JP3261217B2 - 安全管理送受信方法及び安全管理送受信装置 - Google Patents

安全管理送受信方法及び安全管理送受信装置

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JP3261217B2
JP3261217B2 JP17081293A JP17081293A JP3261217B2 JP 3261217 B2 JP3261217 B2 JP 3261217B2 JP 17081293 A JP17081293 A JP 17081293A JP 17081293 A JP17081293 A JP 17081293A JP 3261217 B2 JP3261217 B2 JP 3261217B2
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孝久 青木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の作業現場にて作
業者が携帯する携帯用無線機と管理局との間で行われる
安全管理のための送受信方法に係り、特に異常事態の発
生を迅速に検知し、迅速に対応措置を取ることができる
安全管理送受信方法及び安全管理送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、鉄鋼関連工場、化学工場、炭鉱
等の広範囲の領域を有する作業現場では、人身事故等の
異常事態が発生した場合に、これに対して迅速な措置を
行うために一刻も早く異常事態を発見することが要求さ
れる。そのための手段として、従来から無線機等が用い
られている。すなわち、作業者の安全を管理するための
管理局と作業者との間で情報の伝達や緊急事態の発生等
の交信を行うために、作業者が無線機を携帯し、基地局
や交換器を介して管理局との情報交換を行うようにして
いる。
【0003】上記従来の安全管理送受信方法を更に具体
的に図5を使って説明する。図5は、従来の安全管理送
受信を行うための送受信システムの構成ブロック図であ
る。従来の安全管理送受信システムは、図5に示すよう
に、安全管理を行う管理局10と、作業者が携帯する携
帯用無線機18と、携帯用無線機18との間で無線通信
を行う基地局16と、管理局10に設けられた送受信機
12と基地局16との間で信号線の接続の交換動作を行
う交換器14と、交換器14の制御を行う制御部20′
とから構成されている。
【0004】次に、従来の安全管理送受信システムの各
部について具体的に説明する。管理局10には交換器1
4に接続する送受信機12が設置され、この送受信機1
2を使って作業者の携帯用無線機18との間で安全確認
等の連絡を行うようになっている。基地局16は、作業
現場の全てのエリアをカバーするように作業現場の所定
箇所に複数設置され、各基地局16には携帯用無線機1
8と無線通信を行うためのアンテナ、その他の送受信機
能を備え、各基地局16が交換器14に接続している。
従って、基地局16のエリア内にある携帯用無線機18
は、その基地局16を介して管理局10の送受信機12
と通信を行うものである。交換器14と制御部20′
は、管理局10の送受信機12と携帯用無線機18に無
線通信を行う基地局16との間の交換動作及びその制御
を行うものである。
【0005】次に、上記従来の安全管理送受信システム
の動作について説明する。まず、管理局10の送受信機
12から目的の携帯用無線機18への送信は、交換器1
4を介して全ての基地局16から無線信号が発信されて
目的の携帯用無線機18を発呼し、当該携帯用無線機1
8が応答することで交換器14で回線が接続されて通話
路が形成されるものである。また、携帯用無線機18か
ら管理局10の送受信機12への送信は、携帯用無線機
18からの無線信号をエリア内の基地局16が受信し、
交換器14を介して送受信機12に送信され、送受信機
12をオフ・フックすることで応答して通話路が形成さ
れるものである。
【0006】そして、上記従来の安全管理送受信システ
ムにおける安全確認の動作は、各作業者が定期的に管理
局10に居る人(管理人)に連絡を入れるか、または、
管理人が管理局10の送受信機12を用いて各作業者へ
の呼び出しを行い、これに対して作業者が携帯用無線機
18を用いて応答することで行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の安全管理送受信システム及びその安全確認動作方法
では、管理局10側からの送信に対して各携帯用無線機
18側が応答するという動作にて行われているため、常
に複数の作業者が介在し、特に管理局10側では個々の
作業者に逐次連絡を取ることになるため非常に手間が掛
かり、安全確認の作業が煩雑であるという問題点があっ
た。
【0008】また、作業者側で何らかの事故が発生し、
