JP2002086689A - 印刷機の色管理方法および装置 - Google Patents

印刷機の色管理方法および装置

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JP2002086689A
JP2002086689A JP2000277906A JP2000277906A JP2002086689A JP 2002086689 A JP2002086689 A JP 2002086689A JP 2000277906 A JP2000277906 A JP 2000277906A JP 2000277906 A JP2000277906 A JP 2000277906A JP 2002086689 A JP2002086689 A JP 2002086689A
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    • B41F33/0036Devices for scanning or checking the printed matter for quality control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/603Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer
    • H04N1/6033Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer using test pattern analysis
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  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷機の安定性の変化を早期に知る。印刷機
の安定性が変化した状態でも簡単かつ短時間にカラーマ
ッチングの精度を維持する。 【解決手段】 通常印刷時の印刷物4に通常印刷時用の
カラーバー4−1を印刷する。通常印刷時用のカラーバ
ー4−1は、濃度測定用の各色のパッチ(ベタパッチ)
4a(4a1〜4a4)ならびに各色の網点面積率がそ
れぞれ異なった値を持つ印刷機安定性判断用のパッチ4
b(4b1〜4b4)を含む領域SB1〜SBnから構
成されている。各色のパッチ4aの濃度を測定し、測定
濃度値と基準濃度値との差が許容濃度値内に入るよう
に、各色のインキ供給量を調整する。この濃度調整後、
各パッチ4bの色彩値を測定し、各パッチ4bの色彩値
と現在使用している印刷機のプロファイルを作成した時
のカラーチャートのパッチで各パッチ4bと同じ各色の
網点面積率を持つパッチの色彩値とを比較し、色差が許
容値以上であった場合、警告を出す。また、印刷機のプ
ロファイルを作り直す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷機によって
印刷されたプロファイル作成用の各パッチの色彩値を測
定し、測定した各パッチの色彩値と各パッチに対して予
め定められている各色の網点面積率から印刷機の色再現
特性を表すプロファイルを作成する印刷機の色管理方法
および装置に関し、特に印刷機の安定性の判断機能を備
えた印刷機の色管理方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、印刷物の受注を受ける場合、刷
り上がる印刷物の色合いの確認をとるために、予め色校
正を発注元に見せている。すなわち、色校正出力装置
〔平台校正機、カラープリンタ、ダイレクト・デジタル
・カラー・プルーファ(Direct Digital Color Proofe
r:DDCP)、簡易校正機など〕より色校正を出力
し、発注元に見せてその色合いでよいかどうかの確認を
とっている。発注元が同意すれば、印刷機の各色のイン
キ供給量を調整し、実際の印刷物も色校正の色合いにな
るようにする。
【0003】しかし、色校正出力装置と印刷機の色再現
特性が異なるため、印刷機の各色のインキ供給量を調整
しても色校正と同じ色合いに印刷することは非常に困難
であり、発注元との間でトラブルが発生することがあっ
た。
【0004】このため、最近では、色校正出力装置と印
刷機の色再現特性を予め調べ、印刷機で印刷した印刷物
の色合いにあった色合いで色校正を行うことにより、発
注元との間でのトラブルの発生を防止している。すなわ
ち、色校正出力装置の色再現特性を表すプロファイルと
印刷機の色再現特性を表すプロファイルとを比較し、色
校正と印刷機で印刷された印刷物の色合いが合うよう
に、色校正を出力する際の各色の網点面積率、すなわち
一般の4色刷りの場合、黄色(キ),マゼンタ(赤),
シアン(アイ),墨(スミ)の各色の網点面積率(単位
面積当たりのその色の印刷面積)を調整する。このよう
に装置/印刷機から出力された色が合うように調整する
ことをカラーマッチングと呼んでいる。
【0005】印刷機のプロファイルは、印刷会社での出
力条件及び印刷条件(例えば、出力及び印刷環境、印刷
資材、インキ、紙、基準濃度、客先要求など)が様々で
あるので、印刷機メーカが提供する既存のものでは誤差
が大きい。このため、印刷機のプロファイルは、印刷会
社での出力及び印刷条件下で、測定器を用いて個々に作
成されている。
【0006】〔印刷機のプロファイルの作成〕図9に印
刷機(図示せず)により印刷されたプロファイル作成用
の印刷物を示す。印刷物5には、中央部に、プロファイ
ル作成用カラーチャート5−1が印刷される。プロファ
イル作成用カラーチャート5−1は、スミ、アイ、ア
カ、キのインキを用いた一般の4色刷りの印刷物の場
合、スミ5%,アイ10%,アカ10%,キ10%、あ
るいは、スミ5%,アイ20%,アカ10%,キ20%
というように、各色の網点面積率がそれぞれ異なった値
を持つ多数のパッチ5aから構成される。このプロファ
イル作成用カラーチャート5−1の各パッチ5aの色彩
値を測定し、測定した各パッチ5aの色彩値と各パッチ
5aに対して予め定められている各色の網点面積率とを
対応づけ、これらの関係を印刷機のプロファイルとす
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】プロファイルで色を管
理する場合、そのカラーマッチングの精度は、印刷機や
色校正出力装置の安定性に依存する。印刷機や色校正出
