JP2002080018A - 付属品付被包装品の自動包装方法および装置 - Google Patents

付属品付被包装品の自動包装方法および装置

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JP2002080018A
JP2002080018A JP2000275507A JP2000275507A JP2002080018A JP 2002080018 A JP2002080018 A JP 2002080018A JP 2000275507 A JP2000275507 A JP 2000275507A JP 2000275507 A JP2000275507 A JP 2000275507A JP 2002080018 A JP2002080018 A JP 2002080018A
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accessories
accessory
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article
adhesive tape
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Application number
JP2000275507A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Takeya
俊幸 武谷
Takuo Otsuka
卓雄 大塚
Seiichi Futami
精一 二見
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被包装品の外面に付属品を取り付けた状態で、
前記被包装品を包装シートにより自動的かつ効率的に包
装するとともに、構成の簡素化を図ることを可能にす
る。 【解決手段】集積された複数の付属品8から前記付属品
8を1つずつ取り出す付属品取り出し機構26と、前記
付属品8の一方の短辺8a側に接着テープ9の一部分を
貼り付ける接着テープ付け機構28と、前記付属品8の
長手方向をシュリンク品5の軸方向に配置させた状態
で、前記接着テープ9が貼り付けられた一方の短辺8a
側を前記シュリンク品5の搬送方向先端側にして、該接
着テープ9の他の部分を該シュリンク品5の外周に貼り
付ける貼り付け機構30と、包装シート10により前記
付属品8を前記シュリンク品5に添わせて一体的に包装
する包装機構32とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被包装品の外面に
付属品を取り付けた状態で、前記被包装品を包装シート
により包装する付属品付被包装品の自動包装方法および
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、写真感光用フイルムを巻回収容
するパトローネを、樹脂製フイルムケースに装填した
後、所定本数の前記フイルムケースを一体的にシュリン
クしたシュリンク品を形成するとともに、前記シュリン
ク品を包装シートにより覆って、所謂、ピロー包装品を
製造する作業が行われている。
【0003】この種のピロー包装品には、各種のキャラ
クタ画像等が形成されたシールを袋に収容した付属品
を、シュリンク品と一体的に包装シート内に封入した付
属品付被包装品が知られている。この付属品付被包装品
を製造する際には、まず、図8に示すように、写真感光
用フイルム1が巻回収容されたパトローネ2が、フイル
ムケース3内に装填されるとともに、このフイルムケー
ス3の開口側端部にケースキャップ4が取り付けられ
る。
【0004】次いで、複数本、例えば、3本のフイルム
ケース3が軸方向(または軸方向に直交する方向)に配
列されて一体的にシュリンクされることにより、シュリ
ンク品5が得られている。さらに、このシュリンク品5
の外周には、キャラクタ画像等が形成されたシール6を
袋7に収容した付属品8が貼り付けられる。付属品8
は、シール面を外側にしてシュリンク品5を構成する中
央のフイルムケース3の外周部に沿って長手方向が巻き
付けられ、その短手方向両端部が接着テープ9により固
定されている。そして、シュリンク品5は、付属品8と