応答不能状態となった時には、その応答不能となった作
業者についての管理局10側での確認作業は、近くにい
る他の作業者への交信を行って、他の作業者に現場に直
行してもらって確認作業を行う必要があり、緊急時に際
して迅速な対応ができず、作業者に対する応急措置や救
出作業が遅れる恐れがあるという問題点があった。
【0009】本発明は、上記実情に鑑みて為されたもの
で、人手を介することなく各作業者との交信を図り、異
常事態の発生を迅速に検知し、作業現場側及び管理局側
の双方において迅速に異常事態に対応する措置を取るこ
とのできる安全管理送受信方法及び安全管理送受信装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、管理局と携帯用無
線機との間の交信を基地局と、交換器と、制御部とによ
り行って前記携帯用無線機の所持者の安全を管理する安
全管理送受信方法において、前記制御部にて、前記携帯
用無線機へ一定時間t0 毎に安全問合せ信号を発信する
問合せ工程と、前記携帯用無線機からの前記安全問合せ
信号に応答した安全応答信号を特定時間t1 以内に受信
したかどうかを判別する安全応答判別工程と、前記時間
t1 以内に前記安全問合せ信号を受信しなかった場合に
第1異常発生信号を前記携帯用無線機に発信して異常発
生を知らせる第1の異常対応工程と、前記第1異常発生
信号の発信から特定時間t2 以内に前記安全応答信号を
受信しなかった場合に異常事態発生のメッセージと前記
携帯用無線機の位置履歴、通話履歴の情報を前記管理局
側に表示する第2の異常対応工程とを有することを特徴
としている。
【0011】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載の安全管理送受信方法
において、第2の異常対応工程と同時に、予め登録した
携帯用無線機の緊急連絡先に自動ダイヤルし、前記緊急
連絡先と通話可能状態になった時に異常発生を知らせる
音声を発生させる音声信号を前記緊急連絡先に送信する
異常対応工程を有することを特徴としている。
【0012】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、管理局と携帯用無線機との間の交信
を基地局と、交換器と、制御部とにより行って前記携帯
用無線機の所持者の安全を管理する安全管理送受信装置
において、制御部に、前記携帯用無線機へ一定時間t0
毎に安全問合せ信号を発信する安全問合せ信号送出部
と、前記携帯用無線機からの前記安全問合せ信号に応答
した安全応答信号を特定時間t1 以内に受信したかどう
かを判別する安全応答信号判別部と、前記時間t1 以内
に前記安全問合せ信号を受信しなかった場合に異常発生
を知らせる第1異常発生信号を前記携帯用無線機に発信
する第1異常発生信号送出部と、前記第1異常発生信号
の発信から特定時間t2 以内に前記安全応答信号を受信
しなかった場合に第2異常発生信号を前記制御部に出力
する第2異常発生信号送出部と、前記管理局に設置され
た保守端末に表示する前記携帯用無線機の位置履歴、通
話履歴の情報を記憶する履歴登録部とを設け、前記制御
部が前記第2異常発生信号を受信すると前記履歴登録部
から前記携帯用無線機の位置履歴、通話履歴の情報を読
み出して異常事態発生のメッセージとともに前記保守端
末に出力するよう動作する制御部であることを特徴とし
ている。
【0013】上記従来例の問題点を解決するための請求
項4記載の発明は、請求3記載の安全管理送受信装置に
おいて、制御部に、異常発生を知らせる音声を発する音
声信号を送出する音声送出部と、携帯用無線機の緊急連
絡先の情報を登録した加入者情報登録部とを設け、前記
制御部が第2異常発生信号を受信すると前記加入者情報
登録部から前記携帯用無線機の緊急連絡先を読み出して
自動ダイヤルし、通話可能状態となった時に前記音声送
出部からの前記音声信号を前記緊急連絡先に送信するよ
う動作する制御部であることを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、一定時間t0 毎
に安全問合せ信号を発信して、該安全問合せ信号に応答
する安全応答信号を携帯用無線機から時間t1 以内に受
信しないと、異常発生を知らせる第1異常発生信号を未
応答の携帯用無線機に発信し、更に時間t2 以内に安全
応答信号を受信しないと、異常事態が発生したものとし
て異常事態発生のメッセージと未応答の携帯用無線機に
関する位置履歴、通話履歴の情報を管理局側に表示する
安全管理送受信方法としているので、人手を介すること
なく、異常事態の発生を迅速に検知し、異常事態に迅速
に対処できる。
【0015】請求項2記載の発明によれば、第2の異常
対応工程と同時に、予め登録した緊急連絡先に自動ダイ
ヤルし、通話可能になると異常発生を知らせる音声信号
を緊急連絡先に送信する請求項1記載の安全管理送受信
