JP2002077426A - データ自動収集システムに用いる設定器及び設定方法 - Google Patents

データ自動収集システムに用いる設定器及び設定方法

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JP2002077426A
JP2002077426A JP2000257007A JP2000257007A JP2002077426A JP 2002077426 A JP2002077426 A JP 2002077426A JP 2000257007 A JP2000257007 A JP 2000257007A JP 2000257007 A JP2000257007 A JP 2000257007A JP 2002077426 A JP2002077426 A JP 2002077426A
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JP2000257007A
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Toshiyuki Maeta
敏幸 前多
Masayasu Soejima
正康 副島
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】端末装置の取り付け以前にページャによる電波
を最適に受信できるエリアを確認でき、端末装置の取り
付け直しすることがないようにする。 【解決手段】各需要家の検針値を収集するセンター装置
2と、所定の計測を行う検針メータ4とセンター装置2
へ検針データを送信する端末装置11と端末装置11の
設置時に各種設定や開通試験を行う設定器12と、電話
機7と、第Nの需要家8と、電話網9と、ページャ基地
局10とにより構成し、端末装置11と設定器12は、
試験用の接続コードにより接続している。設定器12に
は、端末装置11と接続してインタフェース条件を整合
する端末装置I/F20と、ページャ基地局10が発信
する電波を受信するページャ受信部21と、操作用のキ
ーボードからなる操作部22と、液晶等によりメッセー
ジを表示する表示部23と、メッセージの処理や各機能
ブロックの制御を行うCPU24とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ自動収集シス
テムに用いる設定器及び設定方法に関し、特にページャ
を利用して、センター装置から端末装置へ送信要求メッ
セージを送信することにより、センター装置が電話回線
を介して端末装置からデータを収集するシステムの端末
装置の設置時に用いる設定器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、業務の効率化、省力化、低コスト
化等を目的に自動検針システムの導入が図られている。
自動検針システムは、センター装置が、需要家に設けら
れている既設の電話回線を用いて、需要家に設置した検
針メータ等が計測する検針値を定期的に端末装置を介し
て受信するもので、ガス、水道、電気等の検針に実用化
されている。
【0003】図3に従来のデータ自動収集システムに用
いる設定器を接続した端末装置設置時のシステム構成例
を示す図である。なお、ここではデータ自動収集システ
ムとして、ガス、水道、電気等の自動検針システムを例
に説明する。同図は、各需要家の検針値を収集するセン
ター装置2が設置された監視センター1と、所定の計測
を行う検針メータ4と第一の需要家3に設置されている
電話機7とを接続した端末装置11が設置された第一の
需要家3と、前記第一の需要家と同様の構成を有する第
nの需要家8と、前記センター装置2から各端末装置へ
送信するメッセージを無線で発信するページャ基地局1
0とが電話網9に接続している。ここで、前記第一の需
要家3に端末装置11を設置している場面として、前記
端末装置11に、端末装置11の各種設定や開通試験を
行う設定器6を試験用接続ケーブル等により接続してい
る。前記設定器6は、保守員(工事をする人)等が携帯
するものであり、端末装置11の設置時以外は撤去され
るものである。
【0004】また、前記センター装置2は、電話網9を
介して各端末装置からのデータ収集のための通信を行な
うモデム13を備えている。また、前記端末装置11
