以下、(Sn、In、Znの1種
以上)では0.004%以下(合計量)の含有量では耐
磨耗性向上の効果が得られ難く、一方、Zrを0.1%
越、または(Sn、In、Znの1種以上)を0.1%
(合計量)を越えて含むと、アルマイト膜の硬さの向上
は少なく、Zr及び(Sn、In、Zn)が、Al
eのAlFeへの相変化を促進したり、電解エッチン
グの均一性を低下させる場合がある。このため、Zr及
び(Sn、In、Znの1種以上)の含有量を上記範囲
に限定する。なお、同様の理由でZr+(Sn、In、
Znの1種以上)の合計含有量は0.12%以下とする
のが望ましい。好適には、Zrの下限は0.01%、上
限は0.05%であり、(Sn、In、Znの1種以
上)は合計量で、下限は0.004%、上限は0.02
%である。
【0021】Mg、Mnの1種以上:0.01〜0.3
%(合計量) Mg、Mnは、強度を向上させる作用があり、所望によ
り1種以上を含有させる。ただし、合計量で0.01%
未満の含有では強度アップの効果がなく、一方、合計量
で0.3%を越えて含有させると電解エッチング均一
性、アルマイトの耐磨耗性を低下させるので、上記範囲
に限定する。
【0022】(不可避不純物)上記した添加成分の他
に、本発明の合金板では不可避的な不純物を含むことが
できる。該不可避不純物としてはCr、Ga、Pb、
V、Niなどがあげられる。本発明の作用にできるだけ
悪影響を与えないという観点から不可避不純物の合計量
は0.03%以下とするのが望ましい。
【0023】(準安定相分散層)従来、平版印刷版用ア
ルミニウム合金板では、安定相のAlFe系金属間化合
物(AlFe)が分散しており、準安定相の分散層は
見られない。本発明では、従来のものと異なり、表層部
に準安定相のAlFe系金属間化合物が分散した分散層
を有している。この準安定相は、量比でAlFe,A
Fe,AlFeまたはAlFe(4<m<6)
で示される。これらは単独または混相として存在する。
また、準安定相粒子は、通常は、この準安定相の金属間
化合物のみで構成されるが、安定相と準安定相の結晶が
接して存在するものであってもよい。上記した準安定相
金属間化合物粒子は、安定相の金属間化合物粒子に比し
て、ピットの起点になりやすく、ピットの分散性を高め
て未エッチング部の発生を効果的に防止する。特にAl
Feのmは6に近い方が効果的である。
【0024】(分散層深さ)上記した分散層は、表面か
ら2〜50μmに至る深さで形成されているのが望まし
い。これは、平版印刷版用アルミニウム合金板の製造に
おいて、圧延後、電解エッチング前に、苛性洗浄による
脱脂、酸エッチングや機械研磨等により表面層除去が行
われており、一般的に、化学的前処理では2〜5μm程
度、機械研磨では5〜10μm程度が除去されることか
ら、分散層の深さは2μm以上が望ましいことになる。
したがって、ここで述べる分散層の深さは、表層除去
前、圧延後の状態を示している。一方、分散層の深さは
50μmを越えても電解エッチングの改善には殆ど関与
しないので、分散層深さは50μmあれば十分である。
【0025】準安定相と安定相の比率(分散層におけ
る) 分散層では、ピットの起点として優れている準安定相の
金属間化合物粒子が、ある程度の比率で分散している。
この場合、安定相のAlFe系金属間化合物粒子100
に対し、準安定相のAlFe系金属間化合物粒子が、5
以上の比率で分散しているのが望ましい。この比率が5
未満であると、準安定相粒子の比率が低くて十分な改善
効果が得られない。なお、同様の理由で、準安定相のA
lFe系金属間化合物粒子が15以上の比率で分散して
いるのが一層望ましい。
【0026】また、金属間化合物が準安定相であるか安
定相であるかは、粒子中のFe含有量とAl含有量との
比率を調査することにより判明する。なお、粒子では、
安定相と準安定相とが混ざっている場合もあるが、この
場合には準安定相単独の粒子と同様にピットの起点とし
て十分に機能し得ることから準安定相のものと同列に扱
うことができる。上記比率は各粒子における(Al量/
Fe量)で示すことができ、これが1.6以下のもの
(Al量/Fe量≦1.6…A式)を安定相粒子、1.
