JP2002076585A - 電子部品の実装方法 - Google Patents

電子部品の実装方法

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JP2002076585A
JP2002076585A JP2000262813A JP2000262813A JP2002076585A JP 2002076585 A JP2002076585 A JP 2002076585A JP 2000262813 A JP2000262813 A JP 2000262813A JP 2000262813 A JP2000262813 A JP 2000262813A JP 2002076585 A JP2002076585 A JP 2002076585A
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electronic component
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electrode
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Yukihiro Ishimaru
幸宏 石丸
Tsutomu Mitani
力 三谷
Takashi Kitae
孝史 北江
Hiroteru Takezawa
弘輝 竹沢
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電性接着剤を用いて電子部品を実装するに
際して、電子部品の部品電極の表面と導電性接着剤中の
導電フィラとの接合部分に十分な荷重を作用させ、これ
により、上記部品電極表面と導電性接着剤中の導電フィ
ラとの接合部分の導電特性の信頼性を向上させる。 【解決手段】 回路基板A1の導体電極B1と電子部品
C1の対応する部品電極D1とを導電性接着剤Eによっ
て接合することにより回路基板上に電子部品を実装する
電子部品の実装方法において、導体電極への部品電極の
接合工程に先立って、部品電極表面Df1に導電性接着
剤層E1を形成する接着剤層形成工程と、該導電性接着
剤層と部品電極とを相互に加圧して両者の界面に一定以
上の圧縮圧力を作用させる接着剤層加圧工程とが設けら
れていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の実装の
分野において、はんだに代えて、導電性接着剤を用いて
電子部品を回路基板に実装する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題への認識の高まりから、
エレクトロニクス実装の分野においても、はんだに含ま
れる鉛に対する規制が検討されつつあり、電子部品の実
装に鉛を用いない接合技術(所謂、「鉛フリー」実装技
術)の確立が急務となっている。この鉛フリー実装技術
としては、主として鉛フリーはんだ或いは導電性接着剤
などを用いる方法が挙げられるが、これらのうちでは、
接合部の柔軟性や実装温度の低温化等の点でメリットが
期待でき、また、有機溶剤の使用や特別な洗浄工程の必
要性も無くすることができる、導電性接着剤を用いる方
法がより注目されている。
【0003】周知のように、導電性接着剤は、一般に樹
脂系接着成分中に導電フィラを分散させたものであり、
接着剤を介在して電子部品の接続端子と回路基板の接続
端子を接続した後に樹脂を硬化させ、接着剤中の導電フ
ィラ同士の接触により接続部分の電気的接続を確保する
ものである。従って、この導電性接着剤を用いて接合し
た場合には、接続部分が樹脂で接着されている関係上、
熱や外力による変形に対して柔軟に対応でき、接続部分
が合金であるはんだによる接合と比較して、接続部分に
亀裂が発生しにくいというメリットを有していることか
ら、従前の鉛を含んだはんだの代替材料として期待され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では、
導電性接着剤を用いて電子部品の実装を行った場合、電
子部品の部品電極と導電性接着剤中の導電フィラとの接
合部分の導電特性について、十分な信頼性を安定して得
ることが難しいという難点があった。この問題は、特
に、高温・多湿等の悪条件を含む環境下で顕著に現れ易
い。以下、導電性接着剤を用いた従来の実装方法および
その技術的問題点について説明する。
【0005】図6(a),(b)及び(c)は導電性接
着剤を用いた従来の実装方法の一例を模式的に示したも
のである。本従来例では、まず、回路基板A21上に設
けられた一対の導体電極B21上の所定部位に、例えば
スクリーン印刷法によって導電性接着剤Eが塗布され接
着剤層E21がそれぞれ形成される(図6(a)参照)。
すなわち、回路基板A21上に(つまり、導体電極B2