は、前記電話網8への接続を前記電話機7或いは後述す
るモデム15の何れかに切り替える切分器14と、前記
センター装置2と通信を行なうモデム15と、ページャ
基地局10から発信されるメッセージを受信するページ
ャ受信部16と、前記検針メータ4とのインタフェース
を図る監視検針I/F17と、前記設定器6とのインタ
フェースを図る設定器I/F18と、切分器14、モデ
ム15、ページャ受信部16、監視検針I/F17、設
定器I/F18のを統括して制御するCPU19と備え
ている。また、前記設定器6は、前記端末装置11との
インタフェースを図る端末装置I/F20と、端末装置
11へのデータの書き込み及び動作試験などの指示を入
力するためのキーボード等で構成される操作部22と、
端末装置11の設定状態或いは前記動作試験の結果を表
示するための液晶画面等で構成される表示部23と、操
作部22からの指示に応じて端末装置I/F20及び表
示部23を制御するCPU24とを備えている。
【0005】図3の動作を説明する。前記端末装置11
は、コストを下げるためスイッチ類や表示部を備えてい
ないため、保守員は端末装置11の設置工事を行う際
に、端末装置11に監視センター1の電話番号等の各種
設定や機能試験等を、設定器6を使用して行う。そこ
で、保守員は、端末装置11の設置及び配線工事終了
後、設定器6を端末装置11に接続して、検針データの
送信先であるセンター装置2の電話番号や端末装置を設
置した需要家のID番号等の設定情報を、設定器6を介
して書き込み、更に、端末装置11に備えたページャ受
信部16の受信状況を設定器6の表示部23に表示さ
せ、正常であることを確認する。次に、開通試験とし
て、保守員は設定器6を操作して、端末装置11及び電
話網9を介してセンター装置2に開通試験要求のメッセ
ージ(ここでいうメッセージとは、電話網9を介して行
われるデータ通信のコマンドを指す)を送信し、センタ
ー装置2を起動させる。この開通試験要求に基づきセン
ター装置2から端末装置11にページャによる送信要求
メッセージが発信され、このページャメッセージはペー
ジャ基地局10を介して端末装置11のページャ受信部
16により受信される。そして、ページャ受信部16で
受信した送信要求メッセージに基づいて、CPU19
は、監視検針I/F17を介して所定の手順により端末
装置11に接続された検針メータ4から検針データを収
集し、モデム15及び切分器14を起動して、この検針
データをセンター装置2に送信する。上述の動作結果
は、センター装置2からページャを介し端末装置11に
通知され、端末装置11から設定器6へ伝達して表示部
23に表示することによって、端末装置11を含む自動
検針システムの動作状況が正常であることを確認する。
【0006】以上の開通試験を完了の後に自動検針シス
テムの運用を開始し、センター装置2は、定期的にペー
ジャ基地局10を介してページャ呼出にてメッセージを
送信することにより端末装置11に検針データの送信要
求メッセージを送信する。端末装置11は、ページャ受
信部16によりページャによる送信要求メッセージを受
信した後、センター装置2からの送信要求メッセージの
内容に従って、検針メータ4から検針データを取得し、
電話網9を介してセンター装置2へ検針データを送信す
る。なお、第一の需要家3に設置されている電話機7
は、自動検針のための通信より優先して使用が出来るよ
うに設定されており、電話機7は自動検針のための通信
状態にかかわらず使用可能となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
データ自動収集システムに用いる設定器及び設定方法お
いては、先ず、端末装置を適当な位置に取り付け、配線
を行った後に、端末装置の電源を投入してページャの受
信レベルを確認するが、当初の端末装置を取り付けた位
置では、端末装置に備えたページャ受信部が正常に電波
を受信できない場合がある。これは、マルチパス等によ
り多方向から入射される電波の中で、たまたま位相関係
が反転した電波が加算され、見かけ上受信電波のレベル
が低下することから生ずるもので、この場合、端末装置
の位置を多少移動させることにより電波の受信が可能と
なる場合が多い。一般的に端末装置は、屋外の検針メー
タ近傍の屋外に設置することが多く、端末装置の取り付
