JP2002074463A - 現金処理装置およびその現金精査方法 - Google Patents

現金処理装置およびその現金精査方法

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JP2002074463A
JP2002074463A JP2000261702A JP2000261702A JP2002074463A JP 2002074463 A JP2002074463 A JP 2002074463A JP 2000261702 A JP2000261702 A JP 2000261702A JP 2000261702 A JP2000261702 A JP 2000261702A JP 2002074463 A JP2002074463 A JP 2002074463A
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Japan
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cash
processing
operator
amount
data
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Masaaki Yamada
山田  正明
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Toshiba Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現金処理装置の入力ミスや操作ミスを早期に
発見し、各処理機の保管庫の現金とデータが一致してい
ない状態での運用を防止することを目的とする 【構成】 現金処理装置における各処理機の保管庫の扉
開を検知した時やシステム起動時直後、または予め設定
された条件が成立したと判断した場合に処理機に対して
現金量の確認動作を指示し、確認結果として前記処理機
より通知された現金量と、管理している現金データを比
較し、これら現金量と現金データの不一致時に、操作者
にその旨を通知するとともに、操作者による処理の選択
の入力を受け付け、選択された処理を実行し、選択され
た処理により操作者に終了結果を通知し、選択された処
理により保持しているデータを更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入出金機、施封保
管支払機等の各種処理機より構成され、各処理機内の現
金量を機械的に検出する機能を有する現金処理装置およ
びその現金精査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現金処理装置内へ現金を装填する
場合、操作者が手繰作で現金をセットし、装填した金額
を操作卓より入力後、そのまま終了していた。そして、
入力された金額と装填された現金が一致していることを
確認するためには、操作者がメニューから算当処理を選
択する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現金の
セットが手操作であるため、装填する数量を間違たり、
金額入力を間違える可能性があり、メニューを選択する
まで間違っていることに気づかない場合もあった。ま
た、電源を切っている間に鍵を使用し現金を抜き取った
場合、操作卓の集計部が持っている在高データと処理機
内の現金が一致していないまま運用を行うことになって
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、入出金
機、施封保管支払機等の各種処理機を有する現金処理装
置において、各処理機の保管庫の扉の開閉があったと
き、その都度自動算当処理により保管庫内の現金の計数
を行い、主制御部の現金データと比較することを特徴と
する現金処理装置とした。さらにその現金精査方法にお
いて、扉開を検知した時やシステム起動時直後、または
予め設定された条件が成立したと判断した場合に前記入
出金機に対して現金量の確認動作を指示し、確認結果と
して前記入出金機より通知された現金量と、管理してい
る現金データを比較し、これら現金量と現金データの不
一致時に、操作者にその旨を通知するとともに、操作者
による処理の選択の入力を受け付け、選択された処理を
実行し、選択された処理により操作者に終了結果を通知
し、選択された処理により保持しているデータを更新す
ることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態例を図
面を用いて説明する。図1は現金処理装置の外観図であ
り、同図により現金処理装置について説明する。現金処
理装置は、銀行などの店舗内に設置され、入出金、在高
の管理、現金の保管などを行う装置で、紙幣入出金機
1、施封保管支払機2を中心に、硬貨支払機3、硬貨入
金機4、棒金支払機5等の処理機を配置して構成され
る。
【0006】6は操作卓であり、表示部と入力部を有す
る。現金処理装置は、これら各処理機の動作を制御する
とともに、各種データを管理する図示しない主制御部を
有する。各処理機は電磁ロック式であり、アプリケーシ