1上に)所定のスクリーン印刷板K21を位置決めして
配置し、スキージJ21を用いて導電性接着剤Eを塗布
し各導体電極B21上に導電性接着剤層E21を形成す
る。
【0006】次に、電子部品C21に設けられた一対の
部品電極D21がそれぞれ上記各導体電極B21上の導
電性接着剤層E21に対応するように、電子部品C21
を位置決めした上で(図6(b)参照)、上記部品電極D
21を導電性接着剤層E21によって導体電極B21上
に接着することにより、電子部品C21が回路基板A2
1上に実装される。
【0007】この電子部品の実装工程は、通常、実装機
を用いて行われるが、一般に採用されている高さ制御型
の実装機を用いた場合には、回路基板A21に対する電
子部品C21の高さが一定に制御されるので、電子部品
の高さ寸法のバラツキや回路基板のソリなどのために、
電子部品C21の回路基板A21側への押し込み量にバ
ラツキが生じ、部品電極D21と導電性接着剤層E21
との界面に十分な荷重を作用させることができない場合
が生じる。
【0008】一方、実装工程に荷重制御型の実装機を用
いた場合には、電子部品の高さ寸法のバラツキや回路基
板のソリなどがあっても一定荷重で実装することができ
るのであるが、この場合には、荷重をかけながら実装さ
れるので、実装工程に時間が掛かる上、荷重が除去され
た際に、所謂、スプリングバック現象が生じ、やはり、
部品電極D21と導電性接着剤層E21との界面に作用
させるべき所期の荷重を十分に維持できない場合があ
る。
【0009】以上のように、部品電極D21と導電性接
着剤層E21との界面に作用する荷重が不十分なもので
ある場合には、部品電極の表面と導電性接着剤中の導電
フィラとの接合部分に十分な荷重を作用させることがで
きないので、両者の界面領域に、部品電極D21や導電
フィラの酸化膜,電極表面の汚れ或いは導電フィラ表面
の異物などが介在する場合が生じ易くなる。
【0010】そして、例えば、両者の界面領域に酸化膜
が介在する場合を例にとって説明すれば、かかる実装体
を高湿度の環境下で使用すると、酸化が促進されて上記
界面領域の酸化膜が成長し、両者の接合部分での導電性
が低くなって抵抗値が増大する場合がある。また、酸化
膜でなく他の異物等が介在する場合でも、特に高温ある
いは多湿などの悪環境下で使用された場合には、上記と
同様の不具合が生じ、抵抗値の増大や、場合によっては
オープン不良を生じる場合もある。このような不具合に
ついては、部品電極の表面に例えば金メッキ等のメッキ
処理を施すことにより、その解消を図ることが考えられ
るが、メッキ処理に多大の費用と時間が掛かり、実装体
の製造コストに大きな影響を及ぼすという難点がある。
【0011】そこで、本発明は、導電性接着剤を用いた
電子部品の実装技術において、電子部品の部品電極の表
面と導電性接着剤中の導電フィラとの接合部分に十分な
荷重を作用させ、これにより、上記部品電極表面と導電
性接着剤中の導電フィラとの接合部分の導電特性の信頼
性を向上させることができる電子部品の実装方法を提供
することを目的としてなされたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、本願の第1の
発明は、回路基板の導体電極と電子部品の対応する部品
電極とを導電性接着剤によって接合することにより、上
記回路基板上に上記電子部品を実装する電子部品の実装
方法において、上記導体電極への上記部品電極の接合工
程に先立って、上記部品電極表面に導電性接着剤層を形
成する接着剤層形成工程と、該導電性接着剤層と上記部
品電極とを相互に加圧して両者の界面に一定以上の圧縮
圧力を作用させる接着剤層加圧工程と、が設けられてい
ることを特徴としたものである。この場合、回路基板上
の導体電極に対する電子部品の部品電極の接合工程に先
立って、導電性接着剤層と上記部品電極とを相互に加圧
して両者の界面に一定以上の圧縮圧力を作用させる接着
剤層加圧工程を設けたことにより、電子部品の部品電極
の表面と導電性接着剤中の導電フィラとの界面部分に十
分な荷重(加圧力)を作用させることができ、上記部品
電極表面と導電フィラとの界面部分に、酸化膜やその他
の異物等が低減された接続状態、若しくは、これらが介
在しない接続状態を実現することができる。更には、上
記部品電極表面および/または導電フィラが加圧力によ
って微視的に変形し、両者間の接触面積を増大させるこ
とも可能となる。そして、その結果、上記部品電極表面
と導電フィラとの界面部分における両者の良好な接続状
態を実現して、その接合部分における導電特性の信頼性
を向上させることができる。
【0013】また、本願の第2の発明は、上記第1の発
明において、上記接着剤層形成工程と接着剤層加圧工程
とが同時に行われることを特徴としたものである。この
場合、電子部品の実装工程を簡略化することができる。
【0014】更に、本願の第3の発明は、上記第2の発
