JP2002074564A - 異常通報システム - Google Patents

異常通報システム

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JP2002074564A
JP2002074564A JP2000253343A JP2000253343A JP2002074564A JP 2002074564 A JP2002074564 A JP 2002074564A JP 2000253343 A JP2000253343 A JP 2000253343A JP 2000253343 A JP2000253343 A JP 2000253343A JP 2002074564 A JP2002074564 A JP 2002074564A
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Nobuteru Asai
信輝 浅井
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の異常通報システムは、事故発生時の救
助を目的とした機能がないという問題点があったが、本
発明は、事故発生現場近くの携帯機や電話機を呼び出
し、現場周辺の音声を伝えることで、事故の状況をいち
はやく把握して迅速、且つ的確な救援活動を行得るよう
にする機能を有する異常通報システムを提供する。 【解決手段】 回線制御装置5が携帯機2からの異常の
報告を受けて、携帯機2からの音声を録音装置12に録
音させ、携帯機2が存在するゾーン内に存在する他の携
帯機や電話機を呼び出して携帯機からの音声を出力する
とともに、予め、会議型通話形態が設定されている場
合、会議通話を設定する異常通報システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント、製造工
場などの構内の作業連絡用として使用されるPHS方式
(ARlB STD28に定められるデジタルコードレ
ス電話の通信方式)を利用した構内無線電話システム
(以下、「構内通信システム」と略す)等の通信システ
ムを用いて行う異常通報システムに係り、特に、携帯機
使用者の転倒などの緊急事態発生時に、事故に対する救
助あるいは対策を迅速に行わせる機能を有する異常通報
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、製鉄所などの広い構内で作業
者間の通話連絡は、構内通信システムを使用して行われ
る。一方、通常の作業連絡以外に構内設備の運用点検な
ど広い構内を作業者が独りでパトロールする作業も存在
する。このパトロール作業では、作業者が携帯機を所持
して構内のパトロールを行い、異常箇所などを発見する
と、携帯機から他の作業者を呼び出して異常の報告など
を行うものであり、携帯機を常に通話接続状態にしてお
くものではない。そのため、作業者が作業中に過って転
倒したり(たとえば階段から足を踏み外したり、安全柵
からはみ出し落下したり)、何らかの突発事故により、
負傷し倒れて自力で携帯機を操作の上、救助を呼ぶこと
が不可能な事態(このような事態を転倒状態という)が
ありうる。このような転倒状態が発生したときに、携帯
機より特定の信号を発信し、携帯機位置表示装置等で当
該事故が発生した携帯機の位置を表示する事により、人
命の救助すべき情報を表示する事は可能であった。
【0003】突発事故発生時に作業者が携帯する携帯機
より、事故発生を知らせる信号を発生する従来技術とし
ては、平成2年9月19日公開の特開平2−23722
8号「緊急連絡装置」(出願人:ミサワホーム株式会
社、発明者:富樫甚一)がある。この従来技術は、所定
の場所に設置された管理者側無線装置と被管理者に装着
される被管理者側無線装置とからなる緊急連絡装置であ
り、被管理者が転倒したした時に受ける衝撃を検出する
衝撃検出手段とこの衝撃検出手段の検出結果に基づいて
衝撃検出信号を発生する衝撃検出信号発生手段とを備え
たことを特徴とする緊急連絡装置である。これにより、
被管理者が万一発作等によって転倒した場合は、その衝
撃を衝撃検出手段によって検出し、この検出結果に基づ
いて衝撃検出信号を発生し、この衝撃検出信号を被管理
者側無線装置から管理者側無線装置に送信することによ
って、被管理者の緊急状態を速やかに管理者に知らせる
ことができるものである。
【0004】また、移動局(PHS子機)からの発信通
知により、所在位置を示す地図を表示するシステムの従
来技術としては、平成6年3月11日公開の特開平6−
69861号「移動通信による所在位置管理システム」
(出願人:富士通株式会社、発明者:地福恭子他)があ
る。この従来技術は、移動局から基地局を介して交換機
に発信通知があった場合に、その発信情報に応じた携帯
者情報と地図情報、及び有線電話機の電話番号をコンピ
ュータが読み出すことにより、出入力装置に携帯者の情
報及び所在位置を示す地図が表示され、かつ交換機が電
話番号に応じた電話機へ発信を行うことで管理者が移動
局の発信者(携帯者)と通話をすることができ、同時に
表示された情報及び所在位置の地図を確認することによ