けをやり直すことにより、建物の外壁に不要な取り付け
穴が残るという問題が発生していた。
【0008】図4に、同一の建物(需要家施設)におけ
る電波の届くところと、届かないところの例を示す。こ
の例では、当初、端末装置を、電波の届かないエリアa
に取り付けたために、ページャ受信不良となって開通試
験を完了することが出来ず、再度、端末装置を電波の届
くエリアbに取り付け直している様子を示している。本
発明は、前述の問題点を解決するためになされたもので
あり、端末装置の取り付け以前にページャによる電波を
最適に受信できるエリアを確認でき、端末装置の取り付
け直しをすることがないデータ自動収集システムに用い
る設定器及び設定方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るデータ自動収集システムに用いる設定器
及び設定方法は、以下の構成をとる。請求項1記載のデ
ータ自動収集システムに用いる設定器の発明は、センタ
ー装置からページャを利用して送信要求の旨のメッセー
ジを端末装置に送信し、当該端末装置が電話回線を介し
て検針等のデータ前記センター装置に送信することによ
りデータを収集するデータ自動収集システムに用いる設
定器であって、前記設定器は、前記端末装置と接続して
通信するための端末装置I/F部と、該端末装置へのデ
ータの書き込み及び動作試験の指示を入力するための操
作部と、該端末装置の設定状態或いは前記動作試験の結
果を表示するための表示部と、前記端末装置が備えるペ
ージャ受信部と同等のページャ受信部と、前記端末装置
I/F部、操作部、表示部、及びページャ受信部を制御
するCPUとを備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載のデータ自動収集シス
テムに用いる設定方法の発明は、前記設定器を用いてデ
ータ自動収集システムの端末装置を設定する際に、設定
器にてページャ受信レベル測定を行なって端末装置取付
位置を決定する手順と、端末装置の取付及び配線接続を
行なってデータの書き込みを行なう手順と、センター装
置と端末装置との間で開通試験を行なう手順と、を備え
たことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施例に基づいて
本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係るデータ
自動収集システムに用いる設定器を接続した端末装置設
置時のシステム構成例を示す図である。なお、ここで
は、データ自動収集システムとして自動検針システムを
例にし、上述した図3と同様の機能ブロックについては
同一の符号を付してその説明を省略する。即ち、同図に
示した自動検針システムの構成は、図3のものと同一で
あり、各需要家の検針値を収集するセンター装置2が設
置された監視センター1と、所定の計測を行う検針メー
タ4と第一の需要家3に設置されている電話機7とを接
続した端末装置11が設置された第一の需要家3と、前
記第一の需要家と同様の構成を有する第nの需要家8
と、前記センター装置2から各端末装置へ送信するメッ
セージを無線で発信するページャ基地局10とが電話網
9に接続されており、前記第一の需要家3に端末装置1
1を設置している場面として、前記端末装置11に、端
末装置11の各種設定や開通試験を行う設定器12を接
続している。なお、前記設定器12は、保守員(工事を
する人)等が携帯するものであり、端末装置11の設置
時以外は撤去されるものである。
【0012】ここで、従来と異なる構成を備えるものは
設定器12であり、この設定器12は、前記端末装置1
1とのインタフェースを図る端末装置I/F20と、端
末装置11へのデータの書き込み及び動作試験などの指
示を入力するための操作部22と、端末装置11の設定
状態或いは前記動作試験の結果を表示するための表示部
23と、操作部22からの指示に応じて端末装置I/F
20、表示部23を制御するCPU24とに加え、更
に、端末装置11が備えるページャ受信部16と同等の
ページャ受信部21を備えている。なお、ページャ受信
部16以外の機能ブロックは従来のものと同様の構成で
ある。
【0013】同図の動作を説明すると、第一の需要家3
に端末装置11を設置する場合、先ず、電池等の電源に