6を越えるもの(Al量/Fe量>1.6…B式)を準
安定相粒子とみなすことができる。従って、A式を満た
す粒子個数をa個、B式を満たす粒子個数をb個とした
場合、その比率(b/a)が0.05以上となることに
よって準安定相粒子の分散による改善効果が得られる。
また、該比率は0.15以上であるのが一層望ましい。
なお、準安定相粒子の比率の上限は特に定める必要はな
いが、製造方法等の制約等によって、通常は安定相粒子
を1とすれば、9程度が上限である。
【0027】(金属間化合物粒子)金属間化合物粒子
は、エッチングピットの起点になることから、その大き
さは、その後に成長するピットの性状に影響する。この
粒子径が小さくて粒子が微細すぎるとエッチングピット
の起点として十分に作用せず、一方、粒子径が大きすぎ
るとピットの均一性を低下させる。この粒子径による影
響は、分散層全体としては、分散層における金属間化合
物の平均粒子径として捉えることができる。ただし、
0.1μm未満の金属間化合物粒子は、ピットの起点と
いう観点からは殆ど無視できる存在であるから、円相当
径で0.1μm以上の粒子についてのみ、円相当平均径
に着目した。該平均径の下限は、ピットの起点として十
分に作用するという観点から平均径で0.2μm以上の
大きさが望ましく、ピットの均一性を良好に保つという
観点から平均径で2.0μm以下とするのが望ましい。
なお、同様の理由で平均径の下限を0.5μm、上限を
1.5μmとするのが一層望ましい。なお、ここでいう
金属間化合物粒子は、安定相か準安定相かは問わない。
【0028】また、ピットを十分な数で形成するという
点から金属間化合物粒子の分散個数密度も重要である。
この密度は、分散層の面方向、すなわち分散層の任意の
深さ位置での表面と平行する断面方向におけるものとし
て捉える。この密度が、3000個/mm未満である
と、起点としての数が不十分であり、ピット数が不足す
る。一方、30000個/mmを越えても効果の増加
は少なく、却ってピットの均一性を損なう。したがって
金属間化合物粒子の分散個数密度は3000個/mm
〜30000個/mmが望ましい。なお、同様の理由
で下限を8000個/mm、上限を20000個/m
とするのが望ましい。なお、ここでいう金属間化合
物粒子は、安定相か準安定相かは問わない。また、上記
分散個数密度は、円相当径で0.1μm以上の粒子にお
いて、上記範囲を満たすのが望ましい。
【0029】すなわち、本発明によれば、ピットの均一
性に寄与するCuを適量含有するとともに、表層部に準
安定相のAlFe系金属間化合物が分散しているので、
特殊元素の添加を必要とすることなく、電解エッチング
に際し、未エッチング部が少なく、ピットが均一に形成
された粗面を得ることができる。これにより感光層を形
成する際に感光剤が密着して固着され、印刷版として優
れた性能を発揮する。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明のアルミニウム合金板は、
常法または公知の製造方法を組み合わせることによって
も製造することができるが、その製造に際しては準安定
相粒子が分散した分散層が形成されるような特別な配慮
がなされなければならない。通常の製造方法では、合金
を溶製した後、成分の偏析等をなくす目的で均質化処理
を行っており、この段階で既に準安定相は殆ど残存しな
い。また、熱間圧延前の加熱(均熱処理)の過程で十分
に加熱されることによっても僅かに残存している準安定
相は消失する。したがって製造工程において適正な熱管
理を行うことによって準安定相粒子が十分に分散した状
態で本発明のアルミニウム合金板を得ることができる。
【0031】以下に、本発明の合金板を得るための製造
過程について説明する。先ず、本発明の合金板の材料と
なるアルミニウム合金は、常法により溶製することがで
き、例えば前記成分範囲内になるように成分調整し、鋳
造することにより得ることができる。その後、従来法で
は550℃以上で均質化処理を行って成分の均質化等を
図っている。ただし、本発明の合金板を得る工程では、
前記した準安定相分散層を得るために、この均質化処理
を省略するか、均質化処理を500℃以下で行うことも
可能である。所定の成分を有するアルミニウム合金は、
熱間圧延→冷間圧延の工程を経てアルミニウム合金薄板
とすることができる。なお、上記工程では適宜、焼鈍工
程を設けることもできる。上記工程を経ることにより得