って、発信者が特定でき、どこにいるのか確認すること
ができるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の異常通報システムでは、被管理者の緊急状態を速や
かに管理者に知らせることができ、また、更に被管理者
の所在位置を示す地図を表示することができ、すなわち
緊急事態の連絡、確認あるいは移動局の監視に有効であ
るが、被管理者(事故発生時の作業者)の救助を目的と
した機能が準備されている訳ではなく、的確な救助の方
法をとることができないという問題点があった。
【0006】また、従来の異常通報システムは、管理者
又は監視者が常時監視体制にあることを前提としてお
り、管理者又は監視者が不在の時には、通報が他の作業
者に伝わらなかったり、またどこで事故が発生したかを
他の作業者に伝えることができず、よって、迅速なる救
助活動に結びつかないという問題点があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、従来技術の問題点である緊急事態発生時の救助を目
的とした機能がないという問題点を解決し、異常発生を
通報した携帯機位置を把握し、当該携帯機と近傍にある
他の携帯機及び電話機との通話を可能とし、当該携帯機
周辺の音を録音するなどにより、迅速なる救援活動に結
びつく機能を提供できる異常通報システムを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、定期的に位置登録を行いながら
無線通信を行う複数の携帯機と、携帯機と無線通信を行
う複数の基地局と、基地局のゾーン内に設けられた電話
機と、基地局と電話機とに接続し、各携帯機からの位置
登録を受け付けた基地局のゾーンで各携帯機の位置を把
握しながら構内の通信制御を行う回線制御装置と、携帯
機の位置を表示する表示装置と、構内放送を行う放送装
置と、前記携帯機からの音声を録音する録音装置とを有
する構内通信システムを用いた異常通報システムであっ
て、携帯機が携帯者の異常を検知して回線制御装置に異
常を報告し、集音した音声を回線制御装置に送信する携
帯機であり、回線制御装置が、携帯機からの異常の報告
を受けて、携帯機の位置を表示装置に表示させ、携帯機
からの音声を録音装置に録音させ、携帯機が存在するゾ
ーン内に存在する他の携帯機及び電話機を呼び出して携
帯機からの音声を出力すると共に、予め携帯機に対し
て、会議型通話形態が設定されている場合には、会議型
通話形態で設定されている携帯機及び電話機に対して会
議通話を設定する回線制御装置であることを特徴として
いるので、作業者が携帯機を所持することで、異常を検
出した携帯機が異常発生を回線制御装置に通報すると、
すぐに事故発生時に現場近くにいる人や会議通話のメン
バーである関係者にいちはやく事故発生を知らせ、更に
事故発生現場周辺の音声を送信するので、現場状況を窺
い知ることができ、迅速で的確な救援活動を行うことが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現
手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのよう
な回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は
全部をソフトウェアで実現することも可能である。更
に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよ
く、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよ
い。
【0010】本発明に係る異常通報システムは、携帯機
が携帯者の異常を検知して回線制御装置に異常を報告
し、集音した音声を回線制御装置に送信し、回線制御装
置が、携帯機からの異常の報告を受けて、携帯機の位置
を表示装置に表示させ、携帯機からの音声を録音装置に
録音させ、携帯機が存在するゾーン内に存在する他の携
帯機及び電話機を呼び出して携帯機からの音声を出力す
ると共に、予め携帯機に対して、会議型通話形態が設定
されている場合には、会議型通話形態で設定されている
携帯機及び電話機に対して会議通話を設定するものなの
で、作業者が携帯機を所持することで、異常を検出した
携帯機が異常発生を回線制御装置に通報すると、すぐに
事故発生時に現場近くにいる人や会議通話のメンバーで
ある関係者にいちはやく事故発生を知らせ、更に事故発
生現場周辺の音声を送信するので、現場状況を窺い知る
ことができ、迅速で的確な救援活動を行うことができる
ものである。
【0011】まず、本発明に係る異常通報システムを構
築する構内通信システムの構成について図1を使って説
明する。図1は、本発明の実施の形態に係る構内通信シ
ステムを用いた異常通報システムの構成ブロック図であ
る。図1に示すように、本発明の異常通報システムは、
構内通信システムの基本構成要素として、構内各所に点
在する各作業者が携帯している携帯機2と、この携帯機
2と無線通信を行う構内各所に設置された複数の基地局
4と、構内各所に固定的に設置された有線電話機(単に