より駆動する携帯用の設定器12の電源を投入し、端末
装置11を取付しようとする位置に前記設定器12を配
置する。このとき、設定器12はネジ止めなどによる強
固な固定はせずに、例えば、保守員が手に持った状態と
する。次に、保守員が設定器12の操作部22をキー操
作し、端末装置11を取付しようとする位置におけるペ
ージャ受信部21の受信レベルの大きさを、CPU24
の制御処理により表示部23に表示させ、保守員はこれ
を確認する。即ち、ページャ受信部21は、起動してい
る状態にあっては定期的にページャ基地局10からの同
期信号や呼出信号などをモニタ受信しており、その受信
レベルを測定するのである。このようにして、端末装置
11を取り付けようとする位置での受信レベルが十分確
保できているかを確認し、受信レベルが所定のレベルよ
りも小さい場合は、設定器12を移動して最適な取付位
置を確定し、その位置に端末装置11を取り付ける。
【0014】次に、端末装置11に対し、電話網9から
の電話線、端末装置11へ電源供給するための電源線、
及び、検針メータ4との接続を行い、更に、試験用接続
ケーブルなど用いて設定器12と端末装置11とを接続
し、保守員は設定器12から端末装置11に必要な設定
項目の設定、及び開通試験等を行う。ここで、端末装置
11と設定器12との接続にあたっては、夫々にインタ
フェースの整合回路である設定器I/F部18と端末装
置I/F部20を設けており、標準的な接続条件とし
て、電流インタフェースで数百b/sのベースバンド伝
送が行われる。又、端末装置11を検針メータ4に接続
する際も同様のインタフェースを採用しており、端末装
置11に備えた監視検針I/F17が該当する。
【0015】つまり、本実施例においては、取り付けた
端末装置11がページャ基地局10から発信される電波
を十分受信できないことにより、端末装置11の取り付
け位置を後から変更することがないようにするために、
設定器12に端末装置11が備えているページャ受信部
16と同等の性能を有するページャ受信部21を設け、
この設定器12に設けたページャ受信部21を使用し
て、端末装置11を取り付ける前に、予めページャ基地
局10が発信する電波の最適な受信位置を確定してお
き、その後、前記確定した位置に端末装置11を取り付
けるようにして、ページャ基地局10が発信する電波を
確実に受信できるようにしたのである。
【0016】こうして、端末装置11の取付(設置)と
配線が行われると次に、端末装置11へのデータの書き
込み等の必要な設定項目の設定と、各種動作試験を行な
う。端末装置11に必要な設定項目の設定は、設定器1
2に備えた操作部22のキー操作により行い、設定の主
な項目としては、例えば、検針データの送信先となる監
視センター1の電話番号、監視センター1に障害が発生
したり或いは電話網9のトラフィックが集中したりして
検針データの送信が困難となった際の新たな送信先とな
る前記監視センター1とは地域を異にする第二の監視セ
ンターの電話番号、端末装置11を設置した第一の需要
家3のID番号、端末装置11が検針メータ4より取得
する検針データの内容の設定等であり、夫々の項目の設
定ごとに端末装置11から送られてくる設定値(設定状
態)を設定器12の表示部23に表示することにより確
認して行われる。
【0017】端末装置11に必要な設定項目の設定が終
了すると、次に、設定器12を使用して端末装置11の
動作確認を行う。先ず、保守員が設定器12に備えた操
作部22よりキー操作を行い、端末装置11に備えたC
PU19に受信レベル確認の旨のメッセージ(ここでい
うメッセージとは、接続用ケーブルを介して行われる通
信における制御コマンドを指す)を送信してページャ受
信部16が受信している受信レベルの大きさを確認す
る。受信レベルが十分確保されていると、次に、設定器
12に備えた操作部22よりキー操作を行い、端末装置
11に備えたCPU19に検針データ取得の旨のメッセ
ージを送信して、端末装置11に検針メータ4より検針
データを受信させ、これを設定器12に出力させる。こ
うして設定器12の表示部23に検針データが表示さ
れ、保守員は前もって設定した検針データ項目に対応す
るデータが、正しく取得されているか否かの確認を行
い、異常なければ、次に開通試験を行う。
【0018】開通試験は、保守員が設定器12に備えた