方法としているので、異常事態発生に対して緊急連絡先
に迅速に連絡でき、異常事態に迅速に対処できる。
【0016】請求項3記載の発明によれば、一定時間t
0 毎に安全問合せ信号を安全問合せ信号送出部から発信
して、安全応答信号判別部で該安全問合せ信号に応答す
る安全応答信号を携帯用無線機から時間t1 以内に受信
しなかったと判別すると、第1異常発生信号送出部から
異常発生を知らせる第1異常発生信号を未応答の携帯用
無線機に発信し、更に時間t2 以内に安全応答信号を受
信しないと第2異常発生信号送出部から制御部に対して
第2異常発生信号を出力し、該第2異常発生信号を制御
部が受けて異常事態が発生したものとして未応答の携帯
用無線機に関する位置履歴、通話履歴の情報を履歴登録
部から読み出して異常事態発生のメッセージとともに管
理局の保守端末に表示する安全管理送受信装置としてい
るので、人手を介することなく、異常事態の発生を迅速
に検知し、異常事態に迅速に対処できる。
【0017】請求項4記載の発明によれば、制御部が第
2異常発生信号を受信すると前記加入者情報登録部から
携帯用無線機の緊急連絡先を読み出して自動ダイヤル
し、通話可能になると異常発生を知らせる音声信号を音
声送出部から緊急連絡先に送信する請求項3記載の安全
管理送受信装置としているので、異常事態発生に対して
緊急連絡先に迅速に連絡でき、異常事態に迅速に対処で
きる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係る安全管理
送受信方法を行うための基本的な安全管理送受信システ
ムの構成ブロック図である。尚、図5の従来のシステム
と同様の部分については同一の符号を付して説明する。
【0019】本実施例の安全管理送受信システムは、従
来と同様に、送受信機12を有する管理局10と、複数
の携帯用無線機18と、携帯用無線機18との無線通信
を行う基地局16と、送受信機12と基地局16との間
で通話路を形成する交換器14と、交換器14の交換制
御を行う制御部20とから構成されている。また、管理
局10には、各種の情報を表示するための情報表示部と
してのディスプレイを有する保守端末22と、携帯用無
線機18と直接通話するための送受信機12が設置され
ている。また、携帯用無線機18には、一定時間間隔毎
に位置登録信号の基になる信号を自動的に発信する機能
が設けられ、少なくとも2種類の異なるアラーム音を鳴
音させるスピーカと、少なくとも2段階の発光を行わせ
ることができる発光装置とが備えられている。
【0020】そして、本実施例の特徴部分として、特
に、制御部20に種々の装置を接続し、制御部20に種
々の動作を行わせるようにしている。制御部20とそれ
に接続する種々の装置とを説明する前に、制御部20と
関連する各部とで実現される本実施例の特徴的機能につ
いて説明する。本実施例の特徴的機能は、基本的に
(1)安全問合わせ処理、(2)異常発生確認処理、
(3)第1の異常対応処理、(4)第2の異常対応処理
を有している。
【0021】安全問合わせ処理とは、各携帯用無線機1
8に対して一定時間t0 毎に安全問合わせ信号S1 を送
出して携帯用無線機18に通常アラーム音等を発生させ
る処理である。異常発生確認処理とは、安全問合わせ信
号S1 に対して一定時間t1 以内に各携帯用無線機18
からの安全応答信号S2 の受信を判別する処理である。
第1の異常対応処理とは、安全応答信号S2 の受信がな
い場合に、応答のない携帯用無線機18で異常アラーム
音等を発生させる処理である。第2の異常対応処理と
は、第1の異常対応処理に対しても更に特定時間t2 以
内に応答がない場合、管理局10の保守端末22に異常
関連の情報を表示し、緊急連絡先に自動ダイヤルして異
常事態発生を知らせたりする等の処理である。
【0022】次に、上記機能を実現するための各部の構
成について説明する。尚、以下に説明する各部は、基本
的には制御部20に接続し、制御部20での制御の下で
動作するものである。まず、安全問合せ信号送出部24
は、タイミング信号TS1 を送出する第1のタイムカウ
ンタ28aに接続され、第1のタイムカウンタ28aか
らのタイミング信号TS1 により一定時間t0 毎に制御
部20に安全問合せ信号S1 を送出するものである。
【0023】安全応答信号判別部26は、制御部20に
接続され、各携帯用無線器18からの正常状態にあるこ
とを示す安全応答信号S2 を受信して、各携帯用無線器
18からの応答が所定時間t1 以内であったかどうか判
定するものである。そのため、安全応答信号判別部26
には、第2のタイムカウンタ28bが接続されており、
更に第2のタイムカウンタ28bには第1のタイムカウ
ンタ28aが接続されている。
【0024】つまり、第1のタイムカウンタ28aから
安全問合せ信号S1 送出のためのタイミング信号TS1