力装置の安定性は、環境の変化や経時変化(例えば、ブ
ランケットのへたりなど)により変化してしまうため、
その都度調整しなければならない。一般の色校正出力装
置にはキャリブレーションという機能が付加されてお
り、簡単に再調整することができるが、印刷機にはその
ような機能はない。このため、印刷機では、日頃のメン
テナンスが重要となる。
【0008】しかし、メンテナンスを行っていても、印
刷機の安定性はいつ変化するか分からない。印刷機の安
定性が変化し、これに気付かない場合、次のメンテナン
スが行われるまで、印刷機で印刷した印刷物と色校正出
力装置から出力される色校正との色合いが合わなくなっ
てしまう。なお、印刷機の安定性の変化に気づいた場
合、オペレータは、次のメンテナンスが行われるまで、
インキ供給量をマニュアルで調整してカラーマッチング
の精度を維持しようとするが、非常に時間がかかると共
に、オペレータにとって大きな負担となってしまう。
【0009】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、印刷機の安
定性の変化を早期に知ることのできる印刷機の色管理方
法および装置を提供することにある。また、印刷機の安
定性の変化を早期に知ることができ、印刷機の安定性が
変化した状態でも簡単かつ短時間にカラーマッチングの
精度を維持することの可能な印刷機の色管理方法および
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本願の第1発明および第5発明(請求項1お
よび請求項5に係る発明)は、印刷機により印刷された
印刷機安定性判断用の各パッチの色彩値を測定し、この
測定したパッチの色彩値とこの各パッチに対して予め定
められている各色の網点面積率とほゞ同じ網点面積率を
有する印刷機のプロファイル中の色彩値とを比較し、こ
の比較結果に基づいて警告を出すようにしたものであ
る。
【0011】この発明(第1発明,第5発明)によれ
ば、印刷機安定性判断用の各パッチの色彩値が測定さ
れ、この測定された各パッチの色彩値とこの各パッチに
対して予め定められている各色の網点面積率とほゞ同じ
網点面積率を有する印刷機のプロファイル中の色彩値と
が比較される。通常印刷時の印刷物に印刷機安定性判断
用の各パッチを設けておけば、この各パッチの色彩値と
この各パッチに対して予め定められている各色の網点面
積率とほゞ同じ網点面積率を有する印刷機のプロファイ
ル中の色彩値とを比較することにより、印刷機の安定性
の変化を早期に知ることができる。
【0012】また、本願の第2発明および第6発明(請
求項2および請求項6に係る発明)は、印刷機により印
刷された濃度測定用の各色のパッチの濃度を測定し、こ
の測定した各色のパッチの濃度値と各色の基準濃度値と
を比較し、この比較結果に基づいて印刷機の各色のイン
キ供給量を調整し、このインキ供給量が調整された印刷
機により印刷された印刷機安定性判断用の各パッチの色
彩値を測定し、この測定された各パッチの色彩値とこの
各パッチに対して予め定められている各色の網点面積率
とほゞ同じ網点面積率を有するプロファイル中の色彩値
とを比較し、この比較結果に基づいて警告を出すように
したものである。
【0013】この発明(第2発明,第6発明)によれ
ば、濃度測定用の各色のパッチの測定濃度値と各色の基
準濃度値との比較結果により印刷機の各色のインキ供給
量が調整され、このインキ供給量が調整された印刷機に
よって印刷された印刷機安定性判断用の各パッチの色彩
値が測定され、この測定された各パッチの色彩値とこの
各パッチに対して予め定められている各色の網点面積率
とほゞ同じ網点面積率を有するプロファイル中の色彩値
とが比較される。
【0014】また、本願の第3発明および第7発明(請
求項3および請求項7に係る発明)は、印刷機により印
刷された濃度測定用の各色のパッチの濃度を測定する第
2工程と、この第2工程によって測定された各色のパッ
チの濃度値と各色の基準濃度値とを比較する第3工程
と、この第3工程の比較結果に基づいて印刷機の各色の
インキ供給量を調整する第4工程とを設け、第3工程に
おいて各色のパッチの測定濃度値と各色の基準濃度値と
がほゞ一致するという比較結果が得られるまで第2工
程,第3工程,第4工程を繰り返し、その時の印刷機に
より印刷された印刷機安定性判断用の各パッチの色彩値
を測定し、この測定した各パッチの色彩値とこの各パッ
チに対して予め定められている各色の網点面積率とほゞ
同じ網点面積率を有するプロファイル中の色彩値とを比
較し、この比較結果に基づいて警告を出すようにしたも
のである。
【0015】この発明(第3発明,第7発明)によれ
ば、第3工程において各色のパッチの測定濃度値と各色
の基準濃度値とがほゞ一致するという比較結果が得られ
るまで第2工程,第3工程,第4工程が繰り返され、第
3工程において各色のパッチの測定濃度値と各色の基準
濃度値とがほゞ一致するという比較結果が得られると、
その時の印刷機により印刷された印刷機安定性判断用の
各パッチの色彩値が測定され、すなわち印刷機安定性判
断用の各パッチの色彩値が各色のインキ膜厚をほゞ一定
とした状態で測定され、この測定された各パッチの色彩
値とこの各パッチに対して予め定められている各色の網
点面積率とほゞ同じ網点面積率を有するプロファイル中
の色彩値とが比較される。
【0016】また、本願の第4発明および第8発明(請
求項4および請求項8に係る発明)は、第1〜第3発明
および第5〜第7発明において、警告が出された場合、
印刷機の色再現特性を表すプロファイルを作成し直すよ
うにしたものである。この発明(第4発明,第8発明)
によれば、印刷機安定性判断用の各パッチの色彩値が測
定され、この測定された各パッチの色彩値とこの各パッ
チに対して予め定められている各色の網点面積率とほゞ
同じ網点面積率を有する印刷機のプロファイル中の色彩
値とが比較され、この比較結果に基づいて警告が出され
ると、印刷機のプロファイルの再作成の必要性が確認で
き、印刷機のプロファイルが作成され直される。これに
より、インキ供給量をマニュアルで調整することなく、
カラーマッチングの精度が維持される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示
す印刷機の色管理装置のブロック図である。同図におい
て、1はメインの制御装置(以下、メイン制御装置と呼
