JP3853245B2 - プラグイン型回路遮断器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遮断器本体がONの状態で取付台に取り付けたり取付台から取り外すことを防止する安全装置を有するプラグイン型回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】
回路遮断器には、成型絶縁物のケース内に開閉接触子と開閉機構と本体側端子を備えた遮断器本体及び成型絶縁物製のベースに外線接続端子を備えた取付台とからなるプラグイン型と呼ばれる回路遮断器がある。プラグイン型回路遮断器は、遮断器本体が取付台に取り付けられたとき本体側端子が外線接続端子と接触することによって電気回路に接続される。このプラグイン型回路遮断器には一つの問題点がある。すなわち、遮断器本体がONの状態で取付台に装着したり取付台から取り外すとき、それぞれ、両端子が接触したり開離する際に両端子間で高温のアークが発生して危険な状態が生ずることがある。
【0003】
このような問題を解決する従来のプラグイン型回路遮断器が、特開平8−250009号公報に開示されている。図11を参照して、この従来の回路遮断器は、遮断器本体100と取付台101からなっている。遮断器本体100は、成型絶縁物製のケース102と、いずれもケース102内に収納された、図示されていない開閉接触子及び開閉接触子を操作する開閉機構、反時計方向に回転することによって開閉機構を動作させて開閉接触子を開離させるトリップ機構103及びいずれか一方が入力側で他方が出力側の本体側端子104,104及び復帰ばねを備え底部から表面方向に押されることによってトリップ機構を動作させる動作棒105を有する。取付台101は、成型絶縁物製のベース106、本体側端子104,104に対応する外線接続端子107,107、ばね108によって本体側端子104と外線接続端子107を接続する接続片109及びばね110によって反時計方向に付勢されている動作レバー111を有する。動作レバー111は係止端111bがケース102の底部と接触してその先端111aが動作棒105と対向する位置にある
【0004】
この回路遮断器は図11のON状態にある遮断器本体100を取付台101から取り外すときは、開閉機構に回転自在に支持されているハンドル112を時計方向に回転させて開閉機構を操作して開閉接触子を開離させる。しかし、この操作を行わずに取り外す操作を行うと、動作レバー111が反時計方向に回転する。このとき、遮断器本体100が取付台101から離れる寸法より動作レバー111の先端111aが回転する寸法が大きいため、本体側端子104が接続片109から開離する前に、先端111aが動作棒105を押して開閉接触子を開離させる、したがって、本体側端子104と接続片109との間にアークが発生しないようになっている。また、取り外された遮断器本体100がON状態で取付台101に取り付けられるように操作されたときは、本体側端子104が接続片109と接触する前に、反時計方向に回転した状態になっている動作レバー111の先端111aが動作棒105を押して開閉接触子を開離させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
回路遮断器には極めて稀な現象として、開閉接触子が溶着する場合がある。この場合は、回路に電流が流れていないことを確認して遮断器本体を取り外す必要がある。しかし、従来のプラグイン型回路遮断器にあっては、溶着状態にあることを知らずに遮断器を取り外そうとすると、トリップ機構が動作しても開閉接触子が開離しないため両端子間でアークが発生することがあるという問題があった。したがって、本願発明の目的は、開閉接触子が溶着状態にあるときは遮断器本体を取付台から取り外せないように構成された安全性に優れたプラグイン型回路遮断器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、請求項1の発明は、開閉接触子と本体端子とを備えた遮断器本体及び外線接続端子を備え遮断器本体の裏面に位置する取付台を有し、遮断器本体と取付台を結合することによって両端子が接触するプラグイン型回路遮断器において、遮断器本体の裏面に装着される安全ユニットを有し、安全ユニットはスライド部材と、スライド部材の変位に追随して回転するロックレバーと、スライド部材を遮断器本体方向に付勢するばねとを有し、遮断器本体は、開閉接触子の変位位置に応じて変位し、開閉接触子が接触している位置においてスライド部材のばねの付勢による変位を阻止する開閉検知部材を有し、取付台は、遮断器本体の開閉接触子が接触している位置にあるときロックレバーと当接して遮断器本体の取付方向の移動を阻止するブロック部材とロックレバーと係合して遮断器本体の取外方向の移動を阻止する係合手段を備えることとしている。
