JPH1124341A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1124341A
JPH1124341A JP9183780A JP18378097A JPH1124341A JP H1124341 A JPH1124341 A JP H1124341A JP 9183780 A JP9183780 A JP 9183780A JP 18378097 A JP18378097 A JP 18378097A JP H1124341 A JPH1124341 A JP H1124341A
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JP9183780A
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Inventor
Takao Izumi
貴雄 泉
Takeshi Watanabe
猛 渡辺
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、転写手段を構成する走行部材から被
転写材を確実に剥離でき、また、被転写材の剥離時には
放電させないようにした画像形成装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】本発明は、感光体1にトナー像を形成する
像形成手段Kと、一対の支持ローラ10,11間に掛け
渡されて無端走行する転写ベルト12有し、この転写ベ
ルト12の走行により、用紙Pを前記感光体1に搬送し
て前記現像剤像を用紙Pに転写させる転写器5と、前記
用紙Pの搬送方向下流側に位置する支持ローラ10に形
成された大径部10a及び小径部10bとを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、電子写
真装置として適用される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真装置においてもデジタル
化が進み、デジタル複写機が普及してきている。デジタ
ル複写機は反転現像方式が主流で、転写工程では、感光
体の極性と転写コロナ等の転写部材の極性が異極性にな
る。このため、紙等の被転写体と感光体との極性も逆に
なり、両者が引き合って吸着する。したがって、被転写
体を感光体から分離する工夫が必要になっている。
【0003】従来のレーザプリンタ等では、プロセス速
度が遅いものが多く、感光体の径が小さくて済むため、
用紙の腰によって分離し、さらに補助手段として、転写
コロナ等の下流に剥離チャージャを設けて、像が乱れな
い程度に紙を除電していた。
【0004】しかし、デジタル複写機ではプロセス速度
が速いため、感光体の径が大きくなってしまう。このた
め、紙の腰による分離は難しいものとなっている。そこ
で、転写部材としてベルトを用いて、用紙をベルト側に
静電的に吸着させて、搬送、転写する方法が提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、転写部
材としてベルトを用いた場合には、ベルトから用紙を良
好に剥離できないという問題があった。すなわち、腰が
弱く抵抗の高い用紙、たとえば、50gトレーシングペ
ーパーなどの場合には、ベルトに吸着されてベルトの最
下流側に至っても剥離することができず、詰まってしま
うことがあった。
【0006】また、用紙がベルトから剥離された場合で
も、剥離時の放電により、ハーフトーン画像が乱れ、画
質が低下していまうという不都合があった。本発明は上
記実情に鑑みなされたもので、転写手段の走行部材から
被転写材を確実に剥離でき、また、被転写材の剥離時に
おける放電を防止できるようにした画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、像担持体に現像剤像
を形成する像形成手段と、一対の支持ローラ間に掛け渡
されて無端走行する走行部材を有し、この走行部材の走
行により、被転写体を前記像担持体に搬送して前記現像
剤像を転写させる転写手段と、前記被転写体の搬送方向
下流側に位置する支持ローラに形成された大径部及び小
径部ととを具備する。
【0008】請求項2記載のものは、像担持体に現像剤
像を形成する像形成手段と、一対の支持ローラ間に掛け
渡されて無端走行する走行部材を有し、この走行部材の
走行により、被転写体を前記像担持体に搬送して前記現
像剤像を転写させる転写手段と、前記被転写体の搬送方