ぶ)、2はメイン制御装置1の制御下で後述する測色計
を制御する測色計の制御装置(以下、測色計制御装置と
呼ぶ)である。
【0018】メイン制御装置1において、1−1はCP
U、1−2はRAM、1−3はROM、1−4は入力装
置、1−5は表示器、1−6は出力装置、1−7,1−
8は入出力インターフェイス(I/O,I/F)、1−
9〜1−18はメモリ、1−19はアラームである。C
PU1−1は、インターフェイス1−7,1−8を介し
て与えられる各種入力情報を得て、RAM1−2やメモ
リ1−9〜1−18にアクセスしながら、ROM1−3
に格納されたプログラムに従って動作する。
【0019】測色計制御装置2において、2−1はCP
U、2−2はRAM、2−3はROM、2−4は測色
計、2−5は測色計移動用モータ、2−6はロータリエ
ンコーダ、2−7はモータドライバ、2−8はカウン
タ、2−9はA/D変換器、2−10はD/A変換器、
2−11〜2−13はインターフェイス(I/O,I/
F)、2−14はメモリである。CPU2−1は、イン
ターフェイス2−11〜2−13を介して与えられる各
種入力情報を得て、RAM2−2やメモリ2−14にア
クセスしながら、ROM2−3に格納されたプログラム
に従って動作する。ロータリエンコーダ2−6は、測色
計移動用モータ2−5の所定回転数(角度)毎に回転パ
ルスを発生してカウンタ2−8に出力する。
【0020】図2に印刷機(図示せず)により印刷され
たプロファイル作成用の印刷物を示す。印刷物3には、
例えばくわえ側に、帯状のプロファイル作成用カラーチ
ャート3−1と濃度測定用カラーバー3−2が印刷され
る。なお、プロファイル作成用カラーチャート3−1や
濃度測定用カラーバー3−2は、印刷物3の尻側に印刷
するようにしてもよく、印刷物3の中央に印刷するよう
にしてもよい。
【0021】プロファイル作成用カラーチャート3−1
は、スミ、アイ、アカ、キのインキを用いた一般の4色
刷りの印刷物の場合、スミ5%,アイ10%,アカ10
%,キ10%、あるいは、スミ5%,アイ20%,アカ
10%,キ20%というように、各色の網点面積率がそ
れぞれ異なった値を持つ多数のパッチ(プロファイル作
成用パッチ)3aから構成される。
【0022】濃度測定用カラーバー3−2は、一般の4
色刷りの印刷物の場合、スミ,アイ,アカ,キのパッチ
(網点面積率100%のベタパッチ:濃度測定用パッ
チ)3b1,3b2,3b3,3b4を含む領域SA1
〜SAnから構成される。領域SA1〜SAnは、印刷
機における各色の印刷ユニットにおける版胴の軸方向に
並設されたツボキーのキーゾーンに対応している。
【0023】図3に印刷機により印刷された通常印刷時
の印刷物を示す。通常印刷時の印刷物4には、絵柄領域
4Aを除く余白部に帯状の通常印刷時用のカラーバー4
−1が印刷される。
【0024】通常印刷時用のカラーバー4−1は、一般
の4色刷りの印刷物の場合、スミ,アイ,アカ,キのパ
ッチ(網点面積率100%のベタパッチ:濃度測定用パ
ッチ)4a1,4a2,4a3,4a4ならびに各色の
網点面積率がそれぞれ異なった値を持つパッチ(印刷機
安定性判断用パッチ)4b1,4b2,4b3,4b4
を含む領域SB1〜SBnから構成される。領域SB1
〜SBnは、印刷機における各色の印刷ユニットにおけ
る版胴の軸方向に並設されたツボキーのキーゾーンに対
応している。
【0025】本実施の形態では、図2に示したプロファ
イル作成用カラーチャート3−1の中から代表的なパッ
チを抜粋し、印刷機安定性判断用パッチ4bとして領域
SB1〜SBn内に組み込んでいる。なお、通常印刷時
用のカラーバー4−1の濃度測定用パッチ4aと印刷機
安定性判断用パッチ4bとは、図2のように独立して別
々に設ける。
【0026】メイン制御装置1において、メモリ1−9
には、印刷物3に印刷されるプロファイル作成用カラー
チャート3−1の各パッチ3aの位置および各パッチ3
aに対して予め定められている各色の網点面積率(その
色の網点の%等、網点における単位面積当たりのその色
の印刷面積)が記憶される。例えば、第1番目のパッチ
3aの各色の網点面積率は、スミが5%,アイが10
%,アカが10%,キが10%、第2番目のパッチ3a
の各色の網点面積率は、スミが5%,アイが20%,ア
カが10%,キが20%、第3番目のパッチ3aの各色
の網点面積率は、スミが0%,アイが10%,アカが5
0%,キが20%、・・・・というように、予め定めら
れた各色の網点面積率が記憶される。
【0027】メモリ1−10には測色計2−4によって
採取されるプロファイル作成用カラーチャート3−1の
各パッチ3aの色データから得られる色彩値が記憶され
る。測色計2−4を用いての各パッチ3aからの色デー
タの採取については後述する。
【0028】なお、色彩値とは、日本工業規格(JIS
規格)のJISZ8729で規定され、国際照明委員会
(CIE)が推奨する色の表示方法であるL* * *
表示系又はL* * * 表示系で表された「L* 値,a
* 値,b* 値」又は「L* 値,u* 値,v* 値」をい
う。
【0029】メモリ1−11には印刷機の色再現特性を
表すプロファイルが格納される。このメモリ1−11に
格納される印刷機のプロファイルの作成手順については
後述する。メモリ1−12には、印刷物3に印刷される
濃度測定用カラーバー3−2の各色のパッチ3b(3b
1,3b2,3b3,3b4)の位置が記憶される。
【0030】メモリ1−16には、印刷物4に印刷され
る通常印刷時用のカラーバー4−1における濃度測定用
の各パッチ4aの位置が記憶される。メモリ1−17に
は、印刷物4に印刷される通常印刷時用のカラーバー4
−1における印刷機安定性判断用の各パッチ4bの位置
および各パッチ4bに対して予め定められている各色の
網点面積率が記憶される。メモリ1−18には、印刷物
4に印刷される通常印刷時用のカラーバー4−1におけ
る印刷機安定性判断用の各パッチ4bの色差の許容値が
記憶される。
【0031】メモリ1−13には、測色計2−4によっ
て採取される濃度測定用カラーバー3−2の各色のパッ
チ3bの色データから得られる濃度値、および測色計2
−4によって採取される通常印刷時用のカラーバー4−
1における濃度測定用の各色のパッチ4aの色データか
ら得られる濃度値が記憶される。
【0032】メモリ1−14には、濃度測定用カラーバ
ー3−2の各色のパッチ3bおよび通常印刷時用のカラ