一体的に包装シート10によって包まれ、包装品12が
製造されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、作業者の手作業により、付属品8の長手
方向を円筒形状のフイルムケース3の外周部に添わせて
巻き付けるとともに、前記付属品8の短手方向両端部を
接着テープ9により固定する作業が行われている。この
ため、包装品12の製造作業が煩雑で、しかも相当に時
間のかかる作業となってしまい、この包装品12を効率
的に製造することができず、生産効率が低下するという
問題が指摘されている。
【0006】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、簡単な工程および構成で、付属品が取り付けられた
被包装品の包装作業全体を自動的かつ効率的に行うこと
が可能な付属品付被包装品の自動包装方法および装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る付属品付被
包装品の自動包装方法および装置では、付属品供給部か
ら付属品が1つずつ取り出され、この付属品の長手方向
が被包装品の搬送方向に向かって配置されるとともに、
該付属品の搬送方向先端側となる一方の短辺側が前記被
包装品に貼り付けられる。次に、包装シートにより付属
品を被包装品に添わせて一体的に包装するとともに、前
記包装シートの端部同士が接合される。
【0008】このように、付属品の一方の短辺側を搬送
方向先端側にして被包装品に貼り付けるだけで、包装シ
ートを介して前記付属品が前記被包装品の形状に添うよ
うにして一体的に包装される。このため、簡単な工程お
よび構成で、付属品付被包装品の包装作業全体が自動的
かつ効率的に遂行される。
【0009】また、本発明では、まず、付属品供給部か
ら取り出された付属品の一方の短辺側に、接着テープの
一部分が貼り付けられる。そして、この付属品の長手方
向がフイルムケースの軸方向に配置されるとともに、接
着テープが貼り付けられた前記付属品の短辺側が前記フ
イルムケースの搬送方向先端側として、前記接着テープ
の他の部分が該フイルムケースの外周に貼り付けられ
る。次に、包装シートを介して付属品がフイルムケース
に添うようにして一体的に包装されるとともに、前記包
装シートの端部同士が前記フイルムケースの外周に対し
て前記付属品とは反対側の位置で接合される。
【0010】従って、包装前に接着テープを筒状のフイ
ルムケースの外周部に添わせて巻き付ける必要がなく、
前記付属品の短辺側に貼り付けられた接着テープをフイ
ルムケースの外周に貼り付けるだけでよい。付属品がフ
イルムケースの外周に水平状態に貼り付けられていて
も、この付属品の短辺側端部がこのフイルムケースの接
線方向に大きく突出することがなく、包装シートを介し
て前記付属品が前記フイルムケースの外周形状に添うよ
うにして確実に包装されるからである。このため、フイ
ルムケースの外周に付属品を取り付けて前記フイルムケ
ースを包装シートにより包装する作業が、自動的かつ効
率的に遂行される。
【0011】さらに、付属品取り出し機構から取り出さ
れる付属品がインデックステーブルに配置されるととも
に、前記インデックステーブルの回転作用下に、前記付
属品が接着テープ付け機構および貼り付け機構に対し
て、順次、配置される。これにより、付属品供給部から
取り出された付属品に接着テープを貼り付けた後、この
接着テープを介して前記付属品をフイルムケースの外周
に貼り付けるまでの作業が一層迅速かつ効率的に遂行さ
れ、包装作業全体の効率化が容易に図られる。
【0012】さらにまた、付属品取り出し機構が、付属
品を鉛直方向に積層して保持する鉛直ガイド部と、前記
鉛直ガイド部の最下部に配置されている前記付属品を吸
着して1つずつ取り出す可動吸着部とを備えており、簡
単な構成で該付属品を1つずつ確実に取り出すことがで
きる。
【0013】また、接着テープ付け機構を構成するテー
プ繰り出し部から繰り出される接着テープの先端一部
が、押圧部を介して付属品の一方の短辺側に貼り付けら
れるとともに、切断部の作用下に、前記接着テープが所
定の長さに切断される。これにより、付属品の一方の短
辺側に接着テープを自動的かつ迅速に貼り付けることが
可能になる。
【0014】さらに、貼り付け機構を構成する押し付け
