JP2002068522A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002068522A
JP2002068522A JP2000261684A JP2000261684A JP2002068522A JP 2002068522 A JP2002068522 A JP 2002068522A JP 2000261684 A JP2000261684 A JP 2000261684A JP 2000261684 A JP2000261684 A JP 2000261684A JP 2002068522 A JP2002068522 A JP 2002068522A
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forming apparatus
rib
rolling member
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JP2000261684A
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Masaru Shimura
大 紫村
Kenji Kanari
健二 金成
Takayasu Yunamochi
貴康 弓納持
Yasuhiro Nakada
康裕 中田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用環境にかかわらず、装置が高速化されて
も、サイズや坪量が様々な全ての記録材を、転写手段か
ら定着手段へスムーズに搬送することが可能で、且つ低
コスト、高耐久性の画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光ドラム11に形成した像を転写ロー
ラ15により記録紙Pに転写し、記録紙Pを搬送ガイド
22によりガイドして定着装置17に搬送して、転写さ
れた像を記録紙P上に定着して画像を形成する画像形成
装置において、搬送ガイド22は、記録紙Pと転がり接
触するコロ22cと、記録紙Pの搬送方向に略平行に配
置されたリブとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体に形成し
た像を転写手段により記録材に転写し、この記録材を定
着手段へ搬送して転写された像を記録材に定着して画像
を形成する画像形成装置に関し、更に詳しくは、記録材
を確実に定着手段へ搬送することが可能な画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像を形成する方式として種々の
方式が用いられているが、その中でも電子写真方式は複
写機やプリンタ等において広く用いられている。
【0003】この電子写真方式の画像形成装置は、例え
ば図9に示すように、記録材カセット120から画像形
成部121へ記録材を搬送し、この画像形成部121に
おいて電子写真方式によって形成したトナー像を転写ロ
ーラ122への電圧印加によって記録材へ転写し、その
記録材を搬送ガイド123でガイドしつつ定着装置12
4へ搬送して転写トナーを記録材へ定着した後、排出部
125へと排出するものである。図9は、従来の画像形
成装置の断面図である。
【0004】ここで搬送ガイド123は、図10に示す
ように、接地された金属板123a上に絶縁部材からな
るリブ123bを設けて構成している。図10は、従来
の画像形成装置に具備される搬送ガイドの概略図であ
る。
【0005】そして、転写ローラ122への電圧印加に
よって記録材へ付与された電荷と金属板123a間に働
く静電気力によって記録材が搬送ガイド123から浮く
のを規制しつつ、転写ローラ122の回転とレジストロ
ーラ126の回転によって定着装置124へと搬送す
る。
【0006】尚、リブ123bの上面は金属板123a
より上方へ位置し、記録材がリブ123bに摺擦しても
記録材上の電荷が金属板123aへ逃げないように構成
している。
【0007】また、より一層、記録材の搬送性を向上さ
せるために、特開平09−249332号公報には、搬
送ガイド上に転がり部材(以下、コロとする)を有する
ことが有効であることが示されている。
【0008】この方法は、図11に示すような構成の搬
送ガイドを用いている。図11は、従来の画像形成装置
に具備される、転がり部材を設けた搬送ガイドの概略図
である。
【0009】具体的には、搬送ガイド部材123は接地
された金属板123aに、記録材搬送方向と平行にリブ
123bを設け、このリブ123bに算盤玉状の複数の
コロ123cを回転可能に取り付けて構成している。
【0010】これにより、高湿環境下で薄手の記録材が
吸湿し、記録材の推進力が弱くなっても記録材の搬送を
スムーズに行うことを可能としている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の記録材搬送ガイド構成にあっては、常温高湿の環
境において薄手の記録材が厚手の記録材に較べて搬送し
難くなることがある。
【0012】具体的には、図12において、Fは転写ロ
ーラ122及びレジストローラ126によって与えられ
る記録材推進力であり、Nは記録紙Pに付与された電荷
Qと、金属板123aとの間に作用する電界によって記
