JP3170462B2 - 照明連動システム - Google Patents

照明連動システム

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JP3170462B2
JP3170462B2 JP25991996A JP25991996A JP3170462B2 JP 3170462 B2 JP3170462 B2 JP 3170462B2 JP 25991996 A JP25991996 A JP 25991996A JP 25991996 A JP25991996 A JP 25991996A JP 3170462 B2 JP3170462 B2 JP 3170462B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の照明負荷を
含むシステムであっていくつかの照明負荷が互いに関連
して制御される照明連動システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の照明負荷の中からいく
つかを組み合わせて関連付けて制御するようにした照明
連動システムが提案されている。たとえば、人感センサ
により所定エリア内での人の存在が検知されると、その
検知エリアに対応付けた比較的広い範囲を複数の照明負
荷で照明することが考えられている。また、人感センサ
に限らずあらかじめ設定されている条件が成立すると
(たとえば、スイッチを操作したり、周囲照度が設定値
以下になると)、複数の照明負荷をその条件に応じた制
御状態に制御することが考えられている。たとえば、比
較的広い室内に多数の照明負荷を設けている場合に、自
然光による照度は窓から離れるに従って低下するから、
人工照明である照明負荷を調光することによって室内の
ほぼ全域で一定照度が得られるようにすることが考えら
れている。また、人がいない場所で照明負荷を点灯させ
ると無駄な電力消費が生じるから、人の周囲など必要な
箇所の照明のみを点灯させることも考えられている。
【0003】このように、複数の照明負荷を条件に応じ
て関連付けて制御することが必要である場合に、関連付
けを自由かつ容易にするために多重伝送技術を用いるこ
とが考えられている。つまり、それぞれアドレスを有し
た多数の制御端末器にそれぞれ照明負荷を接続してお
き、各制御端末器では伝送路を通して受信した伝送信号
に含まれるアドレスがあらかじめ設定してあるアドレス
に一致すると、その伝送信号に含まれている制御データ
に従って照明負荷を制御するのである。また、制御端末
器同士は関連させる必要があるから、伝送ユニットを設
けて関連する制御端末器を登録した関連テーブルを持た
せてある。したがって、スイッチの操作、人の存否、周
囲照度の変化などの所定の条件が満たされたときに、そ
の条件を伝送ユニットに報知するようにし、伝送ユニッ
トでは関連テーブルを参照して関連テーブルに設定され
ている各制御端末器のアドレスを指定した伝送信号を伝
送路に送出することによって、関連テーブルにより関連
付けられている照明負荷を一斉に制御することができる
のである。この場合、必要に応じて照明負荷は調光され
る場合もある。
【0004】伝送ユニットに対して所定条件の成立を報
知する手段は、伝送ユニットと制御端末器との間の伝送
路とは別に設けることも可能であるが、一般には共通の
伝送路を用い、伝送路の多重化(照明負荷を制御する場
合に、一般には伝送路として有線のものを用い、時分割
により多重化する)により所定条件の成立を報知するよ
うになっている。つまり、条件成立の報知側においても
アドレスを有した監視端末器を設け、監視端末器への監
視入力(スイッチ、人感センサ、照度センサなど)に基
づいて条件成立を検出すると、監視端末器から伝送路を
通して伝送ユニットに報知するのである。このように、
上述の関連テーブルにおいて監視端末器と制御端末器と
を対応付けることで、所定の条件が成立したときに所望
の照明負荷を所望の制御状態に制御することが可能にな
るのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した関