が安全問合せ信号送出部24と第2のタイムカウンタ2
8bに与えられ、第2のタイムカウンタ28bでは、こ
のタイミング信号TS1 によりカウントを開始し、予め
定められた所定時間t1 になるまでカウントを行い、時
間t1 になると安全応答信号判別部26にカウント終了
信号TS2 を出力する。
【0025】そして、安全応答信号判別部26では、時
間t1 内に安全応答信号S2 を受信すると、第2のタイ
ムカウンタ28bをクリアにするクリア信号CL1 を出
力し、また第2のタイムカウンタ28bからカウント終
了信号TS2 を受け取ると、加入者異常判別部36に時
間t1 内に安全応答信号S2 を受信しなかった旨の未応
答信号MSを出力する。
【0026】また、複数の携帯用無線機18に対処させ
るためには、第2のタイムカウンタ28bが携帯用無線
機18の数に対応した数分設けるようにし、更に安全応
答信号判別部26では、各安全応答信号S2 に付された
各携帯用無線機18の識別番号を読み取って識別番号に
対応した第2のタイムカウンタ28bをクリアし、また
対応付けられた第2のタイムカウンタ28bからのカウ
ント終了信号TS2 を安全応答信号判別部26が受け取
ると、未応答信号MSに識別番号を付加して加入者異常
判別部36に出力するようになっている。
【0027】加入者異常判別部36は、安全応答信号判
別部26に接続し、安全応答信号判別部26からの未応
答信号MS(第2のタイムカウンタ28bのカウントア
ップにより所定時間t1 内に安全応答信号S2 の受信が
なかった旨の信号)を受け、制御部20に第1異常発生
信号S3 を出力するものである。尚、携帯用無線機18
が複数ある場合、加入者異常判別部36は、識別番号が
付された未応答信号MSから識別番号に対応する携帯用
無線機18に向けて第1異常発生信号S3 を出力するも
のである。従って、出力される第1異常発生信号S3 に
は携帯用無線機の識別番号が付加されている。
【0028】ここで、加入者異常判別部36には、第3
のタイムカウンタ28cが接続されている。そして、第
3のタイムカウンタ28cの動作は、第2のタイムカウ
ンタ28bから出力されたカウント終了信号TS2 を受
け取ってカウントを開始し、特定時間t2 分のカウント
を行うと、カウント終了信号TS3 を加入者異常判別部
36に出力するものである。従って、第1異常発生信号
S3 を出力してから特定時間t2 経過しても携帯用無線
機18からの安全応答信号S2 を受信しなければ、加入
者異常判別部36は第3のタイムカウンタ28cからの
カウント終了信号TS3 を受け取ることになる。
【0029】そして、加入者異常判別部36は、時間t
2 を経過すると第3のタイムカウンタ28cから出力さ
れるカウント終了信号TS3 により制御部20に第2異
常発生信号S4 を出力するようになっている。従って、
本実施例においては、加入者異常判別部36が、第1異
常発生信号S3 と第2異常発生信号S4 とを出力する異
常発生信号送出部となっている。但し、第1、第2異常
発生信号S3,S4 を別々の信号送出部から出力させるよ
うにすることも考えられる。
【0030】また、安全応答信号判別部26で特定時間
t2 以内に安全応答信号S2 を受信したと判別すると、
第3のタイムカウンタ28cにクリア信号CL2 が出力
され、すると、加入者異常判別部36にはカウント終了
信号TS3 が入力されないため、第2異常発生信号S4
が出力されないようになっている。
【0031】ここでも、携帯用無線機18が複数個ある
場合には、第2のタイムカウンタ28bに対応した数の
第3のタイムカウンタ28cが設けられており、クリア
信号CL2 は安全応答信号S2 を送信した携帯用無線機
18に対応した第3のタイムカウンタ28cに出力され
るようになっている。また、加入者異常判別部36では
第3のタイムカウンタ28cからのカウント終了信号T
S3 を識別して、安全応答信号S2 を送信していない携
帯用無線機18の識別番号を付与して第2異常発生信号
S4 を送出するようになっている。
【0032】更に、安全応答信号判別部26で特定時間
t2 経過後に安全応答信号S2 を受信したと判別する
と、加入者異常判別部36にクリア信号CL3 を出力す
るようになっている。
【0033】そして、加入者異常判別部36は、クリア
信号CL3 を受け取ると、制御部20に解除信号KSを
出力するようになっている。携帯用無線機18が複数あ
る場合には、このクリア信号CL3 には携帯用無線機1
8の識別番号が付加されており、更に解除信号KSにも
識別番号が付加されていて、この識別番号から対応する
携帯用無線機の異常対応処理が解除される。
【0034】また、異常アラーム信号送出部38は、加
入者異常判別部36からの第1異常発生信号S3 を受
け、制御部20へ携帯用無線機18の伝達表示部に異常
アラーム音を発生させるための異常アラーム信号ASを