部材が、アクチュエータの作用下にフイルムケースの外
周に対して進退することにより、接着テープの他の部分
を前記フイルムケースの外周に確実に貼り付けることが
できる。
【0015】さらにまた、包装機構は、包装シートによ
り付属品をフイルムケースに添わせて一体的に包装する
とともに、前記包装シートの端部同士を前記フイルムケ
ースの外周に対して前記付属品とは反対側の位置で接合
するフォーマを備えている。このため、フイルムケース
の外周に一部分が貼り付けられた付属品を、このフイル
ムケースの形状に添わせて確実に包装することが可能に
なる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
付属品付被包装品の自動包装方法を実施するための自動
包装装置20の概略斜視説明図であり、図2は、前記自
動包装装置20の概略平面図である。
【0017】自動包装装置20は、複数、例えば、3つ
のフイルムケース3が軸方向に配列されたシュリンク品
5の外周に付属品8の一部分を取り付けた状態で、前記
シュリンク品5を包装シート10を介して包装すること
により、前記付属品8が封入された包装品12を自動的
に製造する機能を有する。
【0018】自動包装装置20は、シュリンク品5を矢
印A方向に搬送する搬送コンベア等の搬送機構22と、
複数の付属品8が供給される付属品供給部24から前記
付属品8を1つずつ取り出す付属品取り出し機構26
と、前記付属品8の一方の短辺8a側に接着テープ9の
一部分を貼り付ける接着テープ付け機構28と、前記付
属品8の長手方向をシュリンク品5の軸方向に配置させ
た状態で、前記接着テープ9の他の部分を前記シュリン
ク品5の外周に貼り付ける貼り付け機構30と、包装シ
ート10により前記付属品8を前記シュリンク品5に添
わせて一体的に包装する包装機構32とを備えるととも
に、前記付属品取り出し機構26、前記接着テープ付け
機構28および前記貼り付け機構30に対応してインデ
ックステーブル34が設けられる。
【0019】図2および図3に示すように、インデック
ステーブル34は、支軸36を介して回転自在に支持さ
れており、等角度間隔ずつ(120゜ずつ)離間して外
方に突出する3つの載置部38a〜38cを設ける。載
置部38a〜38cには、それぞれ支軸36の径方向外
方に向かって開口部40が形成される。図3に示すよう
に、開口部40は、付属品8の形状に対応しており、そ
の短手方向の寸法H1は、前記付属品8の短手方向の寸
法よりも僅かに大きな寸法に設定されている。
【0020】載置部38a〜38cの裏面側には、開口
部40の外方に沿ってかつこの開口部40の長手方向に
延在する溝部42a、42bが形成される。溝部42
a、42bには、シール受けプレート44a、44bが
配置されるとともに、前記プレート44a、44bがね
じ46a、46bを介して載置部38a〜38cに固定
される。プレート44a、44b同士の間隔H2は、付
属品8の短手方向の幅寸法よりも小さく設定されてい
る。
【0021】インデックステーブル34は、駆動部48
を介して所定角度間隔ずつ、例えば、120゜ずつ矢印
B方向にインデックス可能である。この駆動部48はモ
ータ50を備え、このモータ50の駆動軸52に駆動歯
車54が固定される。駆動歯車54は、インデックステ
ーブル34の支軸36に固着される従動歯車56に噛合
している。
【0022】図4および図5に示すように、付属品取り
出し機構26は、複数の付属品8を鉛直方向に積層して
保持する鉛直ガイド部60と、前記鉛直ガイド部60の
最下部に配置されている前記付属品8を吸着し、該鉛直
ガイド部60から1つずつ取り出してインデックステー
ブル34に送り出す可動吸着部62とを備える。鉛直ガ
イド部60は、傾斜ガイド部64に連結されており、前
記傾斜ガイド部64の傾斜に沿って送られてくる付属品
8が、前記鉛直ガイド部60を介して鉛直方向に積層さ
れる。この鉛直ガイド部60の下端部には、最下部に位
置する付属品8を一旦保持するための爪部66a、66
bが設けられている。
【0023】可動吸着部62はモータ70を備え、この
モータ70の駆動軸72に円板カム74が固着される。
円板カム74の外周端縁部にピン76が固定されるとと
もに、このピン76に連結部材78を介してバキューム