連テーブルを作成するには、各監視端末器への監視入力
がどのような条件のときに、どの制御端末器に接続した
照明負荷をどのような制御状態に制御するかを決める必
要がある。このように、多数の要素が複雑に絡み合って
いるから、関連テーブルの作成作業は非常に面倒なもの
になる。
【0006】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、複数の照明負荷の関連付けを自動的
に行なうことができる照明連動システムを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、それ
ぞれ独自の識別コードが既定されている識別コード設定
部と、伝送路を介して識別コードを含む伝送信号を授受
し伝送信号に含まれる識別コードが識別コード設定部に
既定されている識別コードと一致すると伝送信号に含ま
れる制御コードを抽出する伝送処理部と、伝送処理部で
抽出された制御コードに基づいて照明負荷を制御する照
明制御部とを備える照明ユニットを複数台有し、少なく
とも一部の照明ユニットには照明負荷による照明範囲付
近を検知エリアとして人の存否を検出する人感センサが
設けられ、一つの照明ユニットの人感センサによって人
の存在が検知されると関連テーブルによってあらかじめ
関連付けられている他の照明ユニットの照明負荷を点灯
させるようにした照明連動システムにおいて、すべての
照明ユニットとの間で伝送路を介してデータを授受する
伝送ユニットに上記関連テーブルを持たせるとともに、
各照明ユニットに照度センサを設け、関連テーブルの設
定時には、各照明ユニットが伝送ユニットに対して識別
コードと人感センサの有無とを通知して伝送ユニットが
人感センサを持つ照明ユニットの識別コードを関連テー
ブルに書き込み、次に、関連テーブルに書き込まれた識
別コードの照明ユニットごとに照明負荷を順次点灯さ
せ、各照明ユニットの照明負荷の点灯時に他の照明ユニ
ットに設けた照度センサによる検出照度が所定値以上で
あると、その照明ユニットの識別コードを点灯中の照明
負荷を有する照明ユニットの識別コードに関連付けて関
連テーブルに書き込むことを特徴とするものである。
【0008】この構成によれば、各照明ユニットに照度
センサを設けるとともに、各照明ユニットが伝送ユニッ
トに対して照明ユニットの識別コードと人感センサの有
無とを通知し、次に、伝送ユニットが人感センサを持つ
照明ユニットに対して照明負荷の点灯を順次指示し、点
灯した照明負荷の周囲の照明ユニットで照度センサの出
力が所定値以上であるとその識別コードを伝送ユニット
に伝送するから、人感センサの周囲にあって同時に点灯
させる必要のある照明ユニットの識別コードを伝送ユニ
ットは自動的に知ることができる。つまり、比較的近接
して配置されている複数の照明負荷の関連付けを人手を
伴うことなく自動的に行なうことができるのである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、関連テーブルの設定に際して、人感センサを備える
各照明ユニットの照明負荷を順次点灯させて他の照明ユ
ニットの照度センサで照度を検出する際に1つの照明ユ
ニットごとに点灯と消灯とを繰り返し、照明負荷の点灯
時にのみ照度センサでの検出照度が所定値以上になる場
合に、その照明ユニットの識別コードを関連テーブルに
書き込むのである。
【0010】この構成によれば、人感センサを備える照
明ユニットと他の照明ユニットとの関連付けの際に、照
明負荷の点灯と消灯とを繰り返すから、照度センサによ
る検出照度が周囲光によるものか照明負荷の点灯による
ものかを識別することができ、照明ユニットを誤って関
連付ける可能性が減少する。請求項3の発明は、請求項
1または請求項2の発明において、照明制御部では照明
負荷の調光が可能であって、関連テーブルの設定に際し
て、人感センサを備える各照明ユニットの照明負荷を順
次点灯させて他の照明ユニットの照度センサで照度を検
出したときに、検出照度が所定値以上である照明ユニッ
トの識別コードとともに検出照度を伝送ユニットの関連
テーブルに書き込み、伝送ユニットは1つの照明ユニッ