録紙Pを金属板123a方向へ引きつける力、Fμは記
録紙Pが樹脂リブ53bと摺擦することによって生ずる
摩擦力であり、μは記録紙Pとリブ123bとの動摩擦
係数である。図12は、従来の画像形成装置における、
記録紙の搬送推進力と摩擦力、帯電電荷による吸引力の
関係の概念図である。
【0013】尚、FμはNと記録材重量によって生ずる
が、Fμが十分大きいため、ここでは記録材重量は無視
する。
【0014】ここで、秤量の軽い薄手の記録材が常温で
水分を含んだ場合、紙の所謂コシがなくなる。
【0015】一方、記録材を金属板123aに引きつけ
ようとする力Nは転写ローラ122から記録材が送られ
るに従って金属板123aと相対する面積が大きくな
り、実質的に電荷量Qが増加するために強くなり、結果
として摩擦力Fμも大きくなる。
【0016】ところが、前述したように記録材のコシが
弱くなっているために、転写ローラ122からの推進力
Fによって紙が途中で折れてしまうおそれがあり、記録
材先端に作用する推進力は弱くなり、スムーズな搬送が
行われなくなる可能性がある。
【0017】従って、薄手の記録材を装置使用環境にか
かわらずスムーズに搬送するためには、前述した搬送ガ
イド123でなく、駆動回転する搬送ベルト等によって
構成すれば問題ないが、コスト高になってしまう。
【0018】また、樹脂のリブ123bの記録材との摩
擦係数を小さくするため、リブ123bに摩擦係数の小
さいテトラフルオロエチレン等の潤滑剤をコートする方
法も考えられるが、記録材との摺擦によって削れが生ず
るために耐久性に難がある。
【0019】また、前述の従来例に示した転がり部材で
あるコロ123cを設けた搬送ガイド123では、コロ
123cとリブの高さ関係が最適化されていないと多湿
環境に放置されたカールした薄紙は、コロ123cに引
っかかり、記録材上の未定着画像を乱すが像不良を発生
させる。
【0020】特に、両面プリントをする場合、装置の高
速化に伴ない十分な定着性を確保するために、定着手段
の温度や圧力がUPした場合、坪量の小さい記録材(例
えば、64g/m2等)のカールは顕著となる。つま
り、1面目の定着時に大きくカールされた記録材の2面
目が搬送ガイドを搬送している際にコロ123cに引掛
り、ジャムするという問題となる場合がある。
【0021】更に、また、コロ123cが定着装置12
4と搬送ガイド123の受け渡し部に存在しない場合に
は、搬送ガイド123より定着装置124への記録材の
受け渡しの際、記録材がリブ123bと強く摺擦し、リ
ブ123bが帯電するため、記録材上の未定着画像を乱
す画像不良が発生させたり、定着装置124への突入時
に記録紙Pの搬送が不安定となり、記録紙P上の画像を
乱す場合もある。
【0022】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るものであり、その目的とするところは、使用環境にか
かわらず、装置が高速化されても、サイズや坪量が様々
な全ての記録材を、転写手段から定着手段へスムーズに
搬送することが可能で、且つ低コスト、高耐久性の画像
形成装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像形成装置は、像担持体に形成した
像を転写手段により記録材に転写し、前記記録材を搬送
ガイド手段によりガイドして定着手段に搬送して、転写
された像を記録材上に定着して画像を形成する画像形成
装置において、前記搬送ガイド手段は、記録材と転がり
接触する転がり部材と、前記記録材の搬送方向に略平行
に配置されたリブとを備える。
【0024】また、前記搬送ガイド手段が、少なくとも
2種類の部材より形成され、該2種類の部材のうちの少
なくとも一方が前記記録材と非接触であり、かつ、該非
接触の部材が接地されている。
【0025】また、像担持体に形成した像を転写手段に
より記録材に転写し、前記記録材を搬送ガイド手段によ
りガイドして定着手段に搬送して、転写された像を記録
材上に定着して画像を形成する画像形成装置において、
前記搬送ガイド手段は、記録材と転がり接触する転がり
部材と、前記記録材の搬送方向に平行に配置されたリブ
とを備え、所定の基準位置からの前記転がり部材の高さ
と前記リブの高さとの間に、転がり部材の高さ≧リブの
高さ、かつ、転がり部材高さ−リブの高さ<転がり部材
の半径、の関係を有する。
【0026】また、前記搬送ガイド手段が、少なくとも
2種類の部材より形成され、該2種類の部材のうちの少
なくとも一方が記録材と非接触であり、かつ、該非接触
の部材が接地されている。
【0027】また、前記所定の基準位置は、前記非接触
の部材の表面である。
【0028】また、前記転がり部材が、前記搬送ガイド
手段において、前記リブの先端に配置されている。
【0029】また、前記定着手段が、定着部材、加圧部
材、搬送されてきた記録材を前記定着部材と前記加圧部
材の接触部に案内する定着入口ガイド手段を有し、前記
転がり部材が少なくとも、前記定着入口ガイド手段と前
記リブとの間に配置されている。
【0030】また、前記画像形成装置に通紙可能な最小
サイズの記録材が通過する幅の外側に配置された前記リ
ブの断面が、略三角形である。
【0031】また、前記転がり部材の断面が、前記リブ
の断面と略等しい形状を有している。