ブロック80が揺動自在に連結される。バキュームブロ
ック80には、吸着盤82a、82bが鉛直上方向に向
かって設けられており、前記吸着盤82a、82bが図
示しない真空発生源に連通可能である。
【0024】吸着盤82a、82bは、鉛直ガイド部6
0の最下部に配置されている付属品8を吸着するための
上昇端位置と、この付属品8をインデックステーブル3
4に送り出す下降端位置との間を往復移動するととも
に、上昇端位置から略中間高さ位置までが真空吸引区間
であり、この略中央位置から下降端位置までが真空破壊
区間になるように構成されている。
【0025】図6に示すように、接着テープ付け機構2
8は、長尺状の接着テープ9、すなわち、接着テープウ
エブ84を繰り出すテープ繰り出し部86と、前記テー
プ繰り出し部86から繰り出される前記接着テープウエ
ブ84の先端一部を、付属品8の一方の短辺8a側に押
し付けてこの一方の短辺8aに貼り付ける押圧部88
と、前記付属品8に先端一部が貼り付けられた該接着テ
ープウエブ84を所定の長さに切断して接着テープ9を
形成する切断部90とを備える。
【0026】テープ繰り出し部86の下流側には、接着
テープウエブ84を繰り出すための送りローラ92が配
置されるとともに、この送りローラ92にニップローラ
94が進退可能に配置される。送りローラ92の下流側
には、接着テープウエブ84が上方に送られることを防
止するために一組の固定押さえ部材96が配置されてい
る。
【0027】押圧部88および切断部90は、同一のシ
リンダ98を備えており、このシリンダ98から下方向
に延在するロッド102には、上側テープ押さえ104
と上側カッタ刃106とが設けられている。上側テープ
押さえ104および上側カッタ刃106の下方には、下
側テープ押さえ108および下側カッタ刃110がそれ
ぞれ所定の位置に対応して固定されている。
【0028】図7に示すように、貼り付け機構30は、
シュリンク品5の軸方向に長尺状に構成されるととも
に、フイルムケース3の外周形状に対応した断面円弧状
に設定される押し付け部材112と、前記押し付け部材
112を前記フイルムケース3の外周に対して進退させ
ることにより、接着テープ9の他の部分を該フイルムケ
ース3の外周に対応してシュリンク品5に貼り付けるた
めのアクチュエータ、例えば、モータ114とを備え
る。
【0029】モータ114は、取り付け板116に水平
方向に向かって固定されており、このモータ114の駆
動軸118に円板カム120が固着される。円板カム1
20の外周縁部にピン122を介してカム124の一端
が係合するとともに、前記カム124の他端に昇降ロッ
ド126の上端が揺動自在に連結される。昇降ロッド1
26は、鉛直下方向に向かって延在しており、その下端
に押し付け部材112が固着される。押し付け部材11
2には、断面円弧状のスポンジ128が設けられてお
り、このスポンジ128がシュリンク品5の外周に当接
可能である。
【0030】図1に示すように、包装機構32は、包装
シート10により付属品8を封入してシュリンク品5を
包装するとともに、前記包装シート10の端部同士を前
記シュリンク品5の外周に対して前記付属品8とは反対
側の位置で接合するフォーマ130を備えている。
【0031】このように構成される自動包装装置20の
動作について、本発明に係る自動包装方法との関連で以
下に説明する。
【0032】搬送機構22を介してシュリンク品5が矢
印A方向に搬送される一方、付属品供給部24では、付
属品取り出し機構26が駆動されて1つの付属品8がイ
ンデックステーブル34に送り出される。具体的には、
図4および図5に示すように、鉛直ガイド部60に複数
の付属品8が積層されており、最下部の付属品8が爪部
66a、66bに保持されている。そこで、可動吸着部
62を構成するモータ70が駆動され、駆動軸72の回
転作用下に円板カム74が回転する。
【0033】この円板カム74の外周縁部には、ピン7
6を介して連結部材78が係合しており、前記円板カム
74が回転することによって前記連結部材78に支持さ
れているバキュームブロック80が鉛直上方向に移動す
る。バキュームブロック80が鉛直上方向に移動する途
上で真空発生源が吸着盤82a、82bに連通し、前記
バキュームブロック80が上昇端位置に設置する際に、
前記吸着盤82a、82bが鉛直ガイド部60の最下部