向下流側に位置する支持ローラの両端部に形成された大
径部及び中央部に形成された小径部とを具備する。
【0009】請求項3記載のものは、像担持体に現像剤
像を形成する像形成手段と、一対の支持ローラ間に掛け
渡されて無端走行する走行部材を有し、この走行部材の
走行により、被転写体を前記像担持体に搬送して前記現
像剤像を転写させる転写手段と、前記被転写体の搬送方
向下流側に位置する支持ローラに形成された大径部及び
小径部と、前記支持ローラの小径部に嵌め込まれて固定
され、前記大径部の曲率と同一曲率の円弧面を有する嵌
込部材と、この嵌込部材の円弧面に前記走行部材を介し
て当接され、前記走行部材上に付着した現像剤を除去す
る除去部材と、を具備する。
【0010】請求項4記載のものは、像担持体に現像剤
像を形成する像形成手段と、一対の支持ローラ間に掛け
渡されて無端走行する走行部材を有し、この走行部材の
走行により、被転写体を前記像担持体に搬送して前記現
像剤像を転写させる転写手段と、前記被転写体の搬送方
向下流側に位置する支持ローラの近傍に設けられ、前記
走行部材の中央部を押し上げる押上手段とを具備する。
【0011】請求項5記載のものは、像担持体に現像剤
像を形成する像形成手段と、一対の支持ローラ間に掛け
渡されて無端走行する走行部材を有し、この走行部材の
走行により、被転写体を前記像担持体に搬送して前記現
像剤像を転写させる転写手段と、前記被転写体の搬送方
向下流側に位置する支持ローラの近傍に設けられ、前記
走行部材の中央部を押し上げ、前記走行部材の走行に伴
って回転する押上ローラとを具備する。
【0012】請求項6記載のものは、像担持体に現像剤
像を形成する像形成手段と、一対の支持ローラ間に掛け
渡されて無端走行する走行部材を有し、この走行部材の
走行により、被転写体を前記像担持体に搬送するととも
に前記走行部材に転写電圧を給電することにより前記現
像剤像を転写させる転写手段と、この転写手段から搬出
される被転写体を摺接させながら所定方向にガイドし、
このガイド時に、前記被転写体が前記転写手段で帯電す
る極性と同極性に摩擦帯電するガイド部材と、を具備す
る。
【0013】請求項7記載のものは、像担持体に現像剤
像を形成する像形成手段と、一対の支持ローラ間に掛け
渡されて無端走行する走行部材を有し、この走行部材の
走行により、被転写体を前記像担持体に搬送するととも
に前記走行部材に転写電圧を給電することにより前記現
像剤像を転写させる転写手段と、この転写手段から搬出
される被転写体を摺接させながら所定方向にガイドし、
このガイド時に、前記被転写体が前記転写手段で帯電す
る極性と同極性に摩擦帯電するガイド部材と、このガイ
ド部材によってガイドされてくる前記被転写体を通過さ
せてその現像剤像を定着させる定着手段とを具備する。
【0014】請求項8記載のものは、像担持体に現像剤
像を形成する像形成手段と、一対の支持ローラ間に掛け
渡されて無端走行する走行部材を有し、この走行部材の
走行により、被転写体を前記像担持体に搬送するととも
に前記走行部材に転写電圧を給電することにより前記現
像剤像を転写させる転写手段と、この転写手段から搬出
される被転写体を摺接させながら所定方向にガイドし、
このガイド時に、前記被転写体が前記転写手段で帯電す
る極性と同極性に摩擦帯電するガイド部材と、このガイ
ド部材に溜まった電荷を放電させる放電手段と、前記ガ
イド部材によってガイドされてくる前記被転写体を通過
させてその現像剤像を定着させる定着手段とを具備す
る。
【0015】本発明は被転写体の搬送方向下流側の支持
ローラに大径部と小径部を形成することにより、この支
持ローラに掛け渡される走行部材を支持ローラの大径部
と小径部に沿って変形させて被転写体との間に隙間を形
成する。
【0016】これにより、走行部材と被転写体との密着
力を低下させて被転写体を走行部材からスムーズに剥離
できるようにする。また、支持ローラの近傍で走行部材
を押上手段(押上ローラ)により押し上げることによ
り、支持ローラに掛け渡される走行部材を凹凸状に変形
させる。この変形により、被転写体と走行部材との間に
隙間を形成し、走行部材と被転写体との密着力を低下さ
せて被転写体を走行部材からスムーズに剥離できるよう
にする。
【0017】また、支持ローラの中央部に形成される小
径部に両端部の大径部と同一曲率の円弧面を有する嵌込
部材を嵌め込み、この嵌込部材の円弧面に走行部材を介
して除去部材を当接させることにより、走行部材上に付
着した現像剤を除去できるようにする。
【0018】さらに、転写手段から搬出される被転写体