電話機と呼ぶ)10と、基地局4及び電話機10とに接
続し構内の通信制御を行う回線制御装置5と、構内通信
システムにおける回線交換を行い更に他の通信システム
と接続する構内交換機7とから構成され、更に、異常通
報機能を実現するための要素として、携帯機2の位置表
示を行う携帯機位置表示装置6と、構内放送を行う放送
装置11と、携帯機2からの音声を録音する携帯機音声
録音装置12とを有する。尚、符号に続く-xは、複数有
ることを示し、m、n、uは、それぞれ携帯機、基地局、
電話機の最大数を示す添え字である。
【0012】次に、本発明の異常通報システムの各部に
ついて説明する。構内交換機7は、一般的な構内通信シ
ステムを実現する交換機である。基地局4は、携帯機2
との無線通信を行う一般的な基地局であり、例えば、P
HS方式(ARlB STD28に定められるデジタル
コードレス電話の通信方式)を利用した無線通信を行
う。1つの基地局4が携帯機2との通信(通話)を可能
とする領域をゾーンと呼び、携帯機2がいずれの位置に
あっても通話が可能であるように(いずれかの基地局4
と通信できるように)、電界強度を測定して配置され
る。また、複数の基地局のゾーンを移動しても通話が途
切れないように最小限度の重なりを有してゾーン配置が
なされている。
【0013】電話機10は、固定的に設置されている一
般的な有線の電話機である。尚、図1では、複数の電話
機10-1〜10-uをまとめて示しているが、実際は構内
の各所に設置されており、各基地局4-1〜4-nのゾーン
内に点在している。
【0014】携帯機2は、作業者が携帯し、定期的に位
置登録を行いながら基地局4を介して無線通信を行うも
ので、通常の通話を行う一般的な無線通話機能に加え、
本発明の特徴部分として、作業者の転倒などの異常を検
出し、異常を検出すると作業者の操作無しに、回線制御
装置5に対して異常を通報する機能を有している。
【0015】ここで、携帯機2の内部構成について、図
2を使って説明する。図2は、本発明の携帯機2の構成
ブロック図である。尚、携帯機2-1、2-2、…、2-(m-
1)、2-mは、全て同様の構成である。図2に示すよう
に、携帯機2は、アンテナ21と、無線部22と、通常
通話手段23と、位置登録手段24と、転倒検知部25
と、異常通報手段26とから構成されている。ここで、
アンテナ21は、無線電波の送受信を行う一般的なアン
テナであり、無線部22は、無線信号の変復調を行う一
般的な無線部である。位置登録手段24は、どの基地局
のゾーン内にいるかという位置登録を回線制御装置5に
対して定期的に行う一般的な位置登録手段である。尚、
位置登録の詳細については、全体動作説明で詳しく説明
する。通常通話手段23は、携帯電話として、一般的な
通話を実現する手段であり、図2には示していないが、
キーパッドから相手先電話番号を入力して発呼し、マイ
クから入力した音声を相手先に送信すると共に、相手先
から送られた音声をスピーカから出力する機能を実現し
ている。
【0016】そして、転倒検知部25は、携帯者(作業
者)が転倒したことを検知し、転倒が検知されると、転
倒検出信号が後述する異常通報手段26に出力するもの
で、その検知方法については、例えば、特開平2−23
7228号「緊急連絡装置」に提案されている方法など
があるが、本件ではその検出方法については限定しな
い。また、転倒に限定せず、携帯者が自分で異常発生を
通報できないようなの異常事態を検出できる方法であれ
ば、如何なる異常及びその検出方法であっても構わな
い。
【0017】異常通報手段26は、転倒検知部25にお
いて異常が検出され、異常検出信号が出力されるとそれ
を受けて、異常発生を回線制御部5に通報する異常対応
処理を行う手段である。具体的に異常対応処理では、無
線部22及びアンテナ21を介して予め定められた特定
番号をダイヤルし、異常が発生した旨を示す非常転倒発
報信号情報を基地局4を通じて回線制御装置5に送信
し、以降は、マイクから入力した音声等を回線制御装置
5に送信するものである。ここで、非常転倒発報信号情
報は、転倒検出部25において、各種異常を切り分ける
機能が備わっているならば、異常の種類などを示す情報
である。
【0018】次に、本発明の携帯機位置表示装置6につ
いて説明する。携帯機位置表示装置6は、構内に存在す
る携帯機2に関する各種情報を記憶し、携帯機2と回線
制御装置5との間で行われた位置登録に従って各携帯機
2の現在位置を管理し、任意の携帯機2から異常通報が
あった場合に、当該携帯機2の位置を表示するものであ
る。ここで、本発明の携帯機位置表示装置6の構成につ
いて、図3を使って説明する。図3は、携帯機位置表示
装置6の構成を示した構成ブロック図である。図3に示
すように、携帯機位置表示装置6は、携帯機情報受信手
段61と、携帯機情報記憶手段62と、携帯機位置情報
表示手段63と、回線制御装置5の操作条件などの制御
情報を本装置の操作者が入力する制御情報入力手段65
と、この入力された制御情報が回線制御装置5の動作条
件などを規定するものであれば、回線制御装置5に対し
て指令を送信する制御情報送信手段64と、各基地局の
ゾーンに関する地図上方などを記憶するゾーン情報記憶