に保持されている付属品8を吸着する(図5中、実線参
照)。
【0034】さらに、モータ70の回転作用下に、バキ
ュームブロック80が鉛直下方向に移動すると、吸着盤
82a、82bに吸着されている付属品8が爪部66
a、66bから離脱されて鉛直ガイド部60から取り出
され、下方向に移送される。吸着盤82a、82bが下
方向に移動する途上で、前記吸着盤82a、82bの真
空破壊が行われ、付属品8の吸着作用が解除される。
【0035】吸着盤82a、82bの下降軌跡上には、
インデックステーブル34を構成する、例えば、載置部
38aが配置されており、吸着作用が解除されて下降す
る付属品8は、前記載置部38aを構成するプレート4
4a、44b上に載置される一方、吸着盤82a、82
bのみが下降する。この吸着盤82a、82bが最下端
位置に配置された際、モータ70による駆動が停止さ
れ、前記吸着盤82a、82bがインデックステーブル
34から下方向に退避している(図5中、二点鎖線参
照)。
【0036】次に、図2および図3に示すように、駆動
部48を構成するモータ50が駆動され、駆動歯車54
および従動歯車56を介して支軸36が、例えば、12
0゜だけ回転する。この支軸36には、インデックステ
ーブル34が固定されており、載置部38aは付属品8
を載置した状態で付属品取り出し機構26から接着テー
プ付け機構28側に移動する。
【0037】この接着テープ付け機構28では、図6に
示すように、送りローラ92の回転作用下に、テープ繰
り出し部86から接着テープウエブ84が繰り出され、
前記接着テープウエブ84の先端一部が載置部38a上
に載置されている付属品8の一方の短辺8a側に対応し
て配置される。そして、送りローラ92の回転が停止さ
れる一方、シリンダ98が駆動されて押圧部88および
切断部90を構成する上側テープ押さえ104および上
側カッタ刃106が下降する。
【0038】このため、接着テープウエブ84の先端一
部は、上側テープ押さえ104と下側テープ押さえ10
8とを介して付属品8の一方の短辺8a側に押し付けら
れ、この一方の短辺8aに貼り付けられるとともに、上
側カッタ刃106と下側カッタ刃110とを介して前記
接着テープウエブ84が所定の長さに切断されて接着テ
ープ9が形成される。この接着テープ9は、一部分が付
属品8の一方の短辺8aに貼り付けられるとともに、他
の部分が未貼り付け状態に維持されている。
【0039】付属品8に接着テープ9が貼り付けられた
後、インデックステーブル34が駆動部48の作用下に
矢印B方向に120゜だけ回転し、前記載置部38aが
貼り付け機構30に対応して配置される。この貼り付け
機構30では、図7に示すように、モータ114の駆動
作用下に、駆動軸118を介して円板カム120が回転
し、この円板カム120にピン122およびカム124
を介して連結されている昇降ロッド126が下方向に移
動する。昇降ロッド126の下部には、押し付け部材1
12が設けられており、前記押し付け部材112のスポ
ンジ128が、付属品8およびこの付属品8の一方の短
辺8a側に一部分が貼り付けられている接着テープ9の
他の部分を、シュリンク品5の外周に押し付ける。
【0040】接着テープ9の他の部分がシュリンク品5
の外周部に貼り付けられた後、前記接着テープ9側を搬
送方向先端にして、前記シュリンク品5が矢印A方向に
搬送されて包装機構32に送られる。包装機構32で
は、図1に示すように、接着テープ9を介して付属品8
が外周に貼り付けられたシュリンク品5がフォーマ13
0内に送り込まれるとともに、このフォーマ130内に
は包装シート10が送られる。
【0041】従って、包装シート10は、シュリンク品
5上に水平状態で貼り付けられている付属品8を、この
シュリンク品5の外周形状に沿って、すなわち、フイル
ムケース3に添わせて一体的に包み込み、前記付属品8
とは反対側(下部側)の位置で接合される。次いで、包
装シート10は、所定の長さに切断された後にその両端
が接合されることにより、付属品8を封入した包装品1
2が製造される。
【0042】この場合、本実施形態では、付属品取り出
し機構26を介して付属品8が1つずつ取り出され、こ
の付属品8の一方の短辺8a側に接着テープ付け機構2
8を介して接着テープ9の一部分が貼り付けられる。さ
