JP2002059536A - 印刷機における色調制御方法及び装置 - Google Patents

印刷機における色調制御方法及び装置

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JP2002059536A
JP2002059536A JP2000248339A JP2000248339A JP2002059536A JP 2002059536 A JP2002059536 A JP 2002059536A JP 2000248339 A JP2000248339 A JP 2000248339A JP 2000248339 A JP2000248339 A JP 2000248339A JP 2002059536 A JP2002059536 A JP 2002059536A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のカラーマネジメントシステムは、刷版
を作成するときに使用した印刷機の絵柄面積率と印刷色
との対応を記述した発色特性データが変化しない(すな
わち印刷機の印刷特性が変化しない)、ということを前
提に成り立っていた。しかし実際には印刷機の印刷特性
は変化し、その場合印刷物の色調は望んだ色と異なった
ものとなる。そのため損紙の発生や、色調の調節にオペ
レータのスキルが必要になり、ロスが大きかった。 【解決手段】 刷版を作成するときに使用した印刷機の
発色特性データと印刷機の最新の発色特性データとを比
較し、その差を算出すると共にその差と刷版を作成する
ときに算出した絵柄面積率データとから色の差(色差)
を算出する。そして、その色差が許容範囲内か否かを表
示すると共に色差補正を絵柄の注目部位の色でおこなう
ようオペレータが指示できるようにし、その指示に基づ
いて色調を制御して印刷できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機における色
調制御方法及び装置に関し、更に詳細には、カラーマネ
ジメントシステムを用いて色調制御をするにあたり、印
刷機の印刷特性の変動や、インキや印刷紙などの印刷資
材の変更に起因する色調変化を印刷前に予め予測して対
処できるようにした色調制御方法及び装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】印刷界においては、印刷機や製版システ
ムなどの個々のデバイスにおける色再現特性、すなわち
網点面積率と色との対応を記述した例えばICCプロフ
ァイルなどの発色特性データを用い、それを元に印刷物
の側色値が希望する色に近似するようデジタルデータを
変換し、異なるデバイス間の色再現性を一致させるよう
にしている。この作用を、一般にカラーマネジメントと
呼んでいる。
【0003】従来このカラーマネジメントは、図3に示
したように、(a)レイアウト編集ソフトにより行われ
るもの、(b)専用の色変換ソフトより行われるもの、
(c)ラスタイメージプロセッサ(RIP)により行わ
れるものなど、いくつかの方法で行われていた。次に、
校正刷りと印刷物のカラーマネジメントを例に説明す
る。
【0004】この図3中51は、スキャナで取り込んだ
写真や図形の色情報に基づく変換元のICCプロファイ
ル、52は印刷機自体の印刷特性、使われているイン
キ、印刷紙などに起因する色再現特性を記述した印刷機
のICCプロファイル、53は各種プリンタや校正刷り
機の校正機のICCプロファイル、54は写真や画像の
データや文字のデータをデザイナーの指定するとおりに
並べるレイアウト編集ソフト、55は各工程により作成
されたポストスクリプト(登録商標)(PS)データ、
56は各ICCプロファイルに従ってカラーマネジメン
トを行う専用のソフト、57はラスターイメージプロセ
ッサ(RIP)、58は製版工程、59は校正機による
プリント出力、60は印刷機、61は校正刷り、62は
印刷物である。
【0005】まず図3(a)は、カラーマネジメントを
レイアウト編集ソフト54で行うもので、写真や図形デ