手段66とから構成されている。
【0019】各部を具体的に説明すると、携帯機情報記
憶手段62は、構内各所にある携帯機2に関して、携帯
機の識別子(携帯機ID)や内線番号、使用者などの管
理情報と、どの基地局のゾーン内にいるかを示す位置情
報等の各種情報を記憶するメモリである。ここで、管理
情報は、後述する制御情報入力手段65によって、入力
された情報を記憶し、位置情報は、後述する携帯機情報
受信手段61によって受信した位置情報を記憶するもの
である。
【0020】制御情報入力手段65は、各携帯機2に関
する管理情報の入力と、任意の携帯機2の位置表示指示
等の入力と、回線制御装置5の動作条件などを規定する
制御情報等の入力を行うものである。ここで、各携帯機
2に関する管理情報の入力は、図4に示すような入力画
面から、予め各携帯機2の内線番号及び使用者の氏名な
どが入力されるようになっている。図4は、本発明の携
帯機位置表示装置6における携帯機使用者選択の画面表
示例を示す図である。すなわち、作業者又は管理者は、
作業に入る前に携帯機位置表示装置6の制御情報入力手
段65によって該当の電話番号と携帯機使用者を登録す
るのである。具体的に図4の例では、内線番号100番
の携帯機2を山田太郎が使用することが入力されてい
る。
【0021】制御情報送信手段64は、制御情報入力手
段65から入力された回線制御装置5の動作条件などを
規定する制御情報を回線制御装置5に送信するものであ
る。
【0022】携帯機情報受信手段61は、回線制御装置
5からの携帯機2に関する情報を受信する手段である。
回線制御装置5から受信する情報としては、各携帯機2
の位置情報と、任意の携帯機2における異常発生を示す
異常発生情報である。携帯機情報受信手段61は、各携
帯機2の位置情報を受信した場合には、受信した位置情
報を携帯機情報記憶手段62に格納し、任意の携帯機2
に関する異常発生情報を受信した場合には、携帯機位置
情報表示手段63を起動して、当該携帯機2の異常発生
を表示させるようになっている。
【0023】ゾーン情報記憶手段66は、各基地局4に
対する通話可能領域(ゾーン)を記憶し、更に各ゾーン
の地図情報を記憶している記憶部であり、後述する携帯
機位置情報表示手段63が、携帯機の位置表示を行う際
に、この地図情報を読み出して表示することになる。携
帯機位置情報表示手段63は、制御情報入力手段65及
び携帯機情報受信手段61からの指示で起動され、携帯
機の現在位置を、位置登録されている基地局のゾーンの
形で、周辺の地図情報と共に表示し、更に、予め登録さ
れている当該携帯機2に関する管理情報を表示する。ま
た、異常が発生した場合には、図5に示すように、異常
の発生した携帯機の現在位置を、位置登録されている基
地局のゾーンの形で、周辺の地図情報と共に表示し、更
に、予め登録されている当該携帯機2に関する管理情報
を表示し、異常発生を示す表示を行うようになってい
る。
【0024】図5は、本発明の携帯機位置表示装置6の
携帯位置情報表示手段63における異常(事故)発生時
の画面表示例を示す図である。これは、該当の電話番号
を有する携帯機使用者(作業者)が、転倒した場所を特
定する画面表示例を示している。すなわち、図5は、具
体的には、内線番号:100番、携帯機使用者:山田太
郎の携帯機2から、異常発生が通報され、当該携帯機2
が位置登録されている基地局のゾーンが、○○設備地区
で斜線で示された部分であることを示している。
【0025】次に、本発明の異常通報システムの回線制
御装置5について説明する。回路制御装置5は、通常の
構内通信システムにおける回線制御の機能に加えて、本
発明の回路制御装置5では、基地局4を介して、任意の
携帯機2から異常を通報する非常転倒発報信号情報を受
け取ると、異常発生に対応する処理を行う機能が設けら
れている。
【0026】まず、本発明の異常通報システムの回線制
御装置5の構成について、図6を使って説明する。図6
は、本発明の回線制御装置5の内部構成を示した構成ブ
ロック図である。図6に示すように、本発明の回線制御
装置5は、位置管理テーブル50と、通常回線制御手段
51と、位置登録受付手段52と、異常対応処理手段5
3と、会議通話設定テーブル54とから構成されてい
る。
【0027】本発明の回線制御装置5の各部について説
明する。位置管理テーブル50は、構内にある各携帯機
2の現在位置を、位置登録された基地局4の識別子で随
時記憶して管理しているテーブルであり、更に、構内各
所に固定的に設置されている電話機10の位置を、基地
局4のゾーンに対応付けて、基地局4の識別子で予め記
憶しているものである。尚、携帯機2の位置と電話機1
0の位置とは、別々の管理テーブルを設けて別々に管理
しても構わない。会議通話設定テーブル54は、構内通
信システムにおける一般的な会議通話の設定を記憶する
テーブルで、グループとなる携帯機2及び電話機10の
電話番号等を記憶しているものである。
【0028】通常回線制御手段51は、構内通信システ
ムにおける通常の回線交換を行う手段であり、任意の基
地局4を介して受け取った接続要求に対して、接続先の
携帯機2の位置(位置登録された基地局)を位置管理テ