明において、上記部品電極表面への導電性接着剤層の形
成がスクリーン印刷法およびピン転写法のいずれか一方
で行われることを特徴としたものである。この場合、従
来慣用されている方法を用いることにより、簡単かつ確
実に、上記接着剤層形成工程と接着剤層加圧工程とを同
時に行うことができる。
【0015】また更に、本願の第4の発明は、上記第1
〜第3の発明のいずれか一において、上記導電性接着剤
層に加えられる圧縮圧力(圧縮方向に作用する圧力)が
0.01メガパスカル(MPa)以上であることを特徴
としたものである。ここに、上記圧縮圧力の下限値を
0.01MPaとしたのは、圧縮圧力がこの値を下回る
場合には、導電特性を向上させる上で十分な効果を安定
して得ることが難しいからである。この場合、上記圧縮
圧力を0.01MPaとしたことにより、電子部品の部
品電極表面と導電性接着剤層との間の導電特性について
高い信頼性を確実に得ることが可能となる。
【0016】また更に、本願の第5の発明は、上記第1
〜第4の発明のいずれか一において、上記部品電極の少
なくとも表面部分が、鉛(Pb),すず(Sn),亜鉛
(Zn),銅(Cu),ニッケル(Ni),アルミニウ
ム(Al),鉄(Fe),コバルト(Co),クロム
(Cr)の少なくとも1種を主成分として含む金属で形
成されていることを特徴としたものである。この場合、
部品電極表面について、酸化膜の生成を抑制するなど表
面状態を良好に保ち、導電性接着剤層の導電フィラとの
接合部分における導電特性の信頼性の向上に寄与するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しながら説明する。まず、第1の実施の形
態について説明する。図1(a)〜図1(c)は、本実
施の形態に係る電子部品の実装方法を説明するための電
子部品と回路基板の断面説明図である。これらの図に示
すように、本実施の形態では、電子部品C1を回路基板
A1の導体電極B1上に実装するに先だって、まず、電
子部品C1の両端に形成された一対の電極(部品電極)
D1の表面Df1上に導電性接着剤Eを塗布して接着剤
層E1が形成される。
【0018】本実施の形態では、電子部品C1として、
例えば、はんだメッキ(63Sn37Pb)されたチッ
プ抵抗(3216サイズのショートチップ)を用意し
た。このようなメッキ処理を施すことにより、比較的廉
価で、部品電極表面について、酸化膜の生成を抑制する
など表面状態を良好に保ち、導電性接着剤層の導電フィ
ラとの接合部分における導電特性の信頼性の向上に寄与
することができる。
【0019】また、導電性接着剤Eとしては、例えば、
エポキシ系の樹脂に導電フィラとして銀(例えば、80
重量%で、球状のものとフレーク状のものとの割合が
1:1)を分散させたもの用いた。上記樹脂としては、
エポキシ樹脂の硬化剤にアミン系硬化剤を用いたものを
用意した。尚、上記回路基板A1としては、例えばガラ
スエポキシ基板を用いることができ、導体電極B1は、
例えば銅箔で基板A1上に回路パターンとして形成する
ことができる。
【0020】本実施の形態では、この部品電極表面Df
1上への接着剤層E1の形成は、スクリーン印刷法によ
って行われる。すなわち、図1(a)に示されるよう
に、電子部品C1の回路基板A1に対向する面上に、所
定のスクリーン印刷板K1を穴部K1hが部品電極D1
の所定部位に対応するように位置決めして配置する。そ
して、スキージJ1を用いて所定の印刷圧で導電性接着
剤Eを塗布することにより、各部品電極D1の所定部位
の表面上に導電性接着剤層E1が形成される。
【0021】本実施の形態では、スクリーン印刷板K1
のメタル厚さを0.1mmとし、印刷荷重は1kgに設
定した。このように、スクリーン印刷法によって導電性
接着剤Eを塗布する場合、該接着剤Eと部品電極D1の
表面Df1との間に印刷圧が作用するので、この方法で
接着剤層E1を形成することにより、導電性接着剤層E
1の形成工程と、該導電性接着剤層E1と部品電極D1
とを相互に加圧して両者の界面に一定以上の圧縮圧力を
作用させる接着剤層E1の加圧工程とを同時に行うこと
ができ、電子部品C1の実装プロセスを簡略化すること
ができる。特に、従来慣用されているスクリーン印刷法
を採用したことにより、簡単かつ確実に、上記接着剤層
形成工程と接着剤層加圧工程とを同時に行うことが可能
になる。
【0022】以上のようにして、各部品電極D1の表面
Df1上に導電性接着剤層E1が形成されるとともに、
該導電性接着剤層E1と部品電極D1とが相互に加圧さ
れた電子部品C1を、高さ制御型の実装機を用いて回路
基板A1上に実装した。すなわち、図1(b)及び
(c)に示されるように、電子部品C1の各部品電極D
1を導電性接着剤層E1によって回路基板A1上の対応
する導体電極B1上に接着することにより、電子部品C