ータ、文字データなどをレイアウト編集ソフト54でレ
イアウトした後、各ICCプロファイル51、52、5
3を元に各出力装置毎にカラーマネジメントれたポスト
スクリプトデータデータ55、55を作成してRI
P57、57でラスタイメージに展開し、校正機の
場合はプリント59を出力して校正刷りを得、印刷の場
合は製版工程58で刷版を作成し、印刷機60で印刷し
て印刷物62を得る。
【0006】つぎの図3(b)は、カラーマネジメント
を専用のソフト56でおこなうもので、写真や図形デー
タ、文字データなどをレイアウト編集ソフト54でレイ
アウトした後、これを一度ポストスクリプトデータ55
に変換し、そのデータを各ICCプロファイル51、
52、53を使って専用ソフト56でカラーマネジメン
トされたポストスクリプトデータ55、55をそれ
ぞれ作成し、製版して印刷物62や校正刷61を得るも
のである。
【0007】最後の図3(c)は、カラーマネジメント
機能をRIP57に持たせたもので、写真や図形デー
タ、文字データなどをレイアウト編集ソフト54でレイ
アウトした後ポストスクリプトデータ55に変換し、
このデータをRIP57で各ICCプロファイル51、
52、53を用いてカラーマネジメントされたそれぞれ
のラスタイメージに展開するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように構成したカ
ラーマネジメントシステムを用いて希望通りの色を得る
ためには、印刷機のICCプロファイルなどの発色特性
データ52を作成したときの条件が実際の印刷までキー
プされていることが必要である。しかしながら、印刷機
における印刷特性、及び色再現性は変動することがあ
り、またICCプロファイルなどの発色特性データを作
成した条件と実際に印刷をおこなう条件が異なる場合が
ある。
【0009】すなわち、印刷機におけるインキローラへ
インキを均一に行き渡らせるための揺動ローラ、水着け
ローラなどの動き、ゴム胴の印圧などの微少な変動が色
再現性に微妙に影響し、また、使われているインキ、使
う印刷紙などの資材条件の変更、機械間の誤差などによ
っても色再現性が異なることがあり、標準濃度で印刷し
ても、ハーフトーン部の色が合わないといった現象が生
じる。
【0010】しかしながらこのような印刷機の印刷特性
の変動があっても、オペレータは印刷するまで印刷結果
が分からず、また印刷した結果、色が異なることがわか
っても、手動コントロールで色合わせが可能なのか、ま
た色合わせが可能ならばどの程度調節すればよいのかわ
からないといった問題がある。
【0011】すなわち通常のカラー印刷においては、例
えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(K)の4色が使われているが、上記色再現性
の違いがこれらインキの濃度を調節する印刷機のインキ
キーの調整で何とかなるのか、インキキーの調節だけで
は色のバランスが崩れるため、製版工程まで戻って製版
条件を変えなければならないのか、また調整可能とした
場合、コントロールする目標値をどのくらいにすればよ
いか、などである。
【0012】またこの変動に対処するためには、製版の
直前に印刷機のICCプロファイルなどの発色特性デー
タを測定してフィードバックするという方法もあるが、
測定から製版完了まで印刷ができないことになってロス
タイムが大きく、更にその間にICCプロファイルなど
の発色特性データの変動が起きる可能性もあって現実的
ではない。
【0013】そのため、せっかくカラーマネジメントシ
ステムを導入しても、希望する色に達するまで印刷と調
整を繰り返さねばならず、刷り出し損紙の発生と、熟練
オペレータのスキルが必要になると共に、最終的には前
工程に戻って製版のやり直しという事態が生じることも
あり、何のためにカラーマネジメントを導入したのかわ
からないといったことさえ起こることがあった。
【0014】上述の事情に鑑み本発明は、印刷前に印刷
機の色再現性を確認でき、かつ、その色再現性が許容範