操作部22よりキー操作を行い、端末装置11に備えた
CPU19に開通試験実施の旨のメッセージを送信す
る。CPU19は、設定器12からのメッセージに基づ
き、モデム15と切分器14を制御して電話網9を介し
てセンター装置2に回線接続し、センター装置2に備え
たモデム13と通信することで、開通試験実施の旨のメ
ッセージをセンター装置2に伝える。次に、センター装
置2は、送られてきた開通試験の旨のメッセージを解読
し、検針データの収集作業を行うためのページャメッセ
ージを作成し、モデム13を起動し、電話網9を介して
ページャ基地局10よりページャ無線呼び出しを行う。
端末装置11は、ページャ受信部16にて、これを受信
し、CPU19において受信したページャメッセージを
解読し、CPU19の制御により監視検針I/F17を
介して検針メータ4に検針データの送信要求を行う。そ
して、CPU19は、得られた検針データから所定の形
式に従ったデータフォーマットを作成し、モデム15を
起動し、切分器14を経由してセンター装置2に電話網
9を介して送信する。センター装置2は、受信した検針
データを確認し、開通試験結果をページャメッセージに
より作成し、ページャ基地局10を介して端末装置11
に送信する。端末装置11においては、ページャ受信部
16により開通試験結果の旨のページャメッセージを受
信し、CPU19の制御により開通試験結果を設定器1
2へ送信する。設定器12は、開通試験結果を表示部2
3に表示し、表示内容を確認して開通試験を終了する。
【0019】このようにして、端末装置11に対する設
定項目の設定、及び、動作確認が終了すると、端末装置
11から設定器12が外され、端末装置11は運用状態
に入る。なお、これ以後の運用動作は、図3に示した従
来の自動検針システム例と同様であるので、ここでは説
明を省略する。
【0020】次に、図2は、本発明に係わるデータ自動
収集システムに用いる設定器を用いた端末装置設置作業
の手順を示したフローチャートである。同図を説明す
る。端末装置の設置作業を開始すると(ステップ1)、
先ず、設定器を用いて端末装置を取り付けようとする箇
所のページャ無線信号の受信レベルを測定する(ステッ
プ2)。受信レベルが規格(予め設定した所定のレベ
ル)を満足しているか否かを判定し(ステップ3)、満
足しているならば(Yes)、その位置に端末装置を取
り付け、電話線、電源線、検針メータとの接続線等の配
線接続を行う(ステップ5)。一方、ステップ3におい
て、受信レベルが規格を満足しない場合は(No)、設
定器を移動し(ステップ4)、再び、ステップ2→ステ
ップ3を繰り返して、受信レベルの規格を満足する位置
を確定した後に、ステップ5に進む。
【0021】次に、設定器を、試験用接続ケーブル等を
用いて端末装置に接続し、端末装置へのデータの書き込
みを行う(ステップ6)。書き込まれた内容は、設定器
の表示部に表示させることにより確認判定を行う(ステ
ップ7)。ステップ7における確認の結果、書き込んだ
設定内容が誤っていれば(No)、ステップ6へ戻り再
度書き込みを行う。一方、書き込んだ設定内容が正常で
あると(Yes)、設定器を用いて、端末装置が受信し
ているページャの受信レベルを測定する(ステップ
8)。この受信レベルは、本実施例ではステップ2にお
いて、設定器により測定済みではあるが、念のため端末
装置においても規格を満足することの確認を行う。
【0022】次に、設定器を操作することにより、端末
装置と検針メータ間の動作試験を行い、端末装置が検針
メータから取得した検針データを設定器にて受信表示し
て内容の確認判定を行なう(ステップ9)。ステップ9
における確認結果が異常であれば(No)、原因を調査
し対策処置を施し(ステップ10)、再度、ステップ9
に戻る。一方、受信結果が正常であれば(Yes)、設
定器を操作して、センター装置を含めた開通試験を行
い、開通試験結果を設定器にて受信表示して内容の確認
判定を行なう(ステップ11)。ステップ11における
試験結果が異常であれば(No)、原因を調査して対策
処置を施し(ステップ12)、再度、ステップ11に戻
る。一方、試験結果が正常であれば(Yes)、端末装
置の設置作業は終了し、運用開始へと進む(ステップ1
3)。
【0023】以上説明したように、本実施例において
は、設定器12に端末装置11と同等の性能を有するペ