ーブル50で参照して、当該基地局に対して接続要求を
送信し、接続先携帯機2からの応答を待つことになる。
【0029】位置登録受付手段52は、構内通信システ
ムにおける通常の位置登録受付を行う手段であり、任意
の基地局4を介して受け取った携帯機2からの位置登録
要求に対して、位置登録受付処理を行い、正常に受付が
行われると、位置管理テーブル50に位置の情報(位置
登録要求を受信した基地局=位置登録された基地局)を
格納する。そして、本発明の位置登録受付手段52で
は、位置登録された位置情報が更新された場合、つま
り、位置登録された基地局が切り替わった場合には、新
しい位置情報を携帯機位置表示装置6に送信(出力)す
るようになっている。
【0030】異常対応処理手段53は、本発明の特徴部
分である携帯機2からの異常通報を受け取ると、異常発
生に対応する各種処理を行う手段である。具体的に、異
常対応処理手段53は、基地局4を介して、任意の携帯
機2から異常を通報する為の特定電話番号がダイヤルさ
れると起動され、非常転倒発報信号情報を受け取り、携
帯機位置表示装置6に異常発生を通知して異常発生を表
示させ、異常を通報した携帯機2から送信されてくる周
辺音声を携帯機音声録音装置12に録音させ、更に、放
送装置11に異常発生を通知して異常発生の構内放送を
行わせる。そして、更に、位置管理テーブル50を参照
し、異常を通報した携帯機2と同一位置にある、つまり
同一基地局のゾーン内にいる別の携帯機2を検索し、当
該携帯機2を呼び出して異常を通報した携帯機2から送
信されてくる周辺音声を送信する。また、位置管理テー
ブル50を参照し、異常を通報した携帯機2と同一位置
にある、つまり同一基地局のゾーン内にいる電話機10
を検索し、当該電話機10を呼び出して異常を通報した
携帯機2から送信されてくる周辺音声を送信する。ま
た、会議通話設定テーブル54を参照し、異常を通報し
た携帯機2について会議通話の設定が為されている場合
には、会議通話の機能を起動し、異常を通報した携帯機
2から送信されてくる周辺音声を他の会議通話メンバー
(携帯機2、電話機10)に送信する。
【0031】ここで、本発明の回線制御装置5内の異常
対応処理手段53の処理手順について、図7を使って説
明する。図7は、本発明の回線制御装置内の異常対応処
理手段の処理の流れを示すフローチャート図である。
尚、図7では、図1に示す構内通信システムにおいて、
携帯機2-tを所持する作業者が作業中に転倒した場合を
想定し、携帯機2-tが基地局4-sで位置登録されてお
り、ゾーン8-s内に、携帯機2-t′、電話機10-uがあ
る場合を例に示している。本発明の回線制御装置5内の
異常対応処理手段53の異常対応処理は、携帯機2-tか
らの非常転倒発報信号情報を受信すると起動され、ま
ず、携帯機位置表示装置6に携帯機2-tの識別子と異常
通報があった旨を通知し(100)、携帯機音声録音装
置12に携帯機2-tからの音声の録音開始を通知し(1
02)、位置管理テーブル50を参照して携帯機2-tの
現在位置(ゾーン)を認識し(103)、放送装置11
に携帯機2-tの現在位置(ゾーン)を通知し、当該ゾー
ンで事故が発生した旨のメッセージを出力させる(10
4)。尚、処理100,102,104の順番は、如何
なる順番でも構わないが、処理104の前に処理103
を行うようにする。
【0032】そして、位置管理テーブル50を参照し
て、携帯機2-tと同一ゾーン内にいる別の携帯機2を検
索し、検索された携帯機2-t′に発呼し(110)、オ
フフックされたか判断し(112)、オフフックされた
場合(Yes)は、異常を通報した携帯機2-tと接続す
る(114)。尚、処理112でオフフックされない場
合(No)は、そのまま処理120に進む。
【0033】次に、位置管理テーブル50を参照して、
携帯機2-tと同一ゾーン内にある電話機10を検索し、
検索された電話機10-uに発呼し(120)、オフフッ
クされたか判断し(122)、オフフックされた場合
(Yes)は、異常を通報した携帯機2-tと接続し(1
24)する。尚、処理122でオフフックされない場合
(No)は、そのまま処理130に進む。
【0034】次に、会議通話設定テーブル54を参照し
て、異常を通報した携帯機2-tが会議通話に設定されて
いるか判断し(130)、設定されていない場合(N
o)は、異常対応処理を終了し、会議通話に設定されて
いる場合(Yes)は、会議通話の機能を起動し(13
2)、異常対応処理を終了するようになっている。
【0035】次に、本発明の異常通報システムの動作に
ついて、図1〜図6を使って説明する。本発明の異常通
報システムでは、予め、携帯機位置表示装置6の制御情
報入力手段の動作で、図4に示す画面から、携帯機2の
内線番号や使用者といった管理情報が登録され、携帯機
情報記憶手段62に携帯機2毎に記憶されている。ま
た、予め、携帯機位置表示装置6のゾーン情報記憶手段
66には、図1に示す構内通信システムにおける各基地
局のゾーンに関する地図情報が、ゾーン情報記憶手段6
6に記憶されている。また、図1に示す構内通信システ
ムにおける各電話機10が、どの基地局ゾーン内に設置