囲外のときは色合わせが可能かどうか、色合わせが可能
な場合はどの程度調節すればよいかなどを判断できるよ
うにし、印刷準備時間の短縮、刷り出し損紙の低減、オ
ペレータのスキルレス化などを実現する印刷機における
色調制御方法及び装置を提供することが課題である。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明においては、色変換したときに使用した発色特性
データと実際の印刷状態に最も近い最新発色特性データ
とを比較して差を求め、それによって印刷前に色差がわ
かるようにすると共に、その色差を補正する絵柄の注目
部位をオペレータが指示し、それによって自動的に補正
ができるようにして印刷準備時間の短縮、刷り出し損紙
の低減、オペレータのスキルレス化などを実現するよう
にした。
【0016】そして、請求項1は方法発明であって、印
刷機における印刷物の絵柄面積率と印刷された後の紙面
上の色との対応を表した発色特性データに基づき、レイ
アウト編集後のデータから作成された多色刷版で印刷を
行う印刷機における色調制御方法において、前記印刷刷
版を作成したときに使用した発色特性データと実際の印
刷状態に最も近い発色特性データとを比較して色差を求
め、該色差が許容範囲内にあるか否かを判定することを
特徴とする。
【0017】このように刷版を作成する際に使用した発
色特性データと、実際の印刷状態に最も近い発色特性デ
ータとを比較して色差が許容範囲か否か判定することに
より、刷版の作成の際に使用した発色特性データと実際
に印刷するときの印刷機発色特性が異なっているかどう
かをオペレータが事前に知ることができ、かつ、現状の
印刷機の状態で発生する色ズレ量も判明する。そのため
刷り出し損紙の低減を図ることができる。
【0018】そしてこの判定の結果、色差が許容範囲外
の場合は請求項2に記載したように、前記色差の判定に
基づき、色差が許容範囲外の場合は絵柄の注目部位を抽
出し、該注目部位の色差の補正で色調制御をおこなうこ
とを特徴とする。
【0019】このように色差が許容範囲外の場合は、絵
柄の注目部位を抽出してその注目部位における色差を自
動的に補正することで、デザイナーが出したいと思って
いる色が確実に再現でき、デザイナーの意向に添った印
刷物を作成することができる。また、この色差補正を自
動的に行うことで、印刷準備時間の短縮、刷り出し損紙
の低減、オペレータのスキルレス化などを実現できる。
【0020】そしてこの注目部位は、請求項3に記載し
たように、前記注目部位が、特定色、または特定絵柄で
あることを特徴とする。
【0021】すなわち色差を補正する注目部位は、デザ
イナーが指定した特定色、または絵柄とすることでより
効果的な色調補正が可能となる。
【0022】またこのように色調補正しても、それが許
容範囲に入らない場合は、請求項4に記載したように、
前記注目部位の色調補正後、前記印刷機における色調補
正後の印刷状態に最も近い発色特性データに基づいて再
度色差を判定し、なお色差が許容範囲外の場合は前記色
調補正後の印刷状態に最も近い発色特性データで刷版を
作り直すことを特徴とする。
【0023】このようにすることで色調補正が可能かど
うかが予め推定でき、補正できないときは、印刷機の最
新の発色特性データを上流工程に送って再度刷版を作り
直すことで、熟練オペレータでなくともこういった判断
を行うことができる。
【0024】そして前記注目部位は、請求項5に記載し
たように、前記色差を表示する表示装置、またはプリン
トアウトする装置を有し、その表示、またはプリントア
ウトに基づいて絵柄の注目部位を指示することを特徴と
する。
【0025】このように色差を表示、またはプリントア
ウトする装置を設けることにより、オペレータは色差を
印刷前に確認できると共に、注目部位を容易に指示する
ことができる。
【0026】また、色差の補正は請求項6に記載したよ
うに、印刷機における印刷物の絵柄面積率と色との対応
を表した発色特性データに基づき、レイアウト編集後の