1が回路基板A1上に実装される。この後、150℃に
温度調整された熱風循環炉中に上記チップ部品C1を配
置した回路基板A1を配設し、30分間の加熱によって
導電性接着剤層E1を硬化させると、チップ部品の実装
体が完成される。
【0023】上記本発明の第1の実施の形態の作用効果
を確かめることなどを目的として、具体的な実施例(本
発明実施例1)について、その信頼性を評価し、従来方
法による実装体(比較例1)とを比較する比較確認試験
を行った。以下、これら実施例およびその試験結果につ
いて説明する。図5は、この比較確認試験で用いた回路
基板A5の平面説明図である。本試験では、回路基板A
5として、例えば、銅箔で図5に示すような回路パター
ンが形成されたガラスエポキシ基板を用意した。本試験
では、基板A5上に、例えば、一対の導体電極B5が形
成されると共に、各導体電極B5の両側に測定用パッド
F5が設けられた回路パターンが形成されている。
【0024】<試験1>まず、上記回路基板A5を用い
て、上述の本発明の第1の実施の形態に係る実装方法で
電子部品C1を実装した実装体(本発明実施例1)を作
製した。また、同様に上記回路基板Aを用いて、図6で
説明した従来例に係る方法で電子部品C21を実装した
実装体(比較例1)を作製した。本試験では、本発明実
施例1及び比較例1それぞれについて、サンプル数を1
00個とした。
【0025】次に、以上のように作製した本発明実施例
1の電子部品実装体と比較例1に係る電子部品実装体と
について、耐湿試験槽を用いて高温多湿環境下での信頼
性試験を行い、両者の結果を比較した。試験方法は以下
の通りとした。まず、初期状態(環境試験前)の電子部
品の実装体について抵抗値を測定しておき、その後、こ
の実装体を耐湿試験槽(環境条件:85℃−85%R
H)内に入れ、所定時間(168時間,336時間,5
04時間,750時間,および1000時間)ごとに上
記試験槽より試験対象の実装体を取り出し、抵抗値の変
化を測定した。
【0026】この抵抗値の変化の測定は、実装体を試験
槽から取り出した後、1時間にわたって常温常湿環境下
で放置し、その後、測定用パッドF5を用いた4端子法
による抵抗測定で、各所定時間経過後の抵抗値を測定
し、初期状態での抵抗値と比較して変化を調べた。この
比較結果で、初期状態での抵抗値を基準として、50%
以上抵抗値が上昇したものを、その時点でNGとした。
本発明実施例1と比較例1それぞれについて、全サンプ
ル(各100個)を測定し、各経過時間毎にNG数をカ
ウントし、そのNG数を比較した。試験結果を表1に示
す。
【0027】
【表1】
【0028】この表1の結果から分かるように、比較例
1の場合には、168時間経過時点で既に10個のNG
が発生し、336時間経過で58個がNG、そして、5
04時間経過すれば100個全てがNGとなった。これ
に対して、本発明の実施例1に係る実装体の場合には、
1000時間経過してもNGの発生は無く、比較例1に
係るものに比して大幅に信頼性が向上していることが確
認された。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。この第2の実施の形態は、部品電極上への導
電性接着剤層の形成をディスペンス法で行うようにした
ものである。図2(a)〜(d)及び図3(a)〜
(b)は、本実施の形態に係る電子部品の実装方法を説
明するための電子部品と回路基板の断面説明図である。
これらの図に示すように、本実施の形態についても、第
1の実施の形態における場合と同様に、電子部品C2を
回路基板A2の導体電極B2上に実装するに先だって、
まず、電子部品C2の両端に形成された一対の電極(部
品電極)D2の表面Df2上に導電性接着剤層E2が形
成される。
【0030】尚、上記回路基板A2の材料、導体電極B
2の材料および形成方法、導電性接着剤E2の材料・組
成ならびに電子部品C2への表面処理(メッキ)方法等
は、上述の第1の実施の形態における場合と、同様のも
の及び同様の方法を適用することができる。
【0031】本実施の形態では、図2(a)に示される
ように、部品電極表面Df2上への接着剤層E2の形成
は、ディスペンサGを用いたディスペンス法で行われ
る。すなわち、図2(a)に示されるように、電子部品
C2の回路基板A2に対向する面を上方に向けて保持
し、この電子部品C2の各部品電極D2の表面Df2上
にディスペンサGを用いて導電性接着剤を所定量供給
し、導電性接着剤層E2をそれぞれ形成する(接着剤層
形成工程)。
【0032】そして、図2(b)に示されるように、導
電性接着剤層E2と部品電極D2とを相互に加圧するた
めの荷重冶具Sを用意する。この荷重冶具Sの片面には
導電性接着剤が塗布され、接着剤層Seが形成されてい
る。この接着剤層Seと部品電極D2の接着剤層E2と
が対向するように、電子部品C2と荷重冶具Sとを向き