ーバー4−1における濃度測定用の各色のパッチ4aに
対する基準濃度値(各色の基準濃度値)が記憶される。
メモリ1−15には、濃度測定用カラーバー3−2の各
色のパッチ3bおよび通常印刷時用のカラーバー4−1
における濃度測定用の各色のパッチ4aに対する許容濃
度値(各色の許容濃度値)が記憶される。
【0033】測色計制御装置2において、測色計2−4
は、図4に示すように、支柱2−15,2−16間に設
けられたボールネジ(送りねじ)2−17に取り付けら
れている。ボールネジ2−17は測色計移動用モータ2
−5によって正/逆回転する。このボールネジ2−17
の正/逆回転により、ボールネジ2−17に案内されな
がら、測色計2−4が支柱2−15,2−16間を移動
する。測色計2−4のヘッド部2−4aは測定台2−1
8の測定対象が置かれる面2−18aに向けられてい
る。
【0034】〔印刷機のプロファイル作成前の濃度調整
(図5)〕印刷機によりプロファイル作成用の印刷物3
(図2)を印刷する。印刷物3にはプロファイル作成用
カラーチャート3−1と濃度測定用カラーバー3−2が
印刷されている。プロファイル作成用カラーチャート3
−1は各色の網点面積率(%)が予め定められた多数の
パッチ3aにより構成されている。濃度測定用カラーバ
ー3−2は各色のパッチ3b(3b1,3b2,3b
3,3b4)を含む領域SA1〜SAnから構成されて
いる。
【0035】まず、オペレータは、印刷機による印刷直
後の印刷物3を測定対象として測定台2−18(図4)
上にセットする。このセット状態において、印刷物3に
印刷された濃度測定用カラーバー3−2は、測色計2−
4のヘッド部2−4aの下面に位置する。
【0036】次に、オペレータは、濃度測定用カラーバ
ー3−2の各色のパッチ3bに対する基準濃度値と許容
濃度値を入力装置1−4から入力する(ステップ50
1)。また、濃度測定用カラーバー3−2における各色
のパッチ3bの位置を入力装置1−4から入力する(ス
テップ502)。
【0037】CPU1−1は、入力された濃度測定用カ
ラーバー3−2における各色のパッチ3bの位置をメモ
リ1−12に格納する。また、測色計2−4によって測
定すべき各色のパッチ3bの位置(測定位置)を演算し
(ステップ503)、演算した測定位置を測色計制御装
置2へ転送する(ステップ504)。転送された各色の
パッチ3bの測定位置はRAM2−2内に格納される。
【0038】次に、オペレータは、入力装置1−4の濃
度測定用スタートスイッチ(図示せず)をオンとする。
このスタートスイッチのオンにより(ステップ505の
YES)、メイン制御装置1のCPU1−1は、測色計
制御装置2のCPU2−1へ測定開始指令を送る。測色
計制御装置2のCPU2−1は、メイン制御装置1から
の測定開始指令を受けて、測色計移動用モータ2−5を
正転させる(ステップ506)。
【0039】測色計移動用モータ2−5の正転によりボ
ールネジ2−17が正転し、このボールネジ2−17に
案内されて測色計2−4が支柱2−16に接する原点位
置から支柱2−15方向へ向けて移動する。CPU2−
1は、測色計2−4の刻々の移動位置をロータリエンコ
ーダ2−6を介して監視し(ステップ507)、測色計
2−4がRAM2−2中に記憶されている最初の測定位
置に達したときに、その測定位置に位置するパッチ3b
の色データを測色計2−4により採取する(ステップ5
08)。そして、CPU2−1は、測色計2−4からの
色データ(測色データ)をメモリ2−14中に格納する
(ステップ509)。
【0040】以下同様にして、CPU2−1は、RAM
2−2中に記憶されている測定位置に達するごとに、そ
の測定位置に位置するパッチ3bの色データを測色計2
−4により採取し、採取した色データをメモリ2−14
中に格納する。すなわち、CPU2−1は、測色計2−
4を自動走査制御することによって、印刷物3に印刷さ
れた濃度測定用カラーバー3−2の各色のパッチ3bの
色データを次々に採取する。
【0041】CPU2−1は、濃度測定用カラーバー3
−2の全てのパッチ3bの色データ採取が完了したか否
かを判断し(ステップ510)、採取完了により、測色
計移動用モータ2−5の正転を停止させる(ステップ5
11)。次に、CPU2−1は、測色計移動用モータ2
−5を逆転させ(ステップ512)、測色計2−4を原
点位置へ復帰させた後、測色計移動用モータ2−5の逆
転を停止させる(ステップ513,514)。
【0042】次に、CPU2−1は、メモリ2−14に
格納された各色のパッチ3bの測色データをメイン制御
装置1に転送する(ステップ515)。転送された各色
のパッチ3bの測色データはRAM1−2中に格納され
る。メイン制御装置1のCPU1−1は、測色計制御装
置2からの各色のパッチ3bの測色データより各色のパ
ッチ3bの濃度値を算出し、メモリ1−13に格納する
(ステップ516)。
【0043】本実施の形態では、測色計2−4として分
光計を使用しており、濃度計で各色のベタパッチを測定
する時に用いるフィルタの各波長の透過率を分光計から
の各波長の出力値に掛け、それらを合計することによっ
て各色の濃度値を求めるようにしている。
【0044】次に、CPU1−1は、メモリ1−14か
ら各色の基準濃度値を読み出し(ステップ517)、メ
モリ1−13に格納されている各色のパッチ3bの測定
濃度値と各色の基準濃度値との差を算出する(ステップ
518)。そして、メモリ1−15から各色の許容濃度
値を読み出し(ステップ519)、ステップ518で算
出した各色のパッチ3bの測定濃度値と各色の基準濃度
値との差と各色の許容濃度値とを比較し、その結果をR
AM1−2中に記憶すると共に、表示器1−5の画面上
に表示する(ステップ520)。
【0045】ステップ517〜520の処理は、濃度測
定用カラーバー3−2の領域SA1〜SAnの各色のパ
ッチ3bについて行われ、領域SA1〜SAnのうち1
つでもその測定濃度値と基準濃度値との差が許容濃度値
を越えるパッチ3bがあれば(ステップ521のN
O)、その差が許容濃度値に入るように、そのパッチ3
bに対応する色の印刷ユニットにおけるツボキーの開き
量(インキ供給量)を制御する(ステップ522)。そ
して、このインキ供給量が制御された印刷機によって印
刷物3を再度印刷し、印刷直後の印刷物3を測定対象と
して測定台2−18上にセットし、オペレータによる濃
度測定用スタートスイッチのオンにより(ステップ50