られるアルミニウム合金薄板は、アルミニウム合金板と
して用いられる。
【0032】合金板では、前述したように通常は、感光
剤の塗布に先立って表面清浄がなされる。表面清浄で
は、一般に前述したように表面に付着している油、汚れ
等の除去を目的に洗浄がなされる。この洗浄は、通常は
苛性ソーダを用いた苛性処理によってなされる。ただ
し、本発明としては酸処理、その他の処理を含むもので
あってもよく、また苛性処理を含まない処理からなるも
のであってもよく、要は洗浄を目的とする処理過程であ
ればよい。なお、洗浄に用いる溶液や洗浄の手順、条件
等については本発明としては特に限定されるものではな
く、常法により行うことができる。また、上記洗浄工程
と合わせて、または上記洗浄工程を経ることなく機械研
磨によって表面清浄を行うものであってもよい。
【0033】表面の清浄化がなされたアルミニウム合金
薄板は、その後、表面を粗面化するために粗面化処理が
なされる。この粗面化処理は、電解エッチングにより行
われる。この粗面化は後述する感光剤を印刷版表面に強
固に固定することを目的として行われる。本発明では、
この電解エッチングの条件は特に限定されるものではな
く、常法により行うことができる。本発明の材料は、電
解エッチング性に優れており、該エッチングによって、
未エッチング部が少なく、均一なピットが形成された粗
面が得られる。
【0034】さらに、上記印刷版では通常、粗面化処理
後に、防食、耐摩耗のために陽極酸化皮膜を形成する。
この皮膜処理は常法により行うことができ、本発明とし
て製造条件、皮膜の性状について特に限定されるもので
はない。陽極酸化皮膜形成後には、その表面に所望の感
光剤を塗布する。この感光剤の種別も本発明としては限
定されるものではなく、公知の感光剤を使用することが
できる。また、感光剤の塗布に用いられる装置や塗布方
法、塗布量についても適宜選定される。感光剤の塗布後
はPS版として供給される。
【0035】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を説明する。表1
に示す組成でアルミニウム合金を溶解鋳造し、得られた
スラブの表面を面削した。ついで、熱間圧延、冷間圧延
を経て0.3mm厚のアルミニウム合金板(供試材)を
得た。各供試材の引張強度を表2に示す。ついで、前処
理に相当する表面層の除去処理として、0.3μm粒子
径のアルミナ粒子を用いた湿式バフ研磨により所定深さ
まで表面層を除去した(一部供試材では表面層の除去を
省略)。表面層除去後の該合金板の表面面方向の0.0
1mmの面における金属間化合物粒子をEPMAによ
って観察し、該粒子の分散個数密度(径0.1μm以上
を対象)、円相当の平均粒子径(径0.1μm以上を対
象)、各粒子におけるAl量、Fe量を求め、さらに各
粒子のAl量/Fe量比を求めて、該比が1.6以上の
ものをa個、1.6未満のものb個としてその個数比b
/aを求めた。上記観察結果は、それぞれ表2に示し
た。
【0036】電解エッチング評価 また、上記アルミニウム合金板に対し、2%塩酸、25
℃、50Hz、60A/dm、40秒の電解エッチン
グ処理を施した後、以下の評価をした。
【0037】(未エッチング部評価)表面をSEM(5
00倍)観察し、未エッチング部について、面積率が3
0%越えるものを×、20〜30%のものを△、20%
未満のものを○で評価した。
【0038】(ピット均一性評価)電解エッチング処理
後表面に、円相当径が15μmを越える大きなピットが
全ピットに対して面積率で10%以上あるものを×、1
0%未満で5%以上を○、5%未満を◎としてピットの
均一性について評価した。
【0039】耐磨耗試験 電解エッチング処理した試料を水洗いし、継いで、20
℃の15%硫酸に浸漬し、試料をプラス側に接続し1A
/dmの直流電流を45分間通電して、アルマイト皮
膜を形成させた。継いで、耐磨耗試験を行った。耐磨耗
試験はJIS H8682に従って行った。すなわち、
45℃に傾斜して設置した試料に炭化ケイ素砂を320
g/分で落下させ、1000秒間の落下試験を行った。
判定は、1000秒の試験後に、磨耗部位の面積率を観
察し、10%未満の磨耗の場合を◎、30%未満を○、
30%以上を×とすることにより評価した。これら各試
験の評価は表2に示した。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】表2に示すように、適切な組成を有し、か