トの人感センサによって人の存在が検知されると関連テ
ーブルによってあらかじめ関連付けられている他の照明
ユニットの照明負荷を、関連テーブルに書き込まれた検
出照度が低いほど低出力で点灯させるものである。
【0011】この構成によれば、人感センサを備える照
明ユニットに設けた照明負荷の点灯時に、その照明負荷
による照度分布を検出して関連テーブルに書き込むこと
になり、点灯時には上記照度分布に従って各照明ユニッ
トの照明負荷を調光するから、人感センサを有する照明
ユニット付近がもっとも明るく、その場所から離れるに
従って照度が低下するような照度分布を得ることができ
る。つまり、人の周囲のみ明るく、人から離れるに従っ
て暗くなるような照明が可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】本実施形態の全体構成を図1に示
す。図示するように、本実施形態では伝送ユニット1に
接続した信号線Lsに2種類の照明ユニット2,3を接
続してある。照明ユニット2,3は、図2(a)(b)
に示すように、信号線Lsに接続され信号線Lsを伝送
される伝送信号を授受する伝送処理部21と、それぞれ
の照明ユニット2,3ごとに独自に既定される識別コー
ドを格納したROMよりなる識別コード設定部としての
コード記憶部22とを備えている。伝送処理部21では
伝送信号に含まれる識別コードをコード記憶部22に格
納されている識別コードと比較し、両者が一致すると、
伝送信号に含まれる制御データに基づいて照明負荷4を
制御する。識別コードは、メーカ出荷時にすでに設定さ
れており、製造番号のように各照明ユニット2,3ごと
に異なるコードが用いられる。照明負荷4は照明制御部
23を介して制御される。ここで、照明制御部23は照
明負荷4の点灯・消灯の制御を行なうものだけではな
く、調光制御の可能なものを用いる場合もある。
【0013】ところで、照明ユニット2は周囲照度を検
出する照度センサ24のみを備えるが、照明ユニット3
は周囲照度を検出する照度センサ24に加えて、所定の
検知エリア内の人の存否を検出する人感センサ25を備
える。そこで、コード記憶部22には上述した識別コー
ドに加えて照明ユニット2,3の構成に応じた種別コー
ドも格納してある。伝送処理部21では、照度センサ2
4により検出される照度を伝送ユニット1に伝送し、ま
た人感センサ25により検知エリア内への人の侵入また
は退出を検出すると伝送ユニット1に対して報知する。
照明ユニット2,3はそれぞれ器具本体に収納され、1
つの照明器具として扱うことができるようになってい
る。
【0014】ここにおいて、伝送ユニット1と照明ユニ
ット2,3との間の伝送信号の授受には、伝送ユニット
1から識別コードと制御データと返送用タイムスロット
とを含む伝送信号を送出し、この伝送信号によって伝送
ユニット1から照明ユニット2,3への制御データを伝
送するとともに、伝送ユニット1からアクセスされた照
明ユニット2,3からその伝送信号の返送用タイムスロ
ットに同期させて監視データを伝送ユニット1に返送す
るのである。
【0015】伝送ユニット1からの伝送信号は、各照明
ユニット2,3をサイクリックにポーリングするように
識別データを順次変化させるものを用いることができ
る。この場合、各照明ユニット2,3はポーリングされ
ると(つまり、伝送信号の識別コードが設定されている
識別コードに一致すると)、伝送信号の返送用タイムス
ロットに同期させて監視データを返送する。
【0016】また、常時はどの照明ユニット2,3もア
クセスしない伝送信号を一定時間間隔で伝送しておき、
照明ユニット2,3が監視データを伝送しようとすると
きにその伝送信号に同期する割込信号を発生するととも
に、割込信号を受けた伝送ユニット1が伝送信号をサー
チモードとし、この伝送信号を受信した照明ユニット
2,3が識別コードを返すことにより、伝送ユニット1
がその識別コードを用いて照明ユニット2,3をアクセ
スするようにしてもよい。
【0017】前者の手順は伝送ユニット1の管理下にあ
る照明ユニット2,3の台数が少ないときに有効であ