ョンの制御によりそれぞれの処理機が有する保管庫の開
閉が可能である。各処理機には、出金用に予め操作者が
装填処理にて現金を保管庫内に装填しておく。
【0007】第1実施の形態例 図2, 図3は本発明の第1実施の形態例を示すフローチ
ャートであり、以下に同図に従って本実施の形態例を説
明する。 <装填処理時>操作者が装填処理を選択すると、保管庫
の電磁ロックが開き(SAl)、保管庫の引き出しが可
能となる。操作者は、装填する現金を保管庫内にセット
し(SA2)、操作卓より装填金額を入力(SA3)
後、完了キーを押下すると(SA4)電磁ロックが閉ま
り(SA5)、自動的に算当処理が起動する(以下、自
動算当処理:SA6)。自動算当処理により保管庫内の
現金の計数を行い、装填処理が正しく行われたかどうか
を確認する。
【0008】すなわち、現金処理装置の主制御部が各処
理機に対してそれらの保管庫内の現金量の確認動作を指
示し、各処理機はこの指示により各々の有する保管庫内
の現金の計数を行い、前記主制御部が確認結果として各
処理機から通知された現金量と自身が管理している現金
データを比較する。図2において装填時の自動算当処理
について説明したが、保管庫の扉が開くのは、装填処理
の時だけではないため、その他の処理も考慮し、保管庫
の扉の開閉を検知した場合、および電源を切っている間
に鍵を使って開ける可能性があるためシステム電源投入
時にも自動算当処理を行うようにする。 <システム電源投入時>システム電源を投入すると現金
処理装置の各処理機の初期化を行う(SBl)。初期化
が正常に終了すると(SB2)自動算当処理を起動する
(SB7)。初期化時に異常が発生した場合はエラー処
理を行うが、エラー解除のため保管庫の扉を開ける場合
がある。このため、扉が開けられれば、エラー解除後
(SB3)に扉の開閉を検知し(SB4)、自動算当処
理を行う(SB5)。
【0009】エラー処理が終ると、初期化処理に戻る
が、エラー処理で自動算当処理を行った場合は、初期化
終了後の自動算当処理は不要となるため、処理をスキッ
プするよう制御する(SB6)。以上のように第1実施
の形態例によれば、装填処理やエラー処理など保管庫の
扉を開け、操作者が保管庫内の現金に手を触れる可能性
がある処理の後や、システム電源投入直後に自動的に算
当処理が行われるため、入力ミスや操作ミスを早期に発
見できる。このことにより、現金とデータが一致してい
ない状態での運用が防止できるため、厳正な現金管理が
実現できる。
【0010】また、エラー処理などにより自動算当を行
った場合には、扉の開閉が無い限り装填処理時の自動算
当を行わないように制御することで、操作者の待ち時間
を最小限にとどめる効果が得られる。 第2実施の形態例図4は本発明の第2実施の形態例を示
すフローチャートであり、以下に同図に従って本実施の
形態例を説明する。
【0011】第1実施の形態例により自動算当処理の起
動方法について説明したが、自動算当処理の結果、集計
部の在高と保管庫の現金が不一致になった場合に不一致
となった原因に応じた処理が必要となる。このため、不
一致の場合の処理も含めた自動算当処理の詳細について
説明する。自動算当処理が呼ばれるとまず、算当動作を
開始し(SCl)、保管庫内の現金の計数を行う。算当
動作が終了すると算当結果と操作卓の集計部が持つ在高
の比較を行い(SC2)、一致の場合は正常印字後、自
動算当処理を終了する。
【0012】不一致の場合は、算当結果と在高を画面表
示し、以下の処理を行う.まず、保管庫の電磁ロックを
開け、ガイダンスにより操作者に保管庫内を確認するよ
うに導く(SC3)、操作者は保管庫内の現金を確認す
ることにより、算当結果を確認する。この時点で装填処
理時の現金セットの誤操作に気づけば、正しくセットし
直す。
【0013】確認操作後、再度、算当動作を行い(SC
4)保管庫内の現金を計数し、一致すれば(SC5)正
常印字後、自動算当処理を終了し、不一致ならば3つの
処理選択ガイダンスを表示する(SC6)。操作者は、
SC3の確認結果より、以下のいずれかの処理を選択す
る(SC7)。 1.算当結果で在高を変更する。
【0014】2.保管庫を確認する。 3.現在の在高のまま終了する。 1を選択した場合、算当動作の計数結果に合わせて在高
を変更する(SC8)。2を選択した場合、再度、保管
庫の確認を行う(SC3に戻る)。3を選択した場合、
現在の在高のまま終了する(SC9)。
【0015】なお、3を選択した場合は、算当結果が間
違っていると判断した可能性が高いため算当機能の切り
離し処理を選択できるようにする(SC10)。算当機
能の切り離し処理(SC11)が選択された場合は、以
後、再接続処理を行うまで自動算当は起動しなくなる。
なお、今回は選択肢が3つの場合について記述したが、
単純な入力ミスの可能性もあるため、装填金額などの入
力のやり直しも可能である。
【0016】算当動作の結果、現金と在高が不一致とな
った場合、通常は装填時の誤操作などにより、保管庫の
現金の数量が間違っていると考えられるが、センサの汚
れなどにより算当による計数結果が間違っているという
こともあり得る。このため、一度、操作者に保管庫内の
現金を確認させ、確認結果に応じた処理を選択させるこ