5のYES)、ステップ506以降の処理を繰り返す。
【0046】尚、上記実施の形態では、測定濃度値と基
準濃度値との差より制御装置を用いて自動的にツボキー
の開き量(インキ供給量)を制御するように説明した
が、測定濃度値と基準濃度値との差よりオペレータが手
動でツボキーの開き量(インキ供給量)を調整するよう
にしてもよい。
【0047】ステップ521において、濃度測定用カラ
ーバー3−2の領域SA1〜SAnの全てについて、各
色のパッチ3bの測定濃度値と各色の基準濃度値との差
が許容濃度値以内となれば、図6に示す印刷機のプロフ
ァイル作成処理へと進む。
【0048】〔印刷機のプロファイルの作成(図6)〕
先ず、オペレータは、印刷物3に印刷されたプロファイ
ル作成用カラーチャート3−1が測色計2−4のヘッド
部2−4aの下面に位置するように、印刷物3をセット
し直す。次に、オペレータは、プロファイル作成用カラ
ーチャート3−1における各パッチ3aの位置および各
パッチ3aの各色の網点面積率を入力装置1−4から入
力する(図5に示すステップ601)。なお、入力する
各パッチ3aの各色の網点面積率は、各パッチ3aが焼
き付けられた刷版や実際に印刷された印刷物3からの測
定値ではなく、各パッチ3aに対して予め定められてい
る各色の値である。すなわち、印刷物3の各色の刷版を
作成する際に各パッチ3aに対応して刷版焼き付け装置
に実際に入力した値を設定値とし、この設定値を各パッ
チ3aの各色の網点面積率としてステップ601におい
て入力する。
【0049】CPU1−1は、入力されたプロファイル
作成用カラーチャート3−1の各パッチ3aの位置およ
び各パッチ3aの各色の網点面積率をメモリ1−9に格
納する。また、測色計2−4によって測定すべき各パッ
チ3aの位置(測定位置)を演算し(ステップ60
2)、演算した測定位置を測色計制御装置2へ転送する
(ステップ603)。転送された各パッチ3aの測定位
置はRAM2−2内に格納される。
【0050】次に、オペレータは、入力装置1−4の印
刷機のプロファイル作成用スタートスイッチ(図示せ
ず)をオンとする。このスタートスイッチのオンにより
(ステップ604のYES)、メイン制御装置1のCP
U1−1は、測色計制御装置2のCPU2−1へ測定開
始指令を送る。測色計制御装置2のCPU2−1は、メ
イン制御装置1からの測定開始指令を受けて、測色計移
動用モータ2−5を正転させる(ステップ605)。
【0051】測色計移動用モータ2−5の正転によりボ
ールネジ2−17が正転し、このボールネジ2−17に
案内されて測色計2−4が支柱2−16に接する原点位
置から支柱2−15方向へ向けて移動する。CPU2−
1は、測色計2−4の刻々の移動位置をロータリエンコ
ーダ2−6を介して監視し(ステップ606)、測色計
2−4がRAM2−2中に記憶されている最初の測定位
置に達したときに、その測定位置に位置するパッチ3a
の色データを測色計2−4により採取する(ステップ6
07)。そして、CPU2−1は、測色計2−4からの
色データ(測色データ)をメモリ2−14中に格納する
(ステップ608)。
【0052】以下同様にして、CPU2−1は、RAM
2−2中に記憶されている測定位置に達するごとに、そ
の測定位置に位置するパッチ3aの色データを測色計2
−4により採取し、採取した色データをメモリ2−14
中に格納する。すなわち、CPU2−1は、測色計2−
4を自動走査制御することによって、印刷物3に印刷さ
れたプロファイル作成用カラーチャート3−1の各パッ
チ3aの色データを次々に採取する。
【0053】CPU2−1は、プロファイル作成用カラ
ーチャート3−1の全てのパッチ3aの色データ採取が
完了したか否かを判断し(ステップ609)、採取完了
により、測色計移動用モータ2−5の正転を停止させる
(ステップ610)。次に、CPU2−1は、測色計移
動用モータ2−5を逆転させ(ステップ611)、測色
計2−4を原点位置へ復帰させた後、測色計移動用モー
タ2−5の逆転を停止させる(ステップ612,61
3)。
【0054】なお、図2のようにプロファイル作成用カ
ラーチャートが3列ある場合には、オペレータは、各列
のプロファイル作成用カラーチャートが測色計2−4の
ヘッド部2−4aの下面に位置するように印刷物3をセ
ットし直しながら、ステップ504からステップ513
を3回繰り返し、全てのプロファイル作成用カラーチャ
ートのパッチ3aの色データを採取するようにする。
【0055】次に、CPU2−1は、メモリ2−14に
格納された各パッチ3aの色データをメイン制御装置1
に転送する(ステップ614)。転送された各パッチ3
aの測色データはRAM1−2中に格納される。メイン
制御装置1のCPU1−1は、測色計制御装置2からの
各パッチ3aの色データより色彩値を演算し、メモリ1
−10に格納する(ステップ615)。そして、CPU
1−1は、データの順番より、メモリ1−10中の各パ
ッチの色彩値とメモリ1−9中に格納されている各パッ
チ3aの各色の網点面積率とを対応づけ、これらの関係
を印刷機のプロファイルとしてメモリ1−11中に格納
する(ステップ616)。
【0056】この実施の形態では、図5に従う濃度調整
によって、プロファイル作成用カラーチャート3−1の
各パッチ3aの色彩値が各色のインキ膜厚をほゞ一定と
した状態で測定されるので、高品質の印刷機のプロファ
イルが作成されるものとなる。また、濃度測定用カラー
バー3−2における各色のパッチ3bの測定濃度値と各
色の基準濃度値との差を許容濃度値と比較することによ
り、オペレータの経験や勘に頼ることなく、簡単かつ短
時間に濃度調整を行うことができ、常に高品質の印刷機
のプロファイルを作成することができる。
【0057】〔印刷機の安定性判断前の濃度調整(図
7)〕印刷機により通常の印刷物4(図3)を印刷す
る。印刷物4には絵柄領域4Aを除く余白部に通常印刷
時用のカラーバー4−1が印刷されている。通常印刷時
用のカラーバー4−1は濃度測定用パッチ4a(4a
1,4a2,4a3,4a4)および印刷機安定性判断
用パッチ4b(4b1,4b2,4b3,4b4)を含
む領域SB1〜SBnから構成されている。
【0058】まず、オペレータは、印刷機による印刷直
後の印刷物4を測定対象として測定台2−18(図4)
上にセットする。このセット状態において、印刷物3に
印刷された通常印刷時用のカラーバー4−1は、測色計
2−4のヘッド部2−4aの下面に位置する。