【0032】また、前記搬送ガイド手段が、前記転写手
段側の端部から定着手段側の端部に向かって一度鉛直方
向下部に向かい、再び鉛直方向上部に向かう凹型構造を
有する搬送ガイド手段であって、前記凹型構造の最下部
若しくは最下部の近傍に配置された下部転がり部材を備
える。
【0033】また、前記搬送ガイド手段の転写手段側の
端部と、前記搬送ガイド手段の定着手段側の端部とを結
んだ直線よりも下に、前記搬送ガイド手段が位置する。
【0034】また、前記下部転がり部材は、前記搬送ガ
イド手段の幅方向の中心に対して対称に複数個配置され
ている。
【0035】また、前記下部転がり部材は、前記凹型構
造の最下部よりも、前記記録材の搬送方向上流に配置さ
れている。
【0036】また、前記下部転がり部材は、前記記録材
の幅方向に向かって略等間隔で配置されている。
【0037】また、前記下部転がり部材は、前記転がり
部材よりも下に配置されている。
【0038】また、前記リブは略絶縁性を有する材料で
形成されている。
【0039】また、前記転がり部材は略絶縁性を有する
材料で形成されている。
【0040】したがって、本発明によれば、転がり部材
が記録材と接触するため記録材の搬送抵抗を軽減させ、
記録材の搬送ガイドへの吸着を防止し、かつ転がり部材
に記録材が引っかかることおよびリブと転がり部材の間
に記録材が入り込むことに起因する搬送不良及び記録材
先端の画像の飛び散りを防止することが可能となる。
【0041】また、転がり部材と記録材が接触し、回転
するため、リブとの摺動抵抗が軽減され、リブとの摺擦
により記録材上の未定着画像が飛び散るなどの画像不良
を防止する。
【0042】また、定着入口ガイドと搬送ガイドの受け
渡し部に転がり部材を配置することで、定着−搬送ガイ
ド間の記録材の受け渡しがスムーズとなる。
【0043】また、記録材を記録材と非接触の接地され
た導電部材により、搬送ガイドのリブ、転がり部材に引
き寄せることが可能となり、安定した記録材の搬送が可
能となる。
【0044】また、転写手段の搬送力が送ガイド上を搬
送中の記録材全体に伝わり、坪量の小さい記録材(例え
ば60g/m2紙、64g/m2紙など)等のコシのない
記録材の安定した搬送が可能となる。
【0045】また、最小通紙可能サイズ以上の紙種であ
りかつ記録材端面がリブに乗らない不定形の坪量の小さ
な記録材や吸湿した記録材などのコシのない記録材で
も、リブ端面が記録材端部を支えることが可能となり、
記録材搬送の更なる安定化が達成される。
【0046】また、コシのない記録材を搬送する場合で
も、転がり部材と記録材が接触し、回転するため、リブ
との摺動抵抗が軽減され、リブとの摺擦により記録材上
の未定着画像が飛び散るなどの画像不良、貼り付きジャ
ムなどを防止することが可能となる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0048】また、以下の図面において、前述の従来技
術の説明で用いた図面に記載された部材、及び既述の図
面に記載された部材と同様の部材には同じ番号を付す。
【0049】(第1の実施形態)まず、本発明に係る画
像形成装置の第1の実施形態について図1を参照して説
明する。図1に本発明を実施したレーザープリンタの画
像形成装置の概略構成である、本発明に係る画像形成装
置の第1の実施形態の断面構成図を示す。
【0050】図1において、画像形成装置は被帯電体た
る、本発明の構成要素たる像担持体として導電性支持体
11a上に感光層11bを形成した感光ドラム11、直
流電圧を重畳した交流電圧を印加する帯電電源18に接
続された帯電装置である帯電ローラ12、スキャナーユ
ニット13、スキャナーユニット13より出力された露
光光13aを備える。
【0051】また、現像電源19に接続された現像装置
14、転写電源20に接続された、本発明の構成要素た
る転写手段としての転写ローラ15、除電針24、クリ
ーナー16、記録材23を搬送する本発明の構成要素た
る搬送ガイド手段としての搬送ガイド21、22、本発
明の構成要素たる定着入口ガイド手段としての定着入口
ガイド23を具備する本発明の構成要素たる定着手段と
しての定着装置17を主要素として構成されている。
【0052】また、定着装置17には、本発明の構成要
素たる定着部材としての定着ローラ、本発明の構成要素
たる加圧部材としての加圧ローラを備える。
【0053】以上のように構成された画像形成装置にお
いて感光ドラム11は一定方向に回転し、帯電ローラ1
2は感光ドラム11に圧接従動しながら感光ドラム11
の表面を均一帯電し、その後、パーソナルコンピュータ
ーなどの外部情報機器より送られた文字、図形などの画
像情報に応じて、スキャナーユニット13内のレーザー
(不図示)を変調させた露光光13aにより露光され、
感光ドラム11上に静電潜像が形成される。
【0054】静電潜像は、現像装置14により現像剤で
あるトナーの像として顕像化され、そのトナー像は搬送
ガイド22により感光ドラム11と転写ローラ15の間
に搬送された、本発明の構成要素たる記録材である記録
紙P上に転写される。
【0055】その後、記録紙Pは接地された除電針24
により感光ドラム11より分離され、搬送ガイド22上
を移動し、定着入口ガイド23に案内され定着装置17
に導入される。