されているかが、図6の回線制御装置5の位置管理テー
ブル50に予め記憶されている。
【0036】そして、構内通信システムにおいて、携帯
機2の電源が投入されると、携帯機2から最寄りの基地
局4を介して回線制御装置5に対して位置登録が行われ
る。具体的には、図2に示す携帯機2の位置登録手段2
4と、図6に示す回線制御装置5の位置登録受付手段5
2との間で、位置登録が行われ、正常に位置登録が終了
すると、回線制御装置5の位置管理テーブル50に、携
帯機2毎に位置の情報が位置登録要求を受け付けた基地
局の識別子の形で記憶される。
【0037】ここで、一般的な位置登録のシーケンスに
ついて、図8を使って説明する。図8は、本発明におけ
る携帯機と回線通信制御装置5間で基地局を介して行わ
れる位置登録認証のシーケンスを示すシーケンス図であ
る。一般的に構内通信システムにおける位置登録は、携
帯機2で電源が投入されると定期的に行われるもので、
図3に示すように、携帯機2からの位置登録要求が最寄
りの基地局4に送信され、基地局4は、携帯機2からの
位置登録要求に基地局の識別子を付加して回線制御装置
5送信する。
【0038】そして、基地局からの位置登録要求を受け
取った回線制御装置5が、認証要求を基地局4を介して
携帯機2に認証要求を送信する。すると、携帯機2は認
証応答を基地局4を介して回線制御装置5に送信し、回
線制御装置5で認証応答に対して確認が為され、OKの
場合には、基地局を介して携帯機2に位置登録受付が送
信されて位置登録が正常に終了する。また、回線制御装
置5で認証応答に対して確認がOKでない場合には、基
地局を介して携帯機2に位置登録拒否が送信されて、位
置登録が正常に終了しないことになる。
【0039】この時、携帯機2では、位置登録認証が正
常に完了していると、オフフック、番号ダイヤル(又
は、その逆)の操作でダイヤリングした時に、位置登録
要求を受け付けた基地局4を介して接続要求が回線制御
装置5に送信され、回線制御装置5の交換動作により、
他の携帯機2や公衆網9に接続される電話機(図示しな
い)、あるいは回線制御装置5に接続される電話機10
に着呼され、通話路が提供される。一方、逆に公衆網9
に接続されるほかの電話機(図示しない)、あるいは回
線制御装置5に接続される電話機10や他の携帯機2か
らの発呼が有ると、回線制御装置5が、携帯機の位置登
録情報に従って、位置登録要求を受け付けた基地局4を
介して携帯機2に着呼し、通信路が提供されることにな
る。
【0040】上記位置登録のシーケンスを経て、正常に
位置登録が為されると、位置の情報が位置登録要求を受
け付けた基地局の識別子の形で回線制御装置5の位置管
理テーブル50に記憶され、更に、位置情報が更新され
た場合には、携帯機2の識別子に対する位置情報という
形で位置登録情報が携帯機位置表示装置6に出力され、
図3に示す携帯機位置表示装置6の携帯機情報受信手段
61で受信されて、携帯機情報記憶手段62に記憶され
る。
【0041】上記位置登録の動作により、構内の各携帯
機2の位置が、随時更新されて携帯機位置表示装置6の
携帯機情報記憶手段62に記憶されているので、図3に
示す携帯機位置表示装置6の制御情報入力手段65から
任意の携帯機2の位置を表示する指示が入力されると、
携帯機位置表示手段63が起動されて、携帯機情報記憶
手段62に記憶されている位置情報(基地局)と、ゾー
ン情報記憶手段66に記憶されている各基地局に対応す
るゾーンの地図情報を用いて、携帯機2の位置が存在す
るゾーンの地図の形で表示されるようになっている。
【0042】そして、任意の携帯機2(例えば、図1の
携帯機2-t)を携帯している作業者が転倒するなどして
異常が発生した場合には、図2に示した携帯機2内部の
転倒検知部25が異常を検出して異常検出信号が異常通
報手段26に出力され、異常通報手段26の動作とし
て、無線部22及びアンテナ21を介して予め定められ
た特定番号がダイヤリングされ、所属ゾーンの8-sの基
地局4-sを通じて回線制御装置5に接続要求が送信さ
れ、図6に示した回線制御装置5の異常対応処理手段5
3が特定番号の着呼に対応して起動され、携帯機2-tと
の回線が確立され、携帯機2の異常通報手段26から非
常転倒発報信号情報が送信され、回線制御装置5の異常
対応処理手段53が基地局4-sを介して受信する。
【0043】そして、回線制御装置5内部の異常対応処
理手段53では、携帯機2-tから異常発生の通報が有っ
たことを携帯機位置表示装置6に送信し、携帯機位置表
示装置6の携帯機情報受信手段61が異常発生の表示指
示を携帯機位置情報表示手段63に出力する。図3に示
す携帯機位置表示装置6の携帯機位置情報表示手段63
では、携帯機2-tについて携帯機情報記憶手段62を参
照してその管理情報と基地局4-sで位置登録されている
ことが確認され、更にゾーン情報記憶手段66を参照し
て基地局4-sがゾーン8-sであることとその地図情報が
取得され、図5に示すように、管理情報である電話番号
(内線番号:100)、登録された使用者名(使用者:
山田太郎)と、所属ゾーンの地図(斜線部分がゾーン)
と事故が発生したことが明示して表示される。