【0059】次に、オペレータは、通常印刷時用のカラ
ーバー4−1の濃度測定用の各色のパッチ4aに対する
基準濃度値と許容濃度値を入力装置1−4から入力する
(ステップ701)。また、通常印刷時用のカラーバー
4−1の濃度測定用の各色のパッチ4aの位置を入力装
置1−4から入力する(ステップ702)。なお、ステ
ップ701での基準濃度値と許容濃度値は、印刷機のプ
ロファイルを作成する際の濃度測定用カラーバー3−2
の各色のパッチ3bに対するものと同じである。
【0060】CPU1−1は、入力された通常印刷時用
のカラーバー4−1の濃度測定用の各色のパッチ4aの
位置をメモリ1−16に格納する。また、測色計2−4
によって測定すべき各色のパッチ4aの位置(測定位
置)を演算し(ステップ703)、演算した測定位置を
測色計制御装置2へ転送する(ステップ704)。転送
された各色のパッチ4aの測定位置はRAM2−2内に
格納される。
【0061】次に、オペレータは、入力装置1−4の濃
度測定用スタートスイッチ(図示せず)をオンとする。
このスタートスイッチのオンにより(ステップ705の
YES)、図5に示したステップ506〜520に対応
するステップ706〜720の処理が実行される。
【0062】ステップ717〜720の処理は、領域S
B1〜SBnの通常印刷時用のカラーバー4−1の濃度
測定用の各色のパッチ4aについて行われ、領域SB1
〜SBnのうち1つでもその測定濃度値と基準濃度値と
の差が許容濃度値を越えるパッチ4aがあれば(ステッ
プ721のNO)、その差が許容濃度値に入るように、
そのパッチ4aに対応する色の印刷ユニットにおけるツ
ボキーの開き量(インキ供給量)を制御する(ステップ
722)。そして、このインキ供給量が制御された印刷
機によって印刷物4を再度印刷し、印刷直後の印刷物4
を測定対象として測定台2−18上にセットし、オペレ
ータによる濃度測定用スタートスイッチのオンにより
(ステップ705のYES)、ステップ706以降の処
理を繰り返す。
【0063】尚、上記実施の形態では、測定濃度値と基
準濃度値との差より制御装置を用いて自動的にツボキー
の開き量(インキ供給量)を制御するように説明した
が、測定濃度値と基準濃度値との差よりオペレータが手
動でツボキーの開き量(インキ供給量)を調整するよう
にしてもよい。
【0064】ステップ721において、領域SB1〜S
Bnの全てについて、通常印刷時用のカラーバー4−1
の濃度測定用の各色のパッチ4aの測定濃度値と各色の
基準濃度値との差が許容濃度値以内となれば、図8に示
す印刷機の安定性判断処理へと進む。
【0065】〔印刷機の安定性判断(図8)〕オペレー
タは、通常印刷時用のカラーバー4−1における印刷機
安定性判断用の各パッチ4bの位置および各パッチ4b
の各色の網点面積率を入力装置1−4から入力する(図
8に示すステップ801)。なお、入力する各パッチ4
bの各色の網点面積率は、各パッチ4bが焼き付けられ
た刷版や実際に印刷された印刷物4からの測定値ではな
く、各パッチ4bに対して予め定められている各色の値
である。すなわち、印刷物4の各色の刷版を作成する際
に各パッチ4bに対応して刷版焼き付け装置に実際に入
力した値を設定値とし、この設定値を各パッチ4bの各
色の網点面積率としてステップ801において入力す
る。
【0066】CPU1−1は、入力された印刷機安定性
判断用の各パッチ4bの位置および各パッチ4bの各色
の網点面積率をメモリ1−17に格納する。また、測色
計2−4によって測定すべき各パッチ4bの位置(測定
位置)を演算し(ステップ802)、演算した測定位置
を測色計制御装置2へ転送する(ステップ803)。転
送された各パッチ4bの測定位置はRAM2−2内に格
納される。
【0067】次に、オペレータは、入力装置1−4の印
刷機安定性判断用スタートスイッチ(図示せず)をオン
とする。このスタートスイッチのオンにより(ステップ
804のYES)、図6に示したステップ605〜61
6に対応するステップ805〜816の処理が実行され
る。これにより、印刷機安定性判断用の各パッチ4bの
色彩値とメモリ1−16に格納されている各パッチ4b
の各色の網点面積率とが対応づけられ、これらの関係が
RAM1−2中に記憶される。
【0068】次に、メイン制御装置1のCPU1−1
は、メモリ1−11に格納されている印刷機のプロファ
イルより、ステップ816でRAM1−2中に記憶した
印刷機安定性判断用の各パッチ4bの各色の網点面積率
と同じ網点面積率の色彩値を読み出す(ステップ81
7)。そして、この印刷機のプロファイルより読み出し
た色彩値とRAM1−2中に記憶されている印刷機安定
性判断用の各パッチ4bの色彩値とから、各パッチ4b
の色差を算出する(ステップ818)。すなわち、ステ
ップ805〜816によって測定された印刷機安定性判
断用の各パッチ4bの色彩値とこの各パッチ4bに対し
て定められている各色の網点面積率とほゞ同じ網点面積
率を有する印刷機のプロファイル中の色彩値とから、各
パッチ4bの色差を算出する。
【0069】色彩値として「L* 値,a* 値,b* 値」
を使用した場合、色差ΔE* abは、下記の(1)式で示
される。この色差の式は「JISZ8729」や「JI
SZ8730」などに記載されている。ΔE* ab
〔(ΔL*2+(Δa*2+(Δb*21/2 ・・
・・(1)
【0070】CPU1−1は、印刷機安定性判断用の各
パッチ4bの色差を算出した後、メモリ1−18から各
パッチ4bに対する色差の許容値を読み出す(ステップ
819)。そして、ステップ818で算出した各パッチ
4bの色差とステップ819で読み出した色差の許容値
とを比較し、その比較結果をRAM1−2中に記憶する
と共に、表示器1−5の画面上に表示する(ステップ8
20)。また、その比較結果に基づいて、印刷機安定性
判断用の各パッチ4bの色差が許容値内であるか否かを
チェックし(ステップ821)、一つでもその色差が許
容値以上のパッチ4bがあれば、アラーム信号を出力す
る(ステップ822)。このアラーム信号によって、ア
ラーム1−19より警告が発せられ、印刷機の安定性が
変化したことが知らされる。
【0071】オペレータは、アラーム1−19より警告
が発せられた場合、必要な場合には印刷機の状態を調整
し、印刷機のプロファイルを作成し直す。すなわち、図
5および図6のフローチャートに従って印刷機のプロフ
ァイルを作成し直す。