【0056】その後、記録紙Pは定着装置17で加圧加
熱されることで永久画像となる。一方、感光ドラム11
上に残った廃トナーはクリーナー16により回収され
る。
【0057】次に、転写ローラ15と感光ドラム11に
狭持搬送された記録紙Pを定着装置17へガイドする搬
送ガイド22の構成について図2を参照して説明する。
図2は、図1に示される画像形成装置が具備する搬送ガ
イドの概念図である。
【0058】搬送ガイド22は、本発明の構成要素たる
非接触の部材としてのジンコート板金22a、リブ22
b、本発明の構成要素たる転がり部材としてのコロ22
cにより構成されており、ジンコート板金22aとして
は、導電性を有する金属、例えば、鉄、鉄にジンコート
等のコート処理を施したもの、SUS等が好適に用いら
れており、リブ部材としては、ポリカーボネイト、AB
S、ポリアセタールこれらの混合物など、1×1013Ω
cm以上の抵抗値を有するほぼ絶縁性の材料が好適に用
いられている。
【0059】また、転がり部材であるコロ22cには、
リブ22bと同等の部材が用いられている。
【0060】更に、本実施形態では、金属部材として接
地されたジンコート板金22aに記録紙Pの搬送方向と
平行に、抵抗がリブ23bを設け、リブ22bの断面形
状は、中心に対して対称な形状とした。
【0061】また、このリブ22bと定着入口ガイド2
3との間にローレットを切ったポリカ−ボネイト製の転
がり部材であるコロ22cを配設し、回転可能としてい
る。
【0062】なお、定着入口ガイド23は、PBTより
構成されており、搬送ガイド22より記録紙Pを受け渡
され、定着装置17へ記録紙Pを案内している。
【0063】本実施形態にあっては、ジンコート板金2
2aの記録紙P搬送方向の長さを100mm、記録紙P
幅方向の長さを300mmに構成し、コロ22cは、図
3に示すように長手方向4箇所に配設され、リブ22b
は略直線的でかつリブの先端に位置している。図3は、
図1に示される搬送ガイドの転がり部材の配置を示す概
略図である。
【0064】また、図2に示すように、リブ22bの高
さBは、基準位置であるジンコート板金22aから2m
mでありかつ等間隔に複数本設けている。更にコロ22
c高さAは、直径6mmの部材でありジンコート板金2
2aより2.5mmとなるように構成している。
【0065】以下に、本実施形態における特徴及びその
作用を述べる。本実施形態では、搬送ガイド22に転が
り部材であるコロ22cが少なくとも定着入口ガイド2
3とリブ22bとの間に配置され、コロ22cはリブ2
2bと略直線的かつコロ22cの先端に位置し、コロ2
2cと搬送ガイド22のリブ22bの高さが、コロ22
cの高さ≧リブ22b高さ、かつ、コロ22cの高さ−
リブ22bの高さ<コロ22cの半径、の関係にあるこ
とを特徴としている。
【0066】これにより、定着入口ガイド23と搬送ガ
イド22の受け渡し部にコロを配置することで、定着−
搬送ガイド間の記録紙Pの受け渡しがスムーズとなり、
転写ローラ15と感光ドラム11とにより狭持搬送され
た記録紙Pを安定して、定着装置17に搬送することが
可能となる。
【0067】例えば、高湿環境下において、薄手の記録
紙Pを搬送した場合に、転写ローラ15からの電圧印加
によって、記録紙Pに電荷が付与され、この電荷によっ
て記録紙Pがジンコート板金22aに吸着されたとして
もコロ22cにより、搬送ガイド22と記録紙Pとの摩
擦力が小さいためコシ折れが発生することはなく、記録
紙Pは転写ローラ15から定着装置17へ確実かつスム
ーズに搬送される。
【0068】また、コロ22cをリブ22bと略直線的
かつリブ22bの先端に位置させることにより、記録紙
Pがスムーズに搬送されるため、リブ22bと記録紙P
との摺動抵抗が小さくなるため、リブ22bのチャージ
アップを抑制できる。
【0069】これにより、低湿環境下、もしくは記録紙
Pの2面目通紙時など記録紙Pが高抵抗になった場合に
は、搬送ガイド22のリブ22bとの摺擦により、リブ
22bが帯電し、記録紙P上に感光ドラム11より転写
された未定着画像のリブ22b相当位置を乱す「リブ
跡」と呼ぶ画像不良の発生を防止することが可能とな
る。
【0070】これは、特に通紙枚数が増えた場合には、
リブ22bは記録紙Pとの摺擦により削れ、記録紙Pと
の接触面積を増やしてしまう。
【0071】そのために、上記に記したような、記録紙
Pの吸着、リブ22bのチャージアップによる画像不良
は、耐久により悪化するのは、言うまでもない。しか
し、コロ22cを配置することで、搬送ガイド22と記
録紙Pとの摺擦が抑制されるため、上述したような耐久
での不良は防止することが可能となる。
【0072】さらに、基準位置であるジンコート板金2
2aからのリブ高さBとコロ22cの高さAの間に、コ
ロ22cの高さA≧リブ22bの高さB、の関係を持た
させることで、コロ22cが常に、記録紙Pと接触する
ため記録紙Pの搬送抵抗を軽減させ、記録紙Pの搬送ガ
イドへ22への吸着を防止する。
【0073】また、コロ22cの外径とコロ22cの高
さ、リブ22bの高さの間に、コロ22cの高さA−リ
ブ22bの高さB<コロ22cの半径、の関係を持たせ
ることで、コロ22cに記録紙Pが引っかかることおよ
びリブ22bとコロ22cの間に記録紙Pが入り込むこ
とに起因する搬送不良及び記録紙P先端の画像の飛び散