り、手順も比較的簡単であるから制御が容易である。一
方、後者の手順はやや複雑であるが、監視データの発生
から伝送ユニットが監視データを受け取るまでの時間が
照明ユニット2,3の台数によらずほぼ一定になる。つ
まり、後者の手順は照明ユニット2,3の台数が多い場
合に有効である。
【0018】伝送ユニット1は、図3に示すように、信
号線Lsに対して伝送信号を送出するとともに、伝送信
号の返送用タイムスロットに返送される監視データを受
信する機能を有した伝送処理部11を備え、また、従来
の技術でも説明した関連テーブル12を備えている。こ
の関連テーブル12は、書換可能なメモリにより形成さ
れたものであり、人感センサ25を備える照明ユニット
2ごとに連動して制御される照明ユニット2,3の識別
コードが格納される。図1に「」で囲んだ数値は識別コ
ードを示す。人感センサ25を備える各照明ユニット2
には他の照明ユニット2,3が対応付けられる。関連テ
ーブル12は、具体的には表1のようなものであり、た
とえば、識別コードが「1」の照明ユニット3に対して
識別コードが「2」「3」「4」の照明ユニット2,3
が関連付けられている。
【0019】
【表1】
【0020】次に本実施形態の動作について説明する。
まず、伝送ユニット1および照明ユニット2,3が信号
線Lsに接続された後に照明ユニット2,3に給電され
ると、照明ユニット2,3は伝送ユニット1に対して送
信要求を行なうとともに、伝送ユニット1に対して識別
コードおよび種別コードを伝送する。ここで、伝送ユニ
ット1が各照明ユニット2,3をサイクリックにポーリ
ングするものであれば、各照明ユニット2,3はアクセ
スされたときに返送用タイムスロット内で識別コードお
よび種別コードを返送する。一方、割込信号を発生させ
る場合には、各照明ユニット2,3は電源投入によって
(信号線Lsを伝送される伝送信号を検出することによ
って)、割込信号を発生し、これによって伝送ユニット
1に対して識別コードや種別コードを伝送する。伝送ユ
ニット1は、照明ユニット2,3からの識別コードおよ
び種別コードを受け取ったときに、人感センサ25を備
える照明ユニット3の種別コードがあれば、その識別コ
ードを関連テーブル12に格納する。
【0021】関連テーブル12の作成は以下の処理によ
って行なう。まず、関連テーブル12に格納されている
照明ユニット3に設けた照明負荷4を1つずつ点灯させ
る。各照明ユニット3の照明負荷4の点灯期間におい
て、他の照明ユニット2,3では照度センサ24の出力
を検出し、照度センサ24で検出している照度があらか
じめ設定した閾値以上であるときには、伝送ユニット1
に対してその照明ユニット2,3の識別コードを伝送す
る。伝送ユニット1ではこの識別コードを受け取ると照
明負荷4を点灯させている照明ユニット3に関連するも
のとして関連テーブル12に書き込む(つまり、照明負
荷4を点灯させている照明ユニット3の識別コードが表
1における「識別コード」のものであり、照度センサ2
4の出力に基づいて照明ユニット2,3から伝送された
識別コードが「関連する識別コード」の欄のものにな
る)。
【0022】このようにして関連テーブル12を作成す
るのは、照明ユニット3の照明負荷4を点灯させている
ときに、周囲の照明ユニット2,3の照度センサ24で
検出される照度は、照明負荷4を点灯させている照明ユ
ニット3からの距離が近いほど高くなるという関係に基
づいている。つまり、隣接する照明ユニット2,3を関
連付ける場合に近さの程度を検出すればよいから、上述
のようにして設定された関連テーブル12を用いること
で、照明ユニット2,3を互いに関連付けることができ
るのである。ここで、照度センサ24による検出照度は
照明負荷4から出力された光によるものだけではなく周
囲の外光によるものも含まれるから、外光の影響を除去
するために、照明負荷4を点灯させる照明ユニット3で
は、照明負荷4の点灯と消灯とを繰り返し、伝送ユニッ
ト1では照明負荷4の消灯時には識別コードの伝送がな
されずに点灯時にのみ識別コードを伝送している照明ユ
ニト2,3のみを関連テーブル12に書き込むようにす