データから作成された多色刷版で印刷を行う印刷機にお
ける色調制御方法において、前記印刷絵柄の注目部位に
おいて印刷刷版を作成したときに使用した発色特性デー
タと実際の印刷状態に最も近い発色特性データとを比較
して色差を求め、該色差が許容範囲外の場合は色差を補
正することを特徴とする。
【0027】このように注目部位を先に指定し、その後
色差を算出して色差が許容範囲外の場合は補正するよう
にすることで、色調補正を全く自動的に行うことがで
き、請求項1の場合と同様印刷準備時間の短縮、刷り出
し損紙の低減、オペレータのスキルレス化などを実現で
きる。
【0028】そして、これらの方法発明を実現するため
の装置発明である請求項7は、印刷機における印刷物の
絵柄面積率と色との対応を表した発色特性データに基づ
き、レイアウト編集後のデータから作成された多色刷版
で印刷を行う印刷機における色調制御装置において、前
記印刷刷版を作成したときに使用した発色特性データと
実際の印刷状態に最も近い発色特性データとを比較して
色差を算出する色差算出部と、色差補正のための注目部
位を指示する色合わせ指令卓と、該色合わせ指令卓から
指示した絵柄の注目部位の色差をインキの制御濃度に変
換する制御濃度算出部とを備え、前記色差算出部の算出
した色差を元に制御濃度算出部が算出したインキ濃度で
色調を補正するようにしたことを特徴とする。
【0029】このように色調制御装置を構成することに
より、オペレータは印刷前に色差を知ることができ、か
つその色差を注目部位で補正するよう最適なインキの制
御濃度を算出できるから、スキルのないオペレータでも
対応可能であり、前記したように印刷準備時間の短縮、
刷り出し損紙の低減、オペレータのスキルレス化などを
実現できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの
発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる
説明例に過ぎない。
【0031】図1は本発明における色調制御装置の実施
の形態を示した装置のブロック図、図2は本発明の色調
制御方法のフロー図である。図1において、1は、前記
図3におけるラスタイメージプロセッサ(RIP)57
によりポストスクリプトデータをラスタ展開したときな
どに作成されるデータを元に算出した絵柄面積率デー
タ、2は印刷機のICCプロファイルなどの発色特性デ
ータのデータベースで、以下この発色特性データをプロ
ファイルと呼ぶ。このプロファイルは、プロファイル作
成用チャートを印刷絵柄内に埋め込んでおき、1つのジ
ョブ毎に色調計測装置10でその分光反射率を測定して
国際照明委員会で定義された色座標値(CIE−L*a
*b*)などを算出し、網点面積率と色の関係として記
憶しておく。
【0032】3は色合わせ方法の指令卓で、色のズレ具
合にはいろいろあり、例えばイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色を使って
いる場合、このうちのいくつかの濃度を調節するだけで
色合わせが可能な場合と、絵柄の特定部分の色合わせを
すると他の部分の色が変動する場合とがあるため、どの
ような方法で色合わせするか、また絵柄のどの部分で色
合わせするかなどを選択指示するためのものである。
【0033】4は、プロファイルのデータベース2に記
憶されている刷版作成時に用いられたプロファイル52
と、印刷機の実際の印刷状態におけるプロファイルとを
比較して両者の差を出し、さらに絵柄面積率データ1を
用いて色差を算出する色差算出部、5は色差算出部4が
算出した色差やそれに元づく色合わせ方法の選択肢など
を表示する表示装置、6は色調制御装置全体の制御装
置、7は色差算出部4が算出した色差を色合わせ指令卓
3から指令された部位、方法で色合わせするため、これ
らのデータを元にインキの制御濃度を演算する制御濃度
演算部、8は印刷機のインキ濃度を調節するインキキー
の開度を調節するインキキー調節装置、9は印刷機、1
0は印刷機が印刷した印刷物のカラーチャートなどに埋