送出する。尚、制御部20では、この異常アラーム信号
ASを第1異常発生信号S3 に付加して送出するように
なっている。
【0035】一方、自動位置登録判別部30は、携帯用
無線機18から一定時間毎に発信される信号を位置登録
信号ISとして制御部20から受け取り、位置登録信号
ISから位置を判別し、加入者データ部32に位置情報
を出力する。ここで、携帯用無線機18は、一定時間毎
に信号(位置信号)を発信し、この位置信号は、該当す
る受信ゾーンの基地局16が受信して交換器14を介し
て制御部20に出力され、更に制御部20から位置登録
信号ISとして自動位置登録判別部30へ出力されるも
のである。自動位置登録判別部30において、位置信号
に付された携帯用無線機18の識別番号と受信した基地
局16の番号とから位置判別が為される。つまり、携帯
用無線機18の識別番号で加入者を判別し、受信した基
地局16を制御部20が検知し、その番号により該当す
る加入者の位置を判別するものである。
【0036】加入者データ部32は、自動位置登録判別
部30からの位置情報から携帯用無線機18の現在位置
と時間を登録し、携帯用無線機18の状態(交信可能な
ゾーン圏内にあるか否か、送受信可能状態にあるか否
か、現在通話中であるか否か等)の基本的データを記憶
する記憶部であり、また、現在位置等を登録した加入者
が異常警報サービス機能を受ける登録加入者であるか否
かの判別をも行う。ここで、異常警報サービス機能を受
ける登録加入者とは、本実施例の安全管理送受信方法の
対象となる携帯用無線機を所持することが予め登録され
て認められた者ということである。よって、加入者デー
タ部32には、異常警報サービス機能を受ける登録加入
者名が予め登録記憶されており、この登録加入者名を参
照して現在位置等を登録した加入者が登録加入者である
か否かの判別を行う。また、加入者データ部32には、
登録加入者名ばかりではなく、緊急時の連絡先(登録連
絡先、例えば、電話番号)等が予め記憶されている。
【0037】加入者履歴登録部34は、加入者データ部
32で登録加入者であると判定された携帯用無線機18
の位置情報及び通話動作情報等のデータを履歴として登
録記憶する記憶部である。ここで、記憶された履歴は異
常発生時に利用されるものである。
【0038】音声送出部40は、加入者異常判別部36
から第2異常発生信号S4 を受け取ると、制御部20に
緊急事態発生を知らせる音声信号を出力するものであ
る。そして、制御部20は、加入者データ部32から読
み出した登録連絡先に自動ダイヤルして呼出音(リング
バックトーン)を送出し、該登録連絡先の受信機がオフ
・フックした時に上記音声信号を出力するようになって
いる。
【0039】次に、制御部20について具体的に説明す
る。制御部20の第1の処理動作は、安全問合せ信号送
出部24から安全問合せ信号S1 を受け取ると、交換器
14を介して全ての基地局16に対して安全問合せ信号
S1 を出力するものである。この後、基地局16から携
帯用無線機18へ安全問合せ信号S1 が送出されること
になる。尚、携帯用無線機18は、安全問合せ信号S1
を受信すると、通常アラーム音を鳴音させ、正常時の点
滅発光を行うようになっている。
【0040】制御部20の第2の処理動作は、携帯用無
線機18からの安全応答信号S2 を基地局16、交換器
14を介して受信し、安全応答信号S2 を安全応答信号
判別部26に送出するものである。また、携帯用無線機
18からの位置登録信号ISを基地局16、交換器14
を介して受信し、位置登録信号ISを自動位置登録判別
部30に送出するものである。
【0041】制御部20の第3の処理動作は、加入者異
常判別部36から第1異常発生信号S3 を受け取り、交
換器14、基地局16を介して該当する携帯用無線機1
8に送信するものである。
【0042】制御部20の第4の処理動作は、異常アラ
ーム信号送出部38からの異常アラーム信号ASを受け
取り、第1異常発生信号S3 に付加して交換器14、基
地局16を介して該当する携帯用無線機18に送信す
る。尚、携帯用無線機18は、第1異常発生信号S3
(異常アラーム信号ASを含む)を受信すると、異常ア
ラーム音を鳴音させ、異常時の点滅発光を行うようにな
っている。
【0043】制御部20の第5の処理動作は、加入者異
常判別部36から第2異常発生信号S4 を受け取り、加
入者履歴登録部34における該当履歴データを読み出し
て、異常事態発生のメッセージとともに管理局10の保
守端末22に出力する。これにより、保守端末22で異
常事態が発生した加入者の履歴データが表示されること
になる。
【0044】制御部20の第6の処理動作は、第2異常
発生信号S4 の受信を契機として、第2異常発生信号S
4 に付された識別番号により加入者データ部32から緊
急事態が発生した加入者の緊急時の登録連絡先(電話番