をガイドするガイド手段をガイド時に、被転写体が転写
手段で帯電される極性と同極性に摩擦帯電させることに
より、走行部材から剥離する被転写体を除電してその帯
電量を下げ、放電しにくくする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す第1の
実施の形態を参照して説明する。図1は画像形成部Kを
示す構成図である。図中1は像担持体としての感光体
で、この感光体1の周囲部にはその回転方向に沿って、
順次、感光体1の表面をー500〜ー800Vの表面電
位に一様に帯電する帯電チャージャ2、感光体1の表面
に静電潜像を形成する露光手段3、負帯電トナーにより
静電潜像を可視像化する現像器4、可視像を被転写材と
しての用紙Pに転写させる転写装置5、感光体1上の残
留トナーを除去するクリーニング装置6、感光体1上の
残留電位を除去する除電手段7が配設されている。転写
装置5はベルトユニット9を備えている。ベルトユニッ
ト9は支持ローラ10,11間に掛け渡される走行部材
としての転写ベルト12を有している。転写ベルト12
は体積抵抗が108 から1012Ω・cmの弾性ベルト
で、感光体1に押し当てられた状態で走行し、被転写体
である用紙Pを搬送する 用紙Pの搬送方向下流側の支持ローラ10は駆動ローラ
で(以下、支持ローラ10を駆動ローラという)、この
駆動ローラ10の駆動により、転写ベルト12を感光体
1とほぼ同じ移動速度で走行させるようになっている。
【0020】転写ベルト12の裏面側には感光体1に対
向する給電ローラ14が接触されている。給電ローラ1
4は体積抵抗が102 から107 Ω・cmである導電性
弾性ローラで、給電ローラ14にはバイアス(+300
〜5kV)を印加する高圧電源15が接続されている。
【0021】画像形成時には、感光体1の表面が帯電チ
ャージャ2によって、ー500〜ー800Vの表面電位
に一様に帯電され、この帯電された感光体1の表面に露
光手段3によって静電潜像が形成される。静電潜像は感
光体1の回転によって現像器4に送られ、現像器4から
負帯電トナーが供給されることにより、静電潜像が可視
像化される。
【0022】一方、このときには、用紙Pが感光体1と
転写ベルト12との間に送り込まれるとともに、高圧電
源15により、転写ベルト12にバイアス(+300〜
5kV)が印加される。これにより、感光体1上の可視
像が用紙Pに転写され、この可視像が転写された用紙P
は転写ベルト12の走行により搬出され、次工程である
定着器(図示しない)へと送られる。
【0023】図2は転写ベルト12を掛け渡す駆動ロー
ラ10を示す斜視図である。この駆動ローラ10は全長
322mmのアルミニューム製で接地されており、両端
部に大径部(外径16mm)10a、中央部(幅40m
m)に小径部(外径8mm)10bが形成されている。
【0024】したがって、転写ベルト12が駆動ローラ
10に掛け渡されると、図3に示すように、小径部10
bに対応する部位で凹み、用紙Pが転写ベルト12の搬
出端側に搬送されてくると、転写ベルト12の凹みに沿
って用紙Pが変形し、用紙Pと転写ベルト12との間に
隙間が形成される。
【0025】これにより、転写ベルト12の用紙吸着力
が弱まり、用紙Pは確実に転写ベルト12から剥離され
ることになる。ところで、画像形成時には、転写ベルト
12上に現像剤が付着して汚れることがあるため、転写
ベルト12から用紙Pが搬出されたのち、転写ベルト1
2上の現像剤を除去する必要がある。このため、駆動ロ
ーラ10の下部側には転写ベルト12を介してクリーニ
ングブレード23が当接されている。
【0026】しかしながら、駆動ローラ10には小径部
10bが形成されているため、単にクリーニングブレー
ド23を当接させただけでは、転写ベルト12の全幅に
亘って同じ強さで当接させることができない。
【0027】そこで、図4に示すように、駆動ローラ1
0の小径部10bには嵌込部材18が嵌め込まれてい
る。嵌込部材18は図5に断面して示すように、駆動ロ
ーラ10の大径部10aと同じ曲率を有する円弧面18
aを有している。嵌込部材18はアクリルによって成形
され、円弧面18aはテフロンによりコーティングされ
ている。嵌込部材18は90度から225度の範囲で嵌
め込まれている。
【0028】なお、嵌込部材18の嵌込角が270度を
越えると駆動ローラ10の外径が異なることによる転写
ベルト12の曲率が小さくならず、用紙Pの剥離性能を
上げることができない。
【0029】また、同様に嵌込部材18が0度から90