る。このようにして、外光によって照明負荷2,3の関
連付けがなされるのを防止することができる。
【0023】以上の処理を人感センサ25を備える各照
明ユニット3について個々に行なうことで、各照明ユニ
ット3での人の検知に関連して照明負荷4を点灯させる
照明ユニット2,3を自動的に選択することができる。
つまり、関連テーブル12の作成が自動化される。上述
のようにして関連テーブル12が作成された後の動作は
従来構成と同様であって、人感センサ25により人が検
知されるとその照明ユニット3の照明負荷4が点灯し、
またその照明ユニット3から伝送ユニット1に識別コー
ドを伝送する。伝送ユニット1では受け取った識別コー
ドを関連テーブル12に照合し、一致する識別コードが
あれば、「関連する識別コード」に含まれる照明ユニッ
ト2,3に対して照明負荷4を点灯させるように制御コ
ードを伝送する。このようにして、人感センサ25によ
る人の検知に対して複数の照明負荷4を関連付けて点灯
させることができる。消灯の際も同様であり、人感セン
サ25を備える照明ユニット3において人が検知されな
くなり照明負荷4を消灯させる際に、伝送ユニット1に
対して消灯の旨を通知すれば、関連テーブル12を参照
して他の照明負荷4を消灯させることができるのであ
る。
【0024】(実施形態2)実施形態1では照明負荷4
の点灯・消灯のみが可能になっている例であるが、本実
施形態は点灯・消灯のみではなく調光も行なうようにし
たものである。したがって、各照明ユニット2,3の照
明制御部23は照明負荷4を調光することが可能になっ
ている。すなわち、トライアックのようなスイッチング
素子を用いて位相制御を行なったり、インバータ回路を
用いて出力電力を制御することにより照明負荷4を調光
制御するのである。他の構成は実施形態1と同様であ
る。
【0025】ところで、本実施形態では関連テーブル1
2に照明ユニット2,3の識別コードのみではなく調光
レベルも関連付けてある。このような関連テーブル12
は表2のような形になる。関連テーブル12では実際に
は照度センサ24による検出照度を格納してあり、この
検出照度に対して各照明ユニット2,3の光出力を調光
することで、関連付けた照明ユニット2,3の点灯時に
人感センサ25を有する照明ユニット3の光出力がもっ
とも大きくなり、関連付けた照明ユニット2,3につい
ては人感センサ25を設けた中心となる照明ユニット3
から離れるに従って光出力が小さくなるように設定して
ある。このような制御により、人感センサ25の位置か
ら離れるに従って照度を低減することができる。
【0026】
【表2】
【0027】このような関連テーブル12を作成するた
めに、関連テーブル12の作成作業において、人感セン
サ25を持つ照明ユニット3が伝送ユニット1に登録さ
れた後に、1つずつの照明ユニット3に対して照明負荷
4の点灯を指示したときに、他の照明ユニット2,3か
ら識別コードのみではなく、照度センサ24による検出
照度も受け取って関連テーブル12に書き込む。検出照
度は人感センサ25を持つ照明ユニット3から所定距離
の位置での照度を100%とした形で表してある。この
ようにして、検出照度を求めると中心となる照明ユニッ
ト3からのおおよその距離がわかるから、距離が大きい
ほど照明負荷4の光出力を小さくするように制御する。
実際には、伝送ユニット1から検出照度を調光レベルと
するように各照明ユニット2,3に対する指示を与え
る。このような制御により、人を検知した人感センサ2
5を有する照明ユニット3の周囲では、その照明ユニッ
ト3から所定の距離範囲内に存在する照明ユニット2,
3で照明負荷4が点灯することになり、かつその照明ユ
ニット3からの距離が大きいほど光出力が小さくなるの
である。つまり、中心部が明るく周辺ほど暗くなるよう
な照明が可能になる。しかも、中心部は人の存在を検出
することによって照明負荷4を点灯させているのである
から、人の存在場所付近の照度が高く人から離れるに従
って照度が低下することになる。他の構成および動作は
実施形態1と同様である。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、それぞれ独自の識別