め込まれているプロファイル作成用チャートを計測する
色調計測装置、11は校正機で、これはプルーフプリン
ターなどでも良い。
【0034】なお、制御濃度の演算は、プロファイルデ
ータベース2の記憶内容、及び絵柄面積率データを用
い、ノウゲヴァウアの式等などによって、分光反射率
(分光スペクトル)を算出し、それによってベタ濃度
(制御濃度)の偏差を検出してインキ供給量、すなわち
制御濃度を計算する。
【0035】前記図3で説明したように印刷用刷版は、
レイアウト編集ソフト54で編集されたデータを変換元
のプロファイル51、プロファイル52、プロファイル
53などに基づき、ラスタイメージプロセッサ57でラ
スタイメージに変換して作成する。そしてラスタイメー
ジのデータを元に図1における絵柄面積率データ1を作
成する。一方印刷機9側は、最終的なジョブで印刷され
た印刷物に印刷されているプロファイル作成用のチャー
トを色調計測装置10で計測し、最新の印刷機のプロフ
ァイルを印刷機のプロファイルデータベース2に記憶す
る。このように、印刷機のプロファイルをデータベース
に記憶して蓄積することにより、印刷機の印刷特性の変
動と印刷色の関係をデータベース化でき、色差の算出の
際に使用することでより詳細な色差を算出できる。
【0036】こうして刷版の用意と印刷機側の用意が整
うと、最初にステップ21で制御装置6は、刷版作成時
に使われた印刷機のプロファイルと、最新の印刷機のプ
ロファイルとをプロファイルデータベース2から読みだ
して色差算出部4に送ると共に、絵柄面積率データ1も
この色差算出部4に送る。そしてこの色差算出部4で、
刷版作成時に使われた印刷機のプロファイルと、最新の
印刷機のプロファイルとを比較し、まずその差を算出す
る。そして、次にこの差を絵柄面積率データ1に当ては
め、色差を算出する。印刷機のプロファイルは、前記し
たように一定の絵柄面積率に対してどのような色が再現
できるかを記述したものなので、このプロファイル間の
差を絵柄面積率データ1に当てはめると、何%の網点は
このくらい色がずれるということがわかり、両者の色差
が判明する。
【0037】そのため色差算出部4は、この色差を制御
装置6に伝え、制御装置6は表示装置5にこのズレ量を
例えばグラフで表示すると共に、刷版作成時に使われた
印刷機のプロファイルに基づく色調の印刷絵柄と、実際
の印刷状態におけるプロファイルに基づく色調の印刷絵
柄を同時に表示する。なおこの表示は、表示装置5だけ
でなく、校正機11によって校正刷り、またはプルーフ
プリントを出力することで確認できるようにしても良
い。また色差算出部4は、これと同時にステップ22
で、この色差が許容範囲内か否かを判定し、同時にその
判定結果と色差を制御装置6に送って表示装置5に表示
する。
【0038】色差の生じる原因は、前記したように印刷
機の色特性の変動や資材条件の変動などにより、例えば
使われているインキ濃度が濃くなった、薄くなったとい
うものから、インキの色調がプロファイルを作成したと
きのものとは異なる、印刷紙の紙質が違うためにインキ
の色が異なって見える、ベタ部の色は良いがハーフトー
ン部分は希望する色調が出ていない、特定部位の色調を
希望通りにすると他の部分の色調が異なったものにな
る、など、単純なものから複雑なものまで多岐にわた
る。
【0039】しかしながら、通常の商業印刷において
は、通常デザイナーが特定の部位の色はこの色でなけれ
ばならないという注目部位が存在し、その部分の色調を
デザイナーの望む色にする必要がある。そのため、例え
ば平均色差がずれているだけの場合は、一色、あるいは
複数色のインキ濃度を調節するだけで目的とした色が得
られるが、一方、特定部位の色調を希望通りにすると他
の部分の色調が異なってしまう場合は、注目部位の色調
のみを目的とする色にして色調が異なってしまう部分は
犠牲にする、または注目部位も他の部分も有る程度納得
のいく色にして全体的に色差を小さくする、若しくは複
数の注目部位の色を目的とする色にするなど、複数の選
択肢が有る。そのため、色差が許容範囲内に収まってい