号)を読み出し、更に交換器14を制御して自動ダイヤ
ルを行い、音声送出部40から受け取った音声信号を該
登録連絡先の受信機がオフ・フックした時に自動送信す
るものである。
【0045】制御部20の第7の処理動作は、加入者異
常判別部38から解除信号KSを受信すると、解除信号
KSに付加された携帯用無線機の識別番号から該当する
携帯用無線機の所持者である加入者について「安全が確
認された旨」のメッセージを保守端末22に出力し、該
当の加入者に関する全ての異常対応処理を解除するもの
である。
【0046】次に、本実施例の安全管理送受信方法の基
本的動作を図2を使って説明する。図2は、安全管理送
受信方法のフローチャート図である。まず、本実施例の
第1の機能としての安全問合わせ処理について説明する
と、特定時間t0 毎に第1のタイマカウンタ28aから
発せられるタイミング信号により安全問合せ信号送出部
24から制御部20に対して安全問合せ信号S1 が送出
される(101)。そして、制御部20から交換器14
及び基地局16を介して携帯用無線機18に安全問合せ
信号S1 が送信されることになる。この時、第2のタイ
マカウンタ28bがカウントを開始する(102)。
【0047】次に、本実施例の第2の機能としての異常
発生確認処理に移行し、制御部20で安全応答信号S2
の受信を行い(103)、更に安全応答信号判別部26
で時間t1 以内の受信であったかどうかの判定が為され
る(104)。尚、携帯用無線機18が複数ある場合
は、安全応答信号S2 に付された各携帯用無線機の識別
番号により、どの携帯用無線機18からの安全応答信号
S2 であったのかを識別するようになっている。
【0048】ここで、安全応答信号S2 を時間t1 以内
に受信したのであれば、安全応答信号判別部26が第2
のタイマカウンタ28bにクリア信号CL1 を出力して
第2のタイマカウンタ28bをクリアし(105)、処
理101に戻る。また、安全応答信号S2 を時間t1 以
内に受信しなかったのであれば、加入者データ部32か
ら当該携帯用無線機18が正常であるかどうかを判定す
る(106)。つまり、加入者データ部32に記憶され
ている携帯用無線機18の状態から通話中や、ゾーン圏
外、スイッチ・オフ等でないことを確認し、正常であれ
ば、本実施例の第3の機能としての第1の異常対応処理
に移行する(107)。携帯用無線機18が通話中であ
れば、処理105に移行する。
【0049】次に、本実施例の第3の機能としての第1
の異常対応処理について、具体的に図3を使って説明す
る。図3は、第1の異常対応処理のフローチャート図で
ある。この第1の異常対応処理は、図3に示すように、
時間t1 以内に安全応答信号S2 を受信しないと、安全
応答信号判別部26から未応答信号MSが加入者異常判
別部36に出力され(201)、同時に第3のタイムカ
ウンタ28cのカウントを開始する(202)。
【0050】そして、未応答信号MSを受け取った加入
者異常判別部36は、第1異常発生信号S3 を制御部2
0と異常アラーム信号送出部38に出力し(203)、
第1異常発生信号S3 を受け取った異常アラーム信号送
出部38は異常アラーム信号ASを制御部20へ出力し
(204)、更に制御部20で第1異常発生信号S3に
異常アラーム信号ASを付加して交換器14及び基地局
16を介して携帯用無線機18に送信する(205)。
これにより、携帯用無線機18に通常アラーム音、正常
点滅発光に代えて異常アラーム音、異常点滅発光を発生
させ、所定時間t1 内に応答を行わなかった携帯用無線
器18の所持者の周囲に異常発生を認知させることがで
きる。
【0051】第1の異常対応処理(107)が終了する
と、図1に示すように、第2のタイムカウンタ28cで
カウントされる時間t2 以内に安全応答信号S2 を受信
したかどうか安全応答信号判別部26で判定され(10
8)、時間t2 以内に安全応答信号S2 を受信した場合
には、安全応答信号判別部26が第3のタイマカウンタ
28cにクリア信号CL2 を出力して第3のタイマカウ
ンタ28cをクリアし(109)、処理101に戻る。
また、安全応答信号S2 を時間t2 以内に受信しなかっ
た場合には、本実施例の第4の機能としての第2の異常
対応処理に移行する(110)。
【0052】次に、本実施例の第4の機能としての第2
の異常対応処理について、具体的に図4を使って説明す
る。図4は、第2の異常対応処理のフローチャート図で
ある。この第2の異常対応処理は、図4に示すように、
時間t2 以内に安全応答信号S2 を受信しないと、第3
のタイムカウンタ28cからカウント終了信号TS3が
加入者異常判別部36に出力され(301)、カウント
終了信号TS3 を受け取った加入者異常判別部36は、
第2異常発生信号S4 を制御部20と音声送出部40に
出力する(302)。