そして、このような構成により遮断器本体の開閉接触子が接触する位置にあるとき、すなわち開閉接触子が接触している場合又は溶着している場合は遮断器本体を取付台に取り付けることができず、取り外すこともできない。したがって、本体端子と外線接続端子との間でアークが発生することもない。また安全ユニットがユニット式に構成されているため、表面接続型と呼ばれている回路遮断器にこの安全ユニットを取り付けることによって簡単にプラグイン型回路遮断器を構成できる。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1のプラグイン型回路遮断器において、取付台に遮断器本体が取り付けられたとき安全ユニットと接触して動作するマイクロスイッチを設けることとしているため、遮断器本体が取付台に取り付けられているか否かを電気信号として検出できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図1ないし図10に示される実施例において説明する。この実施例のプラグイン型回路遮断器は3極型であって、遮断器本体10、取付台60及び遮断器本体10と取付台60との間に介在する安全ユニット40を有する。
図4を参照して、遮断器本体10は、成形絶縁物製のケース11上に構成された開閉接触子装置12と開閉接触子を操作する開閉機構13を有する開閉ユニット、成型絶縁物製のケース14上に構成されたトリップ機構15を有するトリップユニット及び開閉ユニットとトリップユニットとを結合し双方の表面側と側面とを覆うカバー16とを有する。開閉接触子装置12は、一端において一方の端子17を兼ねる固定接触子18、ケース11の側壁において回転自在に支持された接触子ホルダー19及び接触子ホルダー19に支持された可動接触子20を有し、可動接触子20は可撓リード21及びトリップ用導体22を介して他方の端子23に接続されている。一方の端子17及び他方の端子23にはプラグイン接触子構造のオス側端子24が装着されている。
【0009】
図5を参照して、接触子ホルダー19の両端部19aは円柱状に形成されており、端部19aがケース11の両側壁に形成されたU字状の溝11aと可撓リード21の一端を保持する可撓リード保持ブロック25の腕25aに挟まれて回転自在に支持されている。ケース11の側壁の一方には窪み26が形成されている。窪み26は互いに連続的に形成された垂直部分26aと水平部分26bを有し、可撓リード保持ブロック25の腕25aと接触子ホルダー19の端面19bは窪み26と同一平面上にあるように形成されている。接触子ホルダー19の端面19bの偏心した位置には突起27が形成され、窪み26の水平部分26bにも突起28が形成されている。
【0010】
図1及び図6を参照して、ケース11の窪み26の垂直部分26aには中間部分に窪み29aが形成され、この窪み29aに突起29bを有する開閉指示片29がはめ込まれている。一方、窪み26の水平部分26bには突起28によって開閉指示片操作レバー30が支持されている。開閉指示片操作レバー30は、その腕の中間部に接触子ホルダー19の突起27がはまり込む孔30aとその先端部に開閉指示片29の突起29bを抱え込む溝30bが形成されている。
このように組み込まれている開閉指示片29は、可動接触子20が固定接触子18と接触しているON状態にあるとき、すなわち接触子ホルダー19が時計方向に回転し開閉指示片操作レバー30が反時計方向に回転した状態にあるときは図1のごとく下方に位置する。図4及び図1において開閉機構13に回転自在に支持されカバー16から表面側に突き出したハンドル31を反時計方向に回転させてOFF操作をすると、本願の主要部ではないため詳細な説明は省略するが、接触子ホルダー19が反時計方向に回転して可動接触子20が固定接触子18から開離するとともに、開閉指示片操作レバー30が時計方向に回転し開閉指示片29は上方すなわちこの回路遮断器の表面方向にスライドする。なお、開閉指示片29及び開閉指示片操作レバー30の外面はケース11の側壁の表面と同一平面になるように形成されており、カバー16の側壁内面はケース11の側壁表面に沿って密接する関係にあるためケース11にカバー16を装着することによって、これらの部材が脱落することなく回転やスライド移動が安定して行われる。図1、図2及び図3はカバー16の一部を破断した図である。また、以下の説明において、便宜上ハンドル31の位置に対応して、図1ないし図8の右側部分をON側、左側部分をOFF側という。また、ON側とOFF側に左右対称に備えられる部材については主としてON側に符号を付して説明をしている。