【0044】そして、回線制御装置5内部の異常対応処
理手段53では、携帯機音声録音装置12に録音の指示
を出して、異常を通報した携帯機2-tにおいてマイクが
拾う周辺音声が通常通話手段23を介して送信され、携
帯機音声録音装置12に録音される。また、回線制御装
置5内部の異常対応処理手段53は、携帯機2-tの所属
ゾーンを位置管理テーブル50で参照し、所属ゾーンが
放送装置11に通知されて、放送装置11で「ゾーン8
-sで事故発生」といったメッセージが流される。
【0045】更に、回線制御装置5内部の異常対応処理
手段53では、携帯機2-tが所属するゾーン8-sについ
て、位置管理テーブル50を参照し、同一ゾーン内にい
る別の携帯機2(図1の例では携帯機2-t′)及び固定
の電話機10(図1の例では電話機10-u)に発呼をか
け、携帯機2-t′又は電話機10-uでオフフックされた
なら、携帯機2-tと接続して、異常を通報した携帯機2
-tにおいてマイクが拾う周辺音声を携帯機2-t′又は電
話機10-uに送信する。
【0046】また、一対一の通話路形成に加えて、回線
制御装置5に会議通話の機能が実現されていれば、異常
を通報した携帯機2-tが会議通話設定テーブル54に設
定されているかなら、会議通話を実行し、グループメン
バーである各携帯機2及び電話機を呼び出して、会議通
話の各メンバーに、異常を通報した携帯機2-tにおいて
マイクが拾う周辺音声を送信する。
【0047】本発明の実施の形態の異常通報システムで
は、回線制御装置5が、異常が発生した携帯機2-tから
通報を受けると、当該携帯機2-tの所属するゾーン内に
ある別の携帯機2-t′あるいは電話機10-uを発呼して
回線を接続し、携帯機2-tの周辺音声を別の携帯機2-
t′あるいは電話機10-uに送信するので、転倒した作
業者からの通話あるいは周囲音を最も近くにいる(あ
る)携帯機2-t′あるいは電話機10-uで受話する事が
でき、状況をいちはやく把握して、救援に向かうことが
できる効果がある。
【0048】また、予め会議通話の設定が為されていれ
ば、回線制御装置5が、異常が発生した携帯機2-tから
通報を受けると、当該携帯機2-tの会議通話を動作させ
て、グループメンバーを呼び出し、回線を接続して、携
帯機2-tの周辺音声をグループメンバーに送信するの
で、たとえ近くに携帯機2-t′あるいは電話機10-uが
なくても、転倒した作業者からの通話あるいは周囲音を
グループメンバーで受話する事ができ、状況を多くの人
にいちはやく伝える事で、迅速に救援に向かうことがで
きる効果がある。
【0049】また、事故発生及び発生した携帯機2-tの
位置(所属ゾーン)を、図5に示す携帯機位置表示装置
6の画面で表示するので、ゾーンの情報からすぐに位置
を把握できなくても、画面の地図情報から事故発生箇所
のおおよその位置を認識できる効果がある。また、事故
発生及び発生した携帯機2-tの位置(所属ゾーン)を構
内放送でアナウンスするので、放送を聞いた他の作業員
が発生箇所を即座に特定できて、いちはやく救援に向か
うことができる。また、上記携帯機位置表示装置6の近
くに監視員がおらず、事故発生の表示に気がつかなかっ
た場合にも、放送を聞いて事故発生を認識し、即座に携
帯機位置表示装置6で位置を確認できる効果がある。
【0050】また、本発明の異常通報システムでは、回
線制御装置5が、異常が発生した携帯機2-tから通報を
受けると、当該携帯機2-tから送信される周辺音声など
を携帯機音声録音装置12に録音させるので、深夜など
の作業においては構内に居る人間の数も少なく事故発生
の察知が遅れた場合等は、携帯機音声録音装置12に録
音されている音声を再生することで、事故発生時から継
続して録音されている携帯機2-tの周辺音声から事故発
生当初の状況を遡って察知する事が出来る効果がある。
【0051】
【発明の効果】本発明の異常通信システムは、携帯機が
携帯者の異常を検知して回線制御装置に異常を報告し、
集音した音声を回線制御装置に送信し、回線制御装置
が、携帯機からの異常の報告を受けて、携帯機の位置を
表示装置に表示させ、携帯機からの音声を録音装置に録
音させ、携帯機が存在するゾーン内に存在する他の携帯
機及び電話機を呼び出して携帯機からの音声を出力する
と共に、予め携帯機に対して、会議型通話形態が設定さ
れている場合には、会議型通話形態で設定されている携
帯機及び電話機に対して会議通話を設定するものなの
で、作業者が携帯機を所持することで、異常を検出した
携帯機が異常発生を回線制御装置に通報すると、すぐに
事故発生時に現場近くにいる人や会議通話のメンバーで
ある関係者にいちはやく事故発生を知らせ、更に事故発
生現場周辺の音声を送信するので、現場状況を窺い知る
ことができ、迅速で的確な救援活動を行うことができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る構内通信システムを
用いた異常通報システムの構成ブロック図である。
【図2】本発明の携帯機の構成ブロック図である。
【図3】本発明の携帯機位置表示装置の構成を示した構
成ブロック図である。