ない場合、これらの選択肢も同時に表示装置5に表示す
る。
【0040】今、このステップ22の判定において色差
が小さいと判断され、特に色調調節の必要がない場合は
ステップ23に進んで基準濃度での印刷を行う。そして
印刷物に印刷されているカラーチャートなどをステップ
24で計測し、ステップ25で印刷機のプロファイルの
計算を行って印刷機のプロファイルデータベース2に記
憶する。
【0041】そしてステップ22で、色差が大きくて許
容範囲外と判断された場合、処理がステップ26に進
み、色合わせ方法の選択を行う。この選択は、前記した
ように表示装置5に色差と選択肢が表示されるので、色
合わせ指令卓3から色合わせのための注目部位、及び方
法を指示選択する。
【0042】まずこの色調の異なり具合が、インキ濃度
の調節、すなわち平均色差の増減だけで済む場合である
が、この場合は表示装置5にその旨が表示され、自動的
にインキ濃度を調節して良いかどうかをオペレータに確
認する。そしてOKが出ると、次のステップ27に進
み、制御装置6が色差算出部4で算出した色差と絵柄面
積率データ1を制御濃度演算部7に送り、この制御濃度
演算部7が色差を減少させるインキ濃度の調節量を演算
し、結果を制御装置6を通して色差算出部4に送る。す
ると色差算出部4は、ステップ28でこの調節された制
御濃度における色差を計算し、その結果を制御装置6を
通して表示装置5に表示すると共にステップ29でステ
ップ22で行ったように色差が許容範囲内かどうか判断
し、許容範囲内であるならばステップ30に、許容範囲
外であるならばステップ33に進むが、平均色差の増減
だけで済む場合はほとんど許容範囲内に収まる。
【0043】そのためステップ30でこの制御濃度によ
る印刷を行い、ステップ31でその印刷物のカラーチャ
ートなどに埋め込まれているプロファイル作成用チャー
トを色調計測装置10で計測し、ステップ32で印刷機
のプロファイルを計算してそれをプロファイルのデータ
ベース2に記憶する。
【0044】一方、絵柄の注目部位、例えばベタやハー
フトーン部分の色調を希望通りにすると他の部分の色調
が異なってしまう場合は、その注目部位の色調のみ、例
えば肌の色、食物の色、風景における特定の緑の色な
ど、デザイナーが指定した部分を目的とする色にして色
調が異なってしまう部分は犠牲にするのか、または複数
の注目部位の色を目的とする色にするのか、若しくは注
目部位も他の部分も有る程度納得のいく色にして全体的
に色差を小さくするのかなどをステップ26で色合わせ
指令卓3から選択する。
【0045】そして例えば注目部位の色を希望通りにす
る場合は、制御装置6は絵柄面積率データ1と、この指
定された絵柄部分の色差とを色差算出部4から制御濃度
演算部7に送り、ステップ27で指定された絵柄の注目
部位における色調を希望通りの色にするインキの制御濃
度を演算させ、その結果を制御装置6を通して色差算出
部4に送る。すると色差算出部4は、ステップ28でこ
の調節された制御濃度における色差を算出し、その結果
を制御装置6を通して表示装置5に表示すると共に、そ
の算出結果とその条件に最も合致したプロファイルに基
づいた色調の印刷絵柄を同時に表示する。そしてステッ
プ29で、指定した注目部位の色差が許容範囲内かどう
か判断し、それを表示装置5に表示する。
【0046】このとき、絵柄の注目部位の色調が希望通
りとなり、かつ、他の部分の色調も許容範囲内であれば
それが色合わせ指令卓3から指示され、処理はステップ
30に進んで前記したように印刷が実行され、印刷機の
プロファイルが計算されてプロファイルのデータベース
2に記憶される。
【0047】一方、指定した注目部位の色差が許容範囲
内に収まらない場合、及び指定した注目部位の色差は許
容範囲内であるが指定した部分以外の色差が大きく、オ
ペレータが満足できずにそれが色合わせ指令卓3から指
示された場合、処理はステップ33に進み、制御濃度を
変更するかどうかが確認される。そして制御濃度を変更
する場合は、処理がステップ26の色合わせ方法の選択