とにより、適切な処理が行えることが期待できる。
【0017】第1、第2実施の形態例では、算当処理機
能付きの装置について適用したが、他の装置でも改造に
より算当処理機能が付けば、アプリケーションにて装置
の指定を変えるだけで、同一の処理が適用可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、入
出金機、施封保管支払機等の各種処理機より構成され、
各処理機内の現金量を機械的に検出する機能を有する現
金処理装置の現金精査方法において、処理機の保管庫の
扉開を検知した時やシステム起動時直後、または予め設
定された条件が成立したと判断した場合に前記処理機に
対して現金量の確認動作を指示し、確認結果として前記
処理機より通知された現金量と、管理している現金デー
タを比較し、これら現金量と現金データの不一致時に、
操作者にその旨を通知するとともに、操作者による処理
の選択の入力を受け付け、選択された処理を実行し、選
択された処理により操作者に終了結果を通知し、選択さ
れた処理により保持しているデータを更新する。以上の
仕組みにより、装填処理やエラー処理など保管庫の扉を
開け、操作者が保管庫内の現金に手を触れる可能性があ
る処理の後や、システム電源投入直後に自動的に算当処
理が行われる。
【0019】従って、入力ミスや操作ミスを早期に発見
でき、現金とデータが一致していない状態での運用が防
止できるため、厳正な現金管理が実現されるという効果
がある。また、現金とデータが一致していない場合、一
度、操作者に保管庫内の現金を確認させ、確認結果に応
じた処理を選択させるので、適切な処理が行えるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】現金処理装置の外観図
【図2】第1実施の形態例の動作を示すフローチャート
【図3】第1実施の形態例の動作を示すフローチャート
【図4】第2実施の形態例の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 紙幣入出金機 2 施封保管支払機 3 硬貨支払機 4 硬貨入金機 5 棒金支払機 6 操作卓

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出金機、施封保管支払機等の各種処理
    機を有する現金処理装置において、 各処理機の保管庫の扉の開閉があったとき、その都度自
    動算当処理により保管庫内の現金の計数を行い、主制御
    部の現金データと比較することを特徴とする現金処理装
    置。
  2. 【請求項2】 入出金機、施封保管支払機等の各種処理
    機より構成され、各処理機内の現金量を機械的に検出す
    る機能を有する現金処理装置の現金精査方法において、 扉開を検知した時やシステム起動時直後に前記処理機に
    対して現金量の確認動作を指示し、 確認結果として前記処理機より通知された現金量と、管
    理している現金データを比較し、 これら現金量と現金データの不一致時に、操作者にその
    旨を通知するとともに、操作者による処理の選択の入力
    を受け付け、選択された処理を実行し、 選択された処理により操作者に終了結果を通知し、 選択された処理により保持しているデータを更新するこ
    とを特徴とする現金処理装置の現金精査方法。
  3. 【請求項3】 入出金機、施封保管支払機等の各種処理
    機より構成され、各処理機内の現金量を機械的に検出す
    る機能を有する現金処理装置の現金精査方法において、 現金量の確認動作を指示する条件を予め設定し、 設定された条件を記憶し、 設定された条件が成立したか判断し、 成立したと判断した場合にだけ前記処理機に対して現金
    量の確認動作を指示し、 確認結果として前記処理機より通知された現金量と、管
    理している現金データを比較し、 これら現金量と現金データの不一致時に、操作者にその
    旨を通知するとともに、操作者による処理の選択の入力
    を受け付け、選択された処理を実行し、 選択された処理により操作者に終了結果を通知し、 選択された処理により保持しているデータを更新するこ
    とを特徴とする現金処理装置の現金精査方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の現金処理装置の現金精査
    方法において、 前記条件の複数条件が同時に成立した場合に、前記処理
    機に対して確認動作を1度だけ指示することを特徴とす
    る現金処理装置の現金精査方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015156141A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 富士電機株式会社 金銭処理装置および金銭処理装置の在高管理方法
JP2016110198A (ja) * 2014-12-02 2016-06-20 グローリー株式会社 棒金収納装置、貨幣処理システム及び処理方法

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