【0011】
図6及び図7を参照して、安全ユニット40は成形絶縁物製のベース41上に構成されている。このベース41の側面には遮断器本体10のカバー16と同一平面内に位置する側壁42と側壁42の内側に形成されたスライド部材ガイド壁43が設けられ、ベース41の裏面にはロックレバー支持壁44及びガイド壁45がそれぞれON側とOFF側に立脚している。ベース41には、側壁42に沿って表面−裏面方向に変位自在のスライド部材46と、ロックレバー支持壁44と側壁42との間に回転自在に支持されているON側及びOFF側のロックレバー47が装着されている。また、この安全ユニット40が遮断器本体10の裏面に装着されたとき、遮断器本体10の開閉指示片29と対向するように開閉検出突起46aがスライド部材46に形成されている。
ON側のロックレバー47には、スライド部材46のON側の一端に係合するとともに溝47aに嵌め込まれた一方の腕とガイド壁45に係合する他方の腕を有するロックばね48が装着されている。このロックばね48は、スライド部材46をこの回路遮断器の表面方向(図6において上方向)に付勢している。ロックレバー47は、先端部に鋭角状の折曲形状を有するロック端47bを有している。このように構成されている安全ユニット40は、ON側とOFF側の6個の孔49にオス側端子24を挿通させて遮断器本体10に取り付け、4個の孔50においてねじによって遮断器本体10に固定される。以下、安全ユニット40と遮断器本体10の合体物を本体安全ユニット合体物という。
図1、図2及び図3は、それぞれ本体安全ユニット合体物を取付台60に取り付ける前、取り付けた後で遮断器本体10がOFFの状態及びONの状態における、ロックレバー47と後述するロック片63との係合状態やオス側端子24と後述する端子65との接触状態を説明する図であって、一部を切断して示している。
【0012】
図1及び図8を参照して、取付台60の成形絶縁物製のベース61には、ベース61の底部から立ち上がるように形成された端子装着ブロック62と、この回路遮断器の表面−裏面方向の端子装着ブロック62の壁62aに沿って設けられたロック片63と、端部に形成された取付タブ64が、それぞれON側とOFF側に設けられている。端子65は、正面側に遮断器本体10のオス側端子24に対応するプラグイン接触子構造のメス側接触子66を有し、裏面側に外線接続端子部67を有している。メス側接触子66は共通の基部からいずれも折り曲げられた4つの指66aを有し、この指の先端がばね68によって中心方向に付勢されている。この端子65は、安全のためオス側端子24が挿通できる程度の小さい孔が形成されている成型絶縁物製の絶縁カバー69によって覆われているため、正面方向から端子65に容易に触れることができない。ロック片63の裏面側の係合端部63aは、ロックレバー47のロック端47bに対応して鋭角状であって、ベース61の底部との間にロックレバー47のロック端47bが入り込むことができる程度のスペースが設けられている。また、ベース61の表面側には埋込ナット70がON側とOFF側に設けられており、遮断器本体10の表面側から挿通するねじによって遮断器本体10が取付台60に固定される。
【0013】
このように構成されているこの実施例のプラグイン型回路遮断器の遮断器本体10を取付台60から取り外すとき及び取り付けるときの安全性について説明する。まず、図示はしていないが、安全ユニット40を遮断器本体10に装着するときは遮断器本体10を開路する。このとき接触子ホルダー19は反時計方向に回転した状態にあるため、開閉指示片29はこの回路遮断器の正面方向に移動した位置、すなわち、開閉指示片29の裏面側端部と遮断器本体10の裏面の間にスペースが生じる位置にある。この状態で安全ユニット40を遮断器本体10に装着すると、ロックばね48の作用によってベース41の表面から突き出ているスライド部材46の開閉検出突起46aがこのスペースに嵌まりこむ。この開閉検出突起46aがスペースにはまり込むとき邪魔にならないようにカバー16には欠ぎ部16aが形成されている。
【0014】