つ表層部に準安定相金属間化合物粒子が分散している本
発明材は、未エッチング部の少なさ、およびピットの均
一性において明らかに優れた結果が得られており、耐摩
耗性においても優れている。一方、本発明の上記条件を
満たしていない比較材は、上記評価のいずれかで劣って
いた。
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の平版印刷
版用アルミニウム合金板によれば、質量比で、Fe:
0.1〜0.6%、Si:0.01〜0.2%、Cu:
5〜150ppmを含有し、残部がAlおよび不可避不
純物からなるとともに、表層部が準安定相のAlFe系
金属間化合物粒子が分散した準安定相分散層からなるの
で、電解エッチングによって未エッチング部が少なく、
かつ均一にピットが形成された粗面状態を得ることがで
き、平版印刷版として用いる際に優れた性能を引き出す
ことができる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量比で、Fe:0.1〜0.6%、S
    i:0.01〜0.2%、Cu:5〜150ppmを含
    有し、残部がAlおよび不可避不純物からなるととも
    に、表層部が準安定相のAlFe系金属間化合物粒子が
    分散した準安定相分散層からなることを特徴とする平版
    印刷版用アルミニウム合金板。
  2. 【請求項2】 前記分散層には、面方向において、準安
    定相のAlFe系金属間化合物粒子が、安定相のAlF
    e系金属間化合物粒子に対し、個数比で5/100以上
    含まれていることを特徴とする請求項1記載の平版印刷
    版用アルミニウム合金板。
  3. 【請求項3】 前記分散層では、面方向において、金属
    間化合物粒子のうち、下記A式を満たす粒子(個数a)
    と、下記B式を満たす粒子(個数b)とが、下記C式を
    満たす関係にあることを特徴とする請求項1または2に
    記載の平版印刷版用アルミニウム合金板。 Al量/Fe量≦1.6 …A Al量/Fe量>1.6 …B b/a≧0.05 …C
  4. 【請求項4】 前記分散層は、表面から2μm〜50μ
    mの深さを有することを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の平版印刷版用アルミニウム合金板。
  5. 【請求項5】 前記分散層では、円相当粒子径が0.1
    μm以上の金属間化合物の平均粒子径が0.2〜2.0
    μmの範囲内にあることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載の平版印刷版用アルミニウム合金板。
  6. 【請求項6】 前記分散層に、面方向において、金属間
    化合物が3000〜30000個/mmの密度で分散
    していることを特徴とする請求項1〜5に記載の平版印
    刷版用アルミニウム合金板。
  7. 【請求項7】 前記Cu含有量が質量比で、10ppm
    〜40ppmであることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれかに記載の平版印刷版用アルミニウム合金板。
  8. 【請求項8】 成分としてさらに、質量比で、Zrを
    0.004%〜0.1%含み、かつ、Sn、In、Zn
    の一種以上を合計量で0.004%〜0.1%含有する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の平版
    印刷版用アルミニウム合金板。
  9. 【請求項9】 Zrと、Sn、InおよびZnの1種以
    上との合計含有量が質量比で0.12%以下であること
    を特徴とする請求項8記載の平版印刷版用アルミニウム
    合金板。
  10. 【請求項10】 成分としてさらに、質量比で、Mgお
    よびMnの一種または2種を合計量で0.01%〜0.
    3%含有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか
    に記載の平版印刷版用アルミニウム合金板。
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