ージャ受信部21を設け、端末装置11の取り付け前
に、取り付け位置のページャ受信レベルの測定を可能と
したので、端末装置11の取付設置後に、ページャ受信
不良であったということが無くなり、需要家施設の外壁
に無用な穴を残すことが無くなる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述したように、端末装置の設
置作業に使用する設定器に、端末装置と同等の性能を有
したページャ受信部を設けることにより、端末装置の取
り付け前に、設定器を用いて端末装置取り付け予定位置
のページャ受信レベルを測定し、規格を満足しているか
否かの確認を行うことができる。従って、ページャ受信
レベルが規格を満足しない取り付け位置に端末装置を取
り付けてしまうことが避けられ、取り付け位置の変更に
伴う無駄な取り付け穴の発生が避けることができる。ま
た、再度、取り付けに要する時間が発生しないので、ペ
ージャを用いたデータ自動収集システムおいて、端末装
置の設置作業を行う上で大きな効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ自動収集システムに用いる
設定器を接続した端末装置設置時のシステム構成例を示
す図である。
【図2】本発明に係わるデータ自動収集システムに用い
る設定器を用いた端末装置設置作業の手順を示したフロ
ーチャートである。
【図3】従来のデータ自動収集システムに用いる設定器
を接続した端末装置設置時のシステム構成例を示す図で
ある。
【図4】同一の建物における電波の届くところと、届か
ないところの例を示す図である。
【符号の説明】
1・・監視センター、 2・・センター装
置、3・・第一の需要家、 4・・検針メー
タ、6・・設定器、7・・電話機、
8・・第Nの需要家、9・・電話網、
10・・ページャ基地局、11・・端末装置、
12・・設定器、13・・モデム、
14・・切分器、15・・モデム、
16・・ページャ受信部、17・・監視検針I/F、
18・・設定器I/F、19・・CPU、
20・・端末装置I/F、21・・ページ
ャ受信部、 22・・操作部、23・・表示部、
24・・CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K048 AA04 BA36 CA08 DA02 DB01 DC01 DC04 DC07 EA11 EB02 EB06 EB10 FB08 FC01 GC03 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA21 5K101 KK12 LL01 LL13 MM05 MM07 NN03 NN18 NN34 SS07 TT06 UU16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センター装置からページャを利用して送信
    要求の旨のメッセージを端末装置に送信し、当該端末装
    置が電話回線を介して検針等のデータ前記センター装置
    に送信することによりデータを収集するデータ自動収集
    システムに用いる設定器であって、 前記設定器は、前記端末装置と接続して通信するための
    端末装置I/F部と、該端末装置へのデータの書き込み
    及び動作試験の指示を入力するための操作部と、該端末
    装置の設定状態或いは前記動作試験の結果を表示するた
    めの表示部と、前記端末装置が備えるページャ受信部と
    同等のページャ受信部と、前記端末装置I/F部、操作
    部、表示部、及びページャ受信部を制御するCPUとを
    備えたことを特徴とするデータ自動収集システムに用い
    る設定器。
  2. 【請求項2】前記設定器を用いてデータ自動収集システ
    ムの端末装置を設定する際に、(1)設定器にてページ
    ャ受信レベル測定を行なって端末装置取付位置を決定す
    る手順と、(2)端末装置の取付及び配線接続を行なっ
    てデータの書き込みを行なう手順と、(3)センター装
    置と端末装置との間で開通試験を行なう手順と、を備え
    たことを特徴とするデータ自動収集システムの設定方
    法。
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