【0072】このように、本実施の形態によれば、通常
の印刷時に、印刷機安定性判断用の各パッチ4bの色差
をこまめにチェックすることによって、印刷機の安定性
の変化を早期に知ることができる。また、印刷機の安定
性の変化が知らされた場合、印刷機のプロファイルを作
成し直すことによって、インキ供給量をマニュアルで調
整することなく、カラーマッチングの精度を維持するこ
とができるようになる。
【0073】また、本実施の形態によれば、測色計2−
4の自動走査によって濃度値測定および色彩値測定の為
の色データの採取を行うようにしているので、短時間で
それぞれの測定ができるようになった。また、濃度値測
定および色彩値測定を同じ測色計2−4により行ってい
る為、濃度計と測色計間の特性の違いがなく、安定して
高品質な印刷機のプロファイルを作成することができ
る。
【0074】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、印刷機安定性判断用の各パッチの色彩値
を測定し、この測定した各パッチの色彩値とこの各パッ
チに対して予め定められている各色の網点面積率とほゞ
同じ網点面積率を有する印刷機のプロファイル中の色彩
値とを比較し、この比較結果に基づいて警告を出すこと
により、印刷機の安定性の変化を早期に知ることができ
るようになる。また、濃度測定用の各色のパッチの濃度
を測定し、この測定した各色のパッチの濃度値と各色の
基準濃度値とが一致するように印刷機の各色のインキ供
給量を調整することにより、印刷機安定性判断用の各パ
ッチの色彩値を各色のインキ膜厚をほゞ一定とした状態
で測定することが可能となり、印刷機の安定性の変化を
高精度で判断できるようになる。また、警告が出された
場合、印刷機のプロファイルを作成し直すことにより、
インキ供給量をマニュアルで調整することなく、カラー
マッチングの精度を維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す印刷機の色管理
装置のブロック図である。
【図2】 印刷機により印刷されたプロファイル作成用
の印刷物の概略を示す平面図である。
【図3】 印刷機により印刷された通常印刷時の印刷物
の概略を示す平面図である。
【図4】 測色計の設置状況を示す側面図である。
【図5】 印刷機のプロファイルの作成前の濃度調整を
説明するためのフローチャートである。
【図6】 印刷機のプロファイルの作成処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図7】 印刷機の安定性判断前の濃度調整を説明する
ためのフローチャートである。
【図8】 印刷機の安定性判断処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図9】 従来のプロファイル作成用の印刷物の概略を
示す平面図である。
【符号の説明】
1…メインの制御装置(メイン制御装置)、2…測色計
の制御装置(測色計制御装置)、1−1…CPU、1−
2…RAM、1−3…ROM、1−4…入力装置、1−
5…表示器、1−6…出力装置、1−7,1−8…入出
力インターフェイス(I/O,I/F)、1−9〜1−
18…メモリ、1−19…アラーム、2−1…CPU、
2−2…RAM、2−3…ROM、2−4…測色計、2
−5…測色計移動用モータ、2−6…ロータリエンコー
ダ、2−7…モータドライバ、2−8…カウンタ、2−
9…A/D変換器、2−10…D/A変換器、2−11
〜2−13…インターフェイス(I/O,I/F)、2
−14…メモリ、3…印刷物、3−1…プロファイル作
成用カラーチャート、3−2…濃度測定用カラーバー、
3a…パッチ(プロファイル作成用パッチ)、3b(3
b1,3b2,3b3,3b4)…パッチ(濃度測定用
パッチ)、SA1〜SAn…領域、4…印刷物、4−1
…通常印刷時用のカラーバー、4a(4a1,4a2,
4a3,4a4)…パッチ(濃度測定用パッチ)、4b
(4b1,4b2,4b3,4b4,4b5)…パッチ
(印刷機安定性判断用パッチ)、SB1〜SBn…領
域。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP10 AR01 KK04 KK18 KK25 KK32 KK35 2C250 EA02 EA12 EA23 EB40 EB43 EB46 EB50 EC05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機により印刷されたプロファイル作
    成用の各パッチの色彩値を測定し、この測定した各パッ
    チの色彩値と各パッチに対して予め定められている各色
    の網点面積率から前記印刷機の色再現特性を表すプロフ
    ァイルを作成する第1工程と、 前記印刷機により印刷された印刷機安定性判断用の各パ
    ッチの色彩値を測定する第2工程と、 この第2工程で測定された各パッチの色彩値と、この各
    パッチに対して予め定められている各色の網点面積率と
    ほゞ同じ網点面積率を有する前記プロファイル中の色彩
    値とを比較する第3工程と、 この第3工程の比較結果に基づいて警告を出す第4工程
    とを備えたことを特徴とする印刷機の色管理方法。
  2. 【請求項2】 印刷機により印刷されたプロファイル作
    成用の各パッチの色彩値を測定し、この測定した各パッ
    チの色彩値と各パッチに対して予め定められている各色
    の網点面積率から前記印刷機の色再現特性を表すプロフ
    ァイルを作成する第1工程と、 前記印刷機により印刷された濃度測定用の各色のパッチ
    の濃度を測定する第2工程と、 この第2工程によって測定された各色のパッチの濃度値
    と各色の基準濃度値とを比較する第3工程と、 この第3工程の比較結果に基づいて前記印刷機の各色の
    インキ供給量を調整する第4工程と、 この第4工程によりインキ供給量が調整された印刷機に
    より印刷された印刷機安定性判断用の各パッチの色彩値
    を測定する第5工程と、 この第5工程で測定された各パッチの色彩値と、この各
    パッチに対して予め定められている各色の網点面積率と
    ほゞ同じ網点面積率を有する前記プロファイル中の色彩
    値とを比較する第6工程と、 この第6工程の比較結果に基づいて警告を出す第7工程
    とを備えたことを特徴とする印刷機の色管理方法。