らに、貼り付け機構30の作用下に、付属品8の一方の
短辺8a側をシュリンク品5の搬送方向先端側にして、
前記接着テープ9の他の部分が前記シュリンク品5の外
周に貼り付けられた後、包装機構32を介して包装シー
ト10により前記付属品8を前記シュリンク品5に添わ
せて一体的に包装している。
【0043】これにより、シュリンク品5の外周に付属
品8を自動的に貼り付けることができ、前記付属品8を
封入した包装品12を自動的かつ効率的に製造すること
が可能になるという効果が得られる。
【0044】特に、本実施形態では、付属品8の一方の
短辺8a側に接着テープ9を貼り付けるとともに、この
一方の短辺8aがシュリンク品5の搬送方向先端側に配
置されている。このため、付属品8が平坦状に維持され
ていても、シュリンク品5の接線方向に前記付属品8が
大きく突出することがなく、包装機構32の作用下に包
装シート10を介して前記付属品8が前記シュリンク品
5の外周形状に添って一体的に包装される。
【0045】このように、本実施形態では、円筒形状を
有するシュリンク品5の外周に平板状の付属品8の一方
の短辺8a側を接着テープ9により貼り付けるだけでよ
く、自動包装装置20全体の構成が有効に簡素化される
とともに、包装品12の製造作業が一挙に迅速かつ効率
的に遂行されて、生産効率の向上を図ることができると
いう効果が得られる。
【0046】しかも、付属品取り出し機構26、接着テ
ープ付け機構28および貼り付け機構30がインデック
ステーブル34に対応して配置されており、前記インデ
ックステーブル34を介して付属品8が、順次、所定の
作業位置に位置決めされている。従って、付属品8の取
り出し作業と、この付属品8に接着テープ9を貼り付け
る作業と、前記接着テープ9をシュリンク品5の外周に
貼り付ける作業とが迅速に遂行され、作業全体を一挙に
効率的に行うことが可能になる。
【0047】なお、本実施形態では、付属品取り出し機
構26と、接着テープ付け機構28と、貼り付け機構3
0とが、それぞれ個別のステーションに設けられている
が、これらを単一のステーションに、例えば、貼り付け
機構30に近接して配置し、この単一のステーションで
付属品8の取り出し作業と、前記付属品8への接着テー
プ9の貼り付け作業と、前記接着テープ9のシュリンク
品5への貼り付け作業とを行うようにしてもよい。
【0048】また、付属品8は、シール6を袋7に収容
して構成されているが、このシール6自体を、直接、シ
ュリンク品5の外周に貼り付けることができる。その
際、接着テープ9が貼り付けられる部分にテープ代を設
けるとともに、テープ貼り付け部をミシン目等により分
離自在に構成するようにしてもよい。
【0049】さらに、接着テープ9を用いることなく、
付属品8自体に粘着層を設けておき、この粘着層を介し
て前記付属品8をシュリンク品5の外周に貼り付けるよ
うにしてもよい。
【0050】さらにまた、上記の実施形態では、付属品
8をシュリンク品5の外周に貼り付けた包装品12につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、円筒
形状以外の複雑な形状を有する被包装品に付属品を貼り
付けて包装するものであれば、種々の被包装品に適用可
能であり、また、フイルムケース3が互いに軸線方向を
平行にしてシュリンクされたシュリンク品にも適用する
ことができる。
【0051】
【発明の効果】本発明に係る付属品付被包装品の自動包
装方法および装置では、付属品を1つずつ取り出す工程
と、前記付属品の一方の短辺側を被包装品に貼り付ける
工程と、包装シートにより前記付属品を前記被包装品に
添わせて一体的に包装する工程とが自動的に遂行され
る。このため、簡単な工程および構成で、包装作業全体
の自動化が容易に遂行されるとともに、生産効率の向上
が図られる。
【0052】また、本発明では、筒形状を有するフイル
ムケースの外周に付属品を取り付ける作業が自動的に遂
行され、前記付属品が封入されたフイルムケースの包装
品を自動的かつ効率的に製造することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る付属品付被包装品の自
動包装方法を実施するための自動包装装置の概略斜視説
明図である。