度の位置に嵌め込まれていても、同様な理由で用紙Pの
剥離性能を上げることはできない。駆動ローラ10の軸
19,19は両サイドの支持フレーム20により回転自
在に支持され、嵌込部材18はステイ21を介して支持
フレーム20に固定されている。したがって、駆動ロー
ラ10は回転するが、その小径部10bに嵌め込まれた
嵌込部材18は回転しないようになっている。
【0030】上記したように嵌め込まれた嵌込部材18
に、転写ベルト12を介して除去手段としてのクリーニ
ングブレード23が当接されている。したがって、クリ
ーニングブレード23を転写ベルト12の全幅に亘って
良好に当接させることができ、転写ベルト12上の残留
トナーを確実に除去することができる。
【0031】クリーニングブレード23の当接位置は実
際には、180度程度の位置で行うのがよく、嵌込部材
18が嵌め込まれていない位置では、駆動ローラ10の
軸方向に段差が生じるため、クリーニングを行なうこと
ができない。
【0032】図6〜図10は本発明の第2の実施の形態
を示すものである。なお、上記した第1の実施の形態で
示した部分と同一部分については同一番号を付してその
説明を省略する。
【0033】この第2の実施の形態においては、図6に
示すように、駆動ローラ10の近傍、すなわち、駆動ロ
ーラ10の30mm上流側に押上手段としての押上ロー
ラ31が設けられている。
【0034】図7は押上ローラ31を示すものである。
押上ローラ31は直径8mm、長さ322mmのシャフ
ト部32と、このシャフト部32の中央部にベアリング
33を介して回動可能に取り付けられる直径12mm、
幅10mmのローラ部34とによって構成されている。
【0035】図8は押上ローラ31の駆動機構36を示
すものである。押上ローラ31のシャフト部32の両端
部は回動レバー38,38の中途部に保持されている。
回動レバー38,38は一端部が支軸39により回動自
在に支持され、他端部にはソレノイド40の操作子41
が接続されている。回動レバー38,38の中途部には
スプリング44が接続されて下方に付勢され、他端部を
位置決め部材43に当接させて水平状態を保っている。
このときには、押上ローラ34が転写ベルト12から5
mmに離間した位置にある。
【0036】ソレノイド40は用紙Pとして50g以下
のトレーシングペーパーが用いられる場合に、通電され
て励磁される。ソレノイド40が励磁されると、図9に
示すように、操作子41が引き付けれて回動レバー38
が支軸39を中心にしてスプリング44の付勢力に抗し
て上方へ回動し、その押上ローラ34を上限位置に移動
させて転写ベルト12を押し上げる。
【0037】用紙Pがトレーシングペーパー以外の場合
には、ソレノイド40が消磁され、スプリング44の付
勢力により、図8に示すように、回動レバー38が下方
に回動されて押上ローラ34が下方に移動して位置決め
部材24に当接して下限位置に水平に置決めされる。
【0038】図10は押上ローラ34により転写ベルト
12が押し上げられた状態を示す斜視図である。転写ベ
ルト12の中央部が凸状に盛り上がり、転写ベルト12
によって搬送されくる用紙Pは転写ベルト12の凸状部
に沿って変形し、転写ベルト12との間に隙間が形成さ
れる。
【0039】これにより、転写ベルト12の用紙吸着力
が弱まり、用紙Pは確実に転写ベルト12から剥離され
ることになる。なお、ソレノイド40のオン、オフは、
図示しないコントロールパネルのスイッチをユーザが操
作することにより行われる。
【0040】図11及び図12は本発明の第3の実施の
形態を示すものである。なお、上記した第1及び第2の
実施の形態と同一部分については、同一番号を付してそ
の説明を省略する。
【0041】この実施形態では、転写ベルト12の排出
側と定着手段としての定着器46との間に、転写ベルト
12から搬出される用紙を定着器46に向かって案内す
るガイド部材47が設けられている。
【0042】画像形成時に、感光体1からトナー像が転
写されて剥離される用紙Pは感光体1と同極性に帯電さ
れる。ガイド部材11は、用紙Pに対して同極性に帯電
するような絶縁材により成形されている。
【0043】用紙が、通常の紙、OHP等で、正帯電す
る場合には、ガイド部材47の材料としては、アニリン
・ホルマリン樹脂、ポリホルムアルデヒド樹脂、ポリメ
チルメタクリレート樹脂、エチルセルローズ樹脂、ナイ
ロン、メラミン・ホルマリン樹脂などが適当であり、用
紙が負帯電する場合はテフロン、PFなどが適当であ