  3. 【請求項3】 印刷機により印刷されたプロファイル作
    成用の各パッチの色彩値を測定し、この測定した各パッ
    チの色彩値と各パッチに対して予め定められている各色
    の網点面積率から前記印刷機の色再現特性を表すプロフ
    ァイルを作成する第1工程と、 前記印刷機により印刷された濃度測定用の各色のパッチ
    の濃度を測定する第2工程と、 この第2工程によって測定された各色のパッチの濃度値
    と各色の基準濃度値とを比較する第3工程と、 この第3工程の比較結果に基づいて前記印刷機の各色の
    インキ供給量を調整する第4工程と、 前記第3工程において各色のパッチの測定濃度値と各色
    の基準濃度値とがほゞ一致するという比較結果が得られ
    るまで前記第2工程,第3工程,第4工程を繰り返す第
    5工程と、 この第5工程によりインキ供給量が調整された印刷機に
    より印刷された印刷機安定性判断用の各パッチの色彩値
    を測定する第6工程と、 この第6工程で測定された各パッチの色彩値と、この各
    パッチに対して予め定められている各色の網点面積率と
    ほゞ同じ網点面積率を有する前記プロファイル中の色彩
    値とを比較する第7工程と、 この第7工程の比較結果に基づいて警告を出す第8工程
    とを備えたことを特徴とする印刷機の色管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項において、前
    記警告が出された場合、前記印刷機の色再現特性を表す
    プロファイルを作成し直すことを特徴とする印刷機の色
    管理方法。
  5. 【請求項5】 印刷機により印刷されたプロファイル作
    成用の各パッチの色彩値を測定し、この測定した各パッ
    チの色彩値と各パッチに対して予め定められている各色
    の網点面積率から前記印刷機の色再現特性を表すプロフ
    ァイルを作成するプロファイル作成手段と、 前記印刷機により印刷された印刷機安定性判断用の各パ
    ッチの色彩値を測定する色彩値測定手段と、 この色彩値測定手段によって測定された各パッチの色彩
    値と、この各パッチに対して予め定められている各色の
    網点面積率とほゞ同じ網点面積率を有する前記プロファ
    イル中の色彩値とを比較する比較手段と、 この比較手段の比較結果に基づいて警告を出す警告手段
    とを備えたことを特徴とする印刷機の色管理装置。
  6. 【請求項6】 印刷機により印刷されたプロファイル作
    成用の各パッチの色彩値を測定し、この測定した各パッ
    チの色彩値と各パッチに対して予め定められている各色
    の網点面積率から前記印刷機の色再現特性を表すプロフ
    ァイルを作成するプロファイル作成手段と、 前記印刷機により印刷された濃度測定用の各色のパッチ
    の濃度を測定する濃度測定手段と、 この濃度測定手段によって測定された各色のパッチの濃
    度値と各色の基準濃度値とを比較する濃度比較手段と、 この濃度比較手段の比較結果に基づいて前記印刷機の各
    色のインキ供給量を調整するインキ供給量調整手段と、 このインキ供給量調整手段によりインキ供給量が調整さ
    れた印刷機によって印刷された印刷機安定性判断用の各
    パッチの色彩値を測定する色彩値測定手段と、 この色彩値測定手段によって測定された各パッチの色彩
    値と、この各パッチに対して予め定められている各色の
    網点面積率とほゞ同じ網点面積率を有する前記プロファ
    イル中の色彩値とを比較する比較手段と、 この比較手段の比較結果に基づいて警告を出す警告手段
    とを備えたことを特徴とする印刷機の色管理装置。
  7. 【請求項7】 印刷機により印刷されたプロファイル作
    成用の各パッチの色彩値を測定し、この測定した各パッ
    チの色彩値と各パッチに対して予め定められている各色
    の網点面積率から前記印刷機の色再現特性を表すプロフ
    ァイルを作成するプロファイル作成手段と、 前記印刷機により印刷された濃度測定用の各色のパッチ
    の濃度を測定する濃度測定手段と、 この濃度測定手段によって測定された各色のパッチの濃
    度値と各色の基準濃度値とを比較する濃度比較手段と、 この濃度比較手段の比較結果に基づいて前記印刷機の各
    色のインキ供給量を調整するインキ供給量調整手段と、 前記濃度比較手段において各色のパッチの測定濃度値と
    各色の基準濃度値とがほゞ一致するという比較結果が得
    られるまで前記濃度測定手段による濃度測定,前記濃度
    比較手段による濃度比較,前記インキ供給量調整手段に
    よるインキ供給量の調整が繰り返された状態での操作者
    からの指示に応じて、その時の印刷機により印刷された
    印刷機安定性判断用の各パッチの色彩値を測定する色彩
    値測定手段と、 この色彩値測定手段により測定された各パッチの色彩値
    と、この各パッチに対して予め定められている各色の網
    点面積率とほゞ同じ網点面積率を有する前記プロファイ
    ル中の色彩値とを比較する比較手段と、 この比較手段の比較結果に基づいて警告を出す警告手段
    とを備えたことを特徴とする印刷機の色管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7の何れか1項において、前
    記プロファイル作成手段が、前記警告が出された場合、
    操作者からの指示に応じて、前記印刷機の色再現特性を
    表すプロファイルを作成し直すことを特徴とする印刷機
    の色管理装置。
  9. 【請求項9】 請求項2において、前記第4工程では、
    前記第3工程の比較結果に基づいて各色のパッチの測定
    濃度値と各色の基準濃度値とがほゞ一致するように前記
    印刷機の各色のインキ供給量を調整することを特徴とす
    る印刷機の色管理方法。
  10. 【請求項10】 請求項6において、前記インキ供給量
    調整手段は、前記濃度比較手段の比較結果に基づいて各
    色のパッチの測定濃度値と各色の基準濃度値とがほゞ一
    致するように前記印刷機の各色のインキ供給量を調整す
    ることを特徴とする印刷機の色管理装置。
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