【図2】前記自動包装装置の概略平面図である。
【図3】前記自動包装装置を構成するインデックステー
ブルの概略斜視図である。
【図4】前記自動包装装置を構成する付属品取り出し機
構の概略斜視図である
【図5】前記付属品取り出し機構の概略側面図である。
【図6】前記自動包装装置を構成する接着テープ付け機
構の概略斜視図である。
【図7】前記自動包装装置を構成する貼り付け機構の概
略斜視図である。
【図8】従来技術に係る付属品付被包装品の包装方法の
説明図である。
【符号の説明】
3…フイルムケース 5…シュリンク品 8…付属品 8a…短辺 9…接着テープ 10…包装シート 12…包装品 20…自動包装装置 24…付属品供給部 26…付属品取り出し
機構 28…接着テープ付け機構 30…貼り付け機構 32…包装機構 34…インデックステ
ーブル 38a〜38c…載置部 40…開口部 44a、44b…プレート 48…駆動部 60…鉛直ガイド部 62…可動吸着部 66a、66b…爪部 82a、82b…吸着
盤 84…接着テープウエブ 86…テープ繰り出し
部 88…押圧部 90…切断部 112…押し付け部材 114…モータ 130…フォーマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二見 精一 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 3E050 AB02 BA08 BA20 DB03 FA02 FB02 FB07 GA04 JA02 3E056 AA02 BA07 DA03 EA08 FE12 3E067 AA16 AB39 AC03 BA24A BC03A EA24 EC24 EE22 GD10 3F062 AB01 BA08 BE08 BF12 BF31 BG04 CA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被包装品の外面に付属品を取り付けた状態
    で、前記被包装品を包装シートにより包装する付属品付
    被包装品の自動包装方法であって、 複数の付属品が供給される付属品供給部から前記付属品
    を1つずつ取り出す工程と、 前記付属品の長手方向を前記被包装品の搬送方向に配置
    させるとともに、搬送方向先端側となる前記付属品の一
    方の短辺側を前記被包装品に貼り付ける工程と、 前記包装シートにより前記付属品を前記被包装品に添わ
    せて一体的に包装し、該包装シートの端部同士を接合す
    る工程と、 を有することを特徴とする付属品付被包装品の自動包装
    方法。
  2. 【請求項2】フイルムケースの外周に付属品を取り付け
    た状態で、前記フイルムケースを包装シートにより包装
    する付属品付被包装品の自動包装方法であって、 複数の付属品が供給される付属品供給部から前記付属品
    を1つずつ取り出す工程と、 前記付属品の一方の短辺側に接着テープの一部分を貼り
    付ける工程と、 前記付属品の長手方向を前記フイルムケースの軸方向に
    配置させるとともに、前記接着テープが貼り付けられた
    前記付属品の一方の短辺側を該フイルムケースの搬送方
    向先端側にして、該接着テープの他の部分を該フイルム
    ケースの外周に貼り付ける工程と、 前記包装シートにより前記付属品を前記フイルムケース
    に添わせて一体的に包装するとともに、該包装シートの
    端部同士を、該フイルムケースの外周に対して該付属品
    とは反対側の位置で接合する工程と、 を有することを特徴とする付属品付被包装品の自動包装
    方法。
  3. 【請求項3】被包装品の外面に付属品を取り付けた状態
    で、前記被包装品を包装シートにより包装する付属品付
    被包装品の自動包装装置であって、 複数の付属品が供給される付属品供給部から前記付属品
    を1つずつ取り出す付属品取り出し機構と、 前記付属品の長手方向を前記被包装品の搬送方向に配置
    させるとともに、搬送方向先端側となる前記付属品の一
    方の短辺側を前記被包装品に貼り付ける貼り付け機構
    と、 前記包装シートにより前記付属品を前記フイルムケース
    に添わせて一体的に包装する包装機構と、 を備えることを特徴とする付属品付被包装品の自動包装