コードが既定されている識別コード設定部と、伝送路を
介して識別コードを含む伝送信号を授受し伝送信号に含
まれる識別コードが識別コード設定部に既定されている
識別コードと一致すると伝送信号に含まれる制御コード
を抽出する伝送処理部と、伝送処理部で抽出された制御
コードに基づいて照明負荷を制御する照明制御部とを備
える照明ユニットを複数台有し、少なくとも一部の照明
ユニットには照明負荷による照明範囲付近を検知エリア
として人の存否を検出する人感センサが設けられ、一つ
の照明ユニットの人感センサによって人の存在が検知さ
れると関連テーブルによってあらかじめ関連付けられて
いる他の照明ユニットの照明負荷を点灯させるようにし
た照明連動システムにおいて、すべての照明ユニットと
の間で伝送路を介してデータを授受する伝送ユニットに
上記関連テーブルを持たせるとともに、各照明ユニット
に照度センサを設け、関連テーブルの設定時には、各照
明ユニットが伝送ユニットに対して識別コードと人感セ
ンサの有無とを通知して伝送ユニットが人感センサを持
つ照明ユニットの識別コードを関連テーブルに書き込
み、次に、関連テーブルに書き込まれた識別コードの照
明ユニットごとに照明負荷を順次点灯させ、各照明ユニ
ットの照明負荷の点灯時に他の照明ユニットに設けた照
度センサによる検出照度が所定値以上であると、その照
明ユニットの識別コードを点灯中の照明負荷を有する照
明ユニットの識別コードに関連付けて関連テーブルに書
き込むものであり、各照明ユニットに照度センサを設け
るとともに、各照明ユニットが伝送ユニットに対して照
明ユニットの識別コードと人感センサの有無とを通知
し、次に、伝送ユニットが人感センサを持つ照明ユニッ
トに対して照明負荷の点灯を順次指示し、点灯した照明
負荷の周囲の照明ユニットで照度センサの出力が所定値
以上であるとその識別コードを伝送ユニットに伝送する
から、人感センサの周囲にあって同時に点灯させる必要
のある照明ユニットの識別コードを伝送ユニットは自動
的に知ることができるのであって、比較的近接して配置
されている複数の照明負荷の関連付けを人手を伴うこと
なく自動的に行なうことができるという利点を有する。
【0029】請求項2の発明のように、関連テーブルの
設定に際して、人感センサを備える各照明ユニットの照
明負荷を順次点灯させて他の照明ユニットの照度センサ
で照度を検出する際に1つの照明ユニットごとに点灯と
消灯とを繰り返し、照明負荷の点灯時にのみ照度センサ
での検出照度が所定値以上になる場合に、その照明ユニ
ットの識別コードを関連テーブルに書き込むものでは、
人感センサを備える照明ユニットと他の照明ユニットと
の関連付けの際に、照明負荷の点灯と消灯とを繰り返す
から、照度センサによる検出照度が周囲光によるものか
照明負荷の点灯によるものかを識別することができ、照
明ユニットを誤って関連付ける可能性が減少するという
利点がある。
【0030】請求項3の発明のように、照明制御部では
照明負荷の調光が可能であって、関連テーブルの設定に
際して、人感センサを備える各照明ユニットの照明負荷
を順次点灯させて他の照明ユニットの照度センサで照度
を検出したときに、検出照度が所定値以上である照明ユ
ニットの識別コードとともに検出照度を伝送ユニットの
関連テーブルに書き込み、伝送ユニットは1つの照明ユ
ニットの人感センサによって人の存在が検知されると関
連テーブルによってあらかじめ関連付けられている他の
照明ユニットの照明負荷を、関連テーブルに書き込まれ
た検出照度が低いほど低出力で点灯させるものでは、人
感センサを備える照明ユニットに設けた照明負荷の点灯
時に、その照明負荷による照度分布を検出して関連テー
ブルに書き込むことになり、点灯時には上記照度分布に
従って各照明ユニットの照明負荷を調光するから、人感
センサを有する照明ユニット付近がもっとも明るく、そ
の場所から離れるに従って照度が低下するような照度分
布を得ることができるのであって、人の周囲のみ明るく
