JP2002075164A - 漏電遮断器 - Google Patents

漏電遮断器

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JP2002075164A
JP2002075164A JP2000267917A JP2000267917A JP2002075164A JP 2002075164 A JP2002075164 A JP 2002075164A JP 2000267917 A JP2000267917 A JP 2000267917A JP 2000267917 A JP2000267917 A JP 2000267917A JP 2002075164 A JP2002075164 A JP 2002075164A
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JP
Japan
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handle
test button
earth leakage
ground leakage
leakage breaker
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Application number
JP2000267917A
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English (en)
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Toru Kurono
透 黒野
Yusuke Kobayashi
祐輔 小林
Yuichi Ito
雄一 伊東
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Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】協約形1極分以下の幅でありながら、テストボ
タンの操作時にハンドルが指先に当たるおそれのない漏
電遮断器を提供する。 【解決手段】協約形1極分以下の幅の漏電遮断器におい
て、ハンドル13のON動作側に漏電検出回路のテスト
ボタン14を設け、テストボタンの操作時にハンドルが
指先に当たることを防止した。なお、電源側端子11が
プラグイン端子であり、ハンドル13の下に機構部17
を構成し、機構部17より電源側のテストボタン14の
下に漏電検出用基板19を配置することが好ましい。ま
た機構部17から負荷側に延びる外郭に排気孔20を形
成することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、協約形1極分以下
の幅の漏電遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】漏電遮断器は、ハンドルと連動して可動
接点を開閉する機構部のほかに、漏電検出用のZCTや
漏電検出用基板を備えたものであり、更に漏電検出回路
が正常に動作することを確認するためのテストボタンを
必要とする。配線用遮断器の倍の幅のケースの漏電遮断
器では、図5に示すようにケースの半分に電源側端子1
とハンドル2を備える機構部を入れ、ケースの他の半分
にテストボタン3、表示ボタン4、負荷側端子5を設け
たものがあった。
【0003】この図5のような漏電遮断器では、分電盤
表面に露出するパネルカット面でハンドル2とテストボ
タン3とは横方向に位置している。このため、テストボ
タン3を指先で押すと、漏電検出回路が正常ならば機構
部がトリップしてハンドル2が動作するが、ハンドル2
が指に当たることはなかった。
【0004】しかしながら、漏電遮断器の寸法は次第に
小型化しており、JIS C 8370に示される協約形1極分の
幅(25mm)以下となるとパネルカット面の面積も小
さくなり、ハンドル2とテストボタン3とを図5のよう
に横方向にずらして配置することができなくなる。この
ため、ハンドル2と同一線の下側(ハンドルのOFF動
作側)にテストボタン3を設けた漏電遮断器が市販され
ている。
【0005】一般に漏電遮断器等のブレーカにおいて
は、ハンドル2は人間工学上、操作しやすいようにケー
ス中央よりもやや電源側(上側)に配置される。また使
用頻度の低いテストボタン3は、ハンドル2よりも下側
(ハンドルのOFF動作側)の近接位置に配置されるの
が普通である。その結果、テストボタン3を指先で押し
たとき、機構部がトリップしてハンドル2がOFF動作
側に動き、指先に強く当たるおそれが生じていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、協約形1極分以下の幅でありなが
ら、テストボタンの操作時にハンドルが指先に当たるお
それのない漏電遮断器を提供するためになされたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の漏電遮断器は、協約形1極分以下
の幅の漏電遮断器において、ハンドルのON動作側に漏
電検出回路のテストボタンを設けたことを特徴とするも
のである。なお、電源側端子がプラグイン端子であり、
ハンドルの下に機構部を構成し、該機構部より電源側の
テストボタンの下に漏電検出用基板を配置するととも
に、該機構部から負荷側に延びる外郭に排気孔を形成し
た構造とすることが好ましい。
【0008】本発明の漏電遮断器は、従来のレイアウト
を反転させて漏電検出回路のテストボタンをハンドルの
ON動作側に設けたので、テストボタンを押してハンド
ルがOFF動作側に移動しても、指先に当たるおそれが
ない。また請求項2のように漏電検出用基板を機構部よ
り電源側に設け、機構部から負荷側に延びる外郭に排気