合わせ、図2(c)に示されるように、両者を所定の圧
力で一定時間以上にわたって互いに押圧させる(接着剤
層加圧工程)。これにより、部品電極D2の表面Df2
とその上に形成された導電性接着剤層E2とが相互に加
圧されて、両者の界面に所定の圧縮圧力が作用する。
【0033】このようにして部品電極D2の表面Df2
と導電性接着剤層E2の界面に圧縮圧力を一定時間以上
にわたって作用させた後、荷重冶具Sを除去し(図2
(d)参照)、得られた電子部品C2を、高さ制御型の
実装機を用いて回路基板A2上に実装した。すなわち、
図3(a)及び(b)に示されるように、電子部品C2
の各部品電極D2を導電性接着剤層E2によって回路基
板A2上の対応する導体電極B2上に接着することによ
り、電子部品C2が回路基板A2上に実装される。この
後、150℃に温度調整された熱風循環炉中に上記チッ
プ部品C2を配置した回路基板A2を配設し、30分間
の加熱によって導電性接着剤層E2を硬化させると、チ
ップ部品の実装体が完成される。
【0034】以上、説明した本発明の第2の実施の形態
の作用効果を確かめることなどを目的として、具体的な
実施例について、その導電特性の信頼性を評価し、従来
方法による実装体とを比較する比較確認試験を行った。
この試験は、上述の試験1で用いたものと同様の回路基
板A5(図5参照)を用いて行った
【0035】<試験2>まず、上記回路基板A5を用い
て、上述の本発明の第2の実施の形態に係る実装方法で
電子部品C2を実装した実装体(比較例2,3及び本発
明実施例2,3)を作製する。この比較例2及び3は、
部品電極D2の表面Df2と導電性接着剤層E2の界面
に作用させる加圧力を0.01メガパスカル(MPa)
未満、具体的には、この加圧力をそれぞれ0.001M
Pa(比較例2)及び0.005MPa(比較例3)と
したものである。一方、本発明実施例2及び3は、部品
電極D2の表面Df2と導電性接着剤層E2の界面に作
用させる加圧力を0.01メガパスカル(MPa)以
上、具体的には、この加圧力をそれぞれ0.01MPa
及び0.1MPaとしたものである。尚、本試験では、
上記比較例2,3及び本発明実施例2,3それぞれにつ
いて、サンプル数を100個とした。
【0036】次に、以上のように作製した本発明実施例
の電子部品実装体と比較例に係る電子部品実装体とにつ
いて、上述の試験1における場合と同様に、耐湿試験槽
を用いて高温多湿環境下での導電特性についての信頼性
試験を行い、両者の結果を比較した。試験方法および測
定方法ならびにNGの判定方法についても試験1と同様
とした。試験結果を表2に示す。尚、この表2におい
て、比較例1のデータは、試験1における比較例1のも
のである。
【0037】
【表2】
【0038】この表2の結果から分かるように、比較例
については、加圧力が小さい方(加圧力:0.001M
Pa)の比較例2では、168時間経過時点で既に10
個のNGが発生し、504時間経過で80個がNG、そ
して、750時間経過すれば100個全てがNGとなっ
た。また、加圧力が大きい方(加圧力:0.005MP
a)の比較例3でも、336時間経過時点で20個のN
Gが発生し、750時間経過で80個がNG、そして、
1000時間経過すれば100個全てがNGとなった。
【0039】これに対して、加圧力を0.01MPa以
上とした本発明の実施例2及び実施例3に係る実装体の
場合には、1000時間経過してもNGの発生は無く、
比較例に係るものに比して大幅に信頼性が向上している
ことが確認された。以上より、部品電極D2の表面Df
2と導電性接着剤層E2の界面部分に加圧力を作用させ
ることによって導電特性の信頼性を向上させることがで
き、また、加圧力を高めるほど信頼性が向上し、特に、
上記界面部分に作用させる加圧力を0.01MPa以上
とすることにより、導電特性について高い信頼性が確実
に得られることが分かった。
【0040】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。この第3の実施の形態は、部品電極上への導
電性接着剤層の形成をピン転写法で行うようにしたもの
である。図4(a)〜(d)は、本実施の形態に係る電
子部品の実装方法を説明するための電子部品と回路基板
の断面説明図である。これらの図に示すように、本実施
の形態についても、第1及び第2の実施の形態における
場合と同様に、電子部品C3を回路基板A3の導体電極
B3上に実装するに先だって、まず、電子部品C3の両
端に形成された一対の電極(部品電極)D3の表面Df
3上に導電性接着剤層E3が形成される。
【0041】尚、上記回路基板A3の材料、導体電極B
3の材料および形成方法、導電性接着剤E3の材料・組
成ならびに電子部品C3への表面処理(メッキ)方法等
は、上述の第1の実施の形態における場合と、同様のも