りを防止することが可能となる。
【0074】[実施形態例の評価]本実施形態の画像形
成装置の効果を調べるため、プロセススピード200m
m/sec、転写電流10μAの画像形成装置を用い
て、以下に示す比較例と共に坪量64g/cm2のA4
サイズの記録紙を50万枚通紙し、画像不良、搬送不良
などについて評価した。
【0075】[比較例1]図13に示す搬送ガイド40
は、金属部材として接地された板金40aに記録紙P搬
送方向と平行にポリカーボネイト製のリブ40bを設け
ており、前記板金40aの記録紙P搬送方向の長さを1
00mm、記録紙P幅方向の長さを300mmに構成
し、前記リブ40bの高さBは、基準位置である前記板
金40aから2mmでありかつ等間隔に複数本設けてい
る。図13は、本発明に係る画像形成装置の第1の実施
形態に対する比較例1の搬送ガイドの概略図である。
【0076】[比較例2]図14に示す搬送ガイド50
は、金属部材として接地された板金50aに記録紙P搬
送方向と平行にポリカーボネイト製のリブ50bを設
け、このリブ50bと定着入り口ガイド23との間にロ
ーレットを切ったポリカ−ボネイト製の転がり部材であ
るコロ50cを配設し、回転可能としている。図14
は、本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態に対す
る比較例2の搬送ガイドの概略図である。
【0077】本比較例にあっては、前記板金50aの記
録紙P搬送方向の長さを100mm、記録紙P幅方向の
長さを300mmに構成し、コロ50cは、本実施形態
と同様に長手方向4箇所に配設されている。
【0078】また、図14に示すように、前記リブ50
bの高さBは、基準位置である前記板金50aから2m
mでありかつ等間隔に複数本設けている。更に前記コロ
50cは、直径6mmの部材であり、コロ50cの高さ
Aが基準位置である前記板金50aの表面より3.5m
mとなるように構成している。
【0079】[比較例3]次に、図15に、本発明に係
る画像形成装置の第1の実施形態に対する比較例3の搬
送ガイドの概略図を示す。図15に示す搬送ガイド60
は、搬送ガイド60を構成する部材、コロ60cの配設
位置は、比較例2と同様であるため説明を省略する。
【0080】図15に示すように、リブ22bの高さB
は、基準位置であるジンコート板金22aから2mmで
ありかつ等間隔に複数本設けている。更に前記コロ22
cは、直径6mmの部材であり、コロ22cの高さAが
基準位置であるジンコート板金22aの表面より1.5
mmとなるように構成している。
【0081】[評価結果]本実施形態(実施形態1)と
各々の比較例の画像形成装置における耐久試験での画
像、ジャム率の評価結果を以下の表1に示す。
【0082】
【表1】
【0083】ここで表1において、評価の指針は、○:
画像不良無し、△:リブ跡が軽微に発生、×:リブ跡、
コロでの引っかかりによる飛び散りが発生とした。
【0084】本実施形態の画像形成装置では、50万枚
通紙耐久終了時点まで、リブ跡、コロへの引っ掛かりに
よる画像先端飛び散りなどの画像不良は発生しなかっ
た。また、搬送ガイド起因の吸着ジャム、コロへの引掛
り起因のジャム等も発生しなかった。
【0085】比較例1、3では、耐久が進むにつれ、記
録紙との摺擦によりリブ先端が削れたため、吸着ジャ
ム、リブ跡は悪化していった。
【0086】比較例2では、吸着ジャム、リブ跡は発生
しなかったが、コロ50cに記録紙先端が引っかかる引
掛りジャム及びジャムとならないまでも未定着画像を乱
し紙先端の飛び散りを発生させた。
【0087】特に、紙紙先端が搬送ガイド方向にカール
した2面目などには上記、表1に示した結果より悪化す
る場合もあった。
【0088】以上述べたように、本実施形態に係る画像
形成装置では、リブ跡、コロへの記録紙の引掛りによる
未定着画像の飛び散りなどの画像不良や、特に高湿環境
及び通紙耐久でのリブの削れた搬送ガイドで顕著である
吸着ジャムを発生させることなく、長期に高品位な画像
を維持しかつジャム率の低減を図ることが可能となっ
た。
【0089】(第2の実施形態)以下に、本発明に係る
画像形成装置の第2の実施形態について説明する。本実
施形態で適用する画像形成装置は、前記第1の実施形態
と同様であるため詳細な説明は省略する。
【0090】本実施形態は、搬送ガイドの転写手段側の
搬送ガイド端と定着手段側の搬送ガイド端を結んだ直線
より下に搬送ガイドが位置する、いわゆる舟底のような
形状を取りかつ搬送ガイドを形成しているリブの最下点
近傍及び定着入口ガイドと搬送ガイドのリブの間に転が
り部材であるコロを配置することを特徴とする。
【0091】すなわち、本実施形態では、搬送ガイドと
して転写手段側の端部から定着手段側の端部に向かって
一度鉛直方向下部に向かい、再び鉛直方向上部に向かう
凹型構造の搬送ガイドを用いる。
【0092】具体的には、図4を用いて説明する。図4
は、本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態が具備
する搬送ガイドの構造図である。
【0093】図4に示す、本発明の構成要素たる搬送ガ
イド手段としての搬送ガイド70は、金属部材として接
地された、本発明の構成要素たる非接触の部材としての