次に、図1を参照して、遮断器本体10がON状態にあるときは本体安全ユニット合体物を取付台60に装着できないことを説明する。遮断器本体10をON操作すると接触子ホルダー19が時計方向に回転し、開閉指示片29が裏面方向(図1において下方)に変位する。スライド部材46の変位に追随して、ON側及びOFF側のロックレバー47がそれぞれ反時計方向及び時計方向に回転する。この状態で本体安全ユニット合体物を取付台60方向に移動させようとすると、ロックレバー47のロック端47bがブロック部材であるロック片63の表面側のブロック端部63bにブロックされて移動することができない。このため、オス側端子24と端子65が接触することはない。すなわち、遮断器本体10がON状態にあるとき又は可動接触子20が固定接触子18と溶着している状態において本体安全ユニット合体物を取付台60に取り付けることができない。また、ロックレバー47がON側及びOFF側の両方に装着した構造になっているため、遮断器本体10が傾いてON側及びOFF側のいずれかのオス側端子24が端子65と接触するということもない。
【0015】
次に、本体安全ユニット合体物を取付台60に取り付ける操作について説明する。図1の状態において遮断器本体10をOFF操作すると接触子ホルダー19が反時計方向に回転し、開閉指示片29がスライド部材46と共に遮断器本体10の正面方向(図1において上方向)に変位する。スライド部材46の変位に追随して、ロックばね48の作用によりスライド部材46が正面方向に変位し、この変位に追随してON側及びOFF側のロックレバー47がそれぞれ時計方向及び反時計方向に回転する。この状態では、ロックレバー47のロック端47bがロック片63のブロック端部63bにブロックされることがないため、本体安全ユニット合体物を取付台60方向に移動させることができ、オス側端子24を端子65のメス側接触子66に差し込んで安全ユニット40を取付台60に取り付けることができる。このとき、ガイド壁45が端子装着ブロック62の壁62aに案内されて本体安全ユニット合体物が移動し、図2の状態となる。
【0016】
次に、本体安全ユニット合体物を取付台60に取り付けた状態で遮断器本体10をON操作すると、上述のごとくON側及びOFF側のロックレバー47がそれぞれ反時計方向及び時計方向に回転付勢され、ロック端47bがベース61の底部とロック片63の係合端部63aとの間に形成されているスペースに入り込む図3の状態となる。この状態で、本体安全ユニット合体物を取付台60から取り外そうとすると係合部材であるロックレバー47のロック端47bがロック片63の係合端部63aと係合して移動することができないため、ON側及びOFF側いずれのオス側端子24も端子65から開離することはない。すなわち、遮断器本体10がON状態にあるとき又は可動接触子20が固定接触子18と溶着している状態において本体安全ユニット合体物を取付台60から取り外すことはできない。
【0017】
なお、点検などの理由により、ON状態で本体安全ユニット合体物を取り外す必要が生じた場合は、まず電源を遮断し、次に安全ユニット40のベース41の側壁42に形成されている孔42aから工具などを差し込んでロックばね48の腕とスライド部材46の係合を解消させてロックレバー47を自由状態にし、次に溝47aに工具を装着してロックレバー47を回転させることによって、ロックレバー47のロック端47bがロック片63の係合端部63aと係合しないようにすることができる。
【0018】
以上のように、本実施例のプラグイン型回路遮断器は遮断器本体10と安全ユニット40相互間を着脱自在に構成している。このため、図4を参照して、オス側端子24を備えず一方の端子13と他方の端子23に直接電線が取り付けられる表面接続型と呼ばれる回路遮断器からプラグイン型回路遮断器への仕様変更及びその逆の仕様変更を容易に達成できる。
【0019】
また、このように構成されているプラグイン型回路遮断器は、本体安全ユニット合体物を取付台60に取り付けた状態で安全ユニット40の裏面と取付台60の底部の間に空間が形成されている。この空間を利用して、回路遮断器に内蔵される付属品の引出線のプラグイン接続装置が設けられている。すなわち、安全ユニット40には付属品からの引出線が接続されたオス側端子群80が装着されている。また、取付台60にはオス側端子群80と対応する位置にメス側端子群81が装着され、メス側端子群81に接続された導出線がベース61の底部の孔から外部へ導出することができる。そして、本体安全ユニット合体物が取付台60に取り付けられたときオス側端子群80がメス側端子群81に差し込まれて、付属品が外部回路に接続される。
【0020】