に戻る。
【0048】そして指定した注目部位の色差が許容範囲
内に収まらない場合は、色合わせ指令卓3から制御濃度
を変更する指示が出され、一方、指定した注目部位の色
差は許容範囲内であるが指定した部分以外の色差が大き
い場合は、色合わせ指令卓3から先に指定した部分に加
えて色差の大きかった部分の色差を減少させるべく、さ
らに色調補正するポイントを追加指定する。
【0049】そして次のステップ27で、前記したよう
に制御濃度を制御濃度演算部7で算出し、その濃度に基
づいてさらに色差算出部4で再度色差を算出して色差が
許容範囲内かどうか確認する。そして許容範囲内で有れ
ば前記したようにその制御濃度で印刷を実行する。
【0050】一方ステップ33で、これ以上インキ濃度
を変更しても良い結果が得られない、と判断された場合
はステップ34に進み、印刷機のプロファイルデータベ
ース2の最新プロファイルを前工程に送って色変換から
やり直し、刷版を作り直す。そしてその作り直した刷版
のプロファイルに基づいてステップ21からの作業を繰
り返す。
【0051】このように印刷機における色調制御方法及
び装置を構成することにより、たとえ印刷機の印刷特性
の変動や、インキや印刷紙などの印刷資材の変更に起因
する色調変化があっても、印刷前に予めその変化具合を
確認することができ、色調の調節を行う場合も自動化が
可能であるからオペレータに何ら負担かけることがな
い。そのため、損紙の発生が押さえられ、熟練オペレー
タのスキルも必要なくなる。
【0052】
【発明の効果】以上記載の如く請求項1に記載した本発
明によれば、刷版を作成する際に使用した発色特性デー
タと、印刷機における最新の発色特性データとを比較し
て色差が許容範囲内か否か判定することにより、刷版の
作成の際に使用した発色特性データと実際に印刷すると
きの印刷機特性が異なっているかどうかをオペレータが
事前に知ることができ、かつ、現状の印刷機の状態で発
生する色ズレ量も判明する。そのため刷り出し損紙の低
減を図ることができる。
【0053】また請求項2に記載した発明によれば、色
差が許容範囲外の場合は、絵柄の注目部位を抽出してそ
の注目部位における色差を自動的に補正することで、デ
ザイナーが出したいと思っている色が確実に再現でき、
デザイナーの意向に添った印刷物を作成することができ
る。また、この色差補正を自動的に行うことで、印刷準
備時間の短縮、刷り出し損紙の低減、オペレータのスキ
ルレス化などを実現できる。
【0054】そして請求項3に記載した発明によれば、
色差を補正する注目部位は、デザイナーが指定した特定
色、または絵柄とすることでより効果的な色調補正が可
能となる。
【0055】また請求項4に記載した発明によれば、色
調補正が可能かどうかが予め推定でき、補正できないと
きは、印刷機の最新の発色特性データを上流工程に送っ
て再度刷版を作り直すことで、熟練オペレータでなくと
もこういった判断を行うことができる。
【0056】そして請求項5の発明によれば、色差を表
示、またはプリントアウトする装置を設けることによ
り、オペレータは色差を印刷前に確認できると共に、注
目部位を容易に指示することができる。
【0057】そして請求項6の発明によれば、注目部位
を先に指定し、その後色差を算出して色差が許容範囲外
の場合は補正するようにすることで、色調補正を全く自
動的に行うことができ、請求項1の場合と同様印刷準備
時間の短縮、刷り出し損紙の低減、オペレータのスキル
レス化などを実現できる。
【0058】そして、請求項1の方法発明を実施するた
めの装置発明である請求項7の発明によれば、オペレー
タは印刷前に色差を知ることができ、かつその色差を注
目部位で補正するよう最適なインキの制御濃度を算出で
きるから、スキルのないオペレータでも対応可能であ
り、前記したように印刷準備時間の短縮、刷り出し損紙
の低減、オペレータのスキルレス化などを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における色調制御装置の実施の形態を