板金70aに記録紙P搬送方向と平行にポリカーボネイ
トとABSの混合材のリブ70bを設け、このリブ70
bと、本発明の構成要素たる定着入り口ガイド手段とし
ての定着入り口ガイド23との間にローレットを切った
ポリアセタールの、本発明の構成要素たる転がり部材で
あるコロ70cおよびリブ70bの最下点C近傍に、本
発明の構成要素たる下部転がり部材としてのコロ70d
を配設し、回転可能としている。
【0094】本実施形態にあっては、板金70aの記録
紙搬送方向の長さを100mm、記録紙P幅方向の長さ
を300mmに構成し、リブの最高点Dと最下点Cの差
は、10mmであり、コロ70cは、図5に示すように
長手方向4箇所、コロ70dは長手方向4箇所に配設さ
れている。図5は、図4に示される搬送ガイドの転がり
部材の配置を示す概略図である。
【0095】また、図4に示すように、リブ70bの高
さBは、基準位置である板金70aから3mmでありか
つ等間隔に複数本設けている。更にコロ70c、70d
は、直径8mmの部材であり、コロ70c、70dの高
さAが基準位置である前記ジンコート板金22aの表面
より3.5mmとなるように構成している。
【0096】以上の構成をとることで、転写ローラ15
と感光ドラム11に狭持搬送された記録紙Pは、搬送ガ
イド70が舟底形状を取ることより、転写ローラ15の
搬送力を搬送ガイド70上を搬送中の記録紙P全体に伝
え、坪量の小さい記録紙(例えば60g/m2紙など)
等のコシのない記録紙の安定した搬送が可能となる。
【0097】更には、定着部への記録紙の受け渡しがス
ムーズになるため、記録紙が定着部へ突入後も搬送ガイ
ドへ記録紙Pが沿ってスムーズ搬送することが可能とな
る。
【0098】また、搬送ガイドの最下点Cから定着装置
17への搬送は、コロ70dを配設することにより記録
紙Pのリブのとの摺動抵抗が軽減され、リブとの摺擦に
よるリブ跡等の画像不良、搬送ガイド70への記録紙の
貼り付きによるジャム等を防止することが可能となる。
【0099】(第3の実施形態)以下に、本発明に係る
画像形成装置の第3の実施形態について説明する。本実
施形態で適用する画像形成装置は、前記第1の実施形態
と同様であるため詳細な説明は省略する。
【0100】本実施形態は、最小可能通紙サイズより外
側に対応するリブの断面形状が、中心に対して非対称で
あり、非対称のリブと略直線的に配列されているコロの
断面形状が前記リブと同様の形状をしていることを特徴
とする。
【0101】具体的には、図6を用いて説明する。図6
は、本発明に係る画像形成装置の第3の実施形態が具備
する搬送ガイドの概略図である。
【0102】図6に示す、本発明の構成要素たる搬送ガ
イド手段としての搬送ガイド90は、金属部材として接
地された板金90aに記録紙P搬送方向と平行にポリカ
ーボネイトとABSの混合材のリブ90b、90cを設
け、このリブ90b、90cと定着入り口ガイド23と
の間にローレットを切ったポリアセタール製の、本発明
の構成要素たる転がり部材であるコロ90dを3個、9
0eを2個を配設している。
【0103】リブ90bの配置領域は、本実施形態で用
いた画像形成装置の最小通紙可能サイズと同等である
が、多少小さくても良い。更に、図6におけるリブ90
b、リブ90cの断面を図7に示す。図7は、図6に示
される搬送ガイドの断面図である。
【0104】図7に示すように、最小通紙可能サイズ内
に位置するリブ90bの断面は、リブ90b中心に対し
て対称な形状であり、最小通紙可能サイズの外側に位置
するリブ90cの断面は、リブ90c中心に対して非対
称な略三角形の形状である。
【0105】本発明の構成要素たる転がり部材としての
コロ90d、90eの断面形状は、図8に示すように、
リブ90bの延長線上にあるコロ90dは、断面中心に
対して対称に、リブ90cの延長線上にあるコロ90e
は、断面中心に対して非対称な形状としている。図8
は、図6に示される搬送ガイドに具備されるコロの断面
図である。
【0106】また、各リブ、コロの基準位置からの高
さ、コロの直径は、第1の実施形態と同様な構成として
いる。
【0107】以上の構成をとることで、最小通紙可能サ
イズ以上の記録紙端面がリブ70bに乗らない不定形の
薄紙、吸湿紙などのコシのない紙でも、リブ端面が紙端
部を支えることが可能となり、紙搬送の更なる安定化が
達成される。
【0108】さらに、コロの断面形状も、リブの断面形
状と略同一とすることで、上述のコシのない紙種を搬送
する場合でも、コロと紙が接触し、回転するため、リブ
との摺動抵抗が軽減され、リブ跡などの画像不良、貼り
付きジャムなどを防止することが可能となる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送ガイド手段が、記録材と転がり接触する転がり部材
と、記録材の搬送方向に平行に配置されたのリブとを有
することにより、記録材の搬送性を向上させることがで
きる。
【0110】また、例えば基準位置からの転がり部材と
搬送ガイドのリブの高さが、転がり部材の高さ≧リブ高
さ、かつ、転がり部材の高さ−リブの高さ<転がり部材
の半径、の関係を有し、かつ搬送ガイドに転がり部材を
定着入口ガイドとリブとの間に設置することにより、搬
送ガイドと記録紙との摩擦力の低減が可能となり、記録