また、取付台60にはマイクロスイッチ82がメス側端子群81と併設されている。マイクロスイッチ82はその接点を開閉するノブ82aが表面側に位置するように設けられており、本体安全ユニット合体物が取付台60に取り付けられたときベース41の裏面によってノブ82aが押し込まれてマイクロスイッチ82が切り替わるようになっている。したがって、このマイクロスイッチ82は本体安全ユニット合体物が取付台60に装着されているか否かの電気信号を発することができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した形態で実施され、プラグイン型回路遮断器において、遮断器本体の裏面に装着される安全ユニットを有し、安全ユニットはスライド部材と、スライド部材の変位に追随して回転するロックレバーと、スライド部材を遮断器本体方向に付勢するばねとを有し、遮断器本体は、開閉接触子の変位位置に応じて変位し、開閉接触子が接触している位置においてスライド部材のばねの付勢による変位を阻止する開閉検知部材を有し、取付台は、遮断器本体の開閉接触子が接触している位置にあるときロックレバーと当接して遮断器本体の取付方向の移動を阻止するブロック部材とロックレバーと係合して遮断器本体の取外方向の移動を阻止する係合手段を備える構成とすることにより、開閉接触子が接触している場合や溶着している場合、遮断器本体を取付台に取り付けたり取り外すことができないため、本体端子と外線接続端子との間でアークが発生することがなく安全性にすぐれた回路遮断器を提供できるという効果を奏する。さらに、表面接続型と呼ばれている回路遮断器にこの安全ユニットを取り付けることによって簡単にプラグイン型回路遮断器を構成できるため、在庫の削減を実現できるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラグイン型回路遮断器の実施例の、ON状態にある遮断器本体が取付台に取り付けられ前の一部を切断した断面側面図である。
【図2】図1の実施例のOFF態にある遮断器本体が取付台に取り付けられた状態の図1相当図である。
【図3】遮断器本体がON状態の図2相当図である。
【図4】図1の回路遮断器の遮断器本体の内部を説明する側面断面図である。
【図5】図4の遮断器本体の開閉ユニットの側面図である。
【図6】図1の回路遮断器の遮断器本体と安全ユニットを結合した状態の側面図である。
【図7】図6の裏面図である。
【図8】図1の回路遮断器の取付台の正面図である。
【図9】図6の安全ユニットにオス側端子群をつけて裏面側から見た斜視図である。
【図10】図8の取付台にメス側端子群とマイクロスイッチを取り付けて正面側から見た斜視図である。
【図11】従来のプラグイン型回路遮断器の要部を示す側面図である。
【符号の説明】
10 遮断器本体
11 ケース
14 ケース
16 カバー
17 一方の端子
18 固定接触子
19 接触子ホルダー
20 可動接触子
23 他方の端子
24 オス側端子
26 窪み
29 開閉指示片
30 開閉指示片操作レバー
40 安全ユニット
41 ベース
42 側壁
46 スライド部材
46a 開閉検出突起
47 ロックレバー
47a 溝
47b ロック端
48 ロックばね
60 取付台
61 ベース
62 端子装着ブロック
62a 壁
63 ロック片
63a 係合端部
63b ブロック端部
65 端子
66 メス側接触子
66a 指
67 外線接続端子部
68 ばね
80 オス側端子群
81 メス側端子群
82 マイクロスイッチ
82a ノブ

Claims (2)

  1. 開閉接触子と本体端子とを備えた遮断器本体及び外線接続端子を備え前記遮断器本体の裏面に位置する取付台を有し、前記遮断器本体と前記取付台を結合することによって前記両端子が接触するプラグイン型回路遮断器において、
    前記遮断器本体の裏面に装着される安全ユニットを有し、
    前記安全ユニットはスライド部材と、前記スライド部材の変位に追随して回転するロックレバーと、前記スライド部材を前記遮断器本体方向に付勢するばねとを有し、
    前記遮断器本体は、前記開閉接触子の変位位置に応じて変位し、前記開閉接触子が接触している位置において前記スライド部材の前記ばねの付勢による変位を阻止する開閉検知部材を有し、
    前記取付台は、前記遮断器本体の開閉接触子が接触している位置にあるとき前記ロックレバーと当接して前記遮断器本体の取付方向の移動を阻止するブロック部材と前記ロックレバーと係合して前記遮断器本体の取外方向の移動を阻止する係合手段を備えることを特徴とするプラグイン型回路遮断器。
  2. 前記取付台には前記遮断器本体が取り付けられたとき前記安全ユニットと接触して動作するマイクロスイッチが設けられていることを特徴とする請求項1のプラグイン型回路遮断器。
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