る。
【0044】たとえば、転写部で正帯電した用紙は、転
写ベルト12から剥離後、ガイド部材47に接触するこ
とにより、負極性に帯電するため、除電されることにな
る。しかし、連続印字を行なった場合、ガイド部材11
に正電荷が溜まってしまい、正電荷が飽和すると、用紙
を負帯電させる効果がなくなる。
【0045】そこで、図12に示すように、ガイド部材
11に接地した放電部材としての電極49を接触させ、
用紙が通過して、次の紙が通過するまでの間で、放電さ
せるようにしている。
【0046】この実施の形態では、ガイド部材47は金
属プレート47aと、この金属プレート47aの上面部
に接着される正帯電材料のシート材47bとにより構成
されている。電極49はガイド部材47の金属プレート
47aに接触されてガイド部材47の電荷が放電され
る。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、被転写体
の搬送方向下流側の支持ローラに大径部と小径部を形成
したから、支持ローラに掛け渡される走行部材は支持ロ
ーラの大径部と小径部に沿って変形し、走行部材と被転
写体との間には隙間が形成される。したがって、被転写
体と走行部材の密着度が低下し、被転写体を走行部材か
らスムーズに剥離でき、被転写体の詰まりを確実に防止
できる。
【0048】また、支持ローラの近傍で走行部材の中央
部を押上手段により押し上げるから、走行部材の凸状部
で走行部材と被転写体との間には隙間が形成される。し
たがって、被転写体と走行部材の密着度が低下し、被転
写体を走行部材からスムーズに剥離でき、被転写体の詰
まりを確実に防止できる。
【0049】また、支持ローラの小径部に大径部と同一
曲率の円弧面を有する嵌込部材を嵌め込み、この嵌込部
材の円弧面に走行部材を介して除去部材を当接させるか
ら、走行部材に付着した現像剤を確実に除去できる。
【0050】さらに、転写手段から搬出される被転写体
をガイドするガイド手段を、被転写体が転写手段で帯電
される極性と同極性に摩擦帯電される材料により成形す
るから、走行部材から搬出される被転写体を除電してそ
の帯電量を下げ、放電しにくくすることができ、画質を
良好に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である画像形成部を示す
構成図。
【図2】転写ベルトの駆動ローラを示す斜視図。
【図3】駆動ローラに掛け渡された転写ベルトを示す斜
視図。
【図4】駆動ローラの小径部に嵌込部材が嵌め込まれた
状態を示す斜視図。
【図5】駆動ローラの小径部の嵌込部材を示す断面図。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す画像形成部の
構成図。
【図7】押上ローラを示す斜視図。
【図8】押上ローラにより転写ベルトを押し上げない状
態を示す断面図。
【図9】押上ローラにより転写ベルトを押し上げた状態
を示す断面図。
【図10】押上ローラにより転写ベルトを押し上げた状
態を示す斜視図。
【図11】本発明の第3の実施の形態である画像形成部
を示す構成図。
【図12】ガイド部材を示す斜視図。
【符号の説明】
1…感光体(像担持体) 2…帯電チャージャ 3…露光手段 4…現像器 10…駆動ローラ(支持ローラ) 14…導電性弾性ローラ 15…高圧電源 18…嵌込部材 19…軸部 21…ステイ 23…クリーニング部材(除去部材) 31…押上ローラ 32…軸 34…ローラ部 46…定着器(定着手段) 47…ガイド部材 47b…シート材 49…電極(放電部材)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体に現像剤像を形成する像形成手段
    と、 一対の支持ローラ間に掛け渡されて無端走行する走行部
    材を有し、この走行部材の走行により、被転写体を前記
    像担持体に搬送して前記現像剤像を転写させる転写手段
    と、 前記被転写体の搬送方向下流側に位置する支持ローラに
    形成された大径部及び小径部と、 とを具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】像担持体に現像剤像を形成する像形成手段
    と、 一対の支持ローラ間に掛け渡されて無端走行する走行部
    材を有し、この走行部材の走行により、被転写体を前記
    像担持体に搬送して前記現像剤像を転写させる転写手段
    と、 前記被転写体の搬送方向下流側に位置する支持ローラの