    装置。
  4. 【請求項4】フイルムケースの外周に付属品を取り付け
    た状態で、前記フイルムケースを包装シートにより包装
    する付属品付被包装品の自動包装装置であって、 複数の付属品が供給される付属品供給部から前記付属品
    を1つずつ取り出す付属品取り出し機構と、 前記付属品の一方の短辺側に接着テープの一部分を貼り
    付ける接着テープ付け機構と、 前記付属品の長手方向を前記フイルムケースの軸方向に
    配置させた状態で、前記接着テープが貼り付けられた前
    記付属品の一方の短辺側を該フイルムケースの搬送方向
    先端側にして、前記接着テープの他の部分を前記フイル
    ムケースの外周に貼り付ける貼り付け機構と、 前記包装シートにより前記付属品を前記フイルムケース
    に添わせて一体的に包装する包装機構と、 を備えることを特徴とする付属品付被包装品の自動包装
    装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の自動包装装置において、前
    記付属品取り出し機構から取り出される前記付属品を載
    置するとともに、前記付属品を前記接着テープ付け機構
    および前記貼り付け機構に対応して、順次、配置可能な
    インデックステーブルを備えることを特徴とする付属品
    付被包装品の自動包装装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5記載の自動包装装置にお
    いて、前記付属品取り出し機構は、前記付属品を鉛直方
    向に積層して保持する鉛直ガイド部と、 前記鉛直ガイド部の最下部に配置されている前記付属品
    を吸着し、該鉛直ガイド部から該付属品を1つずつ取り
    出す可動吸着部と、 を備えることを特徴とする付属品付被包装品の自動包装
    装置。
  7. 【請求項7】請求項4または5記載の自動包装装置にお
    いて、前記接着テープ付け機構は、長尺状の前記接着テ
    ープを繰り出すテープ繰り出し部と、 前記テープ繰り出し部から繰り出される前記接着テープ
    の先端一部を、前記付属品の一方の短辺側に押し付けて
    該接着テープの先端一部を該付属品に貼り付ける押圧部
    と、 前記付属品に先端一部が貼り付けられる前記接着テープ
    を所定の長さに切断する切断部と、 を備えることを特徴とする付属品付被包装品の自動包装
    装置。
  8. 【請求項8】請求項4または5記載の自動包装装置にお
    いて、前記貼り付け機構は、前記フイルムケースの軸方
    向に長尺状に構成されるとともに、該フイルムケースの
    外周形状に対応した断面円弧状に設定される押し付け部
    材と、 前記押し付け部材を前記フイルムケースの外周に対して
    進退させることにより、前記接着テープの他の部分を該
    フイルムケースの外周に貼り付けるためのアクチュエー
    タと、 を備えることを特徴とする付属品付被包装品の自動包装
    装置。
  9. 【請求項9】請求項4または5記載の自動包装装置にお
    いて、前記包装機構は、前記包装シートにより前記付属
    品を前記フイルムケースに添わせて一体的に包装すると
    ともに、該包装シートの端部同士を、該フイルムケース
    の外周に対して該付属品とは反対側の位置で接合するフ
    ォーマを備えることを特徴とする付属品付被包装品の自
    動包装装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011006138A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Oji Nepia Co Ltd 情報伝達票付き包装体の製造方法
JP2017114504A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 株式会社フジキカイ 容器への小袋止着装置
KR20200082594A (ko) * 2018-12-31 2020-07-08 주식회사 에스에프에이 기능성 필름 부착시스템

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