示した装置のブロック図である。
【図2】 本発明の色調制御方法のフロー図である。
【図3】 従来のカラーマネジメントシステムを説明す
るためのブロック図である。
【符号の説明】
1 絵柄面積率データ 2 印刷機のプロファイルのデータベース 3 色合わせ方法の指令卓 4 色差算出部 5 表示装置 6 制御装置 7 制御濃度演算部 8 インキキー調節装置 9 印刷機 10 色調計測装置 11 校正機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C250 EA13 EA18 EA23 EB32 EB36 EB43 5B021 AA01 LG07 LG08 5L096 AA02 BA08 CA24 FA59 FA81 GA38

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機における印刷物の絵柄面積率と印
    刷された後の紙面上の色との対応を表した発色特性デー
    タに基づき、レイアウト編集後のデータから作成された
    多色刷版で印刷を行う印刷機における色調制御方法にお
    いて、 前記印刷刷版を作成したときに使用した発色特性データ
    と実際の印刷状態に最も近い発色特性データとを比較し
    て色差を求め、該色差が許容範囲内にあるか否かを判定
    することを特徴とする印刷機における色調制御方法。
  2. 【請求項2】 前記色差の判定に基づき、色差が許容範
    囲外の場合は絵柄の注目部位を抽出し、該注目部位の色
    差の補正で色調制御をおこなうことを特徴とする請求項
    1に記載した印刷機における色調制御方法。
  3. 【請求項3】 前記注目部位が、特定色、または特定絵
    柄であることを特徴とする請求項2に記載した印刷機に
    おける色調制御方法。
  4. 【請求項4】 前記注目部位の色調補正後、前記印刷機
    における色調補正後の印刷状態に最も近い発色特性デー
    タに基づいて再度色差を判定し、なお色差が許容範囲外
    の場合は前記色調補正後の印刷状態に最も近い発色特性
    データで刷版を作り直すことを特徴とする請求項2に記
    載した印刷機における色調制御方法。
  5. 【請求項5】 前記色差を表示する表示装置、またはプ
    リントアウトする装置を有し、その表示、またはプリン
    トアウトに基づいて絵柄の注目部位を指示することを特
    徴とする請求項2に記載した印刷機における色調制御方
    法。
  6. 【請求項6】 印刷機における印刷物の絵柄面積率と色
    との対応を表した発色特性データに基づき、レイアウト
    編集後のデータから作成された多色刷版で印刷を行う印
    刷機における色調制御方法において、 前記印刷絵柄の注目部位において印刷刷版を作成したと
    きに使用した発色特性データと実際の印刷状態に最も近
    い発色特性データとを比較して色差を求め、該色差が許
    容範囲外の場合は色差を補正することを特徴とする印刷
    機における色調制御方法。
  7. 【請求項7】 印刷機における印刷物の絵柄面積率と色
    との対応を表した発色特性データに基づき、レイアウト
    編集後のデータから作成された多色刷版で印刷を行う印
    刷機における色調制御装置において、 前記印刷刷版を作成したときに使用した発色特性データ
    と実際の印刷状態に最も近い発色特性データとを比較し
    て色差を算出する色差算出部と、色差補正のための注目
    部位を指示する色合わせ指令卓と、該色合わせ指令卓か
    ら指示した絵柄の注目部位の色差をインキの制御濃度に
    変換する制御濃度算出部とを備え、前記色差算出部の算
    出した色差を元に制御濃度算出部が算出したインキ濃度
    で色調を補正するようにしたことを特徴とする印刷機に
    おける色調制御装置。
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