の及び同様の方法を適用することができる。
【0042】本実施の形態では、部品電極表面Df3上
への接着剤層E3の形成は、転写用ピンPを用いたピン
転写法で行われる。すなわち、図3(a)に示されるよ
うに、一対の柱状の転写用ピンPの各一端側に導電性接
着剤を塗布して転写用の接着剤層E3’をそれぞれ形成
しておき、この転写用接着剤層E3’と電子部品C3の
部品電極D3の回路基板A3に対向する面Df3とが向
かい合うように、転写用ピンPと電子部品C3とを位置
決めしセットする。
【0043】そして、転写用ピンPの接着剤層E3’が
形成された一端側を、電子部品C3の部品電極D3の表
面Df3に対して、所定の荷重(転写荷重)で一定時間
以上押圧することにより、上記接着剤層E3’が部品電
極D3の表面Df3側に転写され、該部品電極表面Df
3に導電性接着剤層E3が形成される(図4(b)参
照)。
【0044】このようにピン転写法を用いて電子部品C
3の部品電極D3上に導電性接着剤層E3を形成した場
合、接着剤層E3と部品電極D3の表面Df3との間に
転写圧が作用するので、この方法で接着剤層E3を形成
することにより、導電性接着剤層E3の形成工程と、該
導電性接着剤層E3と部品電極D3とを相互に加圧して
両者の界面に一定以上の圧縮圧力を作用させる接着剤層
E3の加圧工程とを、同時に行うことができ、電子部品
C3の実装プロセスを簡略化することができる。特に、
従来慣用されているピン転写法を採用したことにより、
簡単かつ確実に、上記接着剤層形成工程と接着剤層加圧
工程とを同時に行うことが可能となる。
【0045】以上のようにして、各部品電極D3の表面
Df3上に導電性接着剤層E3が形成されるとともに、
該導電性接着剤層E3と部品電極D3とが相互に加圧さ
れた電子部品C3を、高さ制御型の実装機を用いて回路
基板A3上に実装した。すなわち、図4(c)及び
(d)に示されるように、電子部品C3の各部品電極D
3を導電性接着剤層E3によって回路基板A3上の対応
する導体電極B3上に接着することにより、電子部品C
3が回路基板A3上に実装される。この後、150℃に
温度調整された熱風循環炉中に上記チップ部品C2を配
置した回路基板A2を配設し、30分間の加熱によって
導電性接着剤層E2を硬化させると、チップ部品の実装
体が完成される。
【0046】以上、説明した本発明の第3の実施の形態
の作用効果を確かめることなどを目的として、具体的な
実施例について、その導電特性の信頼性を評価する比較
確認試験を行った。この試験は、上述の試験1で用いた
ものと同様の回路基板A5(図5参照)を用いて行った
【0047】<試験3>まず、上記回路基板A5を用い
て、上述の本発明の第3の実施の形態に係る実装方法で
電子部品C3を実装した実装体(比較例4及び本発明実
施例4,5)を作製する。この比較例4は、部品電極D
3の表面Df3と導電性接着剤層E3の界面に作用させ
る加圧力を0.01メガパスカル(MPa)未満、具体
的には、この加圧力を0.001MPaとしたものであ
る。一方、本発明実施例4及び5は、部品電極D3の表
面Df3と導電性接着剤層E3の界面に作用させる加圧
力を0.01メガパスカル(MPa)以上、具体的に
は、この加圧力をそれぞれ0.01MPa及び0.1M
Paとしたものである。尚、本試験では、上記比較例4
及び本発明実施例4,5それぞれについて、サンプル数
を100個とした。
【0048】次に、以上のように作製した本発明実施例
の電子部品実装体と比較例に係る電子部品実装体とにつ
いて、上述の試験1における場合と同様に、耐湿試験槽
を用いて高温多湿環境下での信頼性試験を行い、両者の
結果を比較した。試験方法および測定方法ならびにNG
の判定方法についても試験1と同様とした。試験結果を
表3に示す。
【0049】
【表3】
【0050】この表3の結果から分かるように、比較例
4については、168時間経過時点で既に12個のNG
が発生し、504時間経過で85個がNG、そして、7
50時間経過すれば100個全てがNGとなった。これ
に対して、加圧力を0.01MPa以上とした本発明の
実施例4及び実施例5に係る実装体の場合には、100
0時間経過してもNGの発生は無く、比較例に係るもの
に比して大幅に信頼性が向上していることが確認され
た。
【0051】以上より、部品電極D3の表面Df3と導
電性接着剤層E3の界面部分に加圧力を作用させること
によって導電特性の信頼性を向上させることができ、ま
た、加圧力を高めるほど信頼性が向上し、特に、上記界
面部分に作用させる加圧力を0.01MPa以上とする
ことにより、導電特性について高い信頼性が確実に得ら
れることが分かった。
【0052】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば、回路基板上の導体電極に対する電子部品の部品電極