    両端部に形成された大径部及び中央部に形成された小径
    部と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体に現像剤像を形成する像形成手段
    と、 一対の支持ローラ間に掛け渡されて無端走行する走行部
    材を有し、この走行部材の走行により、被転写体を前記
    像担持体に搬送して前記現像剤像を転写させる転写手段
    と、 前記被転写体の搬送方向下流側に位置する支持ローラに
    形成された大径部及び小径部と、 前記支持ローラの小径部に嵌め込まれて固定され、前記
    大径部の曲率と同一曲率の円弧面を有する嵌込部材と、 この嵌込部材の円弧面に前記走行部材を介して当接さ
    れ、前記走行部材上に付着した現像剤を除去する除去部
    材と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】像担持体に現像剤像を形成する像形成手段
    と、 一対の支持ローラ間に掛け渡されて無端走行する走行部
    材を有し、この走行部材の走行により、被転写体を前記
    像担持体に搬送して前記現像剤像を転写させる転写手段
    と、 前記被転写体の搬送方向下流側に位置する支持ローラの
    近傍に設けられ、前記走行部材の中央部を押し上げる押
    上手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】像担持体に現像剤像を形成する像形成手段
    と、 一対の支持ローラ間に掛け渡されて無端走行する走行部
    材を有し、この走行部材の走行により、被転写体を前記
    像担持体に搬送して前記現像剤像を転写させる転写手段
    と、 前記被転写体の搬送方向下流側に位置する支持ローラの
    近傍に設けられ、前記走行部材の中央部を押し上げ、前
    記走行部材の走行に伴って回転する押上ローラと、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】像担持体に現像剤像を形成する像形成手段
    と、 一対の支持ローラ間に掛け渡されて無端走行する走行部
    材を有し、この走行部材の走行により、被転写体を前記
    像担持体に搬送するとともに前記走行部材に転写電圧を
    給電することにより前記現像剤像を転写させる転写手段
    と、 この転写手段から搬出される被転写体を摺接させながら
    所定方向にガイドし、このガイド時に、前記被転写体が
    前記転写手段で帯電する極性と同極性に摩擦帯電するガ
    イド部材と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】像担持体に現像剤像を形成する像形成手段
    と、 一対の支持ローラ間に掛け渡されて無端走行する走行部
    材を有し、この走行部材の走行により、被転写体を前記
    像担持体に搬送するとともに前記走行部材に転写電圧を
    給電することにより前記現像剤像を転写させる転写手段
    と、 この転写手段から搬出される被転写体を摺接させながら
    所定方向にガイドし、このガイド時に、前記被転写体が
    前記転写手段で帯電する極性と同極性に摩擦帯電するガ
    イド部材と、 このガイド部材によってガイドされてくる前記被転写体
    を通過させてその現像剤像を定着させる定着手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】像担持体に現像剤像を形成する像形成手段
    と、 一対の支持ローラ間に掛け渡されて無端走行する走行部
    材を有し、この走行部材の走行により、被転写体を前記
    像担持体に搬送するとともに前記走行部材に転写電圧を
    給電することにより前記現像剤像を転写させる転写手段
    と、 この転写手段から搬出される被転写体を摺接させながら
    所定方向にガイドし、このガイド時に、前記被転写体が
    前記転写手段で帯電する極性と同極性に摩擦帯電するガ
    イド部材と、 このガイド部材に溜まった電荷を放電させる放電手段
    と、 前記ガイド部材によってガイドされてくる前記被転写体
    を通過させてその現像剤像を定着させる定着手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
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