紙のコシ折れが発生を防止し、記録紙は転写ローラから
定着手段へ確実かつスムーズに搬送される。
【0111】また、低湿環境下、もしくは記録紙の2面
目通紙時など記録紙が高抵抗になった場合でも、搬送ガ
イドのリブとの摺擦により、リブが帯電を防止し、記録
紙上に感光ドラムより転写された未定着画像のリブ相当
位置を乱す「リブ跡」と呼ぶ画像不良を防止する。
【0112】特に、通紙枚数が多い場合顕著となる記録
紙との摺擦によるリブ削れを抑制し、記録紙の搬送ガイ
ドへの吸着、リブのチャージアップによる画像不良を防
止する。
【0113】更に転がり部材とリブの位置関係を最適化
することにより記録紙が転がり部材に引っ掛ることおよ
びリブと転がり部材の間に記録材が入り込むことに起因
する搬送不良及び記録紙先端の画像の飛び散りを防止す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態の
断面構成図である。
【図2】図1に示される画像形成装置が具備する搬送ガ
イドの概念図である。
【図3】図1に示される搬送ガイドの転がり部材の配置
を示す概略図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の第2の実施形態が
具備する搬送ガイドの構造図である。
【図5】図4に示される搬送ガイドの転がり部材の配置
を示す概略図である。
【図6】本発明に係る画像形成装置の第3の実施形態が
具備する搬送ガイドの概略図である。
【図7】図6に示される搬送ガイドの断面図である。
【図8】図6に示される搬送ガイドに具備されるコロの
断面図である。
【図9】従来の画像形成装置の断面図である。
【図10】従来の画像形成装置に具備される搬送ガイド
の概略図である。
【図11】従来の画像形成装置に具備される、転がり部
材を設けた搬送ガイドの概略図である。
【図12】従来の画像形成装置における、記録紙の搬送
推進力と摩擦力、帯電電荷による吸引力の関係の概念図
である。
【図13】本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態
に対する比較例1の搬送ガイドの概略図である。
【図14】本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態
に対する比較例2の搬送ガイドの概略図である。
【図15】本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態
に対する比較例3の搬送ガイドの概略図である。
【符号の説明】
11 感光ドラム 11a 導電性支持体 11b 感光層 12 帯電ローラ 13 スキャナーユニット 13a 露光光 14 現像装置 15 転写ローラ 16 クリーナー 17 定着装置 18 帯電電源 19 現像電源 20 転写電源 22 搬送ガイド 22a ジンコート板金 22b リブ 22c コロ 23 定着入口ガイド 24 除電針 40 搬送ガイド 40a 板金 40b リブ 50 搬送ガイド 50a 板金 50b リブ 50c コロ 53b リブ 60 搬送ガイド 60c コロ 70 搬送ガイド 70a 板金 70b リブ 70c,70d コロ 90 搬送ガイド 90a 板金 90b,90c リブ 90d,90e コロ 120 記録材カセット 121 画像形成部 122 転写ローラ 123 搬送ガイド 123a 金属板 123b リブ 123c コロ 124 定着装置 125 排出部 126 レジストローラ P 記録紙 Q 電荷量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 弓納持 貴康 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中田 康裕 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA14 BA08 2H072 CB08 JA04 3F101 FA02 FB05 FB07 FC05 FC11 LA02 LA07 LB03

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に形成した像を転写手段により
    記録材に転写し、前記記録材を搬送ガイド手段によりガ
    イドして定着手段に搬送して、転写された像を記録材上
    に定着して画像を形成する画像形成装置において、 前記搬送ガイド手段は、記録材と転がり接触する転がり
    部材と、 前記記録材の搬送方向に略平行に配置されたリブとを備
    える画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送ガイド手段が、少なくとも2種
    類の部材より形成され、 該2種類の部材のうちの少なくとも一方が前記記録材と
    非接触であり、かつ、該非接触の部材が接地されている
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像担持体に形成した像を転写手段により
    記録材に転写し、前記記録材を搬送ガイド手段によりガ
    イドして定着手段に搬送して、転写された像を記録材上
    に定着して画像を形成する画像形成装置において、 前記搬送ガイド手段は、記録材と転がり接触する転がり