の接合工程に先立って、上記部品電極表面に導電性接着
剤層を形成する接着剤層形成工程と、該導電性接着剤層
と上記部品電極とを相互に加圧して両者の界面に一定以
上の圧縮圧力を作用させる接着剤層加圧工程とが設けら
れているので、導電性接着剤を用いて回路基板上に電子
部品を実装するに際して、電子部品の部品電極の表面と
導電性接着剤中の導電フィラとの界面部分に十分な荷重
(加圧力)を作用させることができる。これにより、上
記部品電極表面と導電フィラとの界面部分に、酸化膜や
その他の異物等が低減された接続状態、若しくは、これ
らが介在しない接続状態を実現することができる。更に
は、上記部品電極表面および/または導電フィラが加圧
力によって微視的に変形し、両者間の接触面積を増大さ
せることも可能である。その結果、上記部品電極表面と
導電フィラとの界面部分における両者の良好な接続状態
を実現して、その接合部分における導電特性の信頼性を
向上させることができるのである。
【0053】なお、以上の実施の形態では、導電性接着
剤の塗布方法としてディスペンス法やスクリーン印刷法
あるいはピン転写法を用いていたが、これら以外の他の
塗布方法を適用しても良い。また、以上の説明では、電
子部品として、チップ抵抗やリード部品を用いていた
が、本発明は、ベアICチップやその他の電子部品につ
いても、有効に適用することができる。特に、1005
サイズや0603サイズ等の微小チップ部品を導電性接
着剤で実装する場合には、より好適なものである。
【0054】更に、以上の実施の形態では、上記電子部
品の少なくとも部品電極表面は、はんだメッキ(63S
n37Pb)されていたが、このようなはんだメッキの
代わりに、上記部品電極の少なくとも表面部分が、鉛
(Pb),すず(Sn),亜鉛(Zn),銅(Cu),
ニッケル(Ni),アルミニウム(Al),鉄(F
e),コバルト(Co),クロム(Cr)の少なくとも
1種を主成分として含む金属で形成されているようにし
ても良い。これにより、比較的廉価で、部品電極表面に
ついて、酸化膜の生成を抑制するなど表面状態を良好に
保ち、導電性接着剤層の導電フィラとの接合部分におけ
る導電特性の信頼性の向上に寄与することができる。
【0055】このように、本発明は、以上の実施の形態
あるいは実施例に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲において、種々の改良あるいは設計上の
変更等が可能であることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】本願の第1の発明に係る実装方法によれ
ば、回路基板上の導体電極に対する電子部品の部品電極
の接合工程に先立って、上記部品電極表面に導電性接着
剤層を形成する接着剤層形成工程と、該導電性接着剤層
と上記部品電極とを相互に加圧して両者の界面に一定以
上の圧縮圧力を作用させる接着剤層加圧工程とが設けら
れているので、導電性接着剤を用いて回路基板上に電子
部品を実装するに際して、電子部品の部品電極の表面と
導電性接着剤中の導電フィラとの界面部分に十分な荷重
(加圧力)を作用させることができる。これにより、上
記部品電極表面と導電フィラとの界面部分に、酸化膜や
その他の異物等が低減された接続状態、若しくは、これ
らが介在しない接続状態を実現することができる。更に
は、上記部品電極表面および/または導電フィラが加圧
力によって微視的に変形し、両者間の接触面積を増大さ
せることも可能である。その結果、上記部品電極表面と
導電フィラとの界面部分における両者の良好な接続状態
を実現して、その接合部分における導電特性の信頼性を
向上させることができる。
【0057】また、本願の第2の発明によれば、基本的
には、上記第1の発明と同様の作用効果を奏することが
できる。特に、上記接着剤層形成工程と接着剤層加圧工
程とが同時に行われるので、電子部品の回路基板上への
実装プロセスを簡略化することができる。
【0058】更に、本願の第3の発明によれば、基本的
には、上記第2の発明と同様の作用効果を奏することが
できる。特に、上記部品電極表面への導電性接着剤層の
形成が、スクリーン印刷法およびピン転写法のいずれか
一方で行われるので、簡単かつ確実に、接着剤層形成工
程と接着剤層加圧工程とを同時に行うことができる。
【0059】また更に、本願の第4の発明によれば、基
本的には、上記第1〜第3の発明のいずれか一と同様の
作用効果を奏することができる。特に、上記導電性接着
剤層に加えられる圧縮圧力が0.01メガパスカル(M
Pa)以上であるので、上記部品電極表面と導電フィラ
との界面部分における両者の良好な接続状態を実現し
て、その接合部分における導電特性の信頼性を確実に高
めることができる。
【0060】また更に、本願の第5の発明によれば、基
本的には、上記第1〜第4の発明のいずれか一と同様の