【0053】第2異常発生信号S4 を制御部20が受け
取ると、制御部20は以下に説明する2つの処理を実行
する。第1に、加入者履歴登録部34から安全応答信号
S2 が送られて来なかった加入者の位置履歴、通話履歴
等の情報(加入者情報)を読み出して(303)、管理
局10の保守端末22に異常事態発生メッセージととも
にこの加入者情報を出力する(304)。これにより、
保守端末22では、異常事態発生を表示し、更に応答の
なかった加入者の加入者情報(位置履歴、通話履歴等の
情報)を参照することができる。第2に、加入者データ
部32から緊急連絡先の電話番号を読み出して自動ダイ
ヤルする(305)。そして、緊急連絡先の受信機がオ
フ・フックして通信回線が繋がると、音声送出部40か
ら緊急事態を知らせる音声信号が出力される(30
6)。これにより、緊急連絡先の相手側は、緊急事態が
発生したことを音声として認識することができる。
【0054】尚、異常事態にある携帯用無線機18の所
持者が異常事態回避のために、安全応答信号S2 を送出
すると、その安全応答信号S2 を安全応答信号判別部2
6が判別して、加入者異常判別部36にクリア信号CL
3 を送出し、更に、加入者異常判別部36が制御部20
に解除信号KSを出力して保守端末22に「安全が確認
された旨」のメッセージを表示させ、該当する加入者に
関する全ての異常処理を解除する。
【0055】本実施例の安全管理送受信方法及び安全管
理送受信装置によれば、異常状態の発生時において、ま
ず第1の異常対応処理として、該当する携帯用無線機1
8の周囲にアラーム音等で異常発生を知らせ、そして、
次に第2異常対応処理として管理局10の保守端末22
に異常の発生している加入者の情報を表示させることが
できるので、現場及び管理局側の双方で迅速な緊急対応
の処置をとることができる効果がある。
【0056】更に、管理局10以外の予め登録した緊急
連絡先にも自動ダイヤルして、緊急事態発生を音声にて
伝達することができ、人手を介することなく関連する人
々に異常事態の発生を迅速に認知させることができ、迅
速な緊急対応の処置をとることができる効果がある。
【0057】このようにして、広範囲な地域で危険を伴
う作業を行う作業者に対して、緊急時における作業者の
救出や対応動作をより迅速に行うことができるため、作
業現場における安全性の向上を達成することができる効
果がある。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、一定時間
t0 毎に安全問合せ信号を発信して、該安全問合せ信号
に応答する安全応答信号を携帯用無線機から時間t1 以
内に受信しないと、異常発生を知らせる第1異常発生信
号を未応答の携帯用無線機に発信し、更に時間t2 以内
に安全応答信号を受信しないと、異常事態が発生したも
のとして異常事態発生のメッセージと未応答の携帯用無
線機に関する位置履歴、通話履歴の情報を管理局側に表
示する安全管理送受信方法としているので、人手を介す
ることなく、異常事態の発生を迅速に検知し、異常事態
に迅速に対処できる効果がある。
【0059】請求項2記載の発明によれば、第2の異常
対応工程と同時に、予め登録した緊急連絡先に自動ダイ
ヤルし、通話可能になると異常発生を知らせる音声信号
を緊急連絡先に送信する請求項1記載の安全管理送受信
方法としているので、異常事態発生に対して緊急連絡先
に迅速に連絡でき、異常事態に迅速に対処できる効果が
ある。
【0060】請求項3記載の発明によれば、一定時間t
0 毎に安全問合せ信号を安全問合せ信号送出部から発信
して、安全応答信号判別部で該安全問合せ信号に応答す
る安全応答信号を携帯用無線機から時間t1 以内に受信
しなかったと判別すると、第1異常発生信号送出部から
異常発生を知らせる第1異常発生信号を未応答の携帯用
無線機に発信し、更に時間t2 以内に安全応答信号を受
信しないと第2異常発生信号送出部から制御部に対して
第2異常発生信号を出力し、該第2異常発生信号を制御
部が受けて異常事態が発生したものとして未応答の携帯
用無線機に関する位置履歴、通話履歴の情報を履歴登録
部から読み出して異常事態発生のメッセージとともに管
理局の保守端末に表示する安全管理送受信装置としてい
るので、人手を介することなく、異常事態の発生を迅速
に検知し、異常事態に迅速に対処できる効果がある。
【0061】請求項4記載の発明によれば、制御部が第
2異常発生信号を受信すると前記加入者情報登録部から
携帯用無線機の緊急連絡先を読み出して自動ダイヤル
し、通話可能になると異常発生を知らせる音声信号を音
声送出部から緊急連絡先に送信する請求項3記載の安全
管理送受信装置としているので、異常事態発生に対して
緊急連絡先に迅速に連絡でき、異常事態に迅速に対処で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の安全管理送受信システ