人から離れるに従って暗くなるような照明が可能になる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同上に用いる照明ユニットを示し、(a)は人
感センサのない照明ユニットのブロック図、(b)は人
感センサを持つ照明ユニットのブロック図である。
【図3】同上に用いる伝送ユニットを示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 伝送ユニット 2 照明ユニット 3 照明ユニット 4 照明負荷 12 関連テーブル 21 伝送処理部 22 コード記憶部 23 照明制御部 24 照度センサ 25 人感センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 37/02 H04Q 9/00 301

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ独自の識別コードが既定されて
    いる識別コード設定部と、伝送路を介して識別コードを
    含む伝送信号を授受し伝送信号に含まれる識別コードが
    識別コード設定部に既定されている識別コードと一致す
    ると伝送信号に含まれる制御コードを抽出する伝送処理
    部と、伝送処理部で抽出された制御コードに基づいて照
    明負荷を制御する照明制御部とを備える照明ユニットを
    複数台有し、少なくとも一部の照明ユニットには照明負
    荷による照明範囲付近を検知エリアとして人の存否を検
    出する人感センサが設けられ、一つの照明ユニットの人
    感センサによって人の存在が検知されると関連テーブル
    によってあらかじめ関連付けられている他の照明ユニッ
    トの照明負荷を点灯させるようにした照明連動システム
    において、すべての照明ユニットとの間で伝送路を介し
    てデータを授受する伝送ユニットに上記関連テーブルを
    持たせるとともに、各照明ユニットに照度センサを設
    け、関連テーブルの設定時には、各照明ユニットが伝送
    ユニットに対して識別コードと人感センサの有無とを通
    知して伝送ユニットが人感センサを持つ照明ユニットの
    識別コードを関連テーブルに書き込み、次に、関連テー
    ブルに書き込まれた識別コードの照明ユニットごとに照
    明負荷を順次点灯させ、各照明ユニットの照明負荷の点
    灯時に他の照明ユニットに設けた照度センサによる検出
    照度が所定値以上であると、その照明ユニットの識別コ
    ードを点灯中の照明負荷を有する照明ユニットの識別コ
    ードに関連付けて関連テーブルに書き込むことを特徴と
    する照明連動システム。
  2. 【請求項2】 関連テーブルの設定に際して、人感セン
    サを備える各照明ユニットの照明負荷を順次点灯させて
    他の照明ユニットの照度センサで照度を検出する際に1
    つの照明ユニットごとに点灯と消灯とを繰り返し、照明
    負荷の点灯時にのみ照度センサでの検出照度が所定値以
    上になる場合に、その照明ユニットの識別コードを関連
    テーブルに書き込むことを特徴とする請求項1記載の照
    明連動システム。
  3. 【請求項3】 照明制御部は照明負荷の調光が可能であ
    って、関連テーブルの設定に際して、人感センサを備え
    る各照明ユニットの照明負荷を順次点灯させて他の照明
    ユニットの照度センサで照度を検出したときに、検出照
    度が所定値以上である照明ユニットの識別コードととも
    に検出照度を伝送ユニットの関連テーブルに書き込み、
    伝送ユニットは1つの照明ユニットの人感センサによっ
    て人の存在が検知されると関連テーブルによってあらか
    じめ関連付けられている他の照明ユニットの照明負荷
    を、関連テーブルに書き込まれた検出照度が低いほど低
    出力で点灯させることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の照明連動システム。
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