    部材と、 前記記録材の搬送方向に平行に配置されたリブとを備
    え、 所定の基準位置からの前記転がり部材の高さと前記リブ
    の高さとの間に、 転がり部材の高さ≧リブの高さ、かつ、 転がり部材高さ−リブの高さ<転がり部材の半径、の関
    係を有する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送ガイド手段が、少なくとも2種
    類の部材より形成され、 該2種類の部材のうちの少なくとも一方が記録材と非接
    触であり、かつ、該非接触の部材が接地されている請求
    項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の基準位置は、前記非接触の部
    材の表面である請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記転がり部材が、前記搬送ガイド手段
    において、前記リブの先端に配置されている請求項1か
    ら5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記定着手段が、定着部材、加圧部材、
    搬送されてきた記録材を前記定着部材と前記加圧部材の
    接触部に案内する定着入口ガイド手段を有し、 前記転がり部材が少なくとも、前記定着入口ガイド手段
    と前記リブとの間に配置されている請求項1から6のい
    ずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記画像形成装置に通紙可能な最小サイ
    ズの記録材が通過する幅の外側に配置された前記リブの
    断面が、略三角形である請求項1から請求項7のいずれ
    か1項に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記転がり部材の断面が、前記リブの断
    面と略等しい形状を有している請求項1から請求項8の
    いずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記搬送ガイド手段が、前記転写手段
    側の端部から定着手段側の端部に向かって一度鉛直方向
    下部に向かい、再び鉛直方向上部に向かう凹型構造を有
    する搬送ガイド手段であって、 前記凹型構造の最下部若しくは最下部の近傍に配置され
    た下部転がり部材を備える請求項1から9のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記搬送ガイド手段の転写手段側の端
    部と、前記搬送ガイド手段の定着手段側の端部とを結ん
    だ直線よりも下に、前記搬送ガイド手段が位置する請求
    項10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記下部転がり部材は、前記搬送ガイ
    ド手段の幅方向の中心に対して対称に複数個配置されて
    いる請求項10又は11に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記下部転がり部材は、前記凹型構造
    の最下部よりも、前記記録材の搬送方向上流に配置され
    ている請求項10から12のいずれか1項に記載の画像
    形成装置。
  14. 【請求項14】 前記下部転がり部材は、前記記録材の
    幅方向に向かって略等間隔で配置されている請求項10
    から13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記下部転がり部材は、前記転がり部
    材よりも下に配置されている請求項10から14のいず
    れか1項に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記リブは略絶縁性を有する材料で形
    成されている請求項1乃至15のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  17. 【請求項17】 前記転がり部材は略絶縁性を有する材
    料で形成されている請求項1乃至16のいずれかに記載
    の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7020431B2 (en) * 2002-10-24 2006-03-28 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with different transport speeds in transfer unit and fixing unit
JP2006221087A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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JP2006221087A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
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