ムの構成ブロック図である。
【図2】本実施例の安全管理送受信方法を示すフローチ
ャート図である。
【図3】本実施例の第1の異常対応処理を示すフローチ
ャート図である。
【図4】本実施例の第2の異常対応処理を示すフローチ
ャート図である。
【図5】従来の安全管理送受信システムの一例を示す説
明図である。
【符号の説明】
10…管理局、 12…送受信機、 14…交換器、
16…基地局、 18…携帯用無線器、 20…制御
部、 24…安全問合せ信号送出部、 26…安全応答
信号判別部、 28…タイムカウンタ、 32…加入者
データ部、 34…加入者履歴登録部、 36…加入者
異常判別部、 38…異常アラーム信号送出部、 40
…音声送出部、 S1 …安全問合せ信号、 S2 …安全
応答信号、S3 …第1異常発生信号、 S4 …第2異常
発生信号、 TS1 …タイミング信号、 TS2,TS3
…カウント終了信号、 CL1,CL2,CL3 …クリア信
号、 MS…未応答信号、 KS…解除信号、 AS…
異常アラーム信号、 IS…位置登録信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 113 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理局と携帯用無線機との間の交信を基
    地局と、交換器と、制御部とにより行って前記携帯用無
    線機の所持者の安全を管理する安全管理送受信方法にお
    いて、前記制御部にて、前記携帯用無線機へ一定時間t
    0 毎に安全問合せ信号を発信する問合せ工程と、前記携
    帯用無線機からの前記安全問合せ信号に応答した安全応
    答信号を特定時間t1 以内に受信したかどうかを判別す
    る安全応答判別工程と、前記時間t1 以内に前記安全問
    合せ信号を受信しなかった場合に第1異常発生信号を前
    記携帯用無線機に発信して異常発生を知らせる第1の異
    常対応工程と、前記第1異常発生信号の発信から特定時
    間t2 以内に前記安全応答信号を受信しなかった場合に
    異常事態発生のメッセージと前記携帯用無線機の位置履
    歴、通話履歴の情報を前記管理局側に表示する第2の異
    常対応工程とを有することを特徴とする安全管理送受信
    方法。
  2. 【請求項2】 第2の異常対応工程と同時に、予め登録
    した携帯用無線機の緊急連絡先に自動ダイヤルし、前記
    緊急連絡先と通話可能状態になった時に異常発生を知ら
    せる音声を発生させる音声信号を前記緊急連絡先に送信
    する異常対応工程を有することを特徴とする請求項1記
    載の安全管理送受信方法。
  3. 【請求項3】 管理局と携帯用無線機との間の交信を基
    地局と、交換器と、制御部とにより行って前記携帯用無
    線機の所持者の安全を管理する安全管理送受信装置にお
    いて、制御部に、前記携帯用無線機へ一定時間t0 毎に
    安全問合せ信号を発信する安全問合せ信号送出部と、前
    記携帯用無線機からの前記安全問合せ信号に応答した安
    全応答信号を特定時間t1 以内に受信したかどうかを判
    別する安全応答信号判別部と、前記時間t1 以内に前記
    安全問合せ信号を受信しなかった場合に異常発生を知ら
    せる第1異常発生信号を前記携帯用無線機に発信する第
    1異常発生信号送出部と、前記第1異常発生信号の発信
    から特定時間t2 以内に前記安全応答信号を受信しなか
    った場合に第2異常発生信号を前記制御部に出力する第
    2異常発生信号送出部と、前記管理局に設置された保守
    端末に表示する前記携帯用無線機の位置履歴、通話履歴
    の情報を記憶する履歴登録部とを設け、前記制御部が前
    記第2異常発生信号を受信すると前記履歴登録部から前
    記携帯用無線機の位置履歴、通話履歴の情報を読み出し
    て異常事態発生のメッセージとともに前記保守端末に出
    力するよう動作する制御部であることを特徴とする安全
    管理送受信装置。
  4. 【請求項4】 制御部に、異常発生を知らせる音声を発
    する音声信号を送出する音声送出部と、携帯用無線機の
    緊急連絡先の情報を登録した加入者情報登録部とを設
    け、前記制御部が第2異常発生信号を受信すると前記加
    入者情報登録部から前記携帯用無線機の緊急連絡先を読
    み出して自動ダイヤルし、通話可能状態となった時に前
    記音声送出部からの前記音声信号を前記緊急連絡先に送
    信するよう動作する制御部であることを特徴とする請求
    3記載の安全管理送受信装置。
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