作用効果を奏することができる。特に、上記部品電極の
少なくとも表面部分が、鉛(Pb),すず(Sn),亜
鉛(Zn),銅(Cu),ニッケル(Ni),アルミニ
ウム(Al),鉄(Fe),コバルト(Co),クロム
(Cr)の少なくとも1種を主成分として含む金属で形
成されているので、部品電極表面について、酸化膜の生
成を抑制するなど表面状態を良好に保ち、導電性接着剤
層の導電フィラとの接合部分における導電特性の信頼性
の向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る電子部品の
実装方法における一連の工程を示す電子部品と回路基板
の断面説明図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態に係る電子部品の
実装方法における一連の工程を示す電子部品と回路基板
の断面説明図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態に係る電子部品の
実装方法における一連の工程を示す電子部品と回路基板
の断面説明図である。
【図4】 本発明の第3の実施の形態に係る電子部品の
実装方法における一連の工程を示す電子部品と回路基板
の断面説明図である。
【図5】 本発明の各実施例の比較確認試験に用いた回
路基板の平面説明図である。
【図6】 従来例に係る電子部品の実装方法における一
連の工程を示す電子部品と回路基板の断面説明図であ
る。
【符号の説明】
A1,A2,A3,A5…回路基板 B1,B2,B3…導体電極 C1,C2,C3…電子部品 D1,D2,D3…部品電極 Df1,Df2,Df3…部品電極の表面 E1,E2,E3…導電性接着剤層 K1…スクリーン印刷板 P…転写用ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北江 孝史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 竹沢 弘輝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E319 AA03 AB05 BB11 CC58 CC61 CD25 CD29

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板の導体電極と電子部品の対応す
    る部品電極とを導電性接着剤によって接合することによ
    り、上記回路基板上に上記電子部品を実装する電子部品
    の実装方法において、 上記導体電極への上記部品電極の接合工程に先立って、
    上記部品電極表面に導電性接着剤層を形成する接着剤層
    形成工程と、該導電性接着剤層と上記部品電極とを相互
    に加圧して両者の界面に一定以上の圧縮圧力を作用させ
    る接着剤層加圧工程と、が設けられていることを特徴と
    する電子部品の実装方法。
  2. 【請求項2】 上記接着剤層形成工程と接着剤層加圧工
    程とが同時に行われることを特徴とする請求項1記載の
    電子部品の実装方法。
  3. 【請求項3】 上記部品電極表面への導電性接着剤層の
    形成がスクリーン印刷法およびピン転写法のいずれか一
    方で行われることを特徴とする請求項2記載の電子部品
    の実装方法。
  4. 【請求項4】 上記導電性接着剤層に加えられる圧縮圧
    力が0.01メガパスカル(MPa)以上であることを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一に記載の電
    子部品の実装方法。
  5. 【請求項5】 上記部品電極の少なくとも表面部分が、
    鉛(Pb),すず(Sn),亜鉛(Zn),銅(C
    u),ニッケル(Ni),アルミニウム(Al),鉄
    (Fe),コバルト(Co),クロム(Cr)の少なく
    とも1種を主成分として含む金属で形成されていること
    を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一に記載の
    電子部品の実装方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113395831A (zh) * 2021-06-02 2021-09-14 深圳市合盛创杰科技有限公司 一种iml触控薄膜的电子元器件封装结构及其制造方法

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CN113395831A (zh) * 2021-06-02 2021-09-14 深圳市合盛创杰科技有限公司 一种iml触控薄膜的电子元器件封装结构及其制造方法

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