孔を形成した構造とすれば、漏電検出用基板がガスにさ
らされることがない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施形態
を示す。図1は本発明の漏電遮断器の平面図および側面
図であり、ケース10の幅は協約形1極分以下の幅、す
なわち25mm以下となっている。電源側端子11はプ
ラグイン端子、負荷側端子12は差込端子となってい
る。図1に示されるように、ハンドル13はケース10
の中心よりもやや負荷側(OFF動作側)にあり、テス
トボタン14はこのハンドル13のON動作側に設けら
れている。
【0010】図2は本発明の漏電遮断器の内部構造図で
あり、負荷側端子12に近い位置に固定接触子15が設
けられており、これと対向する可動接触子16を備えた
機構部17がハンドル13の下に配置されている。一
方、電源側端子11の近傍には漏電検出用のZCT18
が設けられ、このZCT18と機構部17との間に漏電
検出用基板19が配置されている。またテストボタン1
4は漏電検出用基板19の直上にある。なお、機構部1
7から負荷側に延びるケースの外郭に排気孔20を形成
し、固定接触子15から可動接触子16が離れた瞬間に
発生するアークガスを直ちに排気できるようになってい
る。
【0011】このように構成された本発明の漏電遮断器
は、従来品と同様に分電盤等の内部に用いられるもので
あるが、従来品とは逆にテストボタン14をハンドル1
3のON動作側に設けたため、テストボタン14を指先
で押したときにトリップしたハンドル13が指先に当た
ることがない。また、開極時に発生するアークガスは負
荷側の排気孔20から直ちに排出されるため、従来のよ
うに漏電検出用基板19がアークガスにさらされること
もない。さらに、テストボタン14の直下に漏電検出用
基板19が位置するため、漏電検出用基板19にテスト
ボタン14が接するテストフィンガーを設けておけば、
両者間の配線が不要となる。
【0012】なお従来の家庭用分電盤では、図3のよう
に安全ブレーカと呼ばれる32mm幅のブレーカ21を
主幹バー22の上下に配置していた。この安全ブレーカ
21は逆接続可能となっており、主幹バー22の上列、
下列ともハンドルを上に上げるとオンするようになって
いた。そして前記したように、テストボタンは全てハン
ドルのOFF動作側に配置されていた。
【0013】これに対して、請求項2の発明の漏電遮断
器はプラグインタイプであるから、図4のように上列、
下列を同じ方向に配置することはできず、必ず電源側の
プラグイン端子を主幹バー22に向ける必要がある。換
言すれば、下列の漏電遮断器はハンドル13を上に倒す
とオンになるが、上列の漏電遮断器はハンドル13を下
に倒すとオンになる。分電盤は天井付近の壁に設置され
るのが普通であるから、従来構造のようにテストボタン
14がハンドル13のOFF動作側(負荷側)にある
と、特に上列の漏電遮断器のテストボタン14には手が
届きにくい。しかし本発明ではテストボタン14がハン
ドル13のON動作側(電源側)にあるため、上列の漏
電遮断器のテストボタン14にも手が届き易くなる利点
がある。また漏電の表示装置(図示せず)は、テストボ
タン14と同様にハンドル13より電源側に設けること
が好ましい。
【0014】なお、プラグインタイプを採用した場合に
は電源側の3極の主幹バー22が相互に接近しているた
め、電源側からアークガスを排気することは好ましくな
いが、請求項2の発明のように負荷側の排気孔19から
排出するようにしておけば、主幹バー22がアークガス
により汚損されることがない。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1の発明
の漏電遮断器は協約形1極分以下の幅でありながら、テ
ストボタンの操作時にハンドルが指先に当たるおそれが
ない。また請求項2の発明の漏電遮断器は、従来のよう
に漏電検出用基板がアークガスにさらされることがない
うえ、漏電検出用基板とテストボタンとの間の配線が不
要となる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の漏電遮断器の平面図(A)および正面図
(B)である。
【図2】本発明の漏電遮断器の内部構造図である。
【図3】家庭用分電盤における従来の安全ブレーカの配
置例を示す図である。
【図4】家庭用分電盤における本発明の漏電遮断器の配
置例を示す図である。
【図5】従来の広幅の漏電遮断器の平面図である。
【符号の説明】
1 従来技術における電源側端子 2 ハンドル 3 テストボタン 4 表示ボタン 5 負荷側端子 10 本発明の漏電遮断器のケース 11 電源側端子 12 負荷側端子 13 ハンドル 14 テストボタン 15 固定接触子 16 可動接触子 17 機構部 18 ZCT 19 漏電検出用基板 20 排気孔 21 安全ブレーカ 22 主幹バー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】協約形1極分以下の幅の漏電遮断器におい
    て、ハンドルのON動作側に漏電検出回路のテストボタ
    ンを設けたことを特徴とする漏電遮断器。
  2. 【請求項2】電源側端子がプラグイン端子であり、ハン
    ドルの下に機構部を構成し、該機構部より電源側のテス
    トボタンの下に漏電検出用基板を配置するとともに、該
    機構部から負荷側に延びる外郭に排気孔を形成した請求
    項1に記載の漏電遮断器。
JP2000267917A 2000-09-05 2000-09-05 漏電遮断器 Pending JP2002075164A (ja)

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