【図4】本発明の携帯機位置表示装置における携帯機使
用者選択の画面表示例を示す図である。
【図5】本発明の携帯機位置表示装置の携帯位置情報表
示手段における異常(事故)発生時の画面表示例を示す
図である。
【図6】本発明の回路制御装置の構成を示した構成ブロ
ック図である。
【図7】本発明の回線制御装置内の異常対応処理手段の
処理の流れを示したフローチャート図である。
【図8】本発明における携帯機と回線通信制御装置間で
基地局を介して行われる位置登録認証のシーケンスを示
すシーケンス図である。
【符号の説明】
2…携帯機、 携帯機位置情報記憶手段、 4…基地
局、 5…回線制御装置、 7…構内交換機、 10…
電話機、 11…放送装置、 12…携帯機音声録音装
置、 21…アンテナ、 22…無線部、 23…通常
通話手段、 24…位置登録手段、 25…転倒検知
部、 26…異常通報手段、 50…位置管理テーブ
ル、 51…通常回線制御手段、 52…位置登録受付
手段、 53…異常対応処理手段、 54…会議通話設
定テーブル、 61…携帯機情報受信手段、 62…携
帯機情報記憶手段、 63…携帯機位置情報表示手段、
64…制御情報送信手段、 65…制御情報入力手
段、 66…ゾーン情報記憶手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 H04M 3/42 102 102 3/53 3/53 3/56 A 3/56 11/04 11/04 H04B 7/26 106B H04Q 7/38 H04Q 7/04 D Fターム(参考) 5C087 AA03 AA09 AA10 AA37 BB12 BB20 BB46 BB73 BB74 BB76 CC52 DD03 DD21 DD27 EE16 EE18 FF01 FF03 FF04 FF17 FF23 FF30 GG11 GG18 GG23 GG43 GG67 GG70 5K015 CA02 GA03 JA01 5K024 AA72 AA76 BB05 CC11 FF04 5K067 BB04 BB44 CC14 DD20 EE02 EE10 EE16 FF03 FF18 FF20 FF23 FF40 GG01 GG11 HH05 HH15 HH17 JJ53 JJ66 5K101 KK14 LL12 MM02 NN23 RR12 RR16

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定期的に位置登録を行いながら無線通信
    を行う複数の携帯機と、前記携帯機と無線通信を行う複
    数の基地局と、前記基地局のゾーン内に設けられた電話
    機と、前記基地局と前記電話機とに接続し、各携帯機か
    らの位置登録を受け付けた基地局のゾーンで各携帯機の
    位置を把握しながら構内の通信制御を行う回線制御装置
    と、携帯機の位置を表示する表示装置と、構内放送を行
    う放送装置と、前記携帯機からの音声を録音する録音装
    置とを有する構内通信システムを用いた異常通報システ
    ムであって、 前記携帯機が携帯者の異常を検知して前記回線制御装置
    に異常を報告し、集音した音声を前記回線制御装置に送
    信する携帯機であり、 前記回線制御装置が、携帯機からの異常の報告を受け
    て、前記携帯機の位置を前記表示装置に表示させ、前記
    携帯機からの音声を前記録音装置に録音させ、前記携帯
    機が存在するゾーン内に存在する他の携帯機及び電話機
    を呼び出して前記携帯機からの音声を出力すると共に、
    予め前記携帯機に対して、会議型通話形態が設定されて
    いる場合には、前記会議型通話形態で設定されている携
    帯機及び電話機に対して会議通話を設定する回線制御装
    置であることを特徴とする異常通報システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005284825A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Nec Corp 緊急情報通知システム
JP2008098707A (ja) * 2006-10-05 2008-04-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 無線ページング装置
JP2009159239A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Nippon Steel Corp 異常検知支援システム
JP2013109572A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Nippon Steel & Sumitomo Metal 安否確認システムおよび安否確認方法
JP2016151986A (ja) * 2015-02-19 2016-08-22 株式会社日立システムズ 情報共有システム、情報共有方法、